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はじめに(pdf)

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Academic year: 2021

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「付加体」(accretionary prism,-wedge,-complex)という用 語は,今では普通に耳にするようになった.この 20年ばかりの間 である.この用語がこれほど日常的に われる国はない.世界では 付加体など聞いたこともない,目にしたこともないという地質学者 は大勢いる.何故だろうか? それは,日本が付加体の重要な模式 地の1つであるからである.さらに,日本そのものが付加体からで きている,と言っても過言ではないからでもある.また,日本がこ の研究 野で世界をリードしている国の1つであるからでもある. 日本こそ付加体のメッカである. では付加体とは何であろうか? 付加体はどのようにして,また 何故できるのだろうか? 付加する場合と,しない場合とでは,何 がちがうのだろうか? 付加体はどこへ行けば見られるのだろう か? 本書はこのような問いに具体的に答えようとした入門書である. 本書では,つとめて実際に即して,フィールドジオロジーとして見 た「付加体学」入門の手引きを心がけた. 編集の労をとってくださった本シリーズ刊行委員会の秋山雅彦さ ん,天野一男さん,それに図の作成でお世話になった堀内悠さん, 遠藤良太さん,森良太さん,鈴木孝弘さんに心から感謝いたしま す.また,編集万端にわたってお世話いただいた共立出版㈱編集部 の横田穂波さんに厚く御礼申し上げます.

はじめに

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