調査報告書 13-07
釜山港 T/S 日本発着貨物の現状分析とモデル化
平成 26(2014)年 3 月
まえがき
本調査報告書は,公益財団法人国際東アジア研究センター(ICSEAD)の研究プロジェク ト「釜山港 T/S 日本発着貨物の現状分析とモデル化」(2013 年度実施)の成果物として提出 したものである。当プロジェクトは,2012 年度に実施した「九州地方を中心とする東アジ アシームレス物流の可能性の統計的基盤調査」プロジェクトの続編でもあり,研究対象を 具体化して深度のある報告書として仕上げることに努めている。 かつて東アジア国際海上物流ハブの役割を果たしていた日本の主要拠点港湾は,平成7 年の阪神淡路大震災をきっかけとして成長に伸び悩んでおり,現在も東アジア物流ハブの 座を取り戻せる気配は感じにくい状況にある。それには,シンガポール・中国・韓国とい ったグローバル物流ハブを目指している近隣の強力なライバルの存在と,荷主と船社の経 済活動の結果による日本港湾離れが大いに起因しているであろう。特に,最近は韓国の釜 山港を日本の外貿に利用する,いわば「日本港湾の釜山港フィーダー航路化」の傾向も顕 著になっているようである。日本の港湾政策の一面から見れば非常に残念なことであるが, 裏返してみると,むしろ今後の日本港湾の歩むべき姿や港湾物流経済の活路が見出せる可 能性もある。 本調査研究の目的は,最近の日本港湾の釜山港フィーダー航路化の現状を明らかにし, その示唆点を考察する上,今後の日本港湾のグローバル化に向けて展望することである。 本研究目的を達成するため,(i) 日本港湾の釜山港フィーダー航路化分析用データベース の構築と統計分析,(ii) 韓国でのフィールド調査による日韓海峡圏を中心とする広域物流シ ステムの提案,(iii) 最近のグローバル港湾運営会社や港湾公社たちの海外市場進出戦略と 考慮すべき要因分析などに焦点を合わせた研究を行っている。 激変している国際海上物流市場の本質を見極め,適切な提言に結び付けることは至難の 業であるが,本調査研究の結果が今後の北部九州地域を中心とする日本の国際海上物流問 題の方向性を検討する際の一種の情報源として用いられれば幸いである。 平成 26(2014)年 3 月 プロジェクト研究代表者 韓 成一要旨
かつて東アジア物流ハブの役割を果たしていた日本の主力港湾であるが,近年の日本企 業の海外現地法人生産拡大や荷主と船社の経済性追求の結果に起因する日本港湾離れの傾 向が強い。特に,最近は日本港湾の韓国港湾フィーダー航路化が急速に進んでいる。即ち, 日本の外貿コンテナ貨物が日本の主力港湾ではなく,安価で便宜性の良い韓国の港湾(主 に釜山港)を外貿の拠点として利用する傾向が現れている。 釜山港は,世界第 5 位のコンテナ貨物取扱量を誇る韓国の代表的港湾であり,韓国全港 湾の外貿コンテナ貨物の 7 割以上,外貿コンテナ積み替え貨物の 9 割以上を担っている。 1990 年代から始まった韓国政府の強力な東アジア物流ハブ政策を背景に順調に成長してお り,2006 年釜山新港が開港してからは益々外貿コンテナ貨物取扱量が増加する傾向にある。 このような背景の下で,本調査報告書は最近の日本港湾の釜山港フィーダー航路化の動 向について調査分析し,その結果が示唆する点について考察することを研究目的としてい る。また本稿では,釜山新港におけるグローバル物流の先進事例を考察し,九州地域と釜 山の地理的利点を生かしたグローバル物流事業の展開について提言する。そして最近のグ ローバル港湾運営会社や港湾公社たちの海外港湾市場進出戦略について分析し,港湾事業 が海外市場に進出する際に考慮すべき重要要因と投資候補国を導出する。 本調査報告書は,大きく 3 つの章で構成される。 第 1 章では,「釜山港で積み替えられる日本発着外貿コンテナ貨物の現状分析」について 述べた。日本港湾の釜山港フィーダー航路化の現状は,日本の外貿コンテナ貨物が釜山港 で積み替えられる統計データを捉えて分析することになるが,日韓両国の港湾統計を併用 することによってデータ分析を可能にした。主な分析結果は以下のとおりである。 Ÿ 博多港が,輸出入ともに全国で最も多い外貿コンテナ貨物を釜山港で処理, Ÿ 北九州港の外貿コンテナ貨物量は博多港の約半分,下関港は博多港の約 1/6 程度, Ÿ 釜山港利用の年平均伸び率(2000~2014 年の 14 年間)で,北九州港は輸出 13.3%,輸入 7.7%,博多港は同順 8.5%,6.4%,下関港は同順-11.3%,-0.3%のマイナス伸び率, Ÿ 北九州港の釜山港利用輸出傾向の伸び率が顕著,下関港はほとんどローカル貨物, Ÿ 日韓間の貿易不均衡などによるローカルコンテナ貨物の空コンテナ率が大きい, Ÿ 国際コンテナ戦略港湾(京浜港と阪神港)の外貿コンテナ貨物が釜山港で積み替えられ る傾向を検出,14 年間の年平均伸び率でほとんどの戦略港湾が 10%以上, Ÿ 港湾政策が施行された 2010 年以降も釜山港処理コンテナ貨物量は平然と増加 主な分析結果は以上であるが,日本港湾の競争力を付けて釜山港に競り勝つという国際 コンテナ戦略港湾政策の趣旨から見れば,悲観的な結果である。もう釜山港と競争する施 策ではなく,グローバルな視点から釜山港を活用する物流政策を講じるべき時代であり, その先頭に立つ九州地域港湾の役割が重要になってきている。 第 2 章では,今後の有効な物流ビジネスモデルの提案として「日韓物流ビジネスの活性化方案」について述べた。昨今の企業生産体系の地理的分散と拡大による国際分業化とグ ローバル SCM(Supply Chain Management)システムへの拡張は,物流産業分野の高度成長 をもたらしてきた。代表的なグローバル SCM 拡張地域は北東アジアであり,その中心に日 本と韓国が位置している。日本と韓国は,経済成長と貿易の面で互いに重要なパートナー シップの関係にあり,活発な貿易活動が行われているため,数多くの物流ビジネスのチャ ンスが潜在している。しかし,現在の日本と韓国間の物流ビジネス状況を分析すると,輸 送と保管などの多様な面において高付加価値的な物流活動が成されているとは言えない。 そこで本研究では,日韓物流ビジネスの活性化方案を考察するために,グローバルな物 流環境の変化に伴う代表的なグローバル SCM 連携輸送の事例と,釜山新港の背後敷地に入 居している企業の物流ビジネスモデルの事例について考察した。例えば,釜山新港の背後 物流団地を会社の物流拠点として活用している外国企業(船舶・機械設備・LCD 部品・自 動車部品などの業種)が増えており,リードタイムの短縮によるコスト削減の他に加工後 再輸出などで顧客サービス向上の効果を得ている。 また,実際の日韓間高付加価値物流ビジネスの事例を分析することによって,日韓物流 ビジネスの活性化方案について提案した。具体的には,日韓両国の特定地域内に共同物流 センターを構築し相互活用することによって,物流倉庫の確保とともに投資の負担を軽減 することができる。また,Ro-Ro 船を活用した One-day 日韓物流ビジネスネットワークを構 築することで低費用・高速物流システムを実現し,互いに Win-Win となる高付加価値物流 を可能にするなどが考えられる。
第 3 章では,「Global Terminal Operator の戦略と海外港湾市場進出」について述べた。 昨今のグローバル貿易拡大による港湾需要の大幅な増加により,特に経済新興国を中心 とする港湾開発計画が推進されつつある。それに伴い,既存の港湾事業先進国からの新し い収益源を求めた海外港湾市場への進出が著しくなっているが,それには大規模な資金が 必要である上,新興国家市場に対する投資リスクが大きいという一面もある。
本研究の目的は,港湾事業の海外進出の際に考慮すべき重要要因を検出することである。 そのため,最近の急成長しているグローバル港湾運営会社(Global Terminal Operator)の海 外港湾市場進出戦略について検討し,その特徴と成功要因について考察した。次に,最近 海外港湾事業進出に積極性を示している韓国港湾公社を対象に情報収集およびその分析を 行った。即ち,韓国港湾公社が海外港湾市場へ進出する際に考慮すべき重要要因は何か, 進出可能な投資候補国は何処かの選択問題について,指数化法(Index Theory)と階層分析 法(AHP)を用いて評価した。その結果,海外港湾市場進出時の重要な要因として,市場 の規模,国家危険度,成長潜在力,社会間接資本(SOC)水準,国家信用度などが検出され た。検出された要因による評価では,UAE,Malaysia,Saudi Arabia,Oman などの国が潜在 的な投資対象国として適切であるという結果となった。
執筆者一覧
韓 成一 公益財団法人 国際東アジア研究センター 上級研究員 (第 1~3 章担当,全章総括) 金 栗聖 財団法人 釜山発展研究院 研究委員 (第 2 章担当) 韓 哲煥 韓国東西大学 国際学部 国際物流学専攻 副教授 (第 3 章担当)i
目次
まえがき 要旨 執筆者一覧 第 1 章 釜山港で積み替えられる日本発着外貿コンテナ貨物の現状分析 1 1. はじめに 1 2. 研究対象 2 2.1 北部九州 3 港 2 2.2 韓国の釜山港 4 3. 韓国港湾を利用する日本の外貿コンテナ貨物量 8 3.1 韓国全港湾と日本全港湾の場合 8 3.2 釜山港と日本全港湾の場合 14 3.3 北部九州 3 港の外貿コンテナ貨物の韓国港湾利用度 20 3.4 博多港の韓国港湾利用状況 22 3.5 北九州港の韓国港湾利用状況 25 3.6 下関港の韓国港湾利用状況 27 4. 日本港湾の釜山港 T/S 経由外貿コンテナ貨物の動向 30 4.1 日本の釜山港 T/S 経由輸出港 30 4.2 日本の釜山港 T/S 経由輸入港 33 5. CAGR による日本港湾の釜山港利用度伸び率分析 35 6. 結論と示唆点 36 データの出所および参考文献 38 第 2 章 日韓物流ビジネスの活性化方案 39 1. グローバル物流の環境変化と事例 39 1.1 物流環境パラダイムの変化 39 1.2 グローバル SCM 運営方式の変化 40 1.3 東日本大震災後の SCM リスク分散 41 2. 企業におけるグローバル SCM 連携輸送の事例 42 2.1 電子製品製造企業のグローバル SCM 連携輸送の事例 42 2.2 自動車製造企業のグローバル SCM 連携輸送の事例 44 2.3 機械部品製造企業のグローバル SCM 連携輸送の事例 45 3. 釜山新港背後敷地の物流ビジネスの事例 46 3.1 A グループ社の新港背後地物流センター運営の事例 46ii (1) CGPC モデル 46 (2) 新造船統合調達物流モデル 51 3.2 BIDC と C&S 国際物流センター 53 4. 日韓物流ビジネスモデルの事例 54 4.1 L 社の LCD 装備輸送の事例 54 4.2 日産自動車の自動車部品輸送(Milk Run)の事例 57 5. 日韓物流ビジネスの活性化方案 59 5.1 日韓共同物流センターの構築と相互活用 59 5.2 Ro-Ro 船を活用した One-day 日韓物流ビジネスネットワークの構築 60 5.3 物流関連人力の養成と交流の活性化 61 参考文献 62
第 3 章 Global Terminal Operator の戦略と海外港湾市場進出 63
1. はじめに~問題の提起 63 2. GTO の登場背景と類型 65 2.1 GTO の登場背景 65 2.2 GTO の定義と類型 66 3. GTO の海外港湾市場進出戦略 70 3.1 水平的統合化(Horizontal Integration) 70 3.2 垂直的統合化(Vertical Integration) 70 3.3 多様化戦略(Diversification strategy) 73 3.4 戦略的提携(Strategic alliance) 74
