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<資料>脳卒中患者の日常生活動作・自尊感情と看護師の認識との比較 : 急性期病院と回復期病院の相違 利用統計を見る

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(1)

脳卒中患者の日常生活動作・自尊感情と看護師の認識との比較

−急性期病院と回復期病院の相違−

Comparison between the Perception of Activities of Daily Living and Self-Esteem among Stroke Patients

and Nurses. :Differences of Perception in Rehabilitation Hospitals and Acute Hospital Patients

新藤 裕治

1)

,中村美知子

2)

SHINDO Yuji,NAKAMURA Michiko

要 旨

目的: 脳卒中患者の日常生活動作・自尊感情と看護師の認識の相違を急性期病院と回復期病院で比較するこ とにより,急性期と回復期病院の看護師と患者の認識の特徴と課題を明らかにする。 対象: 急性期・回復期病院担当看護師各 10 名,脳卒中患者 10 名。 方法: 回復期病院転院1週間前と転院1週間後の同日に患者と担当看護師を対象に,①日常生活動作(FIM を 基に作成した調査票 43 項目 7 段階評価),②自尊感情(日本語版 Rosenberg 自尊感情尺度 10 項目 4 段 階評価)を用いて調査した。 結果・考察:急性期と回復期の両病院の看護師群と患者群では急性期病院では,「ズボン・スカートを脱ぐ」 など 2 項目,回復期病院では,「ズボン・スカートを履く」1 項目で有意差があった。自尊感情の「よく 落ちこぼれだと思う」は回復期病院の患者群は看護師群より有意に低値であった。「誇れるものが大し てない」では急性期病院の看護師群と患者群には有意な負相関があり,回復期病院では有意な相関がな かった。急性期病院の看護師は「落ちこぼれだと思う」「誇れるものがある」等の患者の感情を認識し, 回復期病院の看護師に的確に情報伝達できる方法の検討が課題である。 キーワード 脳卒中患者,担当看護師,認識,日常生活動作,自尊感情

Key Words Stroke Patient, Attending Nurse, Perception, Activity of Daily Living, Self-Esteem

Ⅰ.緒言

わが国の脳卒中患者の死亡率は減少傾向にあるものの1) 発症率は高齢化により 2010 年に比べ 2020 年には 2 倍に なると予測され,寝たきりになる原因疾患の第 1 位であ ることなど依然課題は多い2)。そのため回復期リハビリ テーション病棟の制定,脳卒中ケアユニット入院医療管 理料の新設など機能分化が進んでいる3) 。機能分化に伴 い,急性期病院から回復期リハビリテーション病院(以 下,回復期病院)への転院が患者に勧められるが,患者 にとっては転院による環境の変化への適応や医療スタッ フとの信頼関係の再構築など負担も大きい。回復期病院 の看護師は患者が早期に回復期病院に適応していくた め,転院前の急性期病院における患者の状態を把握する ことは重要である。現在,急性期病院から回復期病院へ の転院の際,回復期病院の看護師は,急性期病院の看護 師から送られてくる看護サマリーに記載されている情報 をもとに患者の状態を把握していることが多い。 脳卒中患者は発症により身体機能の変化・喪失に伴い, 築きあげてきた生活様式・社会関係・自己概念は大きく 揺るがされる4)ため,患者は自己効力感や自尊感情など が低下し,心理状態が不安定になりやすい5)。また,脳 卒中患者の多くは発症後早期に急性期病院から回復期病 院への転院が勧められるため,家族ともども混乱するこ とも少なくない。 患者の急性期病院から回復期病院転院による物的・人 的環境の変化による身体面・心理面の負担をできるだけ 受理日:2013 年 12 月 11 日 1) 山梨大学大学院医学工学総合教育部博士課程ヒューマンヘルスケア学 専攻:Department of Human Health Care Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineering ,University of Yamanashi 2) 山 梨 大 学 大 学 院 医 学 工 学 総 合 研 究 部( 臨 床 看 護 学 ):

Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineering (Clinical Nursing), University of Yamanashi

(2)

少なくするために,看護師が早期から身体面・心理面を 的確に捉えることは,患者の身体的機能回復や QOL を 維持・改善するために極めて重要だと考える。

Ⅱ.目的

脳卒中患者の日常生活動作・自尊感情と看護師の認識 の相違を急性期病院と回復期病院で比較することによ り,患者と担当看護師の急性期病院・回復期病院の認識 の相違の特徴と課題を明らかにする。

Ⅲ.用語の操作的定義

脳卒中患者:脳梗塞,脳出血,くも膜下出血と診断され た患者を指す。 自尊感情:自己への尊重や価値を評価する程度のこと (Rosenberg, M: 1956)6) 日常生活動作:「食事」「整容」「清拭」「更衣」「トイレ 動 作 」「 排 便 管 理 」「 排 尿 管 理 」な ど 18 項 目 を 指 す (Functional Independence Measure,以下 FIM)。

