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支えられているいのち

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Academic year: 2021

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-第2学年 道徳学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 主題名 支えられているいのち 2 ねらいと資料 (1) ねらい ○ 自分の生命が多くの人に支えられていることに気づき、生命を大切にしていこうという心情を高める。 ○ 登場人物の気持ちや考えをふきだしに表現したり、体験を背景にした相互交流で深めたりしながら共感し、生命 の大切さを感得させる。 (2) 資料「たんじょう日のプレゼント」 低学年3-(2)生命尊重 3 主題設定の理由 ○ 「生命尊重」とは、「生命あるすべてをかけがえのないものとして尊重し、大切にすること」である。命とは、一 人一人の人間にとって、かけがえのない存在のものであり、人間にとって一番大切にされ守られるべきものでもある。 そのため、生命を大切にすることは、すべての道徳的価値を支える基盤となる。『いのち』をとらえたとき①個別性と いう視点での「唯一無二の生命」②時間的な視点での連続性「過去から未来へと受け継ぐ生命」③空間的な視点での 関係性「支えられ、生かされる生命」の三側面がある。中でも、愛着ある動植物の生死に出合った時や一生懸命生き る姿を目の当たりにした時、さらに、自分の誕生や成育の過程での父母の愛情やその思い(生命の関係性)に触れた ときに、生命の大切さを実感することができると考える。特に、家族をはじめ、関係する周囲の人々に支えられて生 きるかけがえのない生命を、自分の体験と結んで考えることは、生きている喜びや自分の存在を自覚し、自他の生命 の尊さを心から理解する基礎となる。本主題の内容項目3-(2)は、生命の大切さに関する内容項目にあたる。低 学年の段階では「生きることを喜び、生命を大切にする心をもつこと」をねらいとしており、中学年の「生命の尊さ を感じ取り、生命あるものを大切にする」学習や高学年の「生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生 命を尊重する」学習へと発展していく。 ○ 本学級の児童は、一学期に学級活動「わたしのいのち あなたのいのち」の学習を通して、命誕生の神秘に驚き「自 分の体を大切にしよう。」という気持ちを高まってきている。また、生活科の学習では「大きくなったわたし-いのち きらきら大作戦-」の学習を進めており、小さい頃の写真や使っていたものに触れ、その頃の様子やハプニングを保 護者から聞くなどの取材活動を行っている。その中で、少しずつ自分たちが周囲に大切に守られてきたことや生命の 大切さに気づきはじめている。生命に関するアンケートをとると「いのちは大切だと思いますか?」の問いに対して 「とても大切・大切」と答えた子は( )%である。しかし、日常生活を見ると危険な行動をとって怪我をしたり、 友だちに対して、「死ね」「消えろ」といった自他の命を軽視したことばを使ったりする場面が多くある。アンケート によると「人間はもう一度生き返ることができると思いますか?」の問いに対して、( )%の子が「テレビでは生き 返っていた。」「はっきりそうとは言えない。」「わからない。」と答えている。これらは、核家族化が進み、生命の誕生 に接したり、身近に死に接したりする機会が少なくなったため、生命はたった一つで、多くの人に守られてきた尊い ものであることを捉えることができていないことが要因として考えられる。そこで、生命を当たり前のこととしてと らえるのではなく、自分が多くの人の愛情の中で生まれてきたこと、家族の人に支えられた大切な生命であることに 気づかせ、授かった命を大切にしようとする態度を育てたい。 ○ 指導にあたっては、資料「たんじょう日のプレゼント」をもとに、支えられて生かされるいのち(関係性)をとら えさせたい。本資料は、たんじょう日にグローブをもらったことに喜ぶ主人公だが、母親が見せてくれた「いくじ日 記」に書かれた、病気をしたときに心配して寄り添ってくれた母親や、心配して駆けつけてくれた祖父母のことを知 り、みんなに見守られて支えられている自分の生命を感じるという話である。これは、生活科の調べ学習でした子ど もの体験と重ねやすく主人公の気持ちに共感できる資料であり、自分の生命を支えてくれた家族の存在に気づいたと きの気持ちをとらえさせることを通して、生命を大切にしていこうという気持ちを高めさせることができると考える。 具体的には、導入では、生活科で学習してきたことや前時に行った「たった一つのいのち(個別性)」の学習を流れ図 を用いて振り返らせ、ねらいとする価値への方向付けをおこなう。展開では、今まで欲しかったグローブをもらった ときの主人公の気持ちを自分の経験と重ね合わせながら話し合わせる。また、いくじ日記を見せてもらっている場面 では、今まで生活科で取材してきた生活科ノートを振り返らせながら、吹き出しに表現させることで主人公に共感さ せていく。さらに、二つのプレゼント(もの・気持ち)をもらったと感じた主人公に共感させるため、表情図や絵を

