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第45回 三重歯科・口腔外科学会抄録The 45th Mie Meeting of Dentistry and Oral Surgery, Abstracts

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(1)

1.Le Fort I

型骨切り術における翼状突起 破折リスク因子の有用性に関する研究

市立四日市病院 歯科口腔外科1

愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座2 碧南市民病院 歯科口腔外科3

稲沢市民病院 歯科口腔外科4

  ◯藤井 仁1,2,石井 興1,2,前川祐貴1,2,    水谷晃乃介1,2,黒柳範雄2,3,金澤輝之2,4,    宮地 斉2,下郷和雄2,小牧完二1,2

Le Fort I 型骨切り術(以下,LF1)において翼 状突起破折は異常出血をきたす可能性があり,破 折を予測する事は重要である.われわれはこれま で翼突上顎縫合部の解剖学的計測を行うことに よって翼状突起破折の予測する4つのリスク因子

(薄い翼突上顎縫合部の厚さ,長い上顎結節長, 男 性, 加齢)を報告した.そして今回は翼状突起破 折の予測リスク因子(以下:破折のリスク因子)

の信頼性を向上させ,より単純に高リスク群を設 定することを目的とした.方法:術前のCT画像 から翼突上顎縫合部の解剖学的計測を行い,翼状 突起破折との関連性について統計学的に解析した.

その後,破折のリスク因子を用いてグループ分け を行い,高リスク群を検討した.結果:翼突上顎 縫合部の厚さが薄い症例は,先行研究と同様に破 折のリスク因子として証明することができた.ま た4つの破折のリスク因子のうち, 3つ以上を有す る群では翼状突起破折の高リスク群となることが わかった.結論: 安全で確実な手術を実施する目 的で,解剖学的特徴からLF1における翼状突起破 折を予測することが可能であることが示唆された.

そしてLF1における翼状突起の破折の高リスク群 を新たに提案した.

2.当院ICT

による抗菌薬の適正使用に対

する取り組み

 紀南病院組合立 紀南病院 歯科口腔外科1  紀南病院組合立 紀南病院 感染対策室2    ○堀 晃二1,糸川美智子1,中田章恵1,     根本保正2

当院は24416診療科の三重県最南端に位置す る僻地中核病院である.昨年,厚生労働省から AMR対策アクションプランが公表され,抗菌薬 の耐性化防止が喫緊の課題となっている中,当院 における指定抗菌薬の適正使用に向けたICTの取 り組みについて報告した.その目的は,有効で安 全な治療を行う事,耐性菌蔓延の防止,医療資源・

医療費の浪費を防ぐ事にあり,早期フィードバッ クとモニタリング,指定抗菌薬届け出制の導入,血 培陽性例全例介入,指定抗菌薬ラウンドを基本戦 略とし活動している.指定抗菌薬は,第4世代セ フェム系薬(CPR, CFPM),カルバペネム系薬

IPM/CS, MEPM),抗MRSA薬(VCM, TEIC, ABK, DAP, LZD),βラクタマーゼ阻害薬配合剤

TAZ/PIPC), 注 射 用 ニ ュ ー キ ノ ロ ン 系 薬

CPFX)で,抗菌薬ラウンドは本年6月〜10月ま での介入症例につき検討した.症例数は89例,男 女比は11.2,平均年齢は84.3歳で,14100歳に 分布していた.ラウンド開始後,MEPM,TAZ/

PIPCAUDは減少していた.抗菌薬の使用制限 に理解を得るのは難しいため,ICTから積極的に コミュニケーションをとり,その都度適切に指導 ができるシステム構築が肝要である.感染症診療 の適正化には,臨床現場で主治医と共に症例に向 き合い議論を進めていく必要がある.

45

回 三重歯科・口腔外科学会抄録

The 45th Mie Meeting of Dentistry and Oral Surgery, Abstracts

日 時:平成2912月2日 場 所:三重県口腔保健センター

(2)

3.当科での口唇裂・口蓋裂治療の取り組み

済生会松阪総合病院 歯科口腔外科

〇佐藤耕一,密田正喜仁

当科にて口唇裂・口蓋裂治療を開始して5年が 経過したので,その概要につき報告した.この5 年間に治療を行ったのは11症例で,1次症例が8 例,2次症例が3例であった.性別は男性7例,女 性4例であった.1次症例の裂型は,片側性唇顎口 蓋裂が4例,口蓋裂が2例,片側性唇裂が1例,粘 膜下口蓋裂が1例であった.粘膜下口蓋裂を除く 1次症例の初診は生後2日〜生後1カ月であった.

