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1. 設備投資計画

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Academic year: 2021

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(1)

設備投資関連費用

平成25年5月21日

東北電力株式会社

(2)
(3)

p2 今回(H25~H27) 前回 (H20) B 差 A-B 主な増減理由 H25 H26 H27 平均 A 電 源 水 力 181 160 164 168 104 65 新潟・福島豪雨水害など 火 力 807 737 676 740 420 320 新仙台3号系列新設工事など 原子力 371 610 565 515 162 353 安全・耐震対策工事など 新エネ 15 13 15 15 - 15 平成21年度より新たに区分設定 流 通 送 電 358 332 366 352 771 ▲419 北部系統工事 ※ による反動減など 変 電 262 274 306 281 218 63 高経年化機器取替対策など 配 電 463 438 413 438 434 4 そ の 他 業 務 157 176 187 173 162 12 原子燃料等 119 137 138 131 175 ▲44 原子力停止による投資額の減など 合計 2,734 2,877 2,829 2,813 2,445 368 (億円)

設備投資額

設備投資額

設備投資額

設備投資額の

の概要

概要

概要

概要

• 設備投資額は,前回改定時に比較して368億円増加しているが,東日本大震災や新潟・福島豪雨水害への対応 (126億円/年)や原子力発電所の更なる安全性向上対策(464億円/年)を除くと前回改定から222億円/年減少。 • 工事仕様・工法の合理化等に加え,競争拡大等による発注価格の削減により,191億円/年の効率化を織込み。 ※ 「北部系統工事」は,北上幹線などの50万ボルト系統工事で,23年6月に運用開始している。

(4)

p3

(参考

参考

参考)

参考

)設備投資額

設備投資額

設備投資額

設備投資額の

の推移

推移

推移

推移

• 震災・水害対応や原子力安全性向上対策の投資は,震災発生から平成27年度までの実績・計画累計額で3,997 億円に上る。 □ 設備投資額の推移 1,417 1,756 2,111 2,236 2,322 1,230 848 294 58 27 46 102 329 583 480 2,521 2,455 2,165 2,693 2,706 2,734 2,877 2,829 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 実績 推定 実績 計画 (億円) 原子力安全性向上対策(累計額1,540) 震災・水害対応 ( 〃 2,457) ※附帯事業を除く。 累計額3,997 (億円)

(5)

p4

電源

電源

電源

電源の

の新設

新設

新設

新設・

・更新計画

更新計画

更新計画

更新計画

• 火力発電設備は,八戸5号コンバインドサイクル化工事や新仙台3号系列新設工事など,供給力の確保に加え, 発電効率向上に向けた取り組みを推進。 • また,再生可能エネルギーについては,水力発電所の新設工事や,既設水力発電設備の更新による出力増,お よび太陽光発電所の新設工事を計画。 設備 工事種別 燃料等種別 出力 (万kW) 運転開始年月 飯野 新設 水力 0.023 H26.2 第二薮神 新設 水力 0.45 H28.3 豊実 更新 水力 6.18 H25.9 八戸5号 コンバインドサイクル化 軽油 (LNG) 39 (41) H26.8 (H27.7) 新仙台 3-1号 3-2号 新設 LNG 49 49 H28.7 H29.7 原町太陽光 新設 太陽光 0.1 H27.1 (仮称)石巻太陽光 新設 太陽光 0.03 H28.3 □ 主な電源の運開予定 原町火力1号 復旧 石炭 100 H25.4 原町火力2号 復旧 石炭 100 H25.3 ※原町火力は,運転再開年月

(6)

p5

(参考

参考)

参考

参考

)八戸火力発電所

八戸火力発電所

八戸火力発電所5

八戸火力発電所

5号機

号機のコンバインドサイクル

号機

号機

のコンバインドサイクル

のコンバインドサイクル

のコンバインドサイクル化

化および

および

および燃料転換

および

燃料転換

燃料転換

燃料転換

• 八戸火力発電所5号機は東日本大震災による供給力確保のため早期に運転開始すべくガスタービン単独で建設し たが,平成26年8月にはガスタービンの排熱を回収し発電する機器を追加(コンバインドサイクル化)し,発電効率を 高めることとしている。 • さらに平成27年7月に燃料を軽油からLNGに転換し,燃料費を低減していく。 コンバインドサイクル化に伴う追加機器等 • ガスタービンを回して残った熱を回収・利用して作 り出した蒸気で,蒸気タービンを回すことにより熱 効率を向上し,発電効率を高める。 シンプルサイクル ガスタービン コンバインドサイクル 運転開始 24年7月 26年8月 27年7月 原動力 ガスタービン ガスタービン及び 蒸気タービン 燃料 軽油 ガス 出力(万kW) 27.4 39.4 41.6 熱効率(%) 約33 約48 約55 ※熱効率は,低位発熱量基準 □ コンバインドサイクル化の概要および概観(現在) □ コンバインドサイクル化のイメージ

(7)

p6

震災

震災

震災

震災・

・水害対応設備投資額

水害対応設備投資額

水害対応設備投資額

水害対応設備投資額の

の内訳

内訳

内訳

内訳

• 東日本大震災および新潟・福島豪雨水害により被災した設備の復旧に,27年度までの累計で2,457億円(震災 2,370億円,水害87億円)を見込んでいる。 (億円) 実績 推実 計画 累計 主な工事等 H23 H24 H25 H26 H27 平均 水力 7 21 36 16 10 21 90 新潟・福島豪雨水害対応など 火力 970 699 198 - - 66 1,867 原町火力復旧,緊急設置電源など 原子力 8 44 11 11 - 7 74 女川原子力岸壁・建物復旧など 新エネ - - - - - - - 送電 59 22 3 3 - 2 87 原町火力線復旧など 変電 20 32 19 12 4 12 87 仙台港変電所復旧など 配電 157 27 25 16 12 18 237 業務 10 2 2 1 1 1 16 合計 1,230 848 294 58 27 126 2,457

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p7

(参考

参考

参考)

