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e-Work全社普及の取り組み  ~生産性向上と多様な人材の活用をめざして~

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Academic year: 2021

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(1)

e-Workの取組みについて

 

2007年9月13日

松下電器産業株式会社

(2)

~多様性溢れる松下の実現にむけて~

2001

2004

2006

2010

経営戦略としての女性登用

~ロールモデルを見せる~

経営戦略としての女性登用

~女性の挑戦・活躍を増やす~

女 性

多様性

創生21計画

躍進21計画

女性かがやき本部

女性躍進本部

多様性推進本部(新設)

松下電器の多様性への取組み

e-Work推進室新設

経営戦略としてのダイバーシティ

~性別・年齢・国籍等に関わらず

   活躍できる組織風土の実現~ 

(3)

多様性推進は経営施策

 これまで、多様性ある松下の実現に向けて「女性かが

やき本部」、「女性躍進本部」を中心に全社的な取り組

みを進めてまいりました。

 (中略)

 

今後は人材の多様化をさらに発展させ、性別・年齢・

国籍等に関わらず、自らのスキルや意欲を生かして活

躍できる松下づくりを目指していかねばなりません。こう

した狙いから、本年4月に「女性躍進本部」を発展的に

解消し、「多様性推進本部」を設置いたします。さらに在

宅勤務などの新しい働き方を研究・推進するために、本

日付で「e-Work推進室」を新設しました。

会長 中村 邦夫

※06年1月社長当時

2006年経営方針発表会:

多様性推進本部、e-Work推進室を新設するにあたってのメッセージより

(4)

e-Work 推進室の設立

仕事と家庭の両立支援

および

多様な人材の能力活用の推進

、ならびに

ITを駆使したユビキタスな働き方による

生産性の向上

を目的に

全社的に在宅勤務などのe-Workを普及させる

設立趣旨

設立年月日

2006年1月10日

(5)

e-Workとは

モバイルで

・俊敏なお客様対応

・顧客訪問時間・件数増

・移動時間/コストの削減

自宅で

•仕事と生活の両立

•通勤時間の削減

•業務への集中

情報・通信技術を駆使した、

ユビキタスでフレキシブルな働きかた

フリーアドレス

オフィスで    

•柔軟で機動的な組織

•コラボレーション促進

•オフィススペース削減

•ペーパーレス化

スポットオフィスで

•シームレスな業務

•待機時間の有効活用

•移動時間/コストの削減

(6)

◆お客様価値の多様化

◆ 少子高齢化による労働力不足の懸念

◆ ワークライフバランスや柔軟な働き方に対する関心の高まり

◆ IT技術の進歩(高速通信インフラの拡充、通信コストの大幅な低下)

e-Work推進の背景

グローバル競争に勝ち残るためには、

・一人ひとりの生産性をさらに向上させ、

・多様な人材がいきいきと活躍できる、「働き方の改革」が不可欠

仕事すること

会社にいること

根強い

紙文化

日本人・

男性中心の

社員構成

部門を越えた

情報共有が

少ない

事業場毎に

異なるIT環境

人手(意識)に頼る

セキュリティ確保

社会的背景

風土

制度

仕組み

当社の

変えるべきこと

(7)

e-Work推進のねらい

会社の持続成長

・優秀で多様な人材の活用

・生産性の向上

 ・事業への展開

社会構造変革への対応

 ・少子高齢化への対応

 ・男女共同参画      

 ・多様な就労機会の創出

社員満足の向上

・ワークライフバランス/

    さわやかな働き方の実現  

・働きがいの向上     

・創造性・実力の発揮   

グローバルエクセレンスへの飛躍に向け、

会社・社員・社会のWinを実現 

(8)