当科での粘膜下口蓋裂を除く1次症例に対する治 療スケジュールは,初診日に今後の手術予定の説 明,哺乳指導,Hotz床作製の印象採得を行い,数 日後にHotz床を装着,生後3カ月時に口唇形成術,

1歳時に軟口蓋形成術,1歳6カ月時に硬口蓋形成 術である.多くの粘膜下口蓋裂と同様に当科を受 診した粘膜下口蓋裂症例も初診が71カ月と遅 く,口蓋形成術後も構音訓練,鼻咽腔閉鎖機能訓 練を当科にて継続している.松阪市の出生数は平 成28年では1330人であり,口唇裂・口蓋裂児は年 間に23人程度出生していると推察できる.松阪 市内で小児の入院治療は松阪中央総合病院のみで あり,当院での手術対象は5歳以上である.患児 が5歳未満であれば松阪中央総合病院小児科に入 院し,当科が手術,回診を行っている.患児が5 歳以上であれば,当院にて行っている.子供たち の明るい未来を壊さないように,口唇裂・口蓋裂 は治ると信じて取り組んでいる. 

4.顎口腔領域に生じた多形性脂肪腫の2

  市立四日市病院 歯科口腔外科

    〇水谷晃乃介,石井 興,藤井 仁,

     前川裕貴,小牧完二

多形性脂肪腫は脂肪腫の一亜型で,顎口腔領域 での発生は稀とされている.今回われわれは顎口 腔領域に生じた多形性脂肪腫の2例を経験したの で報告した.症例1:41歳男性.主訴:右頬部の 腫瘤.現病歴:4か月前より右頬部に弾性軟の腫

瘤を自覚し当科へ紹介受診.口腔内所見:右頬粘 膜下に歯槽部と連続しない弾性軟の腫瘤を触知.

下唇部・オトガイ部の知覚麻痺なし.画像所見:

MRI・T1,T2強調像ともに病変部に高信号を認

めた.処置および経過:初診同日に生検を施行し,

多形性脂肪腫と診断され,後日全身麻酔下にて切 除した.症例2:60歳女性.主訴:舌左側縁部の 腫瘤.現病歴:20年前より舌左側縁部に軟性腫瘤 を自覚.精査のため当科へ紹介受診.口腔内所 見:舌左側縁部に径13mm大の有茎性で弾性軟の 腫瘤を認めた.処置および経過:初診同日に舌切 除生検を施行.多形性脂肪腫と診断されたが脂肪 肉腫を否定するため内科へ全身検索を依頼.悪性 を疑う所見を全身的に認めなかったため,多形性 脂肪腫の確定診断に至った.いずれの症例も再発 なく経過良好である.

5.歯牙腫を伴ったエナメル上皮線維腫の1

 国立病院機構 三重中央医療センター    歯科口腔外科1

 三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学2     ○柳瀬成章1,加藤英治1,乾眞登可2

【緒言】2017年改訂の歯原性腫瘍のWHO分類に おいて,従来のエナメル上皮線維歯牙腫はエナメ ル上皮線維に歯牙腫を伴った状態とされ,歯原性

腫瘍の1〜2%に相当するとされている.【症例】患

者:9歳女児.家族に右側頬部の腫脹を指摘され 近歯科医院を受診.X線検査で右側下顎角部に異 常を認めたため,6か月後に当科初診.既往歴,家 族歴に特記事項はなかった.身長129cm,体重 22kg.顔貌は右側頬部が腫脹し,口腔内は右側下 顎臼歯部の後方に骨様硬の膨隆がみられた.CT では右側下顎角部に第二大臼歯と複数の不定形な 不透過像を含み,皮質骨が菲薄化した膨隆をみと めた.【処置および経過】生検でエナメル上皮線維 腫の結果であったため,画像所見を合わせ,歯牙 種を伴うエナメル上皮線維腫と診断,摘出術を施 行した.摘出物は50×50×35mm大で被膜を有 し,充実性で複数の硬固物を含んでいた.病理組 織検査では粘液性間質中に歯原性上皮の増殖と上 皮胞巣がみられ,歯牙様の硬固物は混合性歯牙腫

(3)

の像を呈し,歯牙種を含むエナメル上皮線維腫と 診断された.経過は良好で,経過観察中である.

【結語】比較的まれな歯牙腫を伴ったエナメル上皮 線維腫の1例を報告した.

