微分積分学1
No.1 2005. 4.13
1.
関数と微分1.1
関数と極限 担当:市原¶
関数³
関数とは
,
定義域と呼ばれる集合の元から,
値域と呼ばれる集合の元への対応関係 のこと.
通常,
変数x, y
を用いて, y = f(x)
と表す.
x
は定義域X
を変域とする変数(X
のどの元を代入しても良い), y
は値域Y
に値をとる関数値(x
の値に応じてY
のある元が決まる).
µ ´
例題
1
次の対応から決まる関数の定義域と値域を求めなさい.
(1) x 7→ x 2 (2) x 7→ 1
x
¶
合成関数³
2
つの関数y = f (x), x = g(t)
が与えられているとき,
y
をt
についての関数とみなしたものy = f(g(t))
をf
とg
の合成関数といい, y = f ◦ g(t)
と表す.
µ ´
例題
2
次の関数たちから,
適当に合成を用いて,
新しい関数を3
個作りなさい.
(1) y = 2x − 1 (2) y = x 2 + 1 (3) y = 1
x − 1 (4) y = √ x + 2
関数の極限
¶ ³
関数
y = f(x)
が「変数
x
の値が限りなく値a
に近づくと関数値f (x)
が値b
に限りなく近づく」を満たしているとき
,
このことを記号x→a lim f(x) = b
で表し
,
「x
がa
に近づくとき関数y = f (x)
はb
を極限値としてもつ」という.
µ ´
例題
3
次の極限値を求めなさい.(1) lim
x→3 x 2 (2) lim
x→0
1
x (3) lim
x→2
x 2
x − 3 (4) lim
x→−1
x 2 + 2x + 1
x + 1
1
微分積分学1
No.1 2005. 4.13
1.1
関数と極限 担当:市原問題
1
次の関数の定義域と値域を求めなさい. (1) x 7→ 3 + 1
x
(2) x 7→ |x| ( | |
は絶対値記号)
問題
2
次の関数はy = x n
(n
は自然数), y = √
x, y = 2 x
から加減乗除,
合成を用い て作られている.
どのように作られているかかきなさい.
(
例) y = (x + 3) 2 y = x 2
と(y = x
とy = 3
の和)
の合成(1) y = (x 2 − x) 5
(2) y = √
x 2 + 2 x
(3) y = 2 √ x
2+x
問題