四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト - 遍路文化の継承、広がりを願って -
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(2) 四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト 歌. 四国に八十八ヶ所の霊場札所を巡拝する遍路道が在る。 空海が開いたとされ、1200 年余、お遍路さん、地元の人達によって脈々と今に受け継 がれている。 「お接待」と「循環性」という祈りのカタチを体現した文化は世界でも稀である。 この四国全域 1400km の遍路道の 89 ヶ所に、歩きお遍路さんのための休憩、仮眠が できる「ヘンロ小屋」をボランティアで造っていくプロジェクト。 2001 年から 10 数年をかける予定である。 小屋は地域の様々な人達と共に、つくる過程も大切にする。 また小屋の設計にはその地域の風土、伝統文化、建築文化、空海の思想を多少なりと も表現し、より良い風景を創出する。 小屋づくりによって、人と人、人と自然のふれ合いや支え合いの深まりを願ってい る。また四国の遍路文化継承と広がりの一助になればと考える。 次ページからの写真は 2009 年 5 月から 2009 年 11 月までに完成した 4 棟の小屋。. 小屋造りのコンセプト ・小屋を手段に人を主に、より良い風景を創出 ・子供から年配者まで多くの人々の参加 ・建築する土地の地域性を生かす ・地域の人々のボランティアによる ・地産地継 空間・デザイン ・人、自然とのコミュニケーションを重視した空間構成 ・いい気が流れ、元気をもたらす空間構成 ・物語性を構築 ・光、風、水、土等との一体感を演出 空海 ・思想を空間に置換 ・空海ゆかりの物語をカタチに ・生誕の地(善通寺)、聖地(高野山)への意識. ( 164 ). -73-.
(3) 文学・芸術・文化 21巻 2 号 2010.3. ヘンロ小屋 34 号 久万高原 四国の軽井沢と言われる高原に建つ 地元の信用金庫の資金援助と商工会議所・町の 協力によって造られた. -72-. ( 165 ).
(4) 四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト 歌. ヘンロ小屋 35 号 土佐清水 地元商工会議所の女性会が寄付を集め建築資金に デザインは土佐清水市花の椿 「木組は人組」間伐の木は人のメタファー. ( 166 ). -71-.
(5) 文学・芸術・文化 21巻 2 号 2010.3. ヘンロ小屋 36 号 神山 恵まれた風景を小屋の空間に融合 眺望を最大限に生かした空間のつくり 神鳥?が舞い降り、飛び立つイメージ。一時の休憩を. -70-. ( 167 ).
(6) 四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト 歌. ヘンロ小屋 37 号 法皇 柱は支え合いの精神を表現したカタチ 風景に溶け込みながら景観に焦点を造る さらに地域の人のこころのポイントに. ( 168 ). -69-.
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