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Lesson1 表作成の基本操作 Excelは表計算を行うためのアプリケーションです この計算機能を使用するためには セルと呼ばれるマス目にデータや数式を入力して 表を作成する必要があります 作成した表は 文字のフォント フォントサイズ 罫線 セルの背景色などの書式を設定して 表の体裁を整えることも

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Lesson

1

表 作 成 の 基 本 操 作 

2

Lesson

2

表 を 見 や す く 使 い や す く す る 編 集 操 作 

00

Lesson

3

数 式 ・ 関 数 を 活 用 し た 集 計 表 の 作 成 

00

Lesson

4

表 示 形 式 や 関 数 を 活 用 し た 表 の 作 成 

00

Lesson

5

複 数 の ワ ー ク シ ー ト を 活 用 す る 操 作 

00

C h a p t e r

1

表 の 作 成 ・ 編 集

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L e s s o n

1

表 作 成 の 基 本 操 作

Excelは表計算を行うためのアプリケーションです。この計算機能を使用するためには、 セルと呼ばれるマス目にデータや数式を入力して、表を作成する必要があります。作成 した表は、文字のフォント・フォントサイズ、罫線、セルの背景色などの書式を設定して、 表の体裁を整えることもできます。ここでは、表作成の基本となる操作を学習します。

■表作成のポイント

・表を作成する前に、行/列の構成や項目名、必要なデータなど、表全体のおおまかな 完成イメージを決めておきます。表の構成を考える際、「商品名」「価格」などの項目 名は「列」、1 件ずつ追加するデータは「行」に割り当てるとよいでしょう。 ・Excel では、セルに入力したデータを数式で計算することができます。データを入力 する項目と数式で求める項目を使い分けましょう。 ・データの種類(文字や数値、日付)によって、セルへの入力方法が少し異なります。デー タの特性を理解して、効率よくデータを入力しましょう。 ・罫線やセルの色などの書式は、文字や数値をひととおり入力したあとに設定しましょ う。表全体のイメージを確認しながら、表の体裁を整えることができます。全体のバ ランスに注意し、過度な装飾は避けます。

こ の レ ッ ス ン の ポ イ ン ト

完成例(ファイル名:焼き菓子売上 .xlsx) □□オートフィル □□数式 □□セル参照 □□ SUM 関数 □□引数 □□フォント・フォント サイズ □□太字・斜体・下線 □□罫線 □□セルの背景色 □□セル内のデータの 配置 □□ 3 桁区切り Keyword

1 . 1

新 規 ブ ッ ク を 作 成 す る

1 . 2

文 字 や 数 値 を 入 力 す る

1 . 3

ブ ッ ク を 保 存 す る

1 . 4

数 式 を 入 力 す る

1 . 5

関 数 で 合 計 を 求 め る

1 . 6

表 の 体 裁 を 整 え る

(3)

Excel では、ファイルのことを「ブック」と呼びます。Excel を起動すると新規ブックが 開き、マス目で区切られたシートが表示されます。このシートを「ワークシート」を呼び、 初期設定では1つのブックに3枚のワークシートが用意されています。また、ワークシー トのマス目を「セル」と呼び、Excel ではセルに文字や数値、数式などを入力して表を作 成します。 ●Excelの起動 Excel を起動するときは、次のように操作します。 1.[スタート]ボタンをクリックし、[スタート]メニューを表示します。 2.[ す べ て の プ ロ グ ラ ム ]を ポ イ ン ト し、[MicrosoftOffice]を ク リ ッ ク し て [MicrosoftOfficeExcel2007]をクリックします。 3.Excelが起動し、Excelのウィンドウが表示されます。 ●表作成の流れ Excel で表を作成するときの基本的な流れは、次のようになります。