転院:急性期病院から回復期リハビリテーション病院へ の転院を指す。

Ⅳ.調査方法

1. 研究デザイン  縦断的調査研究 2. 対象者 1) A 病院(急性期病院)脳神経外科で対象患者を担当 した看護師 10 名(以下,急性期看護師群) 2) 回復期病院で対象患者を担当した看護師 10 名(以 下,回復期看護師群) 3) 脳卒中を発症し A 病院(急性期病院)脳神経外科病 棟へ入院治療した後,回復期病院に転院した認知 機能に支障のない患者 10 名(以下,患者群) 3. 調査場所 Y 県内の A 総合病院脳神経外科病棟1ヶ所,回復期リ ハビリテーション病院 3 ヶ所 4. 調査期間  2013 年 4 月〜 2013 年 10 月 5. 調査項目 1) 基本属性 看護師群:年齢,性別,看護師経験年数,当該病棟経 験年数 患者群:年齢,性別,家族構成,疾患名,病巣部位, 発作 2) 日常生活動作 日常生活動作は Keith RA らを中心とした米国の国家特 別調査委員会が開発した Functional Independence Measure(以下 FIM)の運動項目である「食事」「整容」「清 拭」「更衣(上・下)」「トイレ動作」「排便管理」「排尿管理」 「ベッド・椅子・車椅子の移乗」「トイレの移乗」「浴槽・シャ ワーの移乗」「歩行・車椅子の移動」「階段の移動」の 13 項目と,認知項目「理解」「表出」「社会的交流」「問題解決」 「記憶」の 5 項目の計 18 項目を基本とし,対象者が自己記 入しやすく,かつ詳細な患者の状態を把握できるよう千野 ら7)の文献を参考に細分化し,43 項目で構成する調査票 で測定した。評価は,全介助1点から自立 7 点までの 7 段 階で評価する。点数が高い程,自立していることを表す。 3) 自尊感情 Rosenberg 自 尊 感 情 尺 度6)を 日 本 語 に 翻 訳 し た Mimura & Griffths による日本語版 Rosenberg 自尊感情 尺度8)

(Rosenberg Self Esteem Scale, 以下 RSES-J)を 用いる。RSES-J は,10 項目からなる自己記入式尺度で あり,回答は,「強くそう思わない」1 点,「そう思わない」 2 点,「そう思う」3 点,「強くそう思う」4 点の 4 段階で 評価する。ただし,逆転項目の値は,4 点を 1 点,3 点 を 2 点,2 点を 3 点,1 点を 4 点に換算して用いた。得 点が高いほど,自尊感情が高いことを示す。信頼性(ク ロンバックα =0.81)と妥当性(構成概念妥当性・収束的 妥当性)は確認されている9)。今回の調査では,患者群 は主観を,看護師群は患者と同様の RSES-J の項目を用 い患者の認識について調査した。看護師群へ同様の項目 を用い客観を調査することにより,得点が高いほど看護 師が患者の自尊感情が高いと認識していることを示す。 日本語版 Rosenberg 自尊感情尺度の使用について,尺 度開発者に患者の自尊感情を患者と看護師の両者に調査 する方法を説明し,書面で使用許可の承諾を得た。本研 究の看護師群のクロンバックαは,急性期看護師群は 0.72,回復期看護師群は 0.90 であった。 6. 調査手順 調査施設の担当医師より紹介された対象の基準を満た す候補者に研究の目的,調査内容について文書と口頭で 説明後研究協力への同意が得られた対象者に調査を実施 した。 調査段階を図1に示す。調査は,急性期病院退院1週 間前(調査 1 回目),回復期病院転院 1 週間後(調査 2 回目) の計 2 回,患者と看護師に同日に調査した。患者への質 問紙による調査は,調査票に直接記入をしてもらい,麻 痺など自己記入ができない,もしくは患者が申告する場 合は,調査者が質問項目を読み上げ代筆した。基本属性

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は,電子カルテにより調査し口頭で確認した。 7. 分析方法 1) 基本属性は記述統計を算出した。 2) 急性期看護師群と回復期看護師群の基本属性の比 較はχ2検定・t 検定を用いた。 3) 急性期看護師群と患者群,回復期看護師群と患者 群それぞれの日常生活動作と自尊感情の認識の差 は Wilcoxon の符号付き順位和検定を用い,相関関 係には Spearman の順位相関係数を用いた。 解析には,SPSS Ver.14.0J for Windows を使用し,有意 水準は 5% とした。 8. 倫理的配慮 本調査は,山梨大学医学部倫理審査委員会および対象施 設の総合病院の倫理審査委員会の承認を受けた。また対象 施設の回復期リハビリテーション病院は,病院長及び看護部 長,病棟師長に調査について説明し承諾を受けた。調査対 象者には,文書及び口頭により研究の趣旨と目的,調査内容 などについて説明し,参加についての同意を書面にて得た。

