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大分大学経済学部の現状と課題

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外部評価のための自己点検評価報告書

(平成

13∼17 年度)

平成

18 年 9 月

大分大学経済学部

(2)

第 1 章 学部・研究科における教育研究の基本方針

1.1 教育研究の基本方針 1.1.1 沿革 本学部・研究科は大正10 年 12 月 9 日に創設された大分高等商業学校として発足し,昭和 19 年に大分 経済専門学校と改称された後,昭和 24 年の大分大学創設と同時に大分大学経済学部となる。この時,2 学科体制(経済学科,経営学科)であったが,平成6 年度に 3 学科体制(地域システム学科の増設)とな る。その間,昭和52 年には大学院経済学研究科が設置され,平成 11 年には,それまでの経済学専攻の 1 専攻から経済社会政策専攻,地域経営政策専攻の2 専攻に改組した。平成 14 年には,経済学部開校 80 周 年を迎えるに至った。 本学部・研究科には昭和2 年に商事調査部が設置されたが,昭和 16 年にはその改組によって経済研究 所が創設され,第2 次世界大戦以前にさかのぼる貴重な資料を保存整理するとともに,その充実を図るこ とによって,経済関係資料の多方面にわたる利用の便に供してきた。経済研究所は,平成 14 年に,大分 大学コミュニティ総合研究センターに改組され,経済研究所が行ってきた一部の業務が教育研究支援室に 継承された。 本学部・研究科は,質実剛健の校風,理論と実践のバランスの取れた教育研究を大分高等商業学校時代 から継承している。さらに今日の学問の専門化や学際化,社会的ニーズの多様化に即応して自己点検と学 部・研究科の改革を重ね,教育研究体制の充実発展にも努めてきた。その結果として,本学部・研究科は 現在,多くの学問的業績を挙げるとともにそれを地域社会へ還元することによって地域との関係を深め, 多くの優れた人材を地域社会に送り出している。 1.1.2 基本方針の現状と課題 (1) 経緯 平成 3 年の大学設置基準の大綱化を契機に,本学部においても積極的な学部改革の必要性が認識され, 平成4 年度の自己点検・評価を踏まえ,平成 5 年に学部の将来像の見直しを行い,新しい教育研究の「基 本方針」として「地域の経済社会構造及び地域政策に関する分析を教育研究の中核に据えること」(『経済 学部改組計画概要』平成5 年 7 月,2 頁)とした。この基本方針をさらに詳細に規定して,「地域問題への 学際的教育研究を柔軟な組織体制のもとで推進し,過疎化,高齢化,情報化,国際化など,地域社会の現 実的諸問題と多様なニーズに教育研究の実践を通して積極的に対応するとともに,次代を担う地域の人材 を養成することによって,これからの地域社会に貢献すること」(同上)を目指すこととした。こうして平 成5 年以降,社会情勢の変化と地域社会のニーズに積極的に対応して行くことが本学部の教育研究の基本 方針となり,その後は学部の将来構想もこの方針に即して策定されてきている。 この方針は,その後平成9 年度に,学部の自己点検・評価を踏まえて再度次のように定式化された。「情 報化と国際化が急速に進展する 21 世紀を展望し,多様化した社会的ニーズに積極的に対応するため,本 学部は,経済にかかわる専門知識を広く教育・研究するとともに,地域に根ざす高等教育研究機関として,

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経済や企業活動を軸にした地域社会の分析や地域政策などに関する教育研究を組織的に進め,社会の次代 を担う人材を養成する」(『大分大学経済学部の現状と課題̶自己点検評価報告書』平成10 年 3 月,1 頁)。 本学部では,さらに平成11 年 2 月に「中期的ビジョン検討委員会」を設置して学部の中期的将来構想 の検討を行い,同年 10 月には『大分大学経済学部中期的ビジョン』を策定した。そこでは「総合的な教 養を具えた職業人」の養成を目指す学部教育の方向性として,改めて「伝統,地域,少人数教育」の3 点 を提示した(『中期的ビジョン』4 頁)。 こうした教育研究の基本方針に即した学部の将来像を具体化するため,平成6 年 4 月にはその第一歩と して学部改組を行い,「地域システム学科」を新設して「地域に関するまとまった教育研究」に対応した体 制を整備した。 他方,平成 11 年度には大学院経済学研究科においても,近年の急激な社会変化に対応した高度な地域 社会の教育研究と地域活性化の指導的人材の養成を目指して,「国際化のなかの地域社会」を基本的コンセ プトとする拡充改組を行い,従来の「経済学専攻」に代えて,新たに「経済社会政策専攻」と「地域経営 政策専攻」を設置した。平成12 年には,その基本的コンセプトに基づき,「経済のグローバル化や情報化 に伴う学術研究の高度化と地域の複雑かつ多様な経済開発政策問題に効果的に対応しうる人材を養成す る」ため,「グローバリゼーションによる環境変化に適切に対応する地域企業・事業体の<経営環境政策> を重点的に教育研究する博士後期課程」の設置を構想し(『大分大学大学院経済学研究科博士後期課程経営 環境政策専攻設置構想(案)』,平成12 年 3 月,15 頁),平成 12 年 3 月に文部省と協議したが,設置には 至らなかった。 (2)教育研究の目的と目標 本学部では,これまでの教育研究の基本方針を踏まえて,教育研究の目的と目標を定めている。学部教 育に関しては,本学部のアドミッション・ポリシー(平成13 年度以降)において,「学生の基礎的能力を 高めることを本学部の教育目的」として設定し,その目標を「基礎学力を伸ばすことのできる多様な授業, カリキュラムを編成するとともに,少人数教育に基づいたきめ細かな指導によって,論理力,表現力,開 かれたコミュニケーション能力や共生する力」及び「国際化,情報化などに対応できる能力」の育成にお いている。他方,大学院教育に関してもアドミッション・ポリシー(平成16 年度以降)において,「高度 職業人の養成」を目的とし,その目標を「理論的・学際的アプローチと実務に直結する応用的・政策的アプ ローチを通じて,現代経済社会の諸前提に対処しうる判断力と問題解決能力の涵養」を図ることにおいて いる。さらに研究に関しては,その目的を①本学部の特性を生かした積極的な研究活動の推進,②理論と 実践の融合,③地域と響き合う研究の推進,④グローバルな視点に立つ研究の推進におき,それぞれにつ いて,具体的な目標を設定している(『分野別研究評価自己評価書―経済学系−』平成15 年 7 月)。具体 的には以下のとおりである。

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「学部教育の目的(アドミッション・ポリシー)」 本学部は,経済学,経営学を中心にしながら社会科学の諸分野について,基礎から応用・実践に至るま で幅広く学習することを通じて,経済社会の動向を的確に把握し,社会の中核を支える人材を養成するこ とをめざしています。こうした人たちが今日の高度化・複雑化する社会に柔軟に対応しながら,各方面で 真価を発揮するためには,基礎的能力が不可欠です。こうした能力を身につけることは,社会や経済の変 化に対する適応力を高めるとともに,創造性を発揮するうえでの基盤になると考えています。また,実社 会で活躍するうえで求められる実践力を身につけるためにも基礎的能力が重要です。そこで,学生の基礎 的能力を高めることを本学部の教育目的とします。 (出所:経済学部一般選抜学生募集要項) 「学部教育の目標(アドミッション・ポリシー)」 この目的を達成するために基礎学力を伸ばすことのできる多様な授業,カリキュラムを編成するととも に,少人数教育に基づいたきめ細かな指導によって,論理力,表現力,開かれたコミュニケーション能力 や共生する力を育成します。同時に,国際化,情報化などに対応できる能力も育成します。 (出所:経済学部一般選抜学生募集要項) 「大学院教育の目的(アドミッション・ポリシー)」 現代の経済社会は,情報技術の進歩などにより急速なグローバル化が進展する一方で,私たちが生活する それぞれの地域においても,その資源の活用や将来へ向けた戦略の重要性が高まっています。そのため, グローバルからナショナル,さらにはローカルに至る様々なスケールにおける経済社会の諸問題を的確に 理解し,分析し,解決する能力を有した高度で専門的な人材の必要性がより一層強まっています。 本研究科は,こうした経済社会の変化を受けて,鋭い分析能力と専門的な知識を有し多様な経済社会の リーダーとなりうる高度職業人を育成し,送り出すことを目的とします。 (出所:経済学研究科修士課程 学生募集要項) 「大学院教育の目標(アドミッション・ポリシー)」 旧来の枠組みにとらわれない高度な学際的・学際的アプローチと実務に直結する応用的・政策的アプロ ーチを通じて,現代経済社会の諸問題に対処しうる判断力と問題解決能力の涵養を図っていきます。 (経済社会政策専攻) 経済政策や社会政策の理論と歴史に関する総合的アプローチを基礎とする教育・研究を行っていきます。 (地域経営政策専攻) 地域経済分析や企業経営に必要な様々な情報に関する実践的アプローチを基礎とする教育・研究を行っ ていきます。 (出所:経済学研究科修士課程 学生募集要項)

