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電気の通り道

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Academic year: 2021

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第3学年〇組 理科学習指導案

指導者 1 単元名 「電気の通り道」 2 単元目標 ○ 電気の回路について,乾電池と豆電球などのつなぎ方と乾電池につないだ物の様子に着目して,電 気を通すときと通さないときのつなぎ方を比較しながら調べる活動を通して,それらについての理解 を図り,観察,実験などに関する技能を身に付けるとともに,主に差異点や共通点を基に,問題を見い だす力や主体的に問題解決をしようとする態度を育成する。 3 単元目標に対する児童の実態 ○ 子どもたちは,理科学習への興味・関心が全体的に高く,理科の授業を楽しみにしている児童が多い。 また,身の回りで使われている電気について,電球やテレビ,ゲーム機など電気を使う道具を日常生活 の中で意識しており,自分達にとって身近な現象の一つであるととらえている。しかし,「理科で学習 したことが生活に役立つと思いますか」というアンケートに対し,「いいえ」と答えた子どもが〇%お り,理科での学習が日常生活とつながっていないことが明らかとなった。これは,理科で学習した仕組 みやきまりなどを日常の生活の中でどのように使われているか関連づけて指導することができておら ず,子どもたちも電気が流れる仕組みについて着目した経験がないことが考えられる。そこで,電気の 回路について,量的・関係的な見方をもち,様々な現象を比較しながら調べる活動を通して,考えをもつ ことができるようにする。このことは,自然事象を説明する子どもを育てる上でも意義深い。 4 児童の実態に即した指導方略 ○ 本単元の指導にあたっては,以下の点に留意して進めていきたい。 第一次では,身の回りの明かりについて話し合ったり,明かりがつくおもちゃで遊んだりする活動 から,必要な道具や豆電球が動作するつなぎ方や電気を通す物について関心をもつことができるよう にする。また,明かりがつくおもちゃから,豆電球が動作するためには,豆電球・乾電池・導線つきソ ケットが必要であることをとらえることができるようにする。 第二次では,懐中電灯のおもちゃや素材の違うスプーンを提示し,どのようにつなぐと豆電球に明 かりがつくのかやどのようなものが電気を通すのか問題を見いだせるようにする。 第三次では,これまでの学習をふり返りながらおもちゃ作りを行い,日常生活への活用につながる 実感を伴った理解につなげていきたい。 5 単元の評価規準 知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度 ①電気を通すつなぎ方と通さないつ なぎ方があること,また,電気を通 す物と通さない物があることを理 解している。 ②電気の回路について,器具や機器な どを正しく扱いながら調べ,それら の過程や得られた結果を分かりや すく記録している。 ①電気の回路について,観察,実験な どを行い、主に差異点や共通点を基 に,問題を見いだし,表現するなど して問題を解決している。 ②電気の回路について,観察,実験な どから得られた結果を基に考察し, 表現するなどして問題解決してい る。 ①電気の回路についての事物・現象に 進んで関わり,他者と関わりながら 問題解決しようとしている。 ②電気の回路について学んだことを 学習や生活に生かそうとしている。

