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微小表面材料特性評価システムについて

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Academic year: 2021

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微小表面材料特性評価システムについて

第1技術班 川村 純司

1.背景

今年度から津山高専に地域共同テクノ センタ-が開設され、それに伴い多くの 機器が導入された。今回は講習会や開所 式で携わった微小表面材料特性評価シス テムについて報告する。

2.特徴

材料の機械的特性の評価試験方法とし ては、さまざまな方法が挙げられる。硬 さ試験方法は、簡便で準破壊的な材料の 試験方法として広くもちいられ、中でも 微小領域における試験方法としては、微 小硬さ試験方法が一般的に知られている。

微小硬さ試験方法は、圧子押し込み後に 資料表面に形成されるくぼみの大きさを 試験機に装備された光学顕微鏡で観察し、

くぼみの長さから硬さ値を求める。しか しこの方法では、μmオーダーの硬さ試 験を行う時、くぼみの測定の精度が十分 に得られない。

微小表面材料特性評価システムでは、

この不具合を補うために圧子駆動部に変 位計を装備し、圧子の押し込み深さを測 定できる構造となっている。また、圧子 押し込み過程での負荷する試験力と押し 込み深さを連続的に測定し、押し込み深 さ-試験力グラフを表示することができ る。この曲線からは、塑性、弾性、クリ ープ変位量の他、金属材料のヤング率と 関連性をもつとされている押し込み係数

等を求めることができる。

3.試験方法

微小表面材料特性評価システムの操作 を図1に示す。

試験材料を試料台にのせる

試験条件を設定する

(PC で操作)

測定位置の決定

(PC で操作)

フォーカスを合わせる

(PC で操作)

測定開始 ・試料台移動 ・圧子押し込み

試験結果の表示 図1.操作の流れ

(2)

4.まとめ 各種の設定が PC 上で行えるため、測定位

置やフォーカス合わせなどの操作が簡単 になった。測定や解析は自動で行うので、

各種の設定後測定を開始すると結果は自 動的に得られる。また、測定位置は複数 選択でき、それに対応して試験条件の変 更もできるので、一度に多くの試験結果 が得られる。

微小試験機は精密機器が多く使われて いるので取扱いには注意が必要だが、今 回の微小表面材料特性評価システムは操 作が簡単になったので扱いやすくなって いる。また、材料特性のデータが一度に 多く得られるので、今後の微小硬さ試験 に多く活用されると思う。

微小表面材料特性評価システム

講習会の様子

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参照

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