表紙、編集後記、奥付、裏表紙
雑誌名 関西大学東西学術研究所紀要
巻 31
発行年 1998‑03‑31
URL http://hdl.handle.net/10112/16225
ISSNO287-8151
関西大学
東西学術研究所紀要
31
山岡泰造(1)
藤善眞澄(19)
松浦章(35)
薗田香融(51)
丹治昭義 木村宣彰 川崎幸夫(79)
………・・・…(92)
彫刻史における中国と日本(序)…・…..…………"…
成尋をめぐる宋人一「参天台五臺山記割記」二の二 鄭和「下西洋|の随行員の事跡・・・…..………・……・・
『大乗記信論義記』…………・…・……・井上克人
川崎幸夫吾妻重二
パウロとイエスの撰振について…………・…………,彙 報……… ………・……・………,
「黒茶|から「紅茶」へ.……… ………内田慶市(1) 南太平洋の道化の文学……・……・………・………安川畳(21)
−エペリ ・ハウオファの『タイコ島人の物語」について−
清朝・康煕帯下のフランス科學: 『暦法問答』に承える
地半径差と清蒙氣差…・……・…・……… ………・橋本敬造(33)
資料復元研究支援データベースシステムの開発(3)……上島紳一(49)
TheTextualHistoryofA"c7‑e"eWZsse……...…...YokoWada(67)
‑whattheLatinquotationstellus‑
Anglo‑SaxonandCelticOverkingships:…DavidN.Dumville(81)
‑adiscussionofsomesharedhistoricalproblems‑
Lawrenceand"Othernesf………・・・GeorgeM.Hyde(IOZ)
平成十年三月
関西大学東西学術研究所
一
春は異動の季節である︒研究所も例外でなく︑今年は︑三月末をもって末尾至行先生が大学を去られた︒過日︑神戸でお別れ会があったが︑お礼状とともにいただいた特製のテレホンカードには︑トルコとハンガリーの水車の写真が収められていた︒長年︑研究所の文化交渉班のリーダーであった末尾先生の研究軌跡を象徴するようで︑誠にふさわしいと思われた︒昨年の大庭先生に続き今年の末尾先生と︑名うての国際派の教授の定年退職は︑学問研究の国際化が叫ばれている昨今︑研究所にとって大きな痛手である︒新しいメそく−を補充し︑その水準を落とさないように頑張らなければならない︒また事務サイドではこれまた長年︑研究所の事務を支えていただいた福田一人氏が法学部事務室に替わられた︒この﹃紀要﹄編集はもちろん︑研究所の出版物は同氏の管轄するところであったので︑お世話になった先生方も多いはずだ︒これまでのご苦労に謝意を表したい︒かわって図書館レファレンス・サービス課から山下正修氏が着任された︒大所帯の図書館に比べると﹁東西研﹂の事務室は︑いかにも小さい︒しかし小さいながらも︑仕事は多方面に及ぶ︒しかも和気霊々としているのがいいところ︒山下氏にはその雰囲気を保持しながら︑しっかりと裏方を支えていただきたく思う︒
さて﹃紀要﹄三一号には︑歴史・典籍・比較・神秘・文化交渉の五班より一二本の論文をお寄せいただき︑たいへん充実した内容となった︒いずれも平成八・九年度の研究活動の成果である︒各種の﹁自己点検評価書﹂には︑さまざまな研究経費が支給されながら︑その成果が十分に公表されていないとの指摘が随処に承られるが︑この点では﹁東西研﹂の水準は高いといっていいだろ
シ匂ン○まず歴史班からは山岡泰造﹁彫刻史における中国と日本︵序︶﹂︑藤善真澄﹁成尋をめぐる宋人l﹁参天台五臺山記割記﹂二の二﹂︑松浦章﹁鄭和﹃下西洋﹄の随行員の事跡﹂︑上島紳一ほか﹁資料復元研究支援データベースシステムの開発⑧﹂の諸論考が寄せられた︒山岡氏の論考は︑今後︑﹁絵画史における中国と日本﹂とならんで連載となる予定である︒藤善氏および上島ほか四氏のものは︑それぞれ連載中である︒松浦氏のものは︑著名な鄭和の大遠征に加わった武官を中国第一槽案館所蔵史料から紹介している︒典籍班からは内田慶市﹁﹁黒茶﹂から﹁紅茶﹂へ﹂をいただいた︒例会報告をまとめたものだが︑﹁四角烏蔚どがどうして︑紅茶か︑という素朴な疑問に端を発する︑西欧l中国間の翻訳事情研究である︒比較文学研究班からは安川畳︑和田葉子︑ディビット・ダンビル︑ジョージ・ハイドの四氏から寄稿いただいた︒安川氏の﹁南太平洋の道化の文学﹂は二○世紀の南太平洋文学に関する同氏の連作の一つで︑短篇集﹃タィコ島人の物語﹄を扱う︒和田葉子氏の論考は十三世紀初頭に中英語で書かれた﹃尼僧心得﹄のさまざまな写本について︑比較的異文の少ないラテン語引用文によって検証を試承
