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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が 利用したアプリケーションなどの問題

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Academic year: 2021

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が

利用したアプリケーションなどの問題

横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子

岐阜女子大学 (2020年9月29日受稿)

Problems such as Information Equipment used by Students and

Applications used by Teachers in Distance Learning at the University

Gifu Woman s University

YOKOYAMA Takamitsu, MATSUKAWA Reiko, KUZE Hitosi ,

FUJI Kakuo, SAITOU Youko

(Received September 29, 2020) 要 旨  岐阜女子大学が2020年4月から全科目で実施した遠隔授業の実態調査を行った。そ の結果,学生が遠隔授業に使用する情報機器の充実と操作方法の習得,遠隔授業を効 果的に実施する授業計画・実施・評価の改善が必要であることが明らかになった。一 部の学生は,操作方法に困難を感じており,操作の不慣れは,可搬性,学修方法,機 器操作,画像・音量,受講のしやすさ等に影響を与えていた。また,遠隔授業のメリッ トを生かした授業を継続するとともに,「質問しやすい,意見を言いやすい,コミュ ニケーションを取りやすい,説明しやすい,討論しやすい」ことに配慮したカリキュ ラムやアプリケーションの組み合わせを工夫する必要があることが明らかになった。 キーワード:遠隔授業,情報機器,授業計画,実態調査,カリキュラム 1  はじめに  岐阜女子大学は,岐阜女子大学沖縄サテラ イト校との間で10年以上,遠隔授業を実施1),2) してきた。遠隔授業のノウハウ3)が蓄積され ていたため,新型コロナウィルス感染症によ る大学閉鎖となった2020年4月から全科目で 遠隔授業を実施した。e-Learning,サイボウズ, Zoom,YouTube などを組み合わせた遠隔授 業で双方向性を確保した。  遠隔授業のメリットとして,時間や場所に 拘束されない学修,授業者と学修者のコミュ ニケーション,講義・プレゼン・動画・資料 等を組み合わせた提示,学修履歴の把握等が ある。デメリットとして,視野の狭さ,緊張 感の低下,学生の理解度・発言・態度等の把