参考

)東日本大震災

東日本大震災

東日本大震災

東日本大震災への

への

への対応

への

対応

対応

対応

• 巨大な津波により太平洋沿岸の 発電所が甚大な被害を受けたが, 順次営業運転を再開。 (発電所) (運転再開) 新仙台火力1号 23年12月 仙台火力4号 24年2月 原町火力2号 25年3月 原町火力1号 25年4月 • 4地点5台の緊急設置電源(ガス タービン発電機)を設置し,供給力 を確保。 原町火力発電所 送電設備の被害状況 • 当社は,一刻でも早くお客さまに電気をお届けするため,東日本大震災により被災した設備の早期復旧に全力を 挙げて取り組んできている。 • 変電設備は,仮設備による復旧も含み,被害を受けた75ヵ所全ての変電所が復 旧済み。仮設備により復旧した設備は,今後本復旧工事を予定。 • 送電設備は,被害を受けた105線路のうちほぼ全ての線路で復旧が完了。未復 旧の2線路は,変電所の本復旧工程等に合わせ復旧予定。 • 震災により青森,岩手,秋田,宮城県の全域,山形県のほぼ全域,福島県の一 部で最大約466万戸が停電したが,他電力からの応援も得ながら復旧作業を進 め,平成23年6月18日には作業可能な全戸の復旧を完了。 • 現在は地域の復旧・復興にあわせ,港湾施設や仮設商店街の建設,住宅移転 などへの電力供給工事を進めている状況。 火力発電設備 火力発電設備 火力発電設備 火力発電設備 送変電設備送変電設備送変電設備送変電設備 配電設備 配電設備配電設備 配電設備 配電設備の被害状況

(9)

p8

(参考

参考)

参考

参考

)新潟

新潟

新潟

新潟・

・福島豪雨水害

福島豪雨水害

福島豪雨水害

福島豪雨水害への

への

への

への対応

対応

対応

対応

• 平成23年7月27日から30日には,新潟県・福島県において記録的な集中豪雨が発生し,阿賀野川水系や信濃 川水系の計29ヵ所の水力発電所において,発電機への浸水や放水路への土砂堆積などの被害により約100万k Wの供給力が減少。 • 被災した29ヵ所のうち23ヵ所が運転再開しており(平成25年5月現在),残る発電所についても復旧を急いでいる 状況。 新郷発電所 宮下発電所

(10)

p9 対策 対策項目 実績 推実 計画 累計 H23 H24 H25 H26 H27 平均 耐震対策 •耐震裕度向上工事 0 6 50 227 169 149 451 津波・ 浸水対策 •防潮堤・防潮壁の設置 •水密扉の設置 等 12 44 67 61 31 53 216 電源強化 対策 •送電線の多重化 •大容量電源装置の設置 •電源車の配備 等 28 20 73 19 1 31 140 冷却機能 強化対策 •車両積載型代替非常用冷却海水 ポンプ設置 •非常用冷却海水系ポンプ機能復旧 対策(モーターの洗浄・乾燥用資機 材および予備品の配備) 等 5 18 14 99 40 51 176 その他 対策 •フィルター付格納容器ベントの設置 •免震重要棟の設置 •原子炉ウェル注水設備の設置 等 1 15 125 177 239 180 557 合計 46 102 329 583 480 464 1,540 (億円)

原子力発電所

原子力発電所

原子力発電所

原子力発電所の

の更

更なる

なる

なる

なる安全性向上対策

安全性向上対策

安全性向上対策

安全性向上対策

• 新規制基準を踏まえた更なる安全性向上対策を継続的に実施することとしており,女川および東通原子力発電 所において,27年度までの累計で1,540億円の投資を見込んでいる。

(11)

p10

(参考

参考

参考)

参考

)原子力発電所

原子力発電所の

原子力発電所

原子力発電所

の更

更なる

なる安全性向上対策

なる

なる

安全性向上対策

安全性向上対策

安全性向上対策(

(例

例1

1)

• 女川原子力発電所では,耐震評価や耐震工事の経験等を踏まえ,配管や電線管へのサポートの追加など,自 主的にさらなる耐震裕度向上工事を実施。また,震災時,津波は敷地高さを超えることはなく安全性を確保した が,津波に対する安全性向上のため,発電所敷地の海側に高さ約3mの防潮堤(海抜約17m)を平成24年4月 に設置。 • 東通原子力発電所では,高さ約2mの防潮堤(海抜約15m)を平成24年11月に設置。なお,巨大地震発生時に 想定される地盤沈下量を考慮した約1mのかさ上げ工事は平成25年5月までに完了予定。 耐震裕度向上工事(サポート追加例) 防潮堤(女川原子力発電所) 地震 地震 地震 地震 およびおよびおよび津波対策および津波対策津波対策津波対策

(12)

p11

(参考

参考

参考)

参考

)原子力発電所

原子力発電所の

原子力発電所

原子力発電所

の更

更なる

なる安全性向上対策

なる

なる

安全性向上対策

安全性向上対策

安全性向上対策(

(例

例2

2)

• 福島第一原子力発電所事故から得られた知見等を踏まえ,原子力発電所の安全対策に取り組んでおり,既に福 島第一原子力発電所と同様な事故を起こさない安全レベルを確保したものと考えている。今後も,ハード・ソフト 両面から,さらなる安全性の向上に向けた取り組みを継続的に実施し,信頼性の確保に努めていく。 東京電力福島第一原子力発電所事故 東京電力福島第一原子力発電所事故 東京電力福島第一原子力発電所事故 東京電力福島第一原子力発電所事故ををを踏を踏踏まえた踏まえたまえたまえた安全対策安全対策安全対策安全対策 大容量電源装置(女川原子力発電所) 代替非常用冷却海水ポンプ(東通原子力発電所)

(13)

p12

流通設備

流通設備

流通設備

流通設備の

の投資計画

投資計画

投資計画

投資計画

□ 流通設備投資の内訳 • 流通設備の投資計画は,需要増への対応や供給信頼度の維持,将来にわたる効率的な設備保全・運用を踏ま えつつ,最大限に絞り込んだ計画を策定。また,今後増加する高経年化流通設備の改修に確実に対応。 今回(H25~H27) 前回 (H20) B 差 A-B 主な増減理由 H25 H26 H27 平均 A 送 電 拡充 140 103 124 122 534 ▲412 北部系統工事 ※ の反動減 改良 218 229 243 230 236 ▲6 計 358 332 366 352 771 ▲419 変 電 拡充 69 99 111 93 101 ▲8 改良 193 175 195 188 117 71 高経年化対策の増 計 262 274 306 281 218 63 配 電 拡充 190 174 159 174 210 ▲36 新増設供給工事の減 改良 272 264 254 263 224 39 高経年化対策の増 計 463 438 413 438 434 4 (億円) ※ 「北部系統工事」は,北上幹線などの50万ボルト系統工事で,23年6月に運用開始している。