6.舌に認められた紡錘細胞脂肪腫の1

   三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学      ○滝川 享,朽名智彦,稲垣俊弘,

      若林宏紀,北田涼介,乾眞登可,

      新井直也

【緒言】紡錘細胞脂肪腫(以下,SCL)は,Enzinger らによって提唱された脂肪腫の一亜型で,顎口腔領 域に発生することはまれである.今回われわれは,

舌部分切除時に偶然認められたSCL1例を経験 したので,その概要を報告した.【症例】患者:69 歳女性.主訴:左舌縁の白色病変の精査・加療依 頼.現病歴:初診6か月前,左舌縁に白色病変を 自覚.一部に粗造面が出現したため,当科紹介と なる.【現症】口腔内所見:左舌縁に境界明瞭な 30×10mm大 の 白 色 病 変 と, そ の 中 央 に10× 6mm大の表面粗造な部位の存在を認めた.【処置】

生検にて口腔上皮内腫瘍の診断を得た後,全身麻 酔下に舌部分切除術を施行.その際,切除面に約 10mm大の黄色・弾性軟の脂肪様組織を認めたた め,摘出した.【病理組織学的診断】口腔上皮内腫 瘍および,紡錘細胞脂肪腫.【考察】われわれが渉 猟し得た限り,本邦における顎口腔領域に発生し たSCLは,自験例を含め10例であった.中年以降 に好発し,2:1と男性に多く,頬部と舌に多くみ られた.SCLが再発した報告は認められなかった.

【結語】今回われわれは,舌に偶然認められたSCL1例を経験したので報告した.

7.当科での超高齢の口腔悪性腫瘍患者に

ついて

済生会松阪総合病院 歯科口腔外科

○密田正喜仁,佐藤耕一

【症例1】〈患者〉83歳女性.〈主訴〉右側上顎の

腫瘤.〈現病歴〉初診1か月前より右側上顎歯肉の 腫瘤を自覚し,近歯科医院を受診.精査目的に当 科 紹 介.〈 初 診 時 所 見 〉 右 側 上 顎 歯 肉 に18× 12mmで弾性軟の腫瘤を認め,硬結を伴っていた.

〈画像所見〉PETCTにて右側上顎に,SUV3.46ま での集積を認めた.その他の部位に転移を疑う集 積は認めなかった.〈病理診断結果〉高分化型扁平 上皮癌.〈治療〉上顎歯肉悪性腫瘍切除術を施行 し,術後経過良好である.【症例2】〈患者〉95歳 女性.〈主訴〉左上歯肉が痛い.〈現病歴〉初診2 か月前より左側上顎歯肉の疼痛を自覚.近歯科医 院を受診し義歯調整を施行.症状改善しないため,

別の歯科医院を受診し,精査目的に当科紹介.〈初 診時所見〉左側上顎歯肉に径55×38mmの腫瘤を 認め,硬結を伴い,表面粘膜は易出血性.〈画像所 見〉CTにて右側上顎に軟部影を認め,右側上顎洞 骨壁の破壊,右側上顎骨への浸潤と破壊を認めた.

〈病理診断結果〉中分化型扁平上皮癌〈治療〉患者 家族と相談の結果,緩和医療的加療となった.【ま とめ】高齢者のがん患者の治療には全身状態や進 行度によって様々な選択肢が必要となる.

8.透析患者に対してセツキシマブを使用し

た舌癌の

1

例 

    松阪市民病院 歯科口腔外科

〇有川 翔,松山博道,中橋一裕

透析中の慢性腎不全患者に対する化学療法は,

使用薬剤の制限などにより回避されることも多い.

近年では,透析患者に対してセツキシマブが投与 可能であったという報告も散見される.今回われ われは,透析患者の舌癌に対してセツキシマブを 使用した症例を経験したのでその概要を報告した.

患者は76歳男性で,4か月前より舌潰瘍を認めた ため当科初診となった.既往歴は僧帽弁閉鎖不全 症,高血圧性腎症にて血液透析中であった.右側 舌縁部に35×20mm大の表面粗造で硬結を触れる 腫瘤を認め,右側顎下部に8mm大の圧痛を伴うリ ンパ節腫大を認めた.各種検査の結果,右側舌癌

(T3N1M0)の診断であった.手術についても説明 したが,患者が手術を希望せず,セツキシマブ併 用化学放射線療法を予定した.放射線治療開始の

(4)

1週間前にセツキシマブ400mg/m2を投与し,以降 250mg/m21週おきに投与した.4回目のセツキ シマブ投与後に間質性肺炎を認めたため,放射線 治療単独に切り替えて70Gyの照射を完遂した.

治療中に間質性肺炎以外の重篤な有害事象を認め ることはなかった.

9.多発性骨髄腫に合併した頬粘膜,舌アミ

ロイドーシスの

1

  伊勢赤十字病院 歯科口腔外科

    ○安部瑞樹,岩本哲也,中村真之介,

     野村城二

今回,多発性骨髄腫(MM)に合併した頬粘膜,

舌アミロイドーシスの1例を経験したのでその概 要と文献的検討を併せて報告した.【症例】患者は 77歳男性,両側頬粘膜違和感を主訴に来科した.

