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乳幼児を持つ母親の子育て不安と子育て学習に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)乳幼児を持つ母親の子育て不安と子育て学習に関する研究 キーワード:子育て不安、子育てサークル、母親の学習、乳幼児、子育て支援 発達・社会システム専攻 大村 綾 【目次】. 【本研究の目的】. 序章. 本研究は、乳幼児の子どもを持つ母親の子育て不安の. 第1節 本研究の意義と課題. 実態を明らかにするとともに、不安克服の過程を子育て. 第2節 先行研究. 学習と位置付け、その実態の究明を通して子育て支援の. 第3節 研究方法. 捉えなおしを目的とする。. 第1章 子育て支援政策の展開と課題. 戦後、 高度経済成長を機に、 核家族化の進行をはじめ、. 第1節 1990 年代における子育て支援政策と課題. 女性の社会進出や価値観の多様化によるライフスタイル. 第2節 今日の子育て支援施策と課題. の変化、家電製品の普及や交通網の整備、さらには情報. 第2章 子どもの成長や発達に関する子育て不安 第 1 節 子育て不安要因の構造. してきた。しかし、これらの社会変容は、一方で人との. 1.子育て不安要因の構造. 関わりや繋がりを必要としない社会をも生み出している。. 2.子育て不安と保育における5領域との関係 第2節 調査の内容と方法. このような状況は、子育てにも影響を及ぼしている。 例えば、家電製品や生活用品の充実に加え、紙オムツや. 1.調査の内容と視点 2.調査の方法と対象 第3節 5領域で見る子育て不安の構造 1.健康 2.人間関係 3.環境 4.言葉. 化社会の進展等により、日本社会は豊かな社会へと変化. 粉ミルク等のベビー用品の普及は、子育ての負担を大き く軽減するアイテムとなり、今日の子育ておいて無くて. 5.表現. 第4節 子どもの成長・発達に関する知識と子育て不安の関係. はならないものとなっている。 しかし、その一方で、モノは豊かになっても、人との. 1.知識を持っていなかった母親の子育て不安. 繋がりがなくなってきたため、 身近に頼れる人がいない、. 2.知識は持っているが不安を抱く母親たち. 悩みを相談できる人がいない、さらには、話をする相手. 第3章 子育て学習に見る子育て不安の克服の構造. すらいない中で子育てに取り組まざるを得ない状況を生. 第1節 子育て学習の意義 1.子育て学習とは. 2.子育てサークルについて. 3.母親を取り巻く子育て環境 第2節 子育てに取り組む母親の生活 1.孤独な子育て. 2.安心を求める母親たち. 3.育児にストレスを感じる母親たち 4.社会との繋がりを求める母親たち 第3節 見落とされてきた母親たち. み出している。 このような社会にあって、乳幼児期の子どもを持つ母 親は、子育てに対して、どのような不安や不満を抱きな がら、どのようにそれらと付き合い、あるいは乗り越え ていく術を身につけていくのだろうか。 子育て不安や育児不安の問題が広く実感されるきっ かけをつくった「大阪レポート」をはじめ、これまでに も子育て不安に関しては、さまざまな分野で調査や研究. 1. 庭内の協力がありながらも不安を抱く母親たち. が行われてきており、多くの研究の中で定義されてきて. 2.子育てスキルを持ちながらも不安になる母親たち. いる。西村(1999)は子育て不安を「子どもや育児に対. 3.「 子どもが嫌い」 な母親たち. する困難感や苛立ち、自信のなさ等からくる否定的な意. 4.多胎児を持つ母親たち. 識や感情」と捉え、田中(2004)においては、子どもを. 第4章 子育て支援活動の展望. 育てるという責任が母親の心理的負担の一つとなってお. 第1節 子育て不安克服のための条件整備 第2節 子育て支援施策に期待すること 終章. り、その不安定さをひろく子育て不安と呼んでいる。 一方で、子育て不安と類似する用語として育児不安を 用いている研究者も多数存在する。例えば大日向(2002). 第1節 本研究のまとめ. は、 「子どもの成長発達の状態に悩み、迷い、結果的に子. 第2節 今後の展望. 育てに適切にかかわれないほど強い不安を抱いている状.