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岐阜女子大学紀要 第50号 (2021.2.) ― 62 ― 握の難しさ,実習・実験の難しさ,集団での 活動やディスカッションの困難さ等がある。  遠隔授業には,デメリットが存在するため, 遠隔授業を受講した学生の実態に基づいて遠 隔授業の方法を改善する必要がある。そこで, 遠隔授業を受講した学生の実態調査を実施し たので報告する。 2 .実態調査  実態調査は,遠隔授業の問題点を明らかに して,遠隔授業を改善するために実施した。 実態調査の質問項目は,可搬性,学修方法, 機器操作,画像・音量,受講のしやすさで構 成した。「1:あてはまらない,2:ややあて はまらない,3:どちらともいえない,4:や やあてはまる,5:あてはまる」の5件法で 回答させた。  実態調査は2020年7月に全学生を対象に Google フォームで実施した。回答者は,管 理栄養士や教員免許状等の資格取得をめざす 女子学生である。有効回答数531人であった。 回答者の学年,学科・専攻,志望職種,取得 希望資格を表1に示す。学年は,1年 : 148人, 2年 : 163人,3年 : 138人,4年 : 78人, 大 学 院 : 3人となっており,1∼3年生の割合が多 かった。 3 .実態調査結果 (1)学生の使用機器  学生が遠隔授業で使用した機器(複数回答 可)の割合を図1,遠隔授業の方法(複数回 答可)の割合を図2,自宅や下宿等のネット ワーク環境(複数回答可)の割合を図3に示 す。遠隔授業で利用した機器は,パソコン (72.3%),スマートフォン(67.0%)が多かっ た。遠隔授業の方法は,Zoom(97.6%),サ イボウズ(92.5%)が多く,次に多いのが動 画教材(YouTube 等)(65.0%)となっていた。 自宅や下宿のネットワーク環境は,ブロード 学年 学科・専攻 志望職種(複数回答可) 取得希望資格(複数回答可) 1 : 1年 148 1 : 生活科学専攻 8 1 : 保育士 32 1 : 管理栄養士 275 2 : 2年 163 2 : 住居学専攻 71 2 : 幼稚園教諭 30 2 : 保育士 50 3 : 3年 138 3 : 健康栄養学科 277 3 : 小学校教諭 38 3 : 教員免許状 143 4 : 4年 78 4 : 文化創造学専攻 58 4 : 中学校教諭 45 4 : 宅地建物取引士 52 5 : 大学院 3 5 : デジタルアーカイブ専攻 62 5 : 高等学校教諭 79 5 : 二級建築士 68 計 530 6 : 初等教育学専攻 53 6 : 栄養教諭 44 6 : 博物館学芸員 74 計 531 7 : 公務員 95 7 : 図書館司書 91 8 : 会社員 163 8 : デジタル・アーキビスト 77 (N=531) 9 : その他(含未定) 243 9 : 旅行業務取扱管理者 17 表 1  実態・意識調査を行った学生の学年,学科・専攻,志望職種,取得希望資格(人) 管 理 栄 養 士 や 教 員 免 許 状 等 の 資 格 取 得 を め ざ す 女 子 学 生 で あ る 。 有 効 回 答 数531 人 で あ っ た 。回 答 者 の 学 年 ,学 科・専 攻 ,志 望 職 種 ,取 得 希 望 資 格 を表 1に 示 す 。学 年 は 、1 年:148 人 、2 年 :163 人 、3 年 :138 人 、4 年 :78 人 、大 学 院:3 人 と な っ て お り 、1~ 3 年 生 の 割 合 が 多 か っ た 。 3 . 実 態 調 査 結 果 (1)学 生 の 使 用 機 器 学 生 が 遠 隔 授 業 で 使 用 し た 機 器( 複 数 回 答 可)の 割 合 を図 1、遠 隔 授 業 の 方 法(複 数 回 答 可)の 割 合 を図 2、 自 宅 や 下 宿 等 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境(複 数 回 答 可 )の 割 合 を図 3 に 示 す 。 遠 隔 授 業 で 利 用 し た 機 器 は 、 パ ソ コ ン (72.3%)、 ス マ ー ト フ ォ ン (67.0%)が 多 か っ た 。遠 隔 授 業 の 方 法 は 、Zoom(97.6%)、サ イ ボ ウ ズ(92.5%)が 多 く 、次 に 多 い の が 動 画 教 材(YouTube 等 )(65.0%)と な っ て い た 。自 宅 や 下 宿 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 は 、 ブ ロ ー ド バ ン ド( 光 回 線 な ど ) (43.5%) 、 モ バ イ ル WiFi(31.8%)と な っ て い た 。ス マ ー ト フ ォ ン の み(15.3%)、何 も な い (0.8%)と 回 答 し た 学 生 も お り 、 遠 隔 授 業 の 受 講 に 適 さ な い 情 報 機 器 を 利 用 し て い た 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 (2) 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 表 1 実 態 ・ 意 識 調 査 を 行 っ た 学 生 の 学 年 , 学 科 ・ 専 攻 , 志 望 職 種 , 取 得 希 望 資 格 (人 ) 学 年 学 科 ・ 専 攻 志 望 職 種 ( 複 数 回 答 可 ) 取 得 希 望 資 格 ( 複 数 回 答 可 ) 1 : 1 年 1 4 8 1 : 生 活 科 学 専 攻 8 1 : 保 育 士 3 2 1 : 管 理 栄 養 士 2 7 5 2 : 2 年 1 6 3 2 : 住 居 学 専 攻 7 1 2 : 幼 稚 園 教 諭 3 0 2 : 保 育 士 5 0 3 : 3 年 1 3 8 3 : 健 康 栄 養 学 科 2 7 7 3 : 小 学 校 教 諭 3 8 3 : 教 員 免 許 状 1 4 3 4 : 4 年 7 8 4 : 文 化 創 造 学 専 攻 5 8 4 : 中 学 校 教 諭 4 5 4 : 宅 地 建 物 取 引 士 5 2 5 : 大 学 院 3 5 : デ ジ タ ル ア ー カ イ ブ 専 攻 6 2 5 : 高 等 学 校 教 諭 7 9 5 : 二 級 建 築 士 6 8 計 5 3 0 6 : 初 等 教 育 学 専 攻 5 3 6 : 栄 養 教 諭 4 4 6 : 博 物 館 学 芸 員 7 4 計 5 3 1 7 : 公 務 員 9 5 7 : 図 書 館 司 書 9 1 8 : 会 社 員 1 6 3 8 : デ ジ タ ル ・ ア ー キ ビ ス ト 7 7 ( N = 5 3 1 ) 9 : そ の 他 ( 含 未 定 ) 2 4 3 9 : 旅 行 業 務 取 扱 管 理 者 1 7 72.3% 30.3% 67.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:パソコン 2:タブレット 3:スマートフォン 図1 遠隔授業で使用した機器 92.5% 97.6% 6.8% 10.7% 15.6% 65.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 1:サイボウズ 2:Zoom 3:e-Learning 4:メール 5:郵送 6:動画教材(YouTube等) 図2 遠隔授業の方法 43.5% 31.8% 15.3% 0.8% 26.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:ブロードバンド(光回線… 2:モバイルWiFi 3:スマートフォンのみ 4:何もない 5:分からない 図3 遠隔授業のネットワーク環境 M ( S D ) 可 搬 性 1. 自 分 の ペ ー ス で 学 修 で き る 4 . 0 9 ( 0 . 9 6 ) 2. ど こ か ら で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 5 ) 3. い つ で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 0 ) 操 作 4. 機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R ) 2 . 2 3 ( 1 . 2 0 ) 学 修 方 法 5. 長 い 時 間 (1 日 5 時 間 の 授 業 ) 集 中 で き な い (R ) 3 . 3 2 ( 1 . 1 8 ) 6. 質 問 し や す い 2 . 8 6 ( 1 . 2 7 ) 7. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り や す い 2 . 4 5 ( 1 . 1 1 ) 8. 討 論 し や す い 2 . 3 3 ( 1 . 0 9 ) 9. 説 明 し や す い 2 . 3 9 ( 1 . 0 5 ) 1 0. 意 見 を 言 い や す い 2 . 6 8 ( 1 . 2 3 ) 1 1. 課 題 を 提 出 し や す い 3 . 5 7 ( 1 . 2 6 ) 1 2. 授 業 の 雰 囲 気 が よ い 3 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 操 作 1 3. 機 器 操 作 が ス ム ー ズ で あ る 3 . 1 0 ( 1 . 0 6 ) 図 4 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 2% 4% 3% 35% 9% 19% 22% 27% 22% 21% 7% 6% 6% 5% 9% 9% 31% 15% 20% 35% 32% 33% 25% 16% 12% 23% 15% 11% 13% 16% 27% 28% 26% 27% 32% 27% 18% 54% 36% 38% 29% 30% 13% 32% 21% 12% 11% 8% 18% 29% 21% 25% 40% 46% 44% 5% 17% 12% 5% 4% 4% 9% 30% 8% 10% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 管 理 栄 養 士 や 教 員 免 許 状 等 の 資 格 取 得 を め ざ す 女 子 学 生 で あ る 。 有 効 回 答 数531 人 で あ っ た 。回 答 者 の 学 年 ,学 科・専 攻 ,志 望 職 種 ,取 得 希 望 資 格 を表 1に 示 す 。学 年 は 、1 年:148 人 、2 年 :163 人 、3 年 :138 人 、4 年 :78 人 、大 学 院:3 人 と な っ て お り 、1~ 3 年 生 の 割 合 が 多 か っ た 。 3 . 実 態 調 査 結 果 (1)学 生 の 使 用 機 器 学 生 が 遠 隔 授 業 で 使 用 し た 機 器( 複 数 回 答 可)の 割 合 を図 1、遠 隔 授 業 の 方 法(複 数 回 答 可)の 割 合 を図 2、 自 宅 や 下 宿 等 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境(複 数 回 答 可 )の 割 合 を図 3 に 示 す 。 遠 隔 授 業 で 利 用 し た 機 器 は 、 パ ソ コ ン (72.3%)、 ス マ ー ト フ ォ ン (67.0%)が 多 か っ た 。遠 隔 授 業 の 方 法 は 、Zoom(97.6%)、サ イ ボ ウ ズ(92.5%)が 多 く 、次 に 多 い の が 動 画 教 材(YouTube 等 )(65.0%)と な っ て い た 。自 宅 や 下 宿 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 は 、 ブ ロ ー ド バ ン ド( 光 回 線 な ど ) (43.5%) 、 モ バ イ ル WiFi(31.8%)と な っ て い た 。ス マ ー ト フ ォ ン の み(15.3%)、何 も な い (0.8%)と 回 答 し た 学 生 も お り 、 遠 隔 授 業 の 受 講 に 適 さ な い 情 報 機 器 を 利 用 し て い た 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 (2) 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 表 1 実 態 ・ 意 識 調 査 を 行 っ た 学 生 の 学 年 , 学 科 ・ 専 攻 , 志 望 職 種 , 取 得 希 望 資 格 (人 ) 学 年 学 科 ・ 専 攻 志 望 職 種 ( 複 数 回 答 可 ) 取 得 希 望 資 格 ( 複 数 回 答 可 ) 1 : 1 年 1 4 8 1 : 生 活 科 学 専 攻 8 1 : 保 育 士 3 2 1 : 管 理 栄 養 士 2 7 5 2 : 2 年 1 6 3 2 : 住 居 学 専 攻 7 1 2 : 幼 稚 園 教 諭 3 0 2 : 保 育 士 5 0 3 : 3 年 1 3 8 3 : 健 康 栄 養 学 科 2 7 7 3 : 小 学 校 教 諭 3 8 3 : 教 員 免 許 状 1 4 3 4 : 4 年 7 8 4 : 文 化 創 造 学 専 攻 5 8 4 : 中 学 校 教 諭 4 5 4 : 宅 地 建 物 取 引 士 5 2 5 : 大 学 院 3 5 : デ ジ タ ル ア ー カ イ ブ 専 攻 6 2 5 : 高 等 学 校 教 諭 7 9 5 : 二 級 建 築 士 6 8 計 5 3 0 6 : 初 等 教 育 学 専 攻 5 3 6 : 栄 養 教 諭 4 4 6 : 博 物 館 学 芸 員 7 4 計 5 3 1 7 : 公 務 員 9 5 7 : 図 書 館 司 書 9 1 8 : 会 社 員 1 6 3 8 : デ ジ タ ル ・ ア ー キ ビ ス ト 7 7 ( N = 5 3 1 ) 9 : そ の 他 ( 含 未 定 ) 2 4 3 9 : 旅 行 業 務 取 扱 管 理 者 1 7 72.3% 30.3% 67.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:パソコン 2:タブレット 3:スマートフォン 図1 遠隔授業で使用した機器 92.5% 97.6% 6.8% 10.7% 15.6% 65.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 1:サイボウズ 2:Zoom 3:e-Learning 4:メール 5:郵送 6:動画教材(YouTube等) 図2 遠隔授業の方法 43.5% 31.8% 15.3% 0.8% 26.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:ブロードバンド(光回線… 2:モバイルWiFi 3:スマートフォンのみ 4:何もない 5:分からない 図3 遠隔授業のネットワーク環境 M ( S D ) 可 搬 性 1. 自 分 の ペ ー ス で 学 修 で き る 4 . 0 9 ( 0 . 9 6 ) 2. ど こ か ら で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 5 ) 3. い つ で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 0 ) 操 作 4. 機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R ) 2 . 2 3 ( 1 . 2 0 ) 学 修 方 法 5. 長 い 時 間 (1 日 5 時 間 の 授 業 ) 集 中 で き な い (R ) 3 . 3 2 ( 1 . 1 8 ) 6. 質 問 し や す い 2 . 8 6 ( 1 . 2 7 ) 7. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り や す い 2 . 4 5 ( 1 . 1 1 ) 8. 討 論 し や す い 2 . 3 3 ( 1 . 0 9 ) 9. 説 明 し や す い 2 . 3 9 ( 1 . 0 5 ) 1 0. 意 見 を 言 い や す い 2 . 6 8 ( 1 . 2 3 ) 1 1. 課 題 を 提 出 し や す い 3 . 5 7 ( 1 . 2 6 ) 1 2. 授 業 の 雰 囲 気 が よ い 3 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 操 作 1 3. 機 器 操 作 が ス ム ー ズ で あ る 3 . 1 0 ( 1 . 0 6 ) 図 4 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 2% 4% 3% 35% 9% 19% 22% 27% 22% 21% 7% 6% 6% 5% 9% 9% 31% 15% 20% 35% 32% 33% 25% 16% 12% 23% 15% 11% 13% 16% 27% 28% 26% 27% 32% 27% 18% 54% 36% 38% 29% 30% 13% 32% 21% 12% 11% 8% 18% 29% 21% 25% 40% 46% 44% 5% 17% 12% 5% 4% 4% 9% 30% 8% 10% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 管 理 栄 養 士 や 教 員 免 許 状 等 の 資 格 取 得 を め ざ す 女 子 学 生 で あ る 。 有 効 回 答 数531 人 で あ っ た 。回 答 者 の 学 年 ,学 科・専 攻 ,志 望 職 種 ,取 得 希 望 資 格 を表 1に 示 す 。学 年 は 、1 年:148 人 、2 年 :163 人 、3 年 :138 人 、4 年 :78 人 、大 学 院:3 人 と な っ て お り 、1~ 3 年 生 の 割 合 が 多 か っ た 。 3 . 実 態 調 査 結 果 (1)学 生 の 使 用 機 器 学 生 が 遠 隔 授 業 で 使 用 し た 機 器( 複 数 回 答 可)の 割 合 を図 1、遠 隔 授 業 の 方 法(複 数 回 答 可)の 割 合 を図 2、 自 宅 や 下 宿 等 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境(複 数 回 答 可 )の 割 合 を図 3 に 示 す 。 遠 隔 授 業 で 利 用 し た 機 器 は 、 パ ソ コ ン (72.3%)、 ス マ ー ト フ ォ ン (67.0%)が 多 か っ た 。遠 隔 授 業 の 方 法 は 、Zoom(97.6%)、サ イ ボ ウ ズ(92.5%)が 多 く 、次 に 多 い の が 動 画 教 材(YouTube 等 )(65.0%)と な っ て い た 。自 宅 や 下 宿 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 は 、 ブ ロ ー ド バ ン ド( 光 回 線 な ど ) (43.5%) 、 モ バ イ ル WiFi(31.8%)と な っ て い た 。ス マ ー ト フ ォ ン の み(15.3%)、何 も な い (0.8%)と 回 答 し た 学 生 も お り 、 遠 隔 授 業 の 受 講 に 適 さ な い 情 報 機 器 を 利 用 し て い た 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 (2) 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 表 1 実 態 ・ 意 識 調 査 を 行 っ た 学 生 の 学 年 , 学 科 ・ 専 攻 , 志 望 職 種 , 取 得 希 望 資 格 (人 ) 学 年 学 科 ・ 専 攻 志 望 職 種 ( 複 数 回 答 可 ) 取 得 希 望 資 格 ( 複 数 回 答 可 ) 1 : 1 年 1 4 8 1 : 生 活 科 学 専 攻 8 1 : 保 育 士 3 2 1 : 管 理 栄 養 士 2 7 5 2 : 2 年 1 6 3 2 : 住 居 学 専 攻 7 1 2 : 幼 稚 園 教 諭 3 0 2 : 保 育 士 5 0 3 : 3 年 1 3 8 3 : 健 康 栄 養 学 科 2 7 7 3 : 小 学 校 教 諭 3 8 3 : 教 員 免 許 状 1 4 3 4 : 4 年 7 8 4 : 文 化 創 造 学 専 攻 5 8 4 : 中 学 校 教 諭 4 5 4 : 宅 地 建 物 取 引 士 5 2 5 : 大 学 院 3 5 : デ ジ タ ル ア ー カ イ ブ 専 攻 6 2 5 : 高 等 学 校 教 諭 7 9 5 : 二 級 建 築 士 6 8 計 5 3 0 6 : 初 等 教 育 学 専 攻 5 3 6 : 栄 養 教 諭 4 4 6 : 博 物 館 学 芸 員 7 4 計 5 3 1 7 : 公 務 員 9 5 7 : 図 書 館 司 書 9 1 8 : 会 社 員 1 6 3 8 : デ ジ タ ル ・ ア ー キ ビ ス ト 7 7 ( N = 5 3 1 ) 9 : そ の 他 ( 含 未 定 ) 2 4 3 9 : 旅 行 業 務 取 扱 管 理 者 1 7 72.3% 30.3% 67.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:パソコン 2:タブレット 3:スマートフォン 図1 遠隔授業で使用した機器 92.5% 97.6% 6.8% 10.7% 15.6% 65.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 1:サイボウズ 2:Zoom 3:e-Learning 4:メール 5:郵送 6:動画教材(YouTube等) 図2 遠隔授業の方法 43.5% 31.8% 15.3% 0.8% 26.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:ブロードバンド(光回線… 2:モバイルWiFi 3:スマートフォンのみ 4:何もない 5:分からない 図3 遠隔授業のネットワーク環境 M ( S D ) 可 搬 性 1. 自 分 の ペ ー ス で 学 修 で き る 4 . 0 9 ( 0 . 9 6 ) 2. ど こ か ら で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 5 ) 3. い つ で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 0 ) 操 作 4. 機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R ) 2 . 2 3 ( 1 . 2 0 ) 学 修 方 法 5. 長 い 時 間 (1 日 5 時 間 の 授 業 ) 集 中 で き な い (R ) 3 . 3 2 ( 1 . 1 8 ) 6. 質 問 し や す い 2 . 8 6 ( 1 . 2 7 ) 7. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り や す い 2 . 4 5 ( 1 . 1 1 ) 8. 討 論 し や す い 2 . 3 3 ( 1 . 0 9 ) 9. 説 明 し や す い 2 . 3 9 ( 1 . 0 5 ) 1 0. 意 見 を 言 い や す い 2 . 6 8 ( 1 . 2 3 ) 1 1. 課 題 を 提 出 し や す い 3 . 5 7 ( 1 . 2 6 ) 1 2. 授 業 の 雰 囲 気 が よ い 3 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 操 作 1 3. 機 器 操 作 が ス ム ー ズ で あ る 3 . 1 0 ( 1 . 0 6 ) 図 4 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 2% 4% 3% 35% 9% 19% 22% 27% 22% 21% 7% 6% 6% 5% 9% 9% 31% 15% 20% 35% 32% 33% 25% 16% 12% 23% 15% 11% 13% 16% 27% 28% 26% 27% 32% 27% 18% 54% 36% 38% 29% 30% 13% 32% 21% 12% 11% 8% 18% 29% 21% 25% 40% 46% 44% 5% 17% 12% 5% 4% 4% 9% 30% 8% 10% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 図 1  遠隔授業で使用した機器 図 2  遠隔授業の方法 図 3  遠隔授業のネットワーク環境