Ⅴ.結果

1. 対象者の概要(表 1) 急性期看護師群 10 名,回復期看護師群 10 名であった。 急性期看護師群の平均年齢は 31.8 ± 9.5 歳,すべて女性 であり看護師経験年数は 9.8 ± 7.4 年であった。回復期 看護師群は平均年齢 42.4 ± 9.9 歳,女性(77.8%)が多く, 看護師経験年数は 12.0 ± 8.1 年であった。回復期看護師 群の方が急性期看護師群に比べ有意に年齢が高かった。 患者群は 10 名であった。平均年齢は 66.9 ± 10.4 歳で あり,男性(80%),同居者あり(80%),脳梗塞(70%), 初発(80%)が多かった。患者の急性期病院の在院日数は 22.2 ± 8.8 日であり,1回目の調査は,急性期病院退院 前の 6.4 ± 2.4 日,2 回目の調査は,回復期病院転院後 の 6.9 ± 0.7 日に実施した。 2. 急性期・回復期病院看護師と患者の日常生活動作 の認識の相違(表 2) 急性期病院での患者群の日常生活動作の運動項目は, 図1 調査の測定段階 調査2回目 回復期病院 入院1週間後 日常生活動作 自尊感情 自尊感情 患者の日常生活動作 への認識 患者の自尊感情 への認識 患者の日常生活動作 への認識 患者の自尊感情 への認識 転院 調査1回目 急性期病院 退院1週間前 日常生活動作 看護師 脳卒中患者 表 1 対象者の概要 急性期病院 回復期病院 有意差 Mean ± SD Mean ± SD 看護師群 年齢 31.8 ± 9.5 42.4 ± 9.9 * (各 n=10) 看護師経験年数 9.8 ± 7.4 12.0 ± 8.1 当該病棟経験年数 3.2 ± 2.1 3.0 ± 2.6 人数 (%) 人数 % 性別  男 0 0 2 (20) 女 10 (100) 8 (80) 患者群 性別 男 8 (80) (n=10) 女 2 (20) 家族構成 単身 2 (20) 同居 8 (80) 疾患名 脳梗塞 7 (70) 脳出血 3 (30) 病巣部位 右 3 (30) 左 5 (50) 中央 2 (20) 発作 初発 8 (80) 再発 2 (20) 年齢 50 代以下 2 (20) 60 代 4 (40) 70 代 2 (20) 80 代以上 2 (20) 注)t- 検定 , * p<0.05