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2 -もとに、グローブをもらった時の主人公の嬉しさと比較し、物だけではなく、親の思いに気づかせる。その後、終末 では、大きくなった自分たちの写真を振り返り、一人一人が自分の親からの手紙を読むことで、家族の思いを知り、 生命を大切に生きていく気持ちを膨らませていきたい。 4 学習指導過程 ○ 準備:(教師)あらすじ表、場面絵、道徳ノート、表情図、親からの手紙、グローブ (子ども)生活科ノート 段階 主 な 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 1 学習を振り返り、本時のめあてを話し合う。 ○ ねらいとする価値の方向付けをするため ○ 生命の体験活動で気づいたことをふり返ること に、生活科(いのちきらきら大作戦)の学 導 習や前時(たった一つのいのち)学習の流 れ図をもとに、学習をふり返らせる。 入 ○ 家族に支えられている絵を提示し、生命 の関係性について着目させる。 / 2 「たんじょう日のプレゼント」を読み、登場人物の思いに ○ 資料への興味付けを図るために、紙芝居 触れ、生命の大切さついて話し合う。 にして読み聞かせる。また、資料を振り返 りやすいよう、あらすじ表を掲示する。 ① 今まで欲しかったグローブ(もの)をもらって喜ぶひろ ○ グローブ(もの)をもらった喜びを想起 しの気持ちについて話し合う。 させ、強調するため、グローブをプレゼン ○ 今までほしかったグローブをもらってよろこぶひろしに ト風に提示したり、場面絵を用いたりして 共感すること 場面設定を具体的にする。 ・ずっと欲しかったから、すごく嬉しい。 ○ 欲しかったグローブをもらったひろしの 展 ・やった。ありがとう。 気持ちを想起しやすくするため、表情図を ・これで、野球がいっぱいできる。 もとに話し合わせる。 ② いくじ日記を見せてもらい、親の気持ちに気づいたひろ ○ いくじ日記を見せてもらったひろしの気 開 しの気持ちについて話し合う。 持ちに共感させるため、自分が生活科の学 ○ 日記を見せてもらい、親の思いに気づいたひろしの気持 習で取材してきたことを振り返らせ、自分 ちに共感すること の体験と重ね合わせて考えさせる。 前 ・こんなに大変だったんだな。 (命の危機への驚き) ○ ひろしの変化をとらえさせるために、気 ・こんな思いがあったなんて、今まで知らなかったよ。 持ちを吹き出しに表現させたり、表情図を (親の思いへの驚き) かかせたりして、交流させる。全体交流で 段 ・元気に育ててくれてありがとう。 (感謝) は、自分の体験を発表させながら話し合わ ③ 「二つのプレゼント(もの・気持ち)」をもらったとい せる。 う気がしたひろしの気持ちについて話し合う。 ○ 親の気持ちを実感したひろしに共感させ ○ 二つのプレゼントをもらったと感じ、支えられてきた命 るため、表情図などからグローブ(もの) に気づいたひろしの気持ちに共感させること をもらった時の嬉しさと、日記を読んでも ・グローブとお家の人の気持ちをもらったよ。 らってしった(気持ち)の嬉しさを表情図 ・大事に育てられたことが分かってうれしかった。 で比較し、話し合わせる。 ・ずっと見守られてきたことがわかってうれしかった。 ○ 二つのプレゼント(もの・気持ち)をもらった気 / がしたということを視覚的にとらえさせる 展 ④ 大きく成長した自分を写真を通して見る。 ため絵をもとに親の思いにも気づかせる。 開 ○ 支えられ、生かされている自分に気づくこと ○ 支えられ大きく育ってきた自分を実感す 後 ・たくさんの人に支えられて、ここまで大きくなったんだ。 るために、生活科ノートを振り返り、幼少 段 期の写真と今の写真と照らし合わせて見せ / 3 自分も親から大切にされていることを発見し、生命を大切 る。 にする気持ちを考える。 ○ 子どもたち一人ひとりが親の気持ちを実 終 ○ 自分の成長とともに、それを支えてくれる保護者の存在 感できるように、親からの手紙を読ませる。 に気づくこと。 ○ 生命の大切さを一人一人が膨らませるた 末 ・お家の人に感謝の気持ちを届けたいな。 め、自分の命について、手紙を読んだり、 ・お家の人のこんな思いがあったなんて、嬉しいな。 学習したりして感じたこと、思ったことを ・自分のいのちや、周りの命を大切にするよ。 プリントに書かせる。 いのちを大切にするこころを もっとふくらまそう。

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