ユーザー ガイド
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このガイドについて
注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。
目次
1 はじめに ... 1
HP Device Manager とは ... 1
概要 ... 2
HP Device Management Console ... 2
HP Device Management Server ... 2
HP Device Management Gateway ... 3
HP Device Management Agent ... 3
ファイル リポジトリ ... 3 概念 ... 4 エージェント モード ... 4 要素 ... 4 管理されたデバイス ... 4 PXE ... 4 リポジトリ ... 4 ルール ... 4 タスク ... 5 タスク シーケンス ... 5 タスク テンプレート ... 5 書き込みフィルター ... 5 このリリースの変更点 ... 6 その他の情報の参照先 ... 7 インターネット ... 7 技術サポート ... 7 このガイドについて ... 7 用語と表記規則 ... 7
HP Device Management Console ... 9
HP Device Management Server ... 10
HP Device Management Gateway ... 11
HP Device Management Agent ... 12
FTP サーバー ... 13
ネットワークに関する要件 ... 13
設置手順 ... 14
HP Device Management Console の使用 ... 18
HP Device Management Console へのログイン ... 18
HP Device Management Console の概要 ... 18
OS タブ ビュー ... 19
HP Device Management Gateway タブ ビュー ... 20
クライアント システムの検出 ... 21
デバイスのプロパティの表示 ... 21
基本資産情報 ... 21
[Get Device Asset Information](デバイス資産情報の取得)タスクの開始 ... 22
完全なThin Client 資産情報の表示 ... 23
クライアント システムのHP Device Management Agent を最新に保つ ... 23
3 クライアントの検出 ... 24
自動登録 ... 24
HP Device Management Server 側での検出 ... 25
手動設定 ... 27
手動によるクライアントからのデバイスの追加 ... 27
手動によるHP Device Management Console からのデバイスの追加 ... 28
4 タスクの使用 ... 29 タスク テンプレート ... 30 タスク テンプレートの作成および編集 ... 30 テンプレートのお気に入りへの追加 ... 31 テンプレート プラグインの削除 ... 31 [Template Sequence](テンプレート シーケンス)テンプレートの使用 ... 31 タスク テンプレートのインポートおよびエクスポート ... 32 タスク ... 33 タスクの実行 ... 33
タスク パラメーター ... 35
手動タスク ... 35
[Valid Time, Timeout & WOL](有効な時刻、タイムアウト、およびウェイ クオンLAN) ... 36
[Target Device List](対象のデバイス一覧) ... 37
[Schedule & Batch Control](スケジュールおよびバッチ制御) ... 38
[Write Filter and WOL](書き込みフィルターおよび WOL)の設定 ... 39
タスクのデバイスへの適用 ... 39 タスクの延期 ... 40 タスクのプロパティの表示 ... 41 タスク パラメーターの設定 ... 41 タスクの一時停止 ... 44 タスクの続行 ... 44 タスクの再送信 ... 44 タスクの削除 ... 44 タスク ログの表示 ... 45 シャドウイングのためにVNC Viewer を開く ... 45 結果のテンプレートを開く ... 45 タスク ルール ... 46 新しいルールの追加 ... 46 5 デバイスの管理 ... 50 [Device Tree](デバイス ツリー)アイコン ... 50 デバイスの削除 ... 51 デバイスのグループ化 ... 51 DHCP タグを使用したグループ情報の設定 ... 51 手動グループ化への切り替え ... 52 新しい手動グループの追加 ... 52 動的グループ化 ... 52 新しい動的グループ化スキーマの作成 ... 52 動的グループへの切り替え ... 54 Thin Client のフィルタリング ... 54 新しいフィルターの作成 ... 54
デバイス情報の印刷 ... 60 デバイスのシャドウイング ... 60 電源の管理 ... 62 6 Thin Client イメージング操作 ... 63 はじめに ... 63 イメージおよびリポジトリの管理 ... 63 PXE のクライアント BIOS の設定 ... 64 PXE イメージのクライアントからのプル ... 64 PXE イメージのクライアントへのプッシュ ... 68 HP Thin Client からのイメージのクローン作成 ... 72 イメージの更新 ... 76 7 クライアント オペレーティング システムの管理 ... 79 デバイス名(ホスト名)の変更 ... 79 接続設定の変更 ... 80 デバイス設定の変更 ... 81 設定のクローンの作成 ... 82 設定の適用 ... 84 画面の設定 ... 87 ネットワークの設定 ... 88 時間の設定 ... 89 キーボードの設定 ... 90 マウスの設定 ... 91 地域の設定 ... 92 [Internet Explorer]の設定 ... 93 Web ブラウザーのホーム ページの設定 ... 94 VNC の設定 ... 95 スクリーンセーバーの設定 ... 95 MAC アドレスを使用したデバイスの追加 ... 96
[File and Registry](ファイルおよびレジストリ)テンプレートの使用 ... 99
[File and Registry](ファイルおよびレジストリ)テンプレートのマージ ... 102
レジストリ設定の変更 ... 103
レジストリ設定の取得 ... 103
リモートでのWindows スクリプトの実行 ... 117 アドオン ... 117 はじめに ... 117 Thin Client へのアドオンの適用 ... 117 8 リポジトリの管理 ... 128 使用するファイル プロトコルの選択 ... 128 ファイル リポジトリのセットアップ ... 129 リポジトリへの要素の追加 ... 134 FTP リポジトリの設定 ... 141 リポジトリの削除 ... 143 リポジトリのエクスポート ... 143 リポジトリのインポート ... 144 テンプレート用のFTP リポジトリの選択 ... 144 FTP マッピング ... 145 デバイスとそのFTP サーバーの一覧表示 ... 145 サブネットとそのFTP サーバーの一覧表示 ... 147 デバイスまたはサブネットのフィルター処理 ... 148 9 セキュリティ管理 ... 150 ユーザーの管理 ... 150 ユーザーの追加 ... 150 ユーザーの削除 ... 151 ユーザーのグループへの割り当て ... 152 ユーザーのパスワードの変更 ... 153 ユーザーへのセキュリティ フィルターの割り当て ... 154 グループの追加 ... 155 グループへのアクセス権の割り当て ... 156 ユーザーのグループへの割り当て ... 156 グループへのセキュリティ フィルターの割り当て ... 157 グループの削除 ... 158
LDAP および Active Directory でのユーザー認証 ... 158
10 レポートの管理 ... 174 レポート テンプレートの追加 ... 174 レポート プラグイン ファイルのインポート ... 178 レポート テンプレートを使用したレポートの作成 ... 179 レポートの生成 ... 180 ゲートウェイ情報 ... 180 デバイス情報 ... 181 デバイス タスク レポート ... 181 タスク レポート ... 182 タスク状態レポート ... 182 タスク ログ レポート ... 183 11 テンプレート リファレンス ... 184
[File and Registry](ファイルおよびレジストリ) ... 184
_File and Registry ... 185
_Get Registry ... 186
[Agent](エージェント) ... 186
_Configure Agent ... 187