(14)

p13 0 100 200 300 400 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 200 400 600 800 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55

(参考

参考

参考)

参考

)流通設備

流通設備

流通設備

流通設備の

の高経年化対策

高経年化対策(

高経年化対策

高経年化対策

(送電

送電

送電・

送電

・変電設備

変電設備

変電設備

変電設備)

• 耐用年数を経過した送電・変電設備が相当数あり,今後,改修が必要となる設備が大幅に増加する見通しである ため,計画的に設備投資を実施。 送電線 遮断器 変圧器 (km) (台) 耐用年数36年 全体の 32% 耐用年数22年 全体の 37% 送 電 設 備 変 電 設 備 経過年数 経過年数

(15)

p14 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 0 5 10 15 20 25 30 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 0 5 10 15 20 25 30 • 配電設備については,変圧器,開閉器等の設備の経年化が進行。 • 既に耐用年数を超過しているものが1割以上となっている機器もあることから,計画的に設備投資を実施。 耐用年数22年 全体の 13% 耐用年数18年 全体の 16% (台) (台)

(参考

参考

参考)

参考

)流通設備

流通設備

流通設備

流通設備の

の高経年化対策

高経年化対策

高経年化対策(

高経年化対策

(配電設備

配電設備

配電設備)

配電設備

開閉器 経過年数 経過年数 配 電 設 備 変圧器

(16)

p15 (億円)

設備投資額

設備投資額

設備投資額

設備投資額の

の効率化

効率化

効率化

効率化

• 設備投資については,これまでも新技術の採用や設計・工法・仕様・材料などの工事内容の見直しなどにより 効率化に努めてきた。 • 今回計画においても,新技術の採用や工事範囲の精査による工事仕様・工法の合理化,機器の劣化状況調査 などに基づき最適な工事実施時期を見極めるとともに,さらに資材・役務調達の競争拡大を前提に,競争発注 の場合に期待される低減効果を織込んでいる。 項目 H25 H26 H27 H25~27 平均 • 新 技 術 の 採 用 や 工 事 範 囲 の 精 査 等 によ る 工 事 仕様・工法の合理化等 101 41 88 77 • 競争拡大等による発注価格の削減 77 129 136 114 合計 178 170 224 191 □ 設備投資額に織込んだ効率化額

(17)

p16

(参考

参考)

参考

参考

)効率化事例

効率化事例

効率化事例①

効率化事例

原町火力発電所復旧工事

原町火力発電所復旧工事

原町火力発電所復旧工事

原町火力発電所復旧工事における

における

における

における合理化

合理化

合理化

合理化

• 原町火力発電所の復旧工事において,運用方法の見直し等により発電所の運転に支障のない範囲で設備の合 理化を進め,設備投資額等を低減。 • 合理化の例としては,運用実績を踏まえた給水・排水処理設備におけるタンク類の基数等の削減,取水した海 水中の塵芥を除去する除塵機における,除塵機洗浄用のポンプの1,2号共用運用による予備機の削減等があ る。(効率化額:約2.5億円/年) □ 除塵機合理化の概要図

(18)

p17

(参考

参考

参考)

参考

)効率化事例

効率化事例②

効率化事例

効率化事例

宮下発電所

宮下発電所

宮下発電所

宮下発電所ダムゲート

ダムゲート取替工事

ダムゲート

ダムゲート

取替工事

取替工事

取替工事における

における

における工法

における

工法の

工法

工法

の見直

見直

見直し

見直

• ダムゲートについては,昭和23年設置以来,経年による腐食・劣化の進行があることから保安確保のため,11門 のダムゲートを毎年2門ずつ取替えることを計画し,平成22年度より取替えを実施。 • 当初,ダムゲートおよび巻上機の取替え時の撤去・運搬・据付方法は調整池内に台船クレーンを配置する施工 方法で計画していたが,経済性および施工の安全性について検討を深め,ダム背面走行クレーン工法を採用す ることにより,設備投資額を低減。(効率化額:0.4億円/年) □ ダムゲート取替工事の工法見直し概要 台船クレーン(参考) クレーン全景 見直し後

(19)
(20)

p19

減価償却費

減価償却費

減価償却費

減価償却費の

の概要

概要

概要

概要

• 前回改定原価と比較して,原町火力を含む震災・水害対応(242億円/年),原子力安全性向上対策工事(57億 円/年)などによる増要因がある一方で,償却の進行などにより,全体として184億円減少。 今回(H25~H27) 前回 (H20) B 差 A-B 主な増減理由 H25 H26 H27 平均 A 水力 102 107 106 105 105 0 火力 546 473 485 501 391 111 震災復旧による増 原子力 362 340 407 369 567 ▲ 197 安全・耐震対策による増,東通1号などの 償却の進行による減 新エネ 12 13 14 13 - 13 平成21年度より新たに区分設定 送電 363 360 358 361 394 ▲ 34 償却の進行による減 変電 200 191 190 193 236 ▲ 42 償却の進行による減 配電 365 365 365 365 390 ▲ 26 償却の進行による減 業務 151 155 159 155 164 ▲ 9 償却の進行による減 合計 2,101 2,005 2,084 2,063 2,247 ▲ 184 □ 今回原価と前回原価の比較 (億円)

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p20

減価償却費

減価償却費

減価償却費

減価償却費の

の算定方法

算定方法

算定方法

算定方法

• 設備投資のうち,「電源拡充の全件名」,「総工事費5億円以上の全件名」,「リース資産」については,工事件 名固有の資産構成・耐用年数により,減価償却費を計算。 • 一方,上記以外の設備投資については,過去5ヵ年実績の平均資産構成・耐用年数により,減価償却費を一括 計算。 □ 減価償却費の算定方法(配電 ※ ・原子燃料等を除く) ※ 配電設備は,同種の資産(電柱,引込線,計量器等)を多量に扱うため,過去実績に基づき一括計算 設備投資額 算定方法 設備区分,工事種別等 H25~27平均 個別 算定 • 電源拡充工事の全件名 • その他の拡充工事,改良工事のうち, 総工事費5億円以上の全件名 • リース資産の全件名 1,506 (67%) • 工事件名固有の資産構 成・耐用年数により,減価 償却費を計算。 一括 算定 • 上記以外 738 (33%) • 過去5ヵ年実績の平均資 産構成・耐用年数により, 減価償却費を一括計算。 計 2,244 (100%) ― (億円)

