研
究
米関に於げる不正競争防止の進化
鈴 木 鐙 之 甫 日
次
て産業界の敵不正競争:::
j
i−
− −
j
i− −
j
−i
−:
: j i− − :
jif
− − j
i−
− −
ji
− − − − J
J・ −
一 四 九 ェ. 同業 組合 に依 る不 五競 争の 防止
::
::
::
: j
i− −
・ : : :
; ・ : :
: : j
i− −
: : : ・ j
i− −
− : : :
・ : 一 五 一 一 一
章︑不景識と不E
競 争 −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − −
− − 一 宅 回 ︑
N主 ・
Aに依る不正競争防止
. . . . . .
. . . . . .
. .
︐ . . . . .
. . . . .
. . . . .
. . . . .
. . . . .
. . . . .
. .
︐ . . . . .
. . . . .
. . . . .
. . . . .
. . . . .
. . .
一 莞 豆︑ 不正 競争 の標 準:
::
: ji
− −
− j
i−
− −
j
− i
− −
j
i− −
− : : :
; j
i− −
: : : :
: ji
− − :
: j
i− −
: : 一 六 四 六 ︑ 不 正 競 争 防 止 進 化 の 枇 合 的 意 義
・ : − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− 一 六 九 七︑ 日米
O不 正
競 争 防 止 比 較 − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− − − −
− 一 七 一 一
.醐園周.
産業界の敵不正競争 、
産業界の安定を乱すものは数多いが︑その中でも最も重要鵡3れてゐるのは︑
不 正 競 筈
研F
ラE
米闘に於ける不正競争防止の進化
一間 丸
商.
等主
論 叢
第十二時酔
O一 五
︿g
可 p
︒ ︒
目 旬
︒ 一
岳 山
︒ ロ
︶
である︒だから︑不正競争防止の問題は︑その程度の差乙そあれぺ商取
引が一般に行はれるやうになっ℃以来︑常に商業界︑産業界の問題であった.乙れは濁b
一 地
方︑又は一闘に限った乙とではなく︑商業そのものに附纏ふものである︒そして︑乙の不正競
守を防止する之とが︑商業界︑産業界の健全な稜遣を期する所以一と3
れ︑
﹃公
正な
競争
は取
引の
生命
﹄ハ
吋包
﹃︒
︒居
間嵐
広号
回目
白岳
︒足
︒色
可包
︒・
﹀
L﹂
か︑
﹃制
限芯
れざ
る競
争は
稜明
の母
﹄
三 円 向 ︒
件 ︒ 島
8回
目 嵐
広 江
O回
目白
己g
BC FZ
え宮﹂諸国民g
・︶といふ諺をも生じた位である︒
︵dET
A1
乙 −
Lに ︑
筆者が多少の考察を試みんとするのは︑アメ司ノカ合衆闘に於ける不正競争防止の進化について
であ
る︒
﹃制
限苫
れま
る競
帰京
﹂︵
5
2印 可
目 立 O
L2
日間
足岳
山富
︶と
いよ
観念
は︑
アメ
ヲカ
A口
来図
に於
ては
︑営
日
自由にして而も会正攻競争を妨げるやうな手段は︑ ての母閥たる英固から引縫い︑たものであった︒即ち英岡に於ては︑﹁制限されざる競争﹂︑つまb
一切乙れを排撃すべしといふのが︑裁判所
の態度でおb︑︑殆ど判決例としての法律︵
SB BS F4
4︶;になってゐた︒乙の概念は︑始め英
闘の植民地であった今の合衆閣にも鞍入され︑相民地時代から濁立後までも︑屡
Lq
判決例とし
