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有 機 燐 製 剤 中 毒 に 関 す る 研 究

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(1)615.. 777.. 25‑099. 有 機 燐 製 剤 中 毒 に 関 す る 研 究 第 2‑pyridine. 三. aldoxime 中. 毒. 治. 編. methiodideに 療. に. 関. よ るParathion. す. る 研. 究. 岡 山大 学 医 学 部 平木 内 科教 室(主 任:平 木 潔教 授) 山. 田. 稔. (昭和32年1月25日 目 I.緒. 受 稿) 次. 言. 3.. II.実 験 材 料 並 に 実 験 方 法. B.臨. III.実 験 成 績 A.動 1.. 物 実験 PAMの. 2. 血 液Cholinesterase復. PAMの. 活. 中 毒症 状 へ の効 果. 例 PAMの. 中 毒 患 者 血 液Cholines. teraseへ. の効 果. IV.総. 括 並 に考 按. V.結. 論. Parathion中 I.緒 Parathion中. 言. 関 しては従 来 ア トロ ピンが 特効 的 な役 割 を 果 の具 体 的使 用 につ い て は. dine aldoxime. 更 に補 助的 治 療 法 を含 む 治 療 の体 系化 を 試 み. 活 性 がPAMに. て 臨 床 上 満 足 す べ き 結 果 を 得 て い る.. た.更. Cholinesterase(以. 下ChE)に. びDFPで. 同様 の 抗. 阻 碍 され たChE. よつ て 復 活 す る事 を 発 見 し. にKewitz及. びWilson85)或. ト. は本邦 の. Parathionに. よ る 死 亡 率 を 低 下 させ る と報 告. し て い る.し. か し 果 し て 生 体 の 場 合 もChE. ロ ピ ン 及 び 種 々 の 自律 神 経 遮 断 剤 はChE阻. 活 性 復 活 に よ る も の か 否 か,又. 碍 の た め 生 じ たAcetylcholin蓄. で あ つ てPAMがParathion中. 積 に よるコ. リン 作 動 性 神 経 刺 戟 症 状 を そ の 副 交 感 神 経 麻 痺 作 用 を 以 て 消 褪 せ し め る に 過 ぎ ず, Parathion中. 試験. 山 本 等48)が マ ウ ス の 生 体 内 実 験 でPAMが. 対 す る阻 碍 作. 用 に よ る事 は 第 一 編 に も述 べ た 通 りで,ア. あ る.. 管 内 実 験 に よ つ てParathionと ChE剤TEPP及. 毒 の 本 態 はParathionの. れ が2‑pyri. methiodide(PMA)で. 米 コ ロ ン ビ ア大 学 のWilson等106)‑110)は. 平 木 教 授 が 多 数 の 症 例 よ り治 療 規 準 を 定 め,. Parathion中. 毒治 療 の王 座 を譲 るべ き真 の解. 毒 剤 の 出 現 を 見 る に 歪 つ た.そ. 毒 の 臨 床 上 最 も重 要 な 治 療 に. す こ とが 知 ら れ,そ. 中 毒 予防 効 果. 床 実験. 1.症. 作用 2.. PAMの. 毒 に対 す る本 質 的 治 療 法 で な い. 人 体 例 も皆 無 毒 の治 療 薬. とし て臨 床 的 に応 用可 能 で あ るか 否 か 明 か で な い. 私 は 家 兎 を 用 い てPAMの. 治 療効 果 に つ. こ とは 多 数 の 研 究 者 の 一 致 した 意 見 で あ る.. い て 詳 細 な 動 物 実 験 を 行 い,更. に 世 界最 初 と. 之 等 研 究 者 は 当 時 真 の 解 毒 剤 即 ちParathion. 思 わ れ る5例. と結 合 し たChEを. Parathion中. 解 離 し て 再 活 性 化 させ る. 薬 剤 は 得 ら れ な い と述 べ た も の で あ る が,果 し な い 科 学 の 進 歩 に よ つ て 今 や ア トロ ピ ン が. の 人 体 例 を 試 み,い. ず れ も. 毒 の真 の解 毒 剤 として驚 嘆 に値. す る 結 果 を 得 た の で 報 告 す る 次 第 で あ る..

(2) 526. 山. 田. 稔. を 作 製 し て 家 兎 に 皮 下 注 射 し,症 II.実 1.実 1) 図1に. 験材 料並 に 実 験 方 法. PAMを. 静 脈 注,皮. 状 観 察 及 び 血ChE測. 験 材料. PAM. に よ るParathion中. 示 す 様 な比 較的 簡単 な化 学 構造 を 有. にParathionの. 図1. PAM 2‑pyridine methiodide. 用 し てChEの aldoxime. し た.対. 定 を 行 つ た.又PAM 毒 予 防 効 果 を み るため. 投 与 前 或 は 同 時 にPAMを. 使. 低 下 或 は症 状 発現 の防 止 を観 察. 照 と し てPAM単. 血 液ChEの. 状 発現後. 下 注 及 び 経 口投 与 して 症. 独 使 用 時 の 正常. 変 動 を 検 討 し た.. 臨 床 実 験 は 当 教 室 に 入 院 し て 来 たParath ion中. 毒 患 者5例. に つ きPAMの. 種 々の量 を. 静 脈 注 して そ の 効 果 を み た. 2). ChE活. 性 値 測定 法. 第 一 及 び 第 二 編 に 述 べ た 如 くAmmon56)氏 す る 黄 色 稜 柱 状 結 晶 で,融 期 室 温 で 水 に5%溶 は 難 溶 で あ る.動. 点219°(分 解),夏. 解 す るが アル コ ー ル類 に 物 実 験,臨. 床 例 共 に5%水. 法 の 玉 井31)氏. 計 で 測 定 し た.動 100%と. kgの 3). 兎 は 健 康 白 色 雄 性,体. 重2.0〜2.5 III.実 A.動. Parathion. 北 興 化 学 製Ethylparathion乳. 1)実. 1.. 剤(47.0%). 験方法. を1時 5mg/cc水. 溶液. 表1. 対. 血 液ChE復. 照 実 験(表1): 間 間 隔 で3回. 1回 計4回Pro. 照. 験 成 績. 物実験. PAMの. 1)対. 施. 動 物 実 験 に はParathion. 物 実 験 で は 実 験 前の値 を. して記 載 し人 体 例 で は活性 値 実数 で. も の を 用 い た.. 2.実. 圧. 示 し た.. 溶 液 を 用 い た. 2)家. 変 法 に よ つ てWarburg検. 実. kg. 験. PAM. 投 与 し2時 40mgを. 活作 用 Pro kg. 10mg. 間半 後に 更に 静 脈 注 射 した.