3.5 持分共有協定(Equity sharing agreement) 76
3.6 金融危機以降の合理化戦略(Rationalization strategy) 79 4. 海外港湾市場状況の評価 81 4.1 評価要因の選定と重みの算定 81 4.2 海外港湾市場の現状評価分析 87 5. 結論 90 5.1 研究結果のまとめ 90 5.2 港湾公社の海外港湾事業進出に向けて 90 付表(評価指標統計資料の出所) 92 参考文献 93
1
第 1 章
釜山港で積み替えられる日本発着外貿コンテナ貨物の
現状分析
韓 成一
(国際東アジア研究センター)
要旨 最近の東アジア経済の飛躍的な発展とともに,中国,シンガポールと韓国などによるア ジア物流ハブの座を取り巻く熾烈な競争が激しい。また,昨今のグローバル経済の影響に より,国際物流の動向にも変化が出てきた。かつてアジア物流ハブの役割を果たしていた 日本の主力港湾であるが,近年の日本企業の海外現地法人生産拡大や荷主と船社の経済性 追求の結果に起因する日本港湾離れの傾向が益々強くなっている。特に,最近は日本港湾 の韓国フィーダー航路化が急速に進んでおり,日本の外貿コンテナ貨物が日本の主力港湾 ではなく,安価で便宜性の良い韓国の港湾(主に釜山港)を外貿の拠点として利用してい るのである。 そこで本稿では,日本の外貿コンテナ物流に韓国の釜山港を積み替え港として利用する 最新の傾向を,日韓の官庁統計を用いて分析することによって明らかにする。特に,北部 九州の関門港(北九州港と下関港)と博多港の動向について詳述し,今後の動向について 展望する。 キーワード: 国際海上コンテナ物流,外貿コンテナ貨物,T/S コンテナ貨物, 空コンテナ貨物,港湾統計,ハブ&スポーク, 1. はじめに 最近の世界経済における中国経済の台頭や,韓国・台湾・ASEAN などアジア諸国の飛躍 的な経済発展により,国際貿易の構造変化が激しい。日本の国際貿易に関する政策面でも 既存の欧米・欧州中心の国際貿易のみならず,アジア域内貿易の変化をよく察知して施策 を講じる必要がある。特に最近の日本の港湾物流分野においては,なかなか明確な成果を 出せず混迷が続いている中,より柔軟な発想と対応が必要であろう。かつて東アジア物流2 ハブの役割を果たしていた日本港湾であるが,近年の日本企業の海外現地法人での生産拡 大や荷主と船社の経済行動の結果に起因する日本港湾離れの傾向が強い。特に,最近は日 本港湾の韓国港湾フィーダー航路化が急速に進んでおり,日本の外貿コンテナ貨物が日本 の重要拠点港ではなく,安価で便宜性の良い韓国の港湾(主に釜山港)を外貿の拠点とし て利用する傾向が強くなっている。 そこで本稿では,最近の日本と韓国の間で生じている「日本港湾の韓国釜山港フィーダ ー航路化」に注目し,日本の諸港湾を発着する外貿1コンテナ貨物が韓国の釜山港で T/S2さ れる動向について統計分析し,その示唆点について考察する。 ところが,韓国釜山港を T/S する日本の外貿貨物の統計は一般に得られ難いことがよく知 られている。そのため,本稿の分析に用いるデータは,国土交通省の「港湾調査」による 外貿コンテナ貨物統計の他に,韓国関税庁「輸出入貿易統計」から取れるコンテナ貨物統 計を有効に活用した。両国統計の整合性を確認した上で分析用データベースを構築し,本 研究目的を達成している。 2. 研究対象 2.1 北部九州 3 港 国土交通省の港湾調査「港別集計値(2012 確報)」によれば,日本の外貿コンテナ貨物量 の 8 割近くは 5 大港(東京・横浜・名古屋・神戸・大阪)が担っている(正確には,輸出 コンテナの 77.8%,輸入コンテナの 78.5%)。また,日本全国港湾の上位 20 位でほぼ 95%の 外貿コンテナ貨物量を処理していることになる。「国際戦略港湾」・「国際拠点港湾」・「重要 港湾」の港格だけで 126 個もの港湾が存在する日本の場合,集中と分散の分かれ道の上で 実に悩ましい問題を抱えていることが分かる。 一方,本稿で主に取り上げたい北部九州 3 港(博多港・北九州港・下関港)の場合,3 港 合計で輸出コンテナ 667,051TEU3,輸入コンテナ 658,276TEU の実績を残しており,輸出 7.7%, 輸入 7.5%の全国シェアに止まる。残りの九州全地域(沖縄を含む)の外貿コンテナ貨物量 を加えた場合でも輸出コンテナ 801,091TEU(9.2%の全国シェア),輸入コンテナ 821,593TEU (9.4%の全国シェア)として日本全国の 1 割を満たない。山口県全港の外貿コンテナ貨物 量まで加えるならば,輸出コンテナ 867,090TEU(10.0%の全国シェア),輸入コンテナ 862,727TEU(9.8%の全国シェア)として何とか無理矢理に 1 割であると言い張れるように なる(統計の詳細は,表 1-1 と表 1-2 を参照)。九州経済の日本経済に占める割合が約 10% 1 外貿とは,「外国貿易」の略として外国との間で輸送されることを意味する物流用語であ る。一方,国内の他港との間で輸送される場合は「内貿(内国貿易)」と呼ぶ。 2 T/S とは,Transshipment の略として「積み替え」の意味である。
3 TEU とは,Twenty-foot equivalent units の略,20 feet コンテナを 1 単位としたコンテ
3 程度であることから「九州の一割経済」とよく言われるが,九州港湾の外貿コンテナ貨物 量の場合ではそこまでも行っていない現状である。 表 1-1 九州・山口地域港湾のコンテナ貨物取扱量実績(2012 年基準,外貿合計順) 表 1-1 は,九州地域 42 港湾,山口県 8 港湾の合計 50 港湾を対象にしており,外貿や内貿 のどちらかでも実績のあった 27 港湾を載せている。本研究の目的から外貿合計の順で並べ 直すと,博多港-北九州港-下関港の順になった。九州地域の外貿の 7 割以上担っている 北九州 3 港を研究対象にすることは妥当であると考えられる。 表 1-2 は,九州・山口地域港湾コンテナ貨物量の全国シェアと順位を表しており,表 1-1 と合わせて北部九州 3 港の日本港湾における位置付けがよく分かる。 九州42港+山口県8港(50港) (単位:TEU) 合計 外貿合計 輸出 輸入 内貿合計 移出 移入 福岡県 国際拠点港湾 博多 906,979 818,546 404,042 414,504 88,433 47,403 41,030 福岡県 国際拠点港湾 北九州 506,072 434,114 226,439 207,675 71,958 27,829 44,129 山口県 国際拠点港湾 下関 72,841 72,667 36,570 36,097 174 88 86 鹿児島県 重要港湾 志布志 91,644 71,356 34,260 37,096 20,288 11,870 8,418 沖縄県 重要港湾 那覇 217,642 62,090 18,570 43,520 155,552 18,591 136,961 山口県 国際拠点港湾 徳山下松 112,994 59,968 36,316 23,652 53,026 20,321 32,705 佐賀県 重要港湾 伊万里 53,344 51,397 24,813 26,584 1,947 1,897 50 大分県 重要港湾 大分 36,151 30,030 16,472 13,558 6,121 1,827 4,294 宮崎県 重要港湾 細島 29,025 26,720 13,982 12,738 2,305 533 1,772 山口県 重要港湾 三田尻中関 38,183 21,730 13,449 8,281 16,453 5,880 10,573 山口県 重要港湾 岩国 45,650 18,583 12,596 5,987 27,067 10,804 16,263 鹿児島県 重要港湾 川内 19,040 14,034 8,820 5,214 5,006 590 4,416 熊本県 重要港湾 八代 12,410 11,367 5,455 5,912 1,043 647 396 福岡県 重要港湾 三池 10,051 10,051 796 9,255 0 0 0 宮崎県 重要港湾 油津 8,562 7,816 3,894 3,922 746 342 404 山口県 重要港湾 宇部 21,638 6,852 3,638 3,214 14,786 7,140 7,646 長崎県 重要港湾 長崎 6,286 6,286 3,169 3,117 0 0 0 熊本県 重要港湾 熊本 5,033 5,033 2,646 2,387 0 0 0 沖縄県 重要港湾 石垣 45,632 1,177 1,163 14 44,455 21,765 22,690 鹿児島県 重要港湾 鹿児島 89,207 0 0 0 89,207 67,237 21,970 沖縄県 重要港湾 平良 43,081 0 0 0 43,081 21,356 21,725 鹿児島県 重要港湾 名瀬 16,412 0 0 0 16,412 7,457 8,955 沖縄県 地方港湾 本部 16,181 0 0 0 16,181 8,042 8,139 長崎県 重要港湾 福江 16,056 0 0 0 16,056 8,028 8,028 鹿児島県 重要港湾 西之表 8,951 0 0 0 8,951 1,677 7,274 沖縄県 重要港湾 中城湾 1,931 0 0 0 1,931 1,149 782 長崎県 重要港湾 厳原 217 0 0 0 217 217 0 出所:国土交通省「港湾調査:港別集計値(2012確報)」をもとに著者作成。 平成24年コンテナ貨物取扱い量 都道府県 港格 港湾
4 表 1-2 九州・山口地域港湾コンテナ貨物量の全国シェアと順位(2012 年基準) 2.2 韓国の釜山港 本節では,本稿の研究対象である釜山港の韓国全港湾での位置づけについて調べる。現 時点(2014 年 3 月)における釜山港の最新統計と設備状況などをアップデートしておく。 【釜山港の最新情報】 東アジアグローバル物流ハブを目標に,韓国政府の全幅的なサポートを得ながら飛躍的 な発展を遂げている釜山港(釜山新港を含む)に関する情報を BPA(Busan Port Authority: 釜山港湾公社)の HP で調べることができる。とはいえ,釜山港で取り扱われる外貿コンテ ナ貨物量の詳細情報は海洋水産部や関税庁の資料ほどではなく,主に釜山港の概要と沿革, 事業内容と実績概要に止まる。また,韓国語版サイトは充実しているものの,他の言語版 は概略版だけなので,本稿で紹介したい重要内容の最新バージョンを取り上げることにす る。下の表 1-3 は韓国の全港湾と釜山港のコンテナ貨物取扱量を示したものであり,韓国に おける釜山港の位置づけが一目瞭然に分かる。 