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が利用したアプリケーションなどの問題 ― 63 ― (横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子) バンド(光回線など)(43.5%),モバイル WiFi(31.8%)となっていた。スマートフォ ンのみ(15.3%),何もない(0.8%)と回答 した学生もおり,遠隔授業の受講に適さない 情報機器を利用していた学生がいることが分 かった。 (2)可搬性,学修方法,機器操作  可搬性,学修方法,機器操作の下位項目得 点平均(標準偏差)と割合(%)を図4に, 得点平均(降順)のグラフを図5に示す。また, 可搬性下位項目の相関係数を表2に,学修方 法下位項目の相関係数を表3に示す。  可搬性の得点平均(M=4.05,SD=0.91) は4.00に近く,可搬性下位項目の全てで「3: どちらともいえない,4:ややあてはまる,5: あてはまる」の合計は80 % を超えていた。 多くの学生が遠隔授業は「自分のペースで学 修できる」「どこからでも学修できる」「いつ でも学修できる」と捉えていることが分かっ た。  可搬性下位項目の「自分のペースで学修で きる」と「どこからでも学修できる」は中程 度の相関(r=.491,p<.01)がみられた。「ど こからでも学修できる」と「いつでも学修で きる」は中程度の相関(r=.589,p<.01)が みられた。「自分のペースで学修できる」と「い つでも学修できる」は中程度の相関(r=.595, 図 4  可搬性,学修方法,機器操作の得点平均(標準偏差)と割合 管 理 栄 養 士 や 教 員 免 許 状 等 の 資 格 取 得 を め ざ す 女 子 学 生 で あ る 。 有 効 回 答 数 531 人 で あ っ た 。回 答 者 の 学 年 ,学 科・専 攻 ,志 望 職 種 ,取 得 希 望 資 格 を表 1に 示 す 。学 年 は 、1 年:148 人 、2 年 :163 人 、3 年 :138 人 、4 年 :78 人 、大 学 院:3 人 と な っ て お り 、1~ 3 年 生 の 割 合 が 多 か っ た 。 3 . 実 態 調 査 結 果 (1)学 生 の 使 用 機 器 学 生 が 遠 隔 授 業 で 使 用 し た 機 器( 複 数 回 答 可)の 割 合 を図 1、遠 隔 授 業 の 方 法(複 数 回 答 可)の 割 合 を図 2、 自 宅 や 下 宿 等 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境(複 数 回 答 可 )の 割 合 を図 3 に 示 す 。 遠 隔 授 業 で 利 用 し た 機 器 は 、 パ ソ コ ン (72.3%)、 ス マ ー ト フ ォ ン (67.0%)が 多 か っ た 。遠 隔 授 業 の 方 法 は 、Zoom(97.6%)、サ イ ボ ウ ズ(92.5%)が 多 く 、次 に 多 い の が 動 画 教 材(YouTube 等 )(65.0%)と な っ て い た 。自 宅 や 下 宿 の ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 は 、 ブ ロ ー ド バ ン ド( 光 回 線 な ど ) (43.5%) 、 モ バ イ ル WiFi(31.8%)と な っ て い た 。ス マ ー ト フ ォ ン の み(15.3%)、何 も な い (0.8%)と 回 答 し た 学 生 も お り 、 遠 隔 授 業 の 受 講 に 適 さ な い 情 報 機 器 を 利 用 し て い た 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 (2) 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 表 1 実 態 ・ 意 識 調 査 を 行 っ た 学 生 の 学 年 , 学 科 ・ 専 攻 , 志 望 職 種 , 取 得 希 望 資 格 (人 ) 学 年 学 科 ・ 専 攻 志 望 職 種 ( 複 数 回 答 可 ) 取 得 希 望 資 格 ( 複 数 回 答 可 ) 1 : 1 年 1 4 8 1 : 生 活 科 学 専 攻 8 1 : 保 育 士 3 2 1 : 管 理 栄 養 士 2 7 5 2 : 2 年 1 6 3 2 : 住 居 学 専 攻 7 1 2 : 幼 稚 園 教 諭 3 0 2 : 保 育 士 5 0 3 : 3 年 1 3 8 3 : 健 康 栄 養 学 科 2 7 7 3 : 小 学 校 教 諭 3 8 3 : 教 員 免 許 状 1 4 3 4 : 4 年 7 8 4 : 文 化 創 造 学 専 攻 5 8 4 : 中 学 校 教 諭 4 5 4 : 宅 地 建 物 取 引 士 5 2 5 : 大 学 院 3 5 : デ ジ タ ル ア ー カ イ ブ 専 攻 6 2 5 : 高 等 学 校 教 諭 7 9 5 : 二 級 建 築 士 6 8 計 5 3 0 6 : 初 等 教 育 学 専 攻 5 3 6 : 栄 養 教 諭 4 4 6 : 博 物 館 学 芸 員 7 4 計 5 3 1 7 : 公 務 員 9 5 7 : 図 書 館 司 書 9 1 8 : 会 社 員 1 6 3 8 : デ ジ タ ル ・ ア ー キ ビ ス ト 7 7 ( N = 5 3 1 ) 9 : そ の 他 ( 含 未 定 ) 2 4 3 9 : 旅 行 業 務 取 扱 管 理 者 1 7 72.3% 30.3% 67.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:パソコン 2:タブレット 3:スマートフォン 図1 遠隔授業で使用した機器 92.5% 97.6% 6.8% 10.7% 15.6% 65.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%100.0% 1:サイボウズ 2:Zoom 3:e-Learning 4:メール 5:郵送 6:動画教材(YouTube等) 図2 遠隔授業の方法 43.5% 31.8% 15.3% 0.8% 26.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1:ブロードバンド(光回線… 2:モバイルWiFi 3:スマートフォンのみ 4:何もない 5:分からない 図3 遠隔授業のネットワーク環境 M ( S D ) 可 搬 性 1. 自 分 の ペ ー ス で 学 修 で き る 4 . 0 9 ( 0 . 9 6 ) 2. ど こ か ら で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 5 ) 3. い つ で も 学 修 で き る 4 . 0 3 ( 1 . 1 0 ) 操 作 4. 機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R ) 2 . 2 3 ( 1 . 2 0 ) 学 修 方 法 5. 長 い 時 間 ( 1 日 5 時 間 の 授 業 ) 集 中 で き な い (R ) 3 . 3 2 ( 1 . 1 8 ) 6. 質 問 し や す い 2 . 8 6 ( 1 . 2 7 ) 7. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り や す い 2 . 4 5 ( 1 . 1 1 ) 8. 討 論 し や す い 2 . 3 3 ( 1 . 0 9 ) 9. 説 明 し や す い 2 . 3 9 ( 1 . 0 5 ) 1 0. 意 見 を 言 い や す い 2 . 6 8 ( 1 . 2 3 ) 1 1. 課 題 を 提 出 し や す い 3 . 5 7 ( 1 . 2 6 ) 1 2. 授 業 の 雰 囲 気 が よ い 3 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 操 作 1 3. 機 器 操 作 が ス ム ー ズ で あ る 3 . 1 0 ( 1 . 0 6 ) 図 4 可 搬 性 、 学 修 方 法 、 機 器 操 作 の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 2% 4% 3% 35% 9% 19% 22% 27% 22% 21% 7% 6% 6% 5% 9% 9% 31% 15% 20% 35% 32% 33% 25% 16% 12% 23% 15% 11% 13% 16% 27% 28% 26% 27% 32% 27% 18% 54% 36% 38% 29% 30% 13% 32% 21% 12% 11% 8% 18% 29% 21% 25% 40% 46% 44% 5% 17% 12% 5% 4% 4% 9% 30% 8% 10% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 図 5  可搬性,学修方法,機器操作の得点平均(降順)   1 . 2 . 1 . 自分のペースで学修できる ― 2 . どこからでも学修できる .491** ― 3 . いつでも学修できる .595** .589** 注)**:p<.01,*:p<.05 表 2  可搬性下位項目の相関係数