_Configure Altiris Agent ... 188
_Configure HPCA Agent ... 188
_Install RALF Agent ... 189
_Update Agent ... 189
[Connections](接続) ... 190
_Pull Connection Information ... 191
[Imaging](イメージ) ... 192 _Clone Image ... 193 _PXE Imaging ... 194 _Update Image ... 195 [Operations](操作) ... 196 _Factory Reset ... 197
_Get Asset Information ... 197
_Reboot Device ... 198
_Reverse Shadow Device ... 198
_Shadow Device ... 198
_Apply Easy Tools 構成テンプレート ... 200
_Apply Easy Tools 設定テンプレート ... 201
_Apply Settings ... 202
_Clone Settings ... 203
_Hostname and IP ... 204
_Set Password ... 205
_Write Filter Settings ... 205
[Template Sequence](テンプレート シーケンス) ... 206 _Template Sequence ... 206 基本テンプレート シーケンス ... 207 詳細テンプレート シーケンス ... 207 12 HPDM データベースのバックアップおよび復元 ... 209 付録 A ネットワーク設定 ... 216 DHCP サーバーの設定 ... 216
DHCP サーバーと別にインストールされた HP Device Management Server ... 216
DHCP サーバー システムにインストールされた HP Device Management Server ... 217
Linux DHCP サーバーの設定 ... 218 ルーターの設定 ... 218 付録 B ポートの使用状況 ... 220 付録 C エージェント ポーリングおよびエラー ログ ... 222 エージェント ポーリング ... 222 エラー ログ ... 223
HP Device Management Agent ログ ... 223
HP Device Management Gateway ログ ... 223
HP Device Management Server および HP Device Management Console ログ ... 224
付録 D エラー コード リファレンス ... 225
付録 F NeoLinux 4.x デバイスでの恒久的な書き込み操作の実行 ... 251
1 はじめに
HP Device Manager とは
HP Device Manager はサーバーベースの高機能のアプリケーションで、HP ソフトウェアを実行する Thin Client デバイスの管理機能を一元化します。HP Device Manager には、以下のような機能があり ます。 ● 集中管理ツール ● タスクによって処理されるThin Client 管理 ● HP Thin Client のすべてのオペレーティング システムのサポート ● データ暗号化機能を備えた安全な通信チャネル ● WAN 環境のサポート
概要
HP Device Manager は、コンソール、サーバー、ゲートウェイから構成されるシステムです。
注記: この図は一般的な設定です。このシステムでは、Thin Client を多数配置したい場合に、ゲー トウェイやFTP サーバー リポジトリを柔軟に追加展開できます。
HP Device Management Console
HP Device Management Console は、HP Device Manager のユーザー インターフェイスです。複数 のHP Device Management Console から、HP Device Management Server を操作できます。HP Device Management Console を使用すると、システム管理者は、制御されている各デバイスの詳細の 表示、デバイス ツリーの構成、リモート ジョブ定義の作成およびメンテナンス、デバイスに送信さ れたタスクの監視などを行えます。
HP Device Management Server
HP Device Management Server は、HP Device Management Gateway を通して HP Device
Management Agent を制御します。サーバー上にタスク テンプレートとして保存されているタスク HP Device Management Agent のそれぞれの HP Device Management Gateway を介して各
HP Device Management Gateway
HP Device Management Gateway は、デバイスと HP Device Management Server の間のリンクとし て機能します。デバイスは、起動時にHP Device Management Gateway に登録されます。HP Device Management Gateway に設定されたコンピューターには、通常、HP Device Manager によっ てPXE サーバーもインストールされています。複数のサブネットをまたいで表示するためには、複数 のHP Device Management Gateway システムが必要となる場合があります。単純な単一のネット ワーク環境では、HP Device Management Gateway システムが、HP Device Management Server と 同じシステム上にあっても問題ありません。
HP Device Management Agent
HP Device Management Agent は Thin Client デバイスにインストールされているソフトウェア コン ポーネントで、これによってHP Device Manager は各デバイスとやり取りできます。HP Device Management Agent はオペレーティング システムに組み込まれているため、デバイスを設置したら すぐにHPDM で管理できます(古いデバイスの HP Device Management Agent はアップグレードが 必要な場合があります)。HP Device Management Agent は HP Device Management Gateway から タスク コマンドを受け取り、コマンドを実行して、結果をHP Device Management Gateway に報告 します。
ファイル リポジトリ
ファイル リポジトリは、ファイルがコンポーネントやイメージなどのリポジトリに保存されている 場所であり、HP Device Management Server の要求に応じて HP Device Management Agent から アップロード、またはHP Device Management Agent にダウンロードできます。リポジトリには、 FTP リポジトリとサーバー リポジトリの 2 種類があります。FTP リポジトリは、異なる HP Device Management Server に複数作成できます。
概念
エージェント モード
エージェント モードは、HP Device Management Gateway からタスクを取得するために使用される HP Device Management Agent のモードです。エージェント モードに設定することにより、HP Device Management Agent は HP Device Management Gateway なしでも NAT ネットワークでの動 作が可能です。エージェント モードは、プッシュ モードまたはプル モードのどちらかです。プッ シュ モードはゲートウェイが使用可能なタスクをエージェントに送信するモードで、プル モードは エージェントがゲートウェイに対して定期的にタスクを要求するモードです。
要素
要素とは、リポジトリに保存されているリソースの種類(ソフトウェア コンポーネント、システム イメージ、診断ツールまたはエージェント ファイルなど)で、特定のテンプレートを使用してデバ イスに適用できます。管理されたデバイス
このマニュアルでは、管理されたデバイス、クライアント デバイス、リモート デバイス、およびデ バイスとは、Thin Client などの HP Device Manager によって管理されているデバイスを意味します。PXE
Preboot eXecution Environment(PXE)は、データ記憶装置またはインストールされているオペレー ティング システムに関係無く、ネットワーク インターフェイスを使用してコンピューターを起動す るためのネットワーク プロトコルです。
HP Device Manager は、PXE を利用して Thin Client イメージの抽出および配布を実行します。
リポジトリ