(2) 態」と捉えている。 この様に多くの研究者によって子育て不安や育児不安 の調査、研究は進められてきている。しかしこれまでの 調査、研究においては、子育て不安の様相や構造の解明. 10 月中旬までで、その間、調査を目的とした参加にとど まらず、ボランティアとしての参加も心がけ、多くの母 親とコミュニケーションを深めることに留意した。 インタビュー内容は、①においては保育現場において. 及び、 その要因の提起にとどまっているのが現状である。. 子どもの成長や発達の各年齢における基準及び目安とさ. また、1990 年代以降少子化対策の一環として子育て支. れている保育の5領域を中心に、②においては母親自身. 援対策がひろく行われてきているが、ここにおいても子. の振り返りによる子育てサークルへの参加前と参加後に. 育て不安の実態やその要因をいくら把握したところで、. ついての意識や認識の変化を中心に聞き取りを行った。. そこで得られる支援論や支援策はどれも対処療法的なも のにとどまっているのが現状である。 母親の出産前における子どもと関わる経験や、それま での生育歴等により、 子育てに対する認識は様々である。 そして、子育ては、常に予期せぬ事態や未知の体験との. 【本研究の概要】 第1章 子育て支援政策の展開と課題 本章では、子育て支援施策から抜け落ちている母親の 姿を指摘し、子育て支援政策の課題を明らかにした。. 遭遇であり、それらの不安一つ一つに場当たり的に対処. 具体的には、1990 年代から急速に行われてきた少子化. したところで、根本的解決にはつながらない。求められ. 対策の一環としての子育て支援施策を概観し、そこでの. るのは、不安や不満に直面した際、何らかの解決の方法. 課題を明らかにした。そこでは、1990 年代の働く女性を. を母親自身が認識することであり、多様な不安要因に対. 主とした施策展開やその後の男性を含めた子育てや家庭. する課題解決能力を獲得できるような支援活動や支援策. の支援への拡がりなど、一貫して仕事と子育ての両立が. の充実、つまり、母親の学びの保障こそが根本的解決へ. 議論の中心になっており、専業主婦の状態にある女性の. とつながっていくのでないだろうか。以上の関心から本. 支援は主たる問題として配慮されていなかったことを指. 研究では、子育て不安の実態を個別的なインタビュー調. 摘するとともに、生活の大半を家庭で、そして子どもと. 査によって具体的に見ていくと共に、その不安克服の過. 過ごす専業主婦家庭に目を向ける必要性を明らかにした。. 程を明らかにしていった点に特徴があると言える。. また、今日具体的に進められてきている子育て施策の 基となっている支援内容は、量的な調査に基づく実態把. 【研究方法】. 握が主となっている。さらに子育て中の様々な事故や事. 本研究では、子どもが母親に最も依存している時期で. 件の背景にある今日の子育て不安を明らかにするために. ある就園前の乳幼児を持つ母親を対象に、インタビュー. は、多様化する子育て実態及び子育て認識を詳細に把握. 調査を行った。特に、子育て不安の実態及び、その不安. すること。そして個々の子どもや母親の存在及び、多様. 克服の過程を見ていくため、子育てサークルに参加する. な不安を捉える調査の必要性があることを指摘している。. 母親を対象とした。 ここで子育てサークルに注目した理由としては、第一. 第2章 子どもの成長や発達に関する子育て不安. にそこには子育て不安の孤立した状態から脱却したい願. 