て法律化した観があったが︑建岡営初はその経済機構が簡草であった﹂めに︑不正競事は産業
界の平和を乱すものとして︑さして一般の住目を惹かなかった︒と乙ろが︑南北戦争︵︽U
7ム ︼
44
P♂
同∞
g1 28
︶後比在ると︑圏内の融合が緊密となb︑その豊富な資源は︑英悌等の外岡費
本の輪入と相侠って︑漸く資本主義的民利用苫れ︑爾後約半世紀に一旦って︑アメリカ資本主義
経械 貯の 建設 期が 結い た︒ 而し
τ︑乙の資本主義経済の建設には︑濁市︵
B8 8︒ −
1︶傾向が件以
その濁占運動には幾多の不正競宰が行はれたので︑
乙 −
Lに始めて不正競争が一般の耳目を惹く
に至
︑ク
たの
であ
った
︒
濁占運動は勿論不正競事にのみ依るものでは在い︒最密比一五ふならば︑不正競争は濁占運動
中で
は︑
Sし℃重要在位地を占め℃ゐないかも知れない︒然し濁占を目指す比較的大資本が︑
種々工夫をめぐらした中には1競争相手たる比較的小資本を倒すために︑投貰bノ
が屡ふ行はれ︑販貰債格及方法に於ては︑地方的差別公8
乙
g配
ZB ZE 目 ︒ 回
︶ 2 2 E M M M ロ 巴
其他の工夫が施
当れる等︑不正競争は相官重大な役割主演じたのであった︒
占工 夫と 共に
︑
乙の不正競争は︑他の種ι
年者
る濁
一方には群小資本を倒し︑他方には消費者に濁占領格︵
E3
40 ︼
町田
氏︒
官庁
巾︶
を
張弘︑産業界の平和を乱すものとしτ
︑一
八七
O
年及 八
0
年代 の最 も大 きな 政治 問一 題で
bあ
︑ 同
時代経持問題であった︒その結果︑
一八
九
O年
比は
︑
むV L Y
マン反トラスト法︵叶
H5 25 52
tp丘
町 ム
吉 田
酔
k p a
︶が制定詰れて︑州際
︵山
口言
吋印
宮件
︒﹀
及び
外園
商業
︵判
︒富
山ぬ
ロ SB 52
2︶を制限
する一切の工夫は禁ぜられ℃しまった︒後一九一四年のクνイトン法
3r o2
4 件 ︒ ロ
k p a
︶そ
の
研f
,ずk声
J U
米岡に於ける不五競争防止の議化
一五
草 毛
等生
論 叢 第 十 二 裁
五
他の反トラスト法が制定され︑最初のジエWマン法を補ったが︑是等の法律の中には︑重要な
部分ではないが︑不正競争防止の方法も考慮3
れて
ゐる
︒
以上は濁占運動に於ける不正競守と︑其の取締bの概略であるが︑商業界産業界の不正競零
は︑濁占運動のそれに限った乙とではない︒勿論調占過程に於ける不正競事は︑その影響する
所も大きい︒然し︑中小商工業者が日常痛切に戚ずるのは︑同階級聞に於け忍不正競争に於て
よb多い︒原債以下の販貰︿g−s
Z F
﹃4
ga
︶景品付守江宮弓︶偽商品
︵ 目 目 白
円 ︒ ﹈ 将
OE
Oロ 宮
色 ︒ 回 ︶
競宰相手の誹誘
2
2可
z a
守口
︒同
4 ﹃
5 a
z p
︶︑
不正
康告
︵丘
団V
82
酔邑君主包括︶等A
ザの
不正
手
段に依って顧客を得んとする方法は︑枚翠に暇ない程である︒是等の不正競守が︑産業界の平
和を説す乙とは︑極めて解b易い理であb︑産業を逆轄せしめる乙とも亦明かである︒3
れば
不正競争乙そは︑産業界の敵︑︵
B O B U可 同
C円
Fo
倉F
田主 丸哲 氏︒ 許可
︶と 云は れて ゐる
︒而 も是 等
の不正競事は︑調占の工夫として行はれるのではないから︑反トラスト法に依bて取締る之と
もな
らず
︑
3ればとて一冷法廷に持出しては︑その煩に堪乏ず︑叉必ずしも法廷に於て公平に
解決ヨれるものでもない︒之︑に於て同業組合の申A
口せ
に依
b︑その組合員の自制民侠って︑
不正競争を防止し︑産業界の平和を維持しようとする方法が案出活れた︒
....