リポジトリは、1 つ以上の FTP サーバーに保存されているソフトウェア コンポーネント、システム イメージ、診断ツール、エージェント ファイルなどから構成される要素の集合体です。リポジトリ は複数のHP Device Management Server にまたがっている場合があります。これらは、HP Device Management Server リポジトリ(サーバー リポジトリ)および FTP サーバー リポジトリ(FTP リポ ジトリ)と呼ばれます。
ルール
ルールを使用すると、タスクの実行を自動化できます。各ルールには、次の3 つの部分が含まれま す。ルールを適用するThin Client を定義するフィルター、いつルールを実行するかを定義するトリ ガー、およびルールによってThin Client 上で実行する操作を定義するテンプレートです。タスク
タスクとは、デバイスまたはデバイスのグループに対してタスク テンプレートを実行するようにス ケジュールされた処理です。タスクはテンプレート、実行スケジュール、および対象のThin Client 一 覧の組み合わせです。タスク シーケンス
タスク シーケンス(またはシーケンス)は、複数のテンプレートを1 つのタスクにまとめることが できる特殊なタスク テンプレートです。タスク テンプレート
タスク テンプレート(またはテンプレート)は、管理者がデバイスをリモートで制御するために使 用するアクションを定義したものです。個々のタスク テンプレートはXML ファイルであり、リモー ト デバイス上で実行させる設定変更やソフトウェア更新が定義されています。 HP Device Manager には、各種の組み込みタスク テンプレートおよびリモート デバイスの管理方法 の例が多数用意されています。たとえば、デバイス名の変更、ネットワーク設定、ホームURL の変 更、ICA 接続クローン、ソフトウェア コンポーネントの追加/削除などが含まれます。タスク テンプレートは、HP Device Management Console 上のツールを使用してインポートまたは エクスポートできます。新しいタスク テンプレートは、HP の FTP サイトからダウンロードして、HP Device Management Server にインポートできます。
書き込みフィルター
ライト フィルターには、ランタイム イメージを書き込み禁止にする機能があります。すべての書き 込み要求を別のディスク パーティションまたはRAM にリダイレクトすることによって、ランタイム イメージが書き込み可能であるように見せます。さらに、ライト フィルターには、ランタイム イ メージをCD-ROM などの読み取り専用メディアに展開する機能が用意されています。ライト フィル ターには、従来のパーティションベースのエンハンスド ライト フィルター(EWF)とファイルベー スのライト フィルター(FBWF)の 2 種類があります。このリリースの変更点
HP Device Manager バージョン 4.4 のリリースでは、以下の変更が加えられました。
● 以下のHP Thin Client に対するサポートが追加されました。 ◦ HP t5335z スマート クライアント
◦ HP t5565z スマート クライアント ◦ HP 6360t Mobile Thin Client ◦ ● HP Easy Tools を使用してキャプチャされた OS イメージをインポートおよび展開するオプショ ンが追加されました。 ● HP Easy Tools を使用してキャプチャされたデバイス設定をインポートおよび展開するオプショ ンが追加されました。 ● HP Easy Tools を使用してキャプチャされたデバイス構成をインポートおよび展開するオプショ ンが追加されました。 ● 再起動またはシャットダウンを実行するタスクをエンド ユーザーが延期できるオプションが追 加されました。 ● 時間の設定タスク テンプレートにタイム ゾーンがさらに追加されました。 ● ルールの順序を(昇順または降順に)変更し、順序に基づいてそれらのルールを実行するための ロジックを含める機能が追加されました。 ● 特定のバージョンのソフトウェアがインストールされているデバイスまたはインストールされ ていないデバイスを検索するオプションが[Report Management](レポートの管理)に追加され ました。 ● Thin Client 上でユーザーのパスワードを変更できるオプションが追加されました。
● BIOS のバージョンが 1.0.3 以前である場合に、WES7 SP1 のイメージを 5740e に適用する前に BIOS を自動的に更新する機能が追加されました。.
● HP Device Manager Gateway で、タスクを異なるサブネット上にある他の実行中の Thin Client
に委任することによって、その委任先サブネット上のクライアントを起動できる機能が追加され ました。
● 1 つ以上のセキュリティ フィルターをグループまたはユーザーに割り当てることによって、
ユーザーまたはグループに対して管理可能なデバイスを制限するオプションが追加されました。
● 現在の(またはプライマリの)HP Device Management Gateway を変更するエージェント設定 タスク テンプレートのオプションが追加されました。
その他の情報の参照先
インターネット
最新のソフトウェア アップデートを含む、HP 製品に関する最新情報および過去の情報は、以下のサ イトから入手できます。 http://www.hp.com/jp/ また、このユーザー マニュアルおよびその他のHP ドキュメントは、HP の Web サイトで閲覧または ダウンロードできます。技術サポート
http://www.hp.com/support/にアクセスして、「HP Device Manager」を検索してください。
このガイドについて
このガイドでは、HP Device Manager の使用方法について説明します。このガイド内で、クライアン ト オペレーティング システムによって表示される項目に言及することがあります。これらの項目 の説明については、お使いのクライアント オペレーティング システムの種類に応じたユーザー マ ニュアルを参照してください。用語と表記規則
このガイドでは、以下の用語および表記規則を使用しています。 ● デバイス、クライアントおよびThin Client 「デバイス」、「クライアント」、「Thin Client」の各用語は代替可能であり、HP ソフトウェアを実 行している任意のクライアント デバイスを指します。 ● キー操作 CtrlキーとCキーなどのような2 つ以上のキーを同時に押す必要がある場合は、キーの名称をプ ラス記号でつなげて表記し、強調表示します。たとえば、Ctrl+Cのように表記します。この場 合、「+」記号のキーを押す必要はありません。 ● ダブルクリック 「ダブルクリック」とは、マウス ポインターがディスプレイのアイコンなどの特定の項目に置か れているときにマウスの左ボタンを2 度続けてすばやくクリックすることです。特に指定がな いかぎり、マウスの左ボタンを使用してください。2 HP Device Manager をお使いになる
前に
HP Device Manager の使用を開始するには、以下のことを行う必要があります。
● ソフトウェアのインストールを実行してネットワーク環境を設定する
● HP Device Management Console について理解する
● HPDM 資産データベースにクライアント システムを追加する
HP Device Manager のインストール
ここでは、HP Device Manager のインストール手順を説明します。
システム要件
以下のセクションでは、個々の製品コンポーネントをインストールするための最低限のシステム要件 について説明します。
HP Device Management Console
HP Device Management Console は、任意の数のコンピューターにインストールできます。以下の環 境が必要です。 ● オペレーティング システム Windows Server 2003(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2003 R2(32 ビット) Windows Server 2003 R2(SP2)(64 ビット) Windows Server 2008(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2008 R2(64 ビット) Windows XP Professional(SP3)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows 7 Pro(32 ビットおよび 64 ビット) ● 他社のソフトウェア
Java™ Runtime:SUN Java Runtime Environment バージョン 6 アップデート 2
注記: Java Runtime は、HP Device Manager にインストールされています。 ● ハードウェア
Pentium®-III 以上 512 MB の RAM
HP Device Management Server