IgD骨髄腫の既往があり,初診時,両側頬粘膜咬 合線上に大小不同の小結節粒状暗赤色の腫瘤性病 変を多数認めた. X線画像で明らかな異常所見は なく,腫瘍あるいはウィルス性疾患を疑い,生検 を勧めたが本人の強い拒否により経過観察とした.

初診2か月後,著明な接触痛と,両側舌縁部にも 同様の病変を認め,生検を行ったところAL型ア ミロイドーシスとの診断を得た.その後病変に大 きな変化はなかったが,初診より3か月後 ,MM のコントロール不良により,死亡された.本邦で のMMに合併した口腔内アミロイドーシスの報告 例は渉猟し得た限り自験例を含め36例で,舌が約 7割を占めており,頬粘膜での発症例は自験例を 含めわずか2例であった.また,MMの診断から 死亡までの期間は平均約8.6か月であり,口腔内ア ミロイドーシス合併例では極めて予後不良である ことを念頭に,処置及び治療計画を行うことが肝 要と思われる.

10.当院における摂食嚥下ラウンドの取り

組み

松阪市民病院 歯科口腔外科1

松阪市民病院 リハビリテーション室2

   〇松田咲希1,宮崎くみ子1,山田 斉2,     廣瀬香織2,岩花加代子2,天白陽介2,     岡田 誠2,松山博道1,中橋一裕1

【緒言】当院では平成2811月から当院歯科口 腔外科とリハビリテーション室が連携し,摂食嚥 下ラウンドを開始したため,その概要について報 告した.【方法】対象者は70歳以上かつADL非自 立の新規入院患者とし,摂食嚥下ラウンドは週2 回行った。評価はMMASAスコアを用い,94点以 下の患者に対し継続した介入を行うこととした.

【結果】平成294月から平成299月までの期間 で継続した摂食機能療法が必要となった患者は 193名,そのうち歯科衛生士の介入の対象者は93 名であった.また,摂食嚥下ラウンド開始後で,月 平均の摂食機能療法回数は開始前より35%増加と なった.【考察】摂食嚥下ラウンド,摂食機能療法 に歯科衛生士が介入することで口腔衛生管理が必 要である患者に対し早期介入ができ,口腔内の清 潔が保たれ誤嚥性肺炎のリスクが低下すると考え られる.また摂食嚥下の分野に歯科衛生士が介入 することで他職種に口腔衛生管理の重要性を示す ことができる.今後の課題として,摂食嚥下ラウ ンドで抽出された摂食困難な患者に対し,歯科介 入を行い食形態のアップにつなげていくことが必 要である.

11.急性白血病治療中の口腔ケアの関わり

済生会松阪総合病院 口腔ケアセンター  歯科口腔外科

   〇前川礼子,日浦美和,清水珠緒,

    松本みさき,浅野未来,森山紗矢香,

    鈴木のりか,鈴木康昭,助䑓美帆,

    密田正喜仁,佐藤耕一

急性白血病の化学療法中の口腔ケアの関わりに つき検討したので報告した.症例は54歳,男性で

(5)

ある.患者は糖尿病,脂質異常症にて通院中の内 科医院にて二血球減少(白血球,赤血球)の指摘 があり当院内科を受診,骨髄異形成症候群と診断 され,経過観察となった.5か月後に骨髄異形成 症候群の白血病化を認め入院,CAG療法が開始さ れた.クリーンルームにて管理中に発熱性好中球 減少症を発症したが,抗菌薬にて軽快し,入院か ら2か月後に退院,骨髄移植目的に他院へ紹介と なった.急性白血病の寛解導入療法では,血中に 増殖した白血病細胞を5%以下に消滅させること が目標であり,多量の抗がん剤が投与される.同 時に,わずかに残っている正常血球も消滅してし まう.入院期間中の大半の時期は重症な骨髄抑制 期間にあるため,致死的な発熱性好中球減少症の リスクも高い.口腔ケアを安心して実施できるの は入院から骨髄抑制が始まるまでの期間である.

骨髄抑制期間にある,特にクリーンルームで管理 されている患者の口腔ケアについては,患者の状 態を十二分に把握し,予定していた口腔ケアの内 容の変更,中止といった判断も必要である.

12.精神科作業療法における歯科保健活動

の取り組み

南勢病院 歯科1

三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学2    〇吉村由佳1,鈴木美佐1,留奥 曜1,2,     田川俊郎1,2

精神疾患患者では,自己管理能力の低下や抗精 神病薬の副作用等により口腔環境の悪化を招きや すい為,歯科の介入により口腔内保清に対する動 機づけや口腔機能訓練を行うことが必要である.