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(出所:『分野別研究評価自己評価書―経済学系―』平成15 年 7 月) 「研究の目的」 ①本学部の特性を生かした積極的な研究活動の推進 本学部は,『大分大学基本構想』で本学の基本理念とされている「創造性の開発」と「社会性の向上」 を踏まえ,経済学,経営学を中心とした社会科学の諸分野について教育研究を進める体制を整備している。 教員は多様な研究機関や学会などと連携しながら,多元的な資金を活用し,各専門分野で研究を推進して いる。 ②理論と実践の融合 大分高商以来の実学重視の伝統を踏まえ,理論と実践の両面について均衡のとれた研究を行い,社会に 向けて政策的提言を行うとともに,企業を始めとする社会諸組織の活動への貢献に努める。 ③地域と響き合う研究の推進 これまでの研究の実績を基礎にして地域経済及び地域の企業活動の分析をさらに発展させ,政策立案へ の協力など地域社会の要請に対応し,地域社会との双方向的コミュニケーションを実現する幅広い研究活 動に取組む。 ④グローバルな視点に立つ研究の推進 現代社会におけるグローバル化の進展に伴う経済構造の変化や企業行動に関する研究を進めるととも に,国内外の研究交流を促進する研究体制の整備を目指す。 「研究の目標」 ①本学部の特性を生かした積極的な研究活動の推進 1)各専門分野での多様な研究活動,とくにプロジェクト研究を支援するとともに,学会,研究諸組織, あるいは学術誌などを通じた研究成果の積極的な公表を推進する。 2)社会科学の幅広い分野をカバーした教育研究体制を構築している本学部の特性を生かし,学部内の研 究会において研究の成果報告を行うなど,研究の相互交流を図る。 3)研究成果の発表機会を拡充するため研究紀要の発行や学術図書の刊行助成を行う。学会開催について も協力する。 4)研究活動を支えるため教育研究支援室を設置する。その活動の一環として戦前期植民地関係資料や西 日本の地域経済に関する資料を収集・整理し,学内外の利用に供する。 5)学内の研究費はもとより,教育研究特別経費や外部資金の活用を図る。また,本学部の同窓会から資 金的な支援を受け,研究活動の活性化を図る。 6)研究体制や研究成果などについて,多面的な評価を実施し,研究体制の改善及び研究活動の推進に活 用する。 ②理論と実践の融合 1)理論と実践の両面に亘り幅広い研究を行うため理論研究と政策・実証研究の均衡のとれた研究体制を 構築する。

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2)企業の経営実態や経営課題などに関する実証的な研究を推進し,企業の実態やニーズを踏まえた研究 を行うなど,企業活動への貢献に努める。 3)社会的な要請のある研究を進めると同時に研究の社会貢献を図るため,企業や行政,シンクタンクな どとの共同研究を推進する。 4)公開講座や講演会などを通じ,社会に向けて研究成果を発表し,経済・経営理論と実証研究の成果の 普及を図る。 ③地域と響き合う研究の推進 1)地域の産業振興,新産業創出ならびに雇用創出などに貢献する共同研究の推進を通じて,地域社会の 要請する学問的課題の解決に取り組む。 2)経済の地域的構造に関する研究を推進して,それぞれの地域の特質を明らかにし,問題点や課題の解 明に努める。 3)地域の研究機関,産業界,自治体等との共同研究を推進し,地域社会の要請に合った研究内容の充実 を図る。 4)コミュニティ総合研究センターや地域共同研究センターなど学内研究支援組織を活用し,研究活動の 推進を図る。 5)地域との共同研究で得られた成果を講演会,公開講座,マスコミなどを通じて広報し,地域社会に還 元する。 ④グローバルな視点にたつ研究の推進 1)経済のグローバル化をめぐる社会科学的研究に共同で取り組み,その成果を公表する。とりわけ東ア ジア経済の動向に関する研究体制を整備する。 2)国際的な共同研究プロジェクトを推進し,その研究成果を公表することで,国際社会への知の情報発 信を進める。 3)諸外国の経済動向や研究動向について研究を推進し,現代の経済,経営上の諸問題の解決に役立てる。 4)海外からの研究者の受入れ,国際シンポジウムの開催や参加を通じて,世界的水準の研究との交流を 推進する。そのための財政的支援体制を整備する。 5)国際学会での研究報告の支援や海外派遣制度の充実など,学部スタッフの海外での調査研究活動を強 化する。 (出所:『分野別研究評価自己評価書―経済学系―』平成15 年 7 月) (3)現状と課題 学部教育に関しては,少人数教育の推進のために,演習・セミナー科目をすべての学年に配置している が,18 年度以降,それを更に徹底し,全学期にわたって,何らかの演習・セミナー科目を設置する方向で 検討を進めている。一般教養科目や専門科目においても,1クラス150 名程度を上限とするようなクラス 編成を検討している。そのほか,情報化・国際化に対応した教育を実現するために必要なカリキュラム編

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成や人員配置・講演会の検討を続けている。 研究科の整備・拡充に関しては,平成14 年に学部の企画委員会の下に「大学院あり方検討プロジェクト」 が設置され,平成15 年に「大学院のあり方に関する最終報告」を出した。その報告では,入試改革や本研 究科へのマルチコース制の導入が提言された。 これを受けて,平成16 年度入試において,推薦入試(学部一般学生),事業所推薦制度(社会人)を導 入した。さらに17 年度入試では,シニア推薦制度(入学時 55 才以上の熟年社会人)を導入した。他方, マルチコース制の導入に対応して「大学院MC プロジェクトチーム」が設置され,平成 18 年度の導入に 向け検討が続けられることになった。 さらに平成16 年 11 月,企画委員会から「大学院の拡充に関する方針」が示され,平成 19 年度を目標 に,博士課程設置の検討を始めることが提案された。これにより「大学院DC プロジェクトチーム」が組 織され,検討が進められている。 1.2 評価の項目と観点 学部・経済学研究科の教育研究の方針について現状等を評価するために,次のような評価の項目と観点 を設定した。 (1)学部・研究科の目的(教育研究活動を行うに当たっての基本的な方針・・・以下,該当箇所では「教育 研究の基本方針」に読み替えている)が明確に定められており,その内容が,学校基本法に規定された, 大学一般に求められる目的に適合するものであること。 ①目的として,教育研究活動を行うに当たっての基本的な方針や,養成しようとする人材像を含めた, 達成しようとする基本的な成果等が,明確に定められているか。 ②教育研究の基本方針が,学校教育法第 52 条に規定された,大学一般に求められる目的から外れるも のでないか。 ③教育研究の基本方針が,学校教育法第 65 条に規定された,大学院一般に求められる目的から外れる ものでないか。 (2)教育研究の基本方針が,学部の構成員に周知されているとともに,社会に公表されていること。 ①基本方針が,学部の構成員(教職員及び学生)に周知されているか。 ②基本方針が,社会に広く公表されているか。 1.3 評価の結果 (1)学部・研究科の目的(教育研究活動を行うに当たっての基本的な方針)が明確に定められており,その 内容が,学校基本法に規定された,大学一般に求められる目的に適合するものであること。 ①目的として,教育研究活動を行うに当たっての基本的な方針や,養成しようとする人材像を含めた, 達成しようとする基本的な成果等が,明確に定められているか。 観点①については,学部及び研究科のアドミッション・ポリシーや『分野別研究評価自己評価書―経済

