ユーザーズガイド
PowerChute™ Network Shutdown v4.2
VMware
990-4595E-018
07/2016
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目次
はじめに ... 1
UPS の構成 ... 2
ネットワーク設定 ... 3
UPS 構成 オプション ... 4
Network Management Card 接続 ... 7
高度な UPS セットアップ ... 9
コンセントグループの登録 ... 11
Network Management Card の設定 ... 12
VMware の設定 ... 13 スタンドアロン VMware ホストの詳細 ... 14 vCenter Server 設定 ... 16 VMware ホスト保護 ... 18 高度な UPS 構成 ... 20 物理 UPS セットアップ 電源保護 ... 21 仮想化設定 ... 23 仮想マシン移行 ... 26 仮想マシンシャットダウン/起動 ... 31 vApp シャットダウン/起動 ... 35 仮想マシンの優先度付け ... 38 PowerChute vSphere プラグイン ... 46
Active Directory VMware の設定 ... 52
シャットダウンの設定 ... 60 UPS シャットダウン ... 61 シャットダウンコマンドファイル ... 62 高度な UPS 構成の シャットダウン設定 ... 63 SNMP 構成 ... 65 SNMPv1 の構成 ... 66
SNMP トラップの構成 ... 68 SNMP データポイント ... 70 イベントの設定 ... 77 通知 ... 78 イベント主導型コマンドファイル ... 79 シャットダウン ... 80 サーバーシャットダウンの順序付け ... 81 シャットダウンシナリオの例 ... 82 VMware:コンセントグループのない UPS ... 83 VMware:コンセントグループのある UPS ... 87 VMware シャットダウン - シングル UPS 構成 ... 91 VMware シャットダウン - HA クラスター ... 92 VMware シャットダウン - 高度な UPS 構成 ... 96 VMware シャットダウン - VM 優先度付け - シングル UPS の構成 ... 98 VMware シャットダウン - VM 優先度付け - 高度な UPS の構成 ... 99 PowerChute イベントおよびログ ... 100 設定可能なイベント ... 101 設定可能な環境イベント ... 106 設定不可イベント ... 107 設定(INI)ファイルイベント ... 112 VMware 仮想化イベント ... 115 冗長 UPS 構成において発生する重大なイベント ... 122 並列 UPS 構成において発生する重大なイベント ... 123
トラブルシューティング ... 130
Network Management Card トラブルシューティング ... 131
VMware トラブルシューティング ... 132
ブラウザーのトラブルシューティング ... 143
はじめに
PowerChuteTM
Network Shutdown(PowerChute) は、UPS Network Management Card(NMC)と連携し、 複数のコン ピューターシステムをネットワークベースでシャットダウンするソフトウェアです。 UPS に重大イベントが発生した場合、このソフトウェアは UPS のバッテリーが尽きる前に、 システムを自動で正常にシャッ トダウンします。 保護するシステムの数は、UPS の容量にのみ制約を受けます。 特定の環境で PowerChute を使用する方法の詳細については、 アプリケーション ノートを参照してください。 PowerChute インストール後、セットアップウィザードを使用して初期設定する 必要があります。これに よって、 PowerChute はシステムを保護するために UPS に発生した重大イベントを検出できるように なります。
UPS の構成
この項には、次のトピックに関する情報が含まれています。 • Network 設定
• UPS 設定オプション
• Network Management Card 接続
• 高度な UPS セットアップ
• コンセント グループの登録
• Network Management Card 設定
ネットワーク設定
PowerChute は、Network Management Card との通信に IPv4 または IPv6 を使用できます。
IPv6 サポートを利用できるのは、Network Management Card ファームウェア 6.0.X 以上のみです。
IP の選択
ご使用のコンピューターに複数の IPv4 アドレスが設定されている場合、いずれかの利用可能なアドレスを選択する必要が あります。選択した IP アドレスは NMC に登録され、NMC ユーザーインターフェイスの[設定] - [PowerChute Clients]セク ションに表示されます。IPv6 の設定
NMC との通信に IPv6 を使用している場合、マシンの各ネットワークアダプターには、通常は複数の IP アドレスが割り当てら れます。各アダプターには、1 つ以上のリンクローカルアドレスと 1 つのグローバルユニキャストアドレスが割り当てられます。 使用するアドレスを指定するには、[ユニキャスト IP アドレス]ドロップダウンボックスを使用します。このドロップダウンボック スで選択したアドレスタイプは、[Network Management Card 接続]ページで NMC に入力するアドレスタイプと一致する必 要があります。このユニキャストアドレスは NMC に登録され、NMC の[PowerChute Network Shutdown Clients]ページに 表示されます。 リンクローカルアドレスの例には、fe80::88c8:3d95:bc02:74ccなどがあります。 グローバルユニキャストアドレスの例には、2001:112:1:0:88c8:3d95:bc02:74cc などがあります。マルチキャストオプション
NMC では、各 PowerChute エージェントにユニキャストパケットを送信する代わりに、IPv6 マルチキャストへの通信パケッ ト送信がサポートされています。このオプションを使用するには、 [マルチキャスト] チェックボックスを有効にして IPv6 マル チキャストアドレスを入力します。 ここに入力するマルチキャストアドレスは、ユニキャストアドレスの代わりに NMC に登録され、NMC の[PowerChute Network Shutdown Clients]ページに表示されます。NMC は当該マルチキャストアドレスに通信パケットを送信します。リンクローカルスコープのマルチキャストアドレスの例には、FF02::1などがあります。同一物理ネットワークセグメ ント上のノードのみがマルチキャストアドレスを受信します。リンクローカルユニキャストアドレスを使用する場合、リ
UPS 構成 オプション
サポート対象 UPS 機器に関する詳細は、 アプリケーションノート 「PowerChute Network Shutdown Operating Modes and supported UPS Configurations(PowerChute Network Shutdown の動作モードおよびサポート対象 UPS 構成)」 (こちら)を参照してください。
シングル UPS 構成
並列 UPS 構成
注: 並列 UPS 構成を使用するには、ご使用の UPS 装置が並列モードで動作するように 構成済みである必要があります。 詳 細 は 、 「 Using PowerChute Network Shutdown in a Parallel-UPS Configuration ( 並 列 UPS 構 成 に お け る PowerChute Network Shutdown の使用)」アプリケーションノート(こちら)を参照してください。
高
度な UPS 構成
スタンドアロンの VMware ホストおよび vCenter Server によって管理されているホストは、高度な UPS 構成でサポートさ れます。
* Virtualization Manager Server は、vCenter Server です。
1 台の PowerChute エージェントで、 クラスタ内のすべての UPS を管理できます。各 UPS は 1 台以上の VMware ホスト を保護します。
詳細については、 「Using PowerChute Network Shutdown in an Advanced Redundant Setup (高度な冗長セットアップ における PowerChute Network Shutdown の使用)」 アプリケーションノート(こちら)を参照してください。
Network Management Card 接続