(3) 有機 燐 製 剤 中 毒 に関 す る研 究. 527. が 正 常ChEの. 変 動 は 誤 差 範 囲 に 止 つ た.又. を 皮 下 注 射 し て 発 症 後 種 々 の 量 のPAMを. Parathion. kg. 与 し た. PAM. のChEの 2). Pro. 与時. Pro. 10mg(概 PAM投. 25mg/kg. 略LD50). 3回 静 脈 注 射 例. 27%,血. い た の が,. 与 時 のParathion中. Pro. kg. 30分 毎 に3回. 清ChE. kg. 表2. PAM. 図2):. 脈 注射. Parathion. 図2.. び10mg投. 変 動 を 示 し た. PAM静. i). 5mg及. は72%に. 38%に. PAM第3回. 12%に. 変 動(1). 抑 制 さ れ て い た 血 清ChE. 恢 復 し,そ. の 後30分 乃 至1時. 間 々隔. 連 続 投 与 し た 所80〜85%の. 値 を. 維 持 した.. PAM投. 与 中 止 に よつ て 稍 々再 低. も 低 下 し な か つ た.投 あ つ た.血. 図3.. 恢 復 し た .そ. 投 与 し な か つ た た め か,更 々27%,. 44%と. の 後PAMを. に3時. 間後 に は 夫. 再 び抑 制 され て恢 復 しな い ま. ま に30時 間 後 に 死 亡 し た. PAM PAMを Pro. kg. Pro. kg. 15mg連. 続 投 与(表2,図3):. 減 量 し て 頻 回 に 投 与 を 行 つ た. 15mgを1回. 静 脈 注 射 し た の み で30. に は両. でPAMを. mgで. も90%に. 抑 制 され て. 目 投 与 後30分. 下 を み た が48時 間 目 に は95%に. ChEと. 投. 3回 投 与(表2,. 投 与 した 所 発 症 時 血. 球ChE. 毒 家 兎 血 液ChEの. 分 後 に は,. 25mg. PAM. 恢 復 しそ の後. 与 総 量 はPro. 球ChEの 15mg/kg連. kg. 180. 経 過 は 血 清 と殆 続静脈注射例.

(4) 528. 山. 田. ど同 様 で あ つ た. PAM. Pro. kg. 図4.. PAMを. 10mg連. PAM. 稔. 統 投 与(表2,図4):. 10mg/kg連. 続 静脈 注 射 例. 更 に 減 量 し て 最 初 か ら1時. 投 与 し た が, は50%以 た.こ. 11%に. 間間隔 で. 抑 制 さ れ て い た 血 清ChE. 上 に は 恢 復 せ ず 結 局3日 の 場 合 血 球ChEの. 目に死亡 し. 恢 復 は 血 清 よ り上. 廻 つ た. ii) kg. Parathion. 20mg投. Pro. 与:. kg. 24mg,. PAM. Parathionの. 2倍 量 投 与 に 拘 ら ずPAMの. Pro. 概 略LD50の 著明 な効 果を. み て 早 急 に 恢 復 した. iii). Parathion. PAMの. し 血 清ChE 20mgを15分 表3. kg. 10mgを30分. PAM第1回. 与 時 のParathion中. 毎 に 頻 回 に 投 与 を 行 つ た. 投 与 後1時. %に 恢 復,そ Parathion投 所,. PAM投. の 後60%台. 間 で 血 清ChEは75 の 値 を 維 持 し た が,. 与 後10時 間 でPAMを. 中 生 した. 8時 間 程 経 過 し て 症 状 再 発 し 血 清ChE. も14%と. 再 び 強 く 抑 制 され た の でPAM投. 与 再 開, ChEは. 再 び45%に. 恢 復 症 状 も消 褪. Pro. kg. 50mg投. 効 果(表3,図5): 24%,血. 球29%.. 間 間 隔 で2回. 毒 家 兎 血 液ChEの. し た の で 又PEMを. 与 時 の. 1時 間 で 発 症 PAM. Pro kg. 投 与 し た 後Pro. 変 動(2). 中 止 し て 経 過 を 観察,. そ の 後 再 々 度 症 状 発 現 し た の でPAMを 与 し た がChEは42%以 Parathionを た.こ. 投. 上 に は 恢復せ ず. 投 与 し て52時 間 目 に 遂 に 死亡 し. の 間PAM総. 量Pro. kg. 320mgに. 及 ん だ. iv). ChE恢. 復 期 に 於 け るPAMの. 効果.

(5) 有 機 燐 製剤 中毒 に 関 す る研 究 図5.. Parathion致. 死 量投 与 時 のPAM. Parathion. の効果. 529. Pro. kg. 10mg皮. で 発 症 し 血 清ChE 低 下, PAM. 下 注,. 1時 間 半. 球ChE. 21%に. 22%,血. Pro. kg. 30mg皮. 下 注 射 に よつ. て15分 後 に は 血 清 は81%,血. 球 は73%に. 恢 復. し静 脈 注 射 時 に変 ら ぬ 効 果 を み た. PAM投 与1回. の み の た めChEは. 37%に. 血 清12%,血. 再 低 下 した の でPAM第2回. 45分 後 に は 血 清ChE と な り,そ. 球. 目 注 射,. 59%,血. 球ChE. 82%. の 後 更 に 低 下 が あ つ た が7日. 後 に. は 正 常 に 恢 復 した. 4) (表3,図6): 投 与,血 図6.. Parathion. 清ChEは6時 ChE恢. Pro. kg. 間 後 に18%の. 5mgを 最低値. 復 期 に 於 け るPAMの. 効果. PAM経. Parathion ChE. B%,血. PAM. Pro. 口 投 与(表4,図8). Pro. kg. 球ChE. 10mg皮. kg. 9%に. 300mgを. 下 注 射,血. 抑 制 され た 時 に. 経 口 で 投 与 し た 所,. 15分 後 で は な お 血 清14%,血 間 後 血 清30%,血 血 球81%と. 清. 球35%,. 球11%で,. 1時. 4時 間 後 血 清64%,. 徐 々 に 恢 復 し た.そ. の 後再 低 下 を. み た 後24時 間 以 後 自 然 恢 復 に 向 い 結 局 対 照 よ り遅 れ て 正 常 値 に 復 し た.こ ChEの. 図8.. に 達 した 後8時. 間 圏 に は23%と. の でPAM. kg. Pro. 後 に は 既 に81%に 度 等 量 注 射,そ が,対. 15mg投. 恢 復,. の 場 合 も血 球. 恢 復 は 血 清 を 上 廻 つ た. PAM経. 口 投 与例. 恢 復 に 向つ た 与 し た 所,. 15分. 1時 間 後 にPAM再. の 後 多 少ChEの. 照 よ りか な り速 く5日. 低 下をみた 目に は完 全恢 復. した. 3)PAM皮 図7.. 下 注 射(表3,図7) PAM. 30mg/kg2回. 2. 皮下注射例. PAMの. 中 毒 症状 へ の効 果. 家 兎 にParathion. Pro kg 10mgを. 注 射す る と通常1〜2時. 皮下. 間 で 発症 し先 ず ム ス. カ リン様 症 状 が 現 われ た 後 ニ コチ ン様 症 状 が 発 現 す るが,治 療 を加 え ず とも生 存す る場 合 は8〜10時. 間症 状 が 継 続 した 後 自 然治 癒 に赴. き ム ス カ リン様 症状 が先 に消 褪 す る. 図3 に示 したPAM. Pro kg 15mg投. 与例. でみ る と, 1時 間半 で発 症 し更 に1時 間 後 に は ニ コ チ ン様症 状 も出現,こ の 時 にPAMを 静脈 注 射 す る と10分 程 で 先 ず 流涎 が止 りチ ア.