..... 、
同業組合に依る不正競争の防止
A口
血痕
固に
於け
る同
業組
合︵
甲色
︒富
田
ORME
守口
﹀は 反ト ラス ト法 に依
つτ︑自由競容を制限せず
濁占を目的としない範閏に於℃のみ︑その存立を許遣れてゐる︒だから其の活動範閏は比較的
狭く︑組A円員に必要な情報の集配︵
4 z s p a s g L
門 出 回 品 い 吋 山 ゲ ロ 仲 町 ︒ 回
色町
民百
虫色
︒回
円︒
富山
田間
件 ︒
F
宵 O
色 ︒
︶
w技
術の
研究
︵開
︒忠
男o
rz gB
宮E
富良
君︒
官︒
︼︒
笥﹀
u規
格の 統一
︵a
ロ g
仏 首
白 山
富 氏
︒ ロ
ぇ 官
︒ 仏
居 ︒
仲 田
︶
w信用の維持及び蹟張︵出
P E g g s a a o E p o − −
g 印 式
y
業界 の議 展︵ 吋
HOBO
氏 ︒ ロ
聞 かV
沼 市 O
Y官鴎に劃する業界の代表︵察官
gS
芝山
富宮
内︒
店主
田町
g丘長
8
8円
回 目
指 区
在
4 6 r a z v
技術的作業の代行︵
H H S F
ユ出
尚昆
宮島
民
SHmO吋i
︶等がその主なるものであb︑而も是等は極g
めて巌格に制限3れ︑反トラスト怯に抵燭しないやうにし攻ければならない︒而して不正競守
の自制的防止は︑同業組容の主要目的ではないが︑若し組合員の申合せに依って︑その日的が
遣し 特ら れる 荏ら ば︑
とれに越し党乙とは在く︑反トラスト法の精神にもA
口致 する もの であ る
から︑別に法律問題ともならない︒然し乙れは草に組合の波生的目的に止るものである︒
同業組合の申合せによる不正競宰防止が行はれる前に︑不正競争の頴著在るものは︑前述の
如︿︑法律又は法廷によっτ禁止3
れた ので あっ たが
︑
とれは競挙手段が最も非粧台性を帯び
石汗
究
米国に於ける不定競争防止の廷化
五
im
建 主 論 叢
第十一一統
一五
問
るものだけで︑さして額若でないものは看過3
れた︒況やその非枇合性が︑法律的と一五は
AI
・9は︑寧ろ道徳的であるものは︑杢然封象ーと3れなかった︒然し乙の非道徳的在不正競争も︑
産業界の平和を説す之とは勿論であるから︑全然行はれないに越したととはない︒そ乙で世界
主戦前に︑同業組合の申A口せによる非道徳的不正競雫防止運動が起b︑大戦直前には愈今その
裁を増し︑戦後も互の傾向は止まず︑
した
︒
一九
二
O年から二九年の恐慌前造には︑可成b
の駿 に達
乙の赤正競争防止は︑非道徳的競争を防止するのであるから︑その申合せは或は綱領︵
32 3
と一
五は
れ﹈
或は
宣告
一口
︵白
色己
主︒
ろと
呼ば
れた
が︑
一般的には道徳法典︵国
52 Lg a2 yt
乙
と稽
3
れた
︒而 して 日疋 等の 申人 口せ の内 容は
︑組
A口
員が その 祉曾 の道 篠律 を充 分反 省し た結 果か
︑
如何かは問題であるが︑道徳的罪悪︑理想︑義務等の道徳律を幾分でも考慮し︑同業者向の枇
合悪を除去して︑業界の平和を維持しようと努めた乙とは事賃である︒文︑経掛的にも不正競
手は相互に不利であb︑且つ滅亡を意味するととを自費したものであるから︑道徳律と経持律
とを織b混ぜたものとも云へょう︒をに角︑不正競宰防止の最初の組織的運動である︒
是等の申令せの多くは︑同業者の教育的意義をも有し︑殊に戟後のものは︑戟後世界を風磨
した理想主義が多分に加味3れてゐる︒而して是を分類すると︑次の如くである︒
一︑ 組
A口員の日常取引に制限を加へるもの