データの入力

文字や数値を入力します。

ブックの保存

ブックに名前を付けて保存します。

数式の作成

合計や平均などの計算式を入力します。

表の編集

罫線やセルの色、データの配置などを設定して、表の体裁を整えます。

上書き保存

ブックを更新保存します。

1 . 1

新 規 ブ ッ ク を 作 成 す る

Excelのウィンドウが表 示されている状態で、別 の新規ブックを作成した い場合は、 Officeボ タンをクリックし、[新規 作成]をクリックします。 [新しいブック]ダイアロ グボックスで、作成する テンプレートを選択して [作成]をクリックします。 新規ブックの作成 表を作成しているときは、 こまめに上書き保存しま しょう。何らかのトラブ ルでExcelが強制終了し ても、保存しておけば安 心です。 上書き保存について 表を印刷するときは、印刷 プレビューを確認してから 実行しましょう(Lesson2 「2.6ページレイアウトを 設定する」参照)。表のデー タを基に、いろいろな種 類のグラフを作成するこ ともできます(「2章グラ フの作成」参照)。 表の利用

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表を作成するには、まず表に必要な文字や数値をセルごとに入力します。目的のセルに カーソルを移動したあと、データを入力して確定すると、文字列はセル内で左詰め、数 値や日付は右詰めで表示されます。また、連続データは、オートフィルを使うと効率よ く入力できます。 ●データを入力する前に データ入力に必要な名称を次の画面で確認しておきましょう。

1 . 2

文 字 や 数 値 を 入 力 す る

行番号:行を表す番号 列番号:列の位置を表す番号 名前ボックス:アクティブセルのセル番地が表示される 数式バー:アクティブセルに入力しているデータや数式が表示される アクティブセル:選択中で操作対象になるセル フィルハンドル:ドラッグすると、連続データを入力したり、数式をコピーしたりす ることができる ●文字や数値の入力 漢字やひらがなを入力するときは日本語入力システムをオン( )、数値を入力すると きはオフ( )にしておきます。日本語入力システムのオン/オフを切り替えるには、 半角 / 全角キーを押します。オン/オフの状態は、言語バーで確認しましょう。 また、日本語入力システムがオンのときは、文字の確定とセル入力の確定のために、 gを 2 回押す必要があります。 1.次の画面を参考に、文字や数値を入力します。 言語バー 「セル番地」とは、列番頭 と行番号で表したセルの 位置のことです。 セル番地 確定後、入力したデータ の一部を修正するには、 目的のセルをダブルク リックしてセル内にカー ソルを表示して、修正し ます。 データの修正

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●日付の入力 スラッシュ(/)またはハイフン(-)で区切られた数値データは、自動的に日付データと して入力されます。ここでは、セルD1に「日付」と入力したあと、セルE1に「4月25日」 を入力します。 1.セルD1に日付と入力します。 2.セルE1に4/25と入力し、gを押します。 3.「4月25日」と表示されます。 ●連続データの入力 オートフィルを使って、ここではセル A4 ~ A8 に「Y-01」から「Y-05」までを順に入力 しましょう。 1.セルA4にY-01と入力後、再度セルA4をクリックします。 2. セル A4 の右下にあるフィルハンドルをポイントし、マウスポインタの形が+に変 わったらセル A8 までドラッグします。 3.セルA5 ~ A8に「Y-02」から「Y-05」が入力されます。 数値だけが入力されている単一のセルを基にオートフィルを使うと、同じ数値が入力されます。オートフィル の操作後に表示される[オートフィルオプション]ボタンをクリックし、一覧から[連続データ]をクリックする と、連続した値に変更できます。また、書式のみ、書式なしのコピーも選択できます。 gで確定すると、初期設定ではアクティブセルは下のセルに移動します。g の代わりに t を使うと、ア クティブセルは右のセルに移動します。項目名だけ、横方向にまとめて入力したいときは、t で確定すると 便利です。 データをまとめて複数のセルに入力する場合は、あらかじめ入力するセルを範囲選択してから入力するとよい でしょう。データを入力して g を押すと、選択範囲内で次のセルに移動するので、効率よく入力できます。 活 用 活 用 「4/25」のように、入力し たまま表示するには、デー タの先頭に「'(シングル クォーテーション)」を付 けて入力します。入力し たデータは文字列として 扱われます。 そのまま表示するには オートフィルでは、日付 や時刻などの規則性のあ る値や、「1班」のように 文字列と数値を組み合わ せた値の連続データを入 力できます。 入力できる連続データ 書式なしコピー 書式のみコピー 連続データ