(6) 530. 山. 表4. PAM投. 田. 稔. 与 時 のParathion中. 毒 家 兎 血 液ChEの. 変 動(3). ノー ゼは 消 失 し,筋 線 維 性 攣縮 は僅 か に認 め. 察 を 図9に 示 した.図. られ る程 度 とな り30分 後 に は 凡 て の症 状 が 消. 投 与 後10〜15分 で ム ス カ リン様 症 状 は消失 し,. 褪 した.た だ 排 便 はPAM投. 与 後 も1時 間. 筋 線維 性 攣縮 も弱 くな り,更 に5分 後 には 殆. 半 程 続 い た.こ の例 で は症 状 の 再発 は全 くな. ど の症 状 が消 褪 した.所 が2時 間 程経 過 して. か つ た.. 筋 の攣縮 が再 発 し更 に1時 間 後 には呼 吸 困難,. 次 にPAM皮. 下 注 射 例 の症 状 の時 間 的 観 図9. PAM投. に見 られ る通 りPAM. 心 搏 増 加 及 び 流涎 等 の症 状 が 再現 した ので 再. 与 時 のParathion中. 毒 家 兎症 状 の時 間 的経 過.

(7) 有 機 燐製 剤 中 毒 に関 す る研 究 びPAMを. 皮 下 注 射 し た 所,初. 回投与時 と. 同様 に速 に 諸症 状 消 褪 して その 後再 発 は な か. 531. 恢 復 した.血 球ChEは. 更 に阻 碍 軽 度 で 略 々. 血清 と同 様 な 経 過 で あつ た. 次 に前 記 量 を両 者 同時 に 投 与 した所,表4,. つ た. PAM経. 口 投 与 例 で は 効 果 の 発 現 が 遅 く,. 図11に 見 られ る如 く血 清,血 球 共 に前 記 の場. ム ス カ リ ン様 症 状 が 完 全 に 消 褪 す る に は 投 与. 合 よ り抑 制 軽 く,投 与 後4時 間 で血 清66%,. 後1時. 血 球74%に 低 下 した のみ で恢 復 に向 い,. 間15分 も 要 し,凡. て の症 状 が 完 全 に 消. 失 す る に は 更 に そ れ か ら1時. 後 に 完 全 に恢 復 した.. 間 を 要 し た.し. この 実験 に 於 て 中 毒症 状 は全 く発 現 せ ず,. か し対 照 に 比 べ る と遙 か に 短 時 間 で 中 毒 症 状. PAMの. が 消 失 し て い る. 一 般 にParathion中. 毒 家 兎 に 於 ては 実 験. 当 日は 勿 論2〜3日. は 不 活 溌 で 食 餌 も 殆 ど摂. ら な い が, PAM治. 療 に よつ て 症 状 が 消 褪 し. に な る. PAMのParathion中. PAMを. 予 めPro. 後Parathion のChEの 図10.. Pro. kg kg. 300mg経. 5mg皮. 変 動 を 表4及 PAMの. 毒予 防 効 果 口投与 の. 下 注 射 した時. び 図10に. 示 し た.. 3. 予 防 的 経 口 投 与 例(1). 症 状発 現 及 びChE低. 下予 防 効 果 を. 明 か に し得 た. B.臨. た 後 は 再 び 運 動 活 溌 とな り食 餌 も 摂 取 す る 様. 3.. 7日. 床実験. 1.症. 例(表5). 症 例1,. 17才,男,高. 昭31.9.. 1午 後 よ りParathion乳. 8.00p.m.頃. 校 生.. よ り流 涎,悪. の 筋 線 維 性 攣 縮,多. 心,全. 身特 に下 肢. 汗 及 び 言 語 障 碍 を 来 し,. 医 師 に よ り ア ト ロ ピ ン20筒,強 受 け て 入 院.入. 剤 散 布.. 心 剤 の注 射 を. 院 時 意 識 半 ば 溷 濁,ア. トロ ビ. ン の た め か 瞳 孔 中 等 度 縮 小 し 発 汗 も軽 度,全 身 の 筋 線 維 性 攣 縮 著 明,呼. 吸 困 難 状.血. 圧. 104〜70mmHg.血. 清ChE. 7.5mm3,血. 球. ChE. パ ラ ニ ト ロ フ ェ ノー ル. 20.8mm3,尿. 230.6γ/dl,入 10.00p.m.. 院 直 後 テ ラ プ チ ク1筒 PAM. 0.1g静. 注.血. 注 射.. 圧128〜84,. 筋 線 維 性 攣 縮 甚 だ 強 く, 11.30p.m.上 強 直 性 痙 攣,こ. の 間 数 回 嘔 吐.. 肢 の. 0.30a.m.全. 身 状 態 は よ くな つ た が 筋 の 攣 縮 は な お 持 続 し, 1.30a.m.に. 図11.. PAMの. 予防 的 経 口投 与 例(2). 糖 液,グ. 至 つ て 消 失 し た.こ ロ ン サ ン,ビ. 調 に 経 過 第9病. の間 高 張. タ ミン 剤 投 与.以. 日 に 退 院.血. 液ChEの. を 図12に 示 し た. 図12.症. 時 間後 に 血清ChEは44%ま. で 抑 制 され た が,. そ の後 は低 下 せ ず6時 間 まで 同程 度 の抑 制 が 続 い た後8時 間 目 よ り恢 復 に 向 い7日 で 完全. 例1の. 血 液ChEの. 経過. 後順 経 過.

(8) 532. 山. 表5. PAM治. 単 位mm3 症 例2, 昭31.. 1よ. 療 に よ るParathion中. 業.. g静. りParathion乳. 剤 散 布,. 翌 日 も 作 業 し た 所, 4.30p.m.軽 に 悪 心,流. い 腹 痛 と共. 涎 始 ま り, 6.30p.m.頃. 毒 患 者 血 液ChEの. 送 途 中 で 屎 尿 失 禁,言. 動変. 日. 注.こ. 全 く恢 復.し 11.50,. の頃 か ら 縮 瞳 及 び 筋 線 維 性 攣 縮 は か し こ の 間 悪 心,嘔. 0.10p.m.にPAM. 全 身 状 態 は 著 明 に 好 転.こ. 注射受. 糖 液 を 用 い た の み で あ る.経. 語障碍次. 吐 が あ つ た.. 0.2g静. か ら症. 状 増 強 し た の で 医 師 に ア トロ ピ ン2筒 け て 入 院.輸. 稔. 症 例5の 入 院 時 の 値は 第8病. 24才,男,農 9.. 田. 日 退 院.図13にChEの. 注.. の 間 強 心 剤,高. 張. 過 順 調 に第9病. 経 過 を 示 す.. い で 意 識 が 溷 濁 し た. 入 院 時 脈 搏 整,弱.意 性 攣 縮 著 明,縮 135〜88.血. 識 溷 濁,全. 身筋 線維. 瞳 著 し く対 光 反 射 消 失.血 清ChE. 5.1mm3,血. 28.8mm3.尿,糖(+),飯. 8.50p.m.. 0.1g静. 9.20p.m.筋. 血 液ChEの. 経過. 圧. 塚 氏 法20滴,パ. 静 注.. 更 に9.15p.m. 105.. 例2の. 球ChE. ラ ニ トロ フ ェ ノ ー ル156.9γ/dl.直 ラ プ チ ク1筒. 図13.症. ちに テ PAM. 注.血. 0.1g. 圧165〜. 攣縮 下腿 に僅 か に認 め る. 程 度 とな り瞳 孔 梢 々 拡 大 対 光 反 射 僅 か に 認 む. 10.25p.m.. PAM. 0.1g静. 注.な. お 多少 筋. 攣 縮 が み ら れ る が 会 話 出 来 る 様 に な つ た.. 症 例3,. 10.45,. 昭31.9.. 11.10,. 11.40p.m.に. 夫 々PAM. 0.1. 24才,男,農 1よ. り3日. 業. 間Parathion乳. 剤散.

