• 検索結果がありません。

PowerPoint プレゼンテーション

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "PowerPoint プレゼンテーション"

Copied!
142
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

体外受精説明会

絹谷産婦人科

(2)

絹谷産婦人科 体外受精説明会

本日のスケジュール

1.体外受精・胚移植治療の概要: 医師(60分)

2.休憩(10分)

3.体外培養の実際: 培養士(20分)

4.治療の実際: 看護師(10分)

5.料金、助成金申請: 受付(10分)

6.カウンセリング:臨床心理士(15分)

7.休憩(質問票の記入、回収)(10分)

8.質疑応答(10分)

(3)

1.体外受精・胚移植治療の概要

(4)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(5)

排卵 卵子 受精 着床 精子 黄体 5-7日目 1日目 2日目 3日目

自然な妊娠成立機序

卵胞 4日目 接合子 2細胞期 4細胞期 8細胞期 桑実胚 胚盤胞 子宮内膜 卵管 卵管采 卵巣

(6)

受精 着床

なぜARTが必要か?

卵胞 胚盤胞 精子の異常 受精の異常 抗精子抗体 原因不明不妊 機能性不妊 子宮内膜症 卵管の異常 

(7)

採卵 媒精・培養 受精卵 分割卵 胚移植 子宮 卵管 卵巣

体外受精-胚移植の流れ

1卵巣刺激 2採卵 3媒精 体外受精 4胚移植 5黄体期管理 卵胞 卵子 卵子と精子 In V itro Fertilization - E mbryo Transfer (IVF-ET )

(8)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(9)

GnRHアゴニストとアンタゴニストの役割

GnRHアゴニスト

GnRHアンタゴニスト

GnRHアゴニスト

長期投与により内因性ホルモン分泌を抑制=LHサージの抑制

短期投与により内因性ホルモン分泌を促進(flare up作用)

=Short法、HCGの代用薬

(10)

排卵誘発法

採卵 月経 移植 GnRHアゴニスト FSH,HMG注射 採卵 月経 移植 FSH,HMG注射 採卵 月経 移植 HMG注射 GnRHアンタゴニスト ショート法 アンタゴニ スト法 HCG HCG or GnRHアゴニスト HCG or GnRHアゴニスト GnRHアンタゴニスト クロミッド クロミッド +HMG法 HCG 採卵 月経 移植 GnRHアゴニスト FSH,HMG注射 ロング法 3 3 3 3

低刺激

調節刺激

(11)

排卵のしくみと排卵誘発法

(ロング法)

HCG

=LHサージ

採卵

月経 移植

GnRHアゴニスト

FSH,HMG注射

3

LHサージ抑制

卵を複数個育てる

35時間後

自然周期

体外受精では…

2017.5.~自己注射製剤あり

(12)

排卵誘発法の選択

年齢、合併症

卵巣予備能(AMH値など)

多嚢胞性卵巣症候群

を参考にして至適な誘発法を決定します

多嚢胞性卵巣症候群

AMH異常高値

ロング法

ショート法

アンタゴニスト法

低刺激

年齢が高め、AMH低値

年齢が低め、AMH標準

(13)

初期症状:卵巣腫大と軽度の腹水による。 腹部不快感・膨満感・緊満感・圧迫感、口渇、体重増加 進行症状:卵巣腫大、多量の腹水、胸水による。 悪心・嘔吐、下痢、腹部苦渋感、呼吸困難、心悸亢進、      強度脱力感、頭痛、乏尿、血液濃縮、血栓塞栓症 腹水 卵巣腫大

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

その2 Grade I 軽症 Ⅱ 中等症 Ⅲ 重症 Ⅳ 最重症 卵巣腫大 <6- 8cm 8- 12cm >12cm >12cm 腹水 - 少量~中等量多量 非常に多量 胸水 - - ± + H t 軽度上昇 40-45% >45% >55% WBC 正常 軽度上昇 >15000 >25000 血清クレアチニン正常 正常 1.0-1.5mg/dl>1.6mg/dl CCr 正常 正常 >50ml/min <50ml/min 尿量 正常 軽度減少 乏尿 高度乏尿 低蛋白血症 - 軽度 高度 高度 肝機能異常 腎不全 全身浮腫 血栓塞栓症 呼吸不全 g g

卵巣過剰刺激症候群

OHSS(

O

varian

H

yper

s

timulation

S

yndrome)

初期症状:腹部不快感・膨満感・口渇・体重増加

排卵誘発剤の投与により卵胞が過剰に発育し腹 水、卵巣腫大によりさまざまな症状を示す

進行症状:悪心・嘔吐、呼吸困難、頭痛、乏尿 血液濃縮、血栓・塞栓症、茎捻転

(14)

・水分を多めにとり、尿量の減少に注意!

