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1

畜舎の外部性と臭気指数規制による規制基準の違いが地価に与えた影響について

~埼玉県における分析~

政策研究大学院大学 まちづくりプログラム

MJU13612 田中 宏明

1. はじめに

日本における公害問題は、法律、条例による 排出基準の設定等により多くの場合、改善され つつある。しかし、感覚公害として掲げられる 騒音、振動及び悪臭については、人の感覚に依 拠するものであり、苦情が生じて、行政測定を 行ったとしてもタイミング次第で規制基準を 下回る数値しか検出されないということもめ ずらしくなく、また、発生原因者と苦情申立人 との感情的なもつれから問題が生じているこ とも多いため、行政は対応に苦慮している。

本稿は、 研究対象を畜産業者の所有する埼玉 県内の畜舎とし、そこから生じる悪臭が周辺地 価に負の外部性として、どのような影響を与え ているかということをヘドニックアプローチ により明らかにする。また、悪臭防止法による 規制手法が物質濃度規制から臭気指数規制へ と変更されたことにより、外部性を受けていた 範囲の地価がどのように変化したのかを、規制 基準の強弱に配慮しながら分析を行う。

2. 畜舎により生じる環境問題の概観 当然に臭いという印象のもと、牛、豚等の家 畜を飼育する畜舎を嫌悪施設として扱うよう な状況が見受けられる。しかし、悪臭の生じる 主な理由は、家畜の排出する排せつ物の処理に 問題があるからであり、適切な排せつ物処理を 行えば、相当程度低減できるものと考えられる。

しかし、それを困難にする状況が見られる。国 内の畜産業者は、年々減少する傾向にあるが、

畜産業者一戸あたりの飼育頭羽数は上昇する 傾向にある。畜産業者の規模の拡大により、家

畜の排せつ物の量が自家で処理できる量を超 過してしまうという状況を生じさせる。また、

スプロール的な市街地の拡大により畜舎周辺 に新興住宅地ができ、その地域から苦情が出る など、後天的な問題が生じていることも指摘さ れる

1

3. 悪臭防止法の概要

悪臭を規制する法律として悪臭防止法があ る。悪臭防止法は、その目的として「悪臭につ いて必要な規制を行い、その他悪臭防止対策を 推進することにより、生活環境を保全し、国民 の健康の保護に資すること」を掲げる。その目 的を達成するための規制手法として、「物質濃 度規制」と「臭気指数規制」がある。物質濃度 規制は、政令に定める

22

物質の濃度について、

敷地境界等における規制基準を定める。一方、

臭気指数規制は、物質の種類に関わらず臭いの 強さにより規制基準を定める。物質濃度規制で は、発生源の特定が可能である等の長所がある ものの、複数物質が混合する複合臭や未規制物 質への対応が困難である点等が短所として挙 げられる。これに対し、臭気指数規制は複合臭 や未規制物質への対応が可能であり、また、実 際の臭いの強さにより規制を行うので、住民の 被害感情とも一致しやすいという利点がある。

埼玉県では、平成

18

年から平成

19

年にかけ て多くの自治体で臭気指数規制へと切り替わ った。当時、規制手法や規制基準を決定する権 限は原則として埼玉県が有していたが、埼玉県

1

公益社団法人 におい・かおり環境協会編(2013)『ハ

ンドブック 悪臭防止法 六訂版』㈱ぎょうせい参照。

(2)

2

では、アンケート調査を行い、各自治体の意向 に沿った形で規制手法や規制基準を決めた。結 果、臭気指数規制であっても厳しい基準を選択 する自治体、物質濃度規制と同等程度の規制基 準を選択する自治体、農業振興を重視し農業振 興地域での基準を緩めた規制基準を選択する 自治体、または物質濃度規制のままを選択する 自治体等、様々な規制手法、規制基準が存在す るようになった。

