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1. 受付 実施要領 スライドカンファレンス会場 ( 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 ) 前で午前 11 時より行います 参加者名簿にご記入の上 参加費 500 円をお支払い下さい 2. 各種委員会学術 庶務委員会 / 業務委員会 / 広報委員会時間 11:20-12:20 会場岡山大学

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日本病理学会中国四国支部学術集会 (第 124 回スライドカンファレンス) 日時 平成 29 年 11 月 25 日(土曜日) 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 岡山県岡山市北区鹿田町 2-5-1(鹿田キャンパス内) 「各種委員会」 時間 11:20 - 12:20 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 3 階講義室,1 階チュートリアル室 「若手病理医の会」 時間 11:20 - 12:20 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 4 階講義室 「委員会報告」 時間 12:20 - 12:40 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 「スライドカンファレンス」 時間 13:00 - 18:00 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 「特別講演」 『医療倫理と研究倫理』 福嶋 義光 先生 (信州大学名誉教授,特任教授(医学部),(一財)公正研究推進協会(APRIN)理事) 時間 15:10 - 16:10 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 世話人 三宅孝佳(津山中央病院病理診断科) 問い合わせ先 第 124 回中四スラカン実行委員会 〒708-0841 岡山県津山市川崎 1756 津山中央病院病理診断科 Tel. 0868-21-8111(内 3141) Fax. 0868-21-8210 Email: chushi124th@tch.or.jp Twitter: @chushi124th Facebook: https://www.facebook.com/chushi124th/ 日本病理学会中国四国支部 HP:http://plaza.umin.ac.jp/~csp/

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実施要領 1. 受付 スライドカンファレンス会場(岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室)前で午前 11 時より行 います。参加者名簿にご記入の上、参加費 500 円をお支払い下さい。 2. 各種委員会 学術・庶務委員会 / 業務委員会 / 広報委員会 時間 11:20-12:20 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 3 階講義室及び 1 階チュートリアル室 委員の方はスライドカンファレンス受付へお越し下さい。委員会会場までご案内致します。 各委員会の委員長の方は委員の方へのご案内と御弁当(1,000 円)の要否をご確認下さい。 3.若手病理医の会 時間 11:20-12:20 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 4 階講義室 若手病理医の会を開催いたします。 参加される方はスライドカンファレンス受付へお越し下さい。会場までご案内致します。 準備の都合がございますので,参加を希望される先生は 11 月 18 日(土) までに担当の藤原英世 先生(川崎医科大学病理学 1)(hfujiwara@med.kawasaki-m.ac.jp)までご連絡ください。 なお,当日の飛び入り参加につきましても可能となっております。 4. 委員会報告 時間 12:20-12:40 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 昼食のご用意はございません。各自昼食をお済ませの上、お越し下さい。 5. スライドカンファレンス及び特別講演 時間 13:00-18:00 (特別講演 15:10-16:10) 会場 岡山大学医学部基礎講義実習棟 2 階講義室 発表時間 1 題 10 分(発表 7 分、討論 3 分)。時間厳守でお願いします。

会場には Windows 7,Microsoft Powerpoint 2013 をインストールした Windows PC を用意しており ます。スライド枚数に制限はありませんが,発表時間を守っていただきますよう,お願い申し上げ ます。プレゼンテーションは USB メモリもしくは CD-R に,pptx もしくは ppt 方式で保存し,受付 にご持参ください。特殊フォントをお使いの場合は必ずフォント埋め込みを行って下さい。特 殊染色や参考症例からの引用である場合はスライドに特殊染色名や参考症例であることを明記 して頂くようお願いします(ホームページ上に載せた時にスライドの 1 面を見るだけで理解で きるようにお願いします)。

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なお,今回の会場は 2 面スライドとなり,また後述のように配信いたします都合上,レーザー ポインターの使用がやや困難となりますことをあらかじめお詫び申し上げます。