今回われわれは,精神科作業療法において歯科保 健活動を実施したので,その概要を報告した.レ クリエーション療法の一環として,口腔に特化し た口腔レクリエーションを,摂食嚥下機能障害を 有する入院患者を対象として行った.参加者は男 性17名,女性28名,計45名で,平均年齢は59.7 歳であり,多くが統合失調症であった.口腔周囲 筋を強化する口腔体操から始め,吹き戻しに類似 した「伸びる君」の工作,ストローによるピン倒 し,吹き矢を行った.また,学習形式の歯科保健

教室も実施し,歯周病対策やよく噛むことの効用 について講演をした.口腔レクリエーションには リハビリ効果があり,参加への潜在ニーズがある 事が判明.集団指導が患者全体の予防に対する意 識改革の底上げになり,また精神疾患患者では入 院期間が長期になることが多く,歯科保健活動が QOLの向上に繋がると考えられる.今後も歯科保 健活動を積極的に行い,参加後の行動変容の有無 などについても詳細な評価を行いたい.

13.当院耳鼻咽喉頭頸部外科にて化学放射

線療法を行った患者の周術期口腔管理

   三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学      ○伊藤 希,小泉 岳,佐竹真実,

      清水香澄

【目的】当院耳鼻咽喉頭頸部外科にて化学放射線 療法中,当科にて周術期口腔管理を行った患者に ついて最新の状況を把握するために調査,検討し たので報告した.【対象】20154月から201710月までに当院耳鼻咽喉頭頸部外科にて化学放射 線療法を行い,当科にて周術期口腔管理を行った 63例.【方法】診療録をもとに性別,年齢,腫瘍 部位,治療内容,口腔粘膜炎の重症度(CTCAE ver4.0),栄養管理方法,医療用麻薬の使用の有無,

口腔管理の開始時期を調査した.【結果】性別は,

男性55例,女性8例で,年齢分布は37から92歳で あった.口腔管理開始は,治療開始前が47例,治 療開始後は16例であった.腫瘍部位は下咽頭が最 も多く25例であった.放射線治療と化学療法を併 用した症例は54例で,化学療法はFP療法が最も 多かった.口腔粘膜炎はG017例,G117例,

G218例,G311例であった.経口摂取可能症 例は44例,経管栄養が13例,中心静脈栄養が6例 であった.疼痛に対し医療用麻薬を使用した症例 は37例であった.【結論】対象患者の多くが治療 開始前から当科で周術期口腔管理を行っていた.

院内での研修会等を今後も継続していきたい.

(6)

14.アファチニブによる口腔粘膜炎に対し

マウスガードを作製し,口腔機能管理を 行った

1

  松阪市民病院 歯科口腔外科

    ○酒井美季,中西香織,宮崎くみ子,

     野中計宏,速水 毅,有川 翔,

     松山博道,中橋一裕

【緒言】当院では平成24年より化学療法を行う 患者に対して周術期口腔機能管理を開始した.平 成265月より当院呼吸器内科にて抗悪性腫瘍剤 アファチニブマレイン酸塩製剤導入時には,口腔 粘膜炎が高頻度に発現するため,対策とし口腔機 能管理を実施し,良好な結果が得られたため報告 した.【方法】アファチニブの導入にあたり,当科 の介入は投与前に初回評価を行い,専用のリーフ レットを作成し,口腔ケアグッズの用途に応じた 使用方法の説明を行い,口腔粘膜炎増悪時には粘 膜保護のためマウスガードの作製を行った.【結 果】口腔内の状態に応じた口腔ケアグッズの選択・

指導,マウスガードの装着により口腔粘膜炎を緩 和させ,治療を継続することが可能となった.【考 察】副作用の対策は必須であり,対応が不十分な 場合、継続投与が困難になることもある.そのた め定期的な口腔機能管理や患者教育の定着をはか ることが重要であると考えられた.

15.病棟看護師による口腔管理の現状と今

後の課題―アンケート調査から―

  伊勢赤十字病院 歯科口腔外科

    〇奥田萌映,山本奈津美,市川葉月,

     角谷紀美,荒木弘子,河辺雅紀,

     野村城二

【目的】本年3月から歯科衛生士が週に1度各病 棟に出向き,入院患者の口腔管理に取り組む定期 的口腔ケアラウンドを実施してきた.そこで開始 より約半年が経過した時点での各病棟看護師の口 腔管理の現状を把握することを目的に意識調査を 行ったので報告した.【対象・方法】対象としては 病棟看護師514名に対し,当科で作成した口腔ケ

アに関するアンケート調査を行った.内容として は所属・経験年数・口腔ケアに困ること・定期的 口腔ケアラウンド開始後の口腔内観察や状況,口 腔ケアに対する勉強会の希望やラウンドに対して の意見等の全10項目とした.【結果およびまとめ】

アンケート回収率は59%(305名)であった.全 体の9割が口腔ケアを行う際に困ると回答してお り,困る内容としては患者の拒否が最も多く,舌 苔,出血,乾燥の順であった.また定期ラウンド を行うことによって8割が口腔内の状況も改善さ れたと実感しているのに対し観察回数が増えたと 回答したのは看護師の約2/3に留まっていた.今 後は病棟看護師にさらに口腔ケアに関心をもっても らうようにラウンド回数を増やしたり,勉強会を実 施する等,知識情報の伝達共有に努めていきたい.