九州42港+山口県8港(50港) 合計 輸出 輸入 移出 移入 合計 輸出 輸入 移出 移入 福岡県 国際拠点港湾 博多 4.4% 4.6% 4.7% 2.9% 2.4% 6 6 6 7 10 福岡県 国際拠点港湾 北九州 2.4% 2.6% 2.4% 1.7% 2.6% 8 7 7 14 9 山口県 国際拠点港湾 下関 0.4% 0.4% 0.4% 0.0% 0.0% 21 15 18 70 73 鹿児島県 重要港湾 志布志 0.4% 0.4% 0.4% 0.7% 0.5% 18 17 17 23 30 沖縄県 重要港湾 那覇 1.0% 0.2% 0.5% 1.1% 8.1% 11 27 15 19 3 山口県 国際拠点港湾 徳山下松 0.5% 0.4% 0.3% 1.2% 1.9% 16 16 24 18 14 佐賀県 重要港湾 伊万里 0.3% 0.3% 0.3% 0.1% 0.0% 27 21 21 47 74 大分県 重要港湾 大分 0.2% 0.2% 0.2% 0.1% 0.3% 39 30 32 48 41 宮崎県 重要港湾 細島 0.1% 0.2% 0.1% 0.0% 0.1% 43 36 34 61 48 山口県 重要港湾 三田尻中関 0.2% 0.2% 0.1% 0.4% 0.6% 38 37 41 36 26 山口県 重要港湾 岩国 0.2% 0.1% 0.1% 0.7% 1.0% 32 39 46 24 23 鹿児島県 重要港湾 川内 0.1% 0.1% 0.1% 0.0% 0.3% 48 42 49 59 40 熊本県 重要港湾 八代 0.1% 0.1% 0.1% 0.0% 0.0% 60 48 47 57 65 福岡県 重要港湾 三池 0.0% 0.0% 0.1% 0.0% 0.0% 62 62 37 79 81 宮崎県 重要港湾 油津 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 64 49 52 64 64 山口県 重要港湾 宇部 0.1% 0.0% 0.0% 0.4% 0.5% 47 50 54 33 35 長崎県 重要港湾 長崎 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 66 51 55 83 85 熊本県 重要港湾 熊本 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 69 55 57 84 86 沖縄県 重要港湾 石垣 0.2% 0.0% 0.0% 1.3% 1.3% 33 60 63 16 18 鹿児島県 重要港湾 鹿児島 0.4% 0.0% 0.0% 4.1% 1.3% 19 66 67 5 19 沖縄県 重要港湾 平良 0.2% 0.0% 0.0% 1.3% 1.3% 35 68 69 17 20 鹿児島県 重要港湾 名瀬 0.1% 0.0% 0.0% 0.5% 0.5% 50 70 71 32 29 沖縄県 地方港湾 本部 0.1% 0.0% 0.0% 0.5% 0.5% 51 71 72 28 31 長崎県 重要港湾 福江 0.1% 0.0% 0.0% 0.5% 0.5% 52 72 73 29 33 鹿児島県 重要港湾 西之表 0.0% 0.0% 0.0% 0.1% 0.4% 63 75 76 50 36 沖縄県 重要港湾 中城湾 0.0% 0.0% 0.0% 0.1% 0.0% 75 77 78 53 57 長崎県 重要港湾 厳原 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 84 84 85 67 79 出所:国土交通省「港湾調査:港別集計値(2012確報)」をもとに著者作成。 都道府県 港格 港湾 平成24年全国シェア 平成24年全国順位
5 表 1-3 韓国全港湾と釜山港のコンテナ貨物取扱量と釜山港シェア 出所:BPA ホームページをもとに作成(2014 年 3 月現在)。 図 1-1 は表 1-3 を図示したものであり,韓国全港湾における釜山港の位置付けのイメージ がすぐ湧いてくる。まず,図 1-1 の(a)により,2013 年現在,韓国の全港湾で取り扱うコ ンテナ貨物の 75.4%を釜山港が担っていることが分かる。ローカル輸入貨物の場合(b)は 63.8%,ローカル輸出貨物の場合(c)は 67.3%となっているが,その推移から見れば,釜山 港の輸出入コンテナ貨物の占有率は過去に比べて徐々に下落傾向にあることがよく分かる。 一方,T/S プコンテナ貨物の場合(d)は 93.9%として韓国における全 T/S コンテナ貨物の 9 割以上が釜山港で処理されている。しかし,1990 年代後半からの光陽・仁川・蔚山港など の整備および韓国の港湾分散政策(例えば,Two Port System 政策)などにより,韓国港湾 T/S コンテナ貨物における釜山港シェアは一時的に下落傾向に転じる。その後,2006 年の釜 山新港の開港をきっかけに T/S コンテナ貨物量の釜山港シェアは回復しつつある現状であ るが,元々韓国における T/S ワンポートとしての位置づけに変わることはしばらくないであ ろう。 図 1-2 は韓国全港湾と釜山港のコンテナ貨物 T/S 率4の推移を比較している(直線近似(a) と 5 区間移動平均(b)による比較)。全港湾と釜山港ともに順調な増加傾向を見せている ようであるが,釜山港以外の韓国諸港湾に比べ釜山港 T/S 率の伸び率の方がはるかに増加傾 向にあると言えよう。直接ではなく間接的な比較ではあるが,韓国全港湾の範疇に釜山港 が属することと,韓国全港湾の T/S コンテナ貨物量に占める釜山港の圧倒的なシェアの大き 4 コンテナ貨物の T/S 率(%)は,「T/S コンテナ貨物量」÷「全コンテナ貨物量」×100(%)。 (単位:TEU,%) 合計 輸入 輸出 T/S 沿岸 合計 輸入 輸出 T/S 沿岸 合計 輸入 輸出 T/S 沿岸 1993 3,203,966 1,343,620 1,597,031 263,315 - 3,070,681 1,274,737 1,532,629 263,315 - 95.8% 94.9% 96.0% 100.0% -1994 4,034,667 1,653,106 1,787,553 594,008 - 3,825,565 1,537,130 1,694,427 594,008 - 94.8% 93.0% 94.8% 100.0% -1995 4,800,977 1,915,988 2,025,691 859,298 - 4,502,596 1,749,880 1,893,418 859,298 - 93.8% 91.3% 93.5% 100.0% -1996 5,374,322 2,067,930 2,192,310 942,658 171,424 4,843,982 1,838,164 1,980,991 941,352 83,475 90.1% 88.9% 90.4% 99.9% 48.7% 1997 6,019,237 2,308,721 2,405,554 1,105,513 198,512 5,332,744 1,992,846 2,136,207 1,104,827 98,684 88.6% 86.3% 88.8% 99.9% 49.7% 1998 6,677,565 2,507,152 2,650,519 1,213,864 306,030 5,891,168 2,153,775 2,385,316 1,213,864 138,213 88.2% 85.9% 90.0% 100.0% 45.2% 1999 7,687,871 2,837,953 2,894,817 1,660,553 294,548 6,439,589 2,271,997 2,406,194 1,632,473 128,925 83.8% 80.1% 83.1% 98.3% 43.8% 2000 9,116,448 3,194,890 3,193,637 2,454,101 273,820 7,540,387 2,483,753 2,551,162 2,389,956 115,516 82.7% 77.7% 79.9% 97.4% 42.2% 2001 9,990,111 3,305,554 3,285,196 3,110,783 288,578 8,072,814 2,496,764 2,513,877 2,942,983 119,190 80.8% 75.5% 76.5% 94.6% 41.3% 2002 11,889,798 3,645,481 3,710,129 4,204,545 329,643 9,453,356 2,729,332 2,729,399 3,887,457 44,168 79.5% 74.9% 73.6% 92.5% 13.4% 2003 13,185,867 4,110,221 4,072,032 4,598,367 405,247 10,407,809 3,029,020 3,005,983 4,251,076 121,730 78.9% 73.7% 73.8% 92.4% 30.0% 2004 14,523,138 4,518,485 4,506,021 5,158,203 340,429 11,491,968 3,286,361 3,308,609 4,791,942 105,056 79.1% 72.7% 73.4% 92.9% 30.9% 2005 15,209,710 4,727,995 4,682,664 5,530,682 268,369 11,840,445 3,309,028 3,270,078 5,176,923 84,416 77.8% 70.0% 69.8% 93.6% 31.5% 2006 15,964,896 5,061,308 5,062,080 5,673,078 168,430 12,038,786 3,429,141 3,374,042 5,207,731 27,872 75.4% 67.8% 66.7% 91.8% 16.5% 2007 17,543,923 5,652,422 5,601,657 6,155,229 134,615 13,261,484 3,752,747 3,691,003 5,811,167 6,567 75.6% 66.4% 65.9% 94.4% 4.9% 2008 17,921,168 5,850,156 5,749,842 6,185,750 135,420 13,452,786 3,853,127 3,784,946 5,807,848 6,865 75.1% 65.9% 65.8% 93.9% 5.1% 2009 16,341,378 5,127,507 5,241,677 5,718,840 253,354 11,980,325 3,266,708 3,302,018 5,372,485 39,114 73.3% 63.7% 63.0% 93.9% 15.4% 2010 19,368,960 6,158,756 6,190,590 6,641,388 378,227 14,194,334 3,913,611 3,922,723 6,276,458 81,542 73.3% 63.5% 63.4% 94.5% 21.6% 2011 21,609,869 6,755,001 6,657,132 7,719,358 478,382 16,184,706 4,402,736 4,305,315 7,352,539 124,116 74.9% 65.2% 64.7% 95.2% 25.9% 2012 22,550,275 6,824,821 6,836,967 8,498,158 390,329 17,046,177 4,381,647 4,426,488 8,147,546 90,496 75.6% 64.2% 64.7% 95.9% 23.2% 2013 23,469,238 6,937,010 7,010,597 9,321,245 200,386 17,686,099 4,424,105 4,509,339 8,748,453 4,202 75.4% 63.8% 64.3% 93.9% 2.1% 注:1993~1995年資料には沿岸貨物が含まれる。 釜山港シェア 年度 韓国全港湾 釜山港