・来院時に血液濃縮の程度を調べ、点滴をすることもあります。

・重症の場合、入院が必要となることもあります。

・35歳以下

・痩せている

・多嚢胞性卵巣症候群

・発育卵胞>35個

・血中E2値>4,000pg/ml

・HCG使用周期

・妊娠周期

リスクファクター

*リスクが高い場合

・排卵誘発をアンタゴニスト法、または低刺激で

・採卵は行うが胚移植中止→凍結胚融解移植へ

*卵巣過剰刺激症候群になったら…

(15)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(16)

経腟超音波下採卵

採卵

培養器 培養液 37℃ 媒精 精子 経腟超音波 針

(17)

採卵時の合併症

1. 周囲臓器(子宮・膀胱・腸管)の損傷

子宮内膜症など骨盤内に癒着がある場合、リスクが少し高くなり

ます。膀胱損傷→血尿、バルーン留置 腸管損傷→手術

2. 出血

子宮周囲の血管損傷、穿刺部位からの出血が起こり得ます。

3. 麻酔による呼吸抑制、アレルギーなど

(18)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(19)

授精方法の決定(採卵当日)

培養

通常媒精(体外受精)

受精率72.6%

(当院,2015年)

精子の数・運動率が良くても、TFF

(total fertilization failure,受精ゼロの

状態) を起こす可能性があり

―当院2014年データでは5.5%

顕微授精

受精率82.6%

(当院,2015年)

併用(通常媒精と顕微授精)

受精ゼロの可能性をなるべく少なくし、

かつ受精障害の有無も分かる

授精方法について、あらかじめご夫婦

で相談しておいてください

(20)

受精確認から胚移植へ

翌日当院に電話

受精確認、移植日確認

新鮮胚移植

初期胚 or 胚盤胞

1個 or 2個

胚凍結保存

初期胚 or 胚盤胞

(21)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(22)

胚移植(初期胚移植)

培養

形態学的評価

グレードの良い胚ほど妊娠率は高い

(23)

移植胚数

生殖補助医療における多胎妊娠防止に関する見解

移植する胚は原則として単一とする。ただし、35歳以上の女性、また

は2回以上続けて妊娠不成立であった女性などについては、2胚移植を許

容する。

平成20年4月12日 社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 吉村 泰典 倫理委員会委員長 星合 昊

移植胚数を2個にすると

妊娠率上昇

多胎のリスク

増加

母体合併症増加

早産(=未熟児の出産)のリスク増加

(24)

受精

胚盤胞移植

Blastocyst-ET

通常の胚移植:  採卵後培養2~3日、2~8分割卵を子宮内に戻す  子宮内で胚は胚盤胞まで発育 自然妊娠:  卵管内で受精・分割  5~6日後胚盤胞の状態で子宮に到着 胚盤胞移植:  採卵後5~7日、体外で胚盤胞まで培養し子宮内に戻す 接合子 2細胞期 4細胞期 8細胞期 胚盤胞 桑実胚 着床 卵管

(25)

胚盤胞移植

培養

メリット :着床率が高い

子宮外妊娠のリスク減少

デメリット:胚移植のキャンセルのリスク

一卵性双胎が軽度増加

採卵の5日後に移植

胚盤胞発生率

34歳以下 57.5%

35-39歳 51.4%

40歳以上 43.4%

(当院,平成26年)

(26)

受精 通常の胚移植:  採卵後培養2~3日、2~8分割卵を子宮内に戻す  子宮内で胚は胚盤胞まで発育 自然妊娠:  卵管内で受精・分割  5~6日後胚盤胞の状態で子宮に到着 胚盤胞移植:  採卵後5~7日、体外で胚盤胞まで培養し子宮内に戻す 接合子 2細胞期 4細胞期 8細胞期 胚盤胞 桑実胚 着床 卵管 Embryo-priming 子宮内膜の着床環境を整える効果

二段階胚移植法(2-step ET)

SEET法

(27)

Assisted Hatching

PZD法 mechanical partial zona dissection 機械的透明帯開孔法 ZD法

chemical zona drilling 化学的透明帯開孔法 hatching 孵化 ZT法 zona thinning 透明帯菲薄化法 内層 外層 透明帯

= 孵化補助

培養

(28)
(29)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(30)

黄体期管理

x x x x x 月 経 卵巣刺激 hCG 採 卵 胚 移 植 7 14 黄体ホルモン(注射 腟坐薬等)hCG等 妊 娠 反 応 0 1 2 3 4 5 6 GnRHaを使用した場合、卵巣から黄体ホルモンが充分出ないので 補充する必要があります。 GnRHa *妊娠成立の場合はさらに妊娠6~8週まで続けます。 基礎体温

(31)

着床

胚移植後の卵

子宮内膜上皮 採卵後6日目 採卵後8日目 採卵後12日目 子宮筋層 子宮内膜 着床成立 子宮内腔で分割を繰り返し胚盤胞 となりその後透明帯から孵化する 胚盤胞 子宮内膜

(32)
(33)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(34)

不育症とは?

2回以上流産・死産の既往がある方

妊娠初期の流産の原因は多く

が胎児の染色体異常によるも

のと考えられていますが、

産を繰り返す場合、下のよう

な流産の可能性を高めるリス

ク因子を持っていることがあ

ります。

当院の不育症外来で、

スクリーニング検査を行い、

結果に応じた治療を行ってい

ます。

<不育症リスク因子別頻度>

(35)

近年、生化学的妊娠を繰り返す方、或いは着床障害の方にも同様の異常

が認められるとの報告があります。

治療後に流産を繰り返す、あるいは着床障害により治療不成功となるリ

スクを軽減するため、当院では治療前の方にあらかじめスクリーニング

を行うことを提案しております。

内分泌学的検査 甲状腺機能検査…freeT4,freeT3,TSH 糖尿病検査…HbA1c PRL (自費) 6,500 円 自己抗体および抗リン脂質抗体 初診時検査に含まれています 抗核抗体 抗CL・β 2GPI 複合体抗体 ループ スアンチコアグラ ント 抗CL 抗体 IgG 抗CL 抗体 IgM 抗PE 抗体 IgG、 IgM (自費) 38,400 円 凝固因子活性 aPTT 第Ⅻ因子活性 ProteinC 活性、ProteinS 抗原 ProteinS 活性 ≪選択的検査≫ 御夫婦の染色体検査 (自費)お一人につき 32,000 円 ストレス評価 STAI 初回時のみ (自費)500 円