4. 経済学的理論の整理

4.1 畜舎の与える外部性について

畜産に係る悪臭については、飼養規模や地理 的な状況等により約

500m

から

1,000m

先にま で移動するとの言及もある

2

。畜舎の与える負 の外部性は、畜舎近隣ばかりではなく臭気の到 達し得る相当広い範囲に及んでいるのではな いか、また、その外部性の与える影響は用途地 域により異なるのではないか、との問題意識の もと、ヘドニックアプローチによる地価の分析 を試みる。

4.2 臭気指数規制による規制基準の違いが地 価に与えた影響について

規制基準の設定にあたっては、最適な汚染水 準を考慮することが、法と経済学の立場から不 可欠である

3

。規制を強化することは、住民の 環境改善による便益と畜産業者の対策費用と のトレードオフ関係を生じさせる。この場合、

環境改善の限界便益と対策の限界費用が一致 する点が最適な汚染水準となる。ただし、この 最適水準は、一律のものでなく発生源の種類に よって、また、用途地域によって異なってくる ものと考えられる。その用途地域で普段感じら れない臭いが漂ってくると、住民が反応し苦情

2

財団法人 畜産環境整備機構(2011)『悪臭苦情を減ら すために~養豚・酪農経営をささえる技術と知恵~』

参照。

3

福井秀夫(2007) 『ケースからはじめよう 法と経済学』

日本評論社参照。

となることが多い

4

。つまり、畜舎の悪臭に対 する許容度が市街化調整区域においては、住居 系用途地域に比べ高く、同じ悪臭削減率であっ たとしても、得られる便益は少ないものと考え られる。このことを図

1

に示す。

以上のことから、用途地域ごとに適切な規制 基準を設けることが効率性を高める観点から 必要となる。しかし、社会的に適切な規制基準 を政府が正確に把握することは現実的ではな いことが指摘されている

5

。強い規制が行われ 環境改善により地価が上昇したとしても、規制 に対応する畜産農業者の費用負担の増加によ る地価の下落がその効果を打消し、さらには地 価が下落することがあるのではないか。そのよ うな疑問が生じる。

4

川崎通昭・堀内 哲嗣郎

(1998)『嗅覚とにおい物質』公

益社団法人 におい・かおり環境協会 に嗅覚の順応 に関する記載あり。

5

中川雅之(2008) 『公共経済学と都市政策』日本評論社 参照。

総費用 総費用

総便益

住居系用途地域における 総便益

調整区域における 総便益

私的総便益=畜産業者の便益

悪臭削減率

限界費用 住居系用途地域における 限界便益 限界便益

調整区域における限界便益

限界費用

私的限界便益

悪臭削減率 X* X1 X**

0% 100%

0% 100%

1

限界便益と限界費用

(3)

3

5. 実証分析

5.1 実証分析のながれ

実証分析を行うにあたって、まず、ヘドニッ クアプローチをもとに負の外部性の及ぶ範囲 を明らかにする。そのうえで、負の外部性を受 ける範囲内にある地価ポイントとその外側に ある地価ポイントを用途地域ごとに比較し、土 地の利用用途によって影響に差異があるかを 明らかにする。

その後、悪臭防止法による規制手法の変更に あたっての規制基準の強弱が、地価に与える影 響について検討を加える。負の外部性を受ける 範囲内にある地価ポイントを検討の対象とし、

まず、用途地域を考慮せずに規制基準の設定パ ターンごとに検討を行い、その後、住居系用途 地域と市街化調整区域にわけて規制基準の設 定パターンごとに検討する。

畜舎の所在地は、埼玉県畜産安全課、水環境 課、一般社団法人 埼玉県畜産会等から入手し た情報により把握したものであり、臭気指数規 制導入時期は、埼玉県及び市町への聞き取りま たはホームページから把握したものである。そ の他のデータは、国土交通省国土政策局国土情 報課の提供する国土地理情報ダウンロードサ ービスから入手したものである。東京大学空間 情報科学研究センターが提供する