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表2 急性期・回復期病院看護師と患者の日常生活動作の認識の相違 急性期病院 回復期病院 看護師群 (n=10) 患者群 (n=10) 看護師群 (n=10) 患者群 (n=10) 項目 細項目 Me Ave ± SD Me Ave ± SD 有意差 Me Ave ± SD Me Ave ± SD 有意差 運動項目 食事 咀嚼し、飲みこむ 7.0 7.0 ± 0.0 7.0 6.7 ± 0.6 7.0 6.8 ± 0.6 7.0 6.6 ± 1.2 食べ物を口に運ぶ 7.0 6.6 ± 1.2 7.0 6.7 ± 0.5 7.0 6.7 ± 0.9 7.0 6.9 ± 0.3 ふたを開ける 7.0 6.2 ± 1.4 7.0 6.5 ± 1.2 7.0 6.7 ± 0.9 7.0 6.6 ± 0.9 食べ物を切り分ける 7.0 6.2 ± 1.2 6.0 5.2 ± 1.5 7.0 5.6 ± 2.1 6.5 6.1 ± 1.1 エプロンをつける 5.5 4.8 ± 2.3 6.0 5.0 ± 1.9 7.0 5.7 ± 2.0 7.0 6.2 ± 1.2 整容 歯磨きなどの口腔ケア 7.0 6.3 ± 1.2 6.0 5.3 ± 1.4 7.0 6.4 ± 1.2 7.0 6.6 ± 0.9 整髪 6.5 5.8 ± 1.4 5.5 4.9 ± 2.0 7.0 6.5 ± 1.0 7.0 6.4 ± 1.2 髭剃り (男性) 6.0 5.6 ± 1.5 4.0 4.7 ± 1.9 7.0 6.2 ± 1.3 7.0 6.7 ± 0.5 化粧 (女性) 手洗い 6.0 5.5 ± 1.6 6.0 5.4 ± 2.0 7.0 6.3 ± 1.4 7.0 6.6 ± 0.9 洗顔 5.5 5.5 ± 1.5 5.0 4.9 ± 1.9 7.0 5.9 ± 1.9 7.0 6.6 ± 0.9 清拭 胸部を洗う 7.0 5.8 ± 1.7 7.0 6.3 ± 1.0 6.0 5.3 ± 2.0 7.0 6.4 ± 0.9 お腹を洗う 7.0 5.8 ± 1.7 7.0 6.3 ± 1.0 6.0 5.3 ± 2.0 7.0 6.4 ± 0.9 左手を洗う 7.0 5.7 ± 1.7 5.5 5.2 ± 1.7 7.0 5.8 ± 1.8 6.5 6.1 ± 1.1 左足太ももを洗う 6.0 5.5 ± 1.7 6.0 5.6 ± 1.4 6.0 5.5 ± 1.9 7.0 6.4 ± 0.9 右足太ももを洗う 6.0 5.4 ± 1.8 6.5 5.5 ± 1.8 6.0 5.5 ± 1.9 7.0 6.6 ± 0.5 股間周囲を洗う 6.0 5.3 ± 1.8 6.5 5.7 ± 1.6 6.0 5.4 ± 1.9 7.0 6.4 ± 0.9 右手を洗う 6.0 5.3 ± 1.8 5.5 4.9 ± 2.3 6.0 5.5 ± 1.9 6.5 5.8 ± 1.8 お尻を洗う 6.0 5.1 ± 2.1 5.0 4.8 ± 2.1 6.0 5.1 ± 2.1 6.5 5.9 ± 1.6 左足膝下を洗う 4.5 4.7 ± 1.8 5.5 5.0 ± 1.9 6.0 5.4 ± 1.9 7.0 6.3 ± 1.2 右足膝下を洗う 4.5 4.6 ± 1.9 6.5 5.2 ± 2.2 6.0 5.4 ± 2.0 7.0 6.5 ± 0.7 トイレ動作 お尻を拭く 7.0 5.1 ± 2.4 5.5 5.0 ± 2.0 7.0 5.7 ± 1.8 7.0 6.0 ± 1.6 トイレで服をあげる 6.0 5.1 ± 2.1 6.0 5.4 ± 1.7 7.0 5.5 ± 2.2 7.0 6.0 ± 1.6 トイレで服を下げる 6.0 5.0 ± 2.1 6.0 5.4 ± 1.7 7.0 5.6 ± 2.2 7.0 5.7 ± 1.8 排泄 排便 7.0 5.4 ± 2.1 7.0 6.2 ± 1.2 7.0 6.5 ± 1.5 7.0 6.9 ± 0.3 排尿 7.0 5.3 ± 