6. 診断投票

締切 11 月 20 日(月) 午後 5 時 必着

E-mail, FAX もしくは Twitter DM のいずれかの方法にてご投票下さい。

(E-mail を歓迎いたします。なお,E-mail 投票の際は題名に 「診断投票」 とご明記ください) 宛先 第 124 回中四スライドカンファレンス実行委員会(診断投票係) E-mail chushi124th@tch.or.jp FAX 0868-21-8210 Twitter @chushi124th 7. コメンテーター制度 発表に際しコメンテーターを希望される場合には支部のコメンテーター制度をご利用下さい。コメ ンテーター制度を利用される場合には出題者から支部所属のご希望のコメンテーターに病歴,画 像,HE 標本,未染標本などを事前に送付して依頼して下さい。 指名されたコメンテーターの先生方は、スライドカンファレンス当日、出題者口演後に説明ができ るようにご準備下さい。Power Point を使用される場合には当日早めに受付にお申し出下さい。な お,発表時間が限られておりますので、演者と事前にご相談をお願いします。 8. 病理専門医更新のクレジットについて 本スライドカンファレンスへの参加は病理専門医の資格更新のための単位となります。また、特別 講演の受講は日本専門医機構の資格更新単位として認定されます。それぞれ証明書(参加・受講)を 発行致します。なお、演題発表・座長担当に関する単位認定については各自でプログラムをコピー してご対応下さい。 ・日本病理学会病理専門医資格更新単位 (参加) 10 単位、(発表) 筆頭 5 単位、共同 3 単位 ・日本専門医機構専門医資格更新単位 (参加) 2 単位、(発表) 筆頭 1 単位、(座長・司会) 1 単位 (特別講演受講)専門医共通講習(医療倫理) 1 単位

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9. 臨時託児所について ご希望の会員のために前回同様の要領にて(12 時から 18 時を予定),会場に近接する建物(図書 館棟 L-commons)に臨時託児所を開設し,業者((有)ボナミ企画 tel. 086-246-0301)からシ ッターを派遣して頂き対応いたします。ご利用は無料ですが準備の都合上,事前申込制とさせて頂 きます。主に未就学児を想定しておりますが,ご要望があれば小学生まで考慮致します。なお,託 児のご希望に対しては承諾していただく事項等,個別にご相談させて頂く必要がございますので, 利用ご希望の方は平成 29 年 11 月 10 日(金)(期限延長いたしました)までに会員氏名、ご所属、 ご連絡先をメール(題名に 「託児希望」 と明記をお願いいたします),若しくは Twitter (@chushi124th)のダイレクトメッセージ(DM)にて実行委員会(chushi124th@tch.or.jp)までお 知らせ下さい。折り返し,業者提供の利用規約及び申込書をメール添付にて返信いたします。 なお,託児所のご利用は支部会員のお子様に限らせて頂きます。また,病児保育には対応できませ んので,予めご了承のほど宜しくお願い申し上げます。 10. 駐車場について キャンパス内の駐車場をご利用下さい。料金は 入構から 30 分以内 → 無料 30 分超え 1 時間以内 → 300 円 1 時間超え 30 分毎に → 100 円加算(1 日上限 2,000 円) となっておりますが,受付にて駐車券をご提示いただければサービス券をお渡しいたします。 近年,鹿田キャンパスでは駐車場事情が大変逼迫しておりますので,できるだけ公共交通にてのご 来場をお願いいたします。 11. 飲食について お食事は鹿田キャンパス内(コンビニ,オンサヤコーヒー,スターバックス,生協売店等がござい ます)や、近隣の飲食施設をご利用下さい。 コーヒーブレイク時には会場入り口付近にて茶菓をご提供致します。 12. 禁煙のご協力について 岡山大学ではキャンパス内全面禁煙となっております。敷地に沿った歩道やバス停での喫煙につき ましてもご遠慮いただきますよう,お願い致します。 13.Wi-Fi ご使用について 今回のスライドカンファレンスでは会場で Wi-Fi をお使いいただけます。なお,Wi-Fi 利用を希望 される先生方はご利用に際し簡単な手続きが必要となりますので,受付にてお申し出ください。 14.プレゼンテーション配信について 今回のスライドカンファレンスでは初の試みとしまして,演者のプレゼンテーション画面を Facebook live により配信いたします。視聴方法につきましては,Facebook アカウントをご用意い