16.歯科のない病院の口腔ケアの現状と標

準化への取り組み〜病棟看護師へのアプ ローチから在宅へ〜

 三重県歯科衛生士会1

 四日市歯科医師会 口腔ケアステーション2  四日市歯科医師会3

   ○毛利志乃1,2,松岡陽子1,2,渡瀬恵子1,2,     近田紀子1,芝田憲治3

【目的】急性期病院での入院患者は運動機能障 害,意識レベルの低下などの障害があり,口腔管 理が困難な患者の割合は高く,口腔清掃において 介助が必要となる.当歯科医師会では平成288 月から歯科のない急性期病院に介入し,週1回,歯 科衛生士2名で医師・看護師が必要と判断した患 者に対し看護師向けに口腔ケア指導を行っている.

そこで,看護師による口腔ケアの現状と意識や実 施の程度を調査したので報告した.【対象および方 法】(1)口腔ケアが難しい患者に対し,病棟看護 師への口腔ケア指導.(2)各病棟看護師310名に 対して選択方式のアンケートを実施(回答率88%).

倫理的配慮に関しては書面にて説明し同意を得た.

資料は連結不可能匿名化処理した.【結果と考察】

(1)病棟看護師間で患者の情報を共有できるよう,

ベッドサイドに口腔内写真と注意事項が記載され た用紙を看護師が作成し示された.また口腔乾燥

(7)

への対処も早急に行えるよう意識変化がみられた.

2)調査結果では各病棟看護師の経験年数は半数 が5年未満で,口腔ケアが重要だと感じる看護師

の割合は100%と高く,目的の理由は感染予防が

上位にあった.多忙時の口腔ケアが不十分だと感 じている割合は通常時より15%も高値を示した.

歯科関係の研修会の参加の有無は72%がないと回 答.研修希望内容では,ケア方法や実技の関心が 高い事が認識された.【結語】看護師の多くは口腔 ケアの必要性を感じ実施しているが経験年数も浅 く,また研修の機会も少ない為,知識や技術が乏 しい.多忙な業務の中で円滑に口腔ケアを行うに は,院内研修を行い病院内での知識を高める必要 性がある.入院中だけでなく退院後の支援も行う 事も重要と考える.

17.歯科衛生学生の臨地実習(高齢者施設)

における意識変化

  ユマニテク医療福祉大学校 歯科衛生学科      ○水谷雅子,笹間滋代,山口梨沙,

      妻木恵美,後藤澄代,北川順子

【緒言】急速な高齢化に伴い,様々な病症の変化 に対応が出来る資質を備えた歯科衛生士が求めら れている.社会のニーズに応えられる知識と技術 を習得することを目的に, 本校に於いては3年次に 高齢者施設への臨地実習を行っている. 高齢者施 設での保健指導実施と口腔アセスメント実施の効 果と学生の意識変化について調査を行ったので報 告した.【方法】歯科衛生学生を対象としたアン ケート調査.【結果及び考察】歯科衛生士として高 齢者に携わっていく事に対し,1年次では「携わ りたくない」と回答したものが30%であったが,

実習後には 9%と減少.保健指導や口腔アセスメ ントの実践は「役立つものである」と多くの学生 から回答を得た.実践することは高齢者への関心 を深めるとともに,どのような関わりを持つこと が必要であるかを考え,その重要性を認識する きっかけとなるものであることが示された.教育 の立場から, 要介護状態の対象者への対応能力を 身につけさせる為,教育体制を整えていく必要が あると考える.

18.5

歳児の齲蝕活動性試験の判定結果と 歯垢指数および

df

歯数との関連について

   伊勢保健衛生専門学校 歯科衛生学科      ○松本由美,圓尾玲子,島田裕子,

      前田香代子,中西康裕

口腔保健管理の授業の一環として実施する5歳 児を対象とした歯磨き教室の中で,齲蝕活動性試 験を行い,歯垢付着状態の判定結果および歯科検 診結果(df歯数)との関係について調査したので 報告した.【対象および方法】対象は5歳児93名,

齲蝕活動性試験は「カリオスタット」を使用した.