まだ検査を受けられていない

方は是非ご検討下さい。

資料は初診前説明会の際にお

渡ししていますが、必要な方

は再度お渡しできます。

不育症・着床障害スクリーニング検査

(36)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(37)

胚凍結保存

胚移植

凍結保存

凍結胚融解移植

XXX XXX XXX 受精卵 XXX

凍結胚融解移植

凍結延長手続きを忘れないように注意して下さい。

胚移植 凍結保存 凍結胚融解移植 XXX XXX 受精卵 妊娠成立 月経再開後

(38)

凍結胚融解移植

月経

移植

GnRHアゴニスト HCG 月経

移植

自然周期

ホルモン補充周期

排卵 HCG HCG HCG エストロゲン プロゲステロン 来院日 長所:来院日、移植日の予定が立ちやすい 自然排卵がない方でも可能 キャンセルの可能性が少ない 短所:点鼻薬,貼布薬などの副作用 長所:使用薬剤が少ない 短所:周期によりホルモン状態のばらつきあり キャンセルの可能性もあり

(39)

作業中や自然災害による胚の紛失・喪失について

当院では、胚操作には細心の注意を払って業務を行っておりますが、ごく

希に、胚が紛失・喪失することがあります。

胚は直径約200μmの小さな組織で、その取り扱いは非常に難しいもの

です。これまで当院でも、胚の凍結や融解、移植時に胚が見当たらなくな

ることがありました。

もちろん、技術の未熟さや不注意によるミスは論外ですが、細心の注意

を払い慎重に作業を行っていても、このようなヒューマンエラーを100%

防ぐことは残念ながら不可能です。

また、自然災害(地震・火事等による停電や焼失)による胚の喪失の可

能性もあります。

以上の可能性につきご理解の程、何卒宜しくお願いいたします。

(40)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(41)

7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0 3 6 9 0 10 20 30 40 50 卵 子 の 数 (百万) 胎生(月) 出生 初経 年齢(歳) 700万個 200万個 30万個 閉経 卵子はいつ作られる? 若い女性の卵子は毎月約1,000個ずつ減っており、37歳 頃から卵子数は急激に減少し、残り約1,000個になった 50歳頃に閉経を迎えると言われています。 卵母細胞は妊娠5か月で最も多く、その後は自然消滅し たり吸収されたりして急速に減少します。 生まれるときには200万個、初経のころには30万個に まで減ってしまいます。 卵子の数が減少し、妊娠につながる良い卵 子の数も減少する 卵子も同じように「加齢」する 女性の加齢とともに・・・ 卵子の「加齢」によって起こることは?

(42)

卵子が「加齢」すると・・・ 提供卵子を用いた場合には、治療を受ける女性 の年齢の上昇とは無関係に高い確率で妊娠・出 産することが分かっています。 加齢による妊孕性の低下の主な原因は 「加齢による卵の質の低下」 卵 子 の 質 の 低 下 60 50 40 30 20 10 0 (歳) 年齢 (%) 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 70 自身の卵子 提供卵子 胚 移 植 あ た り の 生 産 率 提供卵子と自身の卵子を用いた治療成績の比較 卵子の「質」とは?

(43)

透明帯の硬化 エネルギー産生 卵成熟促進因子 遺伝子発現の制御 ON OFF 極体 透明帯 表層粒 Ca2+ 囲卵腔 「加齢」に伴う卵子の変化 「若い」卵子 囲卵腔の狭小化 表層粒の移動・放出 遺伝子発現の制御 ON OFF 遺伝子発現の制御の変化 卵成熟促進因子 卵成熟因子の減少 Ca2+ Caイオンの減少 エネルギー産生 エネルギー産生の減少 紡錘体の拡張 染色体分配の異常 「加齢」した卵子 極体 極体の退化・位置の変化 様々な細胞活動が相互的に作用しながら 受精や胚発育が進んでいきます。 これらの変化・異常が原因となって、卵子の成熟や 受精・着床に必要な機構がうまく働かなくなるとい われています。 卵子の「質」の低下 このような変化・異常を総合して・・・

(44)

核 細胞 ミトコンドリア 「卵子の質の低下」の一因は・・・ エネルギー産生 活性酸素 若い細胞のミトコンドリア 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 年齢(歳) 15 20 25 30 35 40 45 ミ ト コ ン ド リ ア 活 性 低下 加齢によるミトコンドリアの変化 ミトコンドリア:細胞のエネルギーを作る重要な器官 エネルギー産生低下 →細胞活性の低下 活性酸素増加 →細胞へのダメージ増 加齢した細胞のミトコンドリア 加齢により機能が低下し、活性酸素を増やしたり、 エネルギーを作る能力が低下 細胞の老化を引き起こす 受精・胚発育に負の影響

(45)

