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松村

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Academic year: 2021

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一 341 一

東医大誌 67(3):341,2009

    第26回医科学フォーラム

The 26th Medical Science Forum (MSF)

松村  一・1) 小西眞人2)

Hajime MATSUMURAi), Masato KONISHI2)

オーガナイザー

1)東京医科大学形成外科学講座 2)東京医科大学細胞生理学講座

 第26回医科学フォーラムは、3月ll日に東京医科 大学病院臨床講堂にて開催された。テーマは再生医療

と細胞医療に関する話題を取り上げた。再生医療は、

人体の組織、細胞を用いて、組織や臓器の機能回復を 行う新しい医療である。近年のヒトES細胞の樹立や 京都大学の山中教授による人工多能性野獣(ips細 胞)の発見によって、現在注目が集まっている。

 そのような背景の中、今回、病理学講座の黒田雅彦 准教授が「細胞治療、再生医療の新展開』という講演 を行った。まず医薬品として臨床での使用が認可され た世界初の細胞治療薬である骨髄間葉系幹細胞

(MSC)に関しての最新の知見が紹介された。さらに、

この細胞を利用して、実際にリウマチ関節炎、アト

ピー性皮膚炎の動物モデルで大きな治療効果がある ことが述べられた。また、ヒト細胞を用いたips細胞 の作製例を紹介した。最後に今後の展望として、ips細 胞で明らかになった細胞のリプログラミングを、ガン の治療に応用することも述べた。今回の研究発表の内 容は、臨床各科との共同研究も含まれており、発表後、

基礎、臨床講座の参加者による質疑応答が活発になさ

れた。

 医科学フォーラムは、多数の回数を重ねているが、

トランスレーショナルリサーチの重要性が指摘され るなか、まさに基礎と臨床の連携を目指す、本フォー ラムの意義は大きいと考える。

       (文責 松村 一)

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参照

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