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岐阜女子大学紀要 第50号 (2021.2.) ― 64 ― p<.01)がみられた。 (3)学修方法  学修方法では,「11.課題を提出しやすい」 の得点平均(M=3.57,SD=1.26)は「12.授 業の雰囲気がよい」の得点平均(M=3.15, SD=0.93)」より優位に高く(t(529)=8.143, p<.01)なっており,3.00を超えていた。学 生は遠隔授業では課題を提出しやすいととら えていることが分かった。  「12.授業の雰囲気がよい」の得点平均(M =3.15,SD=0.93)」は3.00に近く,学生は 遠隔授業の雰囲気を普通と捉えていた。  「12.授業の雰囲気がよい」の得点平均(M =3.15,SD=0.93)」は「6.質問しやすい」の の得点平均(M=2.86,SD=1.27)」より優 位に高く(t(529)=5.133,p<.01)なってい た。「6.質問しやすい」の得点平均(M=2.86, SD=1.27)は「10.意見を言いやすい」の得 点平均(M=2.68,SD=1.23)より優位に高 く(t(530)=4.083,p<.01)なっていた。「10. 意見を言いやすい」の得点平均(M=2.68, SD=1.23)は「7.コミュニケーションを取り やすい」の得点平均(M=2.45,SD=1.11) より優位に高く(t(530)=5.502,p<.01)なっ ていた。「7.コミュニケーションを取りやす い」の得点平均(M=2.45,SD=1.11)と「9.説 明しやすい」の得点平均(M=2.39,SD= 1.05)に有意な差はみられなかった。「9.説明 しやすい」の得点平均(M=2.39,SD=1.05) と「8.討論しやすい」の得点平均(M=2.33, SD=1.09)に有意な差はみられなかった。質 問項目6.∼9.の得点平均は,いずれも3.00よ り低くなっていた。質問項目6.∼9.の2項間 には中程度の相関がみられた。また,質問項 目11と質問項目6.∼9.の間には弱い相関しか みられなかった。これらのことから,遠隔授 業では学生は,「コミュニケーションを取る」 「説明する」「討論する」ことに最も困難を 感じており,続いて,「意見を言う」,次に「質 問する」の順に困難を感じていたことがわ かった。  「4.機器の操作方法が分からない(R)」の 得点平均(M=2.23,SD=1.20)は,3.00よ り低くなっており,「5 : あてはまる」「4 : や や あ て は ま る 」 の 合 計 は18 % で あ っ た。 18 % の学生が操作方法に困難を感じていた ことが分かった。また「5.長い時間(1日5 時間の授業)集中できない(R)」の得点平 均(M=3.32,SD=1.18)は,3.00に近く,「5 : あてはまる」「4 : ややあてはまる」の合計は 49 % であった。半数の学生が長い時間集中 できないと感じていたことが分かった。 (4)画質・音量  画質・音量の得点平均(標準偏差)と割合 (%)を図6に,操作と画質・音量の下位項 目の相関係数を表4示す。「Zoom による遠隔 6 . 7 . 8 . 9 . 10 . 11 . 6. 質問しやすい ― 7. コミュニケーションを取りやすい .671** ― 8. 討論しやすい .428** .673** ― 9. 説明しやすい .401** .573** .687** ― 10. 意見を言いやすい .664** .659** .618** .563** ― 11. 題を提出しやすい .153** .180** .103* .200** .151** ― 12. 授業の雰囲気がよい .346** .461** .363** .413** .341** .441** 注)**:p<.01,*:p<.05 表 3  学修方法下位項目の相関係数