HP Device Management Server は、1 台のコンピューターにインストールする必要があります。以下 に、HP Device Management Server を実行するための最低限のハードウェアおよびソフトウェア要件 を示します。 ● オペレーティング システム Windows Server 2003(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2003 R2(32 ビット) Windows Server 2003 R2(SP2)(64 ビット) Windows Server 2008(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2008 R2(64 ビット) ● 他社のソフトウェア
Java Runtime:SUN Java Runtime Environment バージョン 6 アップデート 2
注記: Java Runtime は、HP Device Manager にインストールされています。
DBMS: Microsoft SQL Server 2000 以降および PostgreSQL 8.3 以降(インストーラーにバン ドル)がサポートされています。 注記: PostgreSQL は、HPDM ディストリビューションに含まれています。PostgreSQL をデー タベースとして選択すると、PostgreSQL がインストール メディアからインストールされます。 ● ハードウェア Pentium III 以上 512 MB の RAM 512 MB のディスクの空き領域
HP Device Management Gateway
HP Device Management Gateway は、複数のコンピューターにインストールできます。ただし、1 つのサブネット上のゲートウェイは1 つだけにする必要があります。以下の環境は、HP Device Management Gateway を実行するための最低限のハードウェアおよびソフトウェア要件です。 ● オペレーティング システム Windows Server 2003(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2003 R2(32 ビット) Windows Server 2003 R2(SP2)(64 ビット) Windows Server 2008(SP2)(32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2008 R2(64 ビット) ● ハードウェア Pentium-III 以上 512 MB の RAM 512 MB のディスクの空き領域
HP Device Management Agent
HP Device Management Agent は、システムによって管理される各 Thin Client デバイスにインストー ルする必要があります。HP Device Management Agent を実行するには、以下の環境が必要です。
● オペレーティング システム HP XPe、WES09、および WES7 HPCE 5 および HPCE 6 HP Linux Debian 4/3.1 HP ThinConnect HP ThinPro HP ThinPro Zero NeoLinux 4.0.1 NeoLinux 3 Neoware XPe 1.4.2 以降 Neoware CE 8.1 Maxspeed XPe Maxspeed CE ● ハードウェア 上記のオペレーティング システムのどれか1 つをサポートする Thin Client デバイス 2 MB のディスクの空き領域 サポートされているHP Thin Client は以下のとおりです。 ◦ HP XPe/WES09/WES7 6360t、t5740、t5740e、t5730、t5730w、t5720、t5630、t5630w、t5570、t5400、 gt7720、vc4820T、4410t、4320t ◦ HP CE t5550、t5540、t5530、t5520 ◦ HP ThinPro t5745、t5735、t5565、t5545、t5325、t5145、gt7725
◦ HP Linux Debian t5735 ◦ HP ThinConnect t5145、t5135 ◦ HP Blade PC dc73
FTP サーバー
管理されたThin Client にファイルを転送したり、Thin Client からファイルを転送したり、Thin Client のオペレーティング システム イメージのプルまたはプッシュを実行したりするには、HP Device Management Server および Thin Client から 1 つ以上の FTP サーバーにアクセスできる必要がありま す。これらはFTP リポジトリと呼ばれます。FTP サービスが同じシステムで実行されていて匿名ユー ザーに読み取り/書き込みが許可されている場合、HP Device Manager は読み取り/書き込みアクセ ス権を持つ必要があり、FTP リポジトリを自動的に設定します。FTP、FTPS、および SFTP プロトコル がサポートされています。 推奨されるFTP サーバー:他社のソフトウェア ● Filezilla Server
● Microsoft Internet Information Server(IIS)
ネットワークに関する要件
ネットワーク環境のさらに詳しい要件を、以下に示します。
● HP Device Manager は、IPv4 ネットワークのみをサポートします。
● HP Device Manager は、PXE または PXE なしの方法(推奨)を使用して Thin Client のイメージ
を取得できます。PXE のイメージングが必要な場合は、ネットワーク上で他に動作している PXE サービスがないことを必ず確認してください。 ● クライアント/サーバー通信には、さまざまな UDP および TCP ポートが必要です。標準ポートお よびカスタム ポートの要件の一覧については、220 ページの「ポートの使用状況」を参照して ください。 ● ファイアウォールの後方でサーバーを使用している場合は、ファイアウォール設定の例外ポート にポート1099 および 40002 を追加してください。 ● ISC DHCP サーバーを使用している場合は、バージョン 3.0 以上を実行している必要がありま
設置手順
HP Device Manager を実行するために必要なソフトウェアがローカル コンピューターにすでにイン ストールされている場合は、インストール プログラムがそのソフトウェアを検出して製品アップグ レードの実行を試みます。 注記: オペレーティング システムによって、インストール処理の手順や説明が多少異なる場合が あります。1. HP Device Manager の InstallShield ウィザードを実行します。インストールを開始するダイア ログ ボックスが表示されます。 [Next >](次へ>)をクリックします。 2. [License Agreement](使用許諾契約)のすべての条件を確認します。 これらの条件に同意する場合は、[Yes](はい)をクリックします。 3. [System Requirement](システム要件)の情報を確認します。 システムがこれらの要件を満たしている場合は、[Next >]をクリックします。
4. [Choose Destination Location](インストール先を選択)ダイアログ ボックスで、HP Device Manager をインストールするフォルダーを選択します。初期設定のフォルダーを使用するか、 [Browse](参照)をクリックして特定の場所に移動します。
インストール先を選択したら、[Next >]をクリックします。
5. この手順では、セットアップの種類を選択できます。
● [Complete](完全):HP Device Management Console、HP Device Management Server、 およびHP Device Management Gateway が、初期設定の状態でインストールされます。 ● [Custom](カスタム):インストールするコンポーネントおよびそれぞれの設定内容を選
択します。
◦ [Console](コンソール):設定は必要ありません。
◦ [Server](サーバー):HP Device Management Server で使用するデータベースを選 択できます。選択可能なデータベースは、PostgreSQL および Microsoft SQL Server で す。
◦ [Gateway](ゲートウェイ):DHCP および HP Device Management Gateway の設 定が必要です。DHCP サーバーは、IP アドレスやその他の基本的なネットワーク情報 (サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイなど)を取得するために、PXE ブート
ROM によって使用されます。
注記: HP Device Management Gateway のインストールによって、初期設定の FTP リポジト