「卵子の質の低下」の一因は・・・ 卵子:25% 精子:15% 受精時の異常率:36% 受精卵(胚):45% 新生児:0.6% 胎児:10% 染色体異常の頻度 年齢とともに染色体異常の頻度が増加します 60 50 40 30 20 10 0 25-34 35-39 40-45 (歳) 年齢 (%) *FISH法によるX, 18, 13,21染色体の異数性率 * 卵 子 の 染 色 体 異 常 率 加齢によって染色体異常の頻度が増加し、 妊娠率が低下、流産率が増加すると考え られています。

(46)

出生児の染色体異常について

(47)

男性正常染色体 女性正常染色体

21トリソミ-(ダウン症候群)

13トリソミ- 18トリソミ-

(48)

ダウン症候群(21トリソミ-) 18トリソミ- 13トリソミ- 母体年齢(歳) 発 生 頻 度 (%) 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 20 25 30 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44

母体年齢別にみた出生児の染色体異常頻度

ダウン症の新生児の発生頻度は、20 歳の女性では1441人に1人であるの に対し、35歳では338人に1人、 40歳では84人に1人と、女性の年齢 にともなって発生頻度が上昇します。

(49)

本日の内容

1.体外受精・胚移植治療について

①卵巣刺激=排卵誘発

②採卵

③授精方法(通常媒精?顕微授精?)

④胚移植 *胚盤胞培養、孵化補助

⑤黄体期管理

*不育症・着床障害スクリーニング

⑥胚凍結保存ー凍結胚融解移植

2.加齢による影響について

3.治療成績

(50)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 年齢(歳)

ART妊娠率・生産率・流産率 2013

妊娠/総治療周期 妊娠/胚移植周期 生産/総治療周期 流産/総妊娠周期 流 産 率 妊 娠 率 ・ 生 産 率 http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2013data_201601.pdfより引用

(51)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 症 例 数 西暦

FET出生児 ICSI出生児 IVF出生児

年別 ART出生児数

(52)

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 妊娠率 (% ) 年齢

体外受精年齢別妊娠率(~2015.7.21)

その他(34周期) 生産(1212周期) 流産(494周期) 化学的妊娠(353周期) 7 8 16 25 42 97 153 208 281 353 386 436 519 532 584 612 550 531 444 448 269 212 133 86 58 1 7 4 1 *グラフ内の数字は全周期数

(53)

15

累積生産率

累 積 生 産 率 100 50 0 0 5 10 移植回数 39歳以下 40歳以上 39歳以下の方では胚移植7回目、 40歳以上の方では胚移植6回目で生 産率は横ばいになります。

(54)

以上で医師部からの説明を終わります。

ご質問等につきましては、全ての説明が

終了したのちに時間を設けさせていただき

ます。

(55)

2. 体外培養の実際

(56)

本日の内容

①体外培養の実際について

②年齢別 治療成績の紹介

実際の精子・卵子・胚の取り扱いや培養室で行われている

詳しい作業について

年齢の上昇に伴う治療成績の変化について

(57)

1. 採卵

2. 精子の調整 (密度勾配遠心法)

3. 受精方法 (IVF or ICSI)

4. 胚の評価

5. 胚の凍結融解 (超急速ガラス化凍結法)

6. 妊娠率向上のための工夫 (孵化補助: アシステッドハッチング)

①体外培養の実際について

(58)

培養室の設備機器

顕微授精用の顕微鏡

インキュベータ類

ホルモン測定装置

(59)
(60)

採卵

GV期 MI期

成熟卵子

採卵直後

変性卵子

MII期

第一極体

受精可能な卵子

未成熟卵子

受精できない卵子

(61)
(62)

精子の調整 (密度勾配遠心法)

精液

Isolate液

90% 50% 遠心器

1250回転 20分

90%, 50%と密度の違った液を重層することで,

より選別された運動良好精子を得ることができます.

運動良好精子

(63)
(64)

体外受精培地

体外受精 (IVF;

in vitro fertilization

)

採卵直後の卵子

通常は体内で行われる卵子と精子の受精を体外で行う方法

一般に精液所見の良好な場合に適応されます.

精子と一晩培養

調整後の精子 卵子 インキュベータへ

(65)

顕微授精 (ICSI;

intracytoplasmic sperm injection

)

精子の不動化 吸引

1. ピペットの先端で精子の尾部を傷つけ

精子を不動化する.

2. 精子を吸引し, 卵子の透明体, 卵細胞膜に穿刺する.

3. 吸引をかけ卵細胞膜を破り, 精子を注入する.

(66)
(67)

異常受精卵

正常受精卵

PN (pronucleous): 雌雄2前核

第2極体

受精確認 (IVF or ICSI 施行後)

不受精卵

ICSI後変性

2個以上の精子の侵入または卵子の異常 ICSIピペットによる物理的損傷 1前核 3前核

(68)
(69)

受精後1日目 2細胞 4細胞 8細胞 桑実期 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 初期胚盤胞 完全胚盤胞 拡張胚盤胞 孵化中胚盤胞 孵化胚盤胞

着床・妊娠

(70)

分割期胚の評価 (2日目 or 3日目)

Grade1

Grade2

Grade3

Grade4

Grade5

良い

卵割球 均等 フラグメン テーション なし 卵割球 均等 フラグメン テーション わずか 卵割球 不均等 フラグメン テーション なし or わずか 卵割球 均等 or 不均等 フラグメン テーション 多い 卵割球 ほとんど認めず フラグメン テーション 著しい フラグメンテーション

(71)

内細胞塊

(ICM; Inner cell mass) (将来胎児になる部分)

