令 和 2 年 度
開星高等学校入学試験問題
(第 1 限 9:10〜10:00)
国 語
注 意
1 「始め」の合図があるまでは、開いてはいけません。
2 問題は全部で 4 題あり、7 ページまでです。
3 「始め」の合図があったら、まず、解答用紙に受験番号を書きなさい。
4 答えは、すべて解答用紙に書きなさい。
5 「やめ」の合図で、すぐ鉛筆をおき、解答用紙を裏返しにして机の上 におきなさい。
問四 波線部
①
﹁自分が他者に対して﹃受身の立場﹄をとれるということ﹂とはどういうことですか︒説明している部分を文中から四十五字以
内で抜き出し︑初めと終わりのそれぞれ五字で答えなさい︒
︵句読点も一字に数える︶
問五
波線部
②
﹁その理由﹂として適切なものを次のア〜エ
から 二つ
選
び︑記号で答えなさい︒
ア 子どもから大人になるプロセスにある十代は︑その人が他者と
のコミュニケーションを取り交わす作法を学び取る大切な時期
だから︒
イ ﹁コミュニケーション阻害語﹂には︑自分と相手の双方向のま
なざしが自分自身の中で交差することを阻害する危険性がある
から︒
ウ 大人になって︑状況判断や相手との間合いの取り方などに長け
てくれば︑時と場合によって︑冗談半分で使うこともあるから︒
エ ﹁ムカツク﹂と﹁うざい﹂という二つの言葉は︑このところ若
者を中心にあっという間に定着してしまった感のある言葉だ
から︒
問六
波線部
③
﹁非常に便利な言語的ツール﹂について︑﹁非常に便利﹂
であると同時に︑筆者はむしろ危険性があると述べようとしていま
す︒どういう点で危険なのか︑波線部
③
より後の文中の言葉を用いて︑三十五字以内で説明しなさい︒
︵句読点も一字に数える︶
問七 波線部
④
﹁人とのつながりを少しずつ丁寧に築こうと思ったとき﹂に必要なことはどういうことであると筆者は述べているか︑文中の
言葉を用いて三十五字以内で答えなさい︒
︵句読点も一字に数える︶
︻﹃友だち幻想﹄︵菅野 仁︶による︼
︵注︶︹レスポンス︺
=
反応︒応答︒
︹まなざす︺
=
視線を向ける︒見る対象とする︒
問一 傍線部
㋐
〜㋔
の漢字はその読みをひらがなで書き︑カタカナは漢字で書きなさい︒
問二 空欄
A
〜
Cに入る語の組み合わせとして最も適切なものを︑次のア〜エの中から一つ選び︑記号で答えなさい︒
ア A だから
B しかし
C もちろんイ A つまり
B しかし
C なぜならウ A しかし
B もちろん
C つまりエ A しかし
B たとえ
C だから
問三 二重傍線部﹁受容﹂という熟語について︑この熟語の構成として正
しい説明を次のア〜エから一つ選び︑記号で答えなさい︒
ア 同じような意味を持つ漢字を重ねたもの︒
イ 上の漢字が下の漢字を修飾する形のもの︒
ウ 下に接尾語の役割の漢字がついたもの︒
エ 上に打消しの漢字がついたもの︒ ︻第一問題︼次の文章を読んで︑下のそれぞれの問いに答えなさい︒
︵問題作成の都合上︑本文の一部を改変した︶
―
1
――
2
―︻第二問題︼次の文章を読んで︑下のそれぞれの問いに答えなさい︒
イ リーチが︑日本を故郷のように感じ︑行ってみたいと思っていたが︑日本のよさや美を学び︑イギリスの文化を伝えるために日本に行こうと思ったということ︒
ウ 亀乃介が︑日本に故郷としての誇りを持ち︑日本とイギリスの文化交流をしようとして︑高村光雲に学ぼうと思ったということ︒
