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商標について EXPRESSBUILDER ESMPRO SigmaSystemCenter WebSAM DeploymentManager WebSAM istoragemanager StoragePathSavior は日本電気株式会社の商標または登録商標です Microsoft Windo

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(1)

Express5800 シリーズ

R120h-2M, R120h-1M, R120h-2E, R120h-1E, D120h

FC SAN ブート導入ガイド

Windows Server 2016

Windows Server 2012 R2

VMware vSphere 6.5u1 / u2

VMware vSphere 6.0u3

Red Hat Enterprise Linux 7

2018年 9月

第5版

(2)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 2

商標について

EXPRESSBUILDER、ESMPRO、SigmaSystemCenter、WebSAM DeploymentManager、WebSAM iStorageManager、StoragePathSavior は日本電気株式会社の商標または登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows Server、Hyper-V、Active Directory は米国 Microsoft Corporation の米国 およびその他の国における商標または登録商標です。

Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国 Red Hat, Inc. の米国およびその他の国における商標または 登録商標です。

Linux は Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。

Intel、Xeon は、アメリカ合衆国及びその他の国における Intel Corporation、またはその子会社の商標また は登録商標です。

VMware、VMware ロゴ、Virtual SMP、vSphere および VMotion は、米国およびその他の地域における VMware, Inc.の登録商標または商標です。 その他、記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

本書についての注意、補足

1 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁じられています。 2 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 3 弊社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。 4 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのこ とがありましたら、お買い求めの販売店または NEC 営業にご連絡ください。 5 運用した結果の影響については 4 項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。

(3)

目次

商標について ... 2

本書についての注意、補足 ... 2

1

概要 ... 6

1.1 本書の目的 ... 6 1.2 SAN ブートとは ... 6 1.3 略語の説明 ... 7 1.4 SAN ブート環境を構成する上での注意事項 ... 7 1.5 SAN ブート環境でのハードウェア接続イメージ ... 8 1.6 確認・事前準備 ... 9 1.7 各章で参照するマニュアルと入手先 ... 10

2

事前準備 ... 13

2.1 マニュアルの入手 ... 13 2.2 ハードウェア・ソフトウェア諸元 ... 14 2.3 管理サーバの準備 ... 15 各種管理ソフトウェアと連携イメージ ... 15 管理サーバへのソフトウェアインストール ... 15 管理 LAN の設定 ... 16 iStorage-M シリーズ用 制御ソフトウェアのインストール ... 16 2.4 ファイバチャネルスイッチの準備 ... 17 構成 ... 17 FC ゾーニングの設定 ... 17 2.5 ブートモードについて... 19 2.6 WWPN の確認 ... 19 WWPN 確認手順 ... 19 2.7 FC コントローラの実装位置... 20 R120h-2M の場合 ... 20 R120h-1M の場合 ... 20 R120h-2E の場合 ... 21 R120h-1E の場合 ... 21 D120h の場合 ... 22

3

ストレージの設定 ... 23

3.1 iStorage M シリーズの設定 ... 23 プールと論理ディスク(LD)の構築 ... 23 LD セットの構築 ... 24 LD セットへの LD の割り当て ... 25 アクセスモード変更 ... 27 LD セットへのサーバ(WWN)の関連付け ... 27

4

サーバの設定 ... 29

4.1 FC ケーブル接続 ... 29 R120h-2M の場合 ... 29

(4)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 4

R120h-1E の場合 ... 32

D120h の場合 ... 33

4.2 サーバ BIOS の設定 ... 34

PCI スロットオプション ROM の Enable 設定 ... 34

ブートモード設定 ... 36 4.3 FC コントローラの設定 (R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合) ... 37 BIOS セットアップユーティリティーの起動 ... 37 設定を行う FC ポートの選択 ... 37 ポート設定初期化 ... 38 ブートデバイスの登録 ... 39 < SAN ブート有効化設定 ... 42 4.4 FC コントローラの設定(D120h の場合) ... 43 BIOS セットアップユーティリティーの起動 ... 43 設定を行う FC ポートの選択 ... 43 ポート設定初期化 ... 44 ブートデバイスの登録 ... 45 SAN ブート有効化設定 ... 48 4.5 FC 接続パスの1パス化 ... 49 R120h-2M の場合 ... 49 R120h-1M の場合 ... 50 R120h-2E の場合 ... 51 R120h-1E の場合 ... 52 D120h の場合 ... 53

5

OS のインストール ... 54

5.1 概要 ... 54 5.2 Windows Server ... 54 Windows Server 2016 のインストール ... 54 Windows Server 2012 R2 のインストール ... 57 5.3 VMware ESXi ... 60 SAN ブート構成する際の注意事項 ... 60 SAN ブート構築時における注意事項 ... 60

5.4 Red Hat Enterprise Linux ... 61

Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール ... 61

StoragePathSavior for Linux のインストール ... 67

バンドルソフトウェアのインストール ... 81

6

動作確認と冗長パス設定 ... 82

6.1 FC ケーブルの再接続 ... 82 6.2 FC パス冗長化の確認について ... 82

7

追加アプリケーションの設定 ... 83

7.1 iStorage のデータレプリケーション機能(DDR) ... 83 DDR 機能による Hyper-V のバックアップ・リストア ... 84 DDR 機能による Hyper-V のデータ領域のバックアップ・リストア ... 86 DDR 機能による VMware ESXi のバックアップ・リストア ... 88 DDR 機能による Windows サーバの OS イメージのバックアップ・リストア時の留意事項 ... 91

8

注意・制限事項 ... 92

(5)

8.1 サーバ ... 92 マルチパス対応 ... 92 最新 BIOS の適用について ... 92 FC コントローラの FW バージョンについて ... 93 内蔵オプションの搭載制限 ... 93 システム BIOS の設定 ... 93 FC コントローラ交換保守時の復旧手順 ... 93 複数ストレージの接続について ... 93 ストレージの性能と格納 OS 数について ... 94 8.2 OS ... 95 OS のライセンス消費数について ... 95 OS のメモリダンプについて ... 96 OS インストール時の冗長パス結線について ... 96 8.3 SPS ... 97 StoragePathSavior のバージョンについて ... 97 SPS が導入された Windows のブートデバイス変更について ... 97 SPS の設定について ... 97

9

付録 ... 98

9.1 FC コントローラの WWPN/WWNN 確認方法 ... 98 IEEE アドレスラベルからの確認 ... 98 BIOS メニューからの確認 ... 100 9.2 FC コントローラの FW バージョン確認方法 ... 102 R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合 ... 102 D120h の場合 ... 104

