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災害時における被災状況マップ作成に関する研究

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Academic year: 2022

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災害時における被災状況マップ作成に関する研究

著者 古川 亘

URL http://hdl.handle.net/10236/00026465

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2016 年度 修士論文要旨

災害時における被災状況マップ作成に関する研究

関西学院大学大学院理工学研究科 情報科学専攻 巳波研究室 古川 亘

2011年の東日本大震災,2016年の熊本地震など,近年,大規模な災害が数多く発生し ている.地震や台風等の大規模災害による緊急事態の際には,被災状況をいち早く把握し て,被災マップを作成することが極めて重要である.被災地域の道路や鉄道の通行不可能 箇所を把握し,時々刻々変化する通行可能区間を一元的に把握できる被災マップは,適切 な避難誘導や避難所への物資配送などのロジスティクスに必要不可欠である.これまでも 自治体において被災マップの作成は行われていたが,人手による作業であり,情報の混乱 や欠落,更新の遅延を解消することは困難であった.このような状況に対して,一般車両 の通行情報に基づいて通行可能箇所を示す被災マップを公開することにより,有効な情 報を迅速に提供することが目指されている.しかし,2016年の熊本地震においてさえも,

通行不可能箇所の漏れや更新の遅れ,乱立する同種の被災マップ間での大幅な不整合がみ られ,被災マップの整備運用についての方法論が十分整っている状況とは言えない.

そこで本研究では,災害時における効率的な被災マップの作成手法について検討した.

ここでは特に,一般車両や個々人から報告される通行情報だけでなく,それを補うように 車両などで情報を収集する被災状況調査担当からの情報も活用することで,正確な被災 マップを迅速に作成・更新するための手法を扱った.検討する被災マップ作成手法につい て様々な状況を想定したシミュレーションにより評価し,有効性を示した.

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