Network Management Card は、デフォルトで HTTP プロトコルを使用します。このプロトコルは、 NMC ユーザ ーインターフェイスで HTTPS に変更できます。使用中の NMC プロトコルに基づき、 PowerChute では HTTP ま たは HTTPS のいずれかを選択できます。 HTTP のデフォルトポート番号は 80、HTTPS は 443 です。NMC 側で使用中のポートを変更していない限り、 この番号は 変更しないでください。 HTTPS が有効なとき、 NMC はデフォルトで自己署名済み SSL 証明書を使用します。自己署名 済み証明書が NMC で使用中の場合、 PowerChute で NMC との通信の確立を許可するには、 [Accept Untrusted SSL Certificates(信頼されていない SSL 証明書を受け入れる)]を有効に する必要があります。
冗長および並列構成の場合、 関連するすべての NMC と通信するために、2 つ以上の IP アドレスを入力する必要があり ます。
UPS 構成とサポートされる UPS モデルの詳細については、 アプリケーションノート「PowerChute Network Shutdown Operating Modes and supported UPS Configurations (PowerChute Network Shutdown の動作モードとサポート対象 UPS 構成)」(こちら)を参照してください。
[+ Add IP Address (IP アドレスの追加)]ボタンを使用して、各 IP アドレスを追加します 。UPS 内の NMC の IP アドレス
を入力します。[OK]をクリックします。
PowerChute における NMC との信頼できる SSL 通信を容易にするために、 この信頼できる証明書ファイルをシステム Javacacerts キーストアまたは PowerChutekeystore ファイルに追加する必要があります(Java keytool.exe を使用して 実行できます。 詳細については、Java のヘルプドキュメントを参照してください)。 信頼できる証明書ファイルを cacerts キ ーストアに追加すると、PowerChute だけではなく、使用中のすべてのアプリケーションで 使用可能になります。
デフォルトでは、PowerChute-keystore ファイルは、APC\PowerChute\group1 にあります。パスワードは、「password」 です。 信頼できる証明書を追加し、その後、NMC との接続 エラーが発生する場合は、a) 証明書が期限切れ、 b) まだ有 効になっていない、または、c) 取り消された可能性があります。これらのいずれかの場合、 新しい信頼できる証明書を PowerChute サーバーに追加するか、または 新しい有効な SSL 証明書を NMC にアップロードする必要があります。 PowerChute-keystore ファイルは、 HTTPS を使用した NMC との通信が最初に試行された後でのみ存在し ます (たとえば、設定ウィザードを使用して)。このため、 サイレントインストールの場合は、信頼できる証明書を Java cacerts キーストアに追加する必要があります。 PowerChute はサービスの開始時のみ、キーストアを確認します。信頼できる証明書を追加した後、 PowerChute サービスが既に稼働している場合は、それらを再起動 する必要があります。
高度な UPS セットアップ
UPS セットアップの追加
高度な UPS 構成では、 PowerChute Network Shutdown の単一のインスタンスが複数の UPS セットアップを監視し、さ まざまな冗長性レベルに基づいて装置のグレースフル シャットダウンを開始できます。セットアップごとにシングル UPS で あっても、UPS グループであってもかまいません。シングル UPS セットアップは アイコンで表されます。UPS グループは
アイコンで表されます。
たとえば、1 つのセットアップが N+2 冗長性で構成された UPS グループで、別のセットアップが シングル UPS の場合があ ります。
セットアップウィザードの[UPS Details (UPS の詳細)]ページで、[+ Add UPS(s) (UPS の追加)]ボタンをクリックして、新し いセットアップを作成できます。
シングル UPS のセットアップを作成するには、 [Configure UPS Setup (UPS セットアップの構成)]ダイアログで、[Single
UPS (シングル UPS)]を選択します。
1. [UPS Setup Name (UPS セットアップ名)]に入力します(最大 20 ASCII 文字)。
2. [+ Add IP Address (IP アドレスの追加)]ボタンをクリックし、UPS 内の Network Management Card の IP アドレ スを入力します。[OK]をクリックします。
UPS 装置のグループのセットアップを作成するには、[UPS Group (UPS グループ)]を選択します。
1. [UPS Setup Name (UPS セットアップ名)]に入力します(最大 20 ASCII 文字)。
2. [+ Add IP Address (IP アドレスの追加)]ボタンをクリックし、UPS 内の Network Management Card の IP アドレ スを入力します。[OK]をクリックします。
3. UPS グループに追加する各 UPS 装置に対して同じ操作を繰り返します。UPS グループをセットアップするには、2 つ以上の IP アドレスが 必要です。 4. [OK]をクリックして、 グループ UPS セットアップを完了します。 必要な各 UPS セットアップに対して 同じ操作を繰り返します。UPS セットアップを編集するには、 アイコンをクリック します。IP アドレスを削除するには、 アイコンをクリックします。 NMC の IP アドレス登録完了後、[Next (次へ)]ボタ ンをクリックして続行します。 PowerChute は、高度な UPS 構成で合計 16 枚の NMC の動作を検証していますが、これを超 える枚数の NMC でも動作は可能です。
詳細については、「Using PowerChute Network Shutdown in an Advanced Redundant Setup (高度な冗長セットアップ における PowerChute Network Shutdown の使用)」アプリケーションノート(こちら)を参照してください。
コンセントグループの登録
ご使用の UPS でコンセントグループがサポートされている場合、 PowerChute がシャットダウンイベントがないか監視した り、 電源オフコマンドをそのコンセントグループに送信できるように、どのコンセントによってサーバーが電源供給されている かを指定する必要があります。
混在 UPS 環境における UPS シャットダウン動作
ご使用の VMware ホスト がコンセントグループのある UPS(SMX/SMT など)とコンセントグループのない UPS(SU/SUA など)の混在した冗長構成の UPS によって電源供給されている場合、 PowerChute は UPS の電源をオフにし、 コンセント グループ単位ではオフにしません。 ご使用の VMware ホストおよびその仮想 マシン UPS に重大イベントが発生したり、 NMC ユーザーインターフェイスなどを 介してコンセントグループにシャットダウンコマンドが送信されたりしても、保護され続けます。 これは、 同じ NMC 上で複数のコンセントグループが関連付けられたホストが存在する場合、 高度な UPS 構成にも 適用 されます。 PowerChute セットアップ - 同じ NMC 上の複数のコンセントグループに関連付けられた VMware ホスト
Network Management Card の設定
シングル、冗長、および並列 UPS 構成の場合、 PowerChute が通信する各 NMC の IP アドレスは、 [UPS
Configuration(UPS 構成)]メニューオプションの下に表示されます。
高度な UPS 構成の場合、各 UPS セットアップはメニュー項目として表示され、 PowerChute が通信する NMC の IP アド レスは 各 UPS セットアップの下に表示されます。 IP アドレスをクリックすると、その NMC に固有の UPS 情報が表示されます。 NMC に VMware ホストが関連付けられて いる場合、 このページで特定の NMC の各設定を編集できます。 この設定は、初期 PowerChute セットアップまたは [Shutdown Settings(シャットダウン設定)]画面で構成したグローバル NMC 設定 を上書きします。 表示される UPS 情報には、以下が含まれます。 • NMC IP アドレス • UPS モデル名 • UPS 構成 NMC の[Network(ネットワーク)] - [DNS] - [Configuration(設定)]にある DNS 設定ページから取得した、 NMC ホスト 名も表示されます。この名前は、 NMC の[Configuration(設定)] - [UPS General(UPS 一般)]で設定可能な UPS 名と は異なります。
[Launch(起動)]ボタンをクリックすると、NMC ユーザーインターフェイスが開きます。
VMware の設定
VMware サポートが有効な場合、 以下のオプションが表示されます。
• [Standalone VMware Host (スタンドアロン VMware ホスト)]を選択すると、vCenter Server によって管 理されていない 1 台のホストを vSphere プラグインオプションを有効にします。