CSV

アドレ スマッチングサービスを利用し、畜舎所在地の 情報を

GIS

上に表示させ、地価ポイントと畜舎 の距離を導き出した。

5.2

畜舎の与える外部性について

検討対象の地価データは、埼玉県において臭 気指数規制が導入される前の 2002 年から 2005 年 の もの で、 なお かつ、 畜 舎か らの 距離 が 2,000m 未満の範囲にあるものとした。

5.2.1 外部性の範囲に関する分析

畜舎の与える外部性の範囲について、推計結 果を表

1

に示す。畜舎の与える負の外部性は、

悪臭が到達すると想定した畜舎から

500m

から

1,000m

の範囲を越え、

1,500m

未満の距離まで

の地価を有意に下落させることが明らかにな った。

5.2.2 用途地域ごとの外部性に関する分析 畜舎が与える負の外部性を用途地域ごとに 検討した。推計結果を表

2

に示す。

畜舎ダミーを加えた場合、住居系用途地域及 び工業系用途地域において有意に地価が下落 しており、畜舎ダミーを加えない場合、住居系 用途地域、商業系用途地域及び工業系用途地域 において有意に地価を下落させることが示さ れた。

5.3 臭気指数規制による規制基準の違いが地 価に与えた影響について

臭気指数規制による規制基準の違いが地価 に与えた影響について検討を加える。

検討対象の地価データは、2002 年から 2011 年までのもので、なおかつ、畜舎からの負の外 部性の影響を受ける 1,500m 未満の範囲にある ものとした。ただし、悪臭防止法の規制対象地 域外の自治体(検討の対象期間中に規制対象地 域外から規制対象地域となった自治体を含む)

と、法律による物質濃度規制と条例による臭気

被説明変数:Ln地価(地価公示及び都道府県地価調査)

説明変数 係数 標準誤差 t値 係数 標準誤差 t値

畜舎からの距離ダミー   0m- 300m未満 -0.052 *** 0.016 -3.36 -0.093 *** 0.018 -5.31   300m- 600m未満 -0.063 *** 0.012 -5.31 -0.099 *** 0.014 -7.16        600m- 900m未満 -0.036 *** 0.010 -3.48 -0.042 *** 0.012 -3.45        900m-1200m未満 -0.029 *** 0.010 -2.88 -0.033 *** 0.012 -2.73       1200m-1500m未満 -0.033 *** 0.0092 -3.56 -0.029 ** 0.011 -2.53       1500m-1800m未満 -0.0040 0.0089 -0.45 -0.0031 0.011 -0.28

最寄駅までの距離 km -0.067 *** 0.0038 -17.84 -0.053 *** 0.0026 -20.27

東京駅までの距離 km -0.031 *** 0.0030 -10.34 -0.017 *** 0.0015 -11.75

容積率 % 0.00079 *** 0.000039 20.55 0.00088 *** 0.000048 18.28

供給施設有無(ガス)ダミー 0.054 *** 0.007 7.99 0.11 *** 0.0080 13.14

供給施設有無(下水)ダミー 0.067 *** 0.010 6.73 0.098 *** 0.011 9.09

住居系用途地域ダミー 0.82 *** 0.015 53.83 0.82 *** 0.015 52.79

商業系用途地域ダミー 1.09 *** 0.016 65.91 1.10 *** 0.017 65.46

工業系用途地域ダミー 0.62 *** 0.017 36.58 0.62 *** 0.017 35.46

非線引き白地ダミー 0.40 *** 0.048 8.46 0.23 *** 0.029 7.97

地価公示ダミー 0.019 *** 0.0052 3.74 0.027 *** 0.0066 4.12

年ダミー(2003年~2005年) 市町村ダミー 畜舎ダミー

定数項 11.49 *** 0.17 69.39 11.58 *** 0.058 198.96

サンプル数 4303 4303

自由度調整済決定係数 0.96 0.92

***、**、*はそれぞれ、1%、5%、10%で統計的に有意であることを示す。

Yes Yes No Yes

Yes Yes

被説明変数:Ln地価(地価公示及び都道府県地価調査)

