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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 3087 荒井 奈々

論文審査担当者

主査 本田 一穂 教授 副査 九島 巳樹 教授

副査 角田 卓也 教授

(論文審査の要旨)

インターロイキン 3α 受容体(CD123)は造血細胞の増殖と分化に関与する細胞表面タン パク質で,正常な造血細胞では CD123 の発現は全くないか僅かにある程度である.CD123 陽性の急性骨髄性白血病(AML)は生存率が劣ると報告されて いるが、既報の大部分はフロ ーサイトメトリーで CD123 発現を解析しており, ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE) による骨髄標本での免疫染色結果と予後との相関性を示した研究がない.荒井らはAML 診時の骨髄病理標本を用いCD123 発現と臨床的予後の評価を行った.2008 年から2015 に当院でAML と診断された48 例を対象とし,骨髄芽球に CD123免疫染色を行い 10%以上陽 性の場合をCD123 陽性AML とした.CD123陽性 AML 29.1%であり, CD123 陰性AML と比 較し有意に生存期間の短縮が認められた(P=0.036).本研究により,骨髄検体の免疫染色

法でのCD123 発現も予後の指標として有用な手段であることが証明された.

これらの知見は,AMLの予後予測に関する CD123 免疫染色の臨床的有用性を示した高い 学術的価値を有し,学位論文に相当すると判断した.

論文題名:Impact of CD123 expression, analyzed by immunohistochemistry, on clinical outcomes in patients with acute myeloid leukemia

(急性骨髄性白血病の骨髄病理免疫染色法による CD123発現と臨床予後の検討)

掲載雑誌名:International Journal of Hematology, 2019 年(掲載予定)

(主査が記載、500字以内)

参照

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