本章では、子育て学習の場として子育てサークルを位. 望を抱いた母親が存在すると考えられること、第二に同. 置付け、そこに参加する母親を対象に行ったインタビュ. じ乳幼児の子育て中の母親が集う場であり、不安や悩み. ー調査の結果を基に、保育の5領域(健康、人間関係、. への対処や克服の契機となると考えられること、第三に. 環境、言葉、表現)を基軸に、具体的な子育て不安につ. そこには共同の学びの場の獲得の可能性があると考えら. いて分類、分析を行った。. れるという三点にある。. 〈健康〉領域においては、大きく①子どもの成長・発. 事例分析では、子育て不安を①子どもの成長・発達か. 達に関するもの、②生活リズムに関するもの、③母親と. ら引き起こされるものと、②母親自身の認識や学びの乏. のかかわりに関するものの3つに分類できた。中でも授. しさから引き起こされるものの二つの視点から実態把握. 乳に関しては、出産後すぐに行わなければならない母親. を行った。. としての仕事の一つであり、子どもとの大切なコミュニ. 研究方法は、福岡県と佐賀県にある6つの子育てサー クル及びサロンに参加している母親 105 名を対象に、一. ケーションであるが、教わった通りにいかないことで不 安や悩みを抱く母親が多かった。. 人の母親につき1時間前後の個別的なインタビュー調査. 「上の子どもはとてもよく泣く子どもだった上に母. を行った。調査期間は、2004 年 12 月下旬から 2005 年. 乳をひっきりなしに求める子どもだったため、つい母乳.

(3) を欲しがるだけ与えていた。 病院の先生からは、 『母乳の. 〈表現〉領域においては、夜泣きも含めて特に「泣く」. 間隔をあけましょう』と言われていたが、母乳を与えな. という行為に関する不安や悩みが多かった。 具体的には、. ければ泣き叫んでいたので、ノイローゼになりかけてい. ①不安だらけの子育てにおいて、あらゆる手段を使って. た。そのうちに母乳も出なくなっていったが、それでも. も泣き止んでくれない時、母親は心理的に追い詰められ. 子どもは母乳を欲しがった。 周りからは、 『粉ミルクをあ. る傾向にあること、②夜泣きに関して、母親自身が体を. げればいいじゃない』と言われたが、それもまたストレ. 休めたい時に休めることができない状況にあること、が. スになる」と、途方にくれていた。. 負担となっているという特徴が見られた。. この事例からも分かるように、あらかじめ教わってい. 特に、 「子どもの泣き声を聞けば、 子どもが今何を求め. た授乳の知識や情報はマニュアル化されたものであり、. ているか母親なら分かるはず」という世間の言葉が母親. 教わった通りの授乳ができないと母親は不安を感じる傾. をさらに追い詰める傾向にあることが実態として明らか. 向にあった。その他、離乳食や歩行に関しても、育児書. になった。. や育児雑誌にあるマニュアル通りの経過をたどることが. それ以外に、以上の保育における5領域では把握でき. できない場合、ストレスや不安を抱く傾向にあることが. なかった子育て不安として、①子育ての知識を持ってい. 明らかになった。. ない母親の子育て不安と、②子育ての知識を持っている. 〈人間関係〉領域においては、子どもの友だちづくり. がゆえの子育て不安の二つが挙げられる。. や友だちとの関わり方についての不安が中心であった。. 具体的には、前者は知識の欠如により、出産以前に抱. 