説明変数 係数 標準誤差 t値 係数 標準誤差 t値

住居系用途*1500m未満 -0.027 *** 0.0067 -3.97 -0.028 *** 0.0081 -3.41

商業系用途*1500m未満 -0.012 0.015 -0.78 -0.074 *** 0.020 -3.73

工業系用途*1500m未満 -0.20 *** 0.023 -8.74 -0.19 *** 0.026 -7.36

調整区域*1500m未満 0.014 0.026 0.55 -0.023 0.025 -0.90

非線引き白地*1500m未満 -0.052 0.047 -1.11 -0.00012 0.049 0.00

最寄駅までの距離 km -0.065 *** 0.0037 -17.51 -0.054 *** 0.0026 -20.47

東京駅までの距離 km -0.031 *** 0.0030 -10.51 -0.017 *** 0.0015 -11.16

容積率 % 0.00079 *** 0.000038 20.66 0.00090 *** 0.000048 18.51

供給施設有無(ガス)ダミー 0.055 *** 0.0067 8.21 0.11 *** 0.0080 13.42

供給施設有無(下水)ダミー 0.072 *** 0.0098 7.37 0.11 *** 0.011 10.19

住居系用途地域ダミー 0.86 *** 0.026 32.80 0.82 *** 0.027 30.75

商業系用途地域ダミー 1.11 *** 0.028 40.05 1.13 *** 0.029 38.79

工業系用途地域ダミー 0.78 *** 0.032 24.63 0.75 *** 0.033 22.40

非線引き白地ダミー 0.46 *** 0.070 6.68 0.20 *** 0.052 3.95

地価公示ダミー 0.017 *** 0.0052 3.22 0.027 *** 0.0066 4.09

年ダミー(2003年~2005年) 市町村ダミー 畜舎ダミー

定数項 11.42 *** 0.17 68.86 11.53 *** 0.060 191.34

サンプル数 4303 4303

自由度調整済決定係数 0.96 0.92

***、**、*はそれぞれ、1%、5%、10%で統計的に有意であることを示す。

Yes Yes Yes

Yes Yes No

2

推計結果(用途地域ごとの外部性に関する分析)

1

推計結果(外部性の範囲に関する分析)

(4)

4

指数規制を併用するさいたま市に所在する畜 舎を最寄りとする地価ポイントは検討の対象 から除外した。

5.3.1 規制基準の設定パターンごとの分析 規制基準の設定パターンごとの分析結果を 表

3

に示す。規制値強自治体において、有意な 地価の上昇が見られる。規制値中自治体と規制 値弱自治体では、有意な地価の下落が見られる。

5.3.2 用途地域ごとの分析

住居系用途地域における規制基準の設定パ ターンごとの分析結果を表

4

に示す。畜舎ダミ ーありの場合に、規制値強自治体では有意な地 価の上昇が見られ、規制値中自治体と規制値弱 自治体では有意な地価の下落が見られる。また、

畜舎ダミーなしの場合に、規制値中自治体と規 制値弱自治体では有意な地価の下落が見られ る。住居系用途地域では、悪臭について強い規 制を行うことで地価が上昇し、緩い規制を行う ことで地価が下落するのではないかと考えら れる。

次に市街化調整区域についての分析結果を 表

5

に示す。畜舎ダミーありの場合に、規制値 強自治体では有意に地価が下落し、規制値中自 治体では有意に地価が上昇した。また、畜舎ダ ミーなしの場合に、規制値中自治体と規制値弱 自治体では有意に地価が上昇した。市街化調整 区域で強い悪臭規制を行うと、規制に対応する ために畜産農業者の費用負担が増加するので 地価が下落し、それが環境改善による地価の上 昇を上回るため、結果として地価が下落したの

