• 検索結果がありません。

してください。アップデート手順に関しては、ダウンロードページの紹介文、およびダウンロードデータに含まれ る「Readme.txt」を参照してください。

最新のN8190-157A / -158A 用FWアップデートモジュールは以下のウェブサイトより入手してください。

Express5800シリーズ PC(IA)サーバ サポート情報 http://support.express.nec.co.jp/pcserver/

→ 型番・モデル名から探す

→ 製品型番(N8190-157A / -158A )を入力し「製品型番で検索」を実施

→ 検索結果より対象型番を選択

内蔵オプションの搭載制限

SANブート対象サーバに、HDD/SSDおよびRAIDコントローラを搭載する構成はサポート対象外となります。

システム BIOS の設定

装置のシステムBIOS設定画面に、「SATA AHCI」や「SATA RAID」のある装置は、パラメータをDisableに設 定してください。SATA接続の内蔵型光ディスクドライブを環境構築に用いる場合は、環境構築完了後に設定し てください。

FC コントローラ交換保守時の復旧手順

FCコントローラを交換した場合は、設定変更が必要となります。下記の手順で設定変更を実施してください。

FCゾーニングの設定

必要に応じて、交換後のFCコントローラのWWPNを確認し、「2.4.2 FCゾーニングの設定」を参照し、設 定変更してください。

iStorage Mシリーズの設定

交換後のFCコントローラのWWPNを確認し、「3.1.5 LDセットへのサーバ(WWN)の関連付け」を参照 し、設定変更してください。

FCコントローラの設定

4.3FCコントローラの設定

(R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1Eの場合)」または、

4.4FCコントローラの設定(D120hの場合)」を参照し、再設定してください。

FCパス冗長化の確認

設定変更完了後、「6.2 FCパス冗長化の確認について」を参照し、FCパス冗長化の確認をおこなってくだ さい。

複数ストレージの接続について

FC SANブートをおこなうFCコントローラのポート配下にはFCスイッチ経由で複数のストレージをアクセスす

昔の8G / 16Gの混載不可から来た記載で不要な制

限の認識です。

iStorage-T シリーズとの接続のため、HBAの混載が 発生するため、削除するつもりです。

IT基盤 前田

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 94 るよう接続することはできません。FC SANブートをおこなうポートとは別のポートからのみ複数ストレージをアク セスする構成にしてください。

N8190-158A / 164の片側のPortをFC SANブート用に使用して、もう片側のPortを複数ストレージアクセス に使用することは可能です。

ストレージの性能と格納 OS 数について

1ストレージにつき利用するOS数については構築担当部門の責任において、事前に使用されるストレージ性 能を考慮のうえ見積もりを実施してください。

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 96

OS のメモリダンプについて

サーバの起動時にOSブートパス(冗長含む)に問題が発生している場合、そのパスが運用中(OSブート処理 時含む)に正常になっても、メモリダンプが正常に採取できないことがあります。

Windows Server OSの場合

ページファイルが格納されているLDへの接続パスの中の1パスがダンプ取得に使用されます。但し、ダンプ 採取中に該当パスにFCパス障害が発生した場合は、ダンプの採取はできません。

OS インストール時の冗長パス結線について

Windowsやインストール時にサーバとiStorage間のパスを冗長化している場合、OSのインストールが失敗

します。冗長化構成を解除してインストールを行ってください。但しVMware ESXをインストールする際には、

冗長パス構成であっても問題ありません。

サーバ側の個々の FC ポートについて、ストレージへ到達するパスが複数存在する構成では パス障害が発生した際にダンプ採取できない場合があります。

ダンプ採取が確実に実施できるように、ストレージへ到達するパスはサーバ側の FC ポートそ れぞれに対して 1 パスになるように構成してください。

iStorage サーバ

FCスイッチ サーバ

FCスイッチ

iStorage

ページングファイルは、OSブートに使用しているFCポートからアクセス可能なLDに設定してくださ

い。それ以外のLDに設定した場合、メモリダンプが正常に採取できないことがあります。

Data Data

OS

ページング ファイル

iStorage

サーバ

ページング ファイル

ページング ファイル

8.3 SPS

StoragePathSavior のバージョンについて

本文書の記載内容に対応しているStoragePathSaviorのバージョンは、下記のとおりです(2018年5月現 在)。

 iStorage StoragePathSavior for Windows :Ver. 7.2

 iStorage StoragePathSavior for VMware :Ver. 2.4

 iStorage StoragePathSavior for Linux :Ver. 6.7

SPS が導入された Windows のブートデバイス変更について

SPS導入済みのWindowsで、ストレージ側のアクセスコントロールによるブートデバイスを変更する場合、必 ずサーバを電源OFFの状態にしてから実施してください。

サーバが電源ONの状態で実施すると、OSでSTOPエラーが発生します。

なお、冗長パス構成を変更した場合など、OSのデバイスを新規デバイスとして認識した際に、OSからサーバ の再起動を要求される場合があります。

業務等の運用は、パス構成の変更を確認し、OSのデバイスが正しく認識されていることを確認した後で、開 始してください。

SPS の設定について

(DeploymentManagerを用いたディスク複製インストールの場合)

Windows版SPSでは、ひな形で行っているパスプライオリティなどの設定は初期化されます。

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 98

9 付録

9.1 FC コントローラの WWPN/WWNN 確認方法

IEEE アドレスラベルからの確認

FCコントローラにはFCポートのIEEEアドレスが記載されたラベルが張り付けられています。このIEEEアド レスの頭に“1000”を付けた16桁の値がWWPNに、頭に“2000”を付けた値がWWNN となります。N8190-158Aの場合、Port0のWWPN/WWNNの値(16進数)に1を足した値がPort1のWWPN/WWNNとなりま す。