(6)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 6

1

概要

1.1 本書の目的

本書は、Express5800 シリーズ ラックサーバの OS を Storage Area Network(以下 SAN と略す)上のストレ ージに配置する SAN ブートシステムの構築手順について記述したものです。 SAN ブートシステム構築においては、サーバ・ストレージ・ソフトウェア等関連資料が多岐にわたるため、本書 では各マニュアルへのポインタや設定などを図示しながら全体の構築の流れを示すことにより、SAN ブートシ ステム構築のサポートとすることを本書の目的としています。 なお、本書は性能/可用性を保証するものではありません。構築時には必ずシステム要件設計に基づいた、性 能/可用性設計を行い、適切なシステムテストを実施するようにお願いします。

1.2 SAN ブートとは

SAN ブートとは、OS を iStorage などの SAN 接続されるストレージに格納し、SAN 経由でブートさせるシス テムのことです。 SAN ブート導入のメリットとして、(1)ストレージリソースの有効利用や高信頼性のストレージ システム上にブート領域を配置する事による耐障害性の向上、(2)ストレージネットワークの切り替えによるシ ステム変更の柔軟性の確保、ダウンタイムの短縮などがあります。

NEC Express5800 シリーズは、SAN ブートの利点を紹介し、企業に最適且つ高可用な IT システム基盤の 整備を可能とした「SAN ブートソリューション」を提供いたします

(7)

1.3 略語の説明

本書で記載している略語は以下の通りです。

略語 正式名称 備考

FC FibreChannel HBA Host Bus Adapter WWPN World Wide Port Name WWNN World Wide Node Name WWN World Wide Name

LD Logical Disk 論理ディスク

RHEL Red Hat Enterprise Linux DDR iStorage DynamicDataReplication データレプリケーション機能 SPS iStorage StoragePathSavior パス冗長ソフトウェア iSM(E) iStorage Manager

(Express)

iStorage の管理ソフトウェア Control

Command

iStorage ControlCommand iStorage のソフトウェア

MV Master Volume 業務ボリューム RV Replication Volume 複製ボリューム WG WG 論理ディスクの利用形式:Windows(GPT ディスク用) WN WN 論理ディスクの利用形式:Windows(MBR ディスク 用) LX LX 論理ディスクの利用形式:Linux/VMware(VMFS 用) 本書に記載の「光ディスクドライブ」は、特に記載のない限り以下のドライブを意味します。  CD-R/RW with DVD-ROM ドライブ  DVD-ROM ドライブ  DVD Super MULTI ドライブ  DVD-Combo ドライブ  DVD-RAM ドライブ  リモートメディア機能の CD/DVD  iLO 仮想 CD/DVD-ROM

1.4 SAN ブート環境を構成する上での注意事項

 SAN ブートの構築に使用できるハードウェアとソフトウェアは、別表として提供されている「SAN ブート対応早見表」を参照してください。  各サーバ、ストレージ、ソフトウェアの構成ガイドまたは製品通知の動作要件につきましてもあわ せて確認してください。  SAN ブート環境を構築する際には、必ず「8 注意・制限事項」を確認しうえで構築してください。

(8)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 8

1.5 SAN ブート環境でのハードウェア接続イメージ

SAN ブート構成時のハードウェアの標準的な接続構成例を以下に示します。 FC SAN ブート(スイッチ経由)構成例 FC SAN ブート(ストレージ直結)構成例

管理 LAN

SAN ブート 対象サーバ 管理サーバ iStorage FC スイッチ FC スイッチ コンソール プライマリ パス セカンダリ パス

管理 LAN

SAN ブート 対象サーバ 管理サーバ iStorage コンソール プライマリ パス セカンダリ パス SAN ブート対象サーバに、HDD/SSD および RAID コントローラを搭載する構成は非サポートとなります。 装置手配時には注意をお願いたします。 N8190-157A / -158A を用いて、ストレージとサーバを直結構成とする場合は、ファームウェアを 「10.6.144.48」以降にアップデートしてご使用ください。

(9)

1.6 確認・事前準備

SAN ブート環境を構築する際、下記の参照マニュアル、システムのアップデートが必要な場合がございます。 構築作業を開始する前に入手する事を推奨致します。

事前の確認事項、事前準備データ

2 章

2.6 WWPN の確認 各 FC コントローラの WWPN を本書「9.1 FC コントローラの WWPN/WWNN 確認方法」 を参照し確認 2.7 FC コントローラの実装位置 SAN ブート環境下での、各装置の FC コントローラの実装位置を確認。

3 章

3.1.5 LD セットへのサーバ(WWN)の関連付け WWPN を確認するため、「2.6 WWPN の確認」を参照。

5 章

5.2.1 Windows Server 2016 のインストール 5.2.1.1 事前準備

ドライバのアップデートのため、各サーバ装置の Starter Pack もしくは EXPRESSBUILDER を用意。

OS インストールのため、 NEC 製 OS インストールメディアを用意。

5.2.2 Windows Server 2012 R2 のインストール 5.2.2.1 事前準備

ドライバのアップデートのため、各サーバ装置の Starter Pack もしくは EXPRESSBUILDER を用意。 OS インストールのため、 NEC 製 OS インストールメディアを用意。

6 章

6.2 FC パス冗長化の確認について

7 章

7.1.2 DDR 機能による Hyper-V のデータ領域のバックアップ・リストア 「iSMpassthrough_enabler」の入手 入手先 : ContorolCommand ver6.2 以降はパッケージに含まれる

8 章

8.1.2 最新 BIOS の適用について サーバ本体のシステム BIOS を最新化するため、BIOS アップデートモジュールを用意 入手先:http://support.express.nec.co.jp/pcserver/ 8.1.3 FC コントローラの FW バージョンについて FC コントローラに N8190-157A / -158A を使用する場合は最新の FW アップデートモジュー ルを用意 入手先:http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

(10)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 10

1.7 各章で参照するマニュアルと入手先

参照マニュアル

1 章

1 概要 ・ サーバ(Express5800 シリーズユーザーズガイド) ・ FC コントローラユーザーズガイド 入手先 : http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

2 章

2.3.4 iStorage-M シリーズ用 制御ソフトウェアのインストール ・ 「SAN ブート対応早見表」 ・ 「iStorageManager インストールガイド」

入手先 : WebSAM iStorageManager Suite CD-ROM、または DVD-ROM 中の INSTALL.pdf

2.3.4.2 AccessControl ライセンスのインストール

・ 「iStorage シリーズ構成設定の手引(GUI 編) - M シリーズ-」

入手先 : iStorageManager Express Setup and Utility CD-ROM 中の manual¥IS051.pdf 2.4.2 FC ゾーニングの設定 ・ 「ユーザーズガイド」 入手先 : FC スイッチに添付