栄養芽細胞

(TE; Trophectoderm) (将来胎盤になる部分)

胚盤胞の評価 (5日目 or 6日目)

胚盤胞のグレード表記

A ・・内細胞塊 大 A ・・栄養芽細胞 均一 B ・・内細胞塊 やや小 B ・・栄養芽細胞 不均一 C・・ 内細胞塊 不明確 C ・・栄養芽細胞 少ない

(72)

54.8% (182/332)

発生停止

45.2% (150/332)

受精後1日目 2細胞 4細胞 8細胞 桑実期 2日目 3日目 4日目

体外培養

5日目

6日目

胚盤胞

前核期

(73)

胚盤胞へ到達しなかった胚

胚盤胞へ到達した胚

(74)

5. 胚の凍結融解

(75)

胚の凍結方法 (超急速ガラス化凍結法)

Cryotop

クライオトップ

液体窒素

(76)

6. 妊娠率向上のための工夫

孵化補助(アシステッドハッチング)

(77)

孵化補助(アシステッドハッチング)

レーザー装置 対物レンズ レーザー集束点 ステージ

レーザー装置

ZILOS-tk

有用性のある症例

1. 何回も胚移植を反復しているが着床しない場合

2. 高年齢で透明帯の硬化が見られる場合

3. 凍結融解処理により透明体が硬化した場合

4. 透明帯が通常よりも厚い場合

(78)
(79)

透明帯の外周の半分を薄く削る

透明帯を全て除去

孵化補助施行後

(80)

「年齢別 治療成績の紹介」

(81)

1. 平均採卵個数と変性卵子の割合について

2. 顕微授精後の成績について

3. 胚盤胞への発生率について

(82)
(83)

6.1%

7.6%

7.5%

9.3%

7.9個

11.7個

9.0個

5.1個

0 2 4 6 8 10 12 14 ~30 31~34 35~39 40~ 年齢(歳) 変性卵子の割合(%) 平均採卵数(個) 絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

年齢別 平均採卵数(個)と変性卵子の割合(%)

21/343 101/1325 150/1990 110/1189

(84)
(85)

78 80 82 84 86 88 90

88.9%

88.1%

84.6%

82.1%

~30

31-34

35-39

40~

顕微授精後の正常受精率(%)

正常受精数/成熟卵子数

144/162 502/570 829/980 545/664 絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

精子を注入し, 2つの前核を形成したもの

を正常受精としています.

成熟卵子 2前核 * * *: P<0.05

(86)

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5

0.6% 0.5%

3.4%

2.6%

~30

31-34

35-39

40~

1/162 3/570 33/980 17/664

顕微授精後の異常受精率(%)

異常受精数/成熟卵子数

絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

1個または3個以上の前核を形成したもの

を異常受精としています.

1前核 3前核 * * *: P<0.05

(87)

0 1 2 3 4 5 6 7 8

4.3%

3.2%

3.6%

7.1%

~30

31-34

35-39

40~

顕微授精後の変性率(%)

変性数/成熟卵子数

7/162 18/570 35/980 47/664

顕微授精用のガラスピペットを刺すことで

卵子が変性してしまうことがあります.

絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月 MII 変性 * * *: P<0.05

(88)

84.6% 85% 88.7% 77.5% 78% 54.8% 71.4% 100% 50% 2.1% 2.6% 2.1% 4.2% 1.7% 2.4% 0% 0% 50% 3.7% 4.6% 5% 9.9% 11.9% 28.6% 0% 0% 0% 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 40 41 42 43 44 45 46 47 48 年齢(歳) 正常受精率 異常受精率 変性率 絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

顕微授精後の成績

(40歳以上48歳以下)

47周期 46周期 38周期 30周期 21周期 16周期 5周期 1周期 2周期

(89)
(90)

0 10 20 30 40 50 60 胚盤胞発生率(%) 良好胚盤胞発生率(%) 54.2% 25.2% 59.2% 33% 51.9% 27% 43.4% 19% ~30 31-34 35-39 40~ 絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

年齢別 胚盤胞発生率, 良好胚盤胞発生率(%)

胚盤胞数, 良好胚盤胞数/胚盤胞培養胚数

71/131 244/412 325/626 164/378 33/131 136/412 169/626 72/378 * * * * * * *: P<0.05 *

(91)

46.6% 45.3% 38.6% 48.6% 40% 38.5% 0% 0% 0% 22.4% 23.3% 16.9% 18.9% 12.5% 0% 0% 0% 0% 0 10 20 30 40 50 60 40 41 42 43 44 45 46 47 48 年齢(歳) 胚盤胞発生率 良好胚盤胞発生率

胚盤胞発生率/良好胚盤胞発生率(%)

(40歳以上48歳以下)

26周期 26周期 20周期 11周期 15周期 5周期 1周期 1周期 1周期 絹谷産婦人科集計データ 2014年1月~12月

(92)

年齢が上がるにつれて・・・

採卵個数の

減少

, 変性卵子の割合が

上昇

受精率の

低下

, 異常受精率と変性率の

上昇

(93)

卵子や精子の状態, 胚の発生状況や凍結胚のグレードなど

詳しく知りたい方は受付スタッフ, 看護師, または医師に

ご相談ください.

私たち胚培養士から説明させて頂きます.

(94)

御静聴ありがとうございました

(95)

どうしたらいいかな??

体外受精のスケジュールなどについて

予定はどうなる のかな?