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●上書き保存 一度保存したブックに編集を加えたあと、上書き保存して更新する場合は、クイックア クセスツールバーの [上書き保存]ボタンをクリックします。操作ミスや停電など予 期せぬトラブルでブックが失われることもあるので、こまめに上書き保存する習慣を身 に付けましょう。 ●ブックを閉じる Excel を起動したまま、開いているブックだけを閉じる場合は、Office ボタンをクリッ クし、[閉じる]をクリックします。 Excel を終了する場合は、画面右上の 閉じるボタンをクリックします。 ●ブックを開く 保存したブックを開く場合は、Office ボタンをクリックし、[開く]をクリックします。 [ファイルを開く]ダイアログボックスで保存したフォルダを指定して、一覧から開きた いブックを選択して[開く]をクリックします。 作成したブックには、わかりやすい名前を付けて保存します。Excel の初期設定では、 作成したファイルは[ドキュメント]というフォルダに保存されます。 ●ブックの保存 ここでは、[ドキュメント]フォルダに、「IT-Excel2007」というフォルダを作成し、「焼 き菓子売上」というファイル名で保存します。 1. Office ボタンをクリックし、[名前を付けて保存]をクリックします。 2.[名前を付けて保存]ダイアログボックスのファイルの保存先が[ドキュメント]に なっていることを確認し、 [新しいフォルダ]ボタンをクリックしま す()。 3.IT-Excel2007 と入力して g を押すと、[IT-Excel2007]フォルダが作成され、 開かれた状態になります()。 4.[ファイル名]ボックスに焼き菓子売上と入力して、[保存]をクリックします(❸)。 5.ファイルが[IT-Excel2007]フォルダに「焼き菓子売上」という名前で保存されます。

1 . 3

ブ ッ ク を 保 存 す る

ファイルは、作成した内 容ごとにフォルダを作成 し、その中に分類してい きます。すぐに保存先が わかって効率的に作業が できます。 ファイルの管理 ファイルの保存先が[ド キュメント]になっていな い場合は、[お気に入りリ ンク]の[ドキュメント]を クリックします。 ファイルの保存先 クイックアクセスツール バーは、Officeボタンの 右上にあります。 ツールバー

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ブックを配布する場合は、配布先の相手が開くことのできるファイル形式で保存する必要があります。配布先 の環境が Excel2007 でない場合、Excel2003 などの旧バージョンのファイル形式または AdobeReader で表示できる PDF 形式にするなど、相手に合わせた形で保存しましょう。 計算式などを変更されたくない場合は、PDF 形式に保存して相手に配布すると、内容を改ざんされず、セキュ リティの面でも役立つでしょう。 ●Excel97-2003ブックとして保存する 1.Office ボタンをクリックし、[名前を付けて保存]をポイントして、[Excel97-2003 ブック]をクリック します。 2.[名前を付けて保存]ダイアログボックスで、ファイルの保存先とファイル名を指定し、[ファイルの種類] ボックスに[Excel97-2003 ブック]と表示されていることを確認して、[保存]をクリックします。 3.[MicrosoftOfficeExcel-互換性チェック]ダイアログボックスが表示された場合は、内容を確認して[続 行]をクリックします。 ※ Excel2007 の新機能を使用して設定した書式やレイアウトは、正しい表示や編集ができない場合があり ます。また、この形式で保存したファイルは、次に開くとタイトルバーのファイル名の後ろに[互換モード] と表示されます。 ●PDF形式で保存する 1.Officeボタンをクリックし、[名前を付けて保存]をポイントして、[PDFまたはXPS]をクリックします。 ※メニューに[PDF または XPS]が表示されない場合は、[他のファイル形式用のアドインを探す]をクリック します。Excel のヘルプが表示されるので、画面の指示にしたがって「アドイン」という Excel に機能を追加 するプログラムを Microsoft の Web サイトからダウンロードしてインストールします。 2.[PDF または XPS 形式で発行]ダイアログボックスで、ファイルの保存先とファイル名を指定し、[ファイ ルの種類]ボックスに[PDF]と表示されていることを確認して、[発行]をクリックします。 活 用