(9) 有機燐製剤中毒に関す る研究 布.作. 業3日. 目 タ 刻 よ り全 身 違 和,眩. 心,嘔. 吐,流. 涎,多. 入 院 時 意 識 概 ね 明 瞭,多 瞳 中 等 度,全. 汗,顔. 清ChE. 32.2mm3.. 面 蒼 白,縮. 15.7mm3,血. 10.45p.. 注 し た がPAMに 更 に11.05p.. m.. m.. し 胸 筋,下. 肢 に 僅 に 残 る の み とな り,意 識 は. 恢 復 し て 会 話 出 来 る 様 に な つ た.呼. 身 の 軽 い 筋 線 維 性 攣 縮 を み る.. 血 圧135〜75.血 ChE. 暈,悪. 汗 を 伴 つ て 来 院.. 533. 球. PAM0.5g静. と な り6.58p.m.血. 圧162〜84,脈. 筋 攣 縮 は 全 く消 失 し た. PAM投. え た が 悪 心,嘔. の 間 ブ ドー 糖 液,強. 感 及 び し び れ 感,悪. 注.之. に. 肢 の 重圧. 吐 は 全 く見 ら れ な か つ た.こ. 吐 が 一 時 に 消褪 し. は 全 く順 調 で 第7病. 全 く正 常 状 態 とな つ た.そ. の後 は 順 調 に経 過. 図15の 通 りで あ る.. 経 過 を 図14に 示 す.. 図14.症. 例3の. 血 液ChEの. 図15.症. 昭31.. 28才,男,農 9.. 4か らParathion乳 汗,流. が あ り,や が て 悪 心,嘔 語 障 碍,霧. 昭31.. 業.. 日 目 午 後 か ら 眩 暈,多. 剤 散 布. 涎,呼. 吸 困難 感. 吐 が 始 ま り更 に は 言. 受 け た が そ の頃 よ り意 識 溷 濁.ア. トロ ピ ン 静,. 搏 整,. 吸 緩 徐 稲 々 困 難 状,発. 汗 は 軽 度.. 縮 瞳 は ア トロ ピ ン の た め か 認 め ら れ ず 対 光 反 射 は 僅 か に 存 在 す る.心 心 音 清 明.肝. 血 圧170〜110.血 ChE. 左 右 に 一 横 指 拡 大,. 一 横 指 触 知.四. 28.9mm3. 清ChE. 肢 腱 反 射 欠 如. 4.9mm3,血. ,尿,糖(+),飯. 球. 塚 氏 法18滴,. パ ラ ニ ト ロ フ ェ ノー ル133.8γ/dl 見 と し て 洞 頻 脈, STの. . EKG. 低 下 及び右脚プロ ッ. クが み られ た. 入 院 後 直 ち に6.37p.m. 度 に 静 注 し た 所,筋. 例4の. 血 液ChEの. 経過は. 経過. PAM. 1gを. 37才,男,農 9.. 3. 業.. Parathion作. 語 及 び 歩 行 障 碍,全. 業 後,悪. 心,嘔. 身 の 筋 線 維 性 攣 縮,. 意識 障 碍 で 某病 院 に 入院 加療 して翌 日症 状 消 褪 第4病. 日 に 退 院 し た が,そ. の後 も二 日酔 の. 様 な 頭 痛 が 続 く の でPAM使 来 院.他. 用 を希 望 し て. 覚 的 に は 全 く 異 常 を 認 め な い.血. 73.0mm3,血. 球ChE. 清. 181.0mnm3.検. 査 の 結果 治 療 の要 を 認 め なか つ たが 希 望 に よ. 130/m.意. 面蒼 白で 全 身 の筋 線 維 性 攣 縮 非常. に 著 明 で,呼. 吐,言. ChE. を 受 け て 入 院.. 入 院 時 体 温37.5℃.脈 識 溷 濁.顔. 3. 視 が起 つ て来 た の で 医 師 の往 診 を. 皮 注 各 々3筒. の後 の経 過. 日 退 院ChEの. 経過. 症 例5, 症 例4,. 心 剤 を 用 い た のみ でそ の. 他 の 治 療 薬 は 使 用 し な か つ た.そ. 心,嘔. した. ChEの. 溌 に話. を す る 様 に な り,空 腹 を 訴 え る の で 牛 乳 を 与. PAM. よつ て注 射 前 に み ら れ た 筋 攣 縮,下. 搏148, 与 後21分 を. 経 過 し た の み で あ る. 7.05p.m.活. よ る 異 常 を認 めな い の で 0.4g静. 吸 も安 静. 一. 線維 性攣 縮 は急 速 に 消 褪. りPAM. 1g静. 注.こ. の 際 注 射 速 度 を極 力. 速 め て み た が 多 少 気 分 が 悪 い と訴 え た の み で 之 も1分. 程 で 恢 復 し た.こ の 際 のChEは. 図16.症. 例5の. 血 液ChEの. 経過. 図16.