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が利用したアプリケーションなどの問題 ― 65 ― (横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子) 授業」では「14.画像は見やすい」(M=3.72, SD=1.11),「15.音量は適切である」(M=3.97, SD=0.95),「16.教師の視線は学修者を見て いると感じられる」(M=3.35,SD=1.07) となっており,いずれも得点平均が3.00を超 えていた。「動画教材(YouTube 等)」では「17. 画像は見やすい」(M=3.86,SD=1.05),「18. 音量は適切である」(M=3.82,SD=1.05) となっており,いずれも得点平均が3.00を超 えていた。しかし,「1:あてはまらない」と 「2:ややあてはまらない」の合計は,Zoom の「14.画像は見やすい」が18 %,「15.音量 は適切である」が9 %,「16.教師の視線は学 修者を見ていると感じられる(視線が一致す る感じがした)」が21 %,動画教材の「17.画 像は見やすい」が10 %,「18.音量は適切であ る」が10 % であった。遠隔授業の画質・音 量の問題を抱える学生がいることが分かっ た。  「Zoom による遠隔授業」の「14.画像は見 やすい」と「15.音量は適切である」には中 程度の相関(r=.531,p<.01)がみられた。「動 画教材(YouTube 等)」の「17.画像は見やす い」と「18.音量は適切である」には高い相 関(r=.736,p<.01)がみられた。「Zoom に よる遠隔授業」の「14.画像は見やすい」と「動 画教材(YouTube 等)」の「17.画像は見やす い」には中程度の相関(r=.410,p<.01)が みられた。これらのことから,遠隔授業の画 質と音量のどちらにも問題を感じる学生が多 いことが分かった。 (5)受講のしやすさ  受講のしやすさの得点平均(標準偏差)と 割合を図7に,受講のしやすさの得点平均(降 順)を図8に示す。  「19.対面授業(直接対面で行う授業)」の 得 点 平 均(M=4.15,SD=.93) は,「21. Zoom」の得点平均(M=3.78,SD=1.00)よ り,有意に高く(t=5.908,df=522,p<.01) 図 6  画質・音量の得点平均(標準偏差)と割合 平 均(M=2.45,SD=1.11) よ り 優 位 に 高 く (t (530)=5.502,p<.01)な っ て い た。「 7.コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り や す い 」の 得 点 平 均(M =2.45,SD=1.11)と 「 9.説 明 し や す い 」 の 得 点 平 均(M=2.39,SD=1.05)に有 意な差は み ら れ な か っ た。「9.説 明しや すい」の 得点 平 均(M=2.39,SD=1.05)と 「 8.討 論 し や す い 」 の 得 点 平 均(M=2.33,SD=1.09)に 有 意 な 差 は み ら れ な か っ た 。 質 問 項 目 6.~ 9.の得 点 平 均 は 、い ず れ も3.00 より低 くなっ てい た。 質 問 項 目 6.~ 9.の 2 項 間には 中 程度 の相 関 が み ら れ た 。ま た 、質 問 項 目11 と 質問項 目 6.~ 9.の 間 に は 弱 い 相 関 し か み ら れ な か っ た 。 こ れ ら の こ と か ら 、 遠 隔 授 業 で は 学 生 は 、「 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 る 」「 説 明 す る 」「 討 論 す る 」こ と に 最 も 困 難 を 感 じ て お り 、 続 い て 、「 意 見 を 言 う 」、 次 に 「 質 問 す る 」 の 順 に 困 難 を 感 じ て い た こ と が わ か っ た 。 「4.機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R) 」 の 得 点 平 均(M=2.23,SD=1.20)は 、3.00 よ り 低 く な っ て お り 、「5:あ てはま る」「4:や やあ て は ま る 」 の 合 計 は 18%で あ っ た 。 18%の 学 生 が 操 作 方 法 に 困 難 を 感 じ て い た こ と が 分 か っ た 。 ま た 「5.長 い時間 (1 日 5 時 間の 授 業) 集 中 で き な い (R) 」 の 得 点 平 均 (M=3.32,SD=1.18)は 、3.00 に近く 、「5:あ て は ま る 」「4:やや あては まる」の 合計 は 49% で あ っ た 。 半 数 の 学 生 が 長 い 時 間 集 中 で き な い と 感 じ て い た こ と が 分 か っ た 。 (4) 画質 ・音 量 画 質 ・ 音 量 の 得 点 平 均(標 準 偏 差 )と 割 合 (%)を図 6に 、操 作 と 画 質・音 量 の 下 位 項 目 の 相 関 係 数 を表 4示 す 。「Zoom による 遠隔 授 業 」で は「14.画像 は 見やす い 」(M=3.72, SD=1.11)、「 15.音 量は 適切で ある 」(M=3.9 7,SD=0.95)、「 16.教 師 の 視 線 は 学 修 者 を 見 て い る と 感 じ ら れ る 」(M=3.35,SD=1.07)と な っ て お り 、い ず れ も 得 点 平 均 が3.00 を 超 え て い た 。「 動 画 教 材 (YouTube 等)」 で は 「17.画像 は見や すい 」(M=3.86,SD=1.05)、 「18.音 量 は 適 切 で あ る 」 (M=3.82,SD=1.0 5)と なって おり 、いず れも得 点平均 が 3.00 14.~ 16.は Zoom 、 17. ~ 1 8.は 動 画 教 材 M ( S D ) 14.画 像 は 見 や す い 3 . 7 2 ( 1 . 1 1 ) 15.音 量 は 適 切 で あ る 3 . 9 7 ( 0 . 9 5 ) 16.教 師 の 視 線 は 学 修 者 を 見 て い る と 感 じ ら れ る 3 . 3 5 ( 1 . 0 7 ) 17.画 像 は 見 や す い 3 . 8 6 ( 1 . 0 5 ) 18.音 量 は 適 切 で あ る 3 . 8 2 ( 1 . 0 5 ) 3% 1% 5% 4% 4% 15% 8% 16% 6% 6% 20% 16% 35% 25% 23% 34% 43% 29% 33% 37% 29% 33% 16% 33% 30% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 図 6 画 質 ・ 音 量 の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 表 4 操 作 と 画 質 ・ 音 量 の 下 位 項 目 の 相 関 係 数 4. 13. 14. 15. 16. 17. 操 作 4.機 器 の 操 作 方 法 が 分 か ら な い (R) - 13.機 器 操 作 が ス ム ー ズ で あ る -.277* * Zoom 14.画 像 は 見 や す い -.153* * .301* * 15.音 量 は 適 切 で あ る -.188* * .201* * .532* * 16.教 師 の 視 線 は 学 修 者 を 見 て い る と 感 じ ら れ る ( 視 線 が 一 致 す る 感 じ が し た ) -.044 .285* * .304* * .299* * 動 画 教 材 17.画 像 は 見 や す い -.097 * .223* * .410* * .362* * .188* * 18.音 量 は 適 切 で あ る -.152* * .168* * .302* * .387* * .205* * .736* * 注 ) ** : p<.01, * : p<.05 4 . 13 . 14 . 15 . 16 . 17 . 操作 4. 機器の操作方法が分からない(R) ― 13. 機器操作がスムーズである −.277** ― Zoom 14. 画像は見やすい −.153** .301** ― 15. 音量は適切である −.188** .201** .532** ― 16. 教師の視線は学修者を見ていると 感じられる(視線が一致する感じが した) −.044 .285** .304** .299** ― 動画教材 17. 画像は見やすい −.097* .223** .410** .362** .188** ― 18. 音量は適切である −.152** .168** .302** .387** .205** .736** 注)**:p<.01,*:p<.05 表 4  操作と画質・音量の下位項目の相関係数