歯垢付着状態は左右上顎乳犬歯・第二乳臼歯・下 顎第二乳臼歯の頬側面をOHIプラーク判定基準に 従い総スコアを歯垢付着指数とし,歯科検診結果

df歯数との関係を調べた.【結果】齲蝕活動性

試験の判定結果から齲蝕の危険性が上昇すると歯 垢指数も上昇していた.齲蝕活動性試験判定結果 が上昇すると平均df歯数も上昇する傾向がうかが えた.以上より,今回用いた齲蝕活動性試験は歯 科衛生保健指導において有効な手段の一つと考え られる.

19.当学院におけるスタンダードプリコー

ションの取り組み

三重県立公衆衛生学院 歯科衛生学科

  ○エィガン直美,川喜田麻由,岡村哲子,

   下村真理,前田尚子

感染の標準予防策『スタンダードプリコーショ ン』を理解し,歯科衛生士学生への感染防止教育 の在り方を考えるために研究した.歴史的側面と して,ブラシでの手指洗浄を石鹸と流水を用いた 方法へ,AL含有速乾性擦り込み式消毒薬の使用 をグローブ装着前に,手指の乾燥には布製タオル からペーパータオル使用に変更した.基本セット などの滅菌可能器具は,個包装にて高圧蒸気滅菌 をし,医療廃棄物の処理は,業者に委託するよう になった.当学院2,3年生56名を対象に実習時の 清潔・不潔操作について,術者・歯科衛生士を主 体とする補助者・不潔介助がどの場面でグローブ

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装着を希望するかをアンケート調査した.診療前 後のチェアーの清拭,器具の片付けや引き出し等 への接触について2,3年生間に若干の差が認めら れた.病院や歯科医院で臨床実習中の3年生と学 内実習に留まっている2年生では,血液・唾液を 含む飛沫感染のリスクの感じ方が要因と考えられ た.今後,感染経路対策への着目,マニュアル作 成,実験を通した1年次からの感染予防対策教育 に取り組んでいきたい.

20.両側上顎犬歯先天性欠如に対してイン

プラント治療を行った一例

     市立伊勢総合病院 歯科口腔外科

〇森 悟,木下靖朗,堀部宏茂

永久歯の先天性欠如は,その発現部位や欠如歯 数によって様々な歯列咬合異常を誘発するため,

継続的に口腔管理を行う必要がある.その過程で,

成人になり先行乳歯が脱落した場合には,永久歯 欠損治療として矯正治療やブリッジ,インプラン トなどが必要になる.今回われわれは,両側上顎 犬歯先天性欠如に対してインプラント治療を行っ た1例を経験したので報告した.患者は20歳の男 性,審美障害を主訴に当科を紹介受診した.診査 診断後,両側上顎乳犬歯抜歯時に抜歯窩に上顎結 節から採取した自家骨を用いたソケットプリザ ベーションを行った.4か月の待機期間後,イン プラント体を2本埋入した.最終補綴装置装着後 も患者は機能的および審美的にも十分満足してい る.上顎前歯部のインプラント治療は,審美領域 のため,高い審美性や機能性,清掃性などを兼ね 備えた長期的に安定した補綴装置を装着すること が求められる.本法は上顎前歯部に対するインプ ラント治療として有効な方法であると考えられる.

21.初診より25

年経過した

Eichner B4

1

症例

医療法人 尚志会 林歯科医院

○林 尚史

【緒言】今回初診より25年,当初6年間天然歯と の連結,その後コーヌスクローネの支台歯として 機能しているインプラント症例を経験したので報 告した.【症例】49歳女性主婦.左上のブリッジ の食片圧入,咬合不良を主訴に来院した.【診査・

検査所見】#3343以外すべて補綴されていてカ リエス傾向が強い.不良補綴物多数.重度歯周病.

口腔清掃不良.【診断】咬合崩壊.重度慢性歯周 炎.【治療経過】#25・27は保存不可能で抜歯.歯 周基本治療終了後,インプラント治療を希望した ため#26にインプラントを埋入して初診6か月後 に補綴終了.他部位の治療を希望されなかったた め6か月毎のメインテナンスに移行した.5年6か 月経過後に再来初診で来院.上顎はインプラント を含めて残存歯が4本ですべて孤立歯のためコー ヌスデンチャーによる2次固定を選択した.17 か月経過後に補綴を終了し,メインテナンスに移 行した.【まとめ】#36のインプラントは当初6年 ほどブリッジで,その後17年はコーヌスの支台歯 として機能しているが大きな問題は起きていない.

初診より25年経過して患者も74歳になりプラーク コントロールも悪くなってきているので今後も慎 重にメインテナンスしていきたい.