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学系―』(平成15 年 7 月)に示されるように,本学部・研究科の教育研究の基本方針が,これまでの本学 部・研究科の教育研究の伝統を踏まえ,学部教育の目的と目標,大学院教育の目的と目標,研究の目的と 目標として,既に具体化している。したがって,十分達成している。 ②基本方針が,学校教育法第52 条に規定された,大学一般に求められる目的から外れるものでないか。 参考までに,学校教育法第 52 条をみると,「大学は,学術の中心として,広く知識を授けるとともに, 深く専門の学芸を教授研究し,知的,道徳的及び応用的能力を展開させることを目的」としている。 本学部の教育研究の基本方針(学部教育の目的と目標,研究の目的と目標)は,経済学・経営学の諸分 野を中心に,人文・社会科学の分野において,本学部の歴史や特性を考慮に入れ,明確かつ具体的に設定 したものであり,上記の学校教育法第52 条の規定と整合的である。したがって,十分達成している。 ③研究科の基本方針が,学校教育法第 65 条に規定された,大学院一般に求められる目的から外れるも のでないか。 参考までに,学校教育基本法第65 条をみると,「大学院は,学術の理論及び応用を教授研究し,その深 奥をきわめ,又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い,文化の 進展に寄与することを目的とする」となっている。これは,本研究科の教育の基本方針(大学院教育の目 的と目標)と十分に整合的である。したがって,十分達成している。 以上から評価項目(1)に関しては,十分達成している。 (2)基本方針が,学部の構成員に周知されているとともに,社会に公表されていること。 ①基本方針が,学部の構成員(教職員及び学生)に周知されているか。 教育研究の基本方針として,学部・大学院教育の目的と目標,研究の目的と目標として策定されたもの は,いずれも関係委員会において検討・作成され,学部教授会・研究科委員会において審議・決定したも のである。また学部教育及び大学院教育の基本方針に関しては,本学ホームページの学部別入試情報 (http://www.oita-u.ac.jp/から入試情報→学部別のアドミッションポリシー)や,本学部ホームページの 研究科案内(http://www.ees.ec.oita-u.ac.jp/menu2.html)に掲載している。入試要項等の冊子としても配 布もしている。したがって,十分達成している。 ②基本方針が,社会に広く公表されているか。 上記のように,学部教育や大学院教育の基本方針に関しては,本学や本学部研究科のホームページや入 試要項に掲載している。また本学部の研究に関しては,大学評価・学位授与機構の関連サイトに,評価報 告書が掲載されている(http://www.niad.ac.jp/sub_hyouka/kenkyu/keizai/h14houkoku/EH14R2U0075. pdf)。したがって,十分達成している。 以上から評価項目(2)に関しては,十分達成している。

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第 2 章 教育研究組織の実施体制

2.1 学部・研究科の組織 2.1.1 教育研究組織 学部・研究科の組織は,教育研究組織と運営組織に区別される。学部の教育研究組織は,経済,経営シ ステムおよび地域システムの3 学科から構成される。研究科は,経済社会政策専攻と地域経営政策専攻の 2 専攻から構成される(図 1.1 参照)。 図1.1 教育研究組織 経済学科 (講座:基礎経済論,比較経済論,経済政策論) 経 済 学 部 経営システム学科 (昭和24 年 5 月設置) (講座:経営基礎論,経営行動論,会計情報論) (平成 6 年 4 月改組) 地域システム学科 (講座:地域情報文化論,地域経営論,地域行政論) 経済社会政策専攻 (国際経済システム,経済社会システム) 経済学研究科 地域経営政策専攻 (昭和52 年 5 月設置) (地域経営システム,企業経営システム,経営情報システム) (平成 11 年 4 月改組) (出所:経済学部総務係資料) (1)学部の構成 ・経済学科 経済学科は,人々の経済活動の法則を明らかにし,それに基づく経済社会の構造や動態を分析するこ とを課題としている。今日,社会の高度化や国際化の下で,経済社会は複雑化し大きな転換期に直面し ているが,経済学科はこうして複雑化し変化しつつある社会の動きや構造について,新しい視野から教 育研究することをめざしている。 経済学科には,経済学の課題や体系を学習するための基礎科目としての経済学入門Ⅰ・Ⅱがあり,ま た経済社会を分析するための理論的枠組みを学ぶ経済原論Ⅰ・Ⅱが必修科目としておかれている。この 科目を含んで基礎経済論,比較経済論,経済政策論という3 つの講座グループがあり,その中に多彩な 講義科目が開講されている。 ・経営システム学科 経営システム学科は,主として企業(会社)の経営活動やそれに関連する周囲の諸条件(環境)を研 究教育する分野である。国や社会の経済を支える生産の最小単位が企業であるから,その経営組織,管 理技術,財務分析,人事労務管理,情報処理,会計報告などの科目を学習することは,広く経済活動の 理解のためにも有用である。経営システム学科の基礎的な学習として「経営学入門」と「簿記Ⅰ」があ り,さらにそれらの上に,経営基礎論,経営行動論,会計情報論の3 つの講座グループがある。

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・地域システム学科 地域システム学科は,地域社会の活性化という実践的な目標に基づいて,経済,法,行政,福祉,健 康など地域に住む人々の生活の様々な領域を学問的に教育研究する学科である。今日の地域社会が直面 する様々な問題に学問的に対応し,また地域社会の国際化という観点から,外国語および外国文化の学 習や研究がたいへん大切になってくる。これらの諸問題に対応するため地域システム学科には,地域情 報文化論,地域経営論,地域行政論の3 つの講座グループがある。 (出所:大分大学経済学部『講義要綱(シラバス)』平成17 年度版,p.9) (2)研究科 本研究科の教育体制は,「経済社会政策」と「地域経営政策」の2 専攻によって構成される。「経済社会 政策」専攻には「国際経済システム」,「経済社会システム」の 2 教育研究分野を設け,「地域経営政策」 専攻には,「地域経営システム」,「企業経営システム」及び「経営情報システム」の 3 教育研究分野をお いている。 研究科の特色として,①社会人・職業人の積極的受け入れと高度な専門的職業人の要請,②「地域」へ の総合的アプローチ,③「政策」重点化のカリキュラム,④外国人留学生の積極的受入れがある。 (出所:平成17 年度 大分大学大学院経済学研究科修士課程 学生募集要項) 2.2 運営 2.2.1 運営組織 学部・研究科の運営組織は図1.2 のとおりである。学部では教授会,研究科では研究科委員会が中心に なっている。研究科の組織は学部組織を基礎とし,施設・設備を学部と共用するほか,研究科に関わる事 務も学部事務組織で処理している。ただし,入学試験に関わる事務については,平成 11 年度から本学部 入試課が担当し,学部学務係がその補助を行っている。 図1.2 運営組織 教 授 会 総務係 経 済 学 部 事 務 部 学務係 研究科委員会 経済学研究科 (経済学部事務部) (出所:経済学部総務係資料) 2.2.2 教授会の構成と役割 教授会の構成については,「国立大学法人大分大学教授会規程」及び「大分大学経済学部教授会規程」 で,学部長,教授,助教授,講師(専任)及び助手と定めている。教授会の運営は,教授会構成員一人一 人の自由で自主的な議論のもとで行い,決定事項は構成員自らの責任と義務において処理するという体制 をとっている。 なお教授会の権限として,以下のような審議事項を定めている。

