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奉祝歌 (創立三十周年紀念)

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Academic year: 2021

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文 毒 事 欄

虫の聾聞きつ

L

あれば向つ峯に月は寂けく浮ぴ出でたり

f

紳垣に御代安かれと祈るこそ我が園民の誠たりけれ

大君の御代をし障る榊桓や豊葦原は浦安の園

和みゆく臼の御光を浴び

9

L

も興亜奉公日に汗を流せり

天地のみととかし

ζ

み祈りけりさかゆる園の年な迎へて

滝月夜ほのかに香ふ梅闘にひとりし件てば心ふるへね

とぞ逝きし母を思へば海野の露けきなかに虫の聾する

寂かたる麓路ゆけば山川の流れがくだく十五夜の月

端居して庭にむかへば草むらにとり

E

りに鳴︿秋虫の聾

石切場に毘夏日てれば撃っかふゆ

a a

しき屑の肉付きを見つ

すだれ取る秋も来にけりとの年も無得に過し

a A

と思ふ我か、

J

l

l

J

一 七

O

ないけれど、今、年老いた母親は何人かの 子のぼであるところのその子のおにあらゆ る看護の努力を衝けてゐる。母にして弘れ ばこの竿になってもまだ棋に心聞を掛ける 親の気持に封しても石にかぢりついても必 ず病躍を克復せねばならない ρ 祖母にすれ ば病成に苦しむ我が子の伐に、或は幼ない 孫建が無心に遊びたはなれてゐる様を見る につけても、ぞうかしてきっとなほしてや らねばならない、年老いた母に看られるそ の子、不治の病にある子を看る、その母灘 私はこの祖母と母、看る者看られる晶旬、伺 互の心中を恩ふても腸をえじられる様な苦 痛を感ぜずには居られなかった。 そ れ か ら 一 一 一 周 に 入 る と 組 出 ゅ の 献 身 的 看 護 の甲斐もあって母ぽしばら︿起きて歩るけ る位にまでなってゐた。組母も安 A M − − て 跨 郷されたのだった。 併しこうゅう般態も長︿は績かなかった 五月のやは頃になって念に病勢は悪化して いった。長い病床生活は母の体をしてすっ かり衰弱させ、加ふるに儀病を併設するに

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