6 さを勘案すれば,韓国釜山港の T/S コンテナ貨物誘致による北東アジア物流ハブ政策の取り 組みは成功的な実績をあげていると判断できる。 (a)合計 (b)輸入 (c)輸出 (d)T/S 出所:表 1-3 をもとに作成。 図 1-1 韓国全港湾で処理されるコンテナ貨物量における釜山港のシェア (a)直線近似 (b)5 区間移動平均 出所:表 1-3 をもとに作成。 図 1-2 韓国全港湾と釜山港の T/S コンテナ貨物量の推移比較 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 5,000,000 10,000,000 15,000,000 20,000,000 25,000,000 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 韓国全港湾 合計 釜山港 合計 釜山港シェア 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 韓国全港湾 輸入 釜山港 輸入 釜山港シェア 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 韓国全港湾 輸出 釜山港 輸出 釜山港シェア 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 7,000,000 8,000,000 9,000,000 10,000,000 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 韓国全港湾 T/S 釜山港 T/S 釜山港シェア 39.7% 49.5% y = 0.0137x + 0.1373 R² = 0.8167 y = 0.019x + 0.1368 R² = 0.8829 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 韓国全港湾 T/S率 釜山港 T/S率 39.7% 49.5% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 韓国全港湾 T/S率 釜山港 T/S率
7 釜山港は,既存の北港と 2006 年に開港した釜山新港として構成される。北港には,6 つ のコンテナ埠頭があり,具体的には,子城台(ザソンデ),神仙台(シンソンデ),戡蛮(ガ ンマン),牛岩(ウアム),甘川(ガムチョン),新戡蛮(シンガンマン)である。釜山新港 が開港して以来,既存の北港は再開発事業(事業期間:2008 年~2019 年)に入っており, 北港の既存埠頭の競争力低下による機能の再配置,物流中心の港湾機能を釜山市民と商 業・文化中心の港湾に改編し,釜山港国際海洋観光拠点開発および親環境ウォーターフロ ント造成を目指ししている。要するに,一部のコンテナ埠頭を除いて釜山港のコンテナ貨 物を釜山新港に担ってもらう政策方針である。下の表 1-4 と図 1-3 より,現在の釜山港のコ ンテナ埠頭の貨物処理実績の推移と釜山新港のシェア伸び率の状況がよく分かる。参考に, 釜山港のコンテナ埠頭設備状況を表 1-5 に示しておく。 表 1-4 釜山港の埠頭別コンテナ処理実績とシェア (a)釜山港コンテナ埠頭別実績 (b)釜山港コンテナ埠頭別実績シェア 出所:表 1-4 をもとに作成。 図 1-3 釜山港の埠頭別コンテナ処理実績とシェアの推移 (単位:TEU,%) 子城台 神仙台 戡蛮 牛岩 甘川 新戡蛮 新港 一般 子城台 神仙台 戡蛮 牛岩 甘川 新戡蛮 新港 一般 埠頭 埠頭 埠頭 埠頭 韓進 埠頭 埠頭 埠頭 シェア シェア シェア シェア シェア シェア シェア シェア 1993 3,070,681 1,123,690 1,006,525 - - - 940,466 36.6% 32.8% 30.6% 1994 3,825,565 1,330,502 1,161,928 - - - 1,333,135 34.8% 30.4% 34.8% 1995 4,502,596 1,538,933 1,262,692 - - - 1,700,971 34.2% 28.0% 37.8% 1996 4,760,507 1,659,830 1,325,917 - - - 1,774,760 34.9% 27.9% 37.3% 1997 5,233,880 1,808,146 1,452,036 - 340,554 - - - 1,633,144 34.5% 27.7% 6.5% 31.2% 1998 5,752,955 1,228,383 1,195,563 879,763 278,692 357,984 - - 1,812,570 21.4% 20.8% 15.3% 4.8% 6.2% 31.5% 1999 6,439,589 1,006,645 1,177,188 1,398,476 348,983 435,895 - - 2,072,402 15.6% 18.3% 21.7% 5.4% 6.8% 32.2% 2000 7,540,387 1,433,801 1,282,135 1,769,120 312,299 386,818 - - 2,356,214 19.0% 17.0% 23.5% 4.1% 5.1% 31.2% 2001 8,072,814 1,272,288 1,319,761 1,922,540 447,693 432,941 - - 2,677,591 15.8% 16.3% 23.8% 5.5% 5.4% 33.2% 2002 9,453,356 1,534,586 1,528,285 2,261,484 502,450 505,959 481,182 - 2,639,410 16.2% 16.2% 23.9% 5.3% 5.4% 5.1% 27.9% 2003 10,407,809 1,584,429 1,768,112 2,546,391 533,285 512,240 745,544 - 2,699,808 15.2% 17.0% 24.5% 5.1% 4.9% 7.2% 25.9% 2004 11,491,968 1,825,523 1,994,881 2,723,733 549,872 548,074 976,321 - 2,873,564 15.9% 17.4% 23.7% 4.8% 4.8% 8.5% 25.0% 2005 11,843,151 2,126,665 1,961,854 2,862,209 577,322 497,661 1,098,615 - 2,718,299 18.0% 16.6% 24.2% 4.9% 4.2% 9.3% 23.0% 2006 12,038,786 2,212,485 2,054,637 2,558,728 548,063 503,654 1,144,650 237,710 2,778,859 18.4% 17.1% 21.3% 4.6% 4.2% 9.5% 2.0% 23.1% 2007 13,261,484 2,274,667 2,400,869 2,842,747 531,276 574,775 1,250,132 579,168 2,807,850 17.2% 18.1% 21.4% 4.0% 4.3% 9.4% 4.4% 21.2% 2008 13,452,786 2,102,969 2,282,903 2,722,447 564,719 556,108 1,210,753 1,579,350 2,433,537 15.6% 17.0% 20.2% 4.2% 4.1% 9.0% 11.7% 18.1% 2009 11,980,325 1,897,842 2,655,718 2,081,426 551,930 42,987 1,165,817 2,690,791 893,814 15.8% 22.2% 17.4% 4.6% 0.4% 9.7% 22.5% 7.5% 2010 14,193,334 1,581,452 2,687,975 1,888,319 612,486 1,186 1,228,056 5,485,227 709,633 11.1% 18.9% 13.3% 4.3% 0.0% 8.7% 38.6% 5.0% 2011 16,184,706 1,479,792 2,570,853 1,840,877 640,337 187 1,240,844 7,750,865 660,951 9.1% 15.9% 11.4% 4.0% 0.0% 7.7% 47.9% 4.1% 2012 17,046,177 1,286,489 2,372,698 1,628,853 569,922 468 1,141,941 9,442,691 603,116 7.5% 13.9% 9.6% 3.3% 0.0% 6.7% 55.4% 3.5% 2013 17,686,099 1,366,534 1,744,861 1,465,206 514,920 264 1,032,732 10,963,367 598,215 7.7% 9.9% 8.3% 2.9% 0.0% 5.8% 62.0% 3.4% 出所:BPAホームページをもとに作成(2014年3月現在)。 合計 区分 0 5,485,227 7,750,865 9,442,691 10,963,367 0 2,000,000 4,000,000 6,000,000 8,000,000 10,000,000 12,000,000 1 9 9 3 1 9 9 5 1 9 9 7 1 9 9 9 2 0 0 1 2 0 0 3 2 0 0 5 2 0 0 7 2 0 0 9 2 0 1 1 2 0 1 3 (TEU) 子城台 神仙台 戡蛮 牛岩 甘川 新戡蛮 新港 一般 38.6% 47.9% 55.4% 62.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 1 9 9 3 1 9 9 5 1 9 9 7 1 9 9 9 2 0 0 1 2 0 0 3 2 0 0 5 2 0 0 7 2 0 0 9 2 0 1 1 2 0 1 3 子城台 神仙台 戡蛮 牛岩 甘川 新戡蛮 新港 一般
8 表 1-5 釜山港のコンテナ埠頭設備状況 出所:BPA ホームページをもとに作成(2014 年 3 月現在)。 3. 韓国港湾を利用する日本の外貿コンテナ貨物量 3.1 韓国全港湾と日本全港湾の場合 韓国海洋水産部海運港湾物流情報センター(SP-IDC)の「海運港湾統計」-「コンテナ 輸送実績統計」(ID 登録が必要)を辿れば,詳しいコンテナ輸送実績を調べることができる。 まず,韓国全港湾においてどれほどのコンテナ貨物の荷動きがあり(T/S 貨物含む),その 中で日本の外貿コンテナ貨物の占める割合を求めてみる。下の表 1-6 は韓国全港湾と世界お よび日本の港湾との間で輸送された外貿コンテナ貨物量のデータである。データは,実入 りコンテナ(「実入り」と略す)と空コンテナ(「空コン」と略す)と区別しており,その 合計を全コンテナと記す(単位は TEU)。なお,特に断らない限り,本稿における「貨物」 子城台 神仙台 戡蛮 新戡蛮 牛岩 新港第1 PNIT 新港第2 PNC 新港第3 HJNC 新港第4 HPNT 新港第5 BNCT 1974~1996 1985~1997 1991~1997 1995~2001 1995~1999 2001~2009 2001~2010 2007~2011 1,084億 ウォン 2,226億 ウォン 4,724億 ウォン 1,781億 ウォン 535億 ウォン 3,881億 ウォン 4,118億 ウォン 6,859億 ウォン 1978.9 (feeder:1996.9) 1991.6 1998.4 2002.4 1996.9 2010.3 2006.1 2009.2 2010.2 2012.1 韓国 ハッチソン CJ大韓通運 釜山 ターミナル 世邦釜山 ターミナル (1,2) インタージス (3,4) 東部釜山 コンテナ ターミナル 牛岩 ターミナル 釜山新港国際 ターミナル 釜山新港湾 韓進海運 新港湾 現代釜山 新港湾 BNCT 従業 員数 406名 527名 320名 368名 236名 450名 1117名 490名 465名 405名 埠頭 全長 1,447m 1,500m 1,400m 826m 500m 1,200m 2,000m 1,100m 1,150m 1,400m 全面 水深 15m 15~16m 15m 15m 11m 16m 16m~17m 18m 16m~17m 16m~17m 荷役