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岐阜女子大学紀要 第50号 (2021.2.) ― 66 ― なっていた。「21.Zoom」の得点平均(M=3.78, SD=1.00)と「25.動画教材(YouTube 等)」 の得点平均(M=3.70,SD=1.04)に有意な 差はみられなかった。「25.動画教材(YouTube 等)」の得点平均(M=3.70,SD=1.04)は,「20. サイボウズ」の得点平均(M=3.52,SD= 1.10) よ り, 有 意 に 高 く(t=3.360,df= 504,p<.01)なっていた。「20.サイボウズ」 の得点平均(M=3.52,SD=1.10)は「23.メー ル」の得点平均(M=2.76,SD=0.94)より, 有意に高く(t=13.636,df=484,p<.01)なっ ていた。「23.メール」の得点平均(M=2.76, SD=0.94)と「24.郵送」の得点平均(M=2.69, SD=1.04),「22 .e-Learning」の得点平均(M =2.71,SD=0.95)とには,有意な差はみら れなかった。これらのことから,学生にとっ て,受講のしやすさは,「19.対面授業(直接 対面で行う授業)」>「21.Zoom」「25.動画教 材(YouTube 等)」>「20.サイボウズ」>「23. メール」「24.郵送」「22.e-Learning」の順であ ることがわかった。 (6)パソコン使用  自宅や下宿等でパソコンを使って遠隔授業 を受講した学生(N=384)とパソコンを使 わなかった学生(N=147)の得点平均を比 較した。得点平均に有意差がみられた質問項 目を表5に示す。  「5.長い時間(1日5時間の授業)集中で きない」では,パソコン未使用の得点平均(M =3.49,SD=1.15)は,パソコン使用の得点 平均(M=3.26,SD=1.19)より有意に高く(F (1,529)=4.195,p<.01)なっていた。この ことから,パソコンを使用しなかった学生は, パソコンを使用した学生に比べて,長い時間 (1日5時間の授業)集中できないと感じて いることが分かった。  Zoom の「14.画像は見やすい」では,パソ コン使用の得点平均(M=3.82,SD=1.06)は, パソコン未使用の得点平均(M=3.48,SD= 1.20)より有意に高く(F(1,524)=9.742,p <.01)なっていた。Zoom の「15.音量は適 切である」では,パソコン使用の得点平均(M =4.03,SD=0.93)は,パソコン未使用の得 点平均(M=3.84,SD=0.98)より有意に高 図 7  受講のしやすさの得点平均(標準偏差)と割合 を 超 え て い た 。し か し 、「1: あ て は ま ら な い 」と「2:やや あては まらな い」の合 計は、 Zoom の「 14.画 像は見 やすい 」が 18%、「 1 5.音 量は適 切で ある 」が 9%、「 16.教師 の視 線 は 学 修 者 を 見 て い る と 感 じ ら れ る ( 視 線 が 一 致 す る 感 じ が し た )」が 21%、動画教 材 の「17.画像 は見 やす い」が 10%、「 18.音 量 は 適 切 で あ る 」 が10%であっ た 。 遠 隔授 業 の 画 質 ・ 音 量 の 問 題 を 抱 え る 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 「Zoom に よる 遠隔 授 業」 の 「 14.画像 は 見 や す い 」と「15.音 量は適 切であ る 」には 中 程 度 の 相 関(r=.531,p<.01)が み ら れ た 。 「 動 画 教 材 (YouTube 等)」 の 「 17.画 像は 見 や す い 」と「18.音 量は適 切であ る 」には 高 い 相 関(r=.736,p<.01)が みられ た。「Zoom に よ る 遠 隔 授 業 」 の 「14.画 像 は 見 や す い 」 と 「 動 画 教 材 (YouTube 等)」 の 「 17.画 像 は 見 や す い 」 に は 中 程 度 の 相 関 (r=.410,p<.01)が みら れた。こ れらの こと か ら 、遠 隔 授 業 の 画 質 と 音 量 の ど ち ら に も 問 題 を 感 じ る 学 生 が 多 い こ と が 分 か っ た 。 (5) 受講 のし やすさ 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均(標 準 偏 差 )と 割 合 を図 7 に 、 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (降 順 )を図 8に 示 す 。 「19.対面 授業(直接 対 面で行 う授業 )」の 得 点 平 均(M=4.15,SD=.93)は、「 21.Zoom」 の 得 点 平 均(M=3.78,SD=1.00)より 、有 意に 高 く(t=5.908,df=522,p<.01)な って いた。「2 1.Zoom」 の 得 点 平 均 (M=3.78,SD=1.00)と 「25.動画 教材( YouTube 等)」 の得点 平均 (M=3.70,SD=1.04)に 有 意 な 差 は み ら れ な か っ た 。「25.動 画教材( YouTube 等)」の得 点 平 均(M=3.70,SD=1.04)は、「 20.サイ ボウ ズ 」の 得 点 平 均(M=3.52,SD=1.10)より、有 意 に 高 く(t=3.360,df=504,p<.01)な っ て い た 。「20.サ イボウ ズ」の得点 平均 (M=3.52,S D=1.10)は「 23.メ ール 」の得 点平 均 (M=2.7 6,SD=0.94)より、有意 に高く (t=13.636,df= 484,p<.01)な ってい た 。「23.メー ル」の得 点 平 均(M=2.76,SD=0.94)と「 24.郵送」の 得点 平 均(M=2.69,SD=1.04)、「22.e-Learning」 4.15 3.78 3.70 3.52 2.76 2.71 2.69 0.5 1.5 2.5 3.5 4.5 5.5 6.5 7.5 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 19.対 面 授 業 ( 直 接 対 面 で 行 う 授 業 ) 21.Zoom 25.動 画 教 材 ( Y ouTube 等 ) 20.サ イ ボ ウ ズ 23.メ ー ル 22.e-Lea rning 24.郵 送 図 8 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (降 順 ) M ( S D ) 19.対 面 授 業 ( 直 接 対 面 で 行 う 授 業 ) 4 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 20.サ イ ボ ウ ズ 3 . 5 2 ( 1 . 1 0 ) 21.Zoom 3 . 7 8 ( 1 . 0 0 ) 22.e-Lea rning 2 . 7 1 ( 0 . 9 5 ) 23.メ ー ル 2 . 7 6 ( 0 . 9 4 ) 24.郵 送 2 . 6 9 ( 1 . 0 4 ) 25.動 画 教 材 ( Y ouTube 等 ) 3 . 7 0 ( 1 . 0 4 ) 1% 5% 3% 17% 14% 19% 4% 6% 14% 9% 9% 12% 13% 7% 14% 25% 20% 65% 63% 53% 27% 36% 37% 44% 5% 7% 11% 39% 43% 19% 24% 4% 4% 4% 23% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 図 7 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合 図 8  受講のしやすさの得点平均(降順) を 超 え て い た 。し か し 、「1: あ て は ま ら な い 」と「2:やや あては まらな い」の合 計は、 Zoom の「 14.画 像は見 やすい 」が 18%、「 1 5.音 量は適 切で ある 」が 9%、「 16.教師 の視 線 は 学 修 者 を 見 て い る と 感 じ ら れ る ( 視 線 が 一 致 す る 感 じ が し た )」が 21%、動画教 材 の「17.画像 は見 やす い」が 10%、「 18.音 量 は 適 切 で あ る 」 が 10%であっ た 。 遠 隔授 業 の 画 質 ・ 音 量 の 問 題 を 抱 え る 学 生 が い る こ と が 分 か っ た 。 「Zoom に よる 遠隔 授 業」 の 「 14.画像 は 見 や す い 」と「15.音 量は適 切であ る 」には 中 程 度 の 相 関(r=.531,p<.01)が み ら れ た 。 「 動 画 教 材 (YouTube 等)」 の 「 17.画 像は 見 や す い 」と「18.音 量は適 切であ る 」には 高 い 相 関(r=.736,p<.01)が みられ た。「Zoom に よ る 遠 隔 授 業 」 の 「14.画 像 は 見 や す い 」 と 「 動 画 教 材 (YouTube 等)」 の 「 17.画 像 は 見 や す い 」 に は 中 程 度 の 相 関 (r=.410,p<.01)が みら れた。こ れらの こと か ら 、遠 隔 授 業 の 画 質 と 音 量 の ど ち ら に も 問 題 を 感 じ る 学 生 が 多 い こ と が 分 か っ た 。 (5) 受講 のし やすさ 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均(標 準 偏 差 )と 割 合 を図 7 に 、 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (降 順 )を図 8に 示 す 。 「19.対面 授業(直接 対 面で行 う授業 )」の 得 点 平 均(M=4.15,SD=.93)は、「 21.Zoom」 の 得 点 平 均(M=3.78,SD=1.00)より 、有 意に 高 く(t=5.908,df=522,p<.01)な って いた。「2 1.Zoom」 の 得 点 平 均 (M=3.78,SD=1.00)と 「25.動画 教材( YouTube 等)」 の得点 平均 (M=3.70,SD=1.04)に 有 意 な 差 は み ら れ な か っ た 。「25.動 画教材( YouTube 等)」の得 点 平 均(M=3.70,SD=1.04)は、「 20.サイ ボウ ズ 」の 得 点 平 均(M=3.52,SD=1.10)より、有 意 に 高 く(t=3.360,df=504,p<.01)な っ て い た 。「20.サ イボウ ズ」の得点 平均 (M=3.52,S D=1.10)は「 23.メ ール 」の得 点平 均 (M=2.7 6,SD=0.94)より、有意 に高く (t=13.636,df= 484,p<.01)な ってい た 。「23.メー ル」の得 点 平 均(M=2.76,SD=0.94)と「 24.郵送」の 得点 平 均(M=2.69,SD=1.04)、「22.e-Learning」 4.15 3.78 3.70 3.52 2.76 2.71 2.69 0.5 1.5 2.5 3.5 4.5 5.5 6.5 7.5 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 19.対 面 授 業 ( 直 接 対 面 で 行 う 授 業 ) 21.Zoom 25.動 画 教 材 ( Y ouTube 等 ) 20.サ イ ボ ウ ズ 23.メ ー ル 22.e-Lea rning 24.郵 送 図 8 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (降 順 ) M ( S D ) 19.対 面 授 業 ( 直 接 対 面 で 行 う 授 業 ) 4 . 1 5 ( 0 . 9 3 ) 20.サ イ ボ ウ ズ 3 . 5 2 ( 1 . 1 0 ) 21.Zoom 3 . 7 8 ( 1 . 0 0 ) 22.e-Lea rning 2 . 7 1 ( 0 . 9 5 ) 23.メ ー ル 2 . 7 6 ( 0 . 9 4 ) 24.郵 送 2 . 6 9 ( 1 . 0 4 ) 25.動 画 教 材 ( Y ouTube 等 ) 3 . 7 0 ( 1 . 0 4 ) 1% 5% 3% 17% 14% 19% 4% 6% 14% 9% 9% 12% 13% 7% 14% 25% 20% 65% 63% 53% 27% 36% 37% 44% 5% 7% 11% 39% 43% 19% 24% 4% 4% 4% 23% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1:あてはまらない 2:ややあてはまらない 3:どちらともいえない 4:ややあてはまる 5:あてはまる 図 7 受 講 の し や す さ の 得 点 平 均 (標 準 偏 差 )と 割 合