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(出所:国立大学法人大分大学教授会規程) 2.2.3 研究科委員会の構成と役割 本研究科委員会は,研究科長(学部長併任)を委員長とし,大学院担当教員によって構成される。審議 事項は以下のとおりである。 ① 長期的な目標,中期目標・中期計画及び年度計画における教育,研究及び社会貢献に関する事項 ② 学部長等候補者の選考に関する事項 ③ 教育研究評議会の方針に基づく教員選考,教員資格審査及び身分に関する事項 ④ 学生の受け入れと身分に関する事項 ⑤ 学位の授与に関する事項 ⑥ 教育課程の編成に関する事項 ⑦ 研究活動に関する事項 ⑧ 社会貢献活動に関する事項 ⑨ その他学部長等が必要と認めた事項 ① 教員の選考に関する事項 ② 教育課程に関する事項 ③ 学生の入学,退学,休学,転学,留学,除籍及び賞罰その他身分に関する事項 ④ 試験に関する事項 ⑤ 修士課程の修了に関する事項 ⑥ その他研究科に関する事項 (出所:大分大学大学院経済学研究科規程) 2.2.4 その他の主要な委員会の構成と機能 学部教育及び大学院教育に関して,教授会や研究科委員会の下部組織として,とりわけ教務委員会及び 大学院委員会が重要な役割を果たしている。 (1)教務委員会 委員会は,教務に関する事項について,企画,連絡及び調整を行い,関係事務の円滑な遂行に資するこ とを目的としている(大分大学経済学部教務委員会規程第 2 条)。委員会は委員長と委員(各学科から 1 名)から構成され,教授会の選考に基づき学部長が委嘱する(同第3 条)。 (2)学部大学院委員会 大学院の教務に関する事項について,企画,連絡及び調整を行い,関係事務の円滑な遂行に資すること を目的としている(学部大学院委員会に関する申合せ)。委員長は研究科長(=学部長)から委嘱され,委 員として,研究科長(=学部長),教務委員長,大学院経済学研究科の各専攻 2 名,社会科学系以外の教 員1 名から構成される。 2.3 教養教育の実施体制 教養教育の実施体制は,全学レベルの大分大学教養教育委員会及び大分大学教養教育委員会科目別専門

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部会議に担われている。大分大学教養教育委員会は理事(教育担当),各学部教務委員長,高等教育開発セ ンター長,各学部の教員のうちから選出された者(各 1 人)等から構成され,教養教育委員会科目別専門 会議は各学部等から選出された該当分野(導入教育・基礎教育科目,全学共通科目,外国語科目,身体・ スポーツ科学科目,日本語・日本事情科目)担当教員から構成される。これらの委員会の審議事項は以下 のとおりである。ただし,平成 18 年度に教養教育実施体制の見直しを計画しており,教養教育実施機構へ 改組の予定である。 本学部の教員は,教養教育関係の委員会に対して,その構成員として審議事項の検討に参加している。 さらには,教養教育として位置づけられる授業科目を担っている。外国語科目,身体・スポーツ科学科目, 日本語・日本事情科目については,担当者が限定されるが,導入教育・基礎教育科目(具体的には基礎演 習)および全学共通科目については,本学部の全教員が分担している。特に,全学共通科目については, 卒業に必要な単位数や受講者数に応じて,学部別の開講数が定められており,本学部では,全教員が,ロ ーテーションにより,原則として,4 年間に 2∼3 セメスター担当している。 「大分大学教養教育委員会の審議事項」 ①教養科目の開設に関する事項 ②教養科目のガイダンス及び履修指導に関する事項 ③規程等の制定改廃に関する事項 ④教養教育棟の運営方針に関する事項 ⑤自己点検及び評価に関する事項 ⑥将来計画に関する事項 ⑦広報に関する事項 ⑧その他教養教育に関する事項 「大分大学教養教育委員会科目別専門部会議の審議事項」 ①授業科目の開設方法に関すること ②授業の方法に関すること ③授業の学生数に関すること ④授業担当教員に関すること ⑤各年度の開設計画の作成に関すること ⑥授業科目のガイダンス及び履修指導に関すること ⑦その他教養教育に関すること (出所:大分大学教養教育委員会規程,大分大学教養教育委員会科目別専門部会議規程) 2.4 評価の項目と観点 (1)学部・研究科の教育研究に係る基本的な組織構成(学部及びその学科,研究科及びその専攻,教養教育) の実施体制が,学部・研究科の基本方針に照らして適切なものであるか。

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①学部及びその学科の構成が,学士課程における教育研究の基本方針を達成する上で適切なものになっ ているか。 ②研究科及びその専攻の構成が,大学院課程における教育研究の基本方針を達成する上で適切なものに なっているか。 ③教養教育の体制が適切に整備され,機能しているか。 (2)教育活動を展開する上で必要な運営体制が適切に整備され,機能していること。 ①教授会・研究科委員会が,教育活動に係る重要事項を審議するための必要な活動を行っているか。 ②教育課程や教育方法等を検討する教務委員会・大学院委員会の組織が,適切な構成となっているか。 また,必要な回数の会議を開催し,実質的な検討が行われているか。 2.5 評価の結果 (1)学部・研究科の教育研究に係る基本的な組織構成(学部及びその学科,研究科及びその専攻)の実施体 制が,学部の基本方針に照らして適切なものであるか。 ①学部及びその学科の構成が,学士課程における教育研究の基本方針を達成する上で適切なものになっ ているか。 学部・学科の構成は,教育研究の基本方針を達成するために整合的かつ機能的であるように整備されて きた。教員採用の際には,必要な分野の教員を採用できるように,原則として,学科が採用人事を発議す るという仕組みを取り入れている。したがって,十分達成している。 ②研究科及びその専攻の構成が,大学院課程における教育研究の基本方針を達成する上で適切なものに なっているか。 平成 11 年に実施された研究科の改編に伴って,専攻の改編や大講座制の導入,定員の充足などに努め てきた。しかし,時代の要請と地域社会の要望に応え,本研究科の更なる充実と拡充に向けての取組みを 行っており,修士課程へのマルチコース制の導入は平成 18 年度を予定している。すなわち,経済社会政 策専攻に国際経済コース,政策科学コース,地域経営政策専攻に地域政策コース,マネジメント(MBA) コース,アカウンティングコースを導入する予定である。また,博士課程の設置は平成19 年度を計画し ている。したがって,おおむね達成しているが,改善の余地もある。 ③教養教育の体制が適切に整備され,機能しているか。 教養教育の体制に対して,本学部は,委員会の構成員として,あるいは教養教育科目を担うことによっ て,その責任を果たしている。特に,全学共通科目に関しては本学部の全教員がローテーションにより担 当しており,これが定着している。その他の分野の科目についても,設定された科目を支障なく,担当し ている。したがって,本学部教員が関与する限りにおいて,十分整備され,機能している。 以上から評価項目(1)に関しては,総じて,十分達成している。

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(2)教育活動を展開する上で必要な運営体制が適切に整備され,機能していること。 ①教授会・研究科委員会が,教育活動に係る重要事項を審議するための必要な活動を行っているか 教授会では,前述のような国立大学法人大分大学教授会規程に基づく審議事項,研究科委員会では,研 究科委員会規程に定められた事項について,審議を行っている。教授会・研究科委員会とも,毎月第2 水 曜日に定例の会議を開催している。定例の会議で,審議不可能な場合や緊急を要する案件が生じた場合, 臨時の会議を開いて対処している。したがって,十分達成している。 ②教育課程や教育方法等を検討する教務委員会・大学院委員会の組織が,適切な構成となっているか。 また,必要な回数の会議を開催し,実質的な検討が行われているか。 教務委員会では各学科の代表者からなる組織として編成され,学部の教務事項の全般を処理している。 平均して週1 回の会議を開催し,その時々の学部の教務関係事項を処理している。他方,研究科に関して は,研究科長(=学部長),教務委員長を含む,研究科の専攻を考慮した組織が編成されており,平均して 月1 回の会議を開催し,研究科に関する教務関係事項を処理している。このように,学部の学科や研究科 の専攻を配慮した委員構成をとり,教授会や研究科委員会に付議される議案の検討を行っている。本学部・ 研究科の教育組織の運用においてきわめて重要な委員会として位置付けられ,必要な回数の会議を開催し, 実質的な検討を行っている。したがって,十分達成している。 以上から評価項目(2)に関しては,十分達成している。