2.2 7.0 5.7 ± 2.0 7.0 6.1 ± 1.9 7.0 6.0 ± 1.9 更衣 上着を脱ぐ 4.5 4.9 ± 1.9 4.5 4.9 ± 2.0 5.5 5.4 ± 1.8 6.5 5.9 ± 1.6 上着を着る 4.5 4.8 ± 2.0 4.5 4.9 ± 2.0 5.5 5.2 ± 1.9 6.5 5.7 ± 1.7 ズボン・スカートを履く 4.0 4.5 ± 2.0 4.5 5.1 ± 1.6 * 5.5 5.1 ± 2.0 7.0 6.0 ± 1.6 * ズボン・スカートを脱ぐ 4.0 4.5 ± 2.2 4.5 5.1 ± 1.6 * 5.5 5.2 ± 1.9 7.0 6.0 ± 1.6 移動 ベッドから椅子への移動 5.0 5.0 ± 1.5 5.0 5.1 ± 1.8 7.0 5.9 ± 1.6 7.0 6.1 ± 1.4 便座への移動 5.0 4.8 ± 1.8 5.0 5.3 ± 1.6 7.0 6.1 ± 1.6 7.0 6.1 ± 1.6 15 mの車椅子での移動 3.5 4.0 ± 2.1 4.0 4.4 ± 2.4 7.0 5.7 ± 1.8 7.0 6.5 ± 0.9 浴槽への移動 3.5 3.7 ± 2.1 4.0 4.5 ± 2.2 4.5 4.7 ± 2.0 7.0 5.8 ± 1.9 15 mの歩行 4.0 3.6 ± 2.3 4.5 4.3 ± 2.5 4.5 4.7 ± 2.1 6.0 5.2 ± 2.0 4 〜 6段の階段の昇降 1.5 3.0 ± 2.3 1.0 3.3 ± 2.8 4.0 3.7 ± 1.8 5.5 4.7 ± 2.5 認知項目 理解理 相手の言ったことを聞き取れる 7.0 6.7 ± 0.9 7.0 6.0 ± 1.9 7.0 6.4 ± 1.3 7.0 6.9 ± 0.3 表出 自分が思っていることを話せる 7.0 6.4 ± 1.2 7.0 5.7 ± 2.0 6.5 5.7 ± 1.6 7.0 6.4 ± 1.2 交流 他者と折りあいながら交流ができる 7.0 5.7 ± 1.8 7.0 6.0 ± 1.9 7.0 6.1 ± 1.4 6.5 6.1 ± 1.2 問題 困ったことに対して自分で判断できる 7.0 5.4 ± 2.3 7.0 5.9 ± 1.7 6.0 5.2 ± 1.9 7.0 6.4 ± 1.2 解決 困ったことに対して自分で行動できる 7.0 5.4 ± 2.3 7.0 5.4 ± 2.1 6.0 5.2 ± 2.0 6.5 5.7 ± 1.6 記憶記憶 一日の予定を覚えている 7.0 5.9 ± 2.0 6.5 5.5 ± 1.8 6.5 5.8 ± 1.5 7.0 6.1 ± 1.4 よく顔を合わせる人がわかる 7.0 6.1 ± 1.6 7.0 6.6 ± 0.9 7.0 6.5 ± 1.5 7.0 6.7 ± 0.6 他者からの依頼を実行できる 5.0 5.0 ± 1.9 6.5 5.4 ± 2.0 7.0 5.6 ± 1.9 7.0 6.0 ± 1.5 注 )  日 常 生 活 動 作 : 43 項 目   7 点「 で き る 」, 6 点「 自 助 具 が あ れ ば で き る 」, 5 点「 見 守 っ て も ら え ば で き る 」, 4 点「 少 し の 介 助 で で き る 」, 3 点「 半 分 程 度 の 介 助 で で き る 」,   2 点「 ほ ぼ 介 助 し て も ら え ば で き る 」, 1 点「 全 く で き な い 」注 ) 日 常 生 活 動 作 : 43 項 目   7 点「 でき る 」, 6 点「 自 助 具 が あ れ ば でき る 」, 5 点「 見 守 っ て も ら え ば でき る 」, 4 点「 少 し の 介 助 で でき る 」, 3 点「 半 分 程 度 の 介 助 で でき る 」, 2 点「 ほ ぼ 介 助 し て も ら え ば でき る 」, 1 点「 全く でき な い 」 注2) 差は,Wilcoxon の符号付順位和検定 有意差:* <0.05 ** <0.01