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p22

事業報酬

事業報酬

事業報酬

事業報酬の

の算定概要

算定概要

算定概要

算定概要

• 電気を安全・安定的にお届けするためには,事業運営に必要な資金を円滑に調達する必要があり,この資金 調達コストに相当する「事業報酬」については,料金算定規則(経済産業省令)により,適正な事業資産価値 (レートベース)に事業報酬率を乗じて算定。 • 今回,償却の進行による帳簿価額の減少はあるものの,建設中の資産や積立金取崩しによる増加があり,前 回改定に比べ,レートベースは720億円の増加。(事業報酬で22億円増加) 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B レ ー ト ベ ー ス 特 定 固 定 資 産 24,229 26,002 ▲1,773 建 設 中 の 資 産 987 596 391 核 燃 料 資 産 1,600 1,418 182 特 定 投 資 465 129 336 繰 延 資 産 - 1 ▲1 運転 資本 営 業 資 本 1,411 1,216 195 貯蔵品(燃料・その他) 733 554 179 計 2,145 1,770 375 原 変 ・ 別 途 積 立 金 - ▲1,210 1,210 合 計 ① 29,426 28,706 720 事 業 報 酬 率 ② 3.0% 3.0% -事 業 報 酬 ③=①×② 883 861 22 (億円)

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p23

(参考

参考

参考

参考)

)事業報酬

事業報酬

事業報酬の

事業報酬

の算定

算定(

算定

算定

(レートベース

レートベース

レートベース方式

レートベース

方式

方式

方式)

• 事業報酬は,支払利息や配当金などの資金調達コストに相当するもの。 • 事業報酬の算定(レートベース方式)は,会社が保有する資産のうち,真実かつ有効なる資産に対して適正な 報酬率を乗じることとされており,料金算定規則(経済産業省令)に算定ルールとして定められている。

事業報酬

事業報酬

事業報酬

事業報酬

( 883

883

883

883億円

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億円)

億円

レートベース

レートベース

レートベース

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事業報酬率

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70

70%

事業報酬率 事業報酬率 事業報酬率 事業報酬率

報酬率

報酬率

報酬率

報酬率=

=3

3.

.0

0%

レ ー ト ベ ー ス

(25)

p24

レートベース

レートベース

レートベース

レートベース内訳

内訳

内訳①

内訳

特定固定資産

特定固定資産

特定固定資産

特定固定資産

• 「特定固定資産」とは,電気事業固定資産のことであり,平均帳簿価額をレートベースとして算定。 • 原町火力復旧などによる火力発電設備の増加はあるものの,減価償却の進行に伴う帳簿価額の減少により前回 改定に比べ▲1,773億円減少。(事業報酬で▲53億円減少) レートベース 主な増減理由 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B 特 定 固 定 資 産 水力 1,561 1,557 4 火力 3,664 3,301 363 原町火力復旧などによる増 原子力 2,909 4,171 ▲1,262 償却の進行による減 新エネ 134 - 134 平成21年度より新たに区分設定 送電 5,827 6,450 ▲623 償却の進行による減 変電 2,313 2,676 ▲363 償却の進行による減 配電 6,821 6,632 189 災害復旧や供給工事による増 業務 999 1,214 ▲215 償却の進行による減 レートベース計① 24,229 26,002 ▲1,773 事業報酬率 ② 3.0% 3.0% - 事業報酬 ③=①×② 727 780 ▲53 (億円)

(26)

p25

(参考

参考

参考

参考)

)原価算定期間中

原価算定期間中の

原価算定期間中

原価算定期間中

の再稼働

再稼働

再稼働

再稼働を

を見込

見込まない

見込

見込

まない

まない

まない原子力機

原子力機

原子力機の

原子力機

の取

取り

り扱

扱い

• 原価算定期間中の稼働を見込まない3プラント(女川1~3号)については,復旧工事に加え,新規制基準を 踏まえた耐震裕度向上工事など再稼働を目指して準備を進めているところであり,電気事業に必要不可欠な 資産としてレートベースに織り込んでいる。 ユニット 出力 女川1号 52.4万kW 女川2号 82.5万kW 女川3号 82.5万kW 対策 対策項目 耐震対策 •耐震裕度向上工事 津波・ 浸水対策 •防潮堤・防潮壁の設置 •水密扉の設置 など 電源強化 対策 •大容量電源装置の設置 •電源車の配備 など 冷却機能 強化対策 •車両積載型代替非常用冷却海水ポ ンプ設置 •非常用冷却海水系ポンプ機能復旧 対策(モーターの洗浄・乾燥用資機 材および予備品の配備) など その他 対策 •フィルター付格納容器ベントの設置 •原子炉ウェル注水設備の設置 など □ 原価算定期間中に再稼働を見込まないユニット □ 安全性向上対策

(27)

p26

レートベース

レートベース

レートベース

レートベース内訳

内訳

内訳

内訳②

建設中の

建設中

建設中

建設中

の資産

資産

資産

資産

• 「建設中の資産」とは,建設仮勘定の平均帳簿価額に50%を乗じた額。 • 新仙台火力3号系列新設等により火力発電設備が増加し,前回改定と比べ391億円の増加。(事業報酬は12億 円増加) レートベース 主な増減理由 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B 建 設 中 の 資 産 水力 51 25 26 津軽発電所新設,鹿瀬発電所再開発などによる増 火力 457 262 195 新仙台火力3号系列新設などによる増 原子力 174 124 50 安全性向上対策による増 新エネ 1 - 1 21年度より新たに区分設定 送電 105 92 13 送電線新設による増 変電 90 18 72 変電所新設や復旧による増 配電 93 65 28 業務 16 9 7 システム開発による増 レートベース計 ① 987 596 391 事業報酬率 ② 3.0% 3.0% - 事業報酬 ③=①×② 30 18 12 (億円)

