情報セキュリティ 第12回
大久保誠也 静岡県立大学経営情報学部
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はじめに
はじめに
情報倫理
電子メールのセキュリティ
ソフトウェア等のライセンス
演習
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日常生活と情報セキュリティ
現在では、多くの媒体がネットワークに繋がっている。
日常生活で、メールやブラウジング、携帯電話やパソ コン等、さまざまな情報機器を日常的に利用している。
安全に過ごしていくためには、これらのものを理解して おく必要がある。
企業の不祥事等が報道されている。個人も様々な危 険にさらされている。
学生生活を送る際に必要となる、日常的な情報セキュ リティと情報倫理の考え方についてみていく。
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情報倫理
情報倫理とは何か
情報を扱う上で、守らなければならないルール。
ネット上に限らず、守らなければならないルールが多 い。
ex:著作権、プライバシーの侵害等々
ネットワークを介することで、何か問題が起きたとき の影響が、非常に大きいことに!
ex:張り紙→ 影響は近所だけ ネット→ 世界中に影響が!
著作権
レポート作成
そのままコピーしたりすると、
著作権侵害になります ネットで情報収集だ
インターネットで容易 に情報が集まります。
しかし、それにも著作 権が存在しています。
駄目です
面倒だから、そのまま文 章を写しちゃおうかな...
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誹謗中傷
他人の名誉を 傷つけることは してはいけません Aのやつの悪口を
書き込んでやる!
!! なにか酷いこと 書かれてる!?
Aって悪いやつ
なんだなぁ 駄目です
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個人情報
この情報は有益だ
から公開しよう! 無許可で 自分の情報が 掲載されてる!
駄目です
個人を特定できる情報を個人情報と言います
個人情報保護法違反 事業形態により、適用される法律は 変わります 個人情報を無目的に集めたり、
目的外利用してはいけません。
そして、適切に扱う必要があります。
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情報倫理のまとめ
情報を扱う上で、守るべきルール。
ネット上に限らず、守るべきルールが多い。
ネットワークを介することで、何か問題が起きたとき の影響が、非常に大きいことに!
その行動の結果、何が起きるかを想定してから、
個々の行動を行うことが重要。
基本的に、モラル(と法律)に従っていれば大丈夫
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日常生活において
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情報セキュリティの目的
情報セキュリティの目的
完全性:情報が完全な形で保たれていること
機密性:必要のある人以外に、情報が渡らないこと
可用性:必要なときに、情報が利用出来ること
これから見ていく内容
機器の問題
不注意
不適切な取り扱い
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使用している情報機器等の問題
我々は様々な機器やソフトウェアを利用している。こ れらの機器が安全であるか否かは、非常に重要。
セキュリティホール:
自分は何を使っているのか?
パッチは当てているか?
機械の故障
形在る物はいつかは壊れる
バックアップはとってある?
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近頃の例:
「うるう秒Linux カーネルパニック」をキーワードに検索
「故障 クラウド データ消失」をキーワードに検索
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人の不注意による情報流出
ソフトウェア自体には問題がなくとも、我々の理解不 足や不適切利用は、大きな問題を引き起こす
情報の管理の仕方
人の不注意や意識の低さは、それそのものが脆弱 性である。
その行動が何を引き起こすのか、理解していない。
「パスワード書いた紙を落としてしまった」「メールの 宛先を間違えてしまった」「不用意に個人情報を書 いてしまった」「セキュリティパッチを面倒であてな かった」等々
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パソコンの盗難
あれ? パソコンがない
しめしめ、
上手く盗めたぞ
重要な情報は持ち出さない。
持ち出したら目を離さない。
パソコンを外に持ち出て、物理的に盗まれることも 例:車上荒らし
パソコンは持ち出し禁止にする会社も。
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例:物品の廃棄
ゴミから情報 もういらないや 入手!
情報はきちんと削除する
物品を捨てるときは、その中に「重要な情報」が含まれていない かに注意する。
ハードディスク等は、OSの機能で削除していても、データを復元 できることも。
例:パスワードの管理
あれ?
これは...
覚えられない なぁ...
パスワードは適切に管理する
初期パスワードは必ず変更する。数ヵ月に1回パス ワードの変更を行う。
他人に教えたりしない。他人に推測されづらい。
例:メールの誤送信
極秘
あれ?
これは...
極秘
送信 Bob
Alice あて先はきちんと確認する
あ!
送り間違えた!
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近頃の例:
「メールcc 情報流出」をキーワードに検索
「不注意 情報流出」をキーワードに検索
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ソフトや仕組みを盲目的に利用
思いもよらない情報が重要な役目を果たしてしまうシ ステムも存在している。
どのような情報がどのぐらい重要か、把握する必 要がある。
盲目的にそのソフトを使って大丈夫?