3 章

3.1 iStorage M シリーズの設定 3.1.1 プールと論理ディスク(LD)の構築 3.1.2 LD セットの構築 3.1.3 LD セットへの LD の割り当て 3.1.4 アクセスモード変更 3.1.5 LD セットへのサーバ(WWN)の関連付け ・ 「iStorage シリーズ構成設定の手引(GUI 編) - M シリーズ- 」

(11)

5 章

5.2.1 Windows Server 2016 のインストール

5.2.1.2 OS のインストール・セットアップ

・ 各装置のユーザーズガイド内の「インストレーションガイド(Windows 編)」を参照 入手先 : http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

5.2.1.3 StoragePathSavior for Windows のインストール

・ 「インストールガイド」

入手先 : iStorage StoragePathSavior 製品に添付

5.2.1.4 Hyper-V のインストール(Hyper-V 使用時のみ)

・ 「Windows Server 2016 Hyper-V インストール手順書」

入手先 : https://www.support.nec.co.jp/PSHome.aspx

→ お知らせ/技術情報 → 技術情報

→ Windows Server 2016

→ Windows Server 2016 Hyper-V のサポートについて

5.2.2 Windows Server 2012 R2 のインストール 5.2.2.2 OS のインストール・セットアップ

・ 各装置のユーザーズガイド内の「インストレーションガイド(Windows 編)」を参照 入手先 : http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

5.2.2.3 StoragePathSavior for Windows のインストール

・ 「インストールガイド」

入手先 : iStorage StoragePathSavior 製品に添付

5.2.2.4 Hyper-V のインストール(Hyper-V 使用時のみ)

・ 「Windows Server 2012 R2 Hyper-V インストール手順書」

入手先 : http://support.express.nec.co.jp/os/w2012r2/hyper-v.html

6 章

6.2 FC パス冗長化の確認について Windows OS の場合 ・ 詳細を確認したい場合、「iStorage ソフトウェア StoragePathSavior 利用の手引 (Windows 編)」 入手先:https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3170100142 Linux の場合

・ 詳細を確認したい場合、「iStorage ソフトウェア StoragePathSavior 利用の手引(Linux 編)」 入手先:https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3170100142 VMware ESX/ESXi の場合 ・ 詳細を確認したい場合、「 iStorage ソフトウェア StoragePathSavior 利用の手引 (VMware 編)」 ・ 入手先:https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3170100142

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日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 12

7 章

7.1iStorage のデータレプリケーション機能(DDR)

・ iStorage ControlCommand のインストールガイド

入手先 : iStorage ControlCommand on Windows CD-ROM 中の INSTALL.PDF ・ 「iStorage シリーズ構成設定の手引(GUI 編) 」

入手先 : WebSAM iStorageManager Suite CD-ROM、または DVD-ROM 中の manuarl¥IS051.pdf

・ 「iStorage ソフトウェア データレプリケーション利用の手引き 機能編 」

入手先 : iStorage ControlCommand on Windows CD-ROM 中の manual¥IS015.pdf ・ 「iStorage ソフトウェア ControlCommand コマンドリファレンス」

入手先 : iStorage ControlCommand on Windows CD-ROM 中の manual¥IS041.pdf ・ 「iStorage ソフトウェア iStorageManager コマンドリファレンス」

入手先 : WebSAM iStorageManager Suite CD-ROM、または DVD-ROM 中の manuarl¥IS052.pdf

7.1.1DDR 機能による Hyper-V のバックアップ・リストア

・ バックアップ手順/リストア手順「iStorage ソフトウェア データレプリケーション利用の手引き 導入・運用(Windows)編」

入手先 : iStorage ControlCommand on Windows CD-ROM 中の manual¥IS016.pdf ・ 「iSMpassthrough_enabler」の入手 入手先 : ContorolCommand ver6.2 以降はパッケージに含まれる

8 章

8.1.2 最新 BIOS の適用について ・ アップデート手順に関して、各装置の BIOS ダウンロードページの紹介文、及びダウンロー ドデータに含まれる「Readme.txt」を参照。 入手先 : http://support.express.nec.co.jp/pcserver/ 8.1.3 FC コントローラの FW バージョンについて ・ アップデート手順に関して、ダウンロードページの紹介文、及びダウンロードデータに含まれ る「Readme.txt」を参照。 入手先 : http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

(13)

2

事前準備

2.1 マニュアルの入手

本書の中では、各製品のマニュアルの該当箇所を示しながら導入の手順を説明します。 マニュアルについて は各製品に添付されているほか、最新版が Web 上に公開されています。 構築作業を行う際は、Web 上に 掲載されている最新版を入手して作業されることをお勧めします。 Express5800 シリーズユーザーズガイド http://support.express.nec.co.jp/pcserver/ → カテゴリから選択する > 製品マニュアル(ユーザーズガイド) R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合 100 シリーズ>Express5800/120 D120h の場合

ECO CENTER (i モデル) > Express5800/i110、i120 → 対象モデル名を選択 → 検索結果より対象モデルのユーザーズガイドを選択 FibreChannel コントローラ ユーザーズガイド http://support.express.nec.co.jp/pcserver/ → 型番・モデル名から探す → 製品型番(N8190-157A / -158A / -163 / -164 / -171 / -172 )を入力し「製品型番で検索」を実施 → 検索結果より対象型番を選択 → 「すべてのカテゴリ 検索結果」内のユーザーズガイドを選択 SigmaSystemCenter 3.7 ドキュメント http://www.nec.co.jp/WebSAM/SigmaSystemCenter/ → ダウンロード  SigmaSystemCenter 3.7 ファーストステップガイド  SigmaSystemCenter 3.7 インストレーションガイド  SigmaSystemCenter 3.7 コンフィグレーションガイド  SigmaSystemCenter 3.7 リファレンスガイド  SigmaSystemCenter 3.7 リファレンスガイド データ編  SigmaSystemCenter 3.7 リファレンスガイド 注意事項、トラブルシューティング編  SigmaSystemCenter 3.7 リファレンスガイド Web コンソール編

(14)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 14 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 ドキュメント

http://www.nec.co.jp/WebSAM/SigmaSystemCenter/

→ ダウンロード

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 ファーストステップガイド

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 インストレーションガイド

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 オペレーションガイド

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 リファレンスガイド 注意事項、トラブルシューティング編