本日の内容

看護部

(96)

治療開始までの書類の準備

(提出時期については、後日お伝えします)

→資料の中に3枚入っていますので、内容を確認して

おいてください。

→お二人の名前が記入されているものをご準備くださ

い。

※戸籍抄本はコピー不可、発行日より6か月以内のもの。 ※戸籍抄本は、当院に一度提出されたら再提出の必要は ありません。

同意書

戸籍抄本

(97)

① 体外受精‐胚移植法(IVF‐ET)の同意書 ② 顕微授精‐胚移植法(ICSI-ET)の同意書 ③ 胚凍結保存の同意書 裏面にも記入項目あり ①体外受精の同意書以外は 必要のない方もおられるか もしれませんが、経過に よっては ②顕微授精や ③胚凍結保存が必要になる こともありますので3枚す べての提出をお願いして おります。

同意書

*ピルの処方日に、説明をします。

何も記入されないままで3枚ともご持参

ください。

(98)

治療開始までの準備 夫

検査

• 感染症検査(HBs,HCV,HIV,Wa-R)

※1年以内の結果が必要

• 精液検査(必要時)

採卵当日に精子がいないと治療できません。 フーナーテストや精液検査を受けたことがない方は、医師と相談し 予め検査を受けてください。

(99)

※2~3日毎に診察あり

排卵誘発法

採卵 ピル内服後の月経 移植 点鼻薬 注射(7~9日間毎日) 採卵 ピル内服後の月経 移植 注射(8~10日間毎日) 採卵 ピル内服後の月経 移植 注射2~3回 皮下注射 ショート法 アンタゴニスト法 注射HCG(22時~23時) 注射HCG(22時~23時)or点鼻薬 注射HCG(22時~23時)or点鼻薬 皮下注射 クロミッド クロミッド + HMG法 注射HCG(22時~23時) 採卵の35時間前 採卵 ピル内服後の月経 移植 点鼻薬 注射(8~10日間毎日) ロング法 3 3 3 3 低刺激 調節刺激 *前周期:卵巣を休ませるため、生理2~3日目から ホルモン剤(ピル)内服します。(約2週間) 【予約なしで担当医の診察に来院してください。】 前 周 期 ( 生 理 2 ~ 3 日 目 か ら ピ ル を 内 服 し ま す )

(100)

注射の種類

排卵誘発の注射の種類はいろいろ

あります。

• フォリスチム

• フォリルモン FSH製剤

• ゴナールエフ

• HMG「TYK」 低LH製剤

• HMGフジセイヤク FSH3:LH

• HMGテイゾー FSH1:LH1

• HMGフェリング FSH1:LH1

• ガニレスト GnRHアンタゴニスト

注射の種類や量によって金額は違ってきます。 1日当たり2000円~15000円くらいです。 診察来院日に 超音波検査 (卵胞の大きさ確認) 血液検査 (ホルモン値を計測) ⇩ 注射の内容と量を 医師が調節します。

(101)

●注射に来院される場合 (診察のない日)

・当院の

診療時間内

に来院してください。

予約は不要です。

(水、土曜日は午後休診)

・外来の状況によりますが、30分前後かかります。

●日曜・祝日に注射の場合(当院は基本休診日)

来院時間を指定させていただきます。(午前中)

・来院時間は看護師が前日までにお伝えします。

注射について

(102)

採卵35時間前の夜の注射について

●夜のHCG注射は当院では行っておりません。 注射は【筋肉注射と皮下注射】があります。 どちらかの注射を選択し、どこで注射を行うのか予め決めていただいていま す。 【筋肉注射】 ・当院は、正岡病院および香月産婦人科と提携しています。 提携病院で注射を行ってもらう時は、必ず当院より連絡しております。 確認の電話やお支払いは不要です。指定の時間に来院し、注射してもらって ください。 ・他院で、注射を行ってもらうことも可能です。 予め必ずご自身で他院に連絡をとっていただき、担当医にお伝えください。 ・医療者の方は、自己注射も可能です。担当医にお伝えください。 【皮下注射】 ・注射薬等をお持ち帰りいただき、ご自宅で注射ができます。 注射の手技はお伝えしますので、ご自分で指定の時間に注射を行って いただくようになります。(予め自己注射の同意書を提出していただきます) *提携病院で実施する際の筋肉注射の費用と自宅で行う皮下注射の費用は同じで す。

(103)

注射について(診察日以外)

他院で注射を受けることも可能です。

●産婦人科がおすすすめですが、必須ではありません☆ (当院から病院の紹介はしておりません) ・他院で注射を希望される場合にはご自分で、事前に直接病院へ 排卵誘発剤の注射を打ってもらえるか確認しておいてください。 →紹介状と注射液はお渡しします。他院へご持参ください。 ※ 必ず排卵誘発の注射開始までに確認しておいてください。 診察時に主治医へ伝えてください。 他院に確認すること ・診療時間や休診日など ・注射の手技料や初診料などの料金について

(104)

注射について(診察日以外)

本人や知人が看護師や医師の場合には、

自己注射(筋肉注射)も可能です。

・「自己注射」を希望の場合は同意書が必要です。 ・注射液や針などの必要物品をお渡しします。 ・夜の注射も自己注射可能です。 ※ 必ず排卵誘発の注射開始までに確認し、主治医に 伝えてください。

(105)

