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ヒト関節滑膜中のヒアルロン酸含有量とその分布に関する検討

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Academic year: 2021

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Title

ヒト関節滑膜中のヒアルロン酸含有量とその分布に関する

検討( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

篠崎, 昌人

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)乙 第1031号

Issue Date

1996-02-21

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/15239

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏名 (本籍) 学位の 種頬 学位授与番号 学位授-ノブ・日付 学位授与の要件 学位論文題【=1 審 査 委 員 篠 崎 昌 人(神奈川県) 博 士 (医学) 乙第 1031 号 平成 8 年 2 月 21日 学位規則第4条第2項該当 ヒト関節滑膜中のヒアルロン酸含有量とその分布に関する検討 (_ト査)教授 松 永 隆 信 (副査)教授 高 見 剛 教授 安 田 圭 吾 論 文 内 容 の 要 旨 ヒアルロン懐(HA)は,結合組織の構成成力として休卜如こ広く分れしており∴椚膜および関節液等に-‡二言濃度 に含有され,関節機能の維持に重要な復刊を果たしている。また,慢惟関節リウマチ(RA)においては血■ いLIA の上昇を認め,滑膜細胞の過形成やサイトカインの刺激による多量の合成によると考えられている。近年,HA と特異的な結合を示すヒアルロン懐パインディングプロテイン(IiABP)が抽出されたことにより,この‖ABP を川いたサンドイッチ・パインディンダブロティン・アッセイ法(以卜SfうA法)による血【fり-IA濃度測定法が 聞究され,RA患者血小HA濃度の測定をより附史に寺l二うことがi・J能となったが,RAの関節内の病態とLrli[LJHA 濃度のF卿系は明らかではない。 そこで小一清古は,1--‡A席/ぃけ場とされる関節椚膜ヰ丁一・術‖寺に採取し∴弓洲刷[絹地帖夜の王ト1濃J要をf王八1う上-)によ るSモミA法により測にし,軋ざ⊥㌔別の検討や,Ⅰモ八一ご上ミ省一における病態との関連について検〃するとともに,irrjじ椚膜 組織を川い,HAfうPを川いじ組織化′、ア‥染色によるHAの椚膜内のJ‖川二と比較検.りした。 対象ならびに方法 1.対象 関節手術の際に椚膜組織艮㍑灘しりた7〔り1日別のうち‥診断が確定し,かつ肝機能粧1;を.認めなかった61柾例 を対象とした。慢件関節リウマチ(IiA)群21例,変形相対節症(OA)耶22例,化膿件閲肝炎(PA)耶2例, その他半ノjおよび靭帯損傷等々外傷(¶)椚16例の4つ跡扶患椚に分耕した。 2.組織定量 沼膜は手術時に肉眼的に椚膜の増牛の強い拙廿`工か左採淑した。柚手E_‡iを測)王し,Ph()Si)hElte-buffcredpsnline (PHS)小に入れホモジナイズした後,遠心分離した上清を採1‡冥し,血中ヒアルロン椴濃度測定試柴キ・ソトによ るS王うA法により測定した。紺絹洲=日成のfiÅ濃度を,Ⅰ唱Sm川一 沼膜湿車量1g、-けこりに検算し,これを〃g /g甘付でホした。 3.組織化′羊染色 組織化学染色は,ビオチン化ⅠIABt-)によるストレプトーアビジンービオナン法で子fった。 結 果 1.滑膜疾憲別Ⅰ-IA最 滑服‖一日A量を炊忠臣に比較した。RA椚は、=与婚9/ノg///gと最も,1▲言仙を/Jミし,以卜OA椚ヤ均246,TI田 平均227,t〕A椚ヤ均179〃g/gの川fiであった。また,分丞j`の帖も=梢で,IIA群が最も帖止く分丞Jしていた。R A--(〕A群=り,R八一T=m聞では危険ネ5‰にて統【汁的1′ほノて二与E;封勺,fi∠\i「、F・の‖Åいは他の扶患椚と比較し〃急 にr:■抽呈をホした。 2.相投Ⅰ・IA量と血小CRP,RF',‖A RA症例において∴術I拘の血小CRP,リウマチ囚√L(IiI;)と∴甘膜廿HA量とのト紺系を調べた。RA,その他の 疾患椚ともにCRPとHA姑こは関連は認めなかった。また,IiFとHA量のH削こも相関は認められなかった。 143

(3)

また,RA群のうち佃1=A値を術前測定していたものは,4例のみであったがト血中IiAと滑膜中HA量を比 較検討したところ,両者には正の強い相聞関係が認められた。 3.滑脱HA量と関節破壊 RA群において,滑膜採取した関節の術前単純X線写真によって,Larsenのgrade別に分類し,関節破壊の程 度と滑膜Lr7HA量を比較検討した○平均値ではgradeVが最も高く・関節破壊の進行とともに滑膜中HA量が 高い傾向は認めたものの,統計的に有意差は認められなかった。 4.組織化学染色 組織化学染色においては,RA症例において,滑膜表層・増′比た血管周辺,リンパ球集族部に,特に強い陽性 像が目立った。しかし,緑維化の目立っ,炎症の沈静化したと考えられる部位では陽性像が減少していた。また, 陽性像の色調と,HA量との問には明確な関係はみられず,組織化学染色によるHAの定量化は困難であった。

以上の結果より,RA患者の滑膜坤=Aの上哀痛鮎凱よ摘めぞ確認きれ誹A憲若の糾HA上昇の

由来が棚における産生の元進であることが強くホ唆された。また,FIAは膝OAの治療薬としてのみでなく, 近年では,RAの治療薬としての注目も集めてる。今回の研究で明らかにしたように=Aの定量化や純の証明 はRAの病態解明の手がかりになる可能性がホされたといえ,RAの薬物治療効果と滑膜印Aの関係も,今後 追求すべき重要な課題であり-より正確な滑膜叶のモーiA量の検索法を確踊れば,より有用な術滴の治療効果判 定方法となることが考えられる。 論文審査の結果の要旨 帽者篠崎冒人は,閲節リウマチ患者の滑膜斗ヒ7ルロン酸が一上汁していることを佃て明らかにした。こ の知見はリウマチ学の進射こ寄与すること大であると認める。 ■-■・・- ■ - -・・---- ■ ____■▼一一---一--一-一一----一---一一---一---一一 ∴ _■・-・--■・ - -・一■・-・---・■・■-■・ ・▼l,■ [主論文公表誌] ヒト関節滑膜中のヒアルロン酸含有墨とその分布に関する検討 平成7年11月発行 岐阜人医紀 43(6)‥7師757 144

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