令 和 3 年 度
開星高等学校入学試験問題
(第 1 限 9:10~10:00)
国 語
注 意
1 「始め」の合図があるまでは、開いてはいけません。
2 問題は全部で 4 題あり、7 ページまでです。
3 「始め」の合図があったら、まず、解答用紙に受験番号を書きなさい。
4 答えは、すべて解答用紙に書きなさい。
5 「やめ」の合図で、すぐ鉛筆をおき、解答用紙を裏返しにして机の上
におきなさい。
問四 波線部
②「そこ」とは何か、具体的に指す内容を本文中から 三十五 字以内 で抜き出し、最初と最後の 五字 を答えなさい。
(句読点も一字に数える)
問五 波線部
③「ように」と同じ意味のものを次の ア~ウ の中から 一つ 選 び、記号で答えなさい。
ア あの場所はとても涼しい ようだ 。 イ 今朝の寒さはまるで冬の ようだ 。 ウ 君も彼の ように 勉強しなさい。
問六 波線部
④「なぜ、私たちの先祖は、この大切な役割を中国からやっ て来た『大丈夫』という言葉に託したのか」とあるが、その理由と して、最も適切なものを次の ア~エ の中から 一つ 選び、記号で答え なさい。
ア
「 情 報 」 と「 思 い 」 を 融 合 さ せ る こ と で 意 見 を ぼ か し て 聞 き 手 を傷つけないようにし、また、濁点を多用することで相手が不 安にならないようにさせてくれるから。
イ
「 だ い じ ょ う ぶ 」 と は っ き り 音 に す る こ と で 人 を 慰 め た り 安 心 感を持たせたりして、どんな困難なことにも立ち向かい、自信 を持って前に歩き出そうとさせてくれるから。
ウ
「 じ ょ う ぶ 」 と い う 音 で「 堅 固 な 性 質 に 守 ら れ て い る 」 空 気 が 生まれ、さらに濁音が多いことによって重量感と安定感を生み 出し、不安な心を落ち着かせてくれるから。
エ
「 情 報 」 と「 思 い 」 を 混 合 さ せ て 人 が 癒 さ れ る こ と で 何 事 も う まくいくようにし、さらに「じょうぶ」という音によって堅固 に守られているという安心感を生み出してくれるから。
問 七 波 線 部
⑤「『 大 丈 夫 』 で 支 え 合 う 」 こ と に よ っ て、 ど う い う 効 果 が あ り ま す か。 「 相 手 か ら『 大 丈 夫 』 と 言 わ れ る と 」 に 続 く 形 で、 四十字以上五十字以内 で答えなさい。
(句読点も一字に数える)
【『日本の言葉の由来を愛おしむ』 (高橋 こうじ)による】
問一 傍線部
㋐~
㋓の漢字はその読みをひらがなで書き、カタカナは漢字 で書きなさい。
問 二 空 欄
A ・ B
に 入 る 語 と し て 最 も 適 切 な も の を 次 の ア ~ エ の中からそれぞれ 一つ ずつ選び、記号で答えなさい。
ア でも イ つまり ウ さて エ したがって
問 三 波 線 部
①「 そ ん な『 丈 夫 』『 大 丈 夫 』 の 二 語 を、 私 た ち の 先 祖 は 不 思議な形で受け入れました」とはどういうことか、最も適切なもの を次の ア~エ の中から 一つ 選び、記号で答えなさい。
ア
「立派な男子」 「一人前の男子」という意味で最初は使っていた が、 「 頑 健 な 男 子 」 の イ メ ー ジ が 膨 ら ん で、 「 堅 固 だ 」「 し っ か りしている」という意味で使うようになったということ。
イ
「しっかりしている」 「立派だ」という意味で最初は使っていた が、成長した男子をイメージして「頑健な男子」という意味で 使うようになったということ。
ウ
最初は中国語の「丈夫」 「大丈夫」を「堅固な」 「しっかりして いる」男子という意味で理解し、イメージを膨らませて「危な げがないこと」という意味で使うようになったということ。
エ
「 頑 健 な 男 子 」「 立 派 な 男 子 」 と い う 意 味 で 最 初 は 使 っ て い た が、風邪になった時などをイメージして悪い状況を否定する意 味で使うようになったということ。 【第一問題】 次 の 文 章 を 読 ん で 、 下 の そ れ ぞ れ の 問 い に 答 え な さ い 。
―1―
―2―
【第二問題】 次 の 文 章 を 読 ん で 、 下 の そ れ ぞ れ の 問 い に 答 え な さ い 。
問六 波線部
④「それでいいのだ」とあるが、警察がそれでいいと思った のはなぜか、最も適切なものを次の ア~エ の中から 一つ 選び、記号 で答えなさい。
ア
演出家が、女が記憶を失ったのはすべて自分のせいだと言って いるので、警察は、女のことは彼がなんとかするべきだと思っ たから。
イ
警察は、演出家の証言に疑いを持っているが、女がこの演出家 の電話番号だけを知っていることから、二人は夫婦であると確 証を持ったから。
ウ