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 リファレンスガイド ツール編

 WebSAM DeploymentManager Ver6.7 リファレンスガイド Web コンソール編

iStorage 制御ソフトウェア関連マニュアル、インストールガイド お買い求めの販売店または NEC 営業にご連絡ください。

2.2 ハードウェア・ソフトウェア諸元

各製品において構築可能な SAN ブートシステム構成につきましては、弊社営業もしくはファーストコンタクトセ ンターへお問い合わせください。 Express5800 シリーズに関するお問い合わせ 『NEC ファーストコンタクトセンター』 TEL:03-3455-5800 受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00 月曜日~金曜日(祝日を除く) (電話番号をよくお確かめの上、おかけください) 『オンラインフォームからのお問い合わせ』 http://www.nec.co.jp/products/express/question/top_sv1.shtml → 導入のご相談 iStorage シリーズに関するお問い合わせ 『NEC パートナーズプラットフォーム事業部(ストレージ担当)』 TEL:03-3798-9740 受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00 月曜日~金曜日(祝日を除く NEC 営業日) (電話番号をよくお確かめの上、おかけください)

(15)

2.3 管理サーバの準備

各種管理ソフトウェアと連携イメージ

SAN ブート環境に利用する管理サーバの主な役割(インストールソフトウェア)には下記が挙げられます。  SAN ブート対象サーバの管理 (ESMPRO/ServerManager)  ストレージの構成設定/監視 (iStorageManager) SAN ブート利用時に導入するソフトウェア間の連携イメージは下記のようになります。

管理サーバへのソフトウェアインストール

本章では、SAN ブートの構築(OS のインストール)を行う前にあらかじめ準備が必要な、iStorage 管理ソフト ウェアの設定と、EM と FC スイッチへのコンソール機能の設定を行います。 OS インストール後設定が必要なデータレプリケーション機能(DDR)の設定については、「7 章 追加アプリケ ーションの設定」を参照してください。 ESMPRO/ServerManager WebSAM iStorageManager (基本制御) WebSAM

Storage PerforMate Suite

SAN ブート対象サーバ

管理サーバ

iStorage 装置

ESMPRO/ServerAgent または ESMPRO/ServerAgentService iStorage StoragePathSavior iStorage AccessControl サーバの監視 ストレージ構成 及び監視 ストレージ性能監視 パスの冗長化 アクセス制御

(16)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 16

管理 LAN の設定

iStorage ディスクアレイの設定、管理を行う iStorageManager を動作させるために管理 LAN※1 により接続 してネットワークの設定を行います。(必須) また、 SAN ブート対象サーバの構築/管理をスムーズにすすめるために、管理 LAN に接続/設定することを 強く推奨します。 ※1 管理 LAN は独立して構築する事が推奨されますが、業務 LAN などと同一セグメントで運用する事も可 能です。混在させる場合は高負荷時にアクセス出来なくなることなどが無いように設計する必要があります。

iStorage-M シリーズ用 制御ソフトウェアのインストール

iStorageManager のインストール

SAN ブートで利用する iStorage を制御するには、iStorageManager を利用します。iStorageManager がイ ンストールされていない場合、もしくはインストールされているバージョンが SAN ブートに利用できないバージ ョンの場合、「WebSAM iStorageManager インストールガイド」の「4 章 サーバの導入(Windows 版)」およ び「5 章 クライアントの導入」を参照してインストールを行ってください。

「インストールガイド」は、WebSAM iStorageMnager Suite CD-ROM または DVD-ROM 中の INSTALL.PDF を参照してください。

AccessControl ライセンスのインストール

SAN ブートシステムでは、システムディスクを複数サーバで共用できません。そのため、AccessControl にて 各サーバ間のアクセス制御を行う必要があります。 M10 シリーズ、M100 シリーズの場合、AccessControl ライセンスは工場出荷時は解除されています。あらた めて AccessControl ライセンスの解除を行う必要はありません。

(17)

2.4 ファイバチャネルスイッチの準備

構成

SAN ブート環境では、SAN ブート対象サーバは FC スイッチを経由してストレージ接続、あるいはサーバとス トレージの直結による構成となります。但し、FC スイッチのカスケード構成は SAN ブート環境ではサポートさ れていませんのでご注意願います。

FC スイッチ構成の場合

iStorage WB シリーズ(WB6505 / WB6510 / WBG610 / WBG620 )で構成可能です。

FC ゾーニングの設定

FC スイッチのゾーニングの目的は、本来相互にデータアクセスを必要としない機器間を論理的に切り離すこ とにより、ゾーン外の接続機器からのアクセスをできなくし、セキュリティを向上させることです。 SAN ブートを利用する場合、サーバ同士を FC スイッチにつながる FC コントローラのポート毎に別々のゾー ンに分けるゾーニングを設定していないと、同じゾーンに属する他のサーバリンクアップ時に、他のサーバから ログインを受けるという外乱が発生します。このため、FC コントローラのポートごとに別々のゾーンに分けるゾ ーニング設定が必須です。 一方、デバイス側も同一ゾーンに複数のデバイスが含まれている場合、デバイスによっては他のデバイスから の影響を受ける可能性があります。このため、デバイス側もポート単位にゾーンで分離する1対1対応でのゾ ーニング設定を強く推奨いたします。 FC スイッチのゾーニング実施方法の詳細は、FC スイッチに添付されている「ユーザーズガイド」を参照してく ださい。 ストレージ サーバ ストレージ サーバ FC スイッチ FC スイッチ ストレージ サーバ FC スイッチ FC スイッチ

■構成例 1

ストレージとの直結

■構成例 2

スイッチ経由での接続

FC スイッチ FC スイッチ

■構成例 3

カスケード接続

(サポート対象外)

(18)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 18 FC スイッチ ゾーニング構成例 FC が 2 パス冗長で 2 台のサーバで構成されている時のポートゾーニング例を以下に示します。 注意事項:  設定方法の詳細については FC スイッチのユーザーズガイドの「付録 ゾーニング設定」を参照 ねがいます。  ここでは 2 台のサーバ 2 の場合の例を示していますが、将来の増設に備えて、あらかじめ Port3 以降のゾーニングを設定しておくこともできます。 3 4 5 6 7 8 FC スイッチ#1

1

2 3 4 5 6 7 8 iStorage SP1 SP1 サーバ #2 ※このような構成の場合、FC スイッチ #1 /#2 それぞ れにゾーン情報として以下のような 1:1 のゾーニング を設定することが推奨となります。 サーバ #1 ゾーン情報 : [Port1]  [Port5] サーバ #2 ゾーン情報 : [Port2]  [Port5] FC スイッチ#1 サーバ #1 1 2

(19)

2.5 ブートモードについて

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E / D120h では OS のブートモード として、レガシーBIOS モ ードと UEFI モードの両方をサポートしております。