(10) 534. 山. 田. 稔. に 示 した. 2.. PAMの. 症 例1:. 中 毒 患 者 血 液ChEへ PAM. 0.1g1回. 投 与 で1時. 楽 後 に は 血 球ChEが20.8mm3よ mm3に. 上 昇,そ. に 恢 復 し た.血. 間. り72.4. の 後 稍 々低 下 を み た 後 徐 々 清ChEに. は 殆 ど影 響 しな か. つ た. PAM. 0.1g. 2回 投 与 後15分 で. 血 球ChEは28.8mm3か 恢 復,. ら201.6mm3に. 1時 間 半 後 に は121.0mm3に. し た の で 更 にPAM. 0.3g. 後 に は305.4mm3に. 再低 下. 3回 静 注,. 再 上 昇,そ. 20分. ChEの. 用 を 有 す る薬 剤. 補 給 は 実 験 的 に は 濃 縮 さ れ たChE. を 得 る事 も 出 来 る の で あ る が,之 る の は 困 難 で あ る し, ChEの. を大 量に得. 特 異 性,非. 特. 異 性 の問 題 な ど もあつ て実 用 には 甚 だ遠 い. ア トロ ピ ン で 代 表 さ れ る抗Acetylcholin作. 日 に は 健 康 値 に 恢 復 し,そ か つ た.血. 清ChEへ. な策 で あ つ て真 の 解 毒剤 とは いわ れ な い.一 度 結 合 し たParathionとChEの. 解離は非. 常 に緩 慢 とされ,之 を促 進 させ る物質 こそ理 想 的 解 毒 剤 で あ り斉 し くそ の 出現 が要 望 され. の 後0.1g. 5回 投 与 に よ り余 り低 下 す る こ と な く第3病 の 後 も低 下 を み な. てい た の で あ る が,こ. こにPAMが. 脚 光を. 浴 び るに至 つ た. Wilson等106). の効 果 は み られ なか つ. 110)がChEの. 作 用 機 構 に関. す る基 礎 的 研 究 に 基 ず い て試 験管 内 実験 で. た. 症 例3:. PAM. 0.5g及. か ら 一 躍323.0mm3に PAMの. PAMのChE復. び0.4gを20. 分 間 隔 で 静 注 後20分 に は 血 球ChE. 32.2mm3. 恢 復 し,そ. の 後. 投 与 な い に も拘 ら ず 再 び 抑 制 され な. Paraoxon(Parathionの LD100を kg. 症 例4:. PAM. 1gを. 一 度 に 静 注,. 分 後 に 血 球ChEは28.9mm3よ 瞬 時 に 恢 復,第2及. 10. 日に 梢. 々 低 下 の 徴 を み せ た 後 健 康 値 を 保 つ た .こ 例 で は 血 清ChEがPAMに. で 恢 復 し,そ. の. よ つ て4.9mm3. か ら 健 康 値 の 略 々50%に. 当 る61.0mm3ま. の後 再 低 下 を 来 して完 全恢 復 に. は か な り 日 数 を 要 した.. 症 例5:来 1g投. 等48)は. をPAM. マ ウ ス 腹 腔 内 にPAM注. Pro 山本. 射5分. 後に. 皮 下 注 射 し た 際,両. の モ ル 比 が1対1の. 者. 場 合 最 も 効 果 著 明で Pro kg. 20mg単. 独 の 毒性. 強 弱 め ら れ た と報 告 し て い る. Wilson,. 山 本 等 に よ るPAM自 毒 性 を 表6に 表6. 院 時 は 第8病. 生 体 内 酸 化 物)の. 凡 て 救 い 得 た と い い,又. Methylparathion が7倍. びWilson85)が. 投 与 し た マ ウ ス10匹. 75mgで. Methylparathionを. り229.8 び 第3病. 活 作 用 を 発 見 し て よ り,生. 体 内 実 験 と し て はKewitz及. か つ た.. PAM. 抗Acetylcholin作. 用 を 有 す る薬 剤 は 作 用機 転か らす ると次善 的. 症 例2:. mm3に. iii. の効果. 身 の マ ウ スに 対す る. 示 す.. マ ウ ス に 対 す るPAMのLD50. 日に 相 当し. 与 に も拘 らず 血 球 及 び 血 清ChE. いず れ も効 果 が 認 め られ な かつ た. IV.総 Parathion中. 括並に考按. Wilson,山 本等に よる.. 毒の 治 療 を 考 慮 す るに 当つ て. 数 多 くの 研 究 者 の 業 績 に よ る 本 症 の 発 生 機 転. Wilson等. の基 礎 的 研 究 は私 の動 物 実 験,. よ り し て 次 の 様 な 作 用 を 持 つ 薬 剤 が 期 待 され. 更 に は5例 の 人 体 例 に よつ てPAMの. る.. 的 な作 用 を実 証 す る事 が 出来 た.. i.. ParathionとChEの. 結 合 を 解 離 し てChE. ii.. ChE自. 体 の 補 給 又 はChEの. 増 強 させ る薬 剤. 最 初 の 動 物 実 験 に 於 て 明 か にPAMの ChE復. を 再 活 性化 させ る薬 剤 活性を. 驚異. 活 作 用 を認 めた が,継 続 効果 がない. た め かPAMを. 中止 す る と再 びChEの. を来 して死 亡 した.次 にPAMを. 低下. 減量 して連.

