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5-3- 基統合開発環境に関する知識 1 独立行政法人情報処理推進機構

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Academic year: 2021

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5-3-基 統合開発環境に関する知識

独立行政法人 情報処理推進機構

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5-3-基 統合開発環境に関する知識

Ⅰ.概要 OSS の開発で用いられている統合開発環境について、その種類や特 徴、使い方、活用方法等を理解することを通じて、OSS をソースコード レベルで活用したり、開発プロジェクトに参加したりするための基礎知 識やノウハウを学ぶ。 Ⅱ.対象専門分野 職種共通 Ⅲ.受講対象者、 受講前提 本カリキュラムの「5-2-基 開発ツールに関する知識」を受講済みであ ること。または、同等の知識を有すること。 Ⅳ.学習目標 • 統合開発環境とはどういうものであるかを理解する。 • OSS の開発で用いられている統合開発環境の種類や利用実態 などについて理解する。 • Eclipse の特徴や基本的な機能を理解する。

• Java Development Tools を用いた Eclipse による Java プログラミ ングの基本的な機能、操作を理解する。

• Eclipse で利用可能な様々なツールを利用し、その基本的な機能 を理解する。

Ⅴ.使用教科書、 教材等

『Java J2EE オープンソース Spring 入門』

長谷川裕一/伊藤清人/岩永寿来/大野渉共著, 技術評論

社刊

『実践Spring Framework J2EE 開発を変える DI コンテナのすべ

て』 河村嘉之/首藤智大/竹内祐介/吉尾真祐共著, 日経 BP 社 刊 その他、オリジナル教材を作成するものとする。 Ⅵ.習得スキル の評価方法 講義終了後の受講レポート、定量アンケート、知識確認ミニテスト、 演習問題の取り組み状況を総合的に判断して評価を行う。 Ⅶ.カリキュラム の構成 レベル 2(基本) 第 1 回~第 11 回 独立行政法人 情報処理推進機構

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講座内容

第1回 統合開発環境によるソフトウェア開発(講義 90 分) 統合開発環境によるソフトウェア開発の概要、統合開発環境の主な機能などについて理解する。 (1) 統合開発環境によるソフトウェア開発 1 統合開発環境によらない開発 2 統合開発環境による開発 3 統合開発環境のメリット (2) 統合開発環境の主な機能 1 プロジェクト 2 コーディング 3 GUI デザイン 4 ビルド 5 テスト 6 デバッグ 7 プロファイリング 8 プラグインによる機能拡張 独立行政法人 情報処理推進機構

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第2回 さまざまな統合開発環境(講義 90 分) OSS 開発で用いられている統合開発環境にはどのようなものがあるかについて理解する。 (1) 統合開発環境の種類 1 プログラミング言語対応(C、Java、Perl、Python、Ruby など) 2 開発用途別(GUI アプリケーション開発、ミドルウェア開発、組み込みソフトウェア開発など) 3 フレームワーク別(GTK+、Qt など) (2) 主な統合開発環境 1 Eclipse • Eclipse の歴史 • Eclipse Foundation • Eclipse 関連プロジェクト • Eclipse のライセンス • Eclipse の特徴 2 NetBeans • NetBeans の歴史 • NetBeans コミュニティ • NetBeans 関連プロジェクト • NetBeans のライセンス • NetBeans の特徴 3 WideStudio • WideStudio の歴史 • WideStudio 開発コミュニティ • WideStudio のライセンス • WideStudio の特徴 4 その他(KDevelop、MonoDevelop、OpenLDev、GNU Emacs など) 独立行政法人 情報処理推進機構