NEC が各 OS でサポートするブートモードと X2APIC 設定は下記表の通りとなります。選択した OS に合わ せて、ブートモード と X2APIC 設定が必要です。設定の手順については「4.2. サーバの BIOS 設定」を参照 願います。

OS の種類

サポートするブートモード X2APIC 設定

Windows Server 2016

UEFI モード

Enabled

Windows Server 2012 R2

UEFI モード

Enabled

VMware ESXi 6.0u3

UEFI モード

Enabled

VMware ESXi 6.5u1/u2

UEFI モード

Enabled

Red Hat Enterprise Linux 7 (x86_64)

UEFI モード

Enabled

2.6 WWPN の確認

FC SAN ブートさせる各サーバで利用する FC コントローラの WWPN(World Wide Port Name)をサーバに実 装する前に確認します。

 FC SAN ブート環境では iStorage 上で AccessControl を利用し、サーバの FC コントローラと iStorage 上の LD セットを関連付ける必要があります。  iStorage では関連付けに FC コントローラの WWPN を用いる為、論理ディスクとの関連付け設定を実施 する前に WWPN を確認する必要があります。 なお、WWPN は FC コントローラのポート毎に値を持ちますので、「N8190-158A / -164 / -172」では FC コン トローラ 1 枚につき、2 つの WWPN を確認する必要があります。  FC SAN ブートをおこなう FC コントローラは指定のオプションカードスロットに実装する必要があります。 実装するオプションカードスロットの位置はサーバの機種によって異なります。

WWPN 確認手順

 本ガイド「9.1 FC コントローラの WWPN/WWNN 確認方法」を参照して、FC コントローラの WWPN を確認し、それぞれの値を控えておきます。

(20)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 20

2.7 FC コントローラの実装位置

FC SAN ブートに使用する FC コントローラをサーバに実装します。 FC コントローラの実装可能位置は、サーバの機種ごとに異なります。 本ガイドでは搭載パターンの 1 例を紹介しています。 LD セットを FC コントローラと関連付ける際に WWPN の値が必要になりますので、どのスロットに どの WWPN の FC コントローラを実装したか確認できるようにそれぞれの値を控えておいてください。 R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E で N8190-164 または N8190-172 を 2 枚使用する場合 には、ポート 0 を優先して FC SAN ブートに使用します。 D120h で N8190-158A を 2 枚使用する場合には、ポート 0 を優先して FC SAN ブートに使用します。

R120h-2M の場合

1 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot 2 へ

2 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot 1 と Slot 2 へ FC コントローラを実装します。

2 枚の N8190-164 / -172 から FC SAN ブートをおこなう場合は片方のポートが FC SAN ブートで使用する ポートとなりますので、WWPN の値がどのポートに対応するか分かるように値を控えておいてください。

R120h-1M の場合

1 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot2 へ

2 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot2 と Slot 1 へ FC コントローラを実装します。

2 枚の N8190-164 / -172 から FC SAN ブートをおこなう場合は片方のポートが FC SAN ブートで使用する ポートとなりますので、WWPN の値がどのポートに対応するか分かるように値を控えておいてください。

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

R120h-2M の PCI スロット構成 R120h-1M の PCI スロット構成

(21)

R120h-2E の場合

1 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot 2 へ

2 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot 1 と Slot 2 へ FC コントローラを実装します。

2 枚の N8190-164 / -172 から FC SAN ブートをおこなう場合は片方のポートが FC SAN ブートで使用する ポートとなりますので、WWPN の値がどのポートに対応するか分かるように値を控えておいてください。

R120h-1E の場合

1 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot2 へ

2 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合は Slot2 と Slot 1 へ FC コントローラを実装します。

2 枚の N8190-164 / -172 から FC SAN ブートをおこなう場合は片方のポートが FC SAN ブートで使用する ポートとなりますので、WWPN の値がどのポートに対応するか分かるように値を控えておいてください。 R120h-2E の PCI スロット構成 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3 R120h-1E の PCI スロット構成

(22)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 22

D120h の場合

1 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合はスロット 1 へ

2 枚の FC コントローラから FC SAN ブートをおこなう場合はスロット 1 とスロット 2 へ FC コントローラを実装 します。

D120h で FC SAN ブートをおこなう場合は N8190-157A / -158A のいずれかを使用する必要があります

D120h 1U サーバモジュールの PCI スロット構成

(23)

3

ストレージの設定

3.1 iStorage M シリーズの設定

プールと論理ディスク(LD)の構築

iStorageManager を用いてプールと論理ディスク(以下 LD と略します)の構築を行います。「iStorage シリーズ 構成設定の手引(GUI 編) - M シリーズ-」の「7.1 プール構築」および「9.1 論理ディスク構築」を参照してくださ い ※システム現調時にプール作成済みであれば適宜論理ディスクの構築を進めてください。 ※作成する LD の容量や数によっては、フォーマットに時間がかかります。

iStorage のデータレプリケーション機能により Windows の OS イメージのバックアップを行う場合、OS を格 納する論理ディスク形式は”WG”に設定してください。

本書の「7.1.4 DDR 機能による Windows サーバの OS イメージのバックアップ・リストア時の留意事項」を参 照してください。

(24)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 24

LD セットの構築

iStorageManager を用いて LD セットの構築を行います。 詳細は、「iStorage ソフトウェア構成設定の手引(GUI 編)-M シリーズ」の「10.3.3.1 LD セットの新規作成/ 設定変更(FC)」を参照し LD セットのプラットフォームには、業務サーバのプラットフォームを設定してください。業務サーバが VMware ESX Server の場合、プラットフォームには「VMware(VW)」を設定してください。「VMware(LX)」と表示される 場合は、「VMware(LX)」を設定してください。

LD セットは論理ディスクの集まりを示す仮想的な概念です。LD セットにパス情報(業務サーバの

WWN(World Wide Name)と LD を割り当てることにより、業務サーバから LD へのアクセスが可能となりま す。

(25)

LD セットへの LD の割り当て

iStorageManager を用いて LD セットに LD を割り当てます。 OS インストール用の LD は、LUN0 に割り当てます。 詳細は、「iStorage ソフトウェア構成設定の手引(GUI 編)-M シリーズ」の「10.1 論理ディスクの割り当て」を 参照してください。 「3.1.1 プールと論理ディスク(LD)の構築」のフォーマットが終了してから作業を行ってください。

(26)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 26

LD 割り当てについての注意事項

 以下のような接続構成はサポートしていません。

 複数サーバからは、同一の LD セットにアクセス出来ないように構成します。

(27)