大坪社長

<福島常務担当>

全社e-Work推進委員会

e-Work推進室

 e-Work

 アドバイザリーコミッティ

e-Work推進体制

e-Work推進タスクフォース 

人事部門、情報システム部門、

情報セキュリティ部門等

社内分社

本社、R&D、営業等

グループ関係会社

-

W

o

r

k

推 進 委 員

(9)

e-Work推進のマイルストーン

2010

国家政策

※1

としては2010年までに全就業人口に占めるテレワーカー

※2

(e-Worker)の比率20%以上が目標

     ※1:e-Japan戦略Ⅱ、IT新改革戦略 、男女共同参画基本計画(第2次)などにもとづく

     ※2:情報通信手段を週8時間以上活用し、時間・場所に制約されない働き方をする人

2005

2006

2007  ・・・

グローバル

エクセレンス

準備期

試行期

導入期

定着・拡大期

発展期

2010年にめざす姿

e-Workのための環境整備を

完了し、間接部門の従業員が

いつでもe-Work可能な自立性と

各種のスキルを身につけている

姿を実現する。

全社1000名を目標に

在宅勤務を試行

e-Work@Home

制度導入

(10)

基本プラン

効果

在宅勤務

仕事と生活の両立、通勤時間の削減

業務への集中

モバイル勤務

俊敏なお客様対応、顧客訪問時間・

訪問件数増、移動時間・コストの削減

テレコミュニケーション

(Web・TV会議)

意思決定の迅速化、情報共有・活用加速

出張費用・移動時間の削減

スポットオフィス

サテライトオフィス

シームレスな業務、待機時間の有効活用

移動時間・コストの削減

フリーアドレス

柔軟で機動的な組織、コラボレーション促進

オフィススペース削減、ペーパーレス化

e-Work 基本プラン

自宅でe-Work

Web会議で

(11)

多様な人材が生産性を向上させながら

いきいきと活躍できる松下の実現

◆ 在宅勤務制度

  「e-Work@Home」導入

◆ e-Worker

  (在宅・モバイル勤務者)

拡大

◆スポットオフィスの全社展開

◆Web・TV会議の更なる活用

◆フリーアドレスの導入推進

① e-Workの拡大

② e-Workのための環境整備

2010年

2007年度の取組方針と推進施策

「試行」から「本格導入」へのフェーズチェンジ

「試行」から「本格導入」へのフェーズチェンジ

(12)

在宅勤務

◆ 全社3万人を対象に在宅勤務制度(e-Work@Home)導入

◆ 全社3万人を対象に在宅勤務制度(e-Work@Home)導入

セキュリティ確保で

安心安全な

業務環境づくり

多様な働き方を

認める組織風土の

さらなる醸成

【2007年度本格導入にあたり、取組みを進める課題】

• 対 象 者

: 自立的に業務遂行できる間接業務従事者。

• 対象業務  : 特に定めないが、高度なセキュリティを要する業務は禁止

• 勤務管理  : 通常と同様(時間管理)

• 実施頻度  : 月の半分を原則とする(事由によりそれ以上も可)

• 成果管理  : 通常と同様(年間での目標管理と実績評価)

コミュニケーション向上

のためのITツール提供と

活用促進

(13)

在宅勤務体験者の声

妊娠期の通勤は体力的

にも大変で、また危険を

伴うものですから、在宅

勤務は非常に有効でした。

30代・女性(渉外)

妊娠期の通勤は体力的

にも大変で、また危険を

伴うものですから、在宅

勤務は非常に有効でした。

30代・女性(渉外)

毎日一人で鍵を閉めて家を

出て、一人で鍵を開け家に

帰ってくる小学生の長女も、

在宅勤務の日は緊張が解け

るようでうれしそう。

16年間仕事を続けるなかで、

もう続けられないかと思うこ

とが何度かありましたが、つ

いに在宅勤務までできるよう

に。本当にありがたいことだ

と思っています。

30代・女性(知財)

毎日一人で鍵を閉めて家を

出て、一人で鍵を開け家に

帰ってくる小学生の長女も、

在宅勤務の日は緊張が解け

るようでうれしそう。

16年間仕事を続けるなかで、

もう続けられないかと思うこ

とが何度かありましたが、つ

いに在宅勤務までできるよう

に。本当にありがたいことだ

と思っています。

30代・女性(知財)

家族と過ごす時間が増え、

家庭円満になった気がし

ます。朝、昼、晩を家族で

食事できました。

20代・男性(人事)