能力 1,700千TEU 2,000千TEU 1,560千TEU 780千TEU 300千TEU 1,380千TEU 2,730千TEU 1,600千TEU 1,600千TEU 1,920千TEU 2010年
実績 1,581千TEU 2,688千TEU 1,888千TEU 1,228千TEU 612千TEU 701千TEU 2,389千TEU 1,553千TEU 837千TEU -2011年
実績 1,480千TEU 2,571千TEU 1,841千TEU 1,241千TEU 640千TEU 927千TEU 3,216千TEU 2,021千TEU 1,577千TEU -2012年
実績 1,286千TEU 2,373千TEU 1,629千TEU 1,142千TEU 570千TEU 1,217千TEU 3,280千TEU 2,443千TEU 1,986千TEU 460千TEU 5万トン級 4隻 5万トン級 2隻 2万トン級 1隻 5万トン級 2隻 5万トン級 2隻 1万トン級 1隻 5千トン級 1隻 5千トン級 2隻 2万トン級 2隻 2万トン級 2隻 敷地 面積 624千㎡ 1,170千㎡ (鉄送含む) 727千㎡ (鉄送含む) 294千㎡ 182千㎡ 840千㎡ 1,286千㎡ 688千㎡ 553千㎡ 785㎡ CY 面積 394千㎡ 806千㎡ 336千㎡ 153千㎡ 158千㎡ 384千㎡ 525千㎡ 346千㎡ 213千㎡ 154千㎡ 建物 面積 38千㎡ 69千㎡ 25千㎡ 12千㎡ 5千㎡ 42.6千㎡ 11千㎡ 15.7千㎡ 10.3千㎡ 82千㎡ CFS 2棟20.5千㎡ 10.5千㎡ 8.4千㎡ 5.5千㎡ - 5.4千㎡ 2.5千㎡ 1.1千㎡ 1.4千㎡ -鉄道 引込線 980m 925m 1,032m - - - 1,200m - - -・C/C14基 ・C/C15基 ・C/C14基 ・C/C7基 ・C/C5基 ・C/C9基 ・C/C16基 ・C/C12基 ・C/C11基 ・C/C8基 (13列1基 (16列4基 (18列8基 (18列4基 (13列5基) (22列9基) (22列16基) (24列12基) (24列11基) (24列8基) 15列3基 18列3基 22列6基) 22列3基) 18列3基 20列6基 20列7基) 22列2基) ・T/C34基, ・T/C42基, ・T/C38基, ・T/C19基, ・T/C13基, ・T/C28基, ・T/C52基, ・T/C42基 ・T/C36基 ・T/C38基 ・Y/T65基, ・Y/T90基, ・Y/T68基, ・Y/T40基, ・Y/T28基, ・Y/T52基, ・Y/T126基, ・Y/T96基 ・Y/T85基 ・Y/T10基 ・R/S4基, ・R/S6基, ・R/S11基, ・R/S3基, ・R/S2基, ・R/S5基, ・R/S3基 ・R/S3基
・T/H9基, ・T/H9基, ・T/H2基, ・T/H5基 ・E/H3基 ・T/H3基
・F/L10基, ・F/L6基, ・F/L7基, ・F/L1基, ・F/L3基, ・F/L6基, ・E/H5基 ・F/L5基 ・F/L2基 ・シャシ292台 ・シャシ184台 ・シャシ184台 ・シャシ64台 ・シャシ50台 ・シャシ68台 ・シャシ147台 ・シャシ192台 ・シャシ150台 ・シャシ50台
注: PNIT(Pusan Newport International Terminal),PNC(Pusan Newport International Terminal),HJNC(Hanjin Newport Co.), HPNT(Hyundai Pusan Newport Terminal),BNCT(Busan Newport Container Terminal)
事業期間 1995~2009 区分 事業費総額 1兆746億 ウォン 運営開始 運営会社 5万トン級 5隻 5万トン級 4隻 5万トン級 3隻 5万トン級 6隻 5万トン級 4隻 設 備 状 況 主な 荷役 装備 接岸 能力
9 とは「コンテナ貨物」を指す。 表 1-6 韓国全港湾と世界・日本港湾の外貿コンテナ貨物量 (2000~2013 年の 14 年間のデータ) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-7 韓国全港湾の外貿コンテナ貨物における日本貨物の割合 出所:表 1-6 をもとに作成。 (単位:TEU) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 4,173,473 399,369 4,572,846 596,029 61,371 657,399 3,105,085 1,549,761 4,654,846 323,680 454,889 778,569 2001 4,421,510 461,629 4,883,138 679,193 69,663 748,855 3,446,693 1,552,284 4,998,978 348,563 529,625 878,188 2002 5,227,445 661,052 5,888,497 739,927 90,799 830,725 4,435,045 1,474,160 5,909,202 433,376 480,694 914,071 2003 5,786,350 707,507 6,493,854 792,053 116,308 908,362 4,680,039 1,887,236 6,567,271 498,342 533,934 1,032,276 2004 6,390,614 700,387 7,090,999 863,444 125,882 989,325 5,129,469 2,116,887 7,246,352 566,853 532,361 1,099,214 2005 6,613,869 877,108 7,490,970 882,851 140,678 1,023,529 5,493,537 2,139,902 7,633,436 600,682 536,435 1,137,116 2006 6,810,851 1,100,543 7,911,391 909,656 159,707 1,069,363 5,857,975 2,124,796 7,982,769 654,052 513,588 1,167,640 2007 7,261,521 1,414,984 8,676,504 898,997 195,891 1,094,887 6,498,259 2,296,461 8,794,719 738,901 476,270 1,215,171 2008 7,253,488 1,501,164 8,754,650 915,908 189,603 1,105,511 6,583,830 2,402,347 8,986,178 735,493 499,620 1,235,114 2009 6,870,673 1,138,232 8,008,906 805,439 165,782 971,220 5,960,484 2,103,873 8,064,355 660,023 459,623 1,119,645 2010 8,066,016 1,299,046 9,365,061 936,380 222,344 1,158,724 6,980,393 2,606,452 9,586,847 811,576 505,287 1,316,862 2011 9,040,106 1,508,046 10,548,153 1,082,278 179,912 1,262,190 7,889,507 2,880,331 10,769,836 800,031 624,505 1,424,535 2012 9,370,830 1,465,964 10,836,788 1,132,464 172,518 1,304,981 8,246,973 2,921,580 11,168,551 813,063 717,150 1,530,212 2013 10,020,459 1,458,668 11,479,131 1,212,656 175,755 1,388,410 8,775,343 2,931,911 11,707,253 884,889 726,528 1,611,418 2000 1,248,648 25,628 1,274,278 287,156 4,176 291,332 1,286,512 46,577 1,333,089 134,867 13,627 148,494 2001 1,530,999 50,604 1,581,604 366,859 11,223 378,082 1,563,555 67,929 1,631,482 156,828 14,605 171,433 2002 2,081,398 88,782 2,170,181 424,792 18,814 443,607 2,119,890 94,117 2,214,008 203,676 15,243 218,919 2003 2,275,733 96,212 2,371,941 464,318 17,965 482,283 2,303,243 105,537 2,408,780 257,000 16,250 273,250 2004 2,476,582 79,666 2,556,247 513,132 27,083 540,215 2,489,616 123,558 2,613,172 298,025 18,523 316,548 2005 2,666,839 111,589 2,778,426 525,919 34,630 560,550 2,653,206 140,517 2,793,724 323,179 20,404 343,583 2006 2,722,016 117,154 2,839,171 555,741 31,653 587,394 2,675,645 132,552 2,808,195 352,579 22,076 374,655 2007 2,887,238 175,933 3,063,172 562,813 42,047 604,859 2,830,729 199,096 3,029,823 404,680 22,783 427,462 2008 2,836,814 217,034 3,053,846 572,517 61,787 634,304 2,760,642 245,447 3,006,087 402,440 31,030 433,469 2009 2,636,739 160,534 2,797,270 495,525 36,852 532,377 2,611,349 177,034 2,788,382 371,056 16,291 387,347 2010 3,072,851 183,671 3,256,521 567,596 36,786 604,382 3,066,089 212,796 3,278,883 462,574 24,261 486,835 2011 3,636,533 280,996 3,917,527 649,592 13,789 663,381 3,589,428 236,444 3,825,871 443,368 33,086 476,454 2012 3,913,076 231,152 4,144,229 705,863 14,560 720,423 3,911,891 209,870 4,121,761 478,121 31,625 509,746 2013 4,308,229 224,919 4,533,145 781,285 30,894 812,178 4,250,776 239,752 