ではないかと考えられる。

6. 政策提言

悪臭対策について規制を行う場合は、住居系 用途地域においてより厳しい規制を行い、市街 化調整区域においてより緩い規制を行うなど、

現状以上に土地の利用状況に応じた柔軟な対 応を行うべきである。現状でも、各自治体にお いて用途地域ごとに規制基準に差異を設けて いる。しかし、分析結果を見る限りにおいては、

住居系用途地域においてはさらに強い規制を、

市街化調整区域においてはさらに緩い規制を 行うことで双方の地域で地価を上昇させるこ とが可能であり、より効率的な規制となるもの と考えられる。

しかし、畜舎と住居系用途地域の接近が望ま しい状況ではないことは、5.2.2 において実証 されている。より緩い規制基準が設定された市 街化調整区域と住居系用途地域の接近は住居 系用途地域での大きな地価の下落を引き起こ す可能性がある。このことへの対策として、例 えば、住居系用途地域の周囲に厳しい規制基準 の地域を緩衝地帯として設定することで、より 望ましい状況を確保できるのではないかと考 えられる。

被説明変数:Ln地価(地価公示及び都道府県地価調査)

説明変数 係数 標準誤差 t値 係数 標準誤差 t値

規制値強自治体ダミー 0.052 *** 0.014 3.74 0.072 *** 0.020 3.6

規制値中自治体ダミー -0.032 *** 0.010 -3.17 -0.040 *** 0.014 -2.83

規制値弱自治体ダミー -0.040 *** 0.013 -3.16 -0.044 ** 0.018 -2.45

畜舎からの距離ダミー   0m- 300m未満 -0.040 *** 0.011 -3.78 -0.087 *** 0.012 -7.31   300m- 600m未満 -0.051 *** 0.0075 -6.85 -0.071 *** 0.0089 -8.02        600m- 900m未満 -0.014 ** 0.0064 -2.20 -0.016 ** 0.0078 -2.02        900m-1200m未満 0.0085 0.0063 1.34 0.017 ** 0.0079 2.14

最寄駅までの距離 km -0.069 *** 0.0031 -21.83 -0.052 *** 0.0022 -24.22

東京駅までの距離 km -0.045 *** 0.0038 -11.77 -0.013 *** 0.0014 -9.86

容積率 % 0.00083 *** 0.000034 24.78 0.00090 *** 0.000044 20.64

供給施設有無(ガス)ダミー 0.040 *** 0.0060 6.71 0.12 *** 0.0074 16.09

供給施設有無(下水)ダミー 0.026 *** 0.0086 3.02 0.098 *** 0.0095 10.38

住居系用途地域ダミー 0.88 *** 0.012 75.47 0.83 *** 0.012 71.92

商業系用途地域ダミー 1.12 *** 0.014 79.06 1.09 *** 0.015 72.73

工業系用途地域ダミー 0.61 *** 0.013 46.23 0.56 *** 0.014 41.52

非線引き白地ダミー 0.37 *** 0.036 10.36 0.28 *** 0.023 12.26

地価公示ダミー 0.0085 * 0.0045 1.91 0.019 *** 0.0058 3.36

年ダミー(2003年~2011年) 市町村ダミー 畜舎ダミー

定数項 11.92 *** 0.19 61.47 11.45 *** 0.052 218.25

サンプル数 6106 6106

自由度調整済決定係数 0.97 0.93

***、**、*はそれぞれ、1%、5%、10%で統計的に有意であることを示す。

Yes Yes Yes

Yes Yes No

被説明変数:Ln地価(地価公示及び都道府県地価調査)