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ただき,配信用アカウント「中四スラカン」に友達申請し,同時に Facebook Messenger にて,所 属,お名前,中四会員専用ページのパスワード,並びに視聴コードとして下記の 6 ケタ数字をあわ せて送信ください。当方にて友達申請承認後,ただちに「中四スラカン」アカウントのタイムライ ンにて,プレゼンテーションが視聴できるようになります。 なお,今回の閲覧は勝手ながら中四国会員限定とさせていただいております。 また,コメント入力による質問が可能となっております。活発な議論をお願いいたします。 この抄録をご覧になった方の視聴コードは 578675 です。 15.親子室について 今回のスライドカンファレンスでは上記の配信を利用して,お子様と一緒にプレゼンテーションを 視聴いただける,親子室を設置いたしました。ご利用につきましては実行委員会 (chushi124th@tch.or.jp)まで事前にご連絡をいただけると幸甚ですが,当日の対応についても可 能となっております。この機会にぜひご利用ください。 16.Twitter,Facebook page について 今回のスライドカンファレンスでは Twitter(@chushi124th)並びに連動する Facebook ページ (https://www.facebook.com/chushi124th/)により,演題応募状況を随時お知らせしてまいりまし たが,同じアカウントにて引き続き,準備の進行状況等についてもお知らせいたします。こちらの アカウント及びページはフォローしていただかなくてもご覧いただけますので,ぜひご覧ください (配信閲覧とは別のページになります)。 また,診断投票は Twitter の DM にても受け付けておりますので,ご利用ください。 なお,当日には進行状況も随時お知らせする予定です。

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岡山大学鹿田キャンパスへのルートご案内 ■岡山駅東口バスターミナルから「12」「22」「52」「62」「92」系統の岡電バスで「大学病院構内バ ス停」下車 ■岡山駅東口バスターミナル「4 番乗り場」から「2H」系統の岡電バスで「大学病院構内バス停」下車 ■岡山駅前(ドレミの街前または高島屋入口)から循環バスで「大学病院入口」下車 ■岡山駅タクシー乗り場からタクシーで約 5~10 分 ■岡山駅前から「清輝橋」行き路面電車で 12 分「清輝橋」下車 西へ徒歩 5~10 分 ■岡山駅東口バスターミナルから「12」「22」「52」「62」「92」系統の岡電バスで「大学病院構内バ ス停」下車 ■岡山駅東口バスターミナル「4 番乗り場」から「2H」系統の岡電バスで「大学病院構内バス停」下車 ■岡山駅前(ドレミの街前または高島屋入口)から循環バスで「大学病院入口」下車 ■岡山駅タクシー乗り場からタクシーで約 5~10 分 ■岡山駅前から「清輝橋」行き路面電車で 12 分「清輝橋」下車 西へ徒歩 5~10 分