• [Host managed by vCenter Server (vCenter Server によって管理されるホスト)]は、HA クラスタサポー トの場合と、 複数の VMware ホストを管理する場合に選択します。
スタンドアロン VMware ホストの詳細
仮想アプライアンスとしてデプロイされているか、または vMA にインストールされている場合、PowerChute は 入力された 認証情報を使用して直接 VMware ホストに接続し、それを シャットダウンします。 管理者ロールのあるアカウントを使用して VMware ホストに接続するように、 PowerChute を設 定する必要があります。これは、ローカル ユーザーアカウントの場合もあれば、「ESX Admins」ド メインセキュリティーグループ のメンバーである Active Directory ユーザーアカウントの場合もあ ります。「ESX Admins」グループは[Active Directory Users and Groups (Active Directory ユー ザーおよびグループ)] を使用して作成する必要があります。ESXi ホストが Active Directory ドメ インの場合、VMware は自動的に 管理者ロールを「ESX Admins」グループに割り当てます。PowerChute は、この構成では仮想マシンを直接シャットダウンしません。 仮想マシンを正常にシャットダウンするには、 vSphere クライアント内の VMware ホストの[Virtual Machine Startup/Shutdown (仮想マシン起動/シャットダウン)]設 定を使用する必要があります 。これには、vSphere Client の[Software (ソフトウェア)]の下の [Configuration (設定)]タ ブからアクセスできます。 シャットダウンアクションを[Guest Shutdown (ゲストシャットダウン)]に変更する必要があります。
vCenter Server 設定
PowerChute は vCenter Server に接続し、仮想マシン移行、仮想マシン シャットダウン、vApp シャットダウン、VMware ホ ストシャットダウンの各操作を実行します。
PowerChute によって管理されている vCenter Server と VMware ホストごとに 管理者ロール の Active Directory ユーザーアカウントを設定することをお勧めします。
Active Directory が使用できない場合は、PowerChute によって 管理されている vCenter Server と各 VMware ホストに既存の 管理者ロールのローカルユーザーアカウントを設定するこ とを お勧めします。
vCenter Server が仮想マシンで稼働している場合は、ホストシャットダウンコマンド を正しく機能 させるために、Active Directory アカウントまたは共有ローカル ユーザーアカウントを設定する 必要があります。詳細については、Active Directory VMware の設定を参照してください。
vCenter Server が使用できない場合に重大な UPS イベントが発生すると、 PowerChute はこの Active Directory アカウ ントまたは共有ローカルユーザーアカウント を使用して、VMware ホストに直接接続し、VM とホスト自体をシャットダウン できます。
VM 移行および vApp シャットダウン/起動は、 vCenter Server が使用できない場合はサポートされません。
通信 設定 - メイン UI - [vCenter Server running on a VM (仮想マシンで稼働する vCenter Server)]オプション
vCenter Server がvCenterによって管理されている仮想マシンで稼働している場合は、[vCenter Server Running on a VM (仮想マシンで稼働するvCenter Server)] を選択する必要があります。 これによって、PowerChute は、vCenter
• DNS/ホスト名解決で問題が生じると、PowerChute が vCenter Server 仮想マシンとその親ホストを正しく特定で きないという問題を引き起こす場合があります。
• これは、VMware ツールが vCenter Server 仮想マシンにインストールされておらず 稼働していない場合にも発生 します。
• この結果、シャットダウンシーケンスにおいて、他の仮想マシン同様、vCenter Server 仮想マシンも早すぎるタイミ ングでシャットダウンされてしまいます。
• vCenter Server 仮想マシンの位置が特定できない場合、仮想マシンおよび ESXi ホストの正常なシャットダウンシ ーケンスを行えない場合があります。
チェックボックスを有効にすると、PowerChute はこのような問題をチェックし、 [Host Protection (ホスト保護)]ページに警告 メッセージを表示するか、 イベントログにイベントを記録します。vCenter Server が物理マシンもしくはvCenter Serverに よって管理されていない仮想マシンにインストールされている場合は、このオプションは選択しないでください。
このチェックボックスはトラブルシューティングのために使用します。チェックボックスを有効にす るだけでは PowerChute が vCenter Server 仮想マシンのシャットダウンを実行するか どうかは 制御しません。チェックボックスを無効にした場合、vCenter Server が 仮想マシンの上で動作し ていた場合でも、PowerChute はそのホストをシャットダウンします。
VMware ホスト保護
vCenter Server に接続されると、PowerChute はインベントリ内のすべての VMware ホストを ツリービューで表示します (vSphere クライアントのビューに近い表示となります)。この画面では、PowerChute によって保護する必要がある ホスト を選択できます。
シングル、冗長、および並列 UPS 構成
PowerChute が物理 Windows マシンにインストールされている場合、 左パネルの VMware ホストをこの画面の右パネル へドラッグし、 保護するホストを指定する必要があります。
重大な UPS イベントが発生すると、PowerChute は右パネル内に表示されている順番に仮想マシンおよびホストを シャット ダウンします。右パネル内のホストを右クリックして上下にドラッグすると この順序を 変更できます。PowerChute は、シャッ トダウンされた時の順序とは逆の順序で 各ホストの仮想マシンを再起動します。
vCenter Server または PowerChute が仮想マシンで稼働している場合、 ホスト保護ユーザー インターフェイスの表示順に関係なく、 他のホストの後にシャットダウンされます。他の ESXi ホ ストは、UI の表示順にシャットダウンされます。 PowerChute が vMA にインストールされているか、または仮想アプライアンスとしてデプロイされている場合、 右パネルに は同じクラスタ内のすべてのホストが 自動的に入力されます。 PowerChute 仮想マシンを稼働するホストは自動的に最後に一覧され、 識別マークとして ロゴが付きます。
vCenter Server がクラスタ内のいずれかの ESXi ホストにある仮想マシンで稼働している場合、 このロゴ で識別され ます。
vCenter がいずれかの ESXi ホストにある仮想マシンで稼働しており、 どのホストもロゴで強調 表示されていない、または間違った ホストが強調表示されている場合は、PowerChute による vCenter Server の 正常なシャットダウンを妨げる設定上の問題が vSphere セットアップにある ことを 示しています。
詳細については、VMware トラブルシューティングの「仮想マシンシャットダウン」を参照してくだ さい。
高度な UPS 構成
VMware ホストは、1 台以上の UPS によって個別に 給電されています。右パネルは、PowerChute が登録されている UPS を 示しています。左パネルの各 VMware ホストを、電力供給元の UPS と関連付ける必要があります。これを実行す るには、各ホストを 右パネルの UPS/UPS グループにドラッグします。
この構成の場合、PowerChute を クラスタ外部の物理 Windows マシンにインストールする必要があります。 vCenter Server または任意の VMware ホストの IP アドレス/ホスト名 を変更した場合は、ホスト と UPS を再度関連付ける 必要があります。これを行うと、次のイベントが PowerChute イベント ログに記録されます。
Host(s) [Hosts] no longer exist in the vCenter Server Inventory.Please open the Host Protection page and re-select the Hosts that should be protected.