(11) 有機 燐 製 剤 中 毒に 関 す る研 究. 535. 続 投 与 した 所 初 回投 与 後30分 で 血球ChEは. の著 明 な作 用 を 受 け て全 く同一 歩 調 を 示 した. 投 与前 値 まで,血 清ChEは70%ま. が,人 体 例 で は 血 球ChEの. で恢 復,. みPAMの. 効果. その後 も効果 持 続 して3日 目に は 完全 恢 復 し. 著 し く血 清ChEは. 対 照 よ り数 日速 か つ た.又PAMを 更 にPro kg 10mgに 減 量 した 所,効 果 はか な り劣 つ. 少 効 果 が み られ た が 一 過 性 に過 ぎな か つ た.. た.結 局 家 兎 に於 て はPAM. Pro kg 15mg. 充分 量 の1回 投 与 時 に 多. 以 上 の事 か らPAMは. 特 異 性ChEに. は著 明. な作 用効 果 を 示 し,非 特 異 性ChEに. 対 して. を かな り長 時 間連 続 投 与 す る事 に よつ て 中毒. は作 用が 甚 だ 弱 い事 が 明 か となつ た. Kewitz. を 早急 に治 癒 せ しめ得 た. PAMの. 及 びWilson85)は 曩 に 試 験 管 内 実 験 よ りして. 投 与 時期. は症状 発現 後 可及 的早 期 の方 が よ いが, ChE. この 事 を推 測 して い るが,私 の 動 物及 び臨 床. が 既に恢 復 に 向 う時 期 に投 与 して も充分 な効. 実 験 で之 を実 証 す る事 が 出 来 た. Grob77)に. 果を 示す.. よ る とParathionとChEの. 結. 投 与量 僅. 合 が 始 め の数 時 間 は可 逆 的 で あ るが,や が て. 少なた め影 響少 く,症 例2は 稍 々効 果 が認 め. 不 可 逆 的 にな る といわ れ る.こ の 意味 か らす. られた が,少 量宛 投 与 し た た め かChEの. れ ばPAMの. 人体例 に 於 て は症 例1はPAMの. 再. 低下をみ た.し か し結局 は対 照 よ り恢 復 が 速. 使 用 は 発 症 後可 及 的 速 に行 わ. れ ね ば な らな いが,動 物 実 験 でChEの. 恢復. かつた.症 例3及 び4で は 充 分 量 を一 時 に 投. 期 に投 与 した 例(図6)を. 与 した ので 劇 的 な 効 果 を 見,血. 投 与 後8時 間 経過 してい る に も拘 らずPAM. PAM静. 球ChEは. 注 後瞬 時 ともい え る短 時 間 で健 康値. に よつ て血 清ChE. み る とParathion. 23%が81%に. 恢 復 して お. まで恢復 した.こ の様 な 現象 は従 来 は 夢 想 も. り,又 一 方 人 体例 では 発 症 か らPAM使. 出来 ない事 で あつ た.一 般 に 霞然 治 癒 の場 合,. でか な り時 間 が経 過 して い るが い ず れ も著 明. 血球ChEの. な効 果 を み て い る.こ の 点 か らGrobの. 恢 復 は 非常 に長 期 間 を要 し35〜. 40日かか るが,ア. トロ ピ ン治 療 に よつ て も こ. 用ま いう. 数 時 間 が どの程 度 の ものか,或 は 又不 可 逆 的. の恢 復期 間が 全 く短 縮 さ れ な い 事 を思 うと. にな つ た 結合 を もPAMに. PAMの. 得 る事 も考 え られ な お検 討 す べ き問題 で あ ろ. 効 果 は驚 異 的 と もい え る.一 方 血 清. ChEはPAMに. よつ て 著 明 な作 用を 受 け ず. 症 例4で 多少 の恢 復を み た が 一過 性 で あつ た. しか し全 経 過 か らみ る と自 然 治癒 の1/2程. 度. の 日数 で正常 値 に戻 る よ うで あ る,又 家 兎 で はPAMを. 連 続 投 与 しな い とChEの. 再低下. よ つ て 解 離 され. う. 次 にPAMの. 中 毒 症 状 へ の効 果 を 検 討 し. て み る と,一 言 に して い えば 充 分 量 のPAM の投 与 に よ りParathion中. 毒 症状 は劇 的に. 短 時 間 で恢 復 す る.動 物 実 験 に於 てPro. kg. をみ るが,人 体例 では 充 分 量 を投 与 す れ ば 殆. 15mg投. ど再 低下 す る事 な く健 康値 ま で恢 復 した値 を. な流 涎 を 始 め 主 な 中 毒症 状 は 殆 ど消 褪 し,引. 維持 す る.し か し之 につ い て は生 体 内 に侵 入. 続 きPAMを. したParathionの. 量 の 相 違 を 考 慮 に 入れ な. は特 異性 と非 特 異 性 との 二者 が あ. る事 は知 られ て い るが,人 の 血 液ChEは. 補 給 す れ ば再 び発 症 す る事 な. く治癒 に赴 い て い る.し か しParathion kg 50mgの. ければ な らない と考 え る. ChEに. 与 例 を み る と10分 を経 ず し て著 明. PAMの. Pro. 様 な 致 死 量 を 投 与 した 場合 は. 作 用 が な くな る と再 び 著 明 な 中 毒症. 血. 状 を 繰 返 し発 現 す る.人 体 例 では 症 例3及 び. 清が 非特 異 性,血 球 が 特 異 性 と明か に 区別 さ. 4の 様 に 充分 量 を 一 時 に投 与 した 場合 は 劇 的. れ てお り各 々至 適pHと. な 効 果 が認 め られ た.即 ち両 例 と もPAM注. 至 適 基 質 濃度が異. つ てい る.家 兎 の 場 合 は 血 清ChEと 血球 ChEの 区 別 を実 証 す る事 が 出来 ず 共 に 人 の. 射 直 後 か ら胸 部 以 下 の所 謂 し びれ 感(重 圧 感,. 血球 型 酵 素 即 ち特 異 性ChEに. 瞭 とな り呼 吸 状 態 は 改善 され 筋 線維 性 攣縮 は. 一 致 す る.動. 物 実験 に於 ては 血 清 及 び 血球ChE共. にPAM. 感 覚並 に運 動 不 全 麻 痺)が 消 失 し,意 識 は 明 消 失す る.全. くそ の 効果 は打 てば 響 くとい う.

(12) 536. 山. 田. 稔. 感 が あ る. 一 般 に ア トロ ピ ン又 は 自律 神経 遮断 剤 に よ. 応 じ てPAMを. る治 療 の 場合 は ムス カ リン様 症 状 は 消 褪 して. な る の は 副 作 用 で あ る.私. もそ の他 の症 状 特 に 筋 線維 性 攣 縮 は 仲 々恢 復. 験 に 於 てPAMの. 追 加 す る 必 要 が あ る と考 え る.. 新 し い 薬 剤 が 始 め て 用 い られ る 際 に 問 題 と の動 物及 び臨床実. 副 作 用 と 認 め ら れ る もの. しな い もの で あ る.反 面 には 散 瞳,顔 面 潮紅,. は な か つ た.本. 剤 の マ ウ ス に 対 す るLD50は. 血 圧 低 下 な どの ア トロ ピ ン副 作 用 が 現れ る事. 静 注 でPro. 140mgで. もあ る. PAM治. も好 結 果 を 得 たPro. 療 では ムス カ リン様 症 状 は. kg. る あ が,家. kg. 15mg投. 兎 で最. 与 例 で は. 勿 論の 事,ニ コ チ ン様 症 状 を 含 む 凡 て の症 状. 総 量Pro. が 一 様 に 消 褪 し血圧 の正常 値 以下 低 下 な ど も. 副 作 用 と思 わ れ る も の は な か つ た. Parathion. 起 きな い.ア. 致 死 量 投 与 例 で はPro. トロ ピンは 神 経末 梢 に直 接 作 用. kg. 180mg投. 与 し た に 拘 らず 全 く. kg. 320mgに. も達 し. して 末 梢 神経 の刺 戟 状 態 を改 善 す るが, PAM. 結 局 は 死 亡 した が 死 亡 時 の 血 液ChEの. は 一 旦ChE活. 及 び症 状 か らす れ ば副 作 用 に よ る死亡 とは思. 性 を恢 復 して後 神 経 作 用 を恢. 復 せ しめ る ので 作 用 発 現 は ア トロ ピンよ り遅 い と考 え られ た が,実 際 は 予 想 に 反 して ア ト ロ ピン よ りも迅速 で あつ た. PAMの. わ れ ず 中 毒 死 と考 え ら れ る.患 1と2でPAM注 した が,之. 投 与 法 は 臨床 実 験 よ りして5%水. は 当 然Parathion中 に 症 例5に. 溶 液 を 使 用 した場 合 中 毒 患 者 に対 しては1g. に1gを. (略 々Pro. 良 を 訴 え た の み で あ る.血. kg 20mg)の. 静 脈 注 射1回. で目. 者例 では症 例. 射 後 も 悪 心,嘔. 状 と考 え ら れ る.更. 静 注 し て も1分. 低下. 吐 が継続. 毒 に よ る症 対 し可 及的速. 間 程 度 の気 分 の不 圧 につ い て もア ト. 的 を 達 し,必 要が あれ ば 追 加す る とい う方 法. ロ ピ ン 治 療 の よ うな 低 下 は な く,又 各 症 例 詳. が 良 い と考 え る.緊 急 を要 す るParathion中. 細 に 行 つ た血 液 像 及 び 肝 機 能 検 査 に於 て も. 毒 の 治療 に於 ては 迅速 に効 果 の発 現 す る投 与. PAMに. よ る と思 わ れ る 異 常 所 見 を 認 め な か. 法 が 用 い られ るの は 当 然 で あ るが,家 兎実 験. つ た.以. 上 か ら現在 の使 用 量は 勿 論更 に多 量. で 静脈 注,皮 下注 及 び経 口 の三 投 与 法 の内 静. のPAMの. 脈 注 射法 が 効 果迅 速 しか も最 少 量 で 済み 最 も. PAMの. 使 用 も差 支 え な い もの と考 え る. 顕 著 な 作 用 効 果 か ら 之 をParathion. 優 れ てい た.皮 下 注 射 で は 静脈 注 射 の倍 量 を. 中 毒 の 予 防 に 応 用 し得 る の で は な い か と考 え. 要 し,経 口投 与は 更 に 大 量 を 必 要 とす る と共. 動 物 実 験 を 行 つ た.こ. に 効 果 発 現 も遙 か に遅 れ る.人 体 例 には 動 物. ら 経 口 投 与 に よつ て 実 験 した.図10,. 実 験 を 基 に して静 脈 注 射 法 を行 い充 分 目的 を. ら れ る 通 り対 照 と比 べ て 明 か に 血 液ChE低. 達 した.後. 下 の 阻 止 が 認 め られ,症. 述 す る 如 く静脈 注 でPAMの. 副. 作 用 と して認 め られ る もの な く一 刻 を 争 う場. す る 事 が 出 来 た.. 合 で あ るか ら人 体 に対 して も静 脈 注 射 法 が最. 対 照 と 大 差 な いChEの. の際 実際 的使 用 の点か. PAM. 11に 見. 状 の 発 現 も全 く防 止 Pro kg. 50mgで. 低 下 を 見,症. は. 状 も発. 良 と考 え る.家 兎 で は 連続 投 与 を 必 要 と した. 現 し て い る の でPro. が,人 体 例 で は効 果 が 持 続 的 で 充 分量 を投 与. が 必 要 と思 わ れ る. Parathion投. す れ ば 殆 ど追 加 を 必要 としな い,し か し家 兎. に使 用 した場 合 よ りも同時 投 与 の方が 有効 で. のParathion致. あ つ た.之. 死 量 投 与 例 に あ る様 に,非. 常 に 大量 のParathionが. 生 体 内 に侵 入 した 場. はPAMが. れ る事 が 予 想 され,従. kg. 300mgの. 経 口投 与 与 の30分 前. 比 較 的 速 に分解 排泄 さ つ て 予 防 的 に使 用 す る. 合 例 えば 人が 自殺 の 目的 で 大 量 を経 口摂 取 し. 場 合 はParathionが. た様 な 時 は,胃. 合 す る 時 即 ち 潜 在 性 中 毒 の 初 期 に 用 い る方 が. PAMを. 洗 滌 そ の 他 の処 置 と共 に. 使 用 して症 状 が 一 旦 消 褪 して も大 量. のParathionの. た め にPAMが. 使 い 果 され. 効 果 的 で あ る. PAMに. 結. よ る 中 毒 予防 に 関 し. て は 臨 床 実 験 も含 め て な お 充 分 検 討 を 要 す る. て再 び症 状 が 発 現 す る可 能 性 もあ り,こ の よ. が,実. うな 場合 はChEの. Parathion使. 経 過 を逐 次 み つ つ 必要 に. 体 内 に 入 つ てChEと. 際 に 人 体 に 応 用 す る 場 合 は 成可 く 用 と 同 時 に 比 較 的 多 量 のPAM.