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第 3 章 教員及び教育支援者

3.1 教員組織 3.1.1 教育研究組織と教員編成 前章でみたように,本学部は3 学科構成であり,それぞれの学科は 3 つの講座グループ(大講座)から 構成されている。経済学科は,基礎経済論,比較経済論,経済政策論の3 つの大講座から,経営システム 学科は,経営基礎論,経営行動論,会計情報論の3 つの大講座から,地域システム学科は,地域情報文化 論,地域経営論,地域行政論の3 つの大講座から,それぞれ構成される。また,それぞれの大講座のなか で,多様な講義科目が開講されている。 他方,研究科に関しては,前章のように,「経済社会政策」と「地域経営政策」の 2 専攻によって構成 される。「経済社会政策」専攻には「国際経済システム」,「経済社会システム」の2 教育研究分野を設け, 「地域経営政策」専攻には,「地域経営システム」,「企業経営システム」及び「経営情報システム」の3教 育研究分野をおいている。 こうした教育研究組織に対応して教員組織が編成されている。なお,本学部の教員が大学院担当の教員 を兼務している。 3.1.2 定員充足率 本学部の平成17 年 4 月 1 日現在における定員充足率は 96%である。ただし,他学部への転用分等を考 慮すると,実際には,66 名の定員に対して 65 名の現員となり,ほぼ 100%近い充足率になっている。 表3.1 教員組織定員現員表 学部長 経済学科 (学科長) 3 大講座 教 授 助教授 講 師 助 手 15(12)名 7( 7)名 0( 2)名 0( 1)名 経営システム学科 (学科長) 3 大講座 教 授 助教授 講 師 助 手 13( 8)名 7( 8)名 0( 3)名 0( 1)名 地域システム学科 (学科長) 3 大講座 教 授 助教授 講 師 助 手 15(10)名 9(10)名 0( 1)名 1( 1)名 合 計 67(64)名 非常勤講師 33 名 平成17 年 4 月 1 日現在(現員) (出所:経済学部総務係資料) 3.1.3 教員編成への配慮 学部教員の編成の基本方針として,柔軟な教育研究体制の整備がある。すなわち,外国人,女性教員, 社会人教員(民間企業,行政機関等での職歴を有する者)の採用の推進である。教員の公募にあたっては,

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応募資格として,たとえば「博士課程修了(単位取得退学を含む)もしくはそれと同等と認められる者」 との表現で,従来から社会人についても採用を図ってきたが,近年ではさらに,たとえば「博士課程修了 (単位取得退学を含む)もしくはそれと同等と認められる者(民間企業・官公庁等における経験のある者 で,教授または助教授に匹敵する研究業績または実務経験を有する者を含む)」との表現とし,社会人の応 募を促進して教員の多様性の増大を図っている。 他方,大学院教育に関しては,大学院担当の学部教員によって運営されている。原則として,教授およ び助教授歴5 年以上(相当を含む)の者が,特研と演習を担当し,助教授歴 5 年未満のものは,特研のみ を担当している。なお,社会科学系以外の科目の担当教員は特研のみを開講している。 3.2 教員の任用(採用,昇任) 3.2.1 教員任用の枠組み 本学部の教員の任用は,国立大学法人大分大学教員選考規程,大分大学経済学部教員選考規程及び国立 大学法人大分大学教員選考基準に基づいている。 本学教員の任用は,「教育研究評議会の方針に基づき教授会が選考し,教育研究評議会の審議を経て,学 長が行う」(本学教員選考規程第1 条第 2 項)ことになっている。なお「任用」には,採用や昇任等を含む。 学部長は,任用候補者の推薦があったとき,「配置を予定する学科の長または関係講座の教員の意見を聞 いて,すみやかに教授会に付議しなければならない」(本学教員選考規程第3 条)。これを受け,経済学部 教員選考規程第 2 条において,「学部長は,関係講座又は学科目の教員の意見を聞くために学科会議を置 く」と定めている。 採用の場合,任用候補者の推薦に先立って,いかなる分野の教員を任用するか,学科会議の議論や経済 学部人事委員会の調整にもとづき,採用の方向性を決定している。昇任の場合,任用候補者の推薦に先立 ち,本人の申請が必要となる。 教授会が任用候補者の推薦を採択すると,そのつど審査委員会が置かれ(本学教員選考規程第 8 条),同 委員会は,別途基準(後述)に基づき,任用候補者の資格を審査し,その結果を教授会に報告する(同規 程第 9 条)。教授会は,審査委員会の報告をもとに,審査結果を審議し,候補者を決定し(同規程第 14 条), その後,教育研究評議会によって,教授会の選考に基づき,候補者の任用が審議される(同規程第 15 条) ことになる。 以上が教員任用の枠組みである。なお本学部では,採用に関しては,公募を原則としている。公募によ る任用が困難な場合は,本学教員選考規程第4 条(任用候補者の推薦がない場合の規定)に基づき,学部 長は,学科会議及び教授会の議を経て選定委員会を置き(本学部教員選考規程第 4 条),同委員会が当該 科目の候補者を選定することになる。 3.2.2 任用候補者の選考基準 任用候補者の審査委員会では,国立大学法人大分大学教員選考基準,大分大学経済学部教員選考規程 にもとづき,本学部の教授,助教授,講師及び助手の選考を行っている。すなわち,本学教員選考基準第 2 条,3 条,4 条ではそれぞれ教授,助教授,講師の選考を規定している。審査委員会は,本学部教員選考

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規程第8 条により,それらに定める基準のほか,別に定めるもの(内規)に基づき教員選考を行っている。 (国立大分大学教員選考基準規程 国立大学法人大分大学教員選考基準 第 2 条 教授の選考は,次の各号の一に該当し,教育研究上の能力があると認められる者について行う。 (1) 博士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)を有し,研究上の業績を有する 者 (2) 研究上の業績が前号の者に準ずると認められる者 (3) 大学において教授の経歴のある者 (4) 大学において助教授の経歴があり,教育研究上の業績があると認められる者 (5) 芸術,体育等については,特殊の技能に秀で,教育の経歴のある者 (6) 専攻分野について,特に優れた知識及び経験を有する者 第 3 条 助教授の選考は,次の各号の一に該当し,教育研究上の能力があると認められる者について行う。 (1) 前条に規定する教授となることのできる者 (2) 大学において助教授又は専任の講師の経歴のある者 (3) 大学において 3 年以上助手又はこれに準ずる職員としての経歴がある者 (4) 修士の学位(外国において授与されたこれに相当する学位を含む。)を有する者 (5) 研究所,試験所,調査所等に 5 年以上在職し,研究上の業績があると認められる者 (6) 専攻分野について,優れた知識及び経験を有する者 第 4 条 講師の選考は,次の各号の一に該当する者について行う。 (1) 第2条又は前条に規定する教授又は助教授となることのできる者 (2) その他特殊な専攻分野について教育上の能力があると認められる者 大分大学経済学部教員選考に関する内規 第2 条 大分大学経済学部教員選考は,業績,経験年数及び勤務状態を考慮して行う。 第3 条 業績については,下表の基準を満たさなければならない。ただし,社会人を採用する場合にお いては,研究上の業績だけでなく,専攻分野に関する優れた知識,経験及び資格等も考慮することが できる。 論文又はこれに準ずる業績 一般教員 身体スポーツ科学 担当者 助手 1 編以上 1 編以上 講師 過去2 年以内に書かれたもの 1 編以上 1 編以上 助教授 講師昇任後 2 編以上 2 編以上 教授 助教授昇任後 (博士の学位を有する者) 9 編以上 (7 編以上) 7 編以上 (5 編以上) ※博士の学位には,外国において取得した学位を含むものとする。

