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Thin Client イメージング操作

ドキュメント内 ユーザー ガイド (ページ 75-91)

HP Device Managerは、1つのHP Thin Clientから完全なディスク イメージのクローンを作成し、

類似のデバイスに数に制限なくそのイメージを展開できます。HPDMはPXEサーバーと組み合わせ て使用することもできますが、組み込みのイメージング機能を使用する方法が推奨されます。HPDM は、イメージに含まれるオペレーティング システムのライセンスを所有するThin Clientにのみイ メージを展開できます。

はじめに

HP Device Managerは、サポートされているクライアントとの間で読み取りおよび書き込みを行えま

す。イメージ ファイル(.img)は、Thin Clientのフラッシュ ストレージのすべてのデータを含むバ イナリ ファイルです。HP Device Managerは、[Repository Management](リポジトリの管理)

ツールを使用してイメージを管理し、イメージの整合性を確認するためのユーティリティも提供しま す。

各OSタブごとの[Imaging](イメージング)テンプレートは、PXEサーバーが使用されているかど うかに応じて、イメージの読み取り/書き込みのさまざまな手段を提供します。PXEイメージをあるデ バイスからプルして、[_PXE Imaging]テンプレートを使用して別のデバイスにプッシュできます。

注記: イメージのプッシュおよびプルではHP Device ManagerのPXE機能が使用されるため、

DHCPサーバー設定の一部はPXEと競合する場合があります。PXEに関連する問題が発生した場合 は、216 ページの「DHCPサーバーの設定」を参照してください。

[_Clone Image]および[_Update Image]テンプレートを使用すると、PXEサーバーなしでも、指 定したFTPリポジトリを使用してイメージのキャプチャやデバイスの更新を行えます。

HPDMには、PXElessイメージングとPXEイメージングが含まれます。_PXE Imagingテンプレートに

は、プル モードとプッシュ モードが両方とも含まれます。_Clone ImageテンプレートはPXElessイ メージングのプル モードであり、_Update ImageテンプレートはPXElessイメージングのプッシュ モードです。

イメージおよびリポジトリの管理

[Tools](ツール)→[Repository Management]の順に選択します。[Select an element type to display](表示する要素の種類を選択)の一覧から関連するイメージのオプションを選択します。

イメージのインポート

外部ソースからのイメージ ファイル(ローカルのHP Device Management Systemで作成されていな いもの)を、FTPリポジトリにインポートできます。

リポジトリ間でのイメージ ファイルの転送

テンプレートを使用してイメージ ファイルをクライアントに適用するには、イメージ ファイルが FTPリポジトリに保存されている必要があります。イメージ ファイルは最初、インポートされている 場合はサーバー リポジトリに、テンプレートによって作成されている場合は特定のFTPリポジトリに 置かれています。イメージ ファイルをリポジトリ間で転送するには、[Repository

Management](リポジトリの管理)ダイアログ ボックスで[Upload](アップロード)および [Download](ダウンロード)ボタンを使用します。あるFTPリポジトリから別のFTPリポジトリに イメージ ファイルを転送するには、イメージ ファイルが最初にサーバー リポジトリにダウンロー ドされて、次にそこから別のFTPリポジトリにアップロードされている必要があります。

PXE のクライアント BIOS の設定

注記: この手順は、従来のNeowareデバイスでのみ必要です。

PXEイメージのプルまたはプッシュを行うには、送信元および送信先のクライアント デバイスで BIOSが正しく設定されている必要があります。

1. Thin Clientデバイスの電源を入れて、Deleteキーを押したままにして[CMOS Setup Utility]

(CMOSセットアップ ユーティリティ)画面を表示します。

2. [Advanced BIOS Features](BIOSの詳細設定)を選択して、以下のように設定します。

First Boot Device [LAN]

Second Boot Device [HDD-0]

3. Escキーを押して最初の画面に戻り、[Integrated Peripherals](内蔵周辺機器)→[VIA OnChip PCI Device](OnChip PCIデバイス経由)の順に選択します。

4. [Onboard Lan Boot ROM](オンボードLANからのROMブート)が[Enabled](有効)