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6 本単元で働かせる主な見方・考え方 見方 乾電池と豆電球などのつなぎ方と乾電池につないだ物の様子について量的・関係的な見方を働か せる。 考え方 乾電池と豆電球などのつなぎ方と乾電池につないだ物の様子を比較することで問題解決を図る。 7 単元計画(全9時間)【評価:評価規準参照 行行動分析 記記録分析 発発言分析】 段階 配時 主な学習活動と内容 指導上の留意点 (※働かせる見方・考え方) 評価 第 一 次 1 2 ① ① 1 身の回りに見られる明かりを考えたり,電気 で明かりがつくおもちゃで遊んだりすること で,気づいたことを出し合う。 ・かい中電とうのスイッチを押したら明かりが つくよ。 ・クリスマスツリーに明かりをつけたことがあ るよ。 2 豆電球や乾電池を使って,明かりがつくつな ぎ方について調べる。 (1)乾電池と豆電球を導線つきソケットでいろ いろなつなぎ方でつなぎ,明かりがつくつ なぎ方を調べる。 ○ 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方 があること (2)ソケットを使わないで,豆電球に明かりが つくつなぎ方を調べる。 ○ なぜ明かりがつくのかを問 いかけることで,必要な道具や 豆電球が動作するつなぎ方に ついて調べていこうという意 欲をもつことができるように する。 ○ 懐中電灯のおもちゃで事象 提示を行い,豆電球に明かりが つくつなぎ方と明かりがつか ないつなぎ方があるのではな いかという問題を見いだすこ とができるようにする。 主①行 知①記 思②記 第 二 次 2 ① ① 本 時 3 電気を通す物と通さない物について調べる。 (1)電気を通す物と通さない物について問題を 見いだし,予想を立てる。 (2)電気を通す物と通さない物について調べ る。 ○ 電気を通す物と通さない物があること ○ 素材が違うスプーンで事象 提示を行い,電気を通す物と通 さない物があるのではないか という問題を見いだすことが できるようにする。 主①記 思①記 知②発 第 三 次 4 4 これまでの学習を生かして,豆電球に明かり をつけるおもちゃを作る。 ・しんごうき ・どきどきゲーム ○ 作ってみたいと思ったおも ちゃ作りに取り組ませること で,電気の回路について実感す ることができるようにする。 主②行

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8 本時に関わって (1)本時の目標 ○ 電気を通す物と通さない物があることを理解することができる。 【知識及び技能】 ○ 回路の一部に,身の回りにあるいろいろな物を入れたときの豆電球などの様子に着目し,実験の結 果を分類,整理しながら,電気を通す物と通さない物があることを説明することができる。 【思考力,判断力,表現力等】 (2)本時で働かせる見方・考え方 見方 回路の一部に,いろいろな物を入れたときの豆電球の様子について,関係的な見方を働 かせる。 考え方 豆電球に明かりがついた物と明かりがつかなかった物を比較することで問題解決を図 る。 (3)本時指導の工夫 本時指導にあたっては,「つかむ」段階の「対話ユニットⅠ」で,金属のスプーンとプラスチックのス プーンを回路にはさんだときの豆電球の様子を提示し,「豆電球に明かりがつく場合と明かりがつかな い場合がある。」という差異点や気づき(自然事象との対話)から「どのようなものが電気を通すのだ ろうか。」という問題を見いだせるようにする。予想では,素材の違いという視点(今日のポイント) で,表を用いて分類,整理し,予想を交流させる(他者との対話)。 「さぐる」段階の「対話ユニットⅡ」では,一人一実験で回路の間に調べる物を入れて,金属は電気が 通り,豆電球に明かりがつくことをとらえられるようにする(自然事象との対話)。結果の分析・考察 では,予想と同じ表に記録させ,結果を基に考察し,自分の考えを他者と交流する(他者との対話)。 最後に,「つたえる」段階の「対話ユニットⅢ」では,新たな事象である,「ゴルフゲーム」のおもち ゃを用い,ボールがホールに入ったときに,ボールの素材によって豆電球に明かりがつく場合とつかな い場合があることに気づかせる(自然事象との対話)。考え作りでは,本時学習の内容をもとに,実物を 用いて他者と考えを交流する(他者との対話)。この「つたえる」段階を基に,次時のおもちゃづくり の学習につなげていきたい。