(13) 有 機 燐 製 剤中 毒 に 関す る研 究. 537. を 内 服 す る事 に よ つ て 或 程 度 中 毒 を 予 防 し得 V.結. る の で は な い か と 推 測 す る. PAMの. 作 用 機 転 に つ い て はWilson等108). は 次 の よ う に 説 明 し て い る.即. てChEを. ChEの. の 際 にParathion. 結 合 し て 燐 酸ChEを. このChEか. 活 性 が 恢 復 す る と い う.之. 的 治 療 剤PAMに. を 図17に. 世 界 最 初 と思 わ れ る 人 体 例5例. 1). PAMのChE復. 特 異 性ChEに. 非 特 異 性ChEに 図17.. PAMの. を. 活 作 用 は 生 体特 に 人. 体 に 於 て も 実 証 す る 事 が 出 来 た.こ PAMは. 示 した.. ついて系 統 的 な 動 物実験. 加 え て 見 る べ き.成績 を 得 た.. 作 り,. ら燐 酸 部 分 を 奪 う の で. 毒 の 治 療 に従 来 用 い ら. れ て 来 た ア トロ ピ ン 療 法 よ り更 に 有 効 な 本 質. を 行 い,又. あ る二 つ の 活 性 中 心 の. 内Esteraticsiteに PAMが. 酸 化 され. 阻 碍 す る が,こ. の 燐 酸 部 分 がChEに. 私 はParathion中. ち体 内 で吸 收. され たParathionはParaoxonに. 論. 2)充. 作用機転. 著 明 な 効 果 を 示 し,. 対 す る 作 用 は 弱 い.. 分 な る 量 のPAM投. 与 に よつ て特. 異 性ChEは. 瞬 時 に 正 常 値 に 恢 復 し,同. Parathion中. 毒 症 状 は 迅 速 に 消 褪 す る.. 3). の際. Parathion中. 投 与 量 は1g静. 時に. 毒 患 者 に 対 す るPAMの 注1回. 法で充 分 目的を達す. る. 4). PAMの. 副 作 用 は 認 め ら れ な か つ た.. 5). PAMに. よ るParathion中. 毒 予 防効 果. を 期 待 し 得 る. 擱 筆 す るに臨 み御 指 導御 校 閲 を賜 つ た 恩師 平 木 教 授 並に 難 波講 師 に 深 甚 の 謝意 を表 す る. 本稿 の要 旨は 昭 和31年10月 第11回 内 科学 会 中国 ・ 四 国地 方 会 に於 て発表 した.. 参 1) 青 木:小. 児 科 診 療,. 2). 山 医 学 会 誌,. 赤 枝:岡. 仂 科 学,. 18,. 31,. 529,昭30.. 55,. 412,昭18.. 211,昭30.. 考. 文 献 18). 菊 野:綜. 合 医 学,. 19). 木 谷,樫. 村:生. 11,. 20). 北 山:臨. 床 病 理,. 21). 木 村:岡. 山 医 学 会 誌,. 22). 黒 沢.農. 薬 研 究,. 23). 小 林:新. 瀉 県 立 病 院 誌,. 24). 今 野:札. 幌 医 学 会 誌,. 化 学, 2,. 39,昭29. 25,. 13,昭28.. 461,昭29.. 3). 荒 井:労. 4). 池 田 ほ か:日. 5). 池 田:高. 峯 研 究 所 年 報,. 6). 市 川:日. 本 臨 床,. 7). 石 堂:日. 本 公 衆 衛 生 会 誌,. 2,. 8). 岩 本:日. 本 薬 理 会 誌,. 51,. 1,昭30.. 25). 佐 々 木,植. 松:労. 仂 科 学,. 9). 上 田 ほ か:公. 衆 衛 生,. 11,. 9,昭27.. 26). 佐 々 木,植. 松:日. 本 衛 生 会 誌,. 10). 上 田 ほ か:公. 衆 衛 生.. 13,. 3,昭28. 27). 佐 々 木:第40回. 11). 上 田 ほ か:植. 物 防 疫,. 6,. 463,昭27.. 28). 沢田. 12). 上 田 ほ か:植. 物 防 疫,. 7,. 57,昭28.. 29). 柴 田 ほ か:医. 13). 冲 中,吉. 川:日. 新 医 学,. 31,. 1,昭25.. 30). 宿 谷:生. 化 学,. 14). 冲 中,吉. 川:日. 新 医 学,. 40,. 371,昭28.. 化 学, 22,. 15). 冲 中,吉. 川:日. 本 消 化 機 会 誌,. 16). 冲 中,吉. 川:日. 本 医 師 会 誌,. 17). 神 田:日. 本 薬 理 会 誌,. 本 医 師 会 誌,. 13,. 34,. No.. 1,昭30. 6,. 130,昭29.. 1395,昭30.. 51,. 538,昭30.. .. 48,. 30,. 37.昭26.. 619,昭28.. 57,昭30.. 68,. No.. 1,. 301,昭31. 15,昭28.. No.. 4,. 5,. 56,昭29.. 4,昭28. 30,. 193,昭29. 9,. 72,昭29.. 法 医 学 会 総 会,昭31.. 第40回 法 医 学 会 総 会,昭31.. 31). 玉 井:生. 32). 中 塚 ほ か:日. 33). 長 野,植. 34). 長 谷 川 ほ か:精. 学 と 生 物 学, 23,. 36,. 32,昭25.. 本 薬 理 会 誌, 51,. 村:小. 24,昭30.. 129,昭26.. 児 科 臨 床, 7, 神 々経 会 誌,. 58,昭30. .. 438,昭29. .. 58,. 176,昭31. ..