説明変数 係数 標準誤差 t値 係数 標準誤差 t値

規制値強自治体ダミー 0.020 ** 0.010 2.01 0.027 0.019 1.46

規制値中自治体ダミー -0.043 *** 0.0072 -5.94 -0.040 *** 0.013 -3.06

規制値弱自治体ダミー -0.040 *** 0.0097 -4.11 -0.042 ** 0.018 -2.42

畜舎からの距離ダミー   0m- 300m未満 -0.070 *** 0.0084 -8.42 -0.071 *** 0.012 -5.70   300m- 600m未満 -0.031 *** 0.0055 -5.63 -0.038 *** 0.0085 -4.50        600m- 900m未満 -0.022 *** 0.0046 -4.78 -0.023 *** 0.0071 -3.22        900m-1200m未満 -0.0091 ** 0.0045 -2.02 0.015 ** 0.0071 2.09

最寄駅までの距離 km -0.098 *** 0.0032 -30.92 -0.055 *** 0.0023 -24.41

東京駅までの距離 km -0.015 *** 0.0029 -5.06 -0.015 *** 0.0014 -10.42

容積率 % 0.00046 *** 0.000037 12.28 0.00062 *** 0.000054 11.40

供給施設有無(ガス)ダミー 0.032 *** 0.0041 7.70 0.077 *** 0.0066 11.64

供給施設有無(下水)ダミー 0.016 ** 0.0072 2.15 0.14 *** 0.0092 15.63

地価公示ダミー 0.0016 0.0032 0.51 0.012 ** 0.0053 2.30

年ダミー(2003年~2011年) 市町村ダミー 畜舎ダミー

定数項 11.82 *** 0.14 81.66 12.35 *** 0.054 230.76

サンプル数 3923 3923

自由度調整済決定係数 0.98 0.92

***、**、*はそれぞれ、1%、5%、10%で統計的に有意であることを示す。

Yes Yes Yes

Yes Yes No

被説明変数:Ln地価(地価公示及び都道府県地価調査)

説明変数 係数 標準誤差 t値 係数 標準誤差 t値

規制値強自治体ダミー -0.043 ** 0.020 -2.13 -0.0021 0.044 -0.05

規制値中自治体ダミー 0.018 * 0.011 1.66 0.071 *** 0.021 3.30

規制値弱自治体ダミー -0.014 0.014 -1.03 0.074 *** 0.028 2.62

畜舎からの距離ダミー   0m- 300m未満 -0.12 *** 0.025 -4.86 -0.049 *** 0.017 -2.93   300m- 600m未満 0.0043 0.018 0.24 0.073 *** 0.014 5.34        600m- 900m未満 0.057 *** 0.016 3.64 0.038 *** 0.013 2.93        900m-1200m未満 0.073 *** 0.018 4.16 0.049 *** 0.016 3.07

最寄駅までの距離 km -0.034 *** 0.0058 -5.83 -0.048 *** 0.0032 -14.80

東京駅までの距離 km 0.055 *** 0.010 5.48 -0.012 *** 0.0016 -7.60

容積率 % 0.00018 *** 0.000047 3.80 0.00031 *** 0.00010 3.22

供給施設有無(ガス)ダミー 0.26 *** 0.032 8.08 0.18 *** 0.032 5.59

供給施設有無(下水)ダミー -0.029 *** 0.011 -2.71 -0.059 ** 0.016 -3.59

地価公示ダミー -0.092 *** 0.012 -7.51 0.011 0.0092 1.17

年ダミー(2003年~2011年) 市町村ダミー 畜舎ダミー

定数項 8.18 *** 0.49 16.65 11.50 *** 0.077 149.37

サンプル数 863 863

自由度調整済決定係数 0.99 0.95

***、**、*はそれぞれ、1%、5%、10%で統計的に有意であることを示す。

Yes Yes Yes

Yes Yes No

3

推計結果(規制基準の設定パターンごとの分析)

4

推計結果(用途地域ごとの分析―住居系用途地域―)

5

推計結果(用途地域ごとの分析―市街化調整区域―)

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