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9 本時の展開 段階 学習活動・内容 指導上の留意点・【評価】 つ か む 1 提示された事象を見て分からないことを書く。 「自然事象との対話」 2 分からないことを出し合い,問題を見いだす。 ・ どうして豆電球に明かりがつくものとつかない物 があるか知りたい。 ・ 他にどんな物をつなげると豆電球に明かりがつく か調べたい。 3 問題に対する予想を考え,話し合う。 (1)予想を考える。 ・ ピカピカしていて,鉄のような物は,電気が通って 豆電球に明かりがつくと思う。 ・ 木や紙でできている物は,電気は通らないと思う。 (2)予想を交流し,自分の予想を見直す。 「他者との対話」 (3)予想を出し合う。 ○ 豆電球に明かりがつくかつかない かの視点として、2つのスプーンの ちがいをもとに、素材に着目させる。 ○ 明かりがつくということは、電気 が通っているということを確認す る。 ○ 素材の違いに着目して,実験がで きるように,今日のポイントを板書 する。 問題 どのようなものが電気を通すのだろうか。 対話ユニットⅠ 電気を通すもの 電気を通さないもの くぎ(鉄) 缶(アルミ) 缶(鉄) アルミはく(アルミ) ビー玉(ガラス) 1 円玉(アルミ) 輪ゴム(ゴム) 段ボール(紙) ペットボトル(プラ) 10 円玉(銅) わりばし(木) スーパーボール(ゴム) なぜ 明 か り が つ く も の と つ か な い も の が あ る ね。2つの違い は何だろう。 電気を通して豆電球に明かりがつく物は, 鉄のようにピカピカしている物で,紙や木な どでできている物は電気を通さないと思う。 体 験 し た ことを根拠 とした予想 前時までの 学習を根拠と した予想 事象提示の工夫 ○ 金属のスプーンとプラスチッ クのスプーンを回路の途中には んだときの豆電球の様子を提示 し,試しの活動の中から問題を見 いだせるようにする。 情報の可視化 A 電気を通す物と通さない物の予 想を表で表す。 情報の可視化 B 予想の表を用いて,相手に示しな がら,自分の考えを他者に伝えるこ とができる。 今日のポイント 素材のちがい 【思考・判断・表現】 電気を通して豆電球に明かりが つく物は,〇〇な素材の物だと思い ます。

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さ ぐ る 4 予想を確かめるための実験方法を考える。 ・導線同士がつながった状態で豆電球に明かりがつく ことを確かめる。 ・導線を離し,回路の間に調べる物を入れて豆電球に明 かりがつくか確かめる。 5 実験する。 「自然事象との対話」 6 結果の分析・考察を行う。 (1)実験結果から考察を書く。 ・ 鉄とアルミ,銅を回路の間につなげると,豆電球に 明かりがついたという結果から,鉄,アルミ,銅は電 気を通す物である。 (2)考察を交流し,自分の考えを見直す。 (3)考察を出し合う。 7 考察を交流し,まとめる。 ○ 実体験を積ませるために、1 人 1 実 験用意する。 ○ 鉄,アルミ,銅などを「金属」とい うことを教師から提示する。 つ た え る 8 学習したことを活かして説明する。 (1)新たな事象に対して考えをつくる。 「自然事象との対話」 (2)考えを交流し,自分の考えを見直す。 「他者との対話」 (3)考えを出し合う。 まとめ 電気を通すものは、金属でできている。 対話ユニットⅡ 対話ユニットⅢ 電気を通すもの 電気を通さないもの くぎ(鉄) 缶(アルミ) 缶(鉄) アルミはく(アルミ) 10 円玉(銅) 1 円玉(アルミ) 輪ゴム(ゴム) 段ボール(紙) ペットボトル(プラ) ビー玉(ガラス) わりばし(木) スーパーボール(ゴム) 鉄,アルミ,銅を回路の間につなげると,豆 電球に明かりがついたという結果から,鉄, アルミ,銅は電気を通す物である。 木, 紙 , ゴ ムなどは明 かりがつか ない考え 鉄,アルミ, 銅は豆電球に 明かりがつく という考え 紙 や 木 は 電 気 を通さない考え 金属は電気 を通す考え 金属のボールを使えば,明かりがつくね。 情報の可視化 A 電気を通す物と通さない物を表 に分類し,どのようなものが電気を 通すのか考察を表す。 情報の可視化 B 結果の表を用いて,考えを交流す る。 【思考・判断・表現】 結果は,私の予想と〇〇でした。 鉄,アルミ,銅を回路の間にはさむ と豆電球に明かりがつくという結 果から, 鉄,アルミ,銅でできてい る物は,電気を通すということが分 かりました。 活用 ○ 「ゴルフゲーム」のおもちゃを 提示し,ホールに入ると明かりが つくボールの素材は,金属である ことを説明できるようにする。 情報の可視化 AB 実際におもちゃを用いて,ホール の中の回路の間に金属のボールが入 ると明かりがつくことを説明する。

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参照

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