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が利用したアプリケーションなどの問題 ― 67 ― (横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子) く(F(1,520)=4.246,p<.01)なっていた。 これらのことから,パソコンを使用した学生 の得点平均も,パソコンを使用しなかった学 生の得点平均も3.00を超えることが分かっ た。しかし,パソコンを使用した学生は,パ ソ コ ン を 使 用 し な か っ た 学 生 に 比 べ て, Zoom の画像は見やすく,音量は適切である と感じていることが分かった。  「19.対面授業(直接対面で行う授業)」で は,パソコン使用の得点平均(M=3.82,SD =0.87)は,パソコン未使用の得点平均(M =3.97,SD=1.02)より有意に高く(F(1,525) =7.515,p<.01)なっていた。このことから, パソコンを使用した学生は,パソコンを使用 しなかった学生に比べて,対面授業の方が受 講しやすいと感じていることが分かった。 未使用 (N=147) (N=384) p使用 5. 長い時間(1日5時間の授業)集中できない 3.49 (1.15) > (1.19)3.26 * 14. 画像は見やすい(Zoom) 3.48 (1.20) < (1.06)3.82 ** 15. 音量は適切である(Zoom) 3.84 (0.98) < (0.93)4.03 * 19. 対面授業(直接対面で行う授業) 3.97 (1.02) < (0.87)4.22 ** 注)**:p<.01,*:p<.05 表 5  パソコン使用と未使用の学生の得点平均(標準偏差) 表 6  タブレット PC 使用と未使用の学生の得点平均(標準偏差) 未使用 (N= 370) (N= 161) p使用 1. 自分のペースで学修できる 4.03 (0.99) < (0.87)4.22 * 2. どこからでも学修できる 3.92 (1.18) < (1.04)4.28 ** 3. いつでも学修できる 3.96 (1.14) < (1.00)4.19 * 7. コミュニケーションを取りやすい 2.37 (1.11) < (1.09)2.62 * 9. 説明しやすい 2.32 (1.03) < (1.07)2.56 * 11. 課題を提出しやすい 3.43 (1.29) < (1.13)3.90 ** 12. 授業の雰囲気がよい 3.04 (0.89) < (0.96)3.41 ** 13. 機器操作がスムーズである 3.02 (1.04) < (1.07)3.28 * 14. 画像は見やすい(Zoom) 3.65 (1.15) < (1.00)3.90 * 16. 教師の視線は学修者を見ていると感じられる  (視線が一致する感じがした) (1.05)3.26 < (1.08)3.55 ** 17. 画像は見やすい(動画教材) 3.79 (1.03) < (1.07)4.01 * 19. 対面授業(直接対面で行う授業) 4.25 (0.89) > (0.95)3.91 ** 注 ) **:p<.01,*:p<.05

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岐阜女子大学紀要 第50号 (2021.2.) ― 68 ― (7)タブレット PC 使用  自宅や下宿等でタブレット PC を使って遠 隔授業を受講した学生(N=161)とタブレッ ト PC を使わなかった学生(N=370)の得点 平均を比較した。得点平均に有意差がみられ た質問項目を表6に示す。  「1.自分のペースで学修できる」では,タ ブレット PC 使用の得点平均(M=4.22,SD =0.87)は,タブレット PC 未使用の得点平 均(M=4.03,SD=0.99)より有意に高く(F (1,529)=4.430,p<.05)なっていた。「2.ど こからでも学修できる」では,タブレット PC 使用の得点平均(M=4.28,SD=1.04)は, タブレット PC 未使用の得点平均(M=3.92, SD=1.18) よ り 有 意 に 高 く(F(1,529)= 10.934,p<.01)なっていた。「3.いつでも学 修できる」では,タブレット PC 使用の得点 平均(M=4.19,SD=1.00)は,タブレット PC 未使用の得点平均(M=3.96,SD=1.14) より有意に高く(F(1,529)=5.105,p<.05) なっていた。これらのことから,タブレット PC を使用した学生の得点平均も,タブレッ ト PC を使用しなかった学生の得点平均も 4.00に近くなることが分かった。しかし,タ ブレット PC を使用した学生は,タブレット PC を使用しなかった学生に比べて,自分の ペースで学修でき,どこからでも学修でき, いつでも学修できると感じていることが分 かった。  「7.コミュニケーションを取りやすい」で は,タブレット PC 使用の得点平均(M=2.62, SD=1.09)は,タブレット PC 未使用の得点 平均(M=2.37,SD=1.11)より有意に高く(F (1,529)=5.709,p<.05)なっていた。「9.説 明しやすい」では,タブレット PC 使用の得 点平均(M=2.56,SD=1.07)は,タブレッ ト PC 未 使 用 の 得 点 平 均(M=2.32,SD= 1.03)より有意に高く(F(1,528)=5.956,p <.05)なっていた。「11.課題を提出しやすい」 では,タブレット PC 使用の得点平均(M= 3.90,SD=1.13)は,タブレット PC 未使用 の得点平均(M=3.43,SD=1.29)より有意 に高く(F(1,529)=15.802,p<.01)なって いた。「12.授業の雰囲気がよい」では,タブ レット PC 使用の得点平均(M=3.41,SD= 0.96)は,タブレット PC 未使用の得点平均(M =3.04,SD=0.89)より有意に高く(F(1,528) =18.738,p<.01)なっていた。これらのこ とから,タブレット PC を使用した学生は, タブレット PC を使用しなかった学生に比べ て,コミュニケーションを取りやすく,説明 しやすく,課題を提出しやすく,授業の雰囲 気がよいと感じていることが分かった。  「13.機器操作がスムーズである」では, タブレット PC 使用の得点平均(M=3.28, SD=1.07)は,タブレット PC 未使用の得点 平均(M=3.02,SD=1.05)より有意に高く(F (1,529)=6.992,p<.01) な っ て い た。「14. 画像は見やすい(Zoom)」では,タブレット PC 使用の得点平均(M=3.90,SD=1.00)は, タブレット PC 未使用の得点平均(M=3.65, SD=1.15)より有意に高く(F(1,524)=5.868, p<.01)なっていた。「16.教師の視線は学修 者を見ていると感じられる」では,タブレッ ト PC 使用の得点平均(M=3.55,SD=1.08) は,タブレット PC 未使用の得点平均(M= 3.26,SD=1.05)より有意に高く(F(1,522) =8.390,p<.01)なっていた。「17.画像は見 やすい(動画教材)」では,タブレット PC 使用の得点平均(M=4.01,SD=1.07)は, タブレット PC 未使用の得点平均(M=3.79, SD=1.03)より有意に高く(F(1,499)=4.510, p<.01)なっていた。「19.対面授業(直接対 面で行う授業)」では,タブレット PC 未使 用の得点平均(M=4.25,SD=0.89)は,タ ブレット PC 使用の得点平均(M=3.91,SD

