日韓(韓日)神学シンポジウムの開催
著者 原 誠
雑誌名 基督教研究
巻 63
号 1
ページ 12‑13
発行年 2001‑09‑28
権利 基督教研究会
URL http://doi.org/10.14988/pa.2017.0000004237
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日韓(韓日)神学シンポジウムの開催
The Japan-Korea (Korea - Japan) Theological Symposium
原 誠
Makoto Hara
同志社大学神学部の主催としては、初めての試みとして「日韓(韓日)神学シンポ ジウム」が、2001 年 2 月 27 日、韓国のソウル、延世大学校サンナム経営館を会場にし て開催された。
主題は、「21 世紀神学の課題と可能性−日韓(韓日)の文化と社会から」である。
このシンポジウムに同志社大学神学部からは、橋本滋男教授、水谷誠教授、関谷直 人助教授、小原克博助教授、原誠教授、そして韓国から同志社大学神学部に留学して いる 3 名の大学院生を含む 8 名の大学院と学部の学生が参加した。
韓国からは、今回韓国側でコーディネーターとして関わってくださったミン・キョ ンベ博士(延世大学校名誉教授)をはじめ、発題者のソ・ジョンミン博士(延世大学 校神学部教授、前同志社大学人文科学研究所研究員)やコメンテーターとしてキム・
フンス博士(牧園大学校神学部教授)、さらに会場となった延世大学校からは神学部 長ソ・ジュンソク博士や教学部長ジョン・ソクファン博士、イ・ヤンホ教授(延世大 学校神学部)、その他同志社大学神学部に留学した経験を持つカン・クンファン教授
(前ソウル神学大学校学長、神学部 67 年卒)、チョー・ジェクッ教授(安養大学校神学 部、神学部 95 年卒)、ベク・ジョング教授(カンドン大学校)、キム・ホシク牧師(前 イェダム教会、神学部 72 年卒)ら、また大学院博士課程後期で学んでいる学生ら約 30 名が参加した。
全体の司会は水谷誠教授によって進められ、橋本滋男教授の挨拶に続いてソ・ジョ ンミン教授の「韓日キリスト教の歴史的比較と未来の課題」と題した発題があり、こ の発題に対してキム・フンス教授がコメントして午前のセッションを終了した。延世 大学校神学部の招待による昼食ののち、小原克博助教授によって「終末思想から見た 韓日社会の過去・現在・未来の課題」と題した発題がなされ、これに対して橋本滋男 教授がコメントし、続いて予定の時間を過ぎても終わらない程の活発な質疑応答がフ ロア全体で続けられた。
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今回の成果はいくつか指摘できるが、今後、同志社大学神学部の『基督教研究』と 延世大学校神学部の『神学論壇』において、相互の論文を翻訳して掲載することを通 して学術的交流を恒常的なものにすることになった。また 2001 年度は延世大学校の 方々を招いて同志社大学神学部でこのようなシンポジウムを開催することも合意され た。
同志社大学と延世大学校に関わるユン・ドンジュの詩碑が両校のキャンパスにある ことを含めて、同志社大学と韓国キリスト教界、ことに延世大学校との歴史的絆が確 認されたことになる。
以下に、このシンポジウムで発表された論文とコメント、質疑応答の一部を掲載す る。