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最寄りのバス停は「大学病院入口」となります。

各方面から岡山大学病院へは、「⑤京橋線以外の路線」で行くことができます。

岡山駅前からは①医大右線または④医大左線、県庁方面からは②県庁医大線、日赤病院から大学病 院に行く際には⑥日赤線がとても便利です。

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スライドカンファレンスプログラム 13:00‐13:30 座長 守都敏晃先生 (広島市民病院病理診断科) S2684 検診で偶然発見された若年者肺結節の一例 岡山大学医歯薬学総合研究科病理学(腫瘍) 井川卓朗 S2685 肺腫瘍の一例 呉医療センター・中国がんセンター病理診断科 在津潤一 S2686 肺病変 山口大学医学部附属病院病理診断科 仲田成美 13:35‐14:05 座長 板倉淳哉先生 (倉敷中央病院病理診断科) S2687 副鼻腔腫瘍疑い 松山赤十字病院病理診断科 山元範昭 S2688 耳下腺腫瘤(VS のみ) 香川大学医学部附属病院 病理診断科 伊吹英美 S2689 再発性膝窩動脈血栓塞栓症 徳島県立中央病院病理診断科後期臨床研修医 石川恵理 14:10‐14:40 座長 都地友紘先生 (岡山大学病院病理診断科) S2690 腎腫瘍 高知大学医学部 5 年 河野裕子 S2691 副腎腫瘍 岡山大学病院卒後臨床研修センター 鎌村真帆 S2692 左卵巣腫瘍 松江市立病院病理診断科 吉田学 14:40‐15:10 コーヒーブレイク 15:10‐16:10 特別講演 座長 池田栄二先生(山口大学大学院医学系研究科病理形態学) 『医療倫理と研究倫理』 福嶋 義光 先生 (信州大学名誉教授,特任教授(医学部),(一財)公正研究推進協会(APRIN)理事) 16:20‐16:50 座長 大野京太郎先生 (福山市民病院病理診断科) S2693 皮膚病変(VS のみ) 広島大学医歯薬学総合研究科分子病理 勝矢脩嵩 S2694 皮膚病変(VS のみ) 鳥取大学医学部附属病院病理診断科 牧嶋かれん S2695 左手背軟部腫瘍 広島大学病院卒後臨床研修センター 末廣昌敬 16:55‐17:25 座長 伏見聡一郎先生 (姫路赤十字病院病理診断科) S2696 背部軟部腫瘍 島根大学医学部器官病理学 長瀬 真実子 S2697 右大腿軟部腫瘤(VS のみ)愛媛大学医学部附属病院病理診断科 倉田美恵 S2698 皮下腫瘤(一部 VS) 徳島大学病院病理部 小林智子 17:30‐18:00 座長 藤原英世先生 (川崎医科大学病理学 1) S2699 胃腫瘍(VS のみ) 徳島大学医学部 5 年 高橋愛 S2700 肝腫瘍の一例 徳島大学医学部 5 年 厚美憲吾 S2701 肝腫瘍(VS のみ) 徳島大学医学部 5 年 遠藤由紀子

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S2684 検診で偶然発見された若年者肺結節の一例 1.岡山大学医歯薬学総合研究科 病理学(腫瘍) 2.岡山医療センター 臨床検査科病理 井川 卓朗[1] 永喜多 敬奈[2] 神農 陽子[2] 吉野 正[1] 症例: 12~20 歳未満 男性 症例は 10 代後半の男性。2 ヵ月前の健康診断で右肺 S2 に 1.2 cm 大の結節影を指摘された。CT で は, 境界明瞭, 辺縁平滑で, 造影にて徐々に増強され, 強い増強効果は認めなかった。過誤腫, 血 管奇形, 硬化性血管腫, 結核等が疑われ, 右上葉部分切除術が施行された。 S2685 肺腫瘍の一例 1.呉医療センター・中国がんセンター 病理診断科 2.同 臨床検査科 3.同 院長 在津 潤一[1] 倉岡 和矢[1] 山本 英喜[2] 谷山 大樹[1] 齊藤 彰久[1] 谷山 清己[3] 症例: 60~70 歳未満 女性 60 歳代女性。癌の既往はない。検診で施行された胸部 X 線写真で左肺に 1.3cm 大の腫瘤影を指摘さ れた。腫瘍マーカーは基準値内であった。胸部 CT では、左肺 S8 に直径 2cm 大の結節影がみられ、 結節の中枢側に石灰化が認められた。経気管支的肺生検にて癌の診断であり、左肺下葉切除術が施 行された。手術検体の代表的な切片を配布する。

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S2686 肺病変 1.山口大学医学部附属病院 病理診断科 2.山口大学大学院医学系研究科 病理形態学 3.国立病院機構関門医療センター 病理診断科 4.山口大学大学院医学系研究科 保健学専攻 基礎検査学講座 仲田成美[1][2] 木村徳宏[2] 村上知之[3] 河野裕夫[4] 池田栄二[2] 症例: 60~70 歳未満 男性 X 年 Y 月に直腸癌術後フォローCT で左肺上葉 S3 にすりガラス影 Φ11mm 指摘され、急速に増大(Y+1 月 Φ22mm、Y+2 月 Φ33mm)してきたため、Y+2 月に部分肺切除術施行された。既往歴は X-4 年に直腸 癌(pStage Ⅰ)、喫煙歴は 40 本/day×40 年以上、Y+2 月より禁煙。

S2687 副鼻腔腫瘍疑い 1.松山赤十字病院 病理診断科 山元 範昭[1] 水野 洋輔[1] 大城 由美[1] 症例: 6~12 歳未満 男性 夜間の呼吸音異常あり、耳鼻科を紹介受診した。右下鼻甲介の膨隆がみられ、CT で右上顎洞から突 出する嚢胞状陰影を認め、MRI で貯留嚢胞と乳頭腫の混在を疑われた。手術施行し、嚢胞を切開 後、右上顎洞・篩骨洞内の腫瘤を全摘した。