6. 必要なセットアップの種類として[Custom]を選択した場合は、ここで、インストールしたい HP Device Manager のコンポーネントを選択しておく必要があります。 [Next >]をクリックします。 7. HP Device Manager の[スタート]ボタンのショートカットを作成するフォルダーの名前を選択 します。 [Next >]をクリックします。 8. インストール設定を確認する場合は、[<Back](<戻る)をクリックします。 この設定でインストールする場合は、[Install](インストール)をクリックします。 9. インストール パラメーターを確定すると、インストール プロセスが次に進みます。インストー ル中は[HPDM Configuration Wizard](HPDM 設定ウィザード)が起動し、主な設定の手順がユー ザーに提示されます。 以下では、[HPDM Configuration Wizard]の各ステップについて説明します。左側の枠には、こ れから実行されるすべての設定ステップが一覧表示され、現在のステップがどのステップにあた るかがわかります。右側の枠には、現在のステップの設定オプションが表示されます。 a. [Language setting](言語の設定):希望する言語を選択し、[Next >](次へ>)をク リックして続行します。 注記: HPDM バージョン 4.4 は、英語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語、フ ランス語、繁体字中国語、スペイン語をサポートしています。 b. [Ports Checking](ポートのチェック):このステップでは、システムのポートが正しく 設定されているか、およびシステムがHPDM をサポート可能かどうかを検証します。 [Check ...](チェック...)をクリックすると、必要なネットワーク ポートのスキャンが開 始され、それらのすべてのポートが利用可能であるかが確認されます。 HP Device Manager が使用するポートでの自由な通信がネットワークで許可されている必 要があります。問題が検出された場合、[HPDM Configuration Wizard]のポート スキャン によりマークが付けられて通知されるため、問題を修正してからスキャンを続行できます。 ポートの問題を解決するためにインストール作業を中止して再起動する必要はありません。 問題が検出された場合、該当するポートには以下のようにマークが付けられます。 スキャンの結果、あるポートで問題が検出されたことを示すために、警告アイコンが使用さ れます。[Component](コンポーネント)列に、ポートを使用する必要がある HPDM コ ンポーネントが示されます。HPDM ポート一覧を使用して、220 ページの「ポートの使用 状況」を参照して問題を絞り込んでください。 注記: ファイアウォールの後ろにHPDM サーバーをインストールする場合は、ファイア ウォール設定の例外ポートにポート1099 および 40002 を追加してください。
HPDM PXE サーバーと接続する上で必要な情報を取得できるように保証します。ローカル サーバーがDHCP を提供しない場合は、ネットワーク アクセス可能な DHCP サーバーが利 用でき、必要なDHCP オプションが提供されるように保証する必要があります。ローカル DHCP サービスを使用する場合は、ウィザード画面の説明に沿ってオプションを設定しま す。 [Next >]をクリックして続行します。 d. [HPDM Gateway configuration](HPDM ゲートウェイの設定)ウィザード ステップ では、標準の[HPDM Gateway configuration]ダイアログが表示されます。 このダイアログの次の設定を確認します。 ● [Server Address](サーバー アドレス):ゲートウェイからのレポート送信先とな る管理サーバーのアドレス。サーバーとゲートウェイがともに同じシステム上にある 場合、localhost を使用しても動作しますが、実際のアドレスを使用するほうが望ま しいです。
● [Local NIC](ローカル NIC):ゲートウェイがエージェント レポートの受信に経由 するNIC システムに NIC が 1 つしかない場合、このフィールドは空白でもかまいませ ん。
● [Start PXE service when Gateway is started](ゲートウェイの起動時に PXE サービスを起動します):ゲートウェイと一緒にPXE サービスを起動するかどうか指定 します。PXE サービスは必ずゲートウェイとともにインストールされますが、必要に応 じて単独で制御できます(この設定を[No](いいえ)に変更します)。大抵の状況では [Yes](はい)に設定し、ゲートウェイの起動/停止時に PXE サービスが起動/停止する ようにしてください。 [Next >]をクリックして続行します。 e. [Result](結果)ウィザード ステップでは、これまでの各ウィザード ステップの設定と 結果の概要を表示できます。選択した設定は、[Execute](実行)をクリックするまで適用 されません。 f. [HPDM Configuration Wizard]ダイアログは、[Execute]のクリック後も表示されたままに なります。 セットアップが完了すると、[Execute]ボタンが[Finish](完了)ボタンに変わります。 [Finish]ボタンが表示されたら、[View](表示)をクリックして、各種の設定ステップの 結果を[Result]枠に表示できます。これによって、各設定タスクに関するレポートが表示 されます。 [Finish]をクリックして続行します。
10.[HPDM Configuration Wizard]の完了後、InstallShield プロセスは続行します。次に標準 HPDM データベース ダイアログが表示されます。必要なデータベース オプションを選択し、[Next
>]をクリックして続行します。
注記: HP Device Manager のデータベースとして[MS SQL SERVER](MS SQL Server)を選
択し、[Windows Authentication](Windows 認証)タイプを使用した場合は、アカウントおよび パスワードを入力する必要があります。サーバーは、指定したアカウントを使用したサービスと して起動されます。 11.データベース管理者資格情報を入力し、[Finish]をクリックします。 12.インストールが完了しました。 [Finish]をクリックしてインストール ウィザードを終了します。
HP Device Management Console、HP Device Management Server、および HP Device Management Gateway が正しく設定されている場合、HP Device Management Server および HP Device
Management Gateway のアイコンが、以下に示すようにコンピューターのシステムトレイに表示さ れます。
図 2-1 HP Device Management Server および HP Device Management Gateway のシステムトレ イ アイコン
緑色のアイコンはサービスが実行中であること、黄色のアイコンはサービスが起動中であること、赤 色のアイコンはサービスが停止していることを示します。
注記: システムトレイ アイコンを右クリックして表示されるメニュー オプションを使用すると、 サービスの起動/停止や HP Device Management Gateway の再設定を行えます。
HP Device Management Console のアイコンは、デスクトップに表示されます。
図 2-2 デスクトップ アイコン
場合によっては、ネットワーク設定に他にも変更すべき点が見つかることがあります。
HP Device Management Console の使用
HP Device Management Console へのログイン
HP Device Management Console を起動するには、以下の操作を行います。
1. Windows デスクトップの[HP Device Management Console](HP デバイス管理コンソー ル)アイコンをダブルクリックするか、または[Start](スタート)メニューで[Programs](プ ログラム)→[HP]→[HP Device Manager]→[HP Device Management Console]の順 に選択します。
[Log in](ログイン)ダイアログ ボックスが表示されます。
2. ネットワークのHP Device Management Server の[Server Address](サーバー アドレス)を 入力します。サーバー アドレスには、IP アドレスまたはコンピューター名を入力できます。HP Device Management Console が HP Device Management Server と同じシステム上に存在する 場合は、「localhost」と入力します。