之の種の代表的なものは販貰準則︵己5邑
ggp
︶で︑相場︑注文︑運賃︑配給︑検査︑
事故等組合員の日常取引の準則を制定して︑組合員をして自殺的に之に従はしめ︑以て不
正競争を防止せんとするものであるa三の準則は濁b商品に闘しτのみ者らず︑同業者間
の友好関係を維持し︑その誹読を許さず︑既存の公正な契約はあくまで乙れを軍重する等
紬象的なものに造及んでゐる︒又乙の準則の形式及びその精神は︑現在行はれてゐる産業
復興 法の 各業 法典
︑に 類似 して ゐる
︒
二︑〆同業者の行動を憤充し℃その周閣にも及ぼ詰んとする志の
前項の如き準則を単に同業者のみならず︑これに関聯した製造業者︑卸貰業者︑小買業者
及びその顧客等なるべく接張して趨用せλとするものである︒従ってその強制力は賜く︑
魚比一般小取引の準則を形式的に規定するに終る憾みがある︒
白一
︑主 とし
℃道 徳的 準則 を目 的と する もの
乙れは組合員相互︑組合員と購買者︑組合員と販貰者︑組合と官醸等の闘係に於ける道徳
的準則を確立し︑契約及びその貴行︑又は特殊な違反に関する準則をも規定するものであ
る
碗
党
米図に於け−る不正競争防止の進化
一一
五五
商 製 論 叢
第 十 二 貌
一五
六
四も主として勢働準則を目的とするもの
乙れは勢働時間︑賃銀︑休日其の他の勢働傑件に闘し︑組合員とその被傭者との闘係を律
すベ
B準則を主とするものである︒
五︑草は信念の宣言に過ぎねもの
乙れ は業 界の 婚家
︑権 利等 比閲 する 信念 を宣 告一 目し たも ので
︑そ の効 果は 最も 少い
︒
えて是等の準則が不正競守防止にどれだけ役立ったかは︑疑はしいものである︒何と−なれば
申合せの働行は組合員各自の自制に侯つものが殆どその杢部であb︑その強制力は殆ど無く︑
たとへ有っても組合員の監視位のものであったからである︒然し︑全く役立たなかったとも云
はれない@とに角︑組合員がその業界に行はれてゐる各種の不正競争を︑枇曾悪として認めた
だけでも相営の債値は有らう.それが草に理想主義の現れであっても︑乙れを遵守する乙とが
産業界の平和を招来する所以であると申合せたのであるから︑不正手段を以℃競与に勝たうと
し℃も︑組合員の眼に止まらぬやうに密かに矯苫ねばならず︑不正競争の機曾は極めて少くな
っ た
不正競守の存在を認め︑三れを除去しようとする是等の準則は︑不正競争のあらゆる手段− ︒
摘出したもので︑その強制力は別として︑現肢の認識とし℃は︑相官満足すベB
もの
であ
った
︒
乙れは後民聞かれた聯邦交易委員脅ハ
H t p z
− 早 急 命
︒ ︒ BB
ぽ宮
田﹀
主催の商取引改善合議で︑
約百五十の準則は﹁金正反競守の準則となすに足る﹄と認められ︑その中九十六は問委員曾の
認可を得て︑施行3れたのを目見℃も判る︒要するに︑組合の申合せによる不正競守防止の方法
は︑賓質的には3し℃効果は暴げ得なかったとし℃も︑不正競争の手段を漏れなく摘出したと
之ろに大功があb︑現行の産業復興訟に依る不正競守防止の基礎は︑殆どを部を乙︑に求めた
と一 去っ ても 過言 でな い︒
︵問
︒口
︒♂ 円九 日号 日常 丘一 cp
古
F O
同044HP
円 四 回 恒 常 山 色 町
2出
rq CF
・ − 4
・﹀
一 一一、
不景気と不正競争
前節に述べた同業組合員の自制による不正競守防止は︑その張制力の故知と共に︑財界の不
畑山 への 韓落 によ って
︑盆
ιザその効力を殺がれた︒卸ち一九二九年十月を契機に︑合衆園の所謂
高年景気の夢は破れて︑不況に鴫がねばならなくなb