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3.3 教育の基礎となる研究活動 『平成14 年度 大分大学教員評価報告書』(15 年 9 月刊)を参照すると,同評価では,教員個々人に 対して,「B 教育の改善に係わる業績 2.研究成果の教育への反映」を尋ねている。この質問に対して, その時点で回答可能であった経済学部教員58 名のうち,46 名が複数回答(不明1を除く)を寄せ,その すべてが肯定的な回答である。その内訳は,次のとおりである。 第4 条 経験年数については,下表の基準を満たさなければならない。 採用の場合 昇任の場合 助手 大学における経験年数 2 年以上 講師 〃 4 年以上 本学助手経験 2 年以上 助教授 〃 7 年以上 本学講師経験 3 年以上 教授 〃 17 年以上 (博士の学位を有する者)(15 年以上) 本学助教授経験 10 年以上 (8 年以上) ※特記事項については省略 第6 条 勤務状態については,本学における学校行政,研究状況などを教授会において総合評価する。 a)「研究業績そのものを教材として使用している」という回答が 8 件である(代表例:「最近の地域通貨に 関する研究を学会で報告し論文で公表し,それらの成果を学部や大学院のゼミや講義の教材として使い, 参加者の質疑に応答した。また以前に公表したアーミシュに関する翻訳やオウエンの論文に対する他の 研究者の評価などを紹介し,最近の研究成果も交え,授業の教材として使用し,参加者の質疑に答えた。)。 b)「研究業績を分かり易い形にした上で受講者に教授する」という回答が 24 件である。(代表例:「学会の 成果を直接学生に還元するには距離がありすぎるので,より噛み砕いて,問題意識だけは現実問題を直 視する方向で考えている。」,「授業では,経済論集や経済研究所報に公表した研究成果をわかりやすく 紹介している。」) c)「研究活動で得られた独自の研究方法を,あるいは研究活動で付随的に得た知見を学生に伝えている」と いう回答が23 件存在した(代表例:「私の研究テーマである監査保証と会計士の思考を,監査論の初学 者がもっていると思われる素朴な疑問形式で学生に投げかけ,知識欲の喚起を促した。また,実際の経 済社会で生起する企業不正や公認会計士の責任に関する問題,公認会計士に期待される役割等をケー ス・スタディ形式で提示し,考察する機会を提供した。」)。 d)その他が1件である。 以上のように,回答可能であった教員58 名のうち,8 割弱に当たる 46 名が肯定的な意見を述べている。 したがって,教育の基礎となる研究活動に関しては,大部分の教員によって実践されている。

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3.4 教育支援者の配置や教育補助者の活用 3.4.1 学務係 本学部の事務部は学部運営の円滑な実施に当たっている。事務組織は事務職員の大幅な定員削減に対応 して効率的な事務運営を行うため,平成 11 年度から大学全体の事務一元化が実施された。教育支援に関 わる事務組織として,学務係がある。その編成は以下のとおりである。 学務係長 1 名 学務主任 1名 学務係員 2名 4 名 平成17 年 4 月 1 日現在 (出所:経済学部総務係資料) また学務係では,次のような学部・研究科の教育事項に関する事務を取扱っている。 ・教育課程の編成に関すること。 ・授業計画及び時間割の作成に関すること。 ・授業,教育実習及び学期末試験等の実施に関すること。 ・教室,演習室等の整備に関すること。 ・学生の入学,休学,退学及び卒業等の身分に関すること。 ・学生の賞罰に関すること。 ・学生の修学指導に関すること。 ・教育職員免許状の取得に関すること。 ・学籍簿の作成および保管に関すること。 ・学業成績の整理および保管に関すること。 ・成績証明書及び単位取得証明書の交付に関すること。 ・入学者選抜試験の実施に関し指定された事務に関すること。 ・教務委員会及び学生生活委員会等の会議に関すること。 ・所掌事務にかかる調査,統計及び諸報告に関すること。 ・学部付属の教育研究施設に関すること。 ・その他学務に係る事務に関すること。 (出所:経済学部総務係資料) 3.4.2 教育研究支援室 学部・研究科の教育研究を支援するために教育研究支援室(旧経済研究所・メディアサービス室を平成 14 年 4 月に改組)を設けている。 教育研究支援室は,平成14 年 4 月に経済研究所を改組して大分大学コミュニティ総合研究センターが 設置されたのを機に,経済研究所が行ってきた業務の一部とメディアサービス室の業務を引き継いで発足 しており,研究部・編集部・教育部・資料部・メディアサービス部の5 部門から構成される(平成 17 年 3 月現在)。各部における実務的な業務は,3 名の助手によって担われている。 研究部は研究会の開催や研究推進対策の検討などを担当している。編集部は『大分大学経済論集』『ワー キングペーパー』(『研究所報』は平成 14 年度まで)の編集・発行などを担当している。教育部は講演会 の開催や学生懸賞論文の募集などを行っている。資料部では戦前期経済関係資料などの貴重な文献の管理, 地域経済関係資料の収集,大学・官公庁・研究機関の紀要・雑誌などの受入及び閲覧を行い,教員・学生 や学外の研究者などの利用に供している。メディアサービス部では,おもに教育研究に関わる学部内のコ ンピュータやネットワークの管理・運用,および利用者のサポート等を行っている。ネットワークや一部 のコンピュータシステムは大分大学総合情報処理センター管理下にあるため,コンピュータやネットワー

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クの管理・運用については学部窓口的役割を果たすと同時に,双方で連携をとりつつ,学部独自のニーズ に応じた運用を行っている。利用者のサポートについては,情報処理実習室を利用する学生のサポートを 中心に,教職員へのIT 支援も行っている。 このような教育研究支援室の組織と活動を一覧にまとめたものが以下の図である。 図1.1 教育研究支援室の組織と活動 (組 織) 研究部(主任 1 名,委員 3 名) 編集部(主任 1 名,委員 6 名) 室 長 教育部(主任 1 名,委員 3 名) 資料部(主任 1 名,委員 3 名) メディアサービス部(主任 1 名,委員 3 名) (活 動) 研究部 ① 研究推進・研究交流の活性化 ② 研究成果の企画・刊行 ③ 研究会の企画・支援 ④ 常設研究部会の支援 編集部 ① 経済論集の編集 ② ワーキングペーパーの発行 教育部 ① 経済学部講演会の開催 ② 学生懸賞論文の募集 資料部 ① 地域経済関係資料の収集 ② 紀要・雑誌の受入 ③ 戦前期文献の保管・閲覧 ④ 雑誌目録の発行 ⑤ 図書システムの管理・運用 メディアサービス部 ① 学部内情報機器の保守・管理・運用 ② 利用者支援 (出所:経済学部教育研究支援室資料) 3.4.3 TA(ティーチングアシスタント)の活用 本学部では平成7年度から導入されているTAは講義資料作成など,教育効果を向上させる目的で実施さ れている。平成17年度から,情報リテラシーⅠの講義にも導入を図っており,講義担当者の負担を大きく 軽減させた。今後,情報リテラシー関係の講義での拡大を予定している。 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 実施件数 12 12 9 21 16 業務内容 教育補助及び講 義資料収集及び データ作成 教育補助及び講 義資料収集及び データ作成 教育補助及び講 義資料収集及び データ作成 教育補助及び講 義資料収集及び データ作成 教育補助及び講 義資料収集及び データ作成 (出所:経済学部学務係資料) 3.5 評価の項目と観点