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食事の「咀嚼し飲み込む」は Me=7,整容の「歯磨きなど の口腔ケア」は Me=7 であった。更衣の「上着を脱ぐ」は Me=4.5,移動の「4 〜 6 段の階段の昇降」は Me=1.5 であっ た。急性期看護師群との認識の差は,「ズボン・スカー トを履く」と「ズボン・スカートを脱ぐ」は急性期看護師 群 Me=4・患者群 Me=5 であり 2 項目で看護師群が低値 で有意差があったが,他の 33 項目では有意差はなかっ た。認知項目は,「相手の言ったことを聞き取れる」は Me=7,「自分が思っていることを話せる」は Me=7 であっ たが,「他者からの依頼を実行できる」は Me=5 であった。 急性期看護師群との認識の差は,有意差はなかったが, 「相手の言ったことを聞き取れる」は急性期看護師群 Me=7・患者群 Me=7,「自分が思っていることを話せる」 は急性期看護師群 Me=7・患者群 Me=7,「一日の予定を 覚えている」は急性期看護師群 Me=7・患者群 Me=6.5 と 急性期看護師群の方が患者群より平均値が高値であった。 回復期病院での患者群の日常生活動作の運動項目は, 全項目が急性期病院より高値であった。回復期看護師群 との認識の差は,「ズボン・スカートを履く」は回復期看 護師群 Me=6・患者群 Me=7 の1項目で有意差があった が,他の 34 項目において有意差はなかった。認知項目は, 全項目が急性期病院より高値であった。回復期看護師群 との認識の差は,有意差はなかったが,「相手の言った ことを聞き取れる」は回復期看護師群 Me=7・患者群 Me=7,「自分が思っていることを話せる」は回復期看護 師群 Me=6.5・患者群 Me=7,「一日の予定を覚えている」 は回復期看護師群 Me=6.5・患者群 Me=7 であり看護師 群の方が患者群より平均値が低値であった。 3. 急性期・回復期病院看護師と患者の自尊感情の認 識の相違(表 3) 急性期病院での患者群の自尊感情は,「私にはけっこ う長所があると感じている」は Me=3,「時々,自分は役 に立たないと強く感じることがある(逆転項目)」は Me=3 であった。また,「私は,自分自身にだいたい満 足している」は Me=1.5,「私には誇れるものが大してな いと感じる(逆転項目)」は Me=2.0 であった。急性期看 護師群との自尊感情の認識の差は,全ての項目で有意差 はなかったが,「私は,自分自身にだいたい満足している」 は急性期看護師群 Me=2・患者群 Me=1.5,「私には誇れ るものが大してないと感じる(逆転項目)」は急性期看護 師群 Me=3・患者群 Me=2 であり急性期看護師群の方が 患者群より高値であった。 回復期病院での患者群の自尊感情は,「私は,自分の ことを前向きに考えている」は Me=3 であった。また,「私 は,自分自身にだいたい満足している」は Me=2 であっ た。回復期看護師群との自尊感情の認識の差は,「よく, 私はおちこぼれだと思ってしまう(逆転項目)」は回復期 看護師群 Me=4・患者群 Me=3 であり回復期看護師群が 高値で有意差があった(p<0.05)。また,「私は,自分自 身にだいたい満足している」は回復期看護師群 Me=2.5・ 患者群 Me=2,「私には誇れるものが大してないと感じ る(逆転項目)」は回復看護師群 Me=3・患者群 Me=2.5 であり回復期看護師群の方が患者群より高値であった。 表 3 急性期・回復期病院看護師と患者の自尊感情の認識の相違 急性期病院 回復期病院 看護師群(n=10) 患者群(n=10) 看護師群(n=10) 患者群(n=10) 項目 Me Mean ± SD Me Mean ± SD 有意差 Me Mean ± SD Me Mean ± SD 有意差 私にはけっこう長所があると感じている 3.0 2.7 ± 0.5 3.0 2.7 ± 0.6 3.0 2.8 ± 0.6 3.0 2.4 ± 0.8 時々、自分は役に立たないと強く感じることがある† 3.0 2.9 ± 0.5 3.0 2.7 ± 0.6 3.0 3.1 ± 0.7 2.5 2.6 ± 0.7 よく、私は落ちこぼれだと思ってしまう† 3.0 3.0 ± 0.6 3.0 2.7 ± 0.6 3.5 3.5 ± 0.5 3.0 2.8 ± 0.6 * 私は、自分のことを前向きに考えている 3.0 2.7 ± 0.8 3.0 2.7 ± 0.9 3.0 3.3 ± 0.5 3.0 3.2 ± 0.6 時々、自分は全くだめだと思うことがある† 3.0 2.7 ± 0.5 3.0 2.5 ± 1.1 3.0 3.0 ± 0.4 3.0 2.6 ± 0.8 私は、他の大半の人と同じくらいに物事がこなせる 2.0 2.5 ± 0.7 2.5 2.5 ± 0.5 3.0 3.1 ± 0.7 3.0 2.7 ± 0.6 自分は少なくとも他の人と同じくらい価値のある人間だと感じている 3.0 2.7 ± 0.5 2.5 2.4 ± 0.7 3.0 3.1 ± 0.5 3.0 2.6 ± 0.5 自分のことをもう少し尊敬できたらいいと思う† 3.0 2.6 ± 0.5 2.5 2.4 ± 0.7 3.0 2.8 ± 0.6 2.0 2.2 ± 0.6 私には誇れるものが大してないと感じる† 3.0 2.8 ± 0.4 2.0 2.2 ± 0.6 3.0 3.1 ± 0.5 2.5 2.5 ± 0.8 私は、自分自身にだいたい満足している 2.0 2.2 ± 0.4 1.5 1.6 ± 0.7 2.5 2.5 ± 0.5 2.0 2.1 ± 1.0