アクセスモード変更

SAN ブートを行う為には、iStorage のポートのアクセスモードを WWN モードに設定する必要があります。 (Default は WWN モードです。) iStorageManager を用いてポートのアクセスモードを WWN モードに設定します 詳細は、「iStorage ソフトウェア構成設定の手引(GUI 編)-M シリーズ」の「11.2.7 ポートモード変更」を参照 してください。

LD セットへのサーバ(WWN)の関連付け

iStorageManager を用いて「3.1.2 LD セットの構築」で作成した LD セットに、SAN ブートを行うサーバに実 装された FibreChannel コントローラの WWN(WWPN)を関連付けます。 詳細は、「iStorage ソフトウェア構成設定の手引(GUI 編)-M シリーズ」の「10.3.3.1 LD セットの新規作成/ 設定変更(FC)」を参照してください。 この時冗長構成とするために、1 枚の FibreChannel コントローラから出ている Port は全て同じ LD セットに 関連付けを行ってください。

(28)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 28

WWPN は FC コントローラに添付されている WWPN ラベルまたは、FC コントローラの BIOS 上から確認す ることができます。

FC コントローラの WWPN 確認方法は、本書の「9.1 FC コントローラの WWPN/WWNN 確認方法」を参照 してください。

(29)

4 サーバの設定

4.1 FC ケーブル接続

FC コントローラの設定をする前に、FC SAN ブートをおこなう FC コントローラのポートと FC スイッチ/ストレー ジを FC ケーブルで接続します。FC SAN ブートで使用する FC コントローラのスロットの場所および FC ポー トはサーバの機種、設定したブートモードごとに異なります。

R120h-2M の場合

N8190-163 / -171 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 1 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ブートには各 FC コントローラのポート 0 を使用します。

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

FC ケーブルは FC SAN ブートに使用する 2 パスのみ接続します。 R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E、N8190-164 / -172 を 2 枚使用する場合、 または D120h で N8190-158A を 2 枚使用する場合は、ポート 0 を優先して FC SAN ブートに 使用します。

(30)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 30

R120h-1M の場合

N8190-163 / -171 2 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 1 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 2 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ブートには各 FC コントローラのポート 0 を使用します。

(31)

R120h-2E の場合

N8190-163 / -171 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 1 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ブートには各 FC コントローラのポート 0 を使用します。 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3

(32)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 32

R120h-1E の場合

N8190-163 / -171 2 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 1 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 N8190-164 / -172 2 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ブートには各 FC コントローラのポート 0 を使用します。

(33)

D120h の場合

N8190-157A 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ※2U サーバモジュールの場合も同様です。 N8190-158A 1 枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ※2U サーバモジュールの場合も同様です。 N8190-158A 2枚から FC SAN ブートをおこなう場合 スロット 1 とスロット 2 に実装された FC コントローラと FC スイッチ/ストレージを FC ケーブルで接続します。 ブートには各 FC コントローラのポート 0 を使用します。 ※2U サーバモジュールの場合も同様です。

(34)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 34

4.2 サーバ BIOS の設定

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E / D120h の場合、FC SAN ブートを行うためには、サーバ本 体の BIOS 設定で、ブートモード設定と x2APIC 設定をインストールする OS に合せて設定することと、FC コン トローラ BIOS を「Enable」にする必要があります

サーバ本体の BIOS 設定を行うためには、まずサーバ起動時にて System Setup 画面を表示させます。

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合 下記画面で<F9>キーを押下してください D120h の場合 下記画面で<Del>キーを押してください システム BIOS のセットアップにつきましては各装置のメンテナンスガイドおよびユーザーズガイドの「”システ ム BIOS”」を参照してください。

PCI スロットオプション ROM の Enable 設定

「PCI Configuration」の設定を変更します。 Enable にするスロットは「2.4. FC コントローラの実装位置」で FC SAN ブートで使用する FC コントローラを実 装したスロットになります。

R120h-2M, R120h-1M, R120h-2E, R120h-1E の場合

[BIOS 設定画面] →[ システム構成 ] →[BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)] →[PCIe デバイス構成]

→Slot X:PCIe Controller ※

→PCIe オプション ROM: [有効]

※既に有効になっている場合はデバイス名が表示されます。対象の FC コントローラの設定が「有効」になって いることを確認してください。

(35)

D120h の場合

[BIOS 設定画面]

→[ Advanced ]

→[ PCI Subsystem Settings ]

PCI Express Slot #X I/O ROM : [Enabled]

※ ブートに使用しない FC コントローラや LAN コントローラ等が実装されたスロットの Option ROM は 「Disable」にしてください。 FC コントローラ搭載スロットの PCIe オプション ROM の設定を 無効→有効に設定する FC コントローラ搭載スロットの 設 定 を Disable → Enable に設定する。

(36)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 36

ブートモード設定

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合

[BIOS 設定画面] →[ システム構成 ] →[BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)] →[ Boot Options] →[ Boot Mode] : →[ Processor Options]

→[Processor x2APIC Support] :

D120h の場合

[BIOS 設定画面] →[ Boot ]

→[ Boot mode Select ] : →[ Chipset ]

→[ Processor Configuration ] →[ Extended APIC ] :

下記の表を参照して、OS に合わせてブートモードと X2APIC の設定を行います。

Boot Mode x2APIC OS

UEFI Enabled Windows Server 2016

Windows Server 2012 R2 VMware ESXi 6.5u1/u2 VMware ESXi 6.0u3

RedHat Enterprise Linux 7.3

(37)

4.3 FC コントローラの設定

(R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合)

下記の手順で FC SAN ブートを行うサーバのローカルコンソール上から、FC コントローラの設定をおこないま す。

BIOS セットアップユーティリティーの起動

「4.2 サーバの BIOS 設定」 が完了後にサーバを起動します。 サーバ起動時に<F9>キーを押して System Setup 画面を表示させます。

設定を行う FC ポートの選択

BIOS セットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にあるデバイス名を選択します。 [BIOS 設定画面] →[ システム構成 ] →[デバイス名] サーバから認識できる UEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、設定をおこなう FC ポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

型番

表示名

N8190-163

HPE SN1200E2P 16Gb 1p FC HBA-FC

N8190-164

HPE SN1200E2P 16Gb 2p FC HBA-FC

N8190-171

HPE SN1200E2P 32Gb 1p FC HBA-FC

N8190-172

HPE SN1200E2P 32Gb 2p FC HBA-FC

(38)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 38

ポート設定初期化

<N8190-163/-164/-171/-172 の場合> 下記の画面で「Emulex アダプターを初期設定に戻す」を選択します。 下記のメニューが表示されますので「アダプターを初期設定に戻す」を選択し、ポートの設定を初期状態に戻し ます。設定を初期状態に戻した後は<ESC>を押して前のメニューに戻ります。