(14) 山. 538. 35). 浜 田:第40回. 36). 平 井:十. 37). 平 木 ほ か:治. 療,. 38). 平 木 ほ か:東. 京 医 事 新 誌,. 72,. 137,昭30:. 39). 平 木 ほ か:東. 京 医 事 新 誌,. 72,. 189,昭30.. 40). 平 木 ほ か:診. 断 と 治 療,. 41). 平 木 ほ か:日. 本 医 事 新 報,. No.. 42). 平 木 ほ か:日. 本 医 事 新 報,. No.. 43). 平 木 ほ か:日. 本 医 事 新 報,. No.. 44). 平 木:日. 赤 医 学,. 45). 平 木,難. 波:臨. 46). 福 原:未. 発 表. 野:日. 田. 法 医 学 会 総 会,昭31.. 全 会 誌,. 58,. 275,. 36,. 832,昭29.. 8,. 昭31.. 43,. 15,昭30. 7,昭30. 10,昭31.. 152,昭30.. 105, 156,. Am. J. Physiol., 157, 80, 1949.. 73) Gersdorff and Mitlin:. J. Econ. Entmol., 44,. 474, 1951. 74) Giang and Hall:. Anal.. Chem., 23,. 1830,. 75) Gordocki and Hazleton:. J.. Am.. Pharm.. Assoc., 15, 491, 1951.. 47). 宮 崎,今. 山 本 ほ か:私. 49). 若 林,佐. 50). 新 農 薬 の 人 畜 に 対 す る 影 響 に 関 す る 研 究,農. 本 生 理 会 誌,. 14,. 149,昭27.. 76) Green et al.: Fed. Proc., 6, 334, 1949. 77) Grob et al.: Bull. Johns Hopk. Hosp., 81.. 信 に よ る. 化 学,. 21,. 217, 1947.. 81,昭24. 林. 省,昭30. 51). ダ イ ア ヂ ノ ンに 関 す る 試 験 成 績,日. 52). ダ イ ア ヂ ノ ン,庵. 瑞 貿 易.. 原 農 薬.. 55) Aldridge and Davison:. 78) Grob: 1950.. Bull.. 79) Grob et al.:. Johns Hopk.. 2, 56,. Bull. Johns Hopk. Hasp., 87,. 80) Grob et al.: Ann. Int. Med., 31, 899, 1949. 81) Grob: Ann. Int. Med., 32, 1227, 1950. 82) Heymans et al.:. Bioch. J., 55, 763,. 1953. 56) Ammon: Pbluger's Arch. Gas. Physiol., 233, 486, 1934. 1949.. Pharm., 77,. Arch. Ind. Hyg. Occup. Med.,. 6, 326, 1952. 84) Johnston:. Biol. Med., 72, 9.. Arch. inter.. 486, 1948. 83) Jensen et al.:. Proc. Soc. Exptl.. Hosp., 87, 95,. 106, 1950.. 53) Adrian et al.: Brit. J.. Pharmacol., 1947. 54) Aldridge: Bioch. J., 53, 110, 1953.. J. Pediatrics.,. 85) Kewitz and Wilson:. 42. 286, 1953.. Arch. Bioch. Biophys.,. 60, 261, 1956.. 58) Ball and Beck:. J. Econ. Entmol., 44, 558,. 1951. 59) Brauer:. J. Pharmacol.,. 1956. 3,. 48). 57) Bain:. Arch. exper. Path. Pharmcol.,. 1952.. 8,昭30.. 床 消 化 器 病 学,. 藤:生. Fed. Proc., 9, 269, 1950.. 70) Enders et al.:. 72) Freedman:. 1633, 1702,. 69) DuBois et al.:. 219, 43, 1953. 71) Frauley et al.:. 14,昭30. 1613.. 稔. J. Pharmacoc., 92, 162, 1948.. 60) Chamberlin. and Cooke: Amer. J.. Disseas. 86) Koelle:. J. Pharmacol., 87, 421, 1946.. 87) Koelle:. J. Pharmacol., 108, 158, 1950.. 88) Koelle:. Biochem. J., 53, 217, 1953.. 89) Koppanyi et al.:. Child., 85, 164, 1953. 61) Conley: J. A. M. A., 144, 104, 1950.. 90) Lendle:. 62) Davison:. Brit.. 91) Lieben et al.:. 63) Davison:. Biochem. J., 54, 583, 1953.. J. Pharmacol.,. 64) Deichmann et al.:. 8, 212, 1953.. Arch. Ind. Hyg.. Occup.. Med., 5, 44, 1952. 65) Deichmann et al.:. Pharmacol.,. 101, 327,. Dtsch. Med. Wschr., 79, 725, 1954. Arch. Ind. Hyg. Occup. Med.,. 6, 491, 1952. 92) Loewi:. Pbluger's Arch. Physiol., 214, 678,. 1926. Arch. Ind. Hyg.. Occup.. Med., 7, 152, 1952. 66) DuBois et al.:. J.. 1950.. J. Pharmacol.,. 95, 79, 1949.. 94) Metcalf:. Hyg. Occup.. 95) Nachmansohn. J. Econ. Entmol., 44, 881, 1951. and. Rothenberg:. J. Biol.. Chem., 158, 653, 1945.. Med., 6, 9, 1952. Med., 8, 350, 1953.. J. Biol. Chem., 163,. 261, 1946.. 67) DuBois and Coon: Arch. Ind. 68) DuBois and Doull:. 93) Mazur and Bodansky:. Arch. Ind. Hyg. Occup.. 96) Nachmansohn: 1949.. J. Biol.. Chem., 171, 715,.

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参照

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