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S2688 耳下腺腫瘤 (バーチャルスライドのみ) 1.香川大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 2.高松赤十字病院 病理科部 伊吹英美[1] 香月奈穂美[2] 井上耕佑[1] 石川亮[1] 佐々木真紀子[1] 香川聖子[1] 門田球一[1] 串田吉生[1] 羽場礼次[1] 症例: 50~60 歳未満 男性 約 1 カ月前に右耳下部の腫脹を自覚し前医を受診。穿刺吸引細胞診で悪性が疑われ、根治治療目的 に当院紹介となった。造影 MRI では右耳下腺下極に不均一に造影される約 2.5cm 大の腫瘤性病変が みられ、PET で集積が認められた。提示標本は右耳下腺全摘組織の代表的な切片です。 S2689 再発性膝窩動脈血栓塞栓症 1.徳島県立中央病院 病理診断科 2.吉野川医療センター 病理診断科 石川 恵理[1] 工藤 英治[1] 佐竹 宣法[2] 症例: 80 歳以上 男性 間欠性跛行を主訴に近医を受診し、両総腸骨動脈狭窄に対してステント留置術を施行された。 4 ヶ月後、両側ステントの閉塞と腹部大動脈の狭窄、左膝窩動脈閉塞を来した。腹部大動脈-右外 腸骨動脈バイパス術、腹部大動脈-左大腿動脈バイパス術と左膝窩動脈塞栓子摘出術が施行され た。 さらに 8 ヶ月後に左大腿動脈のバイパス吻合部狭窄と左浅大腿動脈から左膝窩動脈の再閉塞を来た し、左腋窩動脈-左大腿動脈バイパス術と塞栓子摘出術が施行された。 標本は 2 回目の摘出塞栓子です。

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S2690 腎腫瘍 1.高知大学医学部 5 年生 2.高知赤十字病院・病理診断科部 3.高知大学医学部 病理学 河野裕子[1] 吾妻美子[2] 賴田顕辞[2] 黒田直人[2] 村上一郎[3] 症例: 70~80 歳未満 男性 他院の腹部エコーにて腎腫瘍を指摘され、紹介される。腎細胞癌の臨床診断にて右腎摘出術が施行 された。肉眼的に径 70x63x50mm 大の膨張性発育傾向を示す腫瘍で、割面は褐色調で、出血、壊死が 目立った。 S2691 副腎腫瘍 1.岡山大学病院 卒後臨床研修センター 2.岡山大学病院 病理診断科 鎌村真帆[1] 田中健大 [2] 田中顕之[2] 都地友紘[2] 柳井広之[2] 吉野 正[2] 症例: 50~60 歳未満 女性 Von Recklinghausen 病が背景にあり、膵癌術後のフォローアップとして近医で腹部 CT を撮像し際 に、右副右腎に 2x3cm の腫瘤を指摘され、当院泌尿器科紹介となった。自覚症状は乏しかったが、 血液検査でカテコラミン 3 分画は軽度上昇しており、MIBG-SPECT にて腫瘤に著明な集積を認めたた め,副腎褐色細胞腫と診断され,腫瘤摘出術が施行された。

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S2692 左卵巣腫瘍 1.松江市立病院 病理診断科 2.島根大学医学部 器官病理学 吉田学[1] 丸山理留敬[2] 症例: 80 歳以上 女性 卵巣腫瘍を指摘され当院を受診。MRI では嚢胞性奇形腫の診断であったが、内部に充実部を伴って おり悪性も考えられた。両側付属器切除が施行された。摘出左卵巣腫瘍は 1,455g, 15×12.5×10 ㎝。泥状の内容液を容れる単房性嚢胞で、嚢胞内外にまたがる 4.5×4×4 ㎝の充実部を認めた。充 実部は黄色調で毛髪が混在していた。 右卵巣は萎縮性であった。配布標本は左卵巣腫瘍充実部の一 部です。 S2693 皮膚病変 (バーチャルスライドのみ) 1.広島大学医歯薬学総合研究科 分子病理 2.呉共済病院 病理診断科 勝矢 脩嵩[1] 仙谷 和弘[1] 大上 直秀[1] 佐々木 なおみ[2] 安井 弥[1] 症例: 70~80 歳未満 男性 全身に紅斑が多発したため近医を受診し、ステロイド外用を処方された。その後も改善が見られな かったため、左前腕伸側の結節に対してパンチ生検を行った。配布標本は代表的な切片である。