︑乙の不況切抜けの窮館一の策として︑不
正競争は愈冷潜行的に行はれ出した︒而も不正一競宰防止の申合せを良心的に同避せλ
とし
て︑
組合から脱退するもの︑敷は増加し︑組合の威力は内容的にも蒋弱となb︑最初から無力であ
った不正競宰防止運動は︑自然崩壊せぎるを得なかった︒
﹃貧すれば鈍する﹂の僅諺はアメヲカの場合にも営はまる︒二九年のバニヅク以来︑商業道徳
初
,長ヨか ノw
米闘に於ける不正競争防止の進化
日五
七
ii}f 暴
論 叢 第 十 二 銃
一五 人
は杢く地に落ち︑不正競年を弄するものは︑たとへ一時的にもせよ商業界で有利在地歩を得向︒
平常時に於てはそれ程戚じなかった不正競宇の誘惑も︑不混となれば具常の魅力を持つ︒だが
不部時に於ける不正競争は︑産業界の自殺を意味する︒乙
LK
於て前にも述べた如く︑聯邦交
易委員曾の不正競争防止への積極的乗出しとなb︑上院に於ても乙の問題︑が八釜しく論議され
るに至ったのである︒ところが上院で論ぜられ力不正競雫問題は︑不正競争そのものIb
も同
業組合︑が不正競宰防止を名に︑自由競争を制限するやうな工夫を施してゐる︑従って所謂同業
組合による不正競争防止運動は︑最重に之を取締るを要すといよ方向に接展し︑組合の運動に
水を注ぐ結果となった︒買際にも交易委員曾の調査によれば︑砂糖及毛織物業組合の如3
は ︑
不正競宰を防止すると格し℃︑かへって自由比して且つ公正な競争を阻止する邪道に陥h
︑反
トラ スト 法に 抵鯛 して ゐた 乙と が明 かと なっ た︒ 又大 審院 の判 決を 臼凡
︑℃ も︑ 映章 一事 業組 合は
︑
反トラメト法に違反してゐた︒日正等の事費は同業組合の不正競争防止運動に玉石混潜せる乙左
を暴露したもので︑運動そのものにとっても致命的主痛手であった︒でなく℃芯乏︑不景気は
不正競事を誘致し︑組合が自然的に崩壊の傾向に在ったので︑乙の運動は愈φ無力なものにな
らぎるを得なかった︒ハ前掲書第九章︶
不況に不正競争は付き物である︒この乙とは濁占︿
ES
毛
OH
吋︶傾向が不況時に強いのを見て
もよくわかる︒過去の猫占運動は︑不況時に於て最も活濃に行はれ︑その度毎に反トラスト法
運動を起3せた.何故調占運動が不況に際し℃活楼になるかと云へば︑乙の時が最も必要且つ
効果的であるからである︒一押しすれば倒れ古うになっτわる中小踊工業者は︑調占のための
不正競争に一たまbもなく壊滅する︒前越の砂糖瓦毛織物等の組合がとの邪道に陥ったのも︑
乙れが潟であった︒濁占的不正競争ならずとも︑不正競店すが不犯と共に躍る乙とは︑銃一に述べ
泥
沼地
bで
ある
︒
四 NRA
による不
E競争防止
二九年秋以来の不出は︑愈
Lq
深刻化し︑還に三三年春の大バクニヅクにまで進展した︒乙の
不況 の深 刻化 は︑
一方には不正競守の深刻化であった︒然し不況時の不正競争は︑前にも越べ
た如ぐ︑産業界の自殺である︒そ乙で乙のバニツクの異只中に大統領民就任した
Y Iズ ペ Yト
ほ︑臆念の経済封策が一段落を告げるや︑同年六月恒久的の政策を殺表し︑産業復興法︵J門
r e
回a
r s
−
H EZ 国 民己
HW巾
gJ 10
弓
k r o
酔︶を制定した︒乙の法律は周知の如く︑その頭文字をと
bN
・
− −
R−Aの名を以て呼ばれるが︑その目的とすると乙ろは︑失業者の救済と勢働燥件の改善と
に依って泊費階級の購買力を増大し︑景気を快復する乙とに担った︒而して産業界の擦るべき
研F
ラE
米閣に於ける不疋競争防止の晶由化
〜一
五九
隊 準 百 命
叢 第 十 二 漉