(28)

p27

(参考

参考

参考

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建設中

建設中の

建設中

の資産

資産」

資産

資産

」の

の期中増減額

期中増減額

期中増減額

期中増減額について

について

について

について

• 建設中の資産レートベースは,建設仮勘定の平均帳簿価額に50%を乗じて算定されるが,建設仮勘定残高は, 設備投資による増加や電気事業固定資産への振替により減少。 項 目 H25 H26 H27 3ヵ年平均 水 力 期首帳簿価額 159 54 95 103 期中増加額 189 170 173 177 期中減少額 294 128 127 183 期末帳簿価額 54 95 141 97 平均帳簿価額 104 78 125 102 火 力 期首帳簿価額 894 1,132 1,221 1,082 期中増加額 813 759 701 758 期中減少額 576 669 366 537 期末帳簿価額 1,131 1,221 1,556 1,303 平均帳簿価額 664 929 1,147 913 原 子 力 期首帳簿価額 448 506 567 507 期中増加額 389 650 601 547 期中減少額 331 590 840 587 期末帳簿価額 506 567 328 467 平均帳簿価額 296 398 350 348 (億円) 津軽発電所新設工事 第二薮神発電所新設工事 鹿瀬発電所水車改良工事 新仙台3号系列新設工事 八戸5号コンバインド化工事 仙台火力防潮堤設置工事 八戸5号ガス化工事 フィルタベント設置工事 原子炉ウェル注水設備設置 女川耐震補強工事 東通免震重要棟設置工事 【 【 【 【 主主主 な主ななな工事件名工事件名工事件名工事件名】】】】 着工年度着工年度着工年度着工年度 使用開始年度使用開始年度使用開始年度使用開始年度 ※工事件名ごとに増減しているため,「平均帳簿価額=(期首+期末)/2」とはならない。 H22 H28 H24 H27 H22 H28 H23 H28~29 H24 H26 H24 H27 H25 H27 H24~25 H26~27 H25~26 H26~27 H23~25 H26~27 H24 H27

(29)

p28 • 「核燃料資産」とは,核燃料の平均帳簿価額であり,ウラン精鉱の購入や加工に要する金額,原子炉に装荷中 の核燃料を整理した「装荷以前の核燃料資産」と,原子炉から取り出された使用済燃料に関連する金額を整 理した「再処理関係核燃料資産」の2つで構成。(次ページ参照) • 今後新たに取得する核燃料資産については,引取量が既に定められている長期・固定量契約が多い中で,新 規契約締結の見送りや,引取量をできる限り減少,繰延することで,至近の調達量を削減するものの,今回の 核燃料資産は,原子力発電所の利用率が大幅に低下しており,前回改定に比べ,レートベースは182億円の 増加。(事業報酬は5億円増加) 【注1】ウラン精鉱,転換,濃縮,成型加工等の各工程に要する金額を整理。 (発電所に貯蔵中の完成した核燃料,原子炉に装荷中の核燃料も含む。) 【注2】使用済燃料の再処理により,英国で回収予定のプルトニウム等に関する見積額を再処理関係の核燃料資産に計上。 なお,今後,当社への引渡し完了をもって,「装荷以前の核燃料資産」に振り替えられる。 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B 核 燃 料 資 産 装荷以前の核燃料資産 【注1】 1,409 1,048 361 再処理関係核燃料資産 191 370 ▲179 プルトニウム等 【注2】 0 1 ▲1 日本原燃(前払金分) 191 370 ▲179 レートベース計 ① 1,600 1,418 182 事業報酬率 ② 3.0% 3.0% - 事業報酬 ③=①×② 48 43 5 (億円)

レートベース

レートベース

レートベース

レートベース内訳

内訳

内訳③

内訳

核燃料資産

核燃料資産

核燃料資産

核燃料資産

(30)

p29 装荷以前の核燃料資産 (フロントエンド) 再処理関係の核燃料資産 (バックエンド) ウラン精鉱,転換,濃縮,成型加工等の各工程に要する金額を整理 (完成して発電所に貯蔵中の燃料,原子炉に装荷中の燃料も含む) まだ現に引き渡しを受けていないプルトニウムのみなし取得分, 日本原燃への前払金等を整理 電気事業連合会 「原子力2012(コンセンサス)」より引用

(参考

参考

参考

参考)

)核燃料資産

核燃料資産

核燃料資産の

核燃料資産

の概要

概要

概要

概要

(31)

p30 H25 H26 H27 H25~27平均 期首帳簿価額 ① 1,234 1,342 1,479 1,351 期中増加額 ② 107 137 138 127 ウラン精鉱代 69 88 85 81 転換代 3 5 4 4 濃縮代 26 31 43 33 成型加工代 10 11 2 8 プルトニウム等 0 2 3 1 期中減少額 ③ 0 0 ▲36 ▲12 核燃料減損額 0 0 ▲36 ▲12 期末帳簿価額 ④=①+②+③ 1,342 1,479 1,580 1,467 平均帳簿価額(レートベース) ⑤=(①+④)/2 1,288 1,410 1,529 1,409 ●主な取得資産内容 ウラン精鉱代:長期契約に基づき各年度に引き取るウラン精鉱代を計上。 転換代:固定量契約に基づく転換代を計上。 濃縮代:固定量契約および原子力発電所の運転計画に基づく濃縮代を計上。 成型加工代:原子力発電所の運転計画に基づく成型加工代等を計上。 プルトニウム等:日本原燃の再処理の開始に伴い回収するプルトニウム代・ウラン代を計上。 (億円)

(参考

参考

参考

参考)

)装荷以前

装荷以前

装荷以前

装荷以前の

の核燃料資産

核燃料資産

核燃料資産

核燃料資産

(32)

p31 工程 工程 工程 工程 従来従来従来 の従来のの取の取取り取り組りり組組組みみみみ 平成平成平成平成25~~~~27年度年度の年度年度ののの取取り取取りり組り組組組みみみみ ウラン精鉱 転換・濃縮 ・調達先の分散化 ・競争入札の実施 ・上限価格等の導入 既存契約における引取数量削減,後年 次への繰延などにより,調達数量の削減 を図る。 成型加工 ・競争入札の実施 • 核燃料の調達は,ベース電源用の燃料であること,ウラン精鉱の購入から装荷まで長期間を要すること,各工 程の生産者が限定的で寡占化が進んでいることなどを踏まえ,これまでは「長期契約」および「調達先分散化」 を基本としながら,競争入札などの実施を通じて経済性も追求。 • 今後の調達においては,原子力発電所の稼働状況を踏まえ,上記に加えて既存契約における引取数量削減な ども検討していく。

(参考

参考

参考

参考)

