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∞ 野崎明美

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Academic year: 2021

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(1)

大 学 附 属 特 別 支 援 学 校 に お い て セ ン タ ー 的 機 能 を 発 揮 す る た め の 研 修 プ ロ グ ラ ム の 検 討

特別支援教育専攻

野 崎 明 美

1.はじめに

特殊教育から特別支援教育への転換に伴い、

2

7年に、学校教育法の一部改正により、盲‑

聾・養護学校は、小・中判交等に対する支援な どを行う蝦或の糊JI支援教育のセンター的機能 をもった特別支援学校となった。

本研究の対象校であるA県 B大学C附属特別 支援学校(以降C樹においても、自校のセン ター的機能に関する特色とは何かを模索してし、

ながら、主出或支援を行っている。センター的機 能として、小・中朝交から赴任しC校に在籍し ている教員が、 C校で身につけた槻JI支援教育 に関する専門性を地域に戻った後にも発揮し、

地域の核となる人材になることもそのーっと考 えられる。彼らの特別支援教育に関する専門性 が向上されることは、 C校におけるセンタ→

9

機能が発揮されることと密接に関係している。

そこで、彼らの特別支援教育に関する専門性が 向上し、生出或に貢献する人材となるための効果 的な研修プログラムの作成が必要となる。

本研究では、 C校の教員のうち、県立特別支 援学校以外から赴任してC校における戴続年数 が短い教員を対象に、個々の研修のニーズiこ応 じた研修プログラムを組み立てた上で実施し、

そのプログラムの有安対空を検討することとする。

2.研究方法

(1)  A県立特別支援学校へのインタビュー調査 対象:県立特別支援朝交7校

期間 :X

12

月"‑'X+l 年

2

指導教員 井 上 と も 子

(2)研修プログラム作成のための調査 1)管瑚静¥のインタビュー調査

対象 :C校の校長及ひ教頭 期間 :X+l年1月

2)校内教員の実態及ひ切修ニーズの調査 対象:C校教員

期間 :X+l

3月、 X+l

年4

月 (3)研修プログラムの作成と実施

対象:C校え恨1年目の教員5名、赴任 2年目の教員1名、合計6名 期間 :X+l年4

月"‑'X+l

年11

3.結果と考察

(1)研修プログラムの実施成果

事前調査の結果から、研修は個のニーズiこ応 じた研修とした。研傷彰式は演習を取り入れた ものとし、研修内容は「個別の指導計画の作成

J

とした。

研修前から研修後の作成実態における点数に おいて、下がった項目は一つもなかったことか ら、この研修が対象教員全員に対して効果があ ったといえるo しかし、向上した項目の数につ いては個人差があった。この個人差に対応する には、個人の課題となる部分にさらに踏み込ん だ研修が必要となるだろう。

「個別の指導計画に関するチェックリスト

J

を項目ごとにみると、記述できた人数がベー スラインと比べて増えたのは、 14項目のうち 11項目で、あった。ベースラインの結果と比較 すると、研修の効果はあったと考えられる。

qu o o  

‑ ‑ i  

 

(2)

手がかりとなる資料があることで、より適切 な記述を導きやすかったので、はなし、かと推 察される。今後は、適切に記述で、きなかった 項目を取り出しての研修や、手がかりの配慮 等が必要であると考える。

研修に関するアンケートの結果には、「今回の 研修会が役に立っと思う

J

とされた回答が全員 にあった。今回の研修が、対象教員にとって個 別の指導計画を作成する上で好ましし噺(彦にな ったと考えられる。

学部主事と筆者それぞれが行った評価におけ る一致率から、筆者の評価は妥当であると示さ れ丸評価表を用いて評価をすることで、項目 ごとの習得状況が本人にも他者にも分かりやす 凡このことから、謝面表は、より適切な目標 や手立てを書くために、次の段

F

占の研修におい て個人の目標を示唆するものといえるだろう。

研修に取り入れたロールプレイは、研修場面 においては有効であるが、事後の件減実態をみ ると、実際の指導場面に個別の指導計画の内容 が、作成者のイメージの中で結ひレコきにくいこ とが分かつたo このことは、研修の在り方を考 える上で今後の検討ぷ題である。

研修の中で対象教員から出された質問は、① 長期目標と短期目標の書き分けについて、②目 標を達成するための適切な指導場面や指導回 数・指導期間について、③自立活動に関するこ

とで、あった。領域・教科を合わせた指導の理解 と調擦の指導についての習熟が課題で、あること や、早い段階で研修を行う必要性があることが 分かつた

(2)新規え惟者に対する研修の在り方

今回の研修プログラムを実施して、糊JI支援 教育に関する習熟度を考慮し、演習形式を取り 入れた研修が有効であると示唆された。また、

研修にはできるだけ具偽拘な例を挙げた資料 がある方がよいことも示された。槻JI支援教育 に関して専門性の向上が喫緊に必要とされる 今回の明彦者は、個別の指導訪酉伶或に関して は、親哉歴からも未経験であり、このような新 規走惟者に向けての研修には、今回の研修プロ

グラムが有効であると考えた。しかし、研修に 関するニーズから導き出した内容だけでは、特 別支援教育に関する専門性を身につけること は十分でないことが今回の研究において示さ れた。

研修における個人の習得状況に対応する次の 開皆の研修においては、学部内や共通の課題を もった教員同士でノj集団を形成した中で研修を 進めた方がよいと考える。身近にいる教員がわ ずーかの時間を利用してアドバイスを行う等、教 員同士の支え合いが必要ではなし、かと考える0

4.おわりに

限られた人材の中でセンター的機能を発揮す るためには、「自校のセンター的機能の特色とは 何であるか

J

という間し、かけが絶えず必要であ ることを、この研究を通して学んたセンター 的機能を発揮するためには、特別支援学校の教 員全員で加或への支援を行うとし、う意識をもつ ことが必要である。そして、特別支援教育に関 する専門性を向上させるためにどのような朋彦 プログラムを作成するか泊三学校として大事にな ってくる。筆者にとっては、今回の研究を通し て、わずかではあるカ湖修の在り方の一端が理 角卒できたといえる。

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