1 . 4

数 式 を 入 力 す る

数式を使うと、セルに入力したデータを含めて、いろいろな計算をすることができます。 Excel は等号(=)で始まるデータを数式として認識します。セルに入力している数値 を計算するには、「= B3+C3」のようにセル番地で指定します。このように、計算に数 値ではなく、直接セル番地を指定することを「セル参照」といいます。セル参照を使った 数式は、参照するセルの値が変わると自動的に再計算され、計算結果が更新されます。 またコピーすると、コピー先に合わせてセル参照が調整されるので、セルごとに数式を 入力する手間を省くことができます。 数式の入力には、次の演 算子を使用します。 + 足し算 - 引き算 * 掛け算 / 割り算 四則演算子

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●セル参照を使用した数式の入力 ここでは、「価格」と「数量」を掛けて「金額」を求める数式を入力します。 1.セルE4に「=」と入力します。 2. セル C4 をクリックします。セル E4 に「= C4」と表示され、セル C4 が点滅する点 線で囲まれます。 3.「*」を入力し、セルD4をクリックします。 4.セルE4と数式バーに「=C4*D4」と表示されたことを確認し、gを押します。 5.セルE4に計算結果が表示されます。 ●数式のコピー セル参照を使用した数式をコピーすると、数式と参照するセルとの相対的な位置関係が 保たれた状態で、セル参照が自動的に更新されます。ここでは、オートフィルを使って、 セル E4 に入力した数式をセル E5 ~ E8 にコピーします。 1.セルE4をクリックします。 2. セル E4 の右下にあるフィルハンドルをポイントし、マウスポインタの形が+に変 わったらセル E8 までドラッグします。 3.セルE5 ~ E8に数式がコピーされ、計算結果が表示されます。 数式の入力されたセルをダブルクリックすると、数式の参照先のセルが色付きの枠で表示されます。数式が誤っ ていないかどうかを確認する 1 つの手段にもなるので覚えておきましょう。 また、入力した数式を修正するには、次のような方法があります。 ・目的のセルをダブルクリックし、セル内にカーソルが表示されたら数式を修正して、g を押します。 ・目的のセルを選択し、数式バー内をクリックします。数式バー内にカーソルが表示されたら数式を修正して、 活 用 セル番地を直接入力する こともできます。その際、 たとえば「=C」と入力する と「C」で始まる関数の一覧 が表示されます(Lesson3 「3.3最大値・最小値を求 める」参照)。セル番地を 入力するときは、そのま ま続きを入力します。 セル参照の入力 数式を入力したセルには、 計算結果が表示されます。 数式を確認するには、目 的のセルを選択して、数 式バーで確認します。 数式の確認 セル参照には「相対参照」 や「絶対参照」などの種類 があり、ここで紹介して いるのは相対参照です。 詳細についてはLesson3 「3.1 相対参照と絶対参 照」参照。 セル参照の種類

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1 . 5

関 数 で 合 計 を 求 め る

Excel には、いろいろな計算やデータ処理を効率よく行うための「関数」という機能があ ります。ここでは、合計を求めるSUM関数を使って説明します。 ●関数とは Excel には 300 以上の関数があり、関数ごとに特定の計算やデータ処理が定義されて います。ここで説明する SUM 関数は合計を求める関数です。数式に「= SUM(B3: D4)」と指定すると、セル B3 ~ D4 の値の合計を求めます。 ●関数の書式 関数を使用するには、「=」に続けて関数名と引数を半角で入力します。引数には、関数 の処理に必要な値やセル、セル範囲、文字列などを指定して、全体を「()」で囲みます。  = SUM(B3:D4)   関数名  引数 ●SUM関数の入力 関数の入力方法は何とおりもありますが、SUM 関数は[ホーム]タブの [合計]ボタ ンを使うと簡単に入力できます。ここではセル D10 に「合計金額」と入力したあと、 [合計]ボタンを使って、セル E10 に「金額」の合計を求めましょう。 1.セルD10に合計金額と入力します。 2. セル E10 をクリックし、[ホーム]タブの [合計]ボタンをクリックします。 SUM 関数の数式が表示され、計算対象のセル範囲に点滅する点線が表示されます。 3.セルE4 ~ E8をドラッグして、計算対象のセル範囲を修正します。 4.SUM 関数の数式が正しいことを確認して、g を押して確定します。 [合計]ボ タンを再度クリックしても、数式を確定できます。 5.セルE10の合計が求められます。 平均はAVERAGE関数を 使用します。最大値や最 小値などを求める関数も あります。詳細について はLesson3「3.1 相対参 照と絶対参照」参照。 統計関数 引数の内容は、関数によっ て異なります。関数ごと に決められた書式に従っ て指定します。 関数の引数 [合計]ボタンを使っ て SUM 関数を自動入力 できます。[数式]タブの [合計]ボタ ンでも、同様に SUM 関 数を入力できます。 [合計]ボタン ・数式を直接入力する ・[数式]タブの[関数ライ ブラリ]を使う (Lesson3「3.4端数 を四捨五入する」参照) その他の入力方法

