形声文字に着目した教材作成と学習方法についての考察
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(2) [2、工. け、グループ内における系列化される同音異字. 2−1で、形声文字に着目した漢字指導の体験か. 数、異音数から、音記号としての記号性の作用. ら本研究に取り組むきっかけを紹介し、2−2では、. の高さについて分析した。. 先行研究の音符による分類では、常用漢字で学習. 圧6,1. しない音符があること、音符としての音と漢字と. 6−1で初級段階の漢字学習について述べた。基. しての音との問にずれがあることをあげ、教材化. 礎的な漢字の定着の度合いがその後に学習する漢. するうえでの問題点について述べた。. 字理解に強く影響するものであるため、初級段階. [3.]. では個々の漢字について音・義・形の理解を確実. 3−1では、本研究の漢字のグループ化の手順. に行う必要がある。. について述べた。. 6−2で、造字成分に共通する音記号を含む. 音符とされている造字成分と学習対象とな. 漢字学習における漢字配列について考察し、. る漢字との関係について、あらためて検証する. 6−3で、音記号によってグループされたものをど. 必要性があることから、本研究では、音符をも. のように教材化し、どのような学習が進めていけ. とに漢字をグループ化するのではなく、現在通. るか例を提示し、述べた。. 用している漢字について、原則として意符をの. 音記号によるグループ化された漢字をもとにし. ぞいた造字成分の字形的な共通性をもとに漢字. た学習では、音と音記号の関係性を示す情報規則. のグループ化を行った。本稿では、音を表す共. の習得がもっとも必要なものであり、そのための. 通する造字成分をr音記号」と定義する。. 学習活動は、音を聞き、音符号を認識することを. 3−2では、共通する音記号が一種類の音をもつ. 中心としたものが有効であると考えられる。学習. グループ群を示した。各グループに含まれる漢字. 対象となっている漢字語彙を連携して、音として. は同音異字の関係にあり、漢字習得に音記号の記. 提示することにより、同音を含む連携する漢字語. 号的作用を生かすことが可能であると考えられる。. 彙からの漢字理解、また、語彙相互のより明確な. [4.1. 意味の認識が行えるのではないだろうか。. 本稿において、漢字グループ化をどのような基. [7.]. 準で行ったかについて、字形と音に関わる基準、. 本稿のまとめとして、音記号をもとに学習でき. 字形に関わる基準、音に関わる基準について述べ. る漢字について、グループ・漢字数、記号の原則. た。本稿では漢字の字形・音に関して、原則とし. の適応されやすい場面から整理した。また、教材、. て使用した辞書に基づいてグループ化を行った。. 学習法に関しては、r聞く」活動を取り入れること. [5.工. が有効であると考えられる。. 共通する音記号が複数の音を表す漢字グル ープについて次の三つのグループ群に分けて表 を提示し、分析を行った。. 共通する音記号が二種類の音(清音・濁音) を表すグループ群、二種類の異音を表すグルー. 主任指導教員 鈴木 敏雄. プ群、三種類以上の異音をもつグループ群に分. 指導教員 鈴木 敏雄. _245一.
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