4,490,527 517,263 30,955 548,217 韓国全港湾→世界港湾 韓国全港湾→日本港湾 世界港湾→韓国全港湾 日本港湾→韓国全港湾 区 分 全 コ ン テ ナ T / S コ ン テ ナ 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 14.3% 15.4% 14.4% 23.0% 16.3% 22.9% 14.3% 15.4% 14.4% 10.4% 29.4% 16.7% 2001 15.4% 15.1% 15.3% 24.0% 22.2% 23.9% 15.4% 15.1% 15.3% 10.1% 34.1% 17.6% 2002 14.2% 13.7% 14.1% 20.4% 21.2% 20.4% 14.2% 13.7% 14.1% 9.8% 32.6% 15.5% 2003 13.7% 16.4% 14.0% 20.4% 18.7% 20.3% 13.7% 16.4% 14.0% 10.6% 28.3% 15.7% 2004 13.5% 18.0% 14.0% 20.7% 34.0% 21.1% 13.5% 18.0% 14.0% 11.1% 25.1% 15.2% 2005 13.3% 16.0% 13.7% 19.7% 31.0% 20.2% 13.3% 16.0% 13.7% 10.9% 25.1% 14.9% 2006 13.4% 14.5% 13.5% 20.4% 27.0% 20.7% 13.4% 14.5% 13.5% 11.2% 24.2% 14.6% 2007 12.4% 13.8% 12.6% 19.5% 23.9% 19.7% 12.4% 13.8% 12.6% 11.4% 20.7% 13.8% 2008 12.6% 12.6% 12.6% 20.2% 28.5% 20.8% 12.6% 12.6% 12.6% 11.2% 20.8% 13.7% 2009 11.7% 14.6% 12.1% 18.8% 23.0% 19.0% 11.7% 14.6% 12.1% 11.1% 21.8% 13.9% 2010 11.6% 17.1% 12.4% 18.5% 20.0% 18.6% 11.6% 17.1% 12.4% 11.6% 19.4% 13.7% 2011 12.0% 11.9% 12.0% 17.9% 4.9% 16.9% 12.0% 11.9% 12.0% 10.1% 21.7% 13.2% 2012 12.1% 11.8% 12.0% 18.0% 6.3% 17.4% 12.1% 11.8% 12.0% 9.9% 24.5% 13.7% 2013 12.1% 12.0% 12.1% 18.1% 13.7% 17.9% 12.1% 12.0% 12.1% 10.1% 24.8% 13.8% T/Sコンテナ 韓国輸入における日本貨物の割合 全コンテナ 区分 全コンテナ 韓国輸出における日本貨物の割合 T/Sコンテナ
10 表 1-7 は,韓国全港湾の輸出入コンテナ貨物において日本貨物が占める割合を示している。 図 1-4 は表 1-7 を図示したものであり,韓国の全港湾で処理される外貿コンテナ貨物におけ る日本のコンテナ貨物の占める割合が分かる。(a),(b)の全コンテナ量(実入り+空コン) の推移から見れば,日本輸出入のコンテナ貨物のシェアがともに減少傾向にあることが分 かる。注目したいことは,日本から韓国港湾 T/S コンテナ貨物の占める割合が 2002 年から やや増加傾向にあったが,2011 年になって急に減少傾向に転じ,全体的に判然としない状 況にあることである。その傾向は(d)の実入りのみの場合でも伺えるが,おそらく東日本 大震災に起因する可能性が高い。全般に,韓国全港湾で処理される外貿コンテナ貨物に占 める日本の貨物の割合は増加していないようである。 (a)韓国→日本(合計) (b)日本→韓国(合計) (c)韓国→日本(実入り) (d)日本→韓国(実入り) (e)韓国→日本(空コン) (f)日本→韓国(空コン) 出所:表 1-7 をもとに作成。 図 1-4 韓国の外貿コンテナ貨物に占める日本貨物の割合(貨物形態別) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 韓→日T/S 韓→日 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 20% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→韓T/S 日→韓 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 韓→日T/S 韓→日 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→韓T/S 日→韓 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 韓→日T/S 韓→日 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→韓T/S 日→韓
11 表 1-8 日韓の外貿コンテナ貨物量と T/S 率(日本→韓国) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-9 日韓の外貿コンテナ貨物量と T/S 率(韓国→日本) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-8 と 1-9 は,日韓両国間の外貿コンテナ貨物量を日本輸出・輸入の順で整理したもの である。図 1-5(全コンテナ)と 1-6(実入りのみ)にその推移を示している。分かった知 見としては,全般に日韓のコンテナ貨物が韓国港湾で T/S される割合(今後 T/S 率と略す) がかなり高いようである。全コンテナでは日本輸入の 6 割近く,輸出の 3 割を越えており 日本→韓国 (単位:TEU, %) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 323,680 454,889 778,569 134,867 13,627 148,494 41.7% 3.0% 19.1% 2001 348,563 529,625 878,188 156,828 14,605 171,433 45.0% 2.8% 19.5% 2002 433,376 480,694 914,071 203,676 15,243 218,919 47.0% 3.2% 23.9% 2003 498,342 533,934 1,032,276 257,000 16,250 273,250 51.6% 3.0% 26.5% 2004 566,853 532,361 1,099,214 298,025 18,523 316,548 52.6% 3.5% 28.8% 2005 600,682 536,435 1,137,116 323,179 20,404 343,583 53.8% 3.8% 30.2% 2006 654,052 513,588 1,167,640 352,579 22,076 374,655 53.9% 4.3% 32.1% 2007 738,901 476,270 1,215,171 404,680 22,783 427,462 54.8% 4.8% 35.2% 2008 735,493 499,620 1,235,114 402,440 31,030 433,469 54.7% 6.2% 35.1% 2009 660,023 459,623 1,119,645 371,056 16,291 387,347 56.2% 3.5% 34.6% 2010 811,576 505,287 1,316,862 462,574 24,261 486,835 57.0% 4.8% 37.0% 2011 800,031 624,505 1,424,535 443,368 33,086 476,454 55.4% 5.3% 33.4% 2012 813,063 717,150 1,530,212 478,121 31,625 509,746 58.8% 4.4% 33.3% 2013 884,889 726,528 1,611,418 517,263 30,955 548,217 58.5% 4.3% 34.0% 区分 全コンテナ T/Sコンテナ T/S率 韓国→日本 (単位:TEU, %) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 596,029 61,371 657,399 287,156 4,176 291,332 48.2% 6.8% 44.3% 2001 679,193 69,663 748,855 366,859 11,223 378,082 54.0% 16.1% 50.5% 2002 739,927 90,799 830,725 424,792 18,814 443,607 57.4% 20.7% 53.4% 2003 792,053 116,308 908,362 464,318 17,965 482,283 58.6% 15.4% 53.1% 2004 863,444 125,882 989,325 513,132 27,083 540,215 59.4% 21.5% 54.6% 2005 882,851 140,678 1,023,529 525,919 34,630 560,550 59.6% 24.6% 54.8% 2006 909,656 159,707 1,069,363 555,741 31,653 587,394 61.1% 19.8% 54.9% 2007 898,997 195,891 1,094,887 562,813 42,047 604,859 62.6% 21.5% 55.2% 2008 915,908 189,603 1,105,511 572,517 61,787 634,304 62.5% 32.6% 57.4% 2009 805,439 165,782 971,220 495,525 36,852 532,377 61.5% 22.2% 54.8% 2010 936,380 222,344 1,158,724 567,596 36,786 604,382 60.6% 16.5% 52.2% 2011 1,082,278 179,912 1,262,190 649,592 13,789 663,381 60.0% 7.7% 52.6% 2012 1,132,464 172,518 1,304,981 705,863 14,560 720,423 62.3% 8.4% 55.2% 2013 1,212,656 175,755 1,388,410 781,285 30,894 812,178 64.4% 17.6% 58.5% 区分 全コンテナ T/Sコンテナ T/S率
12 (図 1-5(d)参照),実入りでは日本輸入の 6 割越え,輸出の 6 割近くの貨物が T/S 貨物で ある。また,日韓のローカル貨物の中には空コンが大量混在しているようである(図 1-6(d) 参照)。特に,日本輸出の場合にその量が多く,実入りのみをカウントするならば,日韓の 外貿コンテナ物流は韓国輸入貨物量が逆転する結果となる。短期的傾向として,2011 年を 基準点としって日本輸出韓国輸入空コンは増加,韓国輸出日本輸入空コンは減少(実入り ローカル貨物増加)傾向が見られた。2011 年東アジア大震災による物流活動の変化が反映 されている可能性もあり得る。 (a)日韓全コンテナ貨物 (b)日韓ローカルコンテナ貨物 (c)日韓 T/S コンテナ貨物 (d)T/S 率の推移(全コンテナ) 出所:表 1-8 と 1-9 をもとに作成。 図 1-5 日韓外貿コンテナ貨物量の推移 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日本→韓国 韓国→日本