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例:
「初音ミクTカード アップロード」
で検索。
問題の流れ:
初音ミクのTカードをゲットし、
喜び勇んで画像を
アップロードする人が続出。
ところがTカード番号は、
個人情報的に重要。
会社が警告を出す。
http://tsite.jp/cp/index.pl?xpg=PCIC0102&cp_id=6433 http://mikut.jp/
何が重要かを知る
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情報の流れる範囲の無理解
twitter やmixi、facebook等、身近な話題や日頃の出
来事を簡単に外部に発信することができる。
"つぶやき" などと呼ばれているため言葉的には限定
された範囲を想像するが、実際には全世界に叫んで いるのに等しい場合がある。
その行動により情報が流れる範囲を常に意識して行 うべきである。
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発信する情報の内容 (1)
あまり考えず、思ったままに書き込みを行ってしまう 人が、この世の中には存在している。
個人情報やプライベートな、はては無免許運転、万 引き、カンニング等の犯罪行為までが存在している。
犯罪行為自体が問題外だが、全世界に向け て告白してしまうことにより、問題を大きくしてしまう。
発信する情報はよく吟味し、問題が無いと判断できた ときのみに発信するべき。
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SNS やインターネットサービスの 適切な利用(学生便覧より)
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/campuslife/life/009/
のP7より
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例:
「twitter 炎上」で 検索をすると、
沢山出てきます。
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情報セキュリティのまとめ
情報は電子の海を勢いよく広がっていき、一度放って しまうと回収することは困難。
一瞬の不注意や思い込みによる判断で、取り返しのつ かない事態に。
普段から意識することが重要
それはやって大丈夫なのか
それは流して大丈夫なのか
それはどの範囲で流れるのか
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ソフトウェア等のライセンス
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ソフトウェアのライセンス
日本語だと「使用許諾条件」。
ある一定の条件のもとで、
そのソフトウェアの利用等を 認める。
インストール時や初実行時 に表示される(ことが多い)
「マイクロソフト 使用許諾」で検索してみましょう。
FirefoxのURLバーに「about:license」と入力してみよう。
フリーソフトウェアとフリーソフト
日本では、昔から「無料」で使用できるソフトをフリーソ フトと言ってきた。フリーは「無料」という意味。
フリーソフトウェアのフリーは「自由な」という意味。
フリーソフトとフリーソフトウェアは違うもの。
フリーソフトウェアの「自由な」の意味
自由に利用することができる
自由に改変することができる
自由に配布することができる 等々...
種々のライセンスがある。
オープンソースライセンス
種々のオープンソースライセンスがある。
GNU General Public License
BSDライセンス(修正BSDライセンス)
Mozilla Public License
FirefoxやThunderbird 等が利用する。
Apache Software License
Apache(Webサーバー)等が利用する。
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GNU General Public License
主要なオープンソースウェアライセンスの一つ。
Linux等はGPLで公開されている。
以下のような特徴がある。
条件下で、実行・複製・配布・改変が自由。
GPLのプログラムを持っている人は、ソースコードを
得る権利がある。
GPLのプログラムソースを利用して作成されたプロ
グラムは、GPLでなければならない。
事件が一番多い。
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修正 BSD ライセンス
主要なオープンソースウェアライセンスの一つ。
FreeBSD等は修正BSDライセンスで公開されている。
以下のような特徴がある。
無保証の明記と、著作権表示のみが再頒布の条 件なので、利用者にとって非常に緩い。
実行、複製、配布、改変が自由。
ソースコードを得る権利はない。
逆に言えば、ソースコード公開の義務がない。
修正されていない「BSDライセンス」もある
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文章のライセンス
文章も「著作権」で保護されている。
無断でコピーしたりすると違法。
ソフトウェアと同様に、文章でもライセンス付きで公開 されているものもある。
GNU Free Documentation License
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 等々...
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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
クリエイティブ・コモンズが制定したライセンス。
以下の各項目について、設定する。
著作者の表示・非表示(2.0以降は表示必須)
営利目標での使用利用許可・不許可
改変の可否
二次著作物へのライセンスの継承の必要性
Wikipediaは、このライセンスで文章を公開している。
Wikipediaを開いて、一番下を見てみましょう。
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GNU Free
Documentation License
GPLの文章版。
条件にしたがえば、改変・配布・利用が自由。
条件とは、以下のようなもの
ライセンス文章を添付する。
改変履歴と著作者を、すべて表記する。
二次著作物は、GFDLとする。
以前のWikipediaは、GFDLだった。
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課題と課題の提出
次のことを調べ、レポートにまとめて提出する
「炎上titter」「gnu ライセンス違反」等をキーワード に検索し、どのような事故があったかとその原因を 調べる。
ファイル名は学籍番号の末尾にm をつけたもの。