物理 UPS セットアップ 電源保護
高度な UPS セットアップでは、PowerChute は VM クラスタ以外の装置に電力を供給している UPS を監視します(ストレー ジアレイデバイス、PowerChute を稼働している 物理サーバーマシンなど)。
詳細については、高度な UPS セットアップのシャットダウン設定を参照してください。
[VMware Host Protection(VMware ホスト保護)]ページでは、VMware ホストを 物理装置に 電力供給している UPS 装置と関連付けないでください。
[Shutdown Settings(シャットダウン設定)]ページに、 次の追加オプションが表示されます。
• Shutdown PowerChute Server(PowerChute サーバーシャットダウン) - これは デフォルトで有効で、 PowerChute を稼働する物理マシンを正常に シャットダウンするために使用されます。UPS がストレージアレイデ バイスに電力供給している場合は、 このオプションを無効にすることができます。
• Execute Virtualization Shutdown Sequence (仮想化シャットダウンシーケンスの実行) - これは、
[Virtualization Settings(仮想化設定)] ページに設定されたアクションを使用してシャットダウンシーケンスをトリガ します。このオプションは、物理装置に電力供給しているすべての UPS セットアップで 有効にする必要があります。
仮想化設定
仮想マシン移行および仮想マシンシャットダウンなどの仮想マシン(VM)設定は、 [Virtualization settings (仮想化設定)]で 設定できます。 詳細については、次を参照してください。 • 仮想マシン移行 • 仮想マシンシャットダウン/起動 • vApp シャットダウン/起動[vCenter Server VM Shutdown Duration (vCenter Server 仮想マシンシャットダウン所要時間)]は vCenter Server が稼働している仮想マシンに指定されたシャットダウン所要時間です。 これは設定 可能で、デフォルトでは 240 秒に設定されています。
vCenter Server が仮想マシンで稼働しており、この オプションが表示されない場合は、vSphere の 設定問題を 示しています。詳細については、VMware トラブルシューティングを参照してください。
高度な UPS 構成での仮想化設定
高度な UPS 構成では、このページで入力された設定は、 Apply VM settings to all UPS Setups (仮想マシン設定をす べての UPS セットアップに適用)]チェックボックスが選択されている場合にすべての UPS セットアップに適用されます。こ のチェックボックスは、デフォルトで 有効です。
設定を UPS セットアップに個別に適用している場合は、 上書きされないように、このオプションをオフにする必要があります。
個別に UPS セットアップ設定が適用される
仮想マシン移行
仮想マシン移行を有効にする場合、[Duration (所要時間)]フィールド を使用して、仮想マシンがクラスタ内の別の正常な ホストに移行するための 許容時間を設定します。仮想マシンは、ホストが電源がオフ状態、 電源切断状態、メンテナンスモ ード、または UPS 重大イベントに影響を受ける場合には 移行されません。カスタムターゲットホスト移行
デフォルトでは、PowerChute は仮想マシンを同じクラスタ内で使用可能なホストに 移行します。仮想マシンの移行先を制 御するには、[Select target host for Migration (移行するターゲットホストの選択)]オプションを有効にします。このオプ ションは PowerChute セットアップの[Virtualization Settings (仮想化設定)]ページ、 またはメイン UI の[Virtualization Settings (仮想化設定)]ページにあります。移行するターゲット ホストの選択 - PowerChute セットアップ、シングル/冗長/並列 UPS の構成
高度な UPS 構成では、[Select target host for Migration (移行するターゲットホストの選択)] は セットアップウィザードでは使用できません。これは、すべての UPS セットアップが 同じ一連のタ ーゲットホストを使用するのを防ぐためです。代わりに、個々の UPS セットアップを
[Virtualization Settings (仮想化設定)] で定義します。
移行するターゲット ホストの選択 - シングル/冗長/並列構成
DRS を使用した仮想マシン移行
クラスタに対して VMware DRS が有効で完全自動化に設定されている場合、 PowerChute は重大な UPS イベントが発生 するとメンテナンスモードタスクを開始するため、 DRS から仮想マシンをクラスタ内の別ホストに 移行できるようになります。
DRS は、vSphere の[Cluster Settings (クラスタ設定)]ダイアログで有効化されます。[Cluster Settings (クラスタ設定)]に アクセスするには、 クラスタを右クリックし、[Settings (設定)]を選択します。
1. [Cluster Settings (クラスタ設定)]ダイアログで vSphere DRS の下の[Rules (ルール)]を選択します。 [Add (追加)]ボタンをクリックします。
2. [DRS Groups Manager (DRS グループ マネージャ)]タブを選択します。
3. Add a VM DRS Group (仮想マシン DRS グループを追加) - これには ルールを適 用する仮想マシンの一覧が含まれます。 4. Add a Host DRS Group (ホスト DRS グ
ループを追加) - これには ルールを適用 するホストの一覧が含まれます。 5. [Rules (ルール)]タブで、仮想マシンと ホスト DRS グループのルールを指定します。たとえ ば、仮想マシンが手順 4 で 作成されたホスト DRS グループ内のホストに移行するのを防ぐ には、 [Must Not run on hosts in group
(グループ内のホストで稼働せない)]を選択し
ます。
DRS が有効で完全自動化に設定されている場合は、仮想マシンを正常に移行させるために は、PowerChute で仮想マシンの移行を有効にして、移行の所要時間を設定しなければなりま せん。「VMware トラブルシューティング」を参照してください。.