注) Mimura & Griffths 訳日本語版 Rosenberg 自尊感情尺度  †は、逆転項目

「強くそう思わない=1点」〜「強くそう思う=4点」 4段階評価 得点が高いほど自尊感情が高いことを示す。 注 2) 認識の差は、Wilcoxon の符号付順位和検定 有意差 * p<0.05

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表 4 急性期病院・回復期病院看護師と患者の日常生活動作・自尊感情の認識の関係性 急性期病院 回復期病院 看護師群(n=10)VS 患者群(n=10) 看護師群(n=10)VS 患者群(n=10) 項目 細項目 r s p rs p 運動項目 食事 エプロンをつける 0.87 ** 食べ物を切り分ける 0.68 * ふたを開ける 0.84 ** 食べ物を口に運ぶ 1.00 ** 咀嚼し、飲みこむ 1.00 ** 整容 歯磨きなどの口腔ケア 0.99 * 整髪 0.68 * 手洗い 1.00 ** 洗顔 0.86 ** 髭剃り(男性) 化粧(女性) 清拭 胸部を洗う お腹を洗う 右手を洗う 左手を洗う 左足太ももを洗う 0.73 * 左足膝下を洗う 0.67 * 右足太ももを洗う 0.60 * 右足膝下を洗う 0.72 * 股間周囲を洗う 0.66 * お尻を洗う 0.80 ** トイレ動作 トイレで服を下げる 0.76 ** 0.80 ** お尻を拭く 0.85 ** 0.78 ** トイレで服をあげる 0.77 ** 0.78 ** 排泄 排尿 排便 更衣 上着を着る 0.95 ** 0.77 ** 上着を脱ぐ 0.94 ** 0.72 * ズボン・スカートを履く ズボン・スカートを脱ぐ 0.95 ** 移動 ベッドから椅子への移動 0.83 ** 便座への移動 0.65 * 浴槽への移動 15 mの歩行 0.89 ** 0.86 ** 15 mの車椅子での移動 0.82 ** 4〜6段の階段の昇降 0.92 ** 0.90 ** 認知項目 理解 相手の言ったことを聞き取れる 0.64 * 表出 自分が思っていることを話せる 0.74 * 交流 他者と折りあいながら交流ができる 問題解決 困ったことに対して自分で判断できる 困ったことに対して自分で行動できる 記憶 一日の予定を覚えている 0.85 ** よく顔を合わせる人がわかる 他者からの依頼を実行できる r s p rs p 自尊感情 私には誇れるものが大してないと感じる ‐0.70 * 注)rs Spearman 順位相関係数 注 2)*p<0.05 **p<0.01 4. 急性期・回復期病院の看護師と患者の日常生活動 作・自尊感情の認識の関係性(表 4) 看護師群と患者群の日常生活動作の認識の関係性は, 運動項目では急性期病院で「ふたを開ける」(rs=0.84), 回復期病院は「食べ物を口に運ぶ」(rs=1.00)など,食事 や整容,トイレ動作,更衣,移動の項目で有意な正の相 関があった。一方,清拭の項目では急性期病院で「お尻 を洗う」(rs=0.80)など 6 項目で有意な正相関があった が,回復期病院では有意な相関はなかった。 認知項目では,急性期病院では「相手の言ったことを

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2. 急性期・回復期病院の看護師と患者の日常生活動 作・自尊感情の関係性の特徴と課題 急性期病院の看護師と患者間で,日常生活動作の清拭 に有意な正の相関があったが,回復期病院では有意な相 関は認めなかった。回復期病院では,在院日数の短縮化 に加え重症度の高い患者が多い中,2003 年〜 2012 年に かけ看護師の配置人員に大きな増減は見られず現行の配 置人員は必ずしも適切でないという指摘がある11)。今 回の調査施設の急性期病院の看護体制は 7 対1,回復期 病院では 13 対 1(1 施設),15 対 1(2 施設)であり,看護 師の配置人数に差があり,回復期病院では担当看護師制 であるが,業務の効率化により清潔ケアなどを他のス タッフと分担している現状があった。急性期病院では清 拭などの清潔行為は主に看護師が実施し,回復期病院に 転院後は患者自身が行うことが多くなり,担当看護師に 依頼する機会が減少することが影響したと考えられる。 急性期病院の看護師は患者が誇れるものがあると感じ ることについて患者より高く認識しており負の相関を認 めた。急性期の患者は突然の発症により困惑し戸惑いや 落胆しやすいため12),自己に誇れるものが大してない と認識し,看護師は患者の状態の変化から自信をもてる ようになったと認識する傾向が両者の負の相関に影響し ていたと考える。回復期病院の看護師と患者には負相関 がなかったことは,回復期には患者の状態が安定し看護 師は患者の認識を把握しやすいため,患者が誇れるもの などの変化を的確に把握し,患者が自信を持って回復し ていくゆとりのある関わりが大切であると考える。 本結果において転院時の急性期病院看護師の特徴は, 患者の日常生活動作など顕在的な問題の把握は良好であ るが,転院に関する不安や自信などの心理的問題の把握 と伝達は十分とは言えない現状であることを示してい た。今後,患者が急性期病院から回復期病院に転院し自 信を持って回復していくためには,急性期病院看護師は 患者の心身の変化を的確に把握・伝達し,回復期病院看 護師はそれらをもとに看護計画を立案・実施できる伝達 方法の検討が課題である。

Ⅶ.結論

脳卒中患者 10 名の日常生活動作・自尊感情と看護師 の認識の相違を急性期病院と回復期病院で比較した結 果,患者と看護師間で有意差のあったのは急性期病院で は「ズボン・スカートを脱ぐ」など 2 項目,回復期病院で は「ズボン・スカートを履く」の 1 項目であった。自尊感 情の「落ちこぼれだと思う」は回復期病院の患者が看護師 より有意に低値であった。「誇れるものがある」では急性 期病院の看護師と患者には有意な負の相関があり,回復 期病院では有意な相関がなかった。今後,患者が急性期 聞き取れる」(rs=0.64),「自分が思っていることを話せ る」(rs=0.74),「一日の予定を覚えている」(rs=0.85)で 有意な正相関があったが,回復期病院では有意な相関は なかった。 看護師群と患者群の自尊感情の認識の関係性は,急性 期病院では「私には誇れるものが大してないと感じる(逆 転項目)」(rs=- 0.70)は有意な負の相関があったが,回 復期病院では有意な相関はなかった。