22.耳介矯正装置を用いた埋没耳治療にお

ける歯科技工士の役割

三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学1 三重大学医学部 形成外科学2

    〇岩中義幸1,永田 心1,矢野聖敏1,      若林宏紀1,奥村健哉1,古屋恵美2,      石浦良平2,成島三長2

埋没耳は耳輪が側頭部皮下に埋没した状態を呈 す耳介の形態異常である.2017年4月より三重大 学附属病院形成外科にてシリコン矯正装置を用い た本疾患の治療を開始しており,歯科技工士によ

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る装置の作製と症例について報告した.症例:生 後4か月,女児.現病歴:生下時からの右耳の変 形を主訴に当院形成外科を受診した.既往歴,家 族歴:特記事項なし.処置および経過:右耳介を 皮下から引き出した状態で,シリコンパテにて印 象採得を行い,石膏模型を作製した.三角窩,舟 状窩など装置を装着する部位を,模型上でやや大 きくなるようトリミングし義歯裏装用のシリコン 材を流し込み装置を作製した.初回装置装着1か 月後,手を離しても一定期間,耳介は埋没しなく なり,装置の新製と装着を継続した.初診3か月 後には埋没する頻度は週に1回程度となり,装置 は夜間のみ装着となった.4か月後には,耳輪か ら耳介結節の形態は改善し装置をはずしたままで も埋没することはなく,装着は終了した.初診か ら7か月を経過した現在,経過観察中である.形 成外科医師と歯科技工士の連携により,簡便な装 置で,患児への負担のより少ない治療を行うこと が可能であったと思われた.

23. 鼻閉感を主訴に受診した上顎埋伏歯の 1

 国立病院機構 三重病院歯科口腔外科1  国立病院機構 三重病院耳鼻科2

 三重大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科3    ◯松村佳彦1,増田佐和子2,臼井智子2,     小林正佳3

【緒言】小児の場合,上顎埋伏歯はしばしば遭遇 するが,鼻腔内にみられる例はまれである.今回 われわれは,鼻閉感を主訴に受診した上顎埋伏歯 の1例を経験したので概要を報告した.【症例】5 歳,女児.【現病歴】鼻閉感を主訴に当院耳鼻科を 受診した.鼻腔内視鏡検査で右鼻腔底前方付近に 粘膜の肥大した腫瘤を認め,精査加療のため当科 紹介となった.【画像検査】CTでは切歯管相当部 の右側に歯冠部様埋伏過剰歯と左側に根未完成の 犬歯様埋伏過剰歯を認め,さらに右鼻腔底前方に 歯冠部が鼻腔内に突出した逆性埋伏過剰歯の計3 本が認められた.すべて中心部は長軸に沿って歯 髄腔様構造を認めた.【臨床診断】右鼻腔内逆性過 剰歯と正中部逆性過剰歯および埋伏過剰歯.【処

置および経過】全身麻酔下に歯冠部が右鼻腔内に 突出した逆性埋伏過剰歯は鼻腔惻から内視鏡下に 摘出した.また,正中部の逆性過剰歯および埋伏 過剰歯は口蓋惻から摘出した.鼻症状は右鼻腔内 に突出した逆性埋伏過剰歯に起因するものと考え られた.【まとめ】鼻腔内過剰歯は鼻症状を含め耳 鼻科および歯科口腔外科の両科の専門性を生かし,

質の高い診断・治療を行うことが重要である.

24.埋伏過剰歯に生じた含歯性嚢胞の1

   三重大学医学部 口腔・顎顔面外科学      〇池田貴哉,吉村正尭,小泉 岳,

      清水香澄,朽名智彦,黒原一人

【緒言】含歯性嚢胞は埋伏歯の歯冠を嚢胞腔内に 含み,歯冠形成終了後の歯原性上皮に嚢胞化が生 じたものである.今回われわれは,正中上顎埋伏 過剰歯が由来と考えられる含歯性嚢胞の1例を経 験したので,その概要を報告した.【症例の概要】

患者は48歳の男性.パノラマX線検査により上顎 前歯部に透過像を認めたため,精査加療目的に当 科受診した.口腔外所見は,右側上唇上方部に軽 度腫脹と右側鼻唇溝の消失を認めた.口腔内所見 は,右上3から左上2の歯肉頬移行部の腫脹と圧痛 を認めた.パノラマX線所見は,右上5から左上 3にかけて境界明瞭な単房性の透過像を認め,そ の内部には過剰歯と思われる歯芽様硬組織を認め た.CT所見は,右上5から左上3相当部に35×21

×18mm大の透過像を認めた.MRIは,T1強調 にて不均一な高信号,STIRにて低信号を示した.

臨床診断は,正中上顎嚢胞または上顎良性腫瘍疑 いと正中埋伏過剰歯とした.全身麻酔下に嚢胞摘 出術および埋伏過剰歯抜歯術,歯根尖切除術を施 行し,病理診断は含歯性嚢胞であった.【まとめ】

通常含歯性嚢胞は下顎智歯部に好発するが,埋伏 過剰歯由来の含歯性嚢胞を生じることがある.

参照

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