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(1)教育課程を遂行するために必要な教員が適切に配置されていること。 ①教員組織編成のための基本的方針を有しており,それに基づいた教員組織編成がなされているか。 ②教育課程を遂行するために必要な教員が確保されているか。 ③学士課程において,必要な専任教員が確保されているか。 ④大学院課程において,必要な研究指導教員及び研究指導補助教員が確保されているか。 ⑤学部の基本方針に応じて,教員組織の活動をより活性化するための適切な措置(たとえば,年齢及び 性別構成のバランスへの配慮,外国人教員の確保,任期制や公募制の導入等)が講じられているか。 (2)教員の採用及び昇格等に当たって,適切な基準が定められ,それに従い適切な運用がなされていること。 ①教員の採用基準や昇格基準等が明確かつ適切に定められ,適切な運用がなされているか。特に,学士 課程においては,教育上の指導能力の評価,また大学院課程においては,教育研究上の指導能力の評 価が行われているか。 ②教員の教育活動に関する定期的な評価を適切に実施するための体制が整備され,機能しているか。 (3)教育の基本方針を達成するための基礎となる研究活動が行われていること。 ①教育の基本方針を達成するための基礎として,教育内容等と関連する研究活動が行われているか。 (4)教育課程を遂行するために必要な教育支援者の配置や教育補助者の活用が適切に行われていること。 ①大学において編成された教育課程を展開するために必要な事務職員,技術職員等の教育支援者が適切 に配置されているか。また,TA 等の教育補助者の活用が図られているか。 3.6 評価の結果 (1)教育課程を遂行するために必要な教員が適切に配置されていること。 ①教員組織編成のための基本的方針を有しており,それに基づいた教員組織編成がなされているか 柔軟な教育研究体制の整備を目的に,教員組織を編成している。ここ数年,研究科に博士課程の設置を 進めてきているので,教員採用においても,博士課程設置への対応を考慮している。したがって,十分達 成している。 ②教育課程を遂行するために必要な教員が確保されているか。 本学部の専任教員と非常勤講師により,本学部の教育課程を担っている。毎年度,基礎演習・2 年セ ミナー,外書講読,教養科目,専門基礎科目,専門科目,演習に関する担当者を学科会議及び教授会にお いて決定している。基礎演習・2 年セミナー,外書講読,教養科目,専門基礎科目に関しては,必要な担 当者数は毎年度,確保できている。専門科目については,毎年度,2 年度先までを計画している。こうし た仕組みにより,必要な教員が確保されている。したがって,十分達成している。 ③学士課程において,必要な専任教員が確保されているか。

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上記のように,専門科目については,毎年度,2 年度先までを計画し,必要な教員が確保されている。 したがって,十分達成している。 ④大学院課程において,必要な研究指導教員及び研究指導補助教員が確保されているか。 大学院課程に関しては,毎年度,次年度の実施特研科目,演習科目を研究科委員会において決定してお り,現状では,必要な研究指導教員及び研究指導補助教員を確保している。したがって,十分達成してい る。 ⑤学部の基本方針に応じて,教員組織の活動をより活性化するための適切な措置(たとえば,年齢及び 性別構成のバランスへの配慮,外国人教員の確保,任期制や公募制の導入等)が講じられているか。 本学部での教員の採用は原則として公募によるものである。公募の条件に年齢条件も記載している。そ れは学部内の既存教員との関係で設定しているものであり,その意味では,年齢バランスについては一定 の配慮をしている。女性教員や外国人教員の採用に関しては,平成17 年 4 月現在,前者が 9 名,後者が 3 名である。外国人教員の採用に関しては,世界公募により,平成16 年度末に,1 名を確保することができ た。女性教員や外国人教員の採用の拡大の余地はまだあると思われる。現状では,おおむね達成している が,改善の余地もある。 以上から評価項目(1)に関しては,総じて,十分達成している。 (2)教員の採用及び昇格等に当たって,適切な基準が定められ,それに従い適切な運用がなされていること。 ①教員の採用基準や昇格基準等が明確かつ適切に定められ,適切な運用がなされているか。特に,学士 課程においては,教育上の指導能力の評価,また大学院課程においては,教育研究上の指導能力の評 価が行われているか。 本学部の教員の任用は,国立大学法人大分大学教員選考規程,大分大学経済学部教員選考規程及び国立 大学法人大分大学教員選考基準,経済学部教員選考に関する内規に基づいている。任用(採用・昇任)基 準は,本学教員選考基準,本学部教員選考に関する内規に示され,本学及び本学部の教員選考規程の枠組 みのもとで,適切な運用がなされている。教育上の指導能力の評価に関しては,現状では,経験年数を考 慮するにとどまる。他方,大学院課程に関しては,大学院担当の学部教員が兼任している。原則として, 教授および助教授歴5 年以上(相当を含む)の者が,特研と演習を担当し,助教授歴 5 年未満のものは, 特研のみを担当しているので,経験年数のみが担当資格の基準となっている。したがって,おおむね達成 しているが,改善の余地もある。 ②教員の教育活動に関する定期的な評価を適切に実施するための体制が整備され,機能しているか。 平成 14 年度の「大分大学教員評価」以降,毎年度,教育活動を含む教員評価を実施している。教員評 価の体制はおおむね整備され,機能しているが,改善の余地もある。

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(3)教育の基本方針を達成するための基礎となる研究活動が行われていること。 ①教育の基本方針を達成するための基礎として,教育内容等と関連する研究活動が行われているか。 前述の『平成 14 年度 大分大学教員評価報告書』から明らかなように,本学部では,教育内容等と関 連する研究活動が行われていると言える。したがって,十分達成している。 (4)教育課程を遂行するために必要な教育支援者の配置や教育補助者の活用が適切に行われていること。 ①大学において編成された教育課程を展開するために必要な事務職員,技術職員等の教育支援者が適切 に配置されているか。また,TA 等の教育補助者の活用が図られているか。 本学部・研究科の学務に関する事務事項は,教務委員会・学部大学院委員会のもとで,学務係によって 担われ,適切に処理されている。教育研究支援室では,3 名の助手を配置し,教育研究上の実務的な支援 に効果を挙げている。TAの導入・活用も拡大しつつある。すなわち,教育支援者が適切に配置され,教 育補助者の活用も図られている。したがって,十分達成している。 以上から評価項目(2)に関しては,おおむね達成しているが,改善の余地もある。

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第 4 章 学生の受入

4.1 学生の募集及び選抜の方法と状況 4.1.1 募集の方法 (1) 募集内容 本学部では以下のような枠組みで学生を募集している。まず,一般学生の入学については,一般選抜と 特別選抜を実施している。 ・一般選抜 : 前期日程,後期日程 ・特別選抜 : 推薦入学(普通科推薦,商業科・総合学科推薦),帰国子女,中国引揚者等子女,私費外国 人留学生 他方,社会人,短期大学等卒業者,4 年制大学卒業者等で,経済学部への入学,特定学科目や科目に関 する研究を希望する者に関しては,以下を実施している。 ・社会人入学 ・編入学 ・研究生 ・科目等履修生 (2) 募集活動 PR 活動として,例年 7 月中旬∼下旬に高校教員を対象に入学説明会を,8 月上旬に高校生を対象にオー プンキャンパスを開催して,本学の教育,研究内容,施設設備,入学試験,学園生活などの概要を説明し ている。その際,高校教員には「入学者選抜要項(基本的事項)」等を,高校生には『BUNDAI(学園だより)』 や PR 誌『OITA UNIVERSITY』を配布している。さらに,高校側からの依頼により開催される出前講義や高 校生の大学訪問(キャンパスツアー)において大学の模擬授業等を通じて入学後の学生生活の説明を行う だけでなく,高校生を対象とした進学相談会等にも本学教職員が出向き個別相談にも応じている。また, これと平行して,推薦入学試験で入学した学生が出身高校を訪問し,大学での学習状況や生活について報 告する「キャンパス大使」の制度も設けている。他方,募集要項として,大分大学『学生募集要項(一般 選抜)』(前期,後期日程),同『特別選抜学生募集要項(推薦入学)』(普通科推薦,商業科・総合学科推薦), 同『特別選抜学生募集要項(帰国子女,中国引揚者等子女,私費外国人留学生,社会人)』,『大分大学経済 学部科目等履修生選考要項』,『大分大学経済学部研究生募集要項』が毎年度,作成・公表され,希望者に 配布されている。 4.1.2 選抜の方法 (1) 募集定員 一般の学生については,一般選抜の試験の前期日程で120 名,後期日程で 100 名(特別選抜を含む)を

