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IRUCAA@TDC : Coverage of Gingival Recession Defects Using Guided Tissue Regeneration With and Without Adjunctive Enamel Matrix Derivative in a Dog Model

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Academic year: 2021

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(1)

Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

Coverage of Gingival Recession Defects Using Guided

Tissue Regeneration With and Without Adjunctive

Enamel Matrix Derivative in a Dog Model

Author(s)

藤田, 貴久

Journal

歯科学報, 112(2): 188-189

URL

http://hdl.handle.net/10130/2773

Right

(2)

論 文 内 容 の 要 旨 1.研 究 目 的 現在,口腔内の種々なる審美性の回復が求められる症例で,歯肉退縮は多く認められる疾患である。この歯 肉退縮に対して根面被覆の治療法として,GTR 法が行われている。しかし,GTR 法では大きな歯肉退縮欠損 部位で十分な効果が得られていない。EMD は,臨床で著しい骨欠損に対して多く応用され,セメン卜質の再 生を伴う結合組織性付着が得られている。そこで本研究の目的は,ePTFE 膜を用いた GTR 法による根面被 覆に EMD の併用が歯肉退縮欠損部の治癒に及ぼす影響を検索することである。 2.研 究 方 法 実験動物には,ビーグル犬24頭を用いた。歯肉退縮欠損は,上顎左右側の犬歯部に縦6mm,幅5mm の欠 損を作製した。さらにこの歯肉退縮部には,プラークを蓄積させるために12週間,ストリップスを施した。そ の後ストリップスを除去し,プラークコントロールを2週間行った。実験開始時,歯肉弁歯冠側移動術 (CAF)を施し,歯槽骨欠損最根端側部および CEJ にノッチを付与した。対照群は,歯肉弁歯冠側移動術 (CAF)のみを行い,実験群では,GTR+EMD 群には CAF に合わせて EMD を応用して GTR を行った。ま た,GTR 群は CAF に合わせて GTR のみを行った。観察期間は2,4,8週とし,各実験期間終了時,通法 に従いパラフィン標本を作製,ヘマトキシリン・エオジン染色を施し,検鏡した。また免疫組織化学検索とし ては Ki-67免疫染色をし,さらに歯周組織の再生組織量は組織計測にて観察した。 3.研究成績および結論 肉眼所見では,すべての群において歯肉退縮による根面露出部は歯肉弁で被覆されていた。CAF 群では歯 冠側より根端側へ長い上皮性付着を認め,骨再生は僅かであった。実験群の術後2週では,GTR+EMD 群お よび GTR 群ともに骨組織およびセメント質の再生は認められず,膜と根面間は再生された新生結合組織で満 たされ,これらの組織内の Ki-67陽性細胞は,GTR 群に比較して GTR+EMD 群で有意(P<0.01)に多くみら れた。また,新生結合組織の付着する象牙質表面には,GTR+EMD 群では吸収窩が認められず,GTR 群で は明らかな吸収窩を認めた。術後4週では,GTR+EMD 群および GTR 群の両群で象牙質表面には再生した セメント質の形成がみられた。再生骨組織およびセメン卜質形成量は,GTR 群に比較して GTR+EMD 群で 氏 名(本 籍) ふじ た たか ひさ

(東京都) 学 位 の 種 類 博 士(歯 学) 学 位 記 番 号 第 1706 号(甲第 989 号) 学 位 授 与 の 日 付 平成19年3月31日 学 位 授 与 の 要 件 学位規則第4条第1項該当

学 位 論 文 題 目 Coverage of Gingival Recession Defects Using Guided Tissue Regeneration With and Without Adjunctive Enamel Matrix Derivative in a Dog Model

掲 載 雑 誌 名 The International Journal of Periodontics & Restorative Dentistry 第31巻 3号 247∼253頁 2011年5月 論 文 審 査 委 員 (主査) 山田 了教授 (副査) 井上 孝教授 柴原 孝彦教授 下野 正基教授 歯科学報 Vol.112,No.2(2012) 188 ―112―

(3)

大であった。術後8週では,GTR+EMD 群は GTR 群に比較して再生骨量(P<0.01)および,再生セメント 質量(P<0.01)ともに有意に大であった。露出象牙質表面の再生セメント質形成に関して,GTR+EMD 群は 吸収窩を生じず平坦な象牙質表層に再生セメント質を形成し,一方 GTR 群では象牙質表層には種々なる吸収 窩を生じたその表層に再生セメン質の形成を認めた。 以上の結果より,歯肉退縮欠損部の GTR 法を用いた根面被覆に EMD の併用は,骨組織およびセメント質 の再生を伴う歯周組織再生を増強させ,臨床における歯肉退縮欠損部に対する療法として有効であることが示 唆された。 論 文 審 査 の 要 旨 現在,口腔内の歯肉退縮は多く認められる疾患であり,この歯肉退縮に対して根面被覆の治療法が行われて いる。そこで本研究の目的は,ePTFE 膜を用いた GTR 法による根面被覆に EMD の併用が歯肉退縮欠損部の 治癒に及ぼす影響の検索である。実験動物には,ビーグル犬24頭を用いた。歯肉退縮欠損は,上顎左右側の犬 歯部に縦6mm,幅5mm の欠損を作製した。実験開始時,歯肉弁歯冠側移動術(CAF)を施し,歯槽骨欠損最 根端側部および CEJ にノッチを付与した。対照群は,歯肉弁歯冠側移動術(CAF)のみを行い,実験群は, GTR+EMD 群と GTR 群を設定した。観察期間は2,4,8週とし,各実験期間終了時,通法に従い標本を 作製,検鏡した。また免疫組織化学検索としては Ki-67免疫染色をし,さらに歯周組織の再生組織量は組織計 測にて観察した。その結果,CAF 群では歯冠側より根端側へ長い上皮性付着を認め,骨再生は僅かであっ た。実験群の術後2週では,GTR+EMD 群および GTR 群ともに膜と根面間は再生された新生結合組織で満 たされていた。これらの組織内の Ki-67陽性細胞は,GTR 群に比較して GTR+EMD 群で,有意(P<0.01)に 多くみられた。術後4週では,GTR+EMD 群および GTR 群の両群で,再生骨組織およびセメント質形成量 は,GTR 群に比較して GTR+EMD 群で大であった。術後8週では,GTR+EMD 群は GTR 群に比較して再 生骨量(P<0.01)および,再生セメント質量(P<0.01)ともに有意に大であった。露出象牙質表面の再生セメ ント質形成に関して,GTR+EMD 群は吸収窩を生じず平坦な象牙質表層に再生セメント質を形成し,一方 GTR 群では象牙質表層には種々なる吸収窩を生じたその表層に再生セメン質の形成を生じていた。以上の結 果より,歯肉退縮欠損部の GTR 法を用いた根面被覆に EMD の併用は,骨組織およびセメント質の再生を伴 う歯周組織再生を増強させ,臨床における歯肉退縮欠損部に対する療法として有効であることが示唆された。 本審査委員会では,1)根面被覆の形態の特徴,2)Ki-67陽性細胞の細胞動態,3)根面被覆と EMD に よる再生の特性などについて討議ならびに質疑がなされ,概ね妥当な回答が得られた。また,論文の構成や表 現,図表など,改善の指摘があり修正がなされた。 本研究で得られた知見は,歯科医学の進歩発展に奇与するところ大であり,学位授与に値するものと判定さ れた。 歯科学報 Vol.112,No.2(2012) 189 ―113―

参照

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