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S2694 皮膚病変 (バーチャルスライドのみ) 1.鳥取大学医学部附属病院 病理診断科 2.鳥取大学医学部 器官病理学 牧嶋かれん[1] 野坂加苗[1] 桑本聡史[1] 梅北善久[2] 症例: 12~20 歳未満 男性 10 代後半男性。2 年前より鼠径リンパ節の腫大を自覚していた。2〜3 年前から全身の掻痒感があ り、本年春より悪化した。慢性蕁麻疹として皮膚科で加療されたが難治性であり、血液検査では白 血球、好酸球、IgE の上昇を認め、それらは増大傾向を示した(WBC 20400 /μl, Eosinophil 67 %, IgE 11613 IU/μl)。経過中、両側頭部に圧痛のない皮下索状硬結が生じ、一連の病変との関連や側 頭動脈炎などが疑われ、診断目的に生検された。 提示標本(バーチャルスライド)は生検された皮膚です。 S2695 左手背軟部腫瘍 1.広島大学病院 病理診断科 末廣 昌敬[1] 城間紀之[1] 織田麻琴[1] 有廣光司[1] 症例: 50~60 歳未満 女性 症例は 50 代、女性。切除される約 7 年前に左手の打撲後に同部が腫張し、近医の CT 検査で血腫と 診断され経過観察された。切除される約 1 年前に腫張が増強し疼痛を伴ったため再受診し、造影 MRI 検査で悪性軟部腫瘍が疑われ、切除約 7 ヵ月前に本学整形外科を受診し切除術を受けた。肉眼 的に腫瘤は 9x7.5x2cm 大、弾性やや硬で、割面では黄白色で充実性であった。

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S2696 背部軟部腫瘍 1.島根大学医学部 器官病理学 2.島根大学医学部附属病院 病理部 長瀬 真実子[1] 山内 直岳[2] 岩橋 輝明[2] 高見 咲[2] 荒木 亜寿香[1] 石川 典由[2] 丸山 理留敬[1] 症例: 70~80 歳未満 女性 前医にて汎血球減少の精査のために施行された造影 CT 検査において、右脊柱起立筋内に 5x3x2.3 cm の一部内部に造影効果が見られる病変を認めた。(汎血球減少に関しては、その後の骨髄検査に て骨髄異形成症候群の診断であった。)背部病変に関して、当院整形外科に紹介となった。MRI で は T1 low、T2 iso~high、脂肪抑制 T2 で内部に high の像を見る結果であった。エコーガイド下 針生検にて悪性腫瘍との診断であったことから、腫瘍切除術が施行された。 S2697 右大腿軟部腫瘤 (バーチャルスライドのみ) (画像あり) 1.愛媛大学医学部附属病院 病理部 2.愛媛大学大学院医学系研究科整形外科学講座 3.松山赤十字病院 病理診断科 4.愛媛大学大学院医学系研究科 分子病理 5.愛媛大学大学院医学系研究科 解析病理学 倉田 美恵[1] 木谷 彰岐[2] 福島 万奈[1] 北澤 理子[1] 水野 洋輔[3] 上田 康 雄[4] 増本 純也[5] 北澤 荘平[4] 症例: 50~60 歳未満 男性

健診で ALP 高値(422U/L, 正常 104~338U/L)を指摘され近医を受診したところ、血清 ALP 骨型ア イソザイムと intact-PTH が高値、P(1.6mg/dL, 正常 2.2~5.3mg/dL)と HVD250(ビタミン D 代謝 産物)が低値だった。全身 CT および骨シンチで悪性腫瘍や骨転移を疑う所見はなかった。二次性副 甲状腺機能亢進症を疑われ活性型 VitD3 を約 1 か月投与されたが ALP、P 値は改善しなかった。PET-CT にて右大腿骨近傍の約 8mm の結節性病変に集積(SUVmax=3.4)があり、診断目的で切除された。 切除後は血清 P の正常化を認めた(4.2 mg/dL)。標本は摘出された腫瘍の一部です。

