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02 社会連携研究センターの新生

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Academic year: 2021

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2.社会連携研究センターの新生 2013-June 4 滋賀大学 理事・副学長 横山 俊夫 滋賀大学は、地域社会との対話や共同研究に長くつとめてきましたが、その歩みのなかで、昨平成 24 年度は画 期をなす年となりました。それまで、学内外をつなぐ個別組織として活動してきた三センター(生涯学習教育研究・産 業共同研究・地域連携)がひとつの組織となり、「社会連携研究センター」の看板をかかげて新たな一歩を踏みだし たからです。 古代湖と霊峰清流のあいだにひろがる稀有の地での、学外の学び、新産業の試みや公共経営の模索――さまざ まに一風あるいとなみが、これまで以上に期待されている時代です。それらにかかわる人びとが、より大きな輪をな し、力を発揮できるかどうかは、つぎのことにかかっています。すなわち、地球社会の多彩な広がりと歴史の奥行き の中での、みずからの確かな位置感覚をもつこと。これがあってこそ、人の創造力はたかまり、楽しみも増します。そ の感覚を研ぎ澄ますには、これまで以上に幅広い学びと対話の習いが、キャンパスの内にも外にもひろがらなけれ ばなりません。 三センターの統合は、そのような志を滋賀大学がおのずと形にあらわしたものでしょう。じつは、三年あまり前の本 学の計画では、この組織統合はもう少し後のこととされておりました。また、統合後は旧三センターが並びたつ時期 を挟んで、しだいに機能別再編をすすめると、昨年度当初には語られておりました。しかし、この報告書の章立てを ご覧いただくなら、すでにそのような再編の実があがりはじめていると感じられるでしょう。それもこれも、このセンタ ーに集う人びとの努力と、それを後押しする時代の趨勢、地域からのご期待やご支援の大きさを物語るのではない でしょうか。 現在の新センターの活動のひとつひとつに目を凝らせば、まことに多種多様ですが、つぎの三点は、今後の共通 課題となるはずです。 第一に、地域とのかかわりにおいて、新センターと教育、経済の両学部との学術交流がさらに多くの教 員をまきこんで深まること。 第二に、学部生、大学院生の教育課程の中に、社会連携の学習や研修の時間を適切なかたちでより 多く織り込み、滋賀大学の卒業生、大学院修了生のさらに多くが、理論と現実の双方にしっかり向 き合える精神の持ち主となるようにはかること。 第三に、センターの活動が、学内、学外、国外いずれにもよりよく知られ、遠近を問わず、思いがけな い対話が生まれ、続くように工夫すること。 これらいずれの課題へのとりくみにおいても、情報処理センターはもとより、附属図書館、国際センター、総務課広報 室といった、おおいなる媒介力を今後さらに発揮しうる諸組織とのつながりの再設計が必要となるでしょう。じつは、 上記四組織に新たなプロフェッショナリズムを期待する気運が、すでに学内外にみられます。社会連携研究センター の将来が楽しみです。

社会連携研究センターの新生

参照

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