編集後記
ラ︵︾O委嘱研究員ディビッド・ダソビル氏の論考は︑アングロ・サクソンの王政︑並びに大王政の起源に関して古代史研究者が共有しているいくつかの問題点を新史料に基づいて新たに考察する︒ジョージ・ハイド氏のものは一九九七年七月一六日︑招聰研究員として特別研究会で講演されたものの原稿化である︒D・Hレンスの小説に承られる他者︵性︶をポスト・コロニアル文学理論の視点から論じる︒神秘主義研究班からは︑井上克人氏を幹事とする六名の共同研究﹁﹃大乗起信論義記﹄研究﹂と川崎幸夫﹁パウロとイエスの避遁について﹂が寄せられた︒﹃大乗起信論義記﹄の邦訳および注は︑長年の研究会の成果で学界に稗益するところ大だろう︒文化交渉史研究班からは橋本敬造﹁清朝・康煕帝下におけるフランス科学﹂をいただいた︒中国清朝︑康煕帝下にルイ十四世によって派遣されたイエズス会宣教師による科学交流を描いている︒なお編集にあたっては︑原稿に縦組︑横組︑および英文横組があるために︑右頁から縦組︑左頁から横組をそれぞれ起こし︑中央に彙報・研究員の概要が来るようにした︒そして単独論文をそれぞれ巻頭に配し︑連載はその次に配し
た︒︵藪田︶
平成十年三月三十一日発行
大阪府吹田市山手町三丁目三番三五号 編集者 関西大学東西学術研究所 代表安川畳
京都市下京区中堂寺鍵田町二 印刷者 株式会社咽鵬同朋舎
電話○七五三六一九一二一四番
大阪府吹田市山手町三丁目三番三五号 発行◎関西大学東西学術研究所
電話○六三六八二二一番︵代表︶
FAX○六三三九七七二三番
BULLETINOFTHEINSTITUTEOFORIENTAL AND
OCCIDENTALSTUDIES,KANSAIUNIVERSITY
MARCH 1998 No. 31
CONTENTS
TheBuddhisticSculptureofEastAsia……….…….TaizoYamaoka(1)
TheSungiansaroundJyOjin成尋
…….……MasumiFujiyoshi(19)
‑theshadowofoldandnewfactions‑
TheVestigesoftheSuitesWhowithZhengHe(鄭和)Went
onExpeditions…….……….…………. .….….AkiraMatsuura(35) AStudyofFaTsang's"CommentaryontheDiscourseonthe
AwakeningofFaithintheMahayana''
…….….…….….….YukioKawasaki, Sensy6Kimura(51)
Katsuhitolnoue Ynk6Sonoda,
TeruyoshiTanji, JynjiAzuma
St.Paul'sEncounterwithJesusChrist….….………YukioKawasaki(79) Miscellanies……. .…………. .……….……….….…….(92) From$$Black''Tea(黒茶)to$@Crimson''Tea(紅茶)……KeiichiUchida(I) ThePacificClown'sTales:EpeliHau6ofa'sTczZeSqfMe
T澱o"顔…….….………. .…. .…. .…………AkiraYasukawa(21) AtmosphericRefractionandSolarRarallaintheHMzWを"ぬ
……….……….….KeiZoHashimoto(33) DesignandlmplementationofDatabaseSystemfOrRestoring
FragmentedMaterials(3)‑threeprototypesystemsandtheir
……. .….………. .ShinichiUeshima(49)
●
comparlson‑
TheTextualHistoryofA"c7‑e"eWMsse
…….…………...YokoWada(67)
‑whattheLatinquotationstellus‑
Anglo‑SaxonandCelticOverkingships:
. . .DavidN.Dumville(81)
‑adiscussionofsomesharedhistoricalproblems‑