警察は、 演出家の発言が女を追いつめていたと感じてはいるが、 事件性がないので、不本意ながら捜査を断念せざるを得ないか ら。
エ
演出家が女の記憶喪失に関わっていても、警察は、これ以上介 入できないし、正体不明の女を引き取ってもらえることに安心 したから。
問七 波線部
⑤「こんど上演する〝記憶を失った女〟の主役のことですけ ど ……」 と あ る が、 こ の 女 の 発 言 か ら ど ん な こ と が 読 み 取 れ る か、 最も適切なものを次の ア~エ の中から 一つ 選び、 記号で答えなさい。
ア
完全に記憶を失ったものの、たまたま劇の役が記憶喪失の女の 役だと聞いて、今回の経験が生かせそうだとアピールしたかっ たということ。
イ
演 出 家 か ら 記 憶 喪 失 者 役 の 演 技 の 注 意 を 受 け て し ま っ た の で、 その演技を警官相手にやってのけて自分の演技力の高さを証明 したということ。
ウ
記憶喪失を患うなかで、演出家が、警察の事情聴取に対し、口 走った劇の題名を聞いて、断片的な記憶がよみがえったという こと。
エ
記憶を失ってしまい、劇の題名や役柄も全く思い出せない状態 なので、主役の降板を申し入れたいということ。
【『なぞめいた女』 (星 新一)による】
注1〔嘱託医〕
=
警察などから指定を受けて診察・治療をする医師。 注2〔説諭〕
=
悪い事を改めるように教えさとすこと。
問一 傍線部
㋐~
㋓の漢字はその読みをひらがなで書き、カタカナは漢字 で書きなさい。
問 二 文 中 の 空 欄
A ~ M
に は 身 体 の 一 部 を 表 す 漢 字 一 字 が 入 ります。そのうち、一番多く使われている漢字は何か答えなさい。
問三 波線部
①「声をかけた」とあるが、なぜ警官は声をかけたのか、そ の理由にあたる一文を文中から 三十五字以内 で抜き出し、最初と最 後の 五字 を答えなさい。
(句読点も一字に数える)
問四 波線部
②「この場合はそうもいかない」とあるが、 どういうことか、 文中の語句を用いて 二十五字以上、三十五字以内 で説明しなさい。
(句読点も一字に数える)
問五 波線部
③「みなは顔を曇らせた」とあるが、それはなぜか、理由を 文中の語句を用いて 五十字以上、六十字以内 で説明しなさい。
(句読点も一字に数える)
問一 傍線部
㋐・
㋑の読み方を現代かなづかいで書きなさい。
問二 二重傍線部
ⓐの主語を次の ア~オ の中から 一つ 選び、記号で答えな さい。
ア 主 イ ある人 ウ 隣の下人
エ (ある人の)下人
オ 作者 問三 波線部
①「古人の申せし」内容から、人の許へ行った場合の注意点 を現代語で 十字 以内で書きなさい。
(句読点も一字に数える)
問四 波線部
②「このわざはひ」とは何か、最も適するものを次の ア~エ の中から 一つ 選び、記号で答えなさい。
ア 主人 イ 雨 ウ おかず エ 客人
問五 波線部
③「いとふ心なけれども」
④「わづらはしく」の口語訳とし て適するものを次の ア~エ の中からそれぞれ 一つ ずつ選び、記号で 答えなさい。
③
「いとふ心なけれども」
ア 憎む心がないわけでないので
イ 嫌だと思う心がないけれども ウ 好きだと思う心がないので
エ 避ける気持ちがあるけれども
④
「わづらはしく」
ア さわがしく イ うしろめたく
ウ めんどうに エ 複雑に 【第三問題】 次 の 古 文 を 読 ん で 、 下 の そ れ ぞ れ の 問 い に 答 え な さ い 。
古 人 の 申
申したことにせ し は 、「 人 の 許
もとへ 行 き て は、 主
あるじ留
とどむ る と も 長
なが居
ゐす
してはいけないべからず。如
どうあっても何にも急ぎ帰るべし」 。 南
なん都
とに、 あ る 人 の 許 へ 行 き て、 雨 に 降 り こ め ら れ て、 両
二、三日三 日 有
り け り。 陰
便所所 へ 行 き た り け る 程 に、 陰 所 の 近 所 に 井
井戸の 有 り け る に、
ごばう を洗ひけり。 隣の
注下人、 垣
垣根越しに、 「何事をする」 と問へば、
「 さ
そうなんだよれ ば こ そ、 こ の わ ざ は ひ は 長 居 し た る、
おかずにするんだよ御 菜 に せ ん 」 と 云
いふ。
①こじん
いか
いんじょゐ
㋐ⓐ
②㋑おさい
主 は い と ふ 心 な け れ ど も、 下 人 な ん ど は、 わ づ ら は し く 思 ふ べ き
事なり。
【『沙石集』による】
注〔下人〕
=
下働きの男
③④―5―
―6―
①
資料を参考に、この制度に対する 政府の目的 を踏まえたうえで意 見文を書きなさい。
②
この制度に対して 賛成の立場で 、書きなさい。
③
「なぜなら、 」という言葉に続く形で、 百二十字以上、 百五十字以内 で書きなさい。
(句読点や記号も一字に数える)
④
段落は設けないで書きなさい。
⑤