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[東日本大震災関係]
1.義援金・募金活動
≪義援金受付≫(日本赤十字社兵庫県支部伊丹市地区)事務局:伊丹市社会福祉協議会
平成 28 年 3 月 31 日現在
募 金 期 間 金 額
東日本大震災 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 377,763 円
※東日本大震災義援金について、平成 23 年 3 月 13 日受付開始からの累計金額は、189,999,299 円となっています。
2.被災地プロジェクト「いたみパドフェスタ」
「いたみパドフェスタ~5 年のつながりから学ぶこれからの伊丹~」
本会が、宮城県岩沼市・名取市社会福祉協議会と災害時相互支援協定を締結し、被災地支 援事業を開始してから 5 年目を迎えるにあたり、本事業やこれまでの支援活動におけるつな がりから学んだことを共有するため、現在が“震災後でもあり、震災前でもある”という視 点のもと、これからの防災・減災のあり方について考える機会として実施しました。
実 施 日:1月16日 会 場:いきいきプラザ 参加者数:130人 内 容:オープニング
ジャグラ三世(被災地支援活動者)によるマジックショー 第1部 パネルディスカッション
「学生発!防災のススメ」と題し、宮城県岩沼市・名取市及び伊丹市で防災・
減災をテーマに活動する学生にそれぞれの活動を発表後、これからの防災・減災 のあり方についてパネルディスカッションを行いました。
<発表者>
「東日本大震災から 5 年目~岩沼市の現状」
社会福祉法人岩沼市社会福祉協議会 青木 秀利 氏 「玉浦中学校 防災への取り組み」・「僕たちの活動 震災後から現在まで」
仙台工業高等学校 小林 吏公 氏 宮城第一高等学校 佐藤 慶次朗 氏 「名取市の復興状況」
社会福祉法人名取市社会福祉協議会 中山 国彦 氏 「看護学生による仮設住宅友愛訪問」
東北福祉大学健康科学部保健看護学科 伊藤 明日香 氏 「東日本大震災被災地支援活動報告」
兵庫県立伊丹高等学校 「東北復興支援ボランティア活動報告」
兵庫県立阪神昆陽高等学校 炊き出し
南町自治会、稲野自治会の協力のもと、災害時を想定した炊き出し実演 を行いました。
第2部 体験ブースコーナー
防災ならびに災害時の支援をテーマに活動しているボランティアグループに
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よるブースを展開し、参加者がそれぞれの活動を体験することで、一人ひとりに できることを考える機会としました。
<参加グループ>
「非常時持ち出し品ゲーム」 いたみ災害市民ボランティア 「リラクゼーションレクチャー」 かおりのわ・itami・
「災害時幼児グッズ作成レクチャー」 一般社団法人 Stand for mothers エンディング
被災地における活動を予定している団体によるコーラスの実施 <出演団体>
NPO 法人 SNOW ANGEL・いたみキッズハーモニー 物販コーナー
被災地企業の物品・食品を販売しました。
<協力企業>
合同会社つながる木っと(宮城県岩沼市:廃材を活用した木工用品の販売)
株式会社ささ圭(宮城県名取市:笹かまぼこの販売)
展示コーナー
本会の被災地支援事業の歩みや現在の岩沼市・名取市の状況、伊丹市内の地域 住民やボランティアによる活動などをパネル展示しました。
<重 点 事 項>
[一人ひとりの困りごとを受け止める支えあいの基盤づくり]
1
.地域福祉活動の活性化
(1)地域ふれ愛福祉サロンの支援〔共同募金配分金一部充当〕 5,784,508 円 見守りが必要な高齢者や障がいのある人等を対象に、住民同士の見守り活動の
「場」としての「地域ふれ愛福祉サロン」を地域住民の支援を得ながら実施しまし た。
サロンの活動内容については、食事会、喫茶、健康づくりなど地域の特性に合わ せて実施していただいています。
① 設置状況
区 分 サロン設置数 開催回数 地区社協等数
25 年度 112 サロン 1,721 回 17 地区 26 年度 117 サロン 1,911 回 17 地区 27 年度 122 サロン 2,011 回 17 地区
② 参加者状況 (単位:人)
区 分 参加者数 ボランティア数 合 計 25 年度 参加者数(延) 26,006 11,161 37,167