13 (a)日韓全コンテナ貨物(実入り) (b)日韓ローカルコンテナ貨物(実入り) (c)日韓 T/S コンテナ貨物(実入り) (d)ローカルコンテナの空コン率 出所:表 1-8 と 1-9 をもとに作成。 図 1-6 日韓外貿コンテナ貨物量の推移(実入り) (a)日→韓(全コンテナ) (b)日→韓(T/S コンテナ) 出所:表 1-6 をもとに作成。 図 1-7 日→韓コンテナ貨物量の推移 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→韓国 韓国→日本 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日本→韓国 韓国→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン
14 (a)韓→日(全コンテナ) (b)韓→日(T/S コンテナ) 出所:表 1-6 をもとに作成。 図 1-8 韓→日コンテナ貨物量の推移 図 1-7 と 1-8 は,韓国港湾で処理される日本の外貿コンテナ貨物における実入りと空コン の関係がよく分かる。既に述べたとおり,日本輸出貨物の 4 割以上が空コンであり(図 1-7 (a)),T/S 貨物には空コンが少ない傾向があった(図 1-7 と 1-8(b))。 3.2 釜山港と日本全港湾の場合 本節では,韓国港湾のコンテナ貨物の 7 割以上,T/S 貨物の 9 割以上を担っている釜山港 と日本の港湾との外貿コンテナ貨物量の推移を考察する。釜山港の韓国港湾における位置 付けは既に述べているが,日本と釜山間の外貿コンテナ貨物量を確認しておくことはとて も重要である(分析結果面では 3.1 節の傾向とあまり変わらない)。しかし,本稿の研究目 的から見ても釜山港統計はとても大切であり,本節以降は釜山港を中心とした分析を進め るため,3.1 節と同様の順で分析結果を示す。 表 1-10 は,釜山港と世界および日本の港湾との間で輸送された外貿コンテナ貨物量のデ ータである。表 1-11 は,釜山港の輸出入コンテナ貨物において日本貨物が占める割合を示 している。図 1-9 は表 1-11 を図示したものであり,釜山港で処理される外貿コンテナ貨物 における日本のコンテナ貨物の占める割合が分かる。(a),(b)の全コンテナ量の推移から, 日本輸出入のコンテナ貨物のシェアがともに減少傾向にあることが分かる。ここで注目し たいことは,(d)の実入りのみの場合であり,釜山港輸入コンテナ貨物における日本輸出 貨物のシェアが韓国全港湾の場合より,やや大きいことである。日本発釜山港 T/S 貨物の傾 向が変わらないことから見れば,韓国の港湾の中から最も日本と地理的に近い釜山港の利 点がローカル貨物の増分として現れたのではないかと考えられる。前節と同様,日本輸出 貨物が東日本大震災が起きた 2011 年に急減していることが確認された。釜山港で処理する 外貿コンテナ貨物の中で日本の外貿コンテナ貨物が占める割合は,輸出入ともに 15%台で あり(全コンテナ),釜山港 T/S 貨物での割合は輸出 10%台,輸入 20%台であることが分か った。 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン
15 表 1-10 釜山港と世界・日本港湾の外貿コンテナ貨物量 (2000~2013 年の 14 年間のデータ) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-11 釜山港の輸出入コンテナ貨物における日本貨物の割合 出所:表 1-10 をもとに作成。 (単位:TEU) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 3,528,234 365,066 3,893,300 569,586 59,835 629,420 2,699,384 1,177,108 3,876,492 301,990 407,127 709,117 2001 3,633,432 411,242 4,044,670 645,758 66,088 711,845 2,948,776 1,130,426 4,079,202 321,811 451,237 773,048 2002 4,259,425 575,584 4,835,007 703,150 88,391 791,540 3,702,712 1,089,785 4,792,497 395,383 403,231 798,614 2003 4,653,364 598,569 5,251,933 743,566 112,767 856,333 3,882,961 1,393,004 5,275,965 456,198 438,511 894,709 2004 5,172,733 539,206 5,711,940 805,878 122,462 928,341 4,165,403 1,616,369 5,781,772 517,658 436,097 953,755 2005 5,270,230 630,884 5,901,112 824,793 138,204 962,996 4,423,285 1,574,388 5,997,673 545,142 425,396 970,538 2006 5,241,007 747,494 5,988,502 842,293 157,410 999,703 4,539,898 1,525,940 6,065,838 596,458 418,944 1,015,402 2007 5,661,573 939,027 6,600,599 835,033 192,813 1,027,846 5,047,357 1,657,975 6,705,332 685,214 387,698 1,072,912 2008 5,600,572 1,011,144 6,611,716 856,025 186,622 1,042,647 5,073,557 1,710,290 6,783,847 686,332 416,295 1,102,627 2009 5,180,041 731,752 5,911,794 753,835 162,832 916,667 4,582,434 1,412,790 5,995,224 622,734 376,776 999,510 2010 6,129,314 825,981 6,955,289 884,509 217,008 1,101,516 5,356,430 1,767,911 7,124,341 762,250 418,273 1,180,523 2011 7,041,521 988,085 8,029,607 1,022,668 176,822 1,199,490 6,127,757 2,072,676 8,200,433 743,325 531,525 1,274,850 2012 7,337,280 922,992 8,260,266 1,061,302 169,041 1,230,342 6,400,529 2,125,411 8,525,940 754,158 609,200 1,363,358 2013 7,816,980 877,493 8,694,477 1,145,720 172,639 1,318,359 6,693,453 2,166,103 8,859,556 805,778 632,608 1,438,386 2000 1,207,184 25,258 1,232,443 286,342 4,082 290,424 1,235,723 46,357 1,282,080 134,450 13,650 148,100 2001 1,443,357 50,196 1,493,554 365,295 11,121 376,416 1,463,470 65,907 1,529,377 156,531 14,405 170,936 2002 1,919,969 86,613 2,006,585 420,517 18,814 439,332 1,945,879 92,041 2,037,920 201,234 15,240 216,474 2003 2,100,345 95,988 2,196,333 455,618 17,965 473,584 2,115,621 104,955 2,220,576 254,824 16,229 271,053 2004 2,303,136 75,196 2,378,334 501,135 27,077 528,213 2,296,196 118,466 2,414,662 296,408 18,513 314,921 2005 2,510,642 105,729 2,616,374 516,730 34,586 551,317 2,482,360 136,169 2,618,529 317,100 20,398 337,498 2006 2,501,806 112,037 2,613,844 544,234 31,643 575,877 2,455,388 123,463 2,578,851 348,432 22,071 370,503 2007 2,734,739 170,115 2,904,853 556,382 42,047 598,428 2,677,548 191,256 2,868,804 403,846 22,717 426,563 2008 2,659,241 210,690 2,869,929 568,528 61,775 630,303 2,592,809 236,576 2,829,385 399,102 28,266 427,368 2009 2,490,189 152,661 2,642,845 488,767 36,852 525,619 2,463,758 173,024 2,636,782 370,278 15,891 386,169 2010 2,919,877 172,555 3,092,430 565,360 36,782 602,142 2,901,101 202,082 3,103,183 460,586 24,115 484,701 2011 3,479,652 265,048 3,744,698 644,938 13,757 658,695 3,422,346 224,427 3,646,773 441,654 32,591 474,245 2012 3,759,697 217,796 3,977,495 688,980 14,559 703,539 3,746,145 204,737 3,950,882 472,116 31,175 503,291 2013 4,058,945 208,480 4,267,423 761,684 30,750 792,433 3,997,794 225,410 4,223,204 511,085 30,689 541,774 釜山港→世界港湾 釜山港→日本港湾 世界港湾→釜山港 日本港湾→釜山港 全 コ ン テ ナ T / S コ ン テ ナ 区 分 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 16.1% 16.4% 16.2% 23.7% 16.2% 23.6% 11.2% 34.6% 18.3% 10.9% 29.4% 11.6% 2001 17.8% 16.1% 17.6% 25.3% 22.2% 25.2% 10.9% 39.9% 19.0% 10.7% 21.9% 11.2% 2002 16.5% 15.4% 16.4% 21.9% 21.7% 21.9% 10.7% 37.0% 16.7% 10.3% 