)核燃料調達

核燃料調達

核燃料調達

核燃料調達に

に関

関する

する効率化

する

する

効率化

効率化

効率化の

の取

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組み

(33)

p32 【 【 【 【 前払金前払金前払金前払金のののの概要概要概要概要】】】】 • エネルギー資源の少ない日本は,原子力発電所で発生する使用済燃料を再処理し,回収されるプルトニウム,ウラ ン等を有効利用することを基本方針としており,電力各社は日本原燃とともに,再処理事業を推進。 • 日本原燃が行う再処理事業の設備建設にあたっては,多額の資金調達が必要。これらの資金は,建設工事等の段 階で必要となることから,日本原燃による市中金融機関からの借入や出資などと合わせて,再処理料金の前払いを 実施。 • 当社は平成9~17年度に総額446億円(全電力計:1兆1,000億円)を支払済み。 【 【 【 【 再処理料金再処理料金再処理料金再処理料金とのとのとのとの相殺相殺相殺相殺】】】】 • 支払った前払金は,再処理工場のアクティブ試験開始(平成18年3月)以降,15年分割(~平成32年度,約30億円/ 年)で再処理料金と相殺(=減額)する形で返済されることとなっている。

(参考

参考

参考

参考)

)日本原燃

日本原燃

日本原燃

日本原燃への

への

への

への前払金

前払金

前払金

前払金

H9 H10 H11~16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H31 H32 合計 前払金支払い 20 40 343 43 - - - - - - - - - - - - 446 料金との相殺 - - - 2 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 27 446 前払金残高 20 60 403 444 414 384 354 325 295 265 235 206 176 146 27 0 0 (億円)

(34)

p33 • 核燃料の調達リードタイム(ウラン精鉱~装荷)は約2年となっている。 • 発電所に装荷した燃料の燃焼期間は約5年となっている。 • 供給者が限られており,寡占市場といえる。 - ウラン精鉱業者は上位8社で供給の約85%を占めている状況。 - 世界の主な転換会社は4社,濃縮会社は5社。 精鉱 精鉱精鉱 精鉱 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) 転換 転換転換 転換 ( (( ( 約約約約 111割1割割割)))) 濃縮 濃縮濃縮 濃縮 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) 成型加工 成型加工成型加工 成型加工 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) 精鉱 精鉱精鉱 精鉱 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) 転換 転換転換 転換 ( (( ( 約約約約 111割1割割割)))) 濃縮 濃縮濃縮 濃縮 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) 成型加工 成型加工成型加工 成型加工 ( (( ( 約約約約 333割3割割割)))) < << < 燃料集合体燃料集合体燃料集合体燃料集合体>>>> 精鉱 精鉱 精鉱 精鉱 転換転換転換転換 濃縮濃縮濃縮濃縮 成型加工成型加工成型加工成型加工 ウラン ウラン ウラン ウラン 鉱石鉱石鉱石から鉱石からからから 純度 純度 純度 純度 ののの高の高高いウラ高いウラいウラいウラ ン ン ン ン 精鉱精鉱精鉱を精鉱ををを精製精製精製精製 粉末状 粉末状 粉末状 粉末状のウランのウランのウランのウラン 精鉱 精鉱 精鉱 精鉱 をガスをガスをガス状をガス状状状のののの UF6 UF6 UF6 UF6 にににに転換転換転換転換 核分裂 核分裂核分裂 核分裂しやすいしやすいしやすいしやすい ウラン ウランウラン ウラン 235235235235ののの割合の割合割合割合 を をを

を高高高高 めめめめ,,,濃縮,濃縮濃縮UF6濃縮UF6UF6UF6 を をを を製造製造製造製造 濃縮 濃縮 濃縮

濃縮 UF6UF6UF6をUF6ををを粉末粉末粉末粉末 状態 状態 状態 状態 ににに戻に戻戻戻ししし,し,,燃,燃燃燃 料集合体 料集合体 料集合体 料集合体ををを製造を製造製造製造 ※ ( )内は燃料集合体 取得原価に占めるお およその割合

(参考

参考

参考)

参考

)核燃料

核燃料

核燃料

核燃料の

の概要

概要

概要

概要

□ 核燃料の加工工程

(35)

p34 減損額 減損額 減損額 減損額 • ウラン精鉱の調達から原子力発電所に装荷する燃料集合体を製造し,装荷された燃料集合体の燃焼が完了 するまでにおよそ7年程度の期間を必要とする。 資産価値 資産価値 資産価値 資産価値 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 減損額 精鉱代 精鉱代 精鉱代

精鉱代 U3O8U3O8U3O8U3O8 転換代 転換代 転換代 転換代 UF6 UF6 UF6 UF6 成型 成型 成型 成型 加工代 加工代加工代 加工代 濃縮 濃縮 濃縮 濃縮 UF6 UF6UF6 UF6 濃縮代 濃縮代 濃縮代 濃縮代 検査検査検査検査 ・ ・ ・ ・ 貯蔵 貯蔵貯蔵 貯蔵 定検 定検 定検 定検 発電所納入 発電所納入発電所納入 発電所納入 装荷装荷装荷装荷 取出 取出取出 取出 取 得 原 価 取 得 原 価 取 得 原 価 取 得 原 価 精鉱調達 精鉱調達精鉱調達 精鉱調達~~装荷~~装荷装荷装荷((((約約2約約222 年年年)年))) 減損減損減損減損 (((( 約約5約約55 年5年年年)))) 約 約約 約 333 か3かかか 月月月月 約 3約約約33 か3かか 月か月月月 約 12約約約121212 かかか月か月月月 約 6約約約666 かかかか 月月月月 ※ ※ ※ ※ 上記上記上記上記 はイメージはイメージはイメージ 図はイメージ図図図でありでありでありであり,,,, 実際実際の実際実際ののの期間期間期間期間をを表をを表表すものではない表すものではないすものではない。すものではない。。。 約 約 約 約 5555 年年年年

(参考

参考

参考)