IEEE アドレス(Port 0)

N8190-157A / -158AIEEEアドレスラベル位置

IEEE アドレス(Port 0)

N8190-163 / -164 / -171 / 172IEEEアドレスラベル位置

WWPNアドレスラベルからの確認(N8190-157Aのみ)

N8190-157Aはブラケットに貼られているWWPNラベルからWWPNアドレスを確認することができます。また

WWPNアドレスの最初の“1000”を“2000”に置き換えた値がWWNNとなります。

WWPNアドレス

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 100

BIOS メニューからの確認

FCコントローラが実装されている場合は、サーバBIOSの設定をおこなうことで BIOSメニューから

WWPN/WWNNを確認できます。サーバBIOSの設定手順は4.2項を参照してください。

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1Eの場合

(1) サーバ起動時に<F9>キーを押してSystem Setup画面を表示させます。

(2) BIOSセットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にある[デバイス名]を選択します。

[BIOS設定画面]

→[ システム構成 ]

→[デバイス名]

サーバから認識できるUEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、確認をおこ なうFCポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

型番 表示名

N8190-163 HPE SN1200E2P 16Gb 1p FC HBA-FC N8190-164 HPE SN1200E2P 16Gb 2p FC HBA-FC N8190-171 HPE SN1200E2P 32Gb 1p FC HBA-FC N8190-172 HPE SN1200E2P 32Gb 2p FC HBA-FC

Node Nameの右側に選択されたポートのWWNNが表示されます。(WWNNの先頭の「2000」を

「1000」に置き換えた値がWWPNになります)。なおN8190-164で「Func#」が「00」の場合はPort 0、

「01」はPort 1となります。

(5) <ESC>を押してUEFIデバイス一覧に戻って、残りのアダプタやポートのWWPN / WWNNを確認してく ださい。

D120h の場合

サーバ起動時に<Del>キーを押してSystem Setup画面を表示させます。

BIOSセットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にある[ UEFI Driver

Configuration]を選択します。

[BIOS設定画面]

⇒[ Advanced ]

[ UEFI Driver Configuration ]

サーバから認識できるUEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、確認をおこ なうFCポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

下記の画面で選択したポートのNode NameにWWNNが表示されます。頭の「2000」を「1000」に置き 換えた値がWWPNとなります。N8190-158Aの場合、「Func#」が00がPort 0、01がPort 1となりま す。

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable]

Scan for Fibre Devices

Add Boot Devices

Delete Boot Device

Change Boot Device Order

Configure HBA and Boot Parameters

Set Emulex Adapter to Default Settings

Display Adapter Info

<ESC>を押してUEFIデバイス一覧に戻って、残りのポートのWWPN / WWNNを確認してください。

<ESC>を2回押して、デバイス選択まで戻り、他のアダプターも確認します。

型番 表示名

N8190-157A LPe16000B

N8190-158A LPe16002B

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 102

9.2 FC コントローラの FW バージョン確認方法

BIOSメニューからFCコントローラのFWバージョンを確認できます。4.2 項を参照して事前にサーバBIOS の設定を実施してください。

R120h-2M / R120h-1M / R120h-2E / R120h-1E の場合

(1) サーバ起動時に<F9>キーを押してSystem Setup画面を表示させます。

(2) BIOSセットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にある[デバイス名]を選択します。

[BIOS設定画面]

→[ システム構成 ]

→[デバイス名]

サーバから認識できるUEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、確認をおこ なうFCポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

型番 表示名

N8190-163 HPE SN1200E2P 16Gb 1p FC HBA-FC N8190-164 HPE SN1200E2P 16Gb 2p FC HBA-FC N8190-171 HPE SN1200E2P 32Gb 1p FC HBA-FC N8190-172 HPE SN1200E2P 32Gb 2p FC HBA-FC

(3) 「Display Adapter Info」を選択し<Enter>を押して、ポート情報を表示させます。

(4) 「Firmware」の右に表示された値がFWバージョンとなります。

日本電気株式会社 第5– 2018年 9月 104

D120h の場合

サーバ起動時に<Del>キーを押してSystem Setup画面を表示させます。

BIOSセットアップユーティリティーが立ち上がりましたら、下記の場所にある[ UEFI Driver

Configuration]を選択します。

[BIOS設定画面]

⇒[ Advanced ]

[ UEFI Driver Configuration ]

サーバから認識できるUEFI ドライバーがロードされたデバイス一覧が表示されますので、確認をおこ なうFCポートを選択してください。各型番と表示名の対応は下記となります。

「Display Adapter Info」を選択し<Enter>を押して、ポート情報を表示させます。

001: LPe12002-M8-N PCIe2.5Gb/s , x8

LPe12002-M8-N Node Name : 20000090FA211128 Seg#: 000 Bus#: 40 Dev#: 00 Func#: 00

RECONNECT DEVICES

Set Boot from SAN [Disable]

Scan for Fibre Devices

Add Boot Devices

Delete Boot Device

Change Boot Device Order

Configure HBA and Boot Parameters

Set Emulex Adapter to Default Settings

Display Adapter Info

「Firmware」もしくは「FW」の右に表示された値がFWバージョンとなります。

Go to Configuration Main Menu

Segment # : 00

Bus # : 40

Device # : 00

Function # : 00

HBA Status : Ready Boot from SAN : Disabled Link Speed : NA

Topology : Auto Loop First Firmware : US2.01A12 EFI Boot : 4.13a10

型番 表示名

N8190-157A LPe16000B

N8190-158A LPe16002B