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選抜し,推薦入学試験の普通科推薦で50 名,商業科・総合学科推薦で 40 名を選抜している。特別選抜で は,社会人入学試験,帰国子女入学試験,中国引揚者等入学試験,及び私費外国人留学生入学試験により それぞれ若干名を,編入学生入学試験(学士入学を含む)により10 名を選抜している。 (2) 選抜方法 一般選抜による入学者の選抜は,大学入試センター試験,個別学力検査等,調査書および健康診断に基 づいて総合判定する。なお,平成 17 年度入試以降の大学入試センター試験で受験を要する教科・科目お よび本学の実施する個別学力検査等は表4-1 と 4-2 のとおりである。大学入試センター試験の受験を要す る教科に関しては,これまで平成15 年入試までは 3 教科 3 科目(前期日程)・4 教科 4 科目(後期日程) 型,平成16 年度入試では 5 教科 7 科目(前期日程)・5 教科 6 科目(後期日程),そして現在の 6 教科 7 科目(前期日程)・6 教科 6 科目(後期日程)型に変更された経緯がある。 表 4-1 大学入試センター試験及び個別学力検査で受験を要する教科・科目(平成 17 年度一般前期日程入試) 大学入試センター試験で本学が指定する教科・科目 個別学力検査の教科・科目等 国語 「国語Ⅰ ・国語Ⅱ」 1 科目 地歴 「世界史 A」「世界史 B」「日本史 A」 から 1 科目 「日本史 B」「地理 A」「地理 B」 公民 「現代社会」「倫理」「政治・経済」 から 1 科目 数学 〔数学Ⅱ・数学 A・数学 B〕 数学① 「数学I」「数学Ⅰ ・数学A」 から 1 科目 数学② 「数学Ⅱ」「数学Ⅱ ・数学 B」 から 1 科目 英語 〔英語Ⅰ・英語Ⅱ・ から 1 教 科 「工業数理」「簿記」「情報関係基礎」 オーラルコミュニケーションB(リスニングのみ) 理科① 「総合理科」「物理ⅠA」「物理ⅠB」 ・リーディング・ライティング〕 理科② 「化学ⅠA」「化学ⅠB」 から 1 科目 「地学ⅠA」「地学ⅠB」 理科③ 「生物ⅠA」「生物ⅠB」 外国語 「英語」「ドイツ語」 から 1 科目 「フランス語」「中国語」「韓国語」 (6 教科7科目) [注] (1) 大学入試センター試験及び個別学力検査について ア)この表中の「 」及び〔 〕書きは,科目の区分を示します。 イ)複数の科目から選択できる場合は,受験している科目のうち最高得点のものを合否判定に使用します。 (2) 大学入試センター試験について ア)「工業数理」「簿記」「情報関係基礎」を選択できる者は,高等学校もしくは中等教育学校において,これらの科目を 履修した者及び専修学校の高等課程の修了(見込み)者に限ります。 (3) 個別学力検査について 数学A・数学Bの出題範囲については,下記のとおりです。 数学A(数と式・数列) 数学B(ベクトル・複素数と複素数平面)

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表4-2 大学入試センター試験及び個別学力検査で受験を要する教科・科目(平成17年度一般後期日程入試)

大学入試センター試験で本学が指定する教科・科目 個別学力検査の教科・科目等

国語 「国語Ⅰ ・国語Ⅱ」 1 科目

地歴 「世界史 A」「世界史 B」「日本史 A」「日本史 B」「地理 A」「地理 B」から 1 科目

公民 「現代社会」「倫理」「政治・経済」から 1 科目 数学① 「数学I」「数学Ⅰ ・数学A」 から 1 科目 数学② 「数学Ⅱ」「数学Ⅱ ・数学 B」「工業数理」「簿記」「情報関係基礎」 小論文 理科① 「総合理科」「物理ⅠA」「物理ⅠB」 理科② 「化学ⅠA」「化学ⅠB」「地学ⅠA」「地学ⅠB」 から 1 科目 理科③ 「生物ⅠA」「生物ⅠB」 外国語 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 から 1 科目 (6 教科 6 科目) [注] (1) 大学入試センター試験及び個別学力検査について ア)この表中の「 」及び〔 〕書きは,科目の区分を示します。 イ)複数の科目から選択できる場合は,受験している科目のうち最高得点のものを合否判定に使用します。 (2) 大学入試センター試験について ア)「工業数理」「簿記」「情報関係基礎」を選択できる者は,高等学校もしくは中等教育学校において,これらの科目を 履修した者及び専修学校の高等課程の修了(見込み)者に限ります。 (3) 個別学力検査について ア)小論文は,高等学校の段階における総合的な学力到達度を検査する大学入試センター試験を補うものとして,次の資質を みようとするものであり,広く社会科学的素材に基づく出題を行います。ただし,専門的知識・用語は必要としません。 (a)理解力(あるいは大意把握力) (b)論理的思考力 (c)表現力 他方,特別選抜の推薦入学(普通科推薦および商業科・総合学科推薦)では,大学入試センター試験お よび個別学力検査を課さず,調査書,推薦書,志望理由書,小論文,面接および健康診断により選考する。 これ以外の帰国子女・中国引揚者等子女・社会人入試では,大学入試センター試験および個別学力検査を 課さず,出願書類,小論文,面接および健康診断を総合して選考する。また,私費外国人留学生入試では, 私費外国人留学生統一試験,日本語能力試験ならびに本学で実施する学力試験(数学又は英語から1科目), 面接の成績,出願書類および健康診断を総合して選考する。さらに,編入学試験(学士入学を含む)につ いては,短期大学・高等専門学校卒業者等および4 年制大学卒業者に対して実施されており,試験科目は 小論文と英語で,合格者は3 年次生として入学する。 4.1.3 選抜試験の実施と状況 (1) 実施体制 選抜試験問題は各教科とも複数の担当者により出題・校正が行われた後,複数の問題チェック・査読担 当者により査読・改訂が行われる。また,試験監督者も偏りが生じないように配慮されている。さらに,

表 8.4  平成 17 年度『大分大学経済論集』総目次    自  第 57 巻第 1 号(平成 17 年 5 月)  至  第 6 号(平成 18 年 3 月)  論                    文    執  筆  者  号 部品のアーキテクチャの変化と企業の経営戦略  仲本大輔 1  会計理論における古典的・真実利益アプローチと意思決定・有用性アプローチの論理(2)椛田龍三  1  包括利益の開示によるフィードバック効果  ―構成要素アプローチと経営者による会計政策―  中村美保 1  労
表 8.10  その他の研究成果の内容(平成 17 年度)
表 8.12  学会報告状況(平成 17 年度)
表 9.4  視聴覚機材設置状況  講義室・演習室名  機          器  セット数  第 101 講義室  ビデオ・MD・PC・教材提示装置・液晶プロジェクター  一式  第 201 講義室  〃  一式  第 202 講義室  〃  一式  第 203 講義室  〃  一式  第 301 講義室  〃  一式  第 401 講義室  〃  一式  第 1,2,3,4,5 演習室  ビデオ・テレビ機器  一式  第 6,7,8 演習室  ビデオ・テレビ機器(BS)  一式  200 号演習室  〃
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参照

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