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ペルオキシソーム欠損症における病因蛋白の立体構造解析による発症機序の解明について

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Academic year: 2021

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Title

ペルオキシソーム欠損症における病因蛋白の立体構造解析

による発症機序の解明について( はしがき )

Author(s)

下澤, 伸行

Report No.

平成13年度-平成14年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号13670791) 研究成果報告書

Issue Date

2002

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/627

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

研究成果の概要

これまでの科学研究によリベルオキシソーム欠損症は遺伝的には12個の相補性群に分類される一 方、臨床的には最重症のZe[]weger症候群、重症の新生児型adreno[eukodystrophy、軽症の乳児型

Ref如m病まで神経細胞移動障害などの中枢神経を含め全身、多岐に渡っている。その中で本研究者

らは軽症型患者細胞において培養温度の上昇により蛋白のペルオキシソームヘの輸送が障害されてペ ルオキシソームが欠損することを遺伝子レベルで解明し、これらの患者では発熱を契機に発症、重症

化する臨床像を呈する例があることを明らかにしている。さらにその機序の1つとしてタンパクの立

体構造の変化により起こる可能性をPex13タンパクのSH3ドメイン内の患者におけるアミノ酸置換の

立体構造モデリングにより確認している。その結果、温度により可逆的にその機能が変化するアミノ

酸変異により蛋白の輸送や病因蛋白の異常が発症するメカニズムを蜜自の立体構造解析から解明し得 る極めて有用なシステムの確立が可能となった。また個体レベルでの解析についても温度感受性変異

をもつ軽症型モデルマウスの作成をすすめており、このモデルマウスの系よりも環境、個体温度によ

る発症のコントロール、発症機序や神経細胞移動等のメカニズムを解明する可能性が出現した。 本報告書ではペルオキシソーム欠損症の国内外の研究状況を概説し、申請者らが行った本症の温度 感受性に関わる病因・病態解明における平成13、14年度の研究成果を報告する。

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