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第3回 統合開発環境のセットアップ(ワークショップ 90 分) Eclipse を利用するために必要な環境を適切に設定する方法を理解する。 (1) Eclipse のセットアップ 1 入手方法 2 動作環境 3 Eclipse のバージョン 4 ランゲージパック 5 関連アプリケーション 6 ディレクトリ構成 第4回 統合開発環境でのプロジェクトとプログラムの作成・実行方法(ワークショップ 90 分) Eclipse におけるプロジェクトの作成、コーディング、ビルドといった基本的な操作を理解する。 (1) Eclipse の基本操作 1 ワークベンチウィンドウ 2 プロジェクトの作成 3 コーディング 4 ビルド、実行 第5回 統合開発環境でのデバッグ方法(ワークショップ 90 分) Eclipse における Java プログラムのデバッグ方法について、その機能概要と操作方法を理解する。 (1) Eclipse でのデバッグ 1 デバッガの実行 2 ブレークポイント 3 ステップ実行 4 変数のウォッチ 5 スタックトレース 独立行政法人 情報処理推進機構

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第6回 統合開発環境での Web アプリケーションのデバッグ方法(ワークショップ 90 分) Eclipse における Web Tools Platform(WTP)を用いた Web アプリケーション開発について、その機能概要 を理解する。

(1) Web Tools Platform とは? 1 WTP の構成 2 WTP が提供する機能 3 WTP の環境設定 第7回 統合開発環境でのドキュメント生成ツールの使用(ワークショップ 90 分) Eclipse における開発者ドキュメント生成ツールの使い方を、プラグインのインストール、コードの作成、ドキ ュメントの作成を通して理解する。 (1) ドキュメント生成ツールの概要 1 Javadoc 2 Doxygen (2) Eclipse からドキュメント生成ツール利用 1 新規ソフトウェアのインストールからプラグインをインストール 2 前回までに作成したコースコードにドキュメンテーションコメントを入れる 3 ドキュメントを生成する 4 ドキュメントを閲覧する 5 コードアシストにドキュメンテーションコメントが表示される 独立行政法人 情報処理推進機構

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第8回 統合開発環境とバージョン管理ツールの連携(ワークショップ 90 分) Eclipse からのバージョン管理ツールの利用ついて、プラグインのインストールからリポジトリアクセスまで を行い、利用方法を理解する。 (1) バージョン管理ツールの概要 1 CVS 2 Subversion 3 Git 4 Mercurial (2) Eclipse からバージョン管理ツールの利用 1 新規ソフトウェアのインストールからプラグインをインストール 2 一人で使う • リポジトリの作成 • 今までのソースコードをリポジトリへインポート • リポジトリからチェックアウト • コードを書き換えコミット • brunch や tag を作成 3 グループで一つのリポジトリを使う • グループのリポジトリからチェックアウトする • brunch を作成する • ソースコードを書き換えてコミットする • チームの別メンバーがコミットした内容を更新する • trunk へマージする • 衝突した場合に、それを解決する 独立行政法人 情報処理推進機構

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第9回 統合開発環境とテストフレームワークの連携(ワークショップ 90 分) Eclipse からのテストフレームワークの利用について、実際にテストコードを書きながら理解する。 (1) テストフレームワークの概要 1 JUnit 2 TestNG (2) Eclipse からテストフレームワークの利用 1 新規ソフトウェアのインストールからプラグインをインストール 2 今までのソースコードのテストコードを作成する 3 テストフレームワークでテストを行う 4 もし不具合があれば修正し、何が問題だったかを考える 第10回 統合開発環境でのコードスタイル設定(ワークショップ 90 分) Eclipse からのコードチェックツールの利用について、実際にコードチェックを行いながら、その利用方法と 効果について理解する。 (1) コードチェックツールの概要 1 CheckStyle (2) Eclipse からのコードチェックツールの利用 1 新規ソフトウェアのインストールからプラグインをインストール 2 今までのソースコードをチェックする 3 もし該当項目があれば修正し、何が問題だったかを考える 独立行政法人 情報処理推進機構

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独立行政法人 情報処理推進機構

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第11回 統合開発環境での静的解析(ワークショップ 90 分) Eclipse からの静的解析ツールの利用について、実際にコードを解析しながら、その利用方法と効果につい て理解する。 (1) 静的解析ツールの概要 1 PMD 2 FindBugs (2) Eclipse からの静的解析ツールの利用 1 新規ソフトウェアのインストールからプラグインをインストール 2 今までのソースコードを解析する 3 もし該当項目があれば修正し、何が問題だったかを考える 以上

参照

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