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活 用 [合計]ボタンを使うと、複数のセルにまとめて数式を入力できます。次のように複数のセルを範囲選択し た状態で [合計]ボタンをクリックすると、選択したそれぞれのセルに SUM 関数の数式が入力され、合計 の値が表示されます。 縦横の合計をまとめて求めるときは、次のように計算対象の数値を含めて選択した状態で、 [合計]ボタン をクリックします。 活 用 数式で参照しているセルやセル範囲は、マウス操作で変更することもできます。セルをダブルクリックして数 式を編集可能な状態にすると、参照しているセルやセル範囲に色付きの枠が表示されます。参照するセル範囲 を変更するには、枠の隅をポイントして、マウスポインタの形が や に変わったら、ドラッグします。修 正が済んだら、g を押して確定します。 表の体裁を整えるには、文字を強調したり、セルに罫線や色などを設定します。文字を 強調したいときは、フォント(文字の書体)やフォントサイズ(文字の大きさ)を変更し ます。太字斜体下線、フォントの色なども設定できます。 表をわかりやすくするには、罫線セルの背景色などの書式を設定し、セル内のデータ の配置を整えます。たとえば表の見出しを目立たせるには、セルに色を付けて、セルの 中央に文字を配置します。また、数量や金額などの数値データを3桁区切りで表示した り、先頭に「¥」(通貨記号)を付けたりします。 ●フォントとフォントサイズの設定 ここでは、セル A1 の文字のフォントを「HG 丸ゴシック M-PRO」、フォントサイズを 「14」ポイントに設定します。 1.セルA1をクリックします。 2.[ホーム]タブの [フォント]ボックスの▼をクリックし、一覧から[HG 丸ゴシック M-PRO]をクリックします。フォントが変更されます。 3.[ホーム]タブの [フォントサイズ]ボックスの▼をクリックし、一覧から[14]を クリックします。フォントサイズが変更されます。

1 . 6

表 の 体 裁 を 整 え る

フォントサイズは「ポイ ント」(pt)という単位で 指定します。 フォントサイズの単位 一覧のフォントやサイズ にマウスポインタを合わ せると、選択している文 字が一時的にその内容で 表 示 さ れ、設 定 後 の イ リアルタイムプレビュー 入力や編集の操作を間 違ったときは、クイック アクセスツールバーの [元に戻す]ボタンを クリックします。クリッ クするごとに、直前に行っ た操作を1操作ずつ取り 消すことができます。 元に戻す

(11)

活 用 活 用 [フォントサイズの拡大]ボタンや [フォントサ イズの縮小]ボタンでも、文字の大きさを変更できま す。また、目的のフォントサイズが一覧にない場合、 [フォントサイズ]のボックス内をクリックし、 数値を入力して g を押します。 ●太字の設定 ここでは、セル A1 の文字を太字に設定します。 1. セル A1 をクリックし、[ホーム]タブの [太字]ボタンをクリックします。文字が 太字で表示されます。 ●斜体、下線の設定 文字を斜体にするには、同様の操作で[ホーム]タブの [斜体]ボタンをクリックしま す。下線を付けるには、[ホーム]タブの [下線]ボタンの▼をクリックし、一覧から 下線の種類を選択します。 文字の色や取り消し線など、その他の文字の書式は、次の方法で設定します。 ・文字色を設定するには、セルを選択してから[ホーム]タブの [フォントの色]ボタンの▼をクリックし、 一覧から目的の色をクリックします。 ・取り消し線や上付き、下付きを設定するには、セルを選択してから[ホーム]タブの[フォント]の右下隅にあ る [セルの書式設定:フォント]をクリックし、[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示します。[フォ ント]タブで[取り消し線][上付き][下付き]のチェックボックスをオンにして、[OK]をクリックします。 ・[セルの書式設定]ダイアログボックスの[フォント]タブを使うと、複数の書式をまとめて設定できます。ま た、[下線]ボックスの▼をクリックすると、会計用の下線も設定できます。 太字を解除するには、セ ルを選択して [太字] ボタンを再度クリックし ます。斜体や下線の解除 方法も同様です。 太字の解除