エ 亀乃介は︑なんとなく芸術をやろうと思っていたが︑イギリスに日本の文化を伝えたいと思うようになったということ︒
問五 波線部
②
﹁亀乃介のたったひとつの願い﹂とは何か︑二十五字以内で答えなさい︒︵句読点も一字に数える︶
問六
波線部
③
﹁いつにも増してやさしい色をたたえた瞳を弟子に向けて︑静かに言った﹂とあるが︑この時のリーチの気持ちとして︑最も適切なものを次のア〜エの中から一つ選び︑記号で答えなさい︒
ア 亀乃介が陶芸の道を歩んでいきたいと決意したことを喜ぶとともに︑イギリスで独自の芸術を見つけてほしいという励ましの気持ち︒
イ
亀乃介のたったひとつの願いを聞いて感激するとともに
︑日
本に帰国する現実を受け入れなければならないという冷静な気持ち︒
ウ 亀乃介の支えのおかげで日本で創作に打ち込めたという感謝の気持ちとともに︑これからも二人で素晴らしい芸術を創っていけることを喜ぶ気持ち︒
エ 亀乃介のおかげで今の自分があるという感謝とともに︑独自の芸術を見出し︑独り立ちすべきであることを本人に気づいてほしいと祈る気持ち︒
問七 波線部
④
﹁亀乃介の目に︑あたたかな涙があふれた﹂とあるが︑この時の亀乃介の気持ちを
﹁リーチ先生﹂
・﹁芸術家﹂
の二語を必ず
使って五十字以上︑六十字以内で答えなさい︒
︵句読点も一字に数える︶
︻﹃リーチ先生﹄︵原田 マハ︶による︼
︵注︶︹バーナード・リーチ︺
=
イギリス人の陶芸家︒最初は画家を目指していた︒
︹慈雨︺
=
ほどよくうるおいをもたらす雨︒
︹鳶色︺
=
黒みを帯びた茶色︒
問一 傍線部
㋐
〜㋔
の漢字はその読みをひらがなで書き︑カタカナは漢字で書きなさい︒問二 空欄
A・B
に入る語として最も適切なものを次のア〜エの中からそれぞれ一つずつ選び︑記号で答えなさい︒
ア 公平無私 イ 試行錯誤
ウ 五里霧中 エ 奇想天外
問三 二重傍線部
a
〜d
の中には一つだけ他のものと違う品詞がある︒他のものと違う品詞を一つ選び︑記号で答えなさい︒
問四 波線部
①
﹁決定的なものに変わった﹂とはどういうことか︑最も適切なものを次のア〜エの中から一つ選び︑記号で答えなさい︒ア リーチは︑日本に郷愁にも似た思いを抱いていたが︑日本のよさや美を学び︑日本語を話せるようになるために日本に行こうと思ったということ︒
問一 傍線部
㋐
〜㋒
の読み方を現代かなづかいで書きなさい︒問二 二重傍線部
a
・b
の主語を次のア〜エの中からそれぞれ一つずつ選
び︑記号で答えなさい︒
ア この家の人 イ 米俵
ウ 地震 エ 竜宮の人
問三 波線部
②
・③
の口語訳として適するものを次のア〜エの中からそれぞれ一つずつ選び︑記号で答えなさい︒
②
﹁かたはら﹂ア 片方の腹 イ 堅い地面
ウ となりの方 エ この米俵
③
﹁おぼつかなし﹂ア よくわからない イ 無愛想である
ウ みっともない エ 気に入らない
問四 波線部
①
﹁掘れども掘れども﹂の様子を具体的に表現している部分を︑文中から二つ︑それぞれ十五字以内で抜き出して答えなさい︒
︵句読点も一字に数える︶
問五 空欄
にふさわしい語を次のア〜エの中から一つ選び︑記号で
答えなさい︒
ア 城 イ 庭 ウ 地 エ 米俵
問六 波線部
④
﹁なえにはこれやたねとなるらむ﹂について︑次の解説文の空欄︹
Ⅰ
︺ ・ ︹
Ⅱ
︺にふさわしい語を︑漢字で答えなさい︒
︹解説文︺