DRS の詳細については、「VMware Distributed Resource Scheduler (DRS)」(VMware.com)を参照してください。 所要時間が経過した場合、PowerChute はシーケンスの次のステップを 続行します。
DRS を使用しない仮想マシン移行
仮想マシン移行は DRS がない場合もサポートされます。この場合、PowerChute は メンテナンスモードタスクを開始し、指 定された所要時間の間に他の使用可能なホストへ 仮想マシンを移行します。 所要時間が経過する前にすべての仮想マシンが移行した場合、 PowerChute はシーケンスの次のステップに進む前に残 り時間が 経過するまで待機します。所要時間が十分でない場合、 残りの仮想マシンは移行されない場合があります。シー仮想マシンシャットダウン/起動
UPS 重大イベントによる仮想マシン(VM)のグレースフルシャットダウンを保証するには、 各仮想マシンに VMware ツール がインストールされている必要があります。[Duration (所要時間)] フィールドに指定された値は、すべての仮想マシンが安 全にシャットダウンするまでの許容時間として使用されます。 ここで設定された時間が経過する前に仮想マシンがシャットダウンされる場合、 PowerChute はシーケンスの次のステップ に進む前にこの時間が経過するまで 待機します。 [Duration (所要時間)]フィールドを使用して、ホストがシャットダウンを命令される前に、 すべて の仮想マシンをグレースフルシャットダウンするために十分な許容時間を 確保してください。vCenter Server が仮想マシンで稼働している場合、 他のすべての仮想マシンがシャットダウンされたら vCenter Server も シャットダウンされます。vCenter Server 仮想マシンをシャットダウンするための所要時間は別に設けられており、 設定可 能です。
PowerChute が仮想マシンで実行されている場合、VMware ホストのシャットダウンに必要になるため、 その仮想マシンは シャットダウンされません。PowerChute が稼働している VMware ホストがシャットダウンすると、 PowerChute 仮想マシン への電力供給が停止します。HA が 有効で、クラスタ内に使用可能で正常なホストがある場合、 PowerChute 仮想マシン は自動的に再起動されます。HA アドミッションコントロールを参照してください。 高度な UPS 構成の仮想マシンでの PowerChute の実行は サポートされていません。推奨セッ トアップは、PowerChute を 物理 Windows マシンにインストールすることです。これが推奨され る理由は、PowerChute が仮想マシンで稼働する場合、 HA によって仮想マシンが再起動され るまで、UPS を 監視できないからです。 重大なイベントの発生時に、vCenter Server がオフラインまたは使用不能な場合、 PowerChute は VMware ホストに直接接続して仮想マシンのシャットダウンを 試みます。これを 実行するには、Active Directory アカウントまたは管理者ロールのある共有ローカルユーザーア カウントが vCenter サーバー上に存在し、各 VMware ホストに個別に設定されている 必要があ ります。詳細については、Active Directory VMware の設定を参照してください。
シャットダウン後の再起動
[Enable VM Startup(仮想マシン起動の有効化)]を選択すると、 UPS 重大イベントが解決され、VMware ホストの電源 がオンになるとシャットダウンされた 仮想マシンが再起動されます。PowerChute は、VMware ホストに電力が供給され、 vCenter Server に接続されていることを最初にチェックします。
最初のホストの仮想マシンが起動されると、PowerChute は次のホストの仮想マシンを起動する前に、 仮想マシンの起動 所要時間が経過するまで待機します。 仮想マシンの起動所要時間は、各ホストで各仮想マシンが起動する間の遅延時間 です。
vCenter Server が仮想マシンで稼働しており、PowerChute によってシャットダウンされた場合、 PowerChute は、仮想マ シンに電源供給する前に、そのホストが通常電源に戻るまで 待機します。次に PowerChute は、vCenter Server が残りの 仮想マシンを起動するまで 待機します。
[Wait for all Hosts Online (すべてのホストが通常電源に戻るまで待機)] オプションを無効にすると、PowerChute は、
VMware ホストが使用可能になったときに、その仮想マシンの起動を試みる ことができます。vCenter Server 仮想マシン ホストが使用可能で、他のホストが 通常電源の場合、PowerChute は vCenter Server 仮想マシンを起動してから、 他の ホストの仮想マシンの起動を試みます。
仮想マシンがシャットダウンされたときに vCenter Server がオフラインまたは使用不能の場合、 PowerChute は、UPS 重 大イベントの解決後、VMware ホストが通常電源に戻ったときに、 VMware ホストに直接接続することで仮想マシンを起動 します。
高度な UPS 構成では、 [Wait for all Hosts Online (すべてのホストが通常電源に戻るまで待機)]オプションも デフォルト で有効です。vCenter Server が PowerChute によってシャットダウンされる仮想マシン上で稼働している場合、
PowerChute は vCenter Server ホストが通常電源に戻るまで待機してから vCenter Server 仮想マシンを起動し、その後、 他のホストの仮想マシンの起動を 試みます。[Wait for all Hosts Online (すべてのホストが通常電源に戻るまで待機)] オプションが無効な場合、PowerChute は VMware ホストが使用可能になったときに、 VMware ホスト上の仮想マシンの 起動を試みます。
PowerChute が仮想マシン上で稼働中の場合、重大なイベントが解決された後にホストが再起 動すると、 そのホストが通常電源に戻り PowerChute 仮想マシンが起動されるまで、 ホストはメ ンテナンスモードのままです。
HA アドミッションコントロール
HA アドミッションコントロールは、vSphere ではデフォルトで有効になっています。アドミッションコントロール 設定を変更す るには、インベントリ内でクラスタを右クリックし、 [Settings (設定)]を選択します。 PowerChute が仮想マシンにインストールされている場合は、重大イベントが解消し、その仮想マシンが稼働する ホストの 電源がオンになっても自動的に再起動 されない場合があります。これは、HA アドミッションコントロールが有効な場合、ま たは 適用されているアドミッションコントロールポリシーが再起動を妨げている場合に発生する可能性があります。 PowerChute 仮想マシンが HA によって自動的に再起動できるようにするには、 HA アドミッションコントロールを無効にす るか、アドミッションコントロールポリシーによって PowerChute 仮想マシンの起動を許可します。HA アドミッションコントロ ール設定の詳細については、 VMware のドキュメントを参照してください。アドミッションコントロールが無効な場合、HA は PowerChute が稼働している仮想マシン の起動を自動的に試み、 PowerChute は関連付けられた UPS 装置の監視を 開始し、シャットダウンした仮想マシンを自動的に 再起動できます。 仮想マシン起動の問題をトラブルシューティングするには、VMware トラブルシューティングを参照してください。
vApp シャットダウン/起動
vApp シャットダウンでは、仮想マシンのシャットダウンおよび起動の順番は必要な場合構成することができます。そのため には、仮想マシンが vCenter Server 経由でシャットダウンする順番を設定します。
vCenter Server の左側のペインで vApp を右クリックし、 [Edit Settings (設定の編集)]、[Start Order (起動順序)]タブの 順にクリックします。
