2.感性評価・官能評価の考え方、測定方法
内 容
1.感性評価・官能評価 2.測定方法 3.統計学(概略)1. 感性評価・官能評価
3官能評価と感性評価
4 官能評価 ヒトの感覚に基づいて評価をおこなうこと 感性評価 ヒトの感性に基づいて評価をおこなうこと イメージや嗜好などを含む 5 分析型官能評価(Ⅰ型官能評価) • 人間が測定器のかわり • 品質検査や工程管理 嗜好型官能評価(Ⅱ型官能評価) • 人間の好みを測定 • イメージ調査、マーケティング測定尺度
6 尺度 可能な操作 統計例 名義 (分類) 同定、分類 事例の数、モード、連関係数 順序 (序数) 順序づけ 中央値、パーセンタイル、 順位相関 間隔 (距離) 距離や差 平均、標準偏差、積率相関 比率 (比例) 比、倍数 幾何平均、パーセント変化 S.S. Stevens2.測定方法
尺度化(数値化)
絶対判断 • 評点法 採点法 カテゴリー尺度法 • 図示法/線分法 相対判断 • 分類法 • 格付け分類法 • 順位法 • 一対比較法 • 心理物理学的測定法カテゴリー尺度法/評定尺度法
9 非 常 に あ て は ま る 当 て は ま る や や 当 て は ま る ど ち ら で も な い や や 当 て は ま ら な い 当 て は ま ら な い ま っ た く 当 て は ま ら な い あなたは○○○ですか? リッカート法 10 楽しい 熱い 地味な 苦しい 冷たい 派手な 非 常 に か な り や や わ か ら な い や や か な り 非 常 に Osgood (1952) SD(Semantic Differential)法/感性SD法 感性ワード、セマンティックスケール 11 楽しい 熱い 地味な 美しい 上品な 明るい 苦しい 冷たい 派手な 汚い 下品な 暗い 非 常 に か な り や や わ か ら な い や や か な り 非 常 に SDプロフィール コンセプトA コンセプトB図示法/線分法
12 100mm 非常に眠い はっきりと 目が覚めいている VAS(Visual Analog Scale)心理物理学的測定法
精神物理学/心理物理学 Fechner, G, T 感覚閾(値) • 刺激閾(値)、絶対閾(値)、 • 弁別閾(値)、丁度可知差異(j.n.d.) • 調整法 • 極限法 • 恒常法 心理物理学測定法 15 オージブ曲線(累積正規分布曲線) 精神測定関数(Psychometric Function) 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 肯 定 反 応 の 割 合 刺激強度 16 Weberの法則 錘の重さの弁別閾に関する実験k
R
R =
⊿
k= 一定:Weber比(相対弁別閾) • 標準刺激 • 比較刺激 100g 97g 98g 99g 100g 101g 102g 103g 17 錘の弁別実験において、 Weber比=1/5、刺激閾=1gであったとする。 1gに対するjnd = 1.2gに対するjnd = 1.2×1/5 + 1.2 = 1.44 1.44gに対するjnd = 1.44×1/5 + 1.44 = 1.728 1×1/5 + 1 = 1.2 Fechnerの考え 18 0 5 10 15 20 25 0 10 20 30 Jn d の 数 刺激強度 0 5 10 15 20 25 1 10 Jn d の 数 刺激強度の対数R dR k dS=
ò
= + = k R C R kdR S logk
R
R =
⊿
dR:刺激の小さな増分 dS:それに伴う感覚変化 k :比例定数 Fechnerの法則 感 覚 の 大 き さ 刺激強度 刺激閾(値) 21C
R
n
S
= log
+
log
nkR
S
=
マグニチュード推定法 Stevensの法則3.統計学(概略)
22 記述統計学 推測統計学 検定 ノンパラメトリック検定 パラメトリック検定 名義/分類尺度 順序/順位尺度 間隔/距離尺度 比例/比率尺度基本統計量(要約統計量)
23 分布の中心をあらわす • 平均値 • 中央値 • 最頻値 18 19 22 24 25 27 28 29 32 33 34 35 37 42 43 45 48 53 57 69 78 ヒストグラム 24 > data <-c(18,19,22,24,25,27,28,29,32,33,34,35,37,42,43,45,48,53, 57,69,78) > mean(data) [1] 38 [1] 34 > hist(data,col="grey",ann=F, cex.axis=1.5,cex.lab=1.5) > median(data)基本統計量(要約統計量)
分布のちらばりをあらわす • レンジ • パーセンタイル • 四分位数 > range(data) [1] 18 78 0% 25% 50% 75% 100% 18 27 34 45 78 > quantile(data)Min. 1st Qu. Median Mean 3rd Qu. Max. 18 27 34 38 45 78 > summary(data) 箱ひげ図 中央値:第2四分位数 上側ヒンジ:第3四分位数 下側ヒンジ:第1四分位数 第3四分位数+1.5×四分位範囲 で実際に存在する最大のデータ 第1四分位数-1.5×四分位範囲 で実際に存在する最少のデータ 四分位範囲=箱の長さ(第3四分位数-第1四分位数) 外れ値 > data <- 28 c(18,19,22,24,25,27,28,29,32,33,34,35,37,42,43,45,48,53, 57,69,78) > boxplot(data, cex.axis=1.2,cex.lab=1.5,lwd=3) > boxplot.stats(data) $stats [1] 18 27 34 45 69 $n [1] 21 $conf [1] 27.79388 40.20612 $out [1] 78
基本統計量(要約統計量)
29 分布のちらばりをあらわす • 分散(V:Varience) • 標準偏差(SD:Standard Deviation) V SD=( )
(
) (
)
(
)
21 38 78 38 19 38 18 2 2 2 1 2 -+ + -+ -= -=å
= ! N x x V N i i基本統計量(要約統計量)
30 分布の形をあらわす • 歪度(Skewness) • 尖度(Kurtosis)( )
5 . 1 1 3 NV x x S N i i kå
= -=( )
3 2 1 4 -=å
= NV x x K N i i w歪度 歪度<0 歪度=0 歪度>0 尖度 尖度<0 尖度=0 尖度>0 33 確率変数 確率分布 期待値(E):確率変数の分布の平均 例)1回40円で、サイコロの目の10倍のお金がもらえる。得? 35 ) 6 1 10 ( 6 1 = ´ ´ =