16.6% 10.6% 2003 16.0% 18.8% 16.3% 21.7% 18.7% 21.6% 11.7% 31.5% 17.0% 12.0% 15.5% 12.2% 2004 15.6% 22.7% 16.3% 21.8% 36.0% 22.2% 12.4% 27.0% 16.5% 12.9% 15.6% 13.0% 2005 15.7% 21.9% 16.3% 20.6% 32.7% 21.1% 12.3% 27.0% 16.2% 12.8% 15.0% 12.9% 2006 16.1% 21.1% 16.7% 21.8% 28.2% 22.0% 13.1% 27.5% 16.7% 14.2% 17.9% 14.4% 2007 14.7% 20.5% 15.6% 20.3% 24.7% 20.6% 13.6% 23.4% 16.0% 15.1% 11.9% 14.9% 2008 15.3% 18.5% 15.8% 21.4% 29.3% 22.0% 13.5% 24.3% 16.3% 15.4% 11.9% 15.1% 2009 14.6% 22.3% 15.5% 19.6% 24.1% 19.9% 13.6% 26.7% 16.7% 15.0% 9.2% 14.6% 2010 14.4% 26.3% 15.8% 19.4% 21.3% 19.5% 14.2% 23.7% 16.6% 15.9% 11.9% 15.6% 2011 14.5% 17.9% 14.9% 18.5% 5.2% 17.6% 12.1% 25.6% 15.5% 12.9% 14.5% 13.0% 2012 14.5% 18.3% 14.9% 18.3% 6.7% 17.7% 11.8% 28.7% 16.0% 12.6% 15.2% 12.7% 2013 14.7% 19.7% 15.2% 18.8% 14.7% 18.6% 12.0% 29.2% 16.2% 12.8% 13.6% 12.8% 区分 釜山港輸出における日本貨物の割合 釜山港輸入における日本貨物の割合 全コンテナ T/Sコンテナ 全コンテナ T/Sコンテナ
16 (a)釜山→日本(合計) (b)日本→釜山(合計) (c)釜山→日本(実入り) (d)日本→釜山(実入り) (e)釜山→日本(空コン) (f)日本→釜山(空コン) 出所:表 1-11 をもとに作成。 図 1-9 釜山港外貿コンテナ貨物に占める日本貨物の割合(貨物形態別) 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 釜→日T/S 釜→日 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 20% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→釜T/S 日→釜 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 釜→日T/S 釜→日 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→釜T/S 日→釜 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 釜→日T/S 釜→日 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日→釜T/S 日→釜
17 表 1-12 日釜コンテナ貨物量と T/S 率(日本→釜山) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-13 日釜コンテナ貨物量と T/S 率(釜山→日本) 出所:韓国海洋水産部 SP-IDC をもとに作成。 表 1-12 と 1-13 は,日本と釜山間の外貿コンテナ貨物量を日本輸出・輸入の順で整理した ものである。図 1-10(全コンテナ)と 1-11(実入りのみ)にその推移を示している。前節 と同様,日本の外貿コンテナ貨物の釜山港 T/S 率はかなり高いようである。傾向的には韓国 全港湾の場合と似ているが,数字面で若干高くなっている。全コンテナでは日本輸入の約 6 割近く,輸出の 4 割近く(図 1-10(d)参照),実入りでは日本輸出入どちらも 6 割を越え る貨物が T/S 貨物である。また,日釜ローカル貨物の中に空コンが大量混在している傾向も 日本→釜山 (単位:TEU, %) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 301,990 407,127 709,117 134,450 13,650 148,100 44.5% 3.4% 20.9% 2001 321,811 451,237 773,048 156,531 14,405 170,936 48.6% 3.2% 22.1% 2002 395,383 403,231 798,614 201,234 15,240 216,474 50.9% 3.8% 27.1% 2003 456,198 438,511 894,709 254,824 16,229 271,053 55.9% 3.7% 30.3% 2004 517,658 436,097 953,755 296,408 18,513 314,921 57.3% 4.2% 33.0% 2005 545,142 425,396 970,538 317,100 20,398 337,498 58.2% 4.8% 34.8% 2006 596,458 418,944 1,015,402 348,432 22,071 370,503 58.4% 5.3% 36.5% 2007 685,214 387,698 1,072,912 403,846 22,717 426,563 58.9% 5.9% 39.8% 2008 686,332 416,295 1,102,627 399,102 28,266 427,368 58.1% 6.8% 38.8% 2009 622,734 376,776 999,510 370,278 15,891 386,169 59.5% 4.2% 38.6% 2010 762,250 418,273 1,180,523 460,586 24,115 484,701 60.4% 5.8% 41.1% 2011 743,325 531,525 1,274,850 441,654 32,591 474,245 59.4% 6.1% 37.2% 2012 754,158 609,200 1,363,358 472,116 31,175 503,291 62.6% 5.1% 36.9% 2013 805,778 632,608 1,438,386 511,085 30,689 541,774 63.4% 4.9% 37.7% T/S率 区分 全コンテナ T/Sコンテナ 釜山→日本 (単位:TEU, %) 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 実入り 空コン 合計 2000 569,586 59,835 629,420 286,342 4,082 290,424 50.3% 6.8% 46.1% 2001 645,758 66,088 711,845 365,295 11,121 376,416 56.6% 16.8% 52.9% 2002 703,150 88,391 791,540 420,517 18,814 439,332 59.8% 21.3% 55.5% 2003 743,566 112,767 856,333 455,618 17,965 473,584 61.3% 15.9% 55.3% 2004 805,878 122,462 928,341 501,135 27,077 528,213 62.2% 22.1% 56.9% 2005 824,793 138,204 962,996 516,730 34,586 551,317 62.6% 25.0% 57.3% 2006 842,293 157,410 999,703 544,234 31,643 575,877 64.6% 20.1% 57.6% 2007 835,033 192,813 1,027,846 556,382 42,047 598,428 66.6% 21.8% 58.2% 2008 856,025 186,622 1,042,647 568,528 61,775 630,303 66.4% 33.1% 60.5% 2009 753,835 162,832 916,667 488,767 36,852 525,619 64.8% 22.6% 57.3% 2010 884,509 217,008 1,101,516 565,360 36,782 602,142 63.9% 16.9% 54.7% 2011 1,022,668 176,822 1,199,490 644,938 13,757 658,695 63.1% 7.8% 54.9% 2012 1,061,302 169,041 1,230,342 688,980 14,559 703,539 64.9% 8.6% 57.2% 2013 1,145,720 172,639 1,318,359 761,684 30,750 792,433 66.5% 17.8% 60.1% 区分 全コンテナ T/Sコンテナ T/S率
18 変わらないようである(図 1-11(d)参照)。全般に日本輸出の場合に空コン量が多く,実 入りのみをカウントするならば,日韓の外貿コンテナ物流は韓国輸入貨物量が逆転する結 果となる。2011 年をからの短期的な日本輸出釜山輸入空コンの増加,釜山輸出日本輸入空 コンの減少傾向も見られた。特に,図 1-5 と 1-10 の(c)を比較することより,日韓と日釜 の T/S コンテナ貨物の時系列がほぼ同じであることから日韓コンテナ物流のほとんどは釜 山港が担っていることが改めて確認された。 (a)日釜全コンテナ貨物 (b)日釜ローカルコンテナ貨物 (c)日釜 T/S コンテナ貨物 (d)T/S 率の推移 出所:表 1-12 と 1-13 をもとに作成。 図 1-10 日釜外貿コンテナ貨物量の推移 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日本→釜山 釜山→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本
19 (a)日釜全コンテナ貨物(実入り) (b)日釜ローカルコンテナ貨物(実入り) (c)日釜 T/S コンテナ貨物(実入り) (d)ローカルコンテナの空コン率 出所:表 1-12 と 1-13 をもとに作成。 図 1-11 日釜外貿コンテナ貨物量の推移(実入り) (a)日→釜(全コンテナ) (b)日→釜(T/S コンテナ) 出所:表 1-10 をもとに作成。 図 1-12 日→釜コンテナ貨物量の推移 (a)釜→日(全コンテナ) (b)釜→日(T/S コンテナ) 出所:表 1-10 をもとに作成。 図 1-13 釜→日コンテナ貨物量の推移 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 日本→釜山 釜山→日本 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 日本→釜山 釜山→日本 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 1,800,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 2 0 0 8 2 0 0 9 2 0 1 0 2 0 1 1 2 0 1 2 2 0 1 3 (TEU) 実入り 空コン