(12)

●罫線の設定 ここでは、セル A3 ~ E8 とセル D10 ~ E10 に格子罫線、セル A3 ~ E3 に下二重罫 線を設定します。 1. セル A3 ~ E8 を範囲選択したあと、c を押しながらセル D10 ~ E10 を範囲選択 します。 2.[ホーム]タブの [罫線]ボタンの▼をクリックし、一覧から[格子]をクリックし ます。選択したセル範囲に格子状の罫線が表示されます()。 3.セルA3 ~ E3を範囲選択します。 4.[ホーム]タブの[罫線]ボタンの▼をクリックし、一覧から[下二重罫線]をクリック します。選択したセル範囲の下側が二重罫線に変わります()。 複数のセル範囲を選択す るには、c を押しなが ら、2 つ目以降のセルや セル範囲を選択します。 罫線を消去するには、一 覧から[枠なし]を選択し ます。 二重線以外の線種を引い たり、線の色を変えたり することもできます。詳 細については、Lesson2 「2.5 表を見やすく演出 する」参照。 複数のセル範囲の選択 罫線の消去 いろいろな罫線

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活 用 ●セルの背景色の設定 セルに色を付けるには、塗りつぶしの色を設定します。ここではセル A3 ~ E3 とセル D10 の背景色に「テーマ」の「オレンジ、アクセント 6、白 + 基本色 60%」を設定します。 1.セルA3 ~ E3を範囲選択したあと、cを押しながらセルD10をクリックします。 2.[ホーム]タブの [塗りつぶしの色]ボタンの▼をクリックし、一覧から、「オレン ジ、アクセント 6、白 + 基本色 60%」(上から 3 番目、右端)をクリックします。選 択したセル範囲に指定した背景色が設定されます。 [テーマの色]に表示される色は、ブックに適用している「テーマ」や「テーマの色」によって変わります。テーマ とは、あらかじめ定義されたフォントや配色、図形の形式などのデザイン要素が組み合わされたもので、初期 設定では「Office」というテーマが設定されています。ブックに適用するテーマやテーマの色を変更するには、 [ページレイアウト]タブの[テーマ]ボタンや[テーマの色(配色)]ボタンを使用します。 テーマにはいろいろな書式があるので、作成した内容に合わせて、見やすくわかりやすい書式を選択しましょ う。特にモノクロで印刷する場合などは、色によっては薄くなったりするため、注意が必要です(Lesson8「8.6 印刷範囲やページ番号を設定する」参照)。 一覧の[その他の色]を選 択すると、[色の設定]ダ イアログボックスが表示 され、一覧にない色を設 定できます。 背景色を解除するには、 一覧から[塗りつぶしな し]を選択します。 色を設定する箇所は、見 出しや目立たせたいセル だけにしましょう。過度 な色設定は、煩雑な表に なり、わかりにくくなり ます。 一覧の[その他の色] 背景色の解除 色の設定