Node Name の右側に選択されたポートの WWNN が表示されます。WWNN 下 12 桁が FC SAN ブー トで使用するポートの WWPN の下 12 桁と一致することを確認してください(WWNN の先頭の「2000」を 「1000」に置き換えた値が WWPN になります)。選択したポートが FC SAN ブートで使用するポートでな かった場合は<ESC>キーを押して「4.3.2 設定を行う FC ポートの選択」 からポートの選択をやり直し てください。なお N8190-164 で「Func#」が「00」の場合は Port 0、「01」は Port 1 となります。

(39)

ブートデバイスの登録

<N8190-163 / -164 / -171 / -172 の場合> 「起動デバイスを追加する」を選択し、Boot デバイスの設定メニューを表示させます。メニューは表示されるまで 数十秒掛かることがあります。 OS をインストールするデバイス(Boot デバイス)を選択します。 ブートデバイスが選択したポートから認識できない場合は、選択したポートが正しいか確認してください。選択し たポートが正しい場合はストレージや FC スイッチの接続、設定を確認の上サーバを再起動して最初からやり直 してください。 LUN 選択画面が表示されますので「LUN:0000」を選択して<Enter>を押します。

(40)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 40

確認メニューが表示されますので、「Commit Changes」を選択して<Enter>を押します。

下記画面に遷移しますので、<Esc>を押してデバイス選択画面へ戻ります。

「構成メインメニューに戻る」を選択して、最初のメニューに戻ります。

(41)

一覧に表示された Boot デバイスに問題がなければ、<Esc>を押してメニューに戻ります。

間違った Boot デバイスが表示されたり、同じデバイスが重複して表示された場合は、削除したい Boot デバイ スを選択し、プルダウンメニューから<維持>を<削除>に変更します。

(42)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 42

< SAN ブート有効化設定

<N8190-163 / -164 / -171 / -172 の場合> 「SAN からの起動を設定する」を「無効にする」から「有効にする」に変更します。 OS インストールをおこなうストレージが接続されている残りの FC ポートに対しても、「4.4.2. 設定を行う FC ポ ートの選択」以降と同様の手順でポート設定初期化、ブートデバイスの登録と SAN ブート有効化設定をおこな います。 残りの FC ポートに対しても設定が完了しましたら FC コントローラの設定(UEFI モード)は完了です。 画面右下の[F12: 保存して終了] を選択し、変更を保存してください。 OS インストールをおこなわないストレージが接続されている FC ポートに対してはブートデバイスの登録 及び SAN ブートの有効設定はおこなわないでください。

(43)

4.4 FC コントローラの設定(D120h の場合)

UEFI モード環境では下記の手順で FC SAN ブートを行うサーバのローカルコンソール上から、FC コントローラ の設定をおこないます。

BIOS セットアップユーティリティーの起動

「4.2 サーバの BIOS 設定」 が完了後にサーバを起動します。

サーバ起動時に<Del>キーを押して System Setup 画面を表示させます。

設定を行う FC ポートの選択

BIOS セットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にある[ UEFI Driver Configuration]を選 択します。

[BIOS 設定画面]

→[ Advanced ]

→[ UEFI Driver Configuration ]

サーバから認識できる UEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、設定をおこなう FC ポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

型番

表示名

N8190-157A

LPe16000B

N8190-158A

LPe16002B

(44)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 44

ポート設定初期化

<N8190-157A / -158A の場合>

下記の画面で「Set Emulex Adapter to Default Settings」を選択し<Enter>を押します。

下記のメニューが表示されますので「Set Adapter Defaults」を選択し、<Enter>を押してポートの設定を初期状 態に戻します。設定を初期状態に戻した後は<ESC>を押して前のメニューに戻ります。

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

▶ Set Adapter Defaults

▶ Cancel Set Defaults

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable] ▶ Scan for Fibre Devices

▶ Add Boot Devices ▶ Delete Boot Device ▶ Change Boot Device Order

▶ Configure HBA and Boot Parameters

▶ Set Emulex Adapter to Default Settings

▶ Display Adapter Info

Node Name の右側に選択されたポートの WWNN が表示されます。WWNN 下 12 桁が FC SAN ブー トで使用するポートの WWPN の下 12 桁と一致することを確認してください(WWNN の先頭の「2000」を 「1000」に置き換えた値が WWPN になります)。選択したポートが FC SAN ブートで使用するポートでな かった場合は<ESC>キーを押して「4.4.2 設定を行う FC ポートの選択」 からポートの選択をやり直し てください。なお N8190-158A で「Func#」が「00」の場合は Port 0、「01」は Port 1 となります。

(45)

ブートデバイスの登録

<N8190-157A / -158A の場合>

「Add Boot Device」を選択し<Enter>を押して、Boot デバイスの設定メニューを表示させます。メニューは表示 されるまで数十秒掛かることがあります。

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable] ▶ Scan for Fibre Devices

▶ Add Boot Devices

▶ Delete Boot Device ▶ Change Boot Device Order

▶ Configure HBA and Boot Parameters

▶ Set Emulex Adapter to Default Settings

▶ Display Adapter Info

OS をインストールするデバイス(Boot デバイス)を選択して<Enter>を押します。

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Here are the discovered targets:

▶ Go to Configuration Main Menu

▶ 0001: NEC DISK ARRAY 1000

ブートデバイスが選択したポートから認識できない場合は、選択したポートが正しいか確認してください。選択し たポートが正しい場合はストレージや FC スイッチの接続、設定を確認の上サーバを再起動して最初からやり直 してください。

LUN 選択画面が表示されますので「LUN:0000」を選択して<Enter>を押します。

WWN: 21000016 97122446 ▶ Return to Previous Page

▶ LUN:0000 Mode: Peripheral dev

(46)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 46

確認メニューが表示されますので、「Commit Changes」を選択して<Enter>を押します。

LUN: 0000 Mode: Peripheral dev

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128

▶ Commit Changes

▶ Discard Changes

「Return to Previous Page」を選択して<Enter>を押してデバイス選択画面へ戻ります

WWN: 21000016 97122446

▶ Return to Previous Page

▶ LUN:0000 Mode: Peripheral dev

▶ LUN:0001 Mode: Peripheral dev

「Go to Configuration Main Menu」を選択して<Enter>を押して最初のメニューに戻ります。

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Here are the discovered targets:

▶ Go to Configuration Main Menu

▶ 0001: NEC DISK ARRAY 1000

「Delete Boot Device」を選択し<Enter>を押して、登録された Boot デバイス一覧を表示させます。

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable] ▶ Scan for Fibre Devices