排卵誘発から採卵までの 治療スケジュール表 ※来院時は毎回必ず持参し、 受付へ提出してください。 日曜・祝日であっても、診察や 採卵の指示が あるかもしれません。 排卵誘発から採卵まで、日程が 調整できるようお願いします。

採卵周期の治療スケジュール

(106)

●採卵前日22時から絶飲食(麻酔をかけるため) ●採卵当日 ・採卵は午前中に行います。 ・来院時間は採卵が決まり次第お伝えします。 (8時頃~9時30分頃に来院です。時間指定させていただきます) ・化粧、香水、マニキュア・ジェルネイルはせず、 コンタクトレンズ、アクセサリー類もつけないでください。 ・自動車などの運転は危険なのでしないでください。

採卵日決定 ~ 当日

(107)

院内で精液採取される場合

• 奥様と一緒に来院し、待合室でお待ちください。 • 採卵が終わりましたら医師より声をおかけします。 • 精液採取後は、奥様のところへご案内します。 (ご案内まで時間がかかることもあります。) • 医師からの採卵後の説明(11~13時頃)に同席できます。 それまで外出することも可能なので、当日時間をお伝えします。

御主人が採卵当日来院できない場合

• 奥様が精液を持参してください。

来院と持参どちらもできない場合

• 予め精子を凍結保存しておくこともできます。 • 凍結保存をご希望の場合は早めに主治医に伝えて下さい。

採卵日当日のご主人

(108)
(109)

・着替え

・体調チェック ・トイレ後採卵室へ

(110)

まず点滴をして麻酔が入りま す。 麻酔の薬で眠っている間に採 卵が終わります。 痛みはほぼないと思っていて ください。

採卵室

(111)

培養室とつながっていて、とった卵子 は培養士がすぐに確認します。

(112)

• 回復室のベッドで休んでもらいます。

• 約2~3時間、点滴を行います。

麻酔を使用するので、安静及び尿量などの確認の ため膀胱内に管を入れることもあります。

• 採卵後の診察があります。

• 11~13時頃に医師より

採卵後の説明があります。

(授精方法や移植時期及び凍結

について)

採卵後

(113)
(114)

• 移植時間

20分前まで

に来院です。

移植時にはお腹から超音波検査をします。

尿をしっかり溜めて来院して下さい。

• 胚移植 約10分

• 移植後30分程度休んでもらいます。

• 医師からの説明後、帰宅となります。

※麻酔は使用しません

移植の来院から帰宅までに 1~2時間位かかります。

胚移植

(115)

●治療内容は状態に合わせて少しずつ変わります。

治療前・治療中・治療後、いつでも気になることがありましたら

どんなことでも看護師にご相談ください。

「なんでも相談室」

を設けていますので、ご希望の

場合は受付にお伝えください。

看護部

(116)

5.料金、助成金申請について

(117)

体外受精は

保険適用外

の治療法

それらを目的として行う検査,処置,

注射,投薬も

保険適用外

(118)

ご請求方法

採卵、移植等の料金

診察、注射等の料金 …全て一括請求

移植等の料金 …一括請求

診察等の料金 …その都度窓口にてお支払い

採卵にむけての治療

融解胚移植にむけての治療

※お薬代は院外薬局にて毎回お支払頂きます。

(119)

一括請求について

治療終了時に請求書をお渡し

1~2週間以内にお振込み頂きます。

領収証ご希望の場合

振り込みの控えをお持ちください。

領収証の再発行は出来ませんので、

大切に保管をお願いします。

(120)

料金表

採卵時の採れた卵

の個数によって料

金が加算されま

す。

顕微授精・凍結・

融解についても同

様です。

この他にもいくつ

か別紙に料金を載

せていますので、

ご確認ください。

※平成26年5月よ

り料金改定となっ

ております

(121)

お支払い金額について

合計金額

40万円~60万円

合計金額

10万円~20万円

※詳細は費用の例をご参考下さい

(122)

請求書

請求金額を

支払期限日までに

指定口座にお振込み

お願いいたします。

(123)

添付明細

2~3日おきの検

査・毎日の注射料

金を記載していま

す。

治療方法や注射薬

剤等により金額が

変わります。

(124)

条件については別資料をご確認ください

不妊治療費助成申請について

申請の条件にあてはまる方は受付にお申し付け

下さい。

ご依頼から1週間程で証明書を発行いたしま

す。

文書料…3000円+消費税

広島県内の方…治療終了から2ヶ月以内に申請

他県の方…ご自身で証明書をご用意ください。

治療期間中の

当院、薬局の領収証

が必要

ご不明点は各自治体保健センターへ

任意の申請

(125)

申請時期について

治療スタート時に「不妊治療助成申請について」

の用紙をお渡しします。

請求書の左上の助成区分をご確認の上、受付にお

申し付けください。

(126)
(127)

これから体外受精を

受けられる皆様へ

~治療中の心とそのケアについて~

臨床心理士 生殖心理カウンセラー

花谷 智子

(128)

体外受精を始める前に・・・

 これまでの治療中でも

生理がくる怖さ

基礎体温表のストレス

生理周期に管理される(特に排卵日)

周りがどんどん妊娠していく焦り

周囲からの期待 「子どもは?」

・・・子どもができないことで様々な思いをされてきたと思います

(129)

今、どんなお気持ちですか?

まさか自分が体外受精までしないと授からないなんて思っても

いなかった

どこまでやれば妊娠するのだろうか・・・

体外受精をやっていいのだろうか・・・

身体への負担、副作用は大丈夫!?