一六
O
準則
は︑
各同
業組
合の
制定
する
公正
競争
法典
︿叶
何回
︒︒
︒向
︒︒
同
pw gg
︸丘
町民
︒ロ
﹀と
し︑
大統
領の
認
可によって強制力を付輿する乙と︑した︒乙れらの法典は︑その名の示す如く︑産業界の安定
を計るために不正競争を防止する乙とをもその一目的とし︑その名目からすれば農業復興法の
中心は︑不正競争防止であるとも云へょう︒
苫℃
N・I−B−Aは如何なる方法主以℃不豆競争を防止するかを検討すれば︑左の通量であ
一︑不正競争防止を以て産業復興の主要手段の一となし︑各業界の協働によっ℃その踊利を る
増進
せん
乙と
を宜
一一
目し
た︒
二︑従来の交易委員人間が採用し℃ゐた不正競争防止の方法に新たなるものを附加し℃︑之に
法典
︵︒
︒品
︒﹀ の名 を附 し︑ 不正 競守 防止 の意 味を 強調 する ため
︑公 正競 争法 典︵ 己居 合色
︒︒
﹃ 向 島 両 ﹃
8自
旬︒
岳山
︒ロ
﹀と
呼ぶ
︒
一ニ︑法典は公正競争の準則とすべく︑同業組
AM
の制定せるものを︑大統領の認可によって法
律化し︑各業界にそれ
AL
強制 力を 生ず
︒
四︑法典に違反せるものには︑
一見
通反
毎に
五百
弗の
罰金
を課
す︒
五︑交易委員舎の権限は之を麓更せず︑従来の如く公正競事の標準を確立せしめる乙と−Lし
一方不正競宰の摘稜及び調査等の権限は之を強化す︒
六︑大統領の接布する命令︑規則は法典と同等の効力を有し︑法典の換陥を捕点︒
七︑同業組合の組合員たると否とを間はず︑大統領の認可せる斯業界の法典は︑業界の杢員
を拘
束す
︒
八︑大統領は執行機関として︑産業復興局
︵吋
宮﹈
﹇
HH白
星耳 目白
H H
︒ ︒ H
J 1 ︒
2 w
﹀色
白山
口町
苛由
民
Cロ ﹀
を
設立
す︒
九︑認可せる法典の規定に閲する限b︑反トラスト法を停止す︒
法典の作成は同業組合に任せられだが︑各業界の法典は大統領の認可を経なければ︑強制力
を生じない︒最初に認可を得た法典は︑一二四年七月十六日の綿業法典
︿吋
︸回
︒の
CA凶
由︒
均吋
包﹈
司
︒ ︒ 巴 ︼
︼ E
MZ
BF
司F
oc
♀守
口同
白色
z a q
︶であったが︑是は他の法典の標準と3れた︒その規定す
ると乙ろは︑勢働時間の制限︑最低賃銀の制定︑幼少年勢働の禁止︑協定債格の設定等が︑そ
の主要なるものであった︒是によって︑時労働僚件は劃一化3れ︑不正競争の焦貼であった債格
一隠は解決する乙とになった?之の綿業法典が寅施主れるに及λで︑他の法典作成
の問
題も
︑
も︑各業界毎に匙捗し︑本年二月迄に認可3
れた 法典 は︑ 五百 一一 一十 七比 建し
︑何 れも 斯業 界の
公正競雫の準則となっτ
ゐる
︒
~f
日?ノ』
米国に於ける不E競争防止の準化
一六
語道
号喜
論 叢 第 十 二 旗
− v暴A
p、
NRAによる不正競宰防止は︑NRAの主要目的が失業救掛︑賃銀値上げによる購買力の増
大に在ったkめに︑不正競守防止法としては完全なものではないが︑従来の方法に比べると︑
相官債値あるものと思はれる︒その主なるものは次の如くである︒
て不正競宰に注意を喚起苫せたこと︒
公正競争法典の名によって︑その作成に嘗った同業組合︑延いては商工業者会健に軒し︑
各自が互に行つ℃ゐる不正競事は︑互に他を傷つけるのみならず︑産業界全躍の平和を乱
し︑不況を一層深刻ならしめる自殺的行矯である乙とを自費せしめた︒従って不正競争の
再認識を強めた乙とになる︒
二︑不正競事の分類が精細となったこと.