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S2698 皮下腫瘤 1.徳島大学病院 病理部 小林 智子[1] 坂東 良美[1] 松本 穣[1] 渡邉 俊介[1] 米田 亜樹子[1] 上原 久 典[1] 症例: 70~80 歳未満 男性 右上腕外側に紅斑、皮下腫瘤が出現し、増大してきたため当院を受診した。CT では、周囲の脂肪織 濃度上昇を伴う、直径 3 cm の分葉状で境界不明瞭な腫瘤を認めた。右上腕腫瘤は生検後、全摘出さ れた。2 ヶ月後、左側頭部にも皮下腫瘤が出現し、その 4 ヶ月後、再度右上腕の皮下硬結が出現し たが、いずれも類似した組織像であった。その後、顔面しびれ感が出現し、MRI で両側大脳半球に DWI での不均一な高信号域を示す、多発性腫瘤が指摘され、検査目的で右側頭葉の病変が摘出され た。 配布標本は右上腕腫瘤で、右側頭葉病変をバーチャルスライドで提示しています。 S2699 胃腫瘍 (バーチャルスライドのみ) 1.徳島大学 医学部 5 年 2.徳島赤十字病院 病理部 3.徳島大学医学部 環境病理 高橋愛[1] 山下理子[2] 遠藤由紀子[1] 斎藤尚子[1] 河井真季子[1] 常山幸一[3] 症例: 50~60 歳未満 女性 2~3 ヵ月続く心窩部痛あり、前医を受診。上部消化管内視鏡検査にて悪性が疑われ、当院に紹介さ れた。上部内視鏡再検したところ、胃体中部大彎側に、皺壁の途絶と集中を伴う浅い陥凹が認めら れた。標本はその病変からの生検材料である。なお、 前医検査での Helicobacter pylori 検査は陰 性。 問題点:病理診断

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S2700 肝腫瘍の一例 1.徳島大学医学部 5 年 2.高知赤十字病院 病理診断科部 3.徳島大学医学部 疾患病理学 厚美憲吾[1] 黒田直人[2] 賴田顕辞[2] 常山幸一[3] 症例: 70~80 歳未満 女性 70 代後半の女性。 整形外科手術後の精査において肝腫瘍を指摘。増大傾向を示したため紹介となった。血液では AFP 1390, PIVKA 2540 と上昇、肝機能は軽度上昇。B 型肝炎、C 型肝炎はない。身長 146.8cn, 体重 57.7kg で、糖尿病は以前あったが、現在コントロール良好で、投薬はない。造影 CT パターンは HCC に矛盾しないものと考えられた。肝外側区域切除、胆嚢摘出術が施行された。 S2701 肝腫瘍 (バーチャルスライドのみ) 1.徳島大学 医学部 5 年 2. 徳島大学医学部 疾患病理 3.徳島赤十字病院 病理部 4. 徳島文理大学 看護学部 遠藤由紀子[1] 常山幸一[2] 高橋愛[1] 河井真季子[1] 斎藤尚子[1] 山下理子[3] 小川博久[2] 泉啓介[4] 症例: 70~80 歳未満 女性 以前より C 型肝炎に罹患している。7 年前に肝腫瘍が指摘された。画像では典型的な血管腫と診断 されて経過観察されていたが、徐々に増大し、画像でも腫瘍内部が造影されなくなったため、肝部 分切除と胆嚢摘出術が施行された。肉眼的には境界明瞭な淡い黄白色の 38×32 ㎜大の腫瘍であっ た。

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日本病理学会中国四国支部学術集会(第 124 回スライドカンファレンス) 診断投票用紙 所属機関名 ご芳名 S2684 S2685 S2686 S2687 S2688 S2689 S2690 S2691 S2692 S2693 S2694 S2695 S2696 S2697 S2698 S2699 S2700 S2701

締め切り 11 月 20 日(月) 午後 5 時 必着

方法 E-mail,FAX,Twitter DM のいずれかの方法でご投票下さい(E-mail を歓迎いたします) 宛先 第 124 回中四スラカン実行委員会(診断投票係) E-mail chushi124th@tch.or.jp (題名に 診断投票 と明記ください) FAX 0868-21-8210 Twitter @chushi124th

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