3. [Username](ユーザー名)と[Password](パスワード)をそれぞれのフィールドに入力し ます。
4. [OK]をクリックして HP Device Management Console にログインします。
ユーザー名とパスワードが確認されると、HP Device Management Console のメイン ウィンド ウが表示されます。
HP Device Management Console の概要
HP Device Management Console のウィンドウは、3 つのパネルと現在のビューを決定するタブの セットで構成されています。タブの正確な数は、Thin Client システムで識別されている個々のオペ レーティング システムの数によって決まります。タブは、Thin Client オペレーティング システムご とに1 つ、識別されていないオペレーティング システムに 1 つ、そして HP Device Management Gateway ビューに 1 つ用意されています。
OS タブ ビュー
Thin Client オペレーティング システム ビューの個々のタブでは、以下のビューが生成されます。 1. OS タブ:HP Device Manager によって管理されているさまざまな種類のターミナル オペレー ティング システムを選択します。現在HP Device Manager によって管理されているデバイス のオペレーティング システムの種類のタブのみが表示されます。 2. デバイス ツールバー:クライアント デバイスの電源オン/オフ、リモート クライアントのシャ ドウイング、タスクの送信、デバイス プロパティの印刷、エージェントの検出などが可能なツー ルを提供します。 3. テンプレート ツールバー:テンプレートの削除、マージ、送信などを行う各種のオプションを 選択します。 4. テンプレート パネル:一覧表示されているクライアント デバイスに適用できるテンプレートが ここに表示されます。6. ステータス バー:カーソルをHP Device Management Console のさまざまな項目に移動する と、ここにそれらの項目の説明が表示されます。 7. タスク パネル:個々のタスクの実行状態を表示します。一覧表示されているタスクに複数のデ バイスが存在する場合、タスクをダブルクリックすると各デバイスの状態が確認できます。ここ には2 つのタブがあり、1 つは手動タスク用、もう 1 つはルールによって生成されたタスク用で す。
HP Device Management Gateway タブ ビュー
[HPDM Gateway](HPDM ゲートウェイ)タブをクリックすると、現在選択されている HP Device Management Gateway に固有の情報が表示されます。
1. HP Device Management Gateway システムのツリー ビュー
クライアント システムの検出
これで、HPDM ソフトウェアのインストールが完了し、HP Device Management Console の基本を理 解できたので、次の手順に進みます。次は、HPDM 資産データベースにクライアント システムを追 加します。クライアント システムをHPDM 資産データベースに追加する方式は 2 つあります。HP Device Management Server から追加する方式(クライアント システムの検出)と、クライアント シ ステムから追加する方式(クライアント システムの登録)です。これらの処理では、管理するクラ イアント システムに関する情報をHPDM 資産データベースに挿入します。
通常、HP Device Management Gateway システムは、HP Thin Client の起動時に送信されるネット ワーク ブロードキャスト メッセージをリッスンすることにより、ほとんどのHP Thin Client システ ムを検出できます。このソリューションでは、Thin Client の起動前に HP Device Management Gateway システムが動作している必要があります。Thin Client を HPDM 資産データベースに追加す るその他の方法については、24 ページの「クライアントの検出」を参照してください。
デバイスのプロパティの表示
HPDM は、管理下の各 Thin Client についての資産情報を保存します。Thin Client は HP Device Management Server に登録する場合、HPDM が Thin Client と通信できるようにするため、この Thin Client を一意に識別するために必要な資産情報のみを渡します。完全な資産情報は、後で[Get
Device Asset Information](デバイス資産情報の取得)タスクを Thin Client に送信することによっ
て取得できます。このタスクが返す情報がHPDM 資産データベースに保存されます。
基本資産情報
HP Device Management Console 内の Thin Client アイコンをダブルクリックすると、[Properties] (プロパティ)ウィンドウが開きます。このウィンドウには、さまざまな資産情報カテゴリを含む多 数のタブがあります。基本資産情報しか利用できない場合は、[General](全般)タブのみに値が含 まれます。基本資産情報に含まれる項目は、Thin Client ビューのフィルタリングやグループ化にも使 用できます。 表 2-1 基本資産情報 項目 説明 [Device ID](デバイ スID)
HPDM が Thin Client に割り当てる一意の ID。実際には Thin Client で検出された最初の MAC アド レスです [Host Name](ホス ト名) Thin Client に設定されている現在のホスト名 [Device Type](デバ イスの種類) Thin Client ハードウェアのモデル名
表 2-1 基本資産情報 (続き) 項目 説明 [Device Serial Number](デバイス シリアル番号) Thin Client のハードウェア シリアル番号 [OS Type](OS の種 類) Thin Client のオペレーティング システム名 [MAC Address] (MAC アドレス)
HPDM が Thin Client との通信に使用する Thin Client 上のネットワーク アダプターの MAC アドレ ス [IP Address](IP アド レス) HPDM が Thin Client との通信時に接続する IP アドレス [Subnet Address] (サブネット アドレ ス) HPDM と Thin Client の通信が行われるサブネット [Agent Version] (Agent のバージョン)
Thin Client 上の HP Device Management Agent のバージョン
[HPDM Gateway ID](HPDM ゲートウェ
イID)
Thin Client との通信に使用される HP Device Management Gateway の MAC アドレス
[Agent Working Mode](エージェント
の動作モード)
HP Device Management Gateway が Thin Client にタスクをプッシュすることが可能か、または、 HP Device Management Agent が HP Device Management Gateway からタスクをプルするまで 待機する必要があるかを示します。たとえばNAT によって Thin Client が HP Device Management Gateway から切り離されている場合など、一部の環境では、HP Device Management Gateway が Thin Client にアクセスできず、HPDM は HP Device Management Gateway への接続を HP Device Management Agent に依存しなければなりません
[First Contact
Time](最初の接続時
刻)
Thin Client が HPDM に登録された日時
[Last Time Online]
(最後にオンライン だった時間)
HPDM が Thin Client 上の HP Device Management Agent と最後に通信した日時
[Get Device Asset Information](デバイス資産情報の取得)タスクの開始
Thin Client に関する詳しい情報を収集するには、HPDM の[Get Device Asset Information]タスク を実行する必要があります。
[Get Device Asset Information]タスクを実行するには、以下の操作を行います。
1. 情報を収集したいThin Client を右クリックし、[Get Device Asset Information]を選択しま す。
2. タスク作成ウィンドウが表示されたら、[OK]をクリックします。
3. タスクの完了後、そのThin Client の[Properties](プロパティ)ウィンドウで追加資産情報を 確認できます。