に設定されていることを確認します。

5. F10キー、Yキーの順に押して、Returnを押して設定を保存します。

PXE イメージのクライアントからのプル

HP Device Managerによって管理されているクライアントからPXEイメージをプル(コピー)して

PXEイメージをデバイスからプルするには、以下の操作を行います。

1. Neowareデバイスの場合、イメージをプルしてくる元のクライアント デバイスのBIOS設定が

上記のようになっていることを確認します。

2. HP Device Management Consoleのデバイス ツリーで、目的のクライアントが表示されるOS

のタブを選択します。

3. [Task Templates](タスク テンプレート)パネルで[Imaging](イメージング)タブを選択 して、[_PXE Imaging]テンプレートをダブルクリックします。

4. [Template Editor - Imaging](テンプレート エディター-イメージング)ダイアログ ボッ クスで、イメージを保存する[FTP Repository](FTPリポジトリ)を選択します。

6. [PXE Image](PXEイメージ)の名前を入力して、FTPリポジトリに保存された後で簡単に識 別できるようにします。

7. FTPリポジトリの既存のファイルを上書きする必要がある場合は、[Overwrite old files on FTP Repository](FTPリポジトリ上の古いファイルを上書き)を選択します。

8. [Save as](名前を付けて保存)ボタンをクリックしてこのテンプレートの名前を入力し、[OK] をクリックします。

テンプレートが作成されて[Task Templates]パネルに一覧表示され、デバイスに適用できる状 態になります。

9. テンプレートを選択して、イメージをプルしてくる元の[Device Tree](デバイス ツリー)内 のクライアント名にドラッグアンドドロップします。

[Task Editor](タスク エディター)が表示されます。

10.[OK]をクリックすると、タスクがデバイスに適用されます。

クライアントのHP Device Management Agentがタスクを受信した場合、そのクライアントは、

デバイスが15秒後に再起動されるという警告メッセージを表示します。

クライアントはシャットダウンしてからDOSモードで起動して、フラッシュ ストレージの内容 をFTPリポジトリの.imgファイルにコピーするユーティリティを実行します。この処理には数 分かかる場合があります。

イメージ作成タスクの進捗状況は、HP Device Management Consoleの[Tasks](タスク)パネ ルに表示されます。

タスクが正常に完了すると、クライアントは通常どおりに再起動されて、[Tasks]パネルにはタ スクが完了したことが示されます。

これで、手順4で指定したFTPリポジトリにイメージ ファイルが作成されました。

PXE イメージのクライアントへのプッシュ

FTPリポジトリに保存されているPXEイメージを、HP Device Managerによって管理されているクラ イアントにプッシュ(書き込み)することが可能です。ただし、クライアントに十分なフラッシュ ス トレージがある場合に限ります。この処理には、[_PXE Imaging]テンプレートを使用します。

PXEイメージをデバイスにプッシュするには、以下の操作を行います。

1. Neowareデバイスの場合、イメージをプッシュする先のクライアント デバイスのBIOS設定が

64 ページの「PXEのクライアントBIOSの設定」で説明したとおりになっていることを確認し ます。

2. HP Device Management Consoleのデバイス ツリーで、目的のクライアントが表示されるOS

のタブを選択します。

3. [Task Templates](タスク テンプレート)パネルで[Imaging](イメージング)タブを選択 して[_PXE Imaging]テンプレートをダブルクリックし、[Template Editor](テンプレート エディター)を表示します。

4. [FTP Repository](FTPリポジトリ)一覧から、PXEイメージ ファイルが存在するFTPリポジ トリを選択します。

5. 実行する[Action](操作)を[Push PXE image to device](PXEイメージをデバイスにプッ シュ)に設定します。

6. クライアントにプッシュするPXEイメージの名前を、[PXE Image Name](PXEイメージ名)

フィールドに入力します。

注記: [Repository Management](リポジトリの管理)ツールを使用して、イメージ ファ イルをFTPリポジトリからサーバー リポジトリに転送している場合、[PXE Image Name] フィールドにはPXEイメージの名前のみが一覧表示されます。ただし、サーバー リポジトリに このイメージ ファイル名が含まれない場合は、テンプレートで選択した[FTP Repository]に その名前が存在していれば、[PXE Image Name]フィールドにイメージ ファイル名を手動で入力 できます。