[Shutdown Action (シャットダウンアクション)] - [Operation (動作)]を [Power Off(電源オフ)]から[Guest Shutdown (ゲストシャットダウン)]に変更して、vApp 内の仮想マシンが安全にシャットダウンされるように 確保します。
デフォルトでは、vApp で各仮想マシンをシャットダウンする前に 120 秒の遅延時間があります。vApp の次の仮想マシンは、 この遅延時間が経過するか、 または現在の仮想マシンの電源がオフになるまでシャットダウンされません。この時間は、 PowerChute vApp シャットダウン所要時間に含まれます。
例:vApp に 3 台の仮想マシンが含まれ、それぞれ遅延時間が 180 秒の場合、 PowerChute vApp シャットダウン所要時間 は 540 秒に設定する必要があります。
vApp シャットダウン/起動 - Duration フィールド
PowerChute の vApp Shutdown の[Duration(所要時間)]フィールドは、すべての vApps を安全にシャットダウンできる 時間です。ここで設定された時間が経過する前に vApps がシャットダウンされる場合、 PowerChute はシーケンスの次の ステップに進む前にこの時間が経過するまで 待機します。
ホストにシャットダウンコマンドが送信される前に、 vApp を安全にシャットダウンできるように、 [Duration(所要時間)]フィールドで十分な時間を 確保する必要があります。
十分な時間を確保するために、[Enable Force vApp Shutdown (vApp の強制シャットダウ ンを有効にする)]チェック ボックスは、デフォルトで有効になっています。vApp 内の仮想マシン が 異なるホスト上にあり、一部のホストが UPS 重大イベントの影響を受けない場合でも、 それ らは引き続き安全にシャットダウンされます。 このチェックボックスが無効で、一部のホストがまだ使用可能な場合、 vApp シャットダウンはスキップされます。さらに、影 響を受けるホスト上で稼働している仮想マシンは、 電源オフになります。
複数の vApp シャットダウン
複数の vApp が存在する場合には、次の項目が適用されます。 • PowerChute は複数の vApp を アルファベット順にシャットダウンします。• PowerChute は、 vApp シャットコマンドが完了するまで待機してから 次の vApp に進みます。
• vApp シャットダウン タイマーは、すべての vApp の vApp シャットダウンコマンド を完了するために必要な時間を考慮 します。
シャットダウン後の再起動
[Enable vApp Startup(vApp 起動の有効化)]を選択すると、 UPS 重大イベントのクリア後に VMware ホストの電源が オンになるとシャットダウンされた vApps が 再起動されます。PowerChute は、VMware ホストに電力が供給され、 vCenter Server に接続されていることを最初にチェックします。
クラスタ内に複数の vApp が存在する場合、vApp はシャットダウンされた順序とは 逆の順序で再起動されます。
PowerChute は、 vCenter Server がアクセス可能になるまで待機してから、vApps または仮想マシンを起動し ます。
vCenter Server が使用できない場合に重大な UPS イベントが発生すると、 PowerChute は、vApp に属するす べての仮想マシンをシャットダウンします (vAPP に属さない残りの仮想マシンと同様に)。 PowerChute が仮想マシン上で稼働中の場合、重大なイベントが解決された後にホストが再起動すると、 その ホストが通常電源に戻り PowerChute 仮想マシンが起動されるまで、 ホストはメンテナンスモードのままです。 続いて、PowerChute はホストのメンテナンスモードを解除し、 vApp を起動します。
仮想マシンの優先度付け
仮想マシンの優先度付けを使うと、仮想マシンの移行、シャットダウン、電源オンの順番を指定できます。 VM 優先度付け機能は、vCenter Server によって管理されるホストでのみ使用できます。使用 対象は、すべての UPS の構成(シングル、冗長、高度)です。 VM 優先度付けは、PowerChute メインインターフェイスで設定可能ですが、デフォルトでは無効になっています。 [VM 優先度付けの有効化]画面 VM 優先度付けを有効にするには、[VM 優先度付けの有効化]チェックボックスを選択します。4 つのオプションが表示され ます。 • VM の優先度付け • VM 移行所要時間の設定 • VM シャットダウン所要時間の設定 • VM 起動所要時間の設定VM の優先度付け
仮想マシンは、3 つの優先度グループ(高/中/低)に分けることができます。VM 優先度付けが有効なときは、データセンター、 クラスター、仮想マシンのインベントリビューが左側に表示されます。右側には、高/中/低の優先度グループが一覧表示さ れます。. データセンターのインベントリビューと仮想マシンの優先度グループ 仮想マシンを優先度グループに分けるには、左側の仮想マシンをクリックし、右側の優先度グループまでドラッグします。複 数の仮想マシンを選択するには、キーボードの CTRL キーを押しながら移動したい仮想マシンをクリックします。また、クラ スターアイコンをクリックすると、クラスター内のすべての仮想マシンが選択され、データセンターアイコンをデータセンター 内のすべてのクラスターが選択されます。 優先度グループの間で仮想マシンを移動するには、仮想マシンをグループ間でドラッグします。優先度グループから仮想マ シンを削除するには、仮想マシンを選択して[削除]ボタンをクリックします。インベントリ内の仮想マシンのうち、優先度グル ープに割り当てられていないものは、優先度付け解除とみなされます。
左側のインベントリビューには、[ホストの保護]ページで指定した UPS によって保護されるホストと 同じ HA クラスターに含まれる仮想マシンが自動的に設定されます。 vCenter が管理するスタンド アローン型ホスト上の仮想マシンも同様に存在します。 注: • HA クラスターに保護対象のホストが含まれる場合、その仮想マシンのすべてが表示され ます。 • HA クラスターに保護対象のホストが含まれない場合、その仮想マシンが表示されません。 • PowerChute および vCenter Server VM は表示されません。
• PowerChute は、優先度グループに追加された仮想マシンに加えた変更内容を vCenter Server インベントリでトラッキングしません。vCenter Server インベントリで仮想マシンが 更新されると(名前変更や移動など)、その変更を反映するには手動で優先度グループを 更新する必要があります。優先度が付いた仮想マシンは、重大なイベントが発生しても検 出されない場合、VM 移行、起動およびシャットダウンなどの仮想マシンの操作が実行さ れると無視されます。 • vApp はリストに表示されず、優先度グループに追加できません。 PowerChute が正しくクラスターやデータセンター内の仮想マシンを識別するには、その名前が 一意でなければなりません。各データセンターには、PowerChute の個別のインスタンスを使用 することをお勧めします。 PowerChute のあるインスタンスが複数のデータセンターでホストの保護に使用されている場 合、各データセンターで同じ名前の仮想マシンやクラスターを識別できなくなります。 各データセンターで PowerChute がホストの保護に使用されている場合、それぞれの仮想マシ ンとクラスターが一意の名前であるか確認してください。
優先度グループ所要時間の設定