完全な
Thin Client 資産情報の表示
[Get Device Asset Information](デバイス資産情報の取得)タスクが成功すると、Thin Client の
[Properties](プロパティ)ウィンドウに以下の項目を含む追加のタブが表示されます。 ● [Software](ソフトウェア):Thin Client にインストールされたソフトウェア パッケージが一 覧表示されます。 ● [Hardware](ハードウェア):CPU、メモリ、記憶領域の詳細が一覧表示されます。 ● [Network](ネットワーク):Thin Client 上に存在する各ネットワーク アダプターの設定情報 が一覧表示されます。 ● [Configuration](設定):タイム ゾーンおよび表示設定が一覧表示されます。
● [Microsoft Hotfix]:Microsoft Hotfix 情報が一覧表示されます(このタブはオペレーティング システムがHP WES/XPe である場合のみ使用可能です)。
クライアント システムの
HP Device Management
Agent を最新に保つ
HP Device Management Server には、クライアント システムの HP Device Management Agent を自 動的に最新バージョンに更新する組み込みルールが含まれています。オペレーティング システムの 種類ごとに、起動トリガーを含むシステム ルールがあります。Thin Client が起動して HP Device Management Server にレポートすると、このルールによって、Thin Client の HP Device Management Agent のバージョンとサーバー リポジトリの HP Device Management Agent のバージョンが比較さ れます。Thin Client の HP Device Management Agent のバージョンの方が古い場合、HP Device Management Server は Thin Client にタスクを送信して HP Device Management Agent を更新しま す。
注記: このルールは、初期設定では無効になっています。
3 クライアントの検出
HP Device Management Agent がインストールされているクライアントを管理するには、まず HP Device Manager を使用してそれらを検出する(HP Device Manager の資産データベースに追加す る)必要があります。クライアントの検出には、以下の3 つの方法があります。
● HP Device Management Agent ブロードキャスト(自動登録) ● HP Device Management Server 側での検出
● 手動でのクライアント設定
自動登録
Thin Client がネットワークに接続される場合、HP Device Management Agent は Thin Client を HP Device Management Server に自動的に登録するために以下の方法を試行します。以下の方法を順番 に実行し、どれかが成功した時点で停止します。HP Device Management Agent がそれの現在の HP Device Management Gateway との接続を損失した場合、または Thin Client が再起動された場合、自 動登録プロセスが再起動し、成功するまで定期的に実行されます。
1. Thin Client はそれ自身のローカル設定をチェックし、使用するプリセット プライマリ ゲート ウェイまたはバックアップ ゲートウェイについて調べます。これらの設定はカスタム出荷時イ メージとともに出荷されたThin Client のみにプリセットされ、このオプションがカスタム イ メージの仕様に含まれていなければなりません。プライマリ ゲートウェイが設定されている場 合、HP Device Management Agent はプライマリ ゲートウェイへの接続を試みます。それが失 敗し、バックアップ ゲートウェイが設定されている場合、今後はバックアップ ゲートウェイへ の接続を試みます。それも失敗した場合、HP Device Management Agent は次の方法に移りま す。
2. HP Device Management Agent は、Thin Client の DHCP リース ファイルを調べ、タグ 202 が定 義されているかどうか確認します。タグ202 は、HP Device Management Server の IP アドレ ス、スペース、HP Device Management Gateway の IP アドレスからなる文字列表現として解釈 されます。たとえば、次の値がThin Client の DHCP リースファイルでタグ 202 に関連付けられ ている場合、
3. DNS サーバーがクライアントのローカル ネットワークに存在する場合、DNS
名「hpdm-gateway」のルックアップを実行するようにクライアントに要求が送信されます。これによって、 HP Device Management Gateway の IP アドレスを特定します。
4. HP Device Management Agent は、サブネットのブロードキャスト アドレスに要求を送信しま す。サブネットにHP Device Management Gateway が存在する場合、HP Device Management Gateway がブロードキャストに応答すると、HP Device Management Agent はそれに接続しま す。
HP Device Management Server 側での検出
HP Device Manager は、ある範囲内の IP アドレスの HP Device Management Agent および HP Device Management Gateway を検索できます。検索方法には、[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)および[Walking With IP List](IP 一覧によるウォーキング)の 2 つが あります。これらの方法は、どちらも同じ手順で開始します。
▲ HP Device Management Console で、[HPDM Gateway](HPDM ゲートウェイ)タブをクリッ
クし、HP Device Management Gateway を右クリックしてポップアップ メニューで[Discover
Device](デバイスの検出)を選択します。
[Walking With IP Range]方式を使用して検索するには、以下の操作を行います。
1. [Walking With IP Range]を選択し、[Next >](次へ>)をクリックします。
2. IP スコープを使用するか、または IP 範囲を手動で指定することにより、検索する IP アドレスの 範囲を指定できます。IP スコープとは、将来のスキャンのために作成して保存した IP アドレスの 範囲です。
● 手動で指定したIP 範囲を検索するには、以下の操作を行います。[Use Preset IP Scope] (プリセットIP スコープを使用)チェック ボックスからチェックを外して、[Starting IP
Address](開始 IP アドレス)および[Ending IP Address](終了 IP アドレス)を入力し
ます。[OK]をクリックします。
● IP スコープを使用して検索するには、以下の操作を行います。[Use Preset IP Scope]を クリックして、[IP Search Scope](IP の検索スコープ)を選択し、[OK]をクリックし ます。
[HPDM Gateways]タブを表示して HP Device Management Gateway の名前を選択するこ とにより、[Discover Device]タスクの進捗状況を確認できます。検出の進捗状況は、HP Device Management Console ウィンドウ下部のタスク パネルに表示されます。
IP スコープを設定するには、以下の操作を行います。
a. [Discover by Range](範囲で検出)ダイアログ ボックスで、[Use Preset IP Scope]
チェックボックスを選択し、[IP Search Scope]一覧の[Edit](編集)オプションを選択 して[Edit IP Walking Scope](IP ウォーキング スコープの編集)ダイアログ ボックス を表示します。
b. [IP Walking Scopes](IP ウォーキング スコープ)一覧から既存の IP スコープを選択す
るか、または[Add](追加)をクリックして新しい IP スコープを作成します。
c. 新しい検索スコープを参照するときに HPDM で使用されるスコープ名を入力して[OK]を
クリックします。
d. [Starting IP Address]および[Ending IP Address]を入力して、HP Device Manager