法典作成に営・夕︑不正競争のあらゆる場合を奉げ︑之を精細に分類した︑先づ第一に法律
の禁止してゐる手段︑第二に交易委員舎が嘗て不正競争と認めたもの︑第三にその他道嬉
的に不正競争と認めらるべき手段等︑その分類の僅系が整った︒︵衣節に詳述︶
一︑
罰則
によ
b強
化時
︑回
れた
乙と
︒
産業復興法による法典違反の罰則は︑一違反毎比五百弗であるが︑乙れは従来の罰則敏如
による薄弱な強制力を強化するに役立ったJ
四︑同業組合が強化注れた乙と︒
同業組合は濁b法典作成のみならず︑法典賞施の上にも重大な権限を奥へられ︑学官的の
機関となった︒郎ち人民の自由擢︑財産搭等にも影響を及︑ぼすべき権限︑例へば法典蓮反
の調査︑審問等法典施行に必要な権限が同業組合に付輿されたことは︑A
口血
痕図
の行
政法
の
上からも注目に値する︒然し︑是等の擢限の最後の決定は︑官臨臓に保留昌れてゐる︒
五︑商取引に闘する定義が明確に当れた乙と︒
法典による禁止保項の内容は︑必ずしも明確ではない︒産業復興局其他の関係官藤は︑商
取引に閲する定義を明確にし︑不正競守の内容を明かならしめる乙とに努めてゐる@
六︑組合による自制的不正競害防止の慣習をつけしめる乙と︒
同業組合による宇自治的統制は︑産業復興法康止後も︑組合統制の慣習を残存せしめる乙
とに
な︑
hy
︑之によって或る程度の不正競挙が防止3
れる
︒
七︑法典の働行が組合の執行機闘とは猫立的に行はれる乙と︒
法典の作成及び施行は︑組合の執行機関とは濁立して行はれるものであって︑動もすれば
組合官僚主義の非難の的となるを避けた.
新く℃アメヲカの産業界は︑完全に組織的統制に服する乙と﹂なった︒商取引はその内容が
研
多E
米国に於ける不豆競争防止の準化
一六
肉 議 論 議 第十二時酔
一六
凶
一冷検討され︑定義詰れて︑不正競争に非らゴるや否やが決定遣れる︒そ乙には自由放任主義
︵ 吋
吉 岡
︑ 包
患 の
NP
可︒
﹀は 金く 委主 泊し た︒
︵前 掲書 第九 章︶
五 ︑
不正競争の標準
各種法典の規定を綜令してみると︑不正競争の標準は次の如きものによって定められる︒
一︑不正競争として法律に禁止3れ℃ゐるもの
反トラスト法に依b禁止苫れ交易委員曾︑又は裁剣所に於℃不正競宰と認められたものは
公正競争法典に於τ
も勿
論排
撃功
︑
Uれ℃ゐる︒その主なるものは割戻し公
o g z
︶差別
2F
a B Z p a c
ロ︶等︑債格に閲するものである︒
二︑法律的には不正競争として禁止当れなくとも︑道徳的に不正競争と者倣すべ主もの︒
イ他人の既存の枇労働契約に故意に干渉する乙と︒
h競争者の商業方針︑又は財政獄態等に就いて異質ならまる宣俸をなす乙と︒ J︑
A虚構の口費を以て競争者よb
情報 を得 る之 と︒
作運賃︑品質による債格の差別︵之は反トラスト法によって禁止遣れてゐる︶に依るに
非ずし℃︑不正競争の利盆を特んと相手記ょっ℃債格に差別をつける乙と︒
(ツ)(ソ〉(ν〉〈タ〉〈ヨ)(カ〉(ヲ〉〈ヲ )(1v)(ヌ)( '} )(チ)〈ト)(へ〉(ホ〉