VM 移行、VM シャットダウン、VM 起動の各優先度グループに所要時間を設定できます。 優先度グループでは: • VM 移行の所要時間は、優先度グループ内のすべての仮想マシンがクラスター内の別の正常なホストに移行する までの許容時間を設定します。この時間は、各優先度グループの仮想マシンを移行する間の待機時間も表します。 • VM シャットダウンの所要時間は、優先度グループ内のすべての仮想マシンを安全にシャットダウンするまでの許 容時間を設定します。この時間は、各優先度グループの仮想マシンをシャットダウンする間の待機時間も表します。 • VM 起動の所要時間は、優先度グループ内のすべての仮想マシンを起動するまでの許容時間を設定します。この 時間は、各優先度グループの仮想マシンを起動する間の待機時間も表します。仮想マシン操作(VM 移行、シャットダウンおよび起動)の所要時間設定 優先度グループ(高/中/低)の仮想マシンと、優先度付けが解除された仮想マシンの所要時間を設定できます。VM 優先度 付けを初めて有効化するとき、高/中/低所要時間にはデフォルト値の 0 が設定されます。 優先度付け解除された仮想マシンの所要時間には、[仮想化設定]ページで設定した内容に従い、VM 移行、VM シャットダ ウン、VM 起動のグローバル所要時間値が自動的に設定されます。 重大イベントの発生時に仮想マシンの移行または起動をスキップできるように、VM 移行および VM 起動の所要時間は値 をゼロに設定できます。VM 移行/VM 起動が優先度グループに対してゼロに設定されている場合、移行しない仮想マシン はシャットダウンされ、重大イベントが解決されてもシャットダウン後に起動されません。 PowerChute では、VM シャットダウンの所要時間をゼロに設定できません。仮想マシンが含まれる高/中/低の優先度グル ープには、ゼロより大きい値を設定する必要があります。これにより、仮想マシンが必ず安全にシャットダウンされます。
グローバル仮想化設定および VM 優先度付け
VM 優先度付けが有効なとき、[仮想化設定]ページで設定した VM 移行、VM 起動および VM シャットダウンの所要時間は、 [VM 優先度付け]ページで設定した高/中/低/優先度付け解除それぞれの所要時間の合計と自動的に一致します。 例えば、[VM 優先度付け]画面で設定した VM シャットダウン所要時間が以下の場合: • 高:90 秒 • 中:60 秒 • 低:60 秒 • 優先度付け解除:60 秒 [仮想化設定]ページの VM シャットダウン所要時間は自動的に以下のように設定されます。 90 + 60 + 60 + 60 = 270 秒 [仮想化設定]ページ - VM シャットダウン所要時間 高度な UPS の構成が使用される場合、VM 移行、VM 起動および VM シャットダウンそれぞれの優先度グループ所要時 間の合計が反映されるように、各 UPS セットアップの所要時間も変更されます。 [仮想化設定]ページで VM 優先度付けが有効なとき、VM 移行、VM 起動および VM シャットダウンの所要時間は読み取り 専用になり、前述のとおり自動的に設定されます。VM 優先度付けが無効な場合、所要時間には VM 優先度付けによって 設定された値が保持されますが、再び編集可能になります。優先度付き仮想マシンの操作シーケンス
VM 移行、VM 起動および VM シャットダウンなどの操作は、優先度グループ内の仮想マシンに対して実行できます。 VM 移行および VM 起動の場合、優先度グループの処理順序は以下のとおりです。 VM シャットダウンの場合、優先度グループの処理順序は以下のとおりです。 以下のシーケンスは、すべての UPS の構成の VM 移行、VM 起動および VM シャットダウンの順番を示しています。 このシナリオでは: • VM 移行が有効 • DRSが無効 • 起動前にオンライン状態のすべてのホストが有効 • VM シャットダウンが有効 • VM 起動が有効優先度グループの VM 移行
UPS 重大イベントが発生し、PowerChute が各保護対象ホストでメンテナンスモードタスクを開始します。最初に、優先度優先度グループの VM シャットダウン
重大なイベントが継続すると、PowerChute が優先度順に VM シャットダウンを開始します。最初に、優先度付けがない仮 想マシンが順番にシャットダウンされます。優先度付けがない仮想マシンの所要時間が経過したら、優先度が低→中→高 の順番に仮想マシンが順番にシャットダウンされます。優先度グループの仮想マシンがすべてシャットダウンされたら、 PowerChute は vApps をシャットダウンし、続いて vCenter Server が仮想マシンで実行中の場合は vCenter Server VM をシャットダウンします。その後、PowerChute はホストおよび PowerChute 物理サーバーをシャットダウンします。
優先度グループの VM 起動
重大な UPS イベントが解決され、PowerChute を実行しているホストと物理マシンの電源がオンになると、ホストのメンテナ ンスモードは終了し、vCenter Server VM が起動します。最初に vApps が起動され、次に PowerChute が VM 起動所要 時間に関して優先度が高の仮想マシンの起動を開始します。優先度が高の起動所要時間が経過すると、優先度が中の仮 想マシンが起動し、続いて優先度が低の仮想マシン、最後に優先度のない仮想マシンが起動されます。
高度な UPS の構成における優先度グループの仮想マシン操作
高度な UPS の構成では、ESXi ホストおよび機器は個別の UPS 装置によって保護されます。
この例では、UPS 2 で UPS 3 とは異なるタイミングで重大なイベントが発生しました。ホスト A と B の UPS セットアップで VM 優先度付けが有効な場合、2 つのホストの優先度グループで実行される仮想マシン操作は別々のタイミングで行われ ます。例えば、UPS 2 で UPS 3 より 2 分前に重大なイベントが発生する場合、ホスト B の優先度が高の仮想マシンは、ホ スト A の優先度が低の仮想マシンと同じタイミングでシャットダウンされます。優先度グループにおける仮想マシン操作は、 ホストレベルで行われます。 これは、地理的に別々の場所(施設 A と B)にあるホストが 2 台の異なる UPS 装置によって電力が供給されるような、複数 の施設が関与するシナリオにも適用されます。各地で同時に重大なイベントが発生するとは限らないため、施設 A で先に 重大なイベントが発生する場合、施設 B で優先度が高の仮想マシンは、施設 A で優先度が低の仮想マシンと同時にシャッ トダウンされる可能性があります。
PowerChute vSphere プラグイン
PowerChute を vCenter Server と統合するには、 vSphere プラグインオプションを有効にします。 以下のいずれかの PowerChute vSphere プラグインが使用できます。
1. vSphere Client プラグイン(vSphere デスクトップクライアント) 2. vSphere Web Client プラグイン
この有効化は、PowerChute セットアップウィザードの[Virtualization Settings(仮想化設定)]ページ または
[Communications Settings (通信設定)]ページで設定できます。有効化できるプラグインオプションは 1 つのみです。
vSphere Client プラグインにアクセスするには:
vSphere Client を使用して vCenter Server にログインし、次のビューを使用して PowerChute UI にアクセスします。
ホーム - 管理ビュー
vSphere Web Client プラグインにアクセスするには:
vSphere Web Client を使用して vCenter Server にログインし、 [Home (ホーム)]アイコンをクリックして PowerChute UI にアクセスします。
[Home (ホーム)]タブ - [Monitoring (監視)]
PowerChute アイコンをクリックして、PowerChute にログインします。
PowerChute vSphere Web Client プラグインは、 vSphere Web Client v5.5 Update 1 以降の みに対応しています。
Internet Explorer Enhanced Security Configuration が 有効な場合は、PowerChute がインス トールされているマシンまたは仮想マシンの URL を [信頼済みサイト]ゾーンに追加します。 これを実行するには、IE で[ツール] - [インターネット オプション]を選択し、 [セキュリティー]タ ブをクリックします。[信頼済みサイト]を選択します。https://<PowerChute hostname/IP address>:6547 を信頼済みサイトの一覧に追加します。