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が利用したアプリケーションなどの問題 ― 69 ― (横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子) =0.95)より有意に高く(F(1,525)=15.513, p<.01)なっていた。これらにことから,タ ブレット PC を使用した学生は,タブレット PC を使用しなかった学生に比べて,機器操 作がスムーズであり,Zoom の画像は見やす く,教師の視線は学修者を見ていると感じ, 動画教材の画像は見やすいと感じていること が分かった。また,タブレット PC を使用し なかった学生は,タブレット PC を使用した 学生に比べて,対面授業の方が受講しやすい と感じていることが分かった。 (8)スマートフォンのみでの受講  自宅や下宿等で,実際にスマートフォンの みで遠隔授業を受講した学生(N=69)とス マートフォン以外の機器を使った学生(N= 462)の得点平均を比較した。得点平均に有 意差がみられた質問項目を表7に示す。  「11.課題を提出しやすい」では,スマー トフォン以外で受講の得点平均(M=3.63, SD=1.23)は,スマートフォンのみで受講の 得点平均(M=3.17,SD=1.39)より有意に 高く(F(1,529)=8.057,p<.01)なっていた。 「14.画像は見やすい(Zoom)」では,スマー トフォン以外で受講の得点平均(M=3.82, SD=1.04)は,スマートフォンのみで受講の 得点平均(M=3.12,SD=1.33)より有意に 高く(F(1,524)=24.779,p<.01)なっていた。 「15.音量は適切である(Zoom)」では,スマー トフォン以外で受講の得点平均(M=4.01, SD=0.93)は,スマートフォンのみで受講の 得点平均(M=3.75,SD=1.07)より有意に 高く(F(1,520)=4.311,p<.05)なっていた。 「17.画像は見やすい(動画教材)」では,ス マートフォン以外で受講の得点平均(M= 3.90,SD=1.05)は,スマートフォンのみで 受講の得点平均(M=3.56,SD=0.97)より 有意に高く(F(1,499)=5.840,p<.05)なっ ていた。これらのことから,スマートフォン 以外の機器を使った学生は,スマートフォン のみで遠隔授業を受講した学生に比べて,課 題を提出しやすく,Zoom 画像は見やすく, 音量は適切であり,動画教材の画像は見やす いと感じていることが分かった。 4 .考  察  2020年4月から実施した遠隔授業の実態調 査から成果と課題が明らかになってきた。 (1)遠隔授業のメリット  多くの学生が遠隔授業は自分のペースで学 修でき,どこからでも学修でき,いつでも学 修できると捉えていることが分かった。また, 遠隔授業では課題を提出しやすいととらえて いることが分かった。これらのことから,遠 隔授業のメリットを生かした授業が実施され スマホ 以外 (N=462) スマホ のみ (N=69) p 11 . 課題を提出しやすい 3.63 (1.23) > (1.39)3.17 ** 14 . 画像は見やすい(Zoom) 3.82 (1.04) > (1.33)3.12 ** 15 . 音量は適切である(Zoom) 4.01 (0.93) > (1.07)3.75 * 17 . 画像は見やすい(動画教材) 3.90 (1.05) > (0.97)3.56 ** 注)**:p<.01,*:p<.05 表 7  スマートフォンのみで受講した学生の得点平均(標準偏差)

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岐阜女子大学紀要 第50号 (2021.2.) ― 70 ― ていたと思われる。 (2)学生の使用した情報機器  パソコンを使用しなかった学生は,パソコ ンを使用した学生に比べて,長い時間(1日 5時間の授業)集中できないと感じていた。 また,画質・音量は適切であると感じる学生 が多かったが,パソコンを使用した学生は, パソコンを使用しなかった学生に比べて, Zoom の画像は見やすく,音量は適切である と感じていた。文字入力に適しているパソコ ンを使用することで,レポートなどの作成が 効率的にできることから,長い時間集中して 学修することができるものと思われた。また, ノートパソコンの画面がタブレット PC より 広く,画面の角度が調整できることで,画面 を見やすくなり,音量も十分であることが, 長い時間集中できる原因と思われた。  タブレット PC を使用した学生は,タブ レット PC を使用しなかった学生に比べて, 自分のペースで学修でき,どこからでも学修 でき,いつでも学修できると感じていた。ま た,タブレット PC を使用した学生は,タブ レット PC を使用しなかった学生に比べて, コミュニケーションを取りやすく,説明しや すく,課題を提出しやすく,授業の雰囲気が よいと感じていた。さらに,タブレット PC を使用した学生は,タブレット PC を使用し なかった学生に比べて,機器操作がスムーズ であり,Zoom の画像は見やすく,教師の視 線は学修者を見ていると感じ,動画教材の画 像は見やすいと感じていた。これらのことか ら,タブレット PC の特徴である可搬性のた め,いつでも,どこでも学修でき,必要に応 じて自宅で行った実験の様子や自宅で作成し た作品を撮影して,遠隔授業で活用できるこ とが,コミュニケーションを取りやすく,説 明しやすく,課題を提出しやすく,授業の雰 囲気がよいと感じる原因と思われる。また, タブレット PC は普段から使い慣れており, 画面をタッチして操作したり,見やすい位置 に手で持ち上げたり,ピンチアウトして拡大 できたりするため,操作がスムーズで見やす いと感じているものと思われる。  スマートフォン以外の機器を使った学生 は,スマートフォンのみで遠隔授業を受講し た 学 生 に 比 べ て, 課 題 を 提 出 し や す く, Zoom 画像は見やすく,音量は適切であり, 動画教材の画像は見やすいと感じていた。遠 隔授業に用いた学生の情報機器の種類は,パ ソコンやタブレット PC が多かったが,「ス マートフォンのみ」「何もない」と回答した 学生がいた。また,一部の学生は,遠隔授業 の画質と音量の両方に問題を感じていた。こ れらのことから,画面が狭いスマートフォン では,画面のみやすさや音量に問題があり, タブレット PC やパソコンの利用を検討する 必要があるものと考えられる。  パソコンを使用した学生は,パソコンを使 用しなかった学生に比べて,対面授業の方が 受講しやすいと感じていた。また,タブレッ ト PC を使用しなかった学生は,タブレット PC を使用した学生に比べて,対面授業の方 が受講しやすいと感じていた。パソコンとタ ブレット PC には,それぞれ特徴があり,両 方を持っている学生は授業内容に合わせて使 い分けることができるため,パソコンとタブ レット PC の両方を所有することが望ましい と考えられる。 (3)学修  学生は遠隔授業での「コミュニケーション を取る」「説明する」「討論する」ことに最も 困難を感じており,続いて,「意見を言う」, 次に「質問する」の順に困難を感じていた。 そして,学生にとって受講のしやすさは,「対

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大学の遠隔授業で学生が使用した情報機器と教員が利用したアプリケーションなどの問題 ― 71 ― (横山隆光,松川禮子,久世 均,冨士覇王,齋藤陽子) 面授業(直接対面で行う授業)」>「Zoom」 「動画教材(YouTube 等)」>「サイボウズ」 >「メール」「郵送」「e-Learning」の順であっ た。受講のしやすさの順は,「質問しやすい, 意見を言いやすい,コミュニケーションを取 りやすい,説明しやすい,討論しやすい」で あると考えられる。これらのことから,学生 は,遠隔授業においても「質問しやすい,意 見を言いやすい,コミュニケーションを取り やすい,説明しやすい,討論しやすい」こと を求めていると思われる。授業内容によって 全ての科目を Zoom で実施することはできな いため,遠隔授業を実施するにあたって,サ イボウズ,メール,郵送,e-Learning などと Zoom,動画教材(YouTube 等)を効果的に 組み合わせて実施する必要があると考えられ る。 5 .おわりに  遠隔授業の重要性が増しており,今回の実 態調査から明らかになった問題点の克服が求 められている。問題点は,①学生が遠隔授業 に使用する情報機器の充実と操作方法の習 得,②遠隔授業を効果的に実施するための授 業計画・実施・評価の改善およびアプリケー ションの組み合わせである。  ①では,18% の学生が操作方法に困難を 感じていた。操作の不慣れは,可搬性,学修 方法,機器操作,画像・音量,受講のしやす さ等に影響を与えることになる。遠隔授業を 実施するにあたって,配慮すべきである。ま た,遠隔授業の受講に適さない情報機器を利 用していた学生がいた。これらの学生には, 情報機器の貸し出しや Zoom などができる安 価な機器の紹介等が必要である。  ②では,遠隔授業のメリットを生かした授 業を継続するとともに,「質問しやすい,意 見を言いやすい,コミュニケーションを取り やすい,説明しやすい,討論しやすい」こと を考慮して,サイボウズ,メール,郵送, e-Learning などと Zoom,動画教材(YouTube 等)を効果的に組み合わせて実施することで ある。また,遠隔授業を効果的に実施する授 業計画・実施・評価方法の開発と遠隔授業に 適したカリキュラムの開発が必要である。 参考文献 1)橋詰恵雄ほか(2010)沖縄女子短期大学と岐 阜女子大学における遠隔教育の実践につい て, 日 本 教 育 情 報 学 会 年 会 論 文 集(26), pp. 312 313。 2)安藤久夫ほか(2005)インターネット TV 電 話の教育への活用,日本教育情報学会年会論 文集(21),pp. 178 179。 3)齋藤陽子・久世均・岩田昌弘(2011)遠隔教 育と学生メンターによる学習支援システム― 学習支援の構築と評価および学生メンターの 育成,日本教育情報学会年会論文集(27), pp. 202 205。  

参照

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