いったいいくらお金をかければ妊娠できるのだろうか・・・

仕事と両立できるだろうか・・・

体外受精をすることを誰にも言えない・・・

このまま妊娠しなかったらどうしよう・・・

(年齢的な不安)

体外受精を始める前の今、

新たな不安の出現

(130)

体外受精治療中の心の負担

通院増加への負担 (仕事との両立など)

採卵への不安や恐怖

受精卵への心配

移植への不安

移植後 ~ 妊娠判定までの期待や不安

移植後の妊娠判定(-)

妊娠後の流産

経済的負担

・・・ etc.

(131)

体外受精治療中の心の負担

期待

不安

落胆

治療が続くほど繰り返す

感情のジェットコースター

スタート~移植

妊娠判定待ち

妊娠判定後

精神的負担も大きい治療

(132)

心のケアも大切に・・・

つらさ

悲しみ

・悲しみ・つらさを我慢する

交感神経優位

ストレス

・悲しいから泣く、誰かに話す

副交感神経優位

リラックス効果

次への準備がしやすい

悲しむこと(泣くこと)は悪いことではない

ポジティブな気持ちでいないと、

次に妊娠できないかもしれない

(133)

パートナーとともにする決断

・自分のことでありながら自分だけでは決断できないこと

・夫婦で取り組む治療

・夫婦の関係性が問われる

夫婦・・・

他の家族とは違って血縁がなく、「愛情で結びついて他人」

やっかいな関係でもある

「愛情があるから」と同じ思いを相手に求めてしまいがち

治療に対する考えや子どもに対しての考え

「自分と相手の考えが違う」

相手の「間違い」

夫婦の関係性の悪化につながりかねない

不妊治療と他の医療との相違点

特殊である

(134)

パートナーとともにする決断

夫婦

そもそも違う人間

夫(妻)と考え方が違って当然

治療中はもちろん

夫婦生活が続く限りずっと続く

2人が共通認識をもてるかどうか

「間違い」と受け取る

相手を責める

大事なポイント

子どもをもつ意味

どのような治療でも利用する

不妊治療してまで欲しくない

相 手 と の 「 違 い 」

(135)

パートナーとともにする決断

「パートナーと考え方や感情の違いがあるのは当然」と認識する

相手の考え方や思い、感情を尊重すること

どんな選択・決断が2人にとって幸せなのか、話し合いができる

まずは・・・

そのうえで・・・

「夫婦」というユニットをずっと意識すること

治療中の今から

(136)

なかなか結果が出せないとき

不妊治療

100%の治療

治療の終わり(終結)

不妊治療を受けられるうえで、当院の全ての患者さん

に知っておいて頂きたい情報

早く治療をあきらめるべきだ

(137)

不妊治療の終わりについて

非常に難しいこと

子どものいない人生を選択すること

・簡単に決められず、迷い悩み、心が揺れ、なかなか

治療がやめられない

・なかなか結果が出ないと、治療の終わりを意識して

しまうこともある

決して悪いことではない

今後の治療に悪影響を与える(妊娠できなくなる)

ことはありません

(138)

治療の終わりを意識しながら治療を頑張る

例えば・・・

ちょっと治療をやめてみる

少し or しばらく休もう

治療に戻ってもいい

ご夫婦の人生

決定権はご夫婦に

(139)

カウンセリングをサポートに

「精神的に不調だな・・・」と感じたら

カウンセリングを受けてみてはどうでしょう

自分らしい道の選択のお手伝い

もっと広く、患者さんの人生をどうするか、

素敵な人生を送っていくために自分がどうしていくのか

サポートがカウンセリング

カウンセラー

偏った方向に誘導したり指示したりはしません!!

悲しみ

つらさ

迷い

揺れ

その人が本当はどうしたいのか

(140)

一緒に取り組むカウンセラーがいます!!

カウンセリングをサポートに

混沌

カウンセリングのプロセス

自分の道

(141)

なかなか理解してもらえない・・・

カウンセリングをサポートに

もちろん体外受精を始める前(現在)、始まってからも・・・

迷い

不安

夫婦でなかなか話し合えない・・・

相手の気持ちが分からない・・・

お一人・ご夫婦でも利用できます!!

治療をされながら、

ご自分やご夫婦のお気持ちも大切に・・・

(142)

以上で説明は終了です。

ご不明点・質問などございましたら、質問用紙

にご記入ください。

後日、担当医より回答が必要な方は、氏名を

明記ください。

休憩後、本日お答えできる質問にお答えしま

す。

参照

関連したドキュメント

内輪面の凹凸はED注射群程ではないが,粘膜上皮の

 1)被樵卵 當酒室飼育中ノ白色「レグホン」種ノ産

現在、当院では妊娠 38 週 0 日以降に COVID-19 に感染した妊婦は、計画的に帝王切開術を 行っている。 2021 年 8 月から 2022 年 8 月までに当院での

RNAi 導入の 2

線遷移をおこすだけでなく、中性子を一つ放出する場合がある。この中性子が遅発中性子で ある。励起状態の Kr-87

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない こと。動物実験(ウサギ)で催奇形性及び胚・胎児死亡 が報告されている 1) 。また、動物実験(ウサギ

既に発表済みの「 (仮称)丸の内 1-3 計画」 、 「東京駅前常盤橋プロジェクト」 、 「

里親委託…里親とは、さまざまな事情で家庭で育てられない子どもを、自分の家庭に