績から作成された標準被害率曲線の被害率・断水率関係
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(2) 土木学会第66回年次学術講演会(平成23年度). Ⅰ‑433. いる Fragility curve を使用した.. 参考文献 1) 日本水道協会:地震による水道管路の被害. 配水管断水率とは,一つの配水管網における給水戸数に 対する断水戸数である.配水管網内の各リンクの給水先は. 予測,平成 10 年 11 月. 一律であり,各リンクの給水範囲を図-3 の灰色部分のよう. 2) FEMA: HAZUS99, 1999.. に仮定した時,配水管断水率は,全リンク数に対する非連 結状態であるリンク数となる. 4.数値計算結果と考察 4.1 解析モデル 解析モデルを図-4,5 に示す.図-4 の二重四角ノードに浄 水場,四角ノードにタンクが存在しており,各ノードから. 図-3 配水管断水率. 配水本管が連結している.図-5 の配水本管の上流部には配 水池が存在し,格子状の配水管へと連結している. 4.2 解析内容 解析モデルの被害率と過去の地震被害の被害率を示し た結果を図-6 に示す.水道施設の損傷が断水率に与える影 響を考察するために,水道施設の損傷を考慮に入れて算定 した断水率,水道施設の損傷を考慮に入れずに算定した断 水率と,過去の地震被害の断水率を図-7 に示す.いずれの 図においても,丸印が過去の地震被害例である. 4.3 解析結果の考察. 図-4 送水管モデル. 図-5 配水本管・配水管モデル. 図-6 について,解析結果と過去の地震動における被害率 との間には多少誤差があるが,これは地盤状況や水道管路. 0.9. ネットワーク形状の違いが原因であると考えられる.. 0.8. のみから算定した場合に比べて断水率が大幅に上昇して いることから, HAZUS99 に記載されている Fragility curve を用いた場合水道施設の損傷が断水率に与える影 響は大きいと考えられる.いずれの解析結果においても実. 0.7. 被害率[件/km]. 図-7 について,水道施設の損傷を考慮に入れると,管路. 被害率. 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1. 際の地震被害と差異が生じているが,これは配水管被害に. 0 0. おける断水発生範囲を最小限の範囲と仮定して解析した ためであると考えられ,断水発生範囲を考察することでよ. 200. た場合,水道施設の損傷が断水にもたらす影響が大きいこ とを確認した.. 断水率[断水戸数/給水戸数]. ・HAZUS99 に記載されている Fragility curve を使用し. 800. 1000. 図-6 被害率に関する解析結果と被害例との比較 断水率. 1. ・水道施設損傷を含めた断水率の推定方法を提案した.. 600. 加速度[gal]. り精度の高い推定が可能になると考えられる. 5.結論. 400. 0.9 0.8. 施設含断水率 施設除外断水率. 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0 0. 200. 400. 600. 800. 1000. 加速度[gal]. 図-7 断水率に関する解析結果と被害例との比較. ‑866‑.
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