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活 用 セルのスタイル機能には、フォントやフォントサイズ、罫線、塗りつぶしなどの複数の書式がまとめられてい ます。書式設定に時間がかからず、スタイルを設定後も一部の書式を変更することもできるので、効率的に作 業できます。 定義されているスタイルをセルに適用するには、セルを選択してから[ホーム]タブの[セルのスタイル]ボタン をクリックし、一覧から目的のスタイルを選択します。 ●セル内のデータの配置 セル内のデータの配置を整えるには、[ホーム]タブの[配置]の次のボタンを使います。 ここでは、セル D1 の文字列「日付」を右詰め、セル A3 ~ E3 の項目名を中央に配置し ます。 1. セル D1 をクリックし、[ホーム]タブの [文字列を右に揃える]ボタンをクリック します。セル内で文字列が右詰めで表示されます()。 2.セルA3 ~ E3を範囲選択し、[ホーム]タブの [中央揃え]ボタンをクリックします。 各セル内で文字列が中央に表示されます()。 セル内でデータを左詰め で配置するには、同様の 操作で [文字列を左に 揃える]ボタンをクリック します。セルに収まらな い文字の処理や縦書きに ついては、Lesson2「2.4 文字を縦書きや折り返し て表示する」参照。 配置の設定 配置の設定を解除するに は、セルを選択してから 解除する配置のボタンを クリックします。 配置の設定の解除 インデントの設定(クリッ クするごとに、1文字ずつ データが移動する) セル内の縦位置の設定 セル内の横位置の設定

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活 用 ●3桁区切りや「¥」(通貨記号)の表示 ここでは、セル E4 ~ E8 とセル E10 の数値データを 3 桁ごとに「,」で区切り、セル E10 の数値には先頭に「¥」を表示します。 1.セルE4 ~ E8を範囲選択し、[ホーム]タブの [桁区切りスタイル]ボタンをクリッ クします。「,」が表示されます()。 2. セル E10 をクリックし、[ホーム]タブの [通貨表示形式]ボタンをクリックしま す。数値が「,」で区切られ、先頭に「¥」が表示されます()。 3. クイックアクセスツールバーの [上書き保存]ボタンをクリックして、ブックを上 書き保存します。 セルを選択して d を押しても、セルの背景色やデータの配置など、セルに設定されている書式は削除され ません。すべての書式をまとめて解除するには、セルを選択してから[ホーム]タブの[クリア]ボタンをクリッ クし、一覧から[書式のクリア]をクリックします。一覧の[すべてクリア]を選択すると、データもまとめて削 除できます。 3 桁区切りの数値には、 自動的に通貨の表示形式 が適用されます。元の表 示形式に戻すには、[ホー ム ]タ ブ の[ 表 示 形 式 ] ボックスの▼をクリック し、一覧から[標準]をク リックします。 表示形式の詳細について はLesson4参照。 通貨の表示形式

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入力内容を参考に、データを入力してください。 入力内容 1 セル C2 に「2 日目」、セル D2 に「3 日目」と入力しましょう。 セル A1 にフォント「HGP 創英角ゴシック UB」、フォントサイズ「16」に設定しましょ う。 セル A3 ~ G8 とセル A10 ~ B10 に格子罫線、セル A3 ~ G3 に下太罫線を設定し ましょう。 見出しと「売上合計」のセルの背景色に「テーマの色」の「アクア、アクセント 5、白 + 基本色 60%」を設定し、見出しをセルの中央に配置しましょう。 SUM 関数を使って、「合計」と「売上合計」を求めましょう。 「差額」は「売上目標-合計」を計算して求めましょう。 数値に「3桁区切り」、売上合計と差額の数値に「¥付きの3桁区切り」を設定しましょう。 [IT-Excel2007]フォルダの中に「練習問題」というフォルダを作成し、ブックを「文 化祭売上集計」という名前で保存しましょう。 2 3 4 5 6 7 8 9

練 習 問 題

ブック「E-L01-02.xlsx」を開きましょう。 1 セル D3 ~ H3 に「2 月」~「6 月」を入力しましょう。 セル A5 ~ A8 に、書式を変更せずに「No102」~「No105」を入力しましょう。 SUM 関数を使って、縦横の「合計」を一度に求めましょう。 数値データに「3 桁区切り」を設定しましょう。 見出しのセルを「テーマのセルスタイル」の「アクセント 4」に変更しましょう。 ブックを「上半期売上一覧」という名前で、問題 1 で作成した[練習問題]フォルダに Excel97-2003 ブックのファイル形式で保存しましょう。 2 3 4 5 6 7 問題

1-1

問題

1-2

スキルアップ

参照

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