7. [Save as](名前を付けて保存)をクリックして、テンプレートを新しい名前で保存します。

テンプレートが作成されて[Task Templates]パネルに一覧表示され、デバイスに適用できる状 態になります。

8. テンプレートを、イメージを適用するデバイスにドラッグアンドドロップします。[Task Editor](タスク エディター)が表示されます。

9. [OK]をクリックすると、タスクがデバイスに適用されます。

クライアントのHP Device Management Agentがタスクを受信した場合、そのクライアントは、

デバイスが15秒後に再起動されるという警告メッセージを表示します。

タスクの進捗状況は、HP Device Management Consoleの[Tasks](タスク)パネルに表示され ます。

タスクが正常に完了すると、クライアントは新しいイメージで再起動されて、[Tasks]パネルに はタスクが完了したことが示されます。

HP Thin Client からのイメージのクローン作成

[_Clone Image]テンプレートを使用すると、デバイスのイメージのクローンを作成して、バック アップのイメージを保存したり、モデルの種類が同じでフラッシュ ストレージのサイズも同じ別の デバイスに適用したりできます。このテンプレートでは、PXEサーバーは使用されません。

イメージのクローンを作成するには、以下の操作を行います。

1. [Task Templates](タスク テンプレート)パネルで[Imaging](イメージング)タブを選択 して、[_Clone Image]テンプレートをダブルクリックします。

2. [Template Editor - Imaging](テンプレート エディター-イメージング)ダイアログ ボッ クスで、イメージのクローンを保存する[FTP Repository](FTPリポジトリ)を選択します。

3. [Image Name](イメージ名)フィールドに、FTPリポジトリに保存するイメージのクローン の名前を入力します。

4. FTPリポジトリの既存のファイルを上書きする必要がある場合は、[Overwrite old files on FTP Repository](FTPリポジトリ上の古いファイルを上書き)を選択します。

5. [Save result as template](結果をテンプレートとして保存)フィールドに、結果として自 動的に作成されるテンプレートの名前を入力します。これにより、イメージのクローンを他のク ライアントに適用できるようになります。

6. [Save as](名前を付けて保存)ボタンをクリックしてこのテンプレートの名前を入力し、[OK] をクリックします。[Task Templates](タスク テンプレート)パネルに新しいテンプレート が表示されます。

7. このテンプレートを、イメージのクローンを作成する[Device Tree](デバイス ツリー)内の デバイスにドラッグアンドドロップします。[Task Editor](タスク エディター)ダイアログ ボックスが表示されます。

9. クライアントのHP Device Management Agentがタスクを受信した場合、そのクライアントは、

デバイスが15秒後に再起動されるという警告メッセージを表示します。

クライアントはシャットダウンしてからDOSモードで起動して、フラッシュ ストレージの内容 をFTPリポジトリの.imgファイルにコピーするクローン ユーティリティを実行します。クラ イアントの表示の最後の行には、進捗状況(完了した割合)がパーセントで表示されます。この 処理には数分かかる場合があります。

10.クライアントはクローン作成の完了後に再起動されて、メンテナンス モードに入ります。この 処理を実行している間は、デバイスの電源をオフにしないでください。その後、クライアントは もう一度再起動されます。

11.HP Device Management Consoleの[Tasks](タスク)パネルには、タスクが処理中であること

が引き続き表示されます。イメージのクローンが圧縮されています。タスクが完了したら、

[Task Templates]パネルに新しいテンプレートが、手順5で指定した名前とともに表示され ます(結果のテンプレート)。

12.これで、このテンプレートを使用して、モデルの種類が同じでフラッシュ ストレージのサイズ も同じ別のデバイスにイメージのクローンを適用できます。この処理は、イメージをデバイス ツリーのデバイスにドラッグアンドドロップするだけで実行できます。

テンプレートに関連付けられたイメージに関する情報を表示するには、テンプレートの名前をダブル クリックして[Template Editor](テンプレート エディター)ダイアログ ボックスを表示します。こ れにより、イメージの名前と保存されているFTPリポジトリ、OSのビルド番号、元のサイズ、圧縮 後のサイズ、およびチェックサムが表示されます。

ドキュメント内 ユーザー ガイド (ページ 75-91)