でHP Device Management Agent を検索する IP アドレスの範囲を定義します。[Apply] (適用)をクリックして設定を保存し、[OK]をクリックして終了します。
[Walking With IP List]方式を使用して検索するには、以下の操作を行います。
1. [Walking With IP Range]を選択し、[Next >](次へ>)をクリックします。
2. [Discover by List](一覧で検出)ダイアログ ボックスが表示されます。 [IP List](IP 一覧)の IP アドレスは、ニーズに合わせてカスタマイズできます。ダイアログ ボッ クスの各ボタンの説明は、以下の表を参照してください。 ボタン 機能 [Add](追加) 新しいIP アドレスを IP 一覧に追加します [Delete](削除) 既存のIP アドレスを一覧から削除します [Import](イン ポート) *.txt または*.csv ファイルを IP 一覧にインポートします [Export](エクス ポート) IP 一覧を*.txt ファイルとしてエクスポートします [Copy](コピー) 現在の IP 一覧をコピーします [Paste](ペースト) コピーした IP アドレスをペーストします
3. [OK]をクリックして、HP Device Management Agent または HP Device Management
Gateway を検索します。検索が終了したら、HP Device Manager によって検出されたクライア ントを示すレポートが表示されます。デバイスが検出された場合は、HPDM 資産データベースに 追加されます。
手動設定
デバイスをHPDM 資産データベースに手動で追加するには、以下の方法が使用できます。
手動によるクライアントからのデバイスの追加
クライアント デバイスから、HP Device Management Agent を手動で登録できます。以下の操作を 行います。
1. [Administrator](管理者)モードに切り替えます(手順については Thin Client オペレーティ ング システムの説明書を参照してください)。
2. コントロール パネルの[HP Agent]アプレットを開きます。
3. [Current Gateway](現在のゲートウェイ)フィールドに HP Device Management Gateway のIP アドレスを入力します(4.4 以降の新機能)。
4. [OK]をクリックします。
注記: お使いのデバイスがNAT 環境にある場合、DHCP を介して自動的に HP Device Management Gateway を検出することはできません。その場合は、上記の手順を使用して、デバイスの現在のゲー トウェイを手動で適切なIP アドレスに設定する必要があります。これによって、次にデバイスを再起 動したときにHP Device Management Gateway に接続されます。
手動による
HP Device Management Console からのデバイスの追加
1. HP Device Management Console を使用して、[HPDM Gateway](HPDM ゲートウェイ)タ ブをクリックし、Thin Client に接続する HP Device Management Gateway を右クリックしま す。
2. ポップアップ メニューで、[Device](デバイス)→[Add](追加)を選択します。
3. デバイスの[Device ID](デバイス ID)、[MAC Address](MAC アドレス)および[IP
Address](IP アドレス)を入力し、[OK]をクリックします。
4. HPDM は、オペレーティング システムの種類を取得するためにデバイスへの接続を試みます。 これが失敗した場合、デバイスは[Unidentified](不明)という名前のタブに追加されます。 デバイスからHPDM への報告後、デバイスはオペレーティング システムが一致するタブに移動 します。
4 タスクの使用
HP Device Manager は、タスクを使用することで、クライアント管理に必要な操作の多くを実行しま す。タスクは、個別のクライアント システムで実行される個別の操作です。タスク操作には、クラ イアント システムに対してローカル ファイルの名前変更やレジストリの値の変更を指示するよう なものもあります。タスクとは、要求された操作を実際に行うことです。HP Device Manager のタス クはバッチ ジョブの実行とみなすことができます。これには、実行パラメーター、結果、および結 果の出力ログが含まれます。 タスクの正確な操作を定義するために使用される手段が、タスク テンプレートです。タスク テンプ レートには、特定の操作を実行するために使用されるロジックが含まれています。タスク テンプ レートはバッチ ファイルとよく似ています。つまり、タスク テンプレートには実行するコマンドが 含まれていて、タスク テンプレートの実際の行使がタスクです。これは、バッチ ジョブとして実行 可能なコマンドを含むバッチ ファイルとよく似ています。 タスクを実行するための制御されたトリガーは、タスク ルールを使用して指定できます。タスク ルールを使用すると、特定の条件を満たす場合にそれに合致するタスクが実行されるように指定でき ます。HPDM および HP Device Management Agent は、連携してタスク ルールのトリガーの状態を 監視します。タスク テンプレート
タスク テンプレートは、それらの機能に応じてカテゴリに分類されます。
● [Favorites](お気に入り)
頻繁に使用されるテンプレートをアクセスしやすい場所に保存するために使用します。
● [File and Registry](ファイルおよびレジストリ)
ファイルのコピー、ファイルの削除、レジストリの変更、オペレーティング システム コマンド の実行および一時停止など、カスタマイズ可能な機能の組み合わせからなる汎用テンプレート。
● [Connections](接続)
デバイスの接続設定を取得または設定するために使用します。
● [Agent](エージェント)
HP Device Management Agent の動作モード(プッシュまたはプル)の定義、およびエージェント バージョンの更新のために使用します。 ● [Imaging](イメージ) クライアント デバイスのフラッシュ メモリ イメージをプッシュまたはプルするために使用し ます。 ● [Operations](操作) 再起動、シャドウイング、シャットダウンおよびウェイクアップなど、デバイスの各種の操作を 実行するために使用します。 ● [Settings](設定) 表示、ネットワーク、時刻および書き込みフィルターなどのデバイスの各種設定の変更に使用し ます。 ● [Software Update](ソフトウェア アップデート) クライアント デバイスのソフトウェア コンポーネントのインストールまたはアンインストー ルに使用します。 ● [Template Sequence](テンプレート シーケンス) タスクが実行されるシーケンスを定義するために使用します。 上記のカテゴリに基づくカスタム タスク テンプレートを作成、編集、削除、インポートまたはエク スポートして、デバイス固有のタスクを作成できます。
タスク テンプレートの作成および編集
タスク テンプレートを作成または編集するには、以下の操作を行います。 1. テンプレート パネルから既存のテンプレートをダブルクリックするか、テンプレートを右ク リックしてポップアップ メニューから[Properties](プロパティ)を選択します。 2. 利用可能なオプションを使用して、テンプレートの要件を指定します。対象のデバイスの値を消 去するには、テンプレートでその値に対応するフィールドを空白のままにします。 3. 新しいテンプレートの定義が完了したら、[Save as](名前を付けて保存)ボタンをクリックし て新しいテンプレートの名前を入力します。 4. [OK]をクリックします。新しいテンプレートが作成され、テンプレート パネルにその名前が表 示されます。
テンプレートのお気に入りへの追加
頻繁に使用するテンプレートを容易に見つけられるようにするために、以下の手順でそれらのテンプ レートを[Favorites](お気に入り)タブに追加できます。 1. テンプレート パネルからタブを選択します。 2. タブのテンプレートの名前を右クリックします。 3. ポップアップ メニューから[Add to Favorites](お気に入りに追加)を選択します。 選択したテンプレートへのリンクが[Favorites]に追加されます。テンプレート プラグインの削除
テンプレート プラグインを削除するには、以下の操作を行います。1. [Template Plugin Management](テンプレート プラグインの管理)ウィンドウで、レコー ドを選択して[Uninstall](アンインストール)ボタンをクリックします。 2. 選択したテンプレートのアンインストールを確認するよう求められます。[Yes](はい)をク リックしてアンインストールします。 3. アンインストールされたテンプレート プラグインに関連付けられたテンプレート タブが、テン プレート パネルから削除されます。