家族と過ごす時間が増え、

家庭円満になった気がし

ます。朝、昼、晩を家族で

食事できました。

20代・男性(人事)

出社日は超勤が増えま

したが、在宅日は効率よ

く仕事が片付き、トータ

ルの超勤が減りました。

40代・男性(企画)

出社日は超勤が増えま

したが、在宅日は効率よ

く仕事が片付き、トータ

ルの超勤が減りました。

40代・男性(企画)

上司や同僚の理解と協力が

最大の成功ポイントであると

強く感じた。在宅勤務の日は、

通勤が不要のため、中学生

の息子の勉強を見てやるこ

とができました。

40代・男性(営業企画)

上司や同僚の理解と協力が

最大の成功ポイントであると

強く感じた。在宅勤務の日は、

通勤が不要のため、中学生

の息子の勉強を見てやるこ

とができました。

40代・男性(営業企画)

片道1.5時間の通勤時間が

カットできるのがメリット。プ

ライベートでは、最近第二子

誕生で、育児にも参加でき

てよいと感じています。今後

の普及のためには、管理職

にももっと在宅勤務を経験し

てほしいと思います。

30代・男性(技術)

片道1.5時間の通勤時間が

カットできるのがメリット。プ

ライベートでは、最近第二子

誕生で、育児にも参加でき

てよいと感じています。今後

の普及のためには、管理職

にももっと在宅勤務を経験し

てほしいと思います。

30代・男性(技術)

通勤時間の有効活用や、通

勤に伴う疲労の軽減も伴っ

て、ブレインワークを実施す

るにあたっては、非常に高い

生産性を発揮できる環境だ

と思う。

40代・男性(デザイン)

通勤時間の有効活用や、通

勤に伴う疲労の軽減も伴っ

て、ブレインワークを実施す

るにあたっては、非常に高い

生産性を発揮できる環境だ

と思う。

40代・男性(デザイン)

(14)

スポットオフィス

◆ モバイル勤務者が出張時等に立ち寄って、セキュリティを確保しながら、

一時的に業務を行うことが可能な簡易オフィス。

◆ ねらい:

   オフィスが客先と離れている、出張が多いなどの場合に、        

   セキュリティの確保された最寄のスポットオフィスで業務

  を行うことで、シームレスな業務、待機時間の有効活用、

移動時間・コスト削減を図る

東京支社

東京支社

大阪本社

大阪本社

枚方人材開発カンパニー

枚方人材開発カンパニー

(15)

フリーアドレスオフィス

◆オフィス内の座席を個人毎に割り当てず、共同使用とする形態。

◆ねらい:

  柔軟で機動的な組織運営、関係部門とのコラボレーション、

  オフィススペースの有効活用を図る。

e-Workのための環境整備、風土醸成の一環として推進。

パナソニックCCソリューションズ株式会社

顧客重視型営業の基点として、e-Workerが効率よく働くことのできる

柔軟で機動的な職場を実現。

コンシューマーマーケティング本部

(16)

e-Workを支えるIT環境

ICカードによる

個人認証

ICカードによる

個人認証

インターネット

社内ネットワーク

暗号化

暗号化

社外サイト

社外サイト

有害サイト

有害サイト

ウイルス

ウイルス

盗聴

盗聴

パソコン

セキュリティ

チェック

パソコン

セキュリティ

チェック

有害サイト

アクセスチェック

有害サイト

アクセスチェック

ダウンロードファイルの

ウィルスチェック

ダウンロードファイルの

ウィルスチェック

持ち出しPC or

シンクライアント

(データレス)

デスクトップ

デスクトップ

業務手続

業務手続

 

 

人事・総務

人事・総務

・経理)

・経理)

メール

メール

スケジュール

スケジュール

電子

電子

キャビネット

キャビネット

ワークフロー

ワークフロー

ファイルサーバー

ファイルサーバー

  

  

(個人・グループ)

(個人・グループ)

(17)

e-Workのための環境整備

◆ 全社共通の運用基準やガイドラインを作成。e-Workツール/ガイドとして、

   e-Work推進室ホームページで全社員に公開

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