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An algebraic approach to substructural logics ( 部分構造論理へ の代数的アプローチ )

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title 部分構造論理への代数的アプローチ

Author(s) 相馬, 大輔

Citation

Issue Date 2008‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/4200 Rights

Description Supervisor:小野 寛晰, 情報科学研究科, 博士

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An algebraic approach to substructural logics ( 部分構造論理へ の代数的アプローチ )

相馬 大輔

北陸先端科学技術大学院大学 2008年1月9日

論文の内容の要旨

古典論理や直観主義論理から構造に関する推論規則の一部または全てを取り除いたsubstructural logic に対する研究は近年盛んに行われている。substructural logicに対する研究はLambekによ るFLの研究に始まり、relevant logic, linear logic, BCK-logic など様々な種類の論理がある。こ れらの基本的なsubstructural logicに対してはcut eliminationの成り立つsequent計算が導入で きるので、それらの論理については様々な論理的な性質を証明論的方法により示すことができる。

しかし、このような証明論的な方法は限られた論理についてしか適用できないため、一般的な議 論を展開するためには意味論的方法が必要になる。modal logicでは Kripke型の意味論が用いら れてきたが、現在までに提案された substructural logic のKripke 型の意味論はこのような問題 に対してはほとんど有効に用いることができない。 Kripke 型の意味論に代わり、 substructural

logic に対して有効なのは residuated lattice を用いた代数的意味論である。本論文は「論理的性

質の代数的特徴付けとその応用」「substructural logic全体の成す束の構造に関する研究」の二つ の内容により構成されている。以下でこれらの詳細を述べる。

論理的性質の代数的特徴付けとその応用

これまでにmodal logicやintermediate logicに対しては、MaksimovaやWro´nski等によりい くつかの論理的性質の代数的特徴付けが与えられている。論理の証明論的な性質であるdisjunction property (DP)は、その論理に対応する sequent計算でcut eliminaition theoremが成り立つ場合 には証明論的な方法により容易に示される。また、証明論的方法はあたえられた論理がDPを持つ ということの証明に使うことができても、どのような論理が DPを持ち、またどのような論理が DPを持たないのかといった一般的な議論には使うことができない。本研究では特にMaksimova によって得られている intermediate logic に対するDP の代数的特徴付けに注目し、この特徴付 けが FL 上の論理に対してまで成立することを示した。そしてその結果を用いると、これまで証 明論的方法では扱えなかった多くの substructural logic についての DP を導いた。実際に、cut elimination theoremの成り立たない FL[Emn]やFL[DN] という論理のDP を示す事ができた。

substructural logic 全体の成す束の構造に関する研究

論理を論理式の集合とみなせば、論理全体のクラスは集合の包含関係によって束をなしている ことがわかる。これらの束がどのような構造をなしているか調べる際の一つに、最大元の次に大き な論理、すなわち極大無矛盾論理、がどのようなものがどのくらい存在しているかという問題が ある。実際、intermediate logicやFLew より大きな論理の場合には極大無矛盾論理は 古典論理 CLしか存在しない事がしられている。これに対しそれよりも弱い論理については、それより大き

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い論理のうち極大無矛盾論理が非可算個もある例が知られている。substructural logic全体の成す 束は対応する代数の subvariety全体の成す束と双対であることが知られている。よって、論理全 体の成す束で極大無矛盾論理を議論する問題はresiduated latticeのvariety のsubvariety全体が なす束の構造の研究に帰着される。すなわち最小元である trivial varietyの次に小さい minimal

variety (atom) としてどのようなものがいくつ存在しているかを調べることである。

実際に、TsinakisとWilleによってinvolutive residuated latticeのvarietyに非加算個のmin- imal subvarietyが存在するという結果がえられている。本研究ではまずこのinvolutive residuated lattice に関する結果を強め、 bounded representableでさらにmingle axiom x≤x2 を付け加え

たvariety の場合でもminimal subvariety は非可算個存在することを示した。それとともにこの

mingle axiom を強めてidempotencyx=x2 をとった場合には、minimal subvarietyは有限個し か存在しないということも示した。

キーワード: 部 分 構 造 論 理, residuated lattice, disjunction property, well- connectedness, 極大無矛盾論理, minimal subvariety, involutive, rep- resentable

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