Ⅵ.考察

1. 急性期・回復期病院の看護師と患者の日常生活動 作・自尊感情の認識の相違と課題 患者の日常生活動作の運動項目の認識は,急性期病院・ 回復期病院看護師群がともに食事や整容などで高値,移 動については低値であったが,急性期と回復期の 2 群間 で有意差はなかった。食事や整容・移動等の日常生活動 作は,脳卒中リハビリテーション治療において改善すべ き最大の課題であり,その評価は重要である3) とされて いる。今回の調査の対象看護師は,急性期・回復期病院 共に看護師経験年数が平均約 10 年であり,当該病棟経 験年数も平均約 3 年と比較的経験があったため,顕在的 である運動項目は捉えやすかったのではないかと考えら れる。看護師は,急性期・回復期病院共に PT(Physical Therapist)や OT(Occupatioal Therapist)といったセラ ピストと定期的にカンファレンスを実施していたため, 他職種とのチームカンファレンス等が運動項目等の認識 に有意差がなく , 同等であったことが考えられる。 患者が相手の言ったことを聞き取れることや自分が 思っていることを話せること,一日の予定を覚えている ことについて,急性期病院と回復期病院の看護師群間で 有意差はないが急性期病院では患者より高値を示し,回 復期病院では患者より低値であった。患者が行動に移す 場合,自己の行動を正確に認知できることが重要であり, 認知のずれが危険な移乗動作による転倒を引き起こすと されている10) 。つまり患者は行動ができると認識して いても,看護師が過小評価すると必要以上に介助するこ とになり,過大評価すると事故につながる危険がある。 急性期・回復期病院に関わらず看護師は,患者の理解や 記憶といった潜在的である認知項目について適切に捉え ていくことが重要である。 回復期病院の看護師は,患者が落ちこぼれだと思うこ とについて有意に高値であった。患者は脳卒中による障 害によりリハビリテーション開始直後に日常生活行動に 失敗し落ち込み,劣等感を抱くことが多く2),日常生活動 作の再獲得にも影響すると考えられる。患者が回復期病 院において日常生活動作を再獲得できるよう看護師は患 者の落ち込む思いを的確に捉えていくことが重要である。

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病院から回復期病院に転院し自信を持って回復していく ためには,急性期病院看護師は患者の心身の変化を的確 に把握・伝達し,回復期病院看護師が活用できる情報と 伝達方法の検討が課題である。 文献 1) 厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課(2008)平 成 20 年患者調査の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/ hw/kanja/08/index.html. 2) 菊池晴彦(2009)脳神経ナース必携 脳卒中看護実践マニュアル. メディカ出版,大坂府. 3) 日本リハビリテーション医学会診療ガイドライン委員会編, (2007)脳卒中リハビリテーション連携パス 基本と実践のポイン ト.医学書院,東京都. 4) 菊地晴彦(2009)脳神経ナース必携・脳卒中看護実践マニュアル. メディカ出版,大阪府,22. 5) 落合芙美子(2011)新体系看護学全書別巻リハビリテーション看 護.メディカルフレンド社,東京都.

6) Rosenberg, M(1956)Society and the abolescent self-image. Prinston Univ. Press.

7) 千野直一,椿原彰夫,園田茂,他(2012)脳卒中の機能評価− SIAS と FIM[基礎編].金原出版,東京都 .

8) Mimura C & Griffths P(2007)A Japanese version of the Rosenberg Self-Esteem Scale:Translation and equivalence assessment. J Psychosomatic Res, 62: 589-594.

9) 内田知宏,上埜高志(2010)Rosenberg 自尊感情尺度の信頼性及 び妥当性の検討− Mimura & Griffths 訳の日本語版を用いて−. 東北大学大学院教育学研究科研究年報,58(2):257-265. 10) 高杉紳一郎,藤芳照,征矢野あや子(2008)病棟での転倒リスク 評価と予防介入.骨粗鬆症治療,7(39):33-37. 11) 石川誠(2013)回復期リハ病棟の課題と展望.回復期リハビリテー ション病棟協会第 21 回研究大会 実態調査報告,12-17. 12) 百田武司,西亀正之(2002)脳卒中患者の回復過程における主観 的体験.広島大学保健学 ジャーナル,2(1):41-50.

表 4 急性期病院・回復期病院看護師と患者の日常生活動作・自尊感情の認識の関係性 急性期病院 回復期病院 看護師群 (n=10)VS 患者群 (n=10) 看護師群 (n=10)VS 患者群 (n=10) 項目 細項目 r s p rs p 運動項目 食事 エプロンをつける 0.87  ** 食べ物を切り分ける 0.68  * ふたを開ける 0.84  ** 食べ物を口に運ぶ 1.00  ** 咀嚼し、飲みこむ 1.00  ** 整容 歯磨きなどの口腔ケア 0.99  * 整髪 0.68  * 手洗い 1.

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