参考

)核燃料

核燃料

核燃料

核燃料のライフサイクル

のライフサイクル

のライフサイクル

のライフサイクル

□ ライフサイクルのイメージ図

(36)

p35 • 「特定投資」とは,長期投資のうち,エネルギーの安定的確保を図るための研究開発,資源開発等を目的とした, 電気事業の能率的な経営のために必要かつ有効な投資。 • 日本原燃の増資引受け(H22)や燃料調達プロジェクトへの出資等により,前回改定に比べ,336億円増加。(事 業報酬は10億円増加) レートベース 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B 特 定 投 資 火 力 石炭資源開発(株) 5 5 ▲0 原 子 力 日本原燃(株) 347 112 234 日本原子力研究開発機構 12 12 - 原子力損害賠償支援機構 4 - 4 燃料調達プロジェクト 98 - 98 合計 ① 465 129 336 事業報酬率 ② 3.0% 3.0% -事業報酬 ③=①×② 14 4 10 (億円) 平成22年9月 増資引受け +234億円

レートベース

レートベース

レートベース

レートベース内訳

内訳

内訳

内訳④

特定投資

特定投資

特定投資

特定投資

(37)

p36

(参考

参考

参考

参考)

)特定投資

特定投資

特定投資

特定投資の

の内訳

内訳

内訳

内訳

出 資 先 主 な 事 業 内 容 当 社 の 出 資 目 的 石 炭 資 源 開 発 ( 株 ) ・海外における石炭資源の調査,探鉱,開発, 輸入ならびに販売 ・石炭の輸送及び流通基地の設置,運営 海外における石炭資源開発に参加する ことにより,安定的,経済的な海外炭を 確保可能 日 本 原 燃 ( 株 ) ・ウランの濃縮 ・原子力発電所等から生ずる使用済燃料の再 処理 ・低レベル放射性廃棄物埋設 使用済核燃料の再処理,原子燃料の安 定確保および原子力発電所からの低レ ベル放射性廃棄物の貯蔵等,原子燃料 サイクルの確立が図られる 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 ・原子力に関する基礎的研究及び応用の研究 ・核燃料サイクルの確立に関する技術開発等 原子力に関する基礎・応用研究に加え, 再処理・ウラン濃縮・高レベル放射性廃 棄物処分等に関する技術開発は,原子 力事業に資する 新 規 追 加 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 ・原子力事業者から納付される負担金の収納 ・原子力損害の賠償義務を負う原子力事業者 に対する資金援助 ・損害賠償の円滑な実施支援のための必要な 情報提供等 万一の原子力事故の際に,損害賠償の ために必要な資金の交付等の支援を受 けられる 燃料調達プロジェクト • キュウシュウ・トウホク・エンリッチメント インベスティング • エナジー・アジア・ホールディングス ・鉱山開発のジョイントベンチャーへの参画や ウラン濃縮事業への出資による,ウラン生産 に向けた取り組みを実施 ウラン調達における安定性,経済性及び 調達柔軟性を確保することは,安定供給 の観点から有益 • 特定投資に算入した各出資先,主な事業内容および当社の出資目的は以下のとおり。

(38)

p37

レートベース

レートベース

レートベース

レートベース内訳

内訳

内訳

内訳⑤

運転資本

運転資本

運転資本

運転資本(

(営業資本

営業資本

営業資本・

営業資本

・貯蔵品

貯蔵品

貯蔵品)

貯蔵品

• 「運転資本」とは,営業資本(営業費用の1.5ヶ月分)と貯蔵品(火力燃料貯蔵品,その他貯蔵品)を合計したもの。 • 営業資本は火力燃料費,購入電力料の増加等により,貯蔵品は火力燃料貯蔵品の増加により,それぞれ増加し たことにより,運転資本は前回改定に比べて375億円増加。(事業報酬は11億円増加) (億円) 今回 (H25~27) A 前回 (H20) B 差 A-B 運 転 資 本 営 業 資 本 営 業 費 用 人件費 1,324 1,505 ▲181 燃料費 5,116 3,879 1,237 修繕費 1,889 1,832 57 購入電力料 3,644 3,130 514 その他費用 1,610 1,649 ▲39 控除収益 ▲ 2,292 ▲2,271 ▲21 計 a 11,291 9,725 1,566 営業資本 b=a×1.5/12 1,411 1,216 195 貯 蔵 品 火力燃料貯蔵品 631 463 168 新エネルギー等貯蔵品 - - -その他貯蔵品 102 91 11 計 c 733 554 179 レートベース計 ①=b+c 2,145 1,770 375 事業報酬率 ② 3.0% 3.0% -事業報酬 ③=①×② 64 53 11 (注)営業資本には,キャッシュアウトを伴わない費用(減価償却費,固定資産除却費のうち除却損等)は含まない。

(39)

p38

(参考

参考

参考

参考)

)原価変動調整積立金

原価変動調整積立金・

原価変動調整積立金

原価変動調整積立金

・別途積立金

別途積立金

別途積立金

別途積立金について

について

について

について

• 燃料価格の変動を電気料金に自動的に反映する燃料費調整制度(燃調制度)が平成8年に導入される以前は, 円高や石油価格の値下がりによって発生した差益を,原価変動調整積立金・別途積立金として積み立ててきた。 • 前回改定時には,燃調制度導入以前の円高・油価差益により積み立てた1,210億円をレートベースから控除。 • 原価変動調整積立金については, 平成21年度に全額取り崩しており,残った別途積立金についても繰越利益 剰余金のマイナスにより実質的に取り崩されていることから,今回の申請においてはレートベースからの控除対 象外としている。 今回 前回 原価変動調整積立金 - 1,030 別途積立金 燃調制度導入以前の円高為 替差益の積立て 180 180 上記以外 3,144 3,144 繰越利益剰余金 ▲ 2,444 -合計 880 4,354 (億円) 前回改定時 控除額 24年度末 予想値 (見込み)

(40)

p39

(参考

参考

参考

参考)

)レートベース

レートベース

レートベース不算入内訳

レートベース

不算入内訳

不算入内訳

不算入内訳

• レートベースには,原価算定期間において建設準備口の全件名,書画骨董の全ての258億円を原価不算入。 (事業報酬には,8 億円程度を原価不算入) レートベースから 除いた金額 事業報酬への 影響額 特 定 固 定 資 産 書画骨董(全て不算入) ▲4 ▲0 建 設 中 の 資 産 建設準備口(全件名不算入) ▲254 ▲8 合 計 ▲258 ▲8 (億円) ※ 長期計画停止電源,スポーツ施設・保養所等の厚生施設,病院等の資産は保有していない。

(41)

p40

(参考

参考

参考

参考)