ここに用いられている﹁なえ﹂と﹁たね﹂は表向きはそれぞ
れ﹁地震﹂と﹁力のみなもと﹂という意味で︑﹁地面がのみ込
んだ米俵が地震の力のみなもととなっているよ﹂という解釈と
なる︒
一 方
で︑
米 俵 の 米 か ら 連 想 さ れ る 語 と し て
︑﹁
な え
﹂ は
︹ Ⅰ
︺︑﹁たね﹂は
︹Ⅱ
︺の意味が重ねられて
おり︑和歌の意味を豊かにする技法が用いられている︒ ︻第三問題︼次の古文を読んで︑下のそれぞれの問いに答えなさい︒
淀の城
わたりにある家の庭に︑米三石
ばかりを積みおきたるに︑
地震ゆりて︑庭の上裂 地割けわれて︑米俵ひとつ地の底にゆ 落込り入りたり︒
﹁あ たら物
︑掘りいだせ﹂とて
︑その所を掘らするに
︑掘れど も掘れども俵はなし
︒水のわき出づるまで掘りけれども見えず
︒
﹁かたはらへ︑ゆ 揺行りこしぬらん﹂とて︑二間四方ばかり掘りけれど
も︑
つ 結局ゐに俵はなし︒竜 竜宮城宮にや沈 沈みけん︑金輪際にや落ち入りけ
ん︑
おぼつかなし︒その掘りける時も︑
の中は熱かりけりと
かや︒﹁いまだ此 地震
なえは︑ゆ 揺りやむまじ﹂といふを聞きて︑かくぞ
思ひつ 歌づけける︒ a①
②
㋐b
③
㋑
地の底にゆりしづめたる米俵なえにはこれやたねとなるらむ
︻﹃仮名草子集﹄による︼
︵注︶︹淀の城︺
=
京都市伏見区にあった城︒
︹二間︺
=
約三・六メートル︒
︹金輪際︺
=
地の底のこと︒︵仏教語︶ ④㋒
―
5
――
6
―①
質問に対して﹁そう思う﹂か
﹁そう思わない﹂かを解答用紙の
︻ ︼に書きなさい︒
②
﹁なぜなら﹂という書き出しに続けて書きなさい︒③
字数は
︑﹁なぜなら﹂を含めて
百二十字以上
︑百五十字以内
とする︒
︵句読点や記号も一字に数える︶
④
一マス目から書き始め︑段落を設けないこと︒ ︻第四問題︼次の文章を読んで︑下の
①
〜④
の指示に従って意見文を書きなさい︒内閣府の平成三十年度の﹁我が国と諸外国の若者に関する調査﹂によると︑
社会規範について日本の若者に聞いたところ︑左の表のような結果になった︒﹁困っている人を見たら︑頼まれなくても助けてあげるべきだ﹂という質問に対してのあなたの意見を︑下の
①
〜④
の指示に従って書きなさい︒困っている人を見たら、頼まれなくても助けてあげるべきだ
【平成 30 年度「我が国と諸外国の若者に関する調査」(内閣府)による】
どちらかといえば そう思わない どちらかといえば
そう思わない どちらかといえば
そう思う どちらかといえば そう思う そう思う
そう思う そう思わないそう思わない わからないわからない
(%)
(%)
21.7
21.7 46.646.6 18.318.3 6.86.8 6.66.6
そう思わない
(計)
そう思わない
(計)
そう思う
(計)
そう思う
(計)
68.3
68.3 25.125.1
問 三問 二
問 六
問 七 問 五
問 四
初め〜終わり 問 一
㋐
える㋑ ㋒
しく㋓ ㋔
︻第一問題︼問 六 問 三問 四
問 五 問 二
AB
問 七
50
60
問 一
㋐ ㋑ ㋒
い㋓ ㋔
って ︻第二問題︼問 四
問 五問 六
ⅠⅡ 問 三
② ③
問 二ab 問 一
㋐ ㋑ ㋒
︻第三問題︼なぜなら︑
120
150
︻第四問題︼ 私は︑質問に対して
︻ ︼︒ 国 語注意 受験番号は下の欄に必ず記入すること︒得
点受 験
番 号
令和二年度