中でも、トイレトレーニングに関する不安が目立った。. いていた子育てのイメージと実際の子育てに大きなギャ. 具体的には、 「初めての子育てで、 うんちの形すらよく分. ップを感じ、全てが初めての経験という自信のなさが不. からず、一つ一つが気になって神経質になっており、精. 安を増強させるという悪循環を生んでいること。そして. 神的にとても疲れていた。トイレトレーニングにはどれ. 後者は、情報過多になりすぎ、どの情報を信頼すればよ. くらい時間がかかって、自分にできるのか、取り掛かり. いか迷う母親と、元保育士や保健士であることから、専. はどうすればよいかなどの情報が全くなく、ストレスを. 門的な知識があるがゆえに、自分の子どもと専門的な知. 感じていた」というように、①今の状況が永遠に続くの. 識やデータとを比較してしまい、不安を抱いてしまう母. ではないかという不安、②知識や情報を持っていないが. 親とに分類することができた。. ために抱く不安、③母親の思いと子どもの成長がうまく かみ合っていないことで抱く不安が見られた。. 第3章 子育て学習に見る子育て不安の克服の構造. 〈環境〉領域においては、引越しや核家族であること. 本章では、子育て学習を講座や学習会で行われる学び. から引き起こされる、孤立化した子育てによる不安が大. に限定せず、母親の日常生活における小さな学びも含め. きかった。特に、①身近に親子共々友だちも頼れる知人. て捉え、子どもを育てるという行為そのものに対する母. もいない環境での子育てで、母親の友だちはもちろんの. 親の子育て不安に注目し不安克服の実態を明らかにした。. こと、子どもの友だちも同時につくってあげたいという. ①安心を求めている母親の場合。核家族化が進行し、. 切なる思いを持つ母親が多数存在すること、②周囲を気. 地域住民同士の関係性が希薄になってきていること等か. にすることなくのびのびと遊べる環境を子どもに与えて. ら、孤立化、孤独化した子育てに陥りがちな母親の姿が. あげたいという母親の強い思いを垣間見ることができた。. 調査結果から浮き彫りになった。このような母親が口を. 〈言葉〉領域においては、 「子どもが何を言っているの. 揃えて言う言葉が、「身近に頼れる人や相談できる人が. か分からない」 、 「話しかけても反応がないため虚しくな. いなかったため、何かあった時不安で仕方がなかった。. る」という言葉のキャッチボールが成り立たないことに. しかし、子育てサークルに参加するようになり、自分に. よるストレスが不安に繋がっているという実態が明らか. も相談できる相手がいる、相談できる場所があると思え. になった。さらにこのような感情を抱く母親には、一日. るだけで安心できるようになった。 」 というものであった。. 中子どもと二人きりで過ごすことの多い母親に集中して. 初めての子育てにおいて、授乳やおむつの替え方、沐. いることも特徴の一つであった。このような背景には、. 浴の仕方など、子育てに関する必要最小限の知識やスキ. やはり会話すら交わすことのない、孤立化、孤独化した. ルは、出産時に産科の看護婦から教わったという母親が. 子育て環境があること、さらには子どもとの接し方が分. 大半であったが、病院を受診するまでもない程度の子ど. からないという、子どもを理解しようとする経験不足の. もの病気や軽い怪我の時、またはそうでなくても何か些. 問題が指摘できよう。. 細な不安や悩みがある時にいつでも気軽に相談できる人.