)レートベースに

レートベースに

レートベースに算入

レートベースに

算入している

算入

算入

している

している

しているPR

PR

PR

PR施設一覧

施設一覧

施設一覧

施設一覧

設備区分 設備区分 設備区分 設備区分 所在地所在地所在地所在地 名称名称名称名称 水力 宮城県仙台市 三居沢電気百年館 火力 青森県八戸市 八戸発電所PR館 秋田県能代市 能代火力発電所エナジアムパーク 秋田県秋田市 秋田火力発電所PR館 宮城県仙台市 新仙台火力発電所PR館 福島県南相馬市 原町火力発電所PRホール 新潟県聖籠町 東新潟火力発電所はまなす館 原子力 青森県東通村 東通原子力発電所トントゥビレッジ 宮城県女川町 女川原子力発電所PRセンター 新エネ 秋田県鹿角市 澄川地熱発電所PR館 秋田県湯沢市 上の岱地熱発電所PR館 福島県柳津町 柳津西山地熱発電所PR館 ※ 販売促進に係るPR施設は保有していない。 ※ 「東通原子力発電所トントゥビレッジ」は土地のみが当社所有。

(42)

p41 • 料金算定規則等を踏まえ,自己資本報酬率ならびに他人資本報酬率を実績に基づき算定し,30:70で加重 平均することにより算出。 • リスクを表すβ値については,震災から申請時の直近決算発表日である平成25年1月29日までの一般電 気事業者9社平均値である0.95を適用。 比 率 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H17~ H23 公社債利回り 5% 1.43 1.85 1.69 1.55 1.41 1.18 1.08 ― 自己資本利益率 95%(β値) 8.00 7.99 8.44 4.70 4.77 6.95 5.88 ― 自己資本報酬率 100% 7.67 7.68 8.10 4.54 4.60 6.66 5.64 6.41 ( ( ( ( 111 )1)))自己資本報酬率自己資本報酬率自己資本報酬率自己資本報酬率 H23 他人資本報酬率 1.49 ( ( ( ( 222 )2)))他人資本報酬率他人資本報酬率他人資本報酬率他人資本報酬率 β ββ β 値値値値 β値とは,個別株式の株式市場全体に対する相対的なリスクを表す相関係数。 料金上は,自己資本報酬率算定の際,自己資本利益率の比率に適用。 資本構成 報酬率 自己資本報酬率 (A) 30% 6.41% 他人資本報酬率 (B) 70% 1.49% 事 業 報 酬 率 100% 33 .33.. 0.00 %0%%% (参考)前回 5.42% 1.93% 3.0% ○ ○ ○ ○ 自己資本報酬率自己資本報酬率自己資本報酬率自己資本報酬率 ・ ・ ・ ・ 観測期間観測期間観測期間観測期間::::777年間7年間年間年間 ・ ・ ・ ・ ββββ 値値値値::0::00.0...95959595 ○ ○ ○ ○ 他人資本報酬率他人資本報酬率他人資本報酬率他人資本報酬率 ・ ・ ・ ・ 観測期間観測期間観測期間観測期間::::111年間1年間年間年間 ・10 ・10 ・10 ・10 社社社社のののの平均有利子負債利子率平均有利子負債利子率平均有利子負債利子率平均有利子負債利子率 【 【 【 【 事業報酬率事業報酬率事業報酬率の事業報酬率ののの算定方法算定方法算定方法算定方法】】】】

(参考

参考

参考

参考)

)事業

事業報酬率

事業

事業

報酬率

報酬率

報酬率の

の算定

算定

算定

算定

※公社債利回り :「長期国債」「地方債」「政府保証債」の平均値を採用。 ※自己資本利益率:全産業平均(全電力除き)の自己資本利益率を採用。

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p43 (億円)

固定資産除却費

固定資産除却費

固定資産除却費

固定資産除却費の

の算定概要

算定概要

算定概要

算定概要

今回(H25~H27) 前回 (H20) B 差 A-B 備考 H25 H26 H27 平均 A 水力 23 25 16 21 17 5 火力 133 207 217 186 80 106 緊急設置電源の除却に よる増 原子力 13 20 21 18 10 8 新エネ 1 0 1 1 - 1 平成21年度より新たに区 分設定 送電 54 82 90 76 49 27 改良工事に伴う増 変電 36 47 35 39 29 10 配電 56 54 58 56 86 ▲ 30 会計整理変更に伴う減 業務 15 21 18 18 30 ▲ 12 合計 332 457 456 415 300 115 • 固定資産除却費は,帳簿価額と処分見込価額の差異である除却損と,撤去・解体に伴う除却費用で構成。 • 除却費用には,競争拡大等による発注価格の削減を反映したものの,緊急設置電源の除却により,前回改定に 比べ115億円増加。 □ 設備別の固定資産除却費 ※除却費用には,競争拡大等による発注価格の削減▲7%を織込み

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p44

緊急設置電源

緊急設置電源

緊急設置電源

緊急設置電源の

の概要

概要

概要

概要および

および

および

および料金織込

料金織込

料金織込

料金織込み

• 東日本大震災による供給力不足を解消するため「災害復旧事業」として環境アセスの適用除外で実施した緊急 設置電源は,「災害復旧のための発電設備設置事業に一定の進展が見られた場合には,東北電力は,環境影 響のより大きな発電設備から優先的に運転を停止する等の措置を講じること ※ 」とされているため,適正予備率 の確保が見通せる段階で順次廃止することとしている。 • このため,コンバインドサイクル化を予定している八戸5号を除き,緊急設置電源を25・26年度に廃止する計画 とし,今回料金に固定資産除却費157億円を織込み。 ユニット 燃料種別 出力 (万kW) 運転開始 廃止時期 固定資産除却費 (25~27年度計) 除却損再掲 東新潟港3号 軽油 5.38 H23.8 H25.10 58 56 新潟6号 天然ガス 3.4 H24.1 H25.10 41 36 秋田5号 軽油 33.3 H24.6 H26.7 184 177 東新潟5号 天然ガス 33.9 H24.6 H27.1 187 178 八戸5号 ※ 軽油 27.4 H24.7 - - - 合 計 - 103.38 - - 470 447 3ヵ年平均 - - - - 157 149 ※八戸5号は平成26年8月にコンバインドサイクル化を予定 (億円) ※ 「環境影響評価法第52条第2項により適用除外の対象となる発電設備設置等の事業の実施について(平成23年4月15日 経済 産業省,環境省)」より

参照

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