▶ Add Boot Devices

▶ Delete Boot Device

▶ Change Boot Device Order

▶ Configure HBA and Boot Parameters

▶ Set Emulex Adapter to Default Settings

(47)

一覧に表示された Boot デバイスに問題がなければ、<Esc>を押してメニューに戻ります。

間違った Boot デバイスが表示されたり、同じデバイスが重複して表示された場合は、削除したい Boot デバイ スを選択し<Enter>を押します。[KEEP]表示が[DELETE]に変わりますので、この状態で「Commit Changes」を 選択して<Enter>を押すとその Boot デバイス登録が削除されます。

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 01: WWN:21000016 97122446 [KEEP] 02: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 03: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 04: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 05: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 06: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 07: WWN:00000000 00000000 [KEEP] 08: WWN:00000000 00000000 [KEEP] ▶ Discard Changes ▶ Commit Changes

(48)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 48

SAN ブート有効化設定

<N8190-157A / -158A の場合>

下記のメニューから「Set Boot from SAN」を選択し<Enter>を押します。

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable]

▶ Scan for Fibre Devices ▶ Add Boot Devices ▶ Delete Boot Device ▶ Change Boot Device Order

▶ Configure HBA and Boot Parameters ▶ Set Emulex Adapter to Default Settings ▶ Display Adapter Info

選択メニューが表示されますので「Enable」を選択して<Enter>を押します

Set Boot from SAN Disable

Enable

「Set Boot from SAN」の表示が[Enable]となっていることを確認します

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Enable] ▶ Scan for Fibre Devices

▶ Add Boot Devices ▶ Delete Boot Device ▶ Change Boot Device Order

▶ Configure HBA and Boot Parameters ▶ Set Emulex Adapter to Default Settings ▶ Display Adapter Info

<ESC>を押して UEFI デバイス一覧に戻ります。

OS インストールをおこなうストレージが接続されている残りの FC ポートに対しても、「4.4.2. 設定を行う FC ポ ートの選択」以降と同様の手順でポート設定初期化、ブートデバイスの登録と SAN ブート有効化設定をおこな います。

残りの FC ポートに対しても設定が完了しましたら FC コントローラの設定(UEFI モード)は完了です。 <ESC>を押して UEFI デバイス一覧まで戻り、BIOS セットアップユーティリティーで[Save & Exit]⇒[Save Changes]を選んで変更を保存してください。

OS インストールをおこなわないストレージが接続されている FC ポートに対してはブートデバイスの登録 及び SAN ブートの有効設定はおこなわないでください。

(49)

4.5 FC 接続パスの1パス化

Windows 系および RHEL 系の OS をインストールする際には、事前に OS インストールをおこなうストレージへ のパスを1パス接続にする必要があります。

※VMware の場合は冗長パスを接続したまま OS インストールが可能です。

R120h-2M の場合

① N8190-163 / -171 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側を残し、Slot1 側に接続された FC ケーブルを 外します。

② N8190-164 / -172 を Slot2 に 1 枚搭載の場合、Port0 を残し、Port1 に接続された FC ケーブルを外しま す。

③ N8190-164 / -172 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側の Port0 を残し、Slot1 側の Port0 に接続さ れた FC ケーブルを外します。

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

Slot 1

Slot 2

Slot 3

Slot 4

Slot 5

Slot 6

Slot 7

Slot 8

LOM

RAID

(50)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 50

R120h-1M の場合

④ N8190-163 / -171 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側を残し、Slot1 側に接続された FC ケーブルを 外します。

⑤ N8190-164 / -172 を Slot2 に 1 枚搭載の場合、Port0 を残し、Port1 に接続された FC ケーブルを外しま す。

⑥ N8190-164 / -172 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側の Port0 を残し、Slot1 側の Port0 に接続さ れた FC ケーブルを外します。

(51)

R120h-2E の場合

① N8190-163 / -171 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側を残し、Slot1 側に接続された FC ケーブルを 外します。

② N8190-164 / -172 を Slot2 に 1 枚搭載の場合、Port0 を残し、Port1 に接続された FC ケーブルを外しま す。

③ N8190-164 / -172 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側の Port0 を残し、Slot1 側の Port0 に接続され た FC ケーブルを外します。 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3 Slot 4 Slot 2 Slot 5 Slot 6 Slot 1 Slot 3

(52)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 52

R120h-1E の場合

① N8190-163 / -171 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側を残し、Slot1 側に接続された FC ケーブルを 外します。

② N8190-164 / -172 を Slot2 に 1 枚搭載の場合、Port0 を残し、Port1 に接続された FC ケーブルを外しま す。

③ N8190-164 / -172 を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot2 側の Port0 を残し、Slot1 側の Port0 に接続さ れた FC ケーブルを外します。

(53)

D120h の場合

① N8190-157A を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot1側を残し、Slot2 側に接続された FC ケーブルを外しま す。

② N8190-158A を Slot1 に 1 枚搭載の場合、Port0 を残し、Port1 に接続された FC ケーブルを外します。

③ N8190-158A を Slot1・2 に 2 枚搭載の場合、Slot1 側の Port0 を残し、Slot2 側の Port0 に接続された FC ケーブルを外します。

(54)

日本電気株式会社 第 5 版 – 2018 年 9 月 54

5

OS のインストール

5.1 概要

4 章までの作業が完了し、OS インストール領域(LD)が FC BIOS により認識される状態になったら、OS のイ ンストール作業を行います。

インストール作業は、インストールする OS によって異なります。 それぞれの章の手順/注意事項を確認しな がらインストール作業を実施してください。

 Windows Server 5.2章参照

 VMware ESXi 5.3章参照

 Red Hat Enterprise Linux 5.4章参照

VMware システムで利用する場合は、VMware 認証取得済みストレージを利用してください。 認証取得済み のストレージの一覧は以下のウェブサイトから確認できます。

http://jpn.nec.com/istorage/conform/index.html

5.2 Windows Server

Windows Server 2016 のインストール

Express5800 シリーズに、Windows Server 2016 をインストールする方法について説明します。対応するハー ドウェア装置は以下の通りです。 <Express5800 シリーズ> 製品名称 R120h-2M R120h-1M R120h-2E R120h-1E D120h Windows OS のインストールは、以下の流れで行います。 インストール開始

5.2.1.3 StoragePathSavior for Windows のインストール

5.2.1.4 Hyper-V のインストール(Hyper-V 使用時のみ)

インストール完了

6 動作確認と冗長パス設定 5.2.1.1 事前準備

参照

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*Windows 10 を実行しているデバイスの場合、 Windows 10 Home 、Pro 、または Enterprise をご利用ください。S

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