PowerChute vCenter Server アラーム
いずれかの vSphere プラグインオプションを有効にすると、つのカスタム PowerChute vCenter Server アラームが作成さ れます。
vSphere デスクトップクライアントプラグインでは、 [Alarm Settings (アラーム設定)]ダイアログの [Actions (アクション)] タブを使用して、アクションを実行するようにアラームを設定できます。たとえば、 アラームがトリガされたときに、管理者に 通知メールを送信するように 設定できます。
vSphere Web Client プラグインでは、 [Actions (アクション)]タブ - [Settings (設定)] - [Manage (管理)] - [Alarm
Definitions (アラーム定義)]を使用して、アクションを実行するようにアラームを設定できます。
PowerChute UPS 重大イベント
重大な UPS イベントが発生して PowerChute がシャットダウンシーケンスを開始すると、 VMware ホストの[Triggered alarms(トリガされたアラーム)]ビューで ステータスが[Warning(警告)]のアラームが発生します。
PowerChute が仮想マシンと vApps のシャットダウンを完了すると、 VMware ホストにコマンドが送信されシャットダウンす るため、アラームステータスは[Alert(アラート)]になります。
アラームの削除
PowerChute vCenter Server アラームは次の場合に削除されます。 • vCenter Server プラグインがアンインストールされた場合 • vCenter Server プラグインが無効化された場合 また、アラームは vCenter Server を介して手動で削除することもできます。
Active Directory VMware の設定
vCenter Server が使用できない場合は、 VMware ホストに直接接続してシャットダウンアクションを実行するために使用で きる Active Directory アカウントを設定することをお勧めします。
1. [Active Directory Users and Groups (Active Directory ユーザーおよびグループ)]で「ESX Admins」という名前 のグループを作成し、ユーザーを そのグループに追加します。
Active Directory を使用している場合、VMware は 「ESX Admins」というデフォルトの AD グループアカウントを提供します。このグループは ドメインに参加している各 ESXi ホ ストに自動的に追加され、 デフォルトで管理者権限が付与されます。
2. vSphere Web Client を使用して、Active Directory を VMware Single Sign On の ID ソースとして追加します。 3. vSphere Web Client でブラウザーを介して vCenter Server にログインします。 -
https://<your_vcenter_ip>:9443 - デフォルトの vCenter Server 管理者アカウント - [email protected] を使用します。
4. [Administration (管理)] - [Single Sign On] – [Configuration (設定)]をクリックし、さらに [Identity Sources (ID ソ ース)]タブをクリックします。
5. シンボルをクリックして、新しい ID ソースを追加します。
6. [Active Directory as a LDAP Server (LDAP サーバーとしての Active Directory)]を選択します。 7. ドメインの詳細を入力します。例: testdomain.com
a. [Name (名前)]:testdomain
b. [Base DN for Users (ユーザーのベース DN)]:CN=Users、DC=testdomain、DC=com c. [Domain Name (ドメイン名)]:testdomain.com
e. [Base DN for Groups (グループのベース DN)]:CN=Users、DC=testdomain、DC=com f. [Primary Server URL (プライマリサーバーURL)]: domaincontroller.testdomain.com
g. [Username (ユーザー名)]:testdomain\domainuser
8. [OK]をクリックします。
9. [Set as default domain (デフォルトドメインとして設定)]をクリックします。
10. vSphere 5.5 を使用しており、Active Directory ドメインに属する Windows マシンから vSphere Web Client にロ グインしている場合は、 [Active Directory (Integrated Windows Authentication) (Active Directory (統合
Windows 認証))]を選択します。
12. [OK]をクリックします。
13. vSphere Client を使用して vCenter にログインし、ルートフォルダを選択します。
14. [Permissions (権限)]タブをクリックし、右側のペインを右クリックして、 [Add Permission (権限の追加)]を選択し ます。[Assigned Role (割り当てられたロール)] を「Administrator (管理者)」に変更します。[Users and Groups (ユーザーおよびグループ)]の下にある[Add (追加)] をクリックします。ドロップダウンリストから、Active Directory ドメインを 選択します。ESX Admins グループを選択し、 [Add (追加)]をクリックします。
15. [OK]をクリックします。
14. 再度、[OK]をクリックします。
15. インベントリで各ホストを選択し、[Software (ソフトウェア)]の下の[Configuration (設定)] – [Authentication Services (認証サービス)]へ移動します。プロパティをクリックして、ホストを Active Directory ドメインに参加させます。
16. PowerChute セットアップウィザードで vCenter Server の詳細を入力する場合は、 ESX Admins Active Directory ユーザーグループのメンバーであるドメインユーザーアカウントを入力します。
17. VMware サイトから使用可能な VMware Single Sign On 構成の詳細については、 次の URL を参照してください。
http://www.vmware.com/support/pubs/
18. vSphere Client を使用して各 VMware ホストにログインします。
19. インベントリのルートレベルで、[Permissions (権限)]タブをクリックします。
20. ESX Admins グループが 親で、管理者ロールが割り当てられていることを確認します。
vCenter Server および VMware ホスト用の共有ローカルアカウント
vCenter Server における共有ローカルアカウントの作成
1. vCenter Server が使用できない場合は、 VMware ホストに直接接続してシャットダウンアクションを実行するため に使用できる 共有アカウントを設定する必要があります。
2. Active Directory が使用できない場合は、ローカルユーザーアカウントを vCenter Server に追加できます。 3. 同じ名前とパスワードのアカウントを、 各 ESXi ホストに追加する必要があります。
4. vCenter Server マシンにログインして、[Computer Management (コンピューターの管理)] -> [Local Users and Groups for Windows (Windows のローカルユーザーおよびグループ)]を選択して、ユーザーを追加します。