(4) や場所があることは、母親にとって安心できる要素とな. も含めながら問題解決能力を身につけていく、母親の学. っているのである。. びが見て取れた。. ②育児にストレスを感じ、社会との繋がりを求める母 親の場合。前述したように、孤立し、孤独な子育てにな. 第4章 子育て支援活動の展望. りがちな母親の多くは、子育てサークルに参加する前の. 本章では、第2章と第3章の調査結果を踏まえ、子育. 子育て状況としては、一日中子どもとべったりの生活を. て不安の要素として、①子どもの成長・発達に関する母. 送っており、 「今日一日誰とも話をしなかった」 という母. 親の認識の希薄化、②子どもの多様性に対する母親の認. 親がいるくらい、外との関わりがほとんど持てない状況. 識の弱さ、 ③母親自身の子育てに対する姿勢や態度及び、. にあった。. 地域との関わりの希薄さの問題の3点を明らかにすると. 他者と関わりを持つ機会が持てず、話をする相手すら いない、子どもに話しかけても会話が成り立つわけでも なく、それでも子ども中心の生活から抜け出せない状況 が母親のストレスとなっているのである。. ともに、母親の学びが生まれやすい機会や環境整備の必 要性を提起した。 本研究では主に子育てサークルに参加する母親を対象 に調査を進めていった。サークルに参加することで孤独. 特に本研究で対象とした母親は、結婚や出産前に仕事. な子育てから抜け出した母親の姿を多数見ることができ. をしていた母親がほとんどであり、それまで社会人とし. た。しかし、それと同時にそこに参加したくてもできな. て社会で働いていた人にとっては、結婚や出産を機に家. い母親、頼れる人もおらず、子どもと二人きりで孤立し. 庭に入ることで、社会との関わりを失い、社会から取り. ている母親が我々の見えないところに多数存在すること. 残されたような気になるのである。. を気付かせてもくれた。. このような母親の場合、「サークルに来て他のお母さ. 以上を踏まえ今後の課題として、①あらゆる子育て中. んと話をするだけで気分転換になる」 、 「サークルはスト. の母親の支援が充実するように、特別な支援を必要とす. レス発散の場」という母親が何人もいたように、子育て. る母親も含め、具体的支援の実態をさらに調査、究明す. サークルやサロンに参加をすることで同じ子育て中の母. ること、②今後も引き続き、継続的に母親の実態調査を. 親と関わりを持ち、母親同士で子育てに関する不安や悩. 続けること、③幼稚園や保育園、子育て支援センター等. みについて話しをするだけで気分転換やストレス発散に. の受け入れ側の問題整備の3点を挙げている。. なっているのである。 ③子育てに息詰まりを感じていた母親の場合。サーク. 【主要引用文献】. ルに参加するまで、自分の子育てにしか目が向いていな. ・西村真実子他「子育て不安と乳幼児の虐待の現状とそ. かった母親にとって、サークルへの参加は子育ての多様. の背景」 『金沢大学 大学教育開放センター紀要』第 19. 性を認識する大きな契機になっているようである。例え. 号、1999、121∼126 頁。 ・田中千穂子「 「世代間伝達」の功罪」 『教育と医学』611 号、慶應義塾大学出版会、2004、5月、13 頁。 ・大日向雅美「育児不安 発達心理学の立場から」 『ここ. ば「母親なら子どものことは何でも分かるものだと思っ ていたのに、現実は分からないことだらけ。自分を責め るようになり、そのことがプレッシャーになっていた」 と感じていた母親が、サークルに参加することで、様々 な親子と出会い、 様々な子育てを見ることで、 「色々なタ イプの親や子どもがいていいんだと受け入れられるよう になった。完璧な子育てなんてないんだと気づいた。 」と いう風に、子育ての多様性を認識し、他者理解とともに 自己理解ができるようになっていったのである。 しかしそれと共に、身近に子育てを協力してくれる他 者がいる母親、保育士としての知識やスキルを持ってい る母親、本来子どもが好きではなった母親、多胎児を持 つ母親等、これまで見落とされてきた母親像も確認する ことができた。 以上の事例分析から子育て不安克服の過程において、 母親自身が課題と向き合い、時に回避するという選択肢. ろの科学』 (特別企画・育児不安)103 号、日本評論社、 2002 年5月、10 頁。 【主要参考文献】 ・服部祥子、原田正文『乳幼児の心身発達と環境―大阪 レポートと精神医学的視点―』名古屋大学出版会、1990。 ・岩田美香『現代社会の育児不安』家政教育社、2000。 ・佐藤一子『子どもが育つ地域社会 学校週五日制と大 人・子どもの共同』東京大学出版会、2002。 ・原田正文『子育て支援とNPO』朱鷺書房、2002。 ・小木美代子・立柳聡・深作拓郎・星野一人編著『子育 て支援の創造―アクション・リサーチの実践を目指して』 学文社、2005。.

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