研 他人の商標躍を侵害せゴるも︑之にまが以易商標を使用する乙と︒3 古物を新品として販費する乙在︒
量日不足の荷作b
をな
す之
と︒
ボーナス︑コンミツジョン︑又はプνミアム等のみによって1販買人を使用すること︒
競事品とまが以白調主製品を販買する乙と︒
虚備︑叉はまが以易
3 ν
ツア
UF
を使用する乙と︒
プνミアム︑叉は無代建主等の名に依つτ︑貴質的に値引をなす乙と︒
運賃の相違を無親し℃配給費を同一となす乙と︒
仕切献の表示よb多量の配給をなす乙と︒
虚備の仕切肢を作成する乙と︒
金銭︑物品︑其他販買に影響すべき贈賄をなす乙と︒
債格を名目的には引上げるも︑他の工夫氏よb寅質的には値引3
する
乙と
@
虚偽の庚告をなす乙と︒
商品
をみ
︑だ
bに無料配布する乙と︒
同一なる反劃給付比針し︑給付を異にする乙と︒
究
米闘に於ける不延競争防止の準化
一六
五
〈エ〉(コ〉(ァ〉(ケ〉〈マ〉(ャ)(ク)(オ〉(ノ〉(ヰ〉(ウ〉(ム〉(ラ〉(ナ〉(ネ)
向 準
百命
業 第 十 二 競
秘密的の販貰をなす之と︒
脅迫︑又は強制的に販買をます乙と︒
不趨営︑叉は間違ひ易
3 4
一一
口辞
を使
用す
る乙
と︒
競雫者の包装を侵害する意志を以τ類似包装を使用すお乙と︒
﹁輪 入﹂ の語 を濫 用す る乙 と︒
購買者に知らしめずして依存の標準を低下せしめること︒
生産 費以 下の 販費
︒
ダンピング︒
一六
六
競争者を困惑せしめる目的の特許︑又は商標を︑脅迫等の具に供するとと︒
損失を畳悟で販買する乙と︒
手一
托販
費︒
後に優良品を販買する候件の下に劣等品の購買を強以る之と︒
無期 限の 貸輿
︒
不営なる保護︑叉は共他の方法で値引3
する
乙と
︒
庚
AH
代b
の無
代建
口壬
をな
す乙
と︒
一ニ︑法律的叉は道徳的不正競争と云はんよbは濫費的なもの
最も旧制著な例は商品の口問格照合のために一旦販責殺悲した商品を返還せしめるやうな乙と
である︒掛かる准費は産業界の健谷まる脱税法を期する所以に非ずと禁止された︒
問︑勢働僚件に関するもの
とれは人道的の立場から制定3
れた もの で︑
一般工場のそれが産業復興法によって確立保
護されてゐるに卦し︑家内工業又は内職等に関する勢働僚件を規定したものである︒
五︑技術に閲するもの
例へば石油の精製に関する技術的方法等である︒
以上の如く不正競争の手段は︑競宇者を傷つけるのみまらず︑消費者にも損害を奥へる品質
の低下︑備商品の販貰の如3が最も普通であるが︑之とは反卦に値引等に見るが如く︑消費者
は少しも損害を受けないのみか却つ℃利盆を輿へられ︑その永久的顧客となる乙とによって他
の競争者を不利の立場に導主︑結局競雫に勝利を占めんとする手段もある︒叉直接商品関係以
外では︑誇大の庚告によって自己を有利に導主︑間接的に競争者を傷つける方法と︑誹詩等に
見るが如く直接競争者を傷つけて︑自己主有利に導かんとする方法とがある︒消費者を損傷し
ない方法は︑損傷する方法に比して︑非社合性は少いわけであるが︑競争者を不利ならしめ︑
府
究
米国間に於ける不正競争防止の準化
一六 七