1 サロン当り 232 100 332 26 年度 参加者数(延) 29,329 11,620 40,949 1 サロン当り 250 99 349 27 年度 参加者数(延) 27,305 11,617 38,922 1 サロン当り 224 95 319
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③ 地域ふれ愛福祉サロン連絡会の実施
月 日 場 所 参加者 主な内容
5 月 27 日 いたみいきいきプ
ラザ 126 人
第1回サロンボランティア代表者連絡会 講演会「認知症の方への接し方について」
講師:NPO法人認知症サポートネット 代表 福 田 章 氏
・その他事務連絡
9 月 10 日 スワンホール 109 人
第2回サロンボランティア代表者連絡会
講演会「地域で触合おう!ふれ愛レクリエーション」
講師:大阪府レクリエーション協会 梶本 智子 氏
・ボランティアグループ紹介
Dクラブ赤ずきんちゃん、伊丹大道芸サークル
・地域ふれ愛福祉サロン支援事業「歳末たすけあい運動配 分金」による特別助成について
3 月 8 日 いたみいきいきプ
ラザ 135 人
第3回サロンボランティア代表者連絡会
・地域ふれ愛福祉サロン現状アンケート結果報告
・地域ふれ愛福祉サロン市内の取り組み報告
・28年度地域ふれ愛福祉サロン支援事業について
・その他事務連絡
④地域見守りフォーラムの開催 86,481 円
各地で取り組まれている「見守り活動」と合わせて「見守られ活動」について考える 機会として地域見守りフォーラムを開催しました。
実 施 日:3月3日
会 場:いたみホール 大ホール・ホワイエ
内 容:講演「『見守り活動』から『見守られ活動』へ
~ホンモノの「支え・合い」づくり・5つのポイント~」
講師:ご近所福祉クリエーター 酒井 保 氏 活動報告「市内の『見守り』『見守られ』活動紹介」
※パネル展示と当事者による制作体験ブースの設置 参加人数:約500人
備 考:兵庫県社会福祉協議会実施の『「ストップ・ザ・無縁社会」全県キャン ペーン地域フォーラム開催事業助成事業』を活用
⑤たかしま見守りフォーラムへの参加 103,040 円 地域における見守り・支え合い活動の先進的な取り組みをしている高島市の実践を学
び、今後の伊丹市の地域福祉活動について考える機会として、各小学校区地域福祉ネッ ト会議委員とともに、滋賀県高島市社会福祉協議会主催の「たかしま見守りフォーラム」
へ参加しました。
実 施 日:3月26日 参加者:19人
(2)おもちゃライブラリー事業〔共同募金配分金一部充当〕 349,053 円 子どもたちが、手作りおもちゃや大きなおもちゃでの遊びを通し、社会性を伸ば すとともにノーマライゼーションを実現する場として、また子育て中の親子を地域住民が温 かく見守る場として地区社協等と協働し、おもちゃライブラリーを開設しました。
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①おもちゃライブラリー実績(3地区)
区 分 天神川地区 南小地区
実施場所 北野センター 稲野公園内
コミュニティプラザ館 年 度 26 年度 27 年度 26 年度 27 年度 開催日数 42 日 38 日 78 日 81 日 利用者数 1,493 人 1,047 人 1,544 人 1,910 人 子ども(延) 770 人 562 人 941 人 992 人 保護者(延) 658 人 457 人 544 人 861 人 その他(延) 65 人 28 人 59 人 57 人 1 日平均利用 35.5 人 27.6 人 19.8 人 23.6 人 ボランティア 332 人 286 人 345 人 323 人
区 分 花里地区
合 計
実施場所 伸幸苑
年度 26 年度 27 年度 26 年度 27 年度 開催日数 38 日 42 日 158 日 161 日 利用者数 893 人 968 人 3,930 人 3,925 人 子ども(延) 419 人 495 人 2,130 人 2,049 人 保護者(延) 345 人 348 人 1,547 人 1,666 人 その他(延) 129 人 125 人 253 人 210 人 1 日平均利用 23.5 人 23.0 人 24.9 人 24.4 人 ボランティア 368 人 396 人 1,045 人 1,005 人
(3)コミュニティプラザ館の運営
地域住民のふれあいの場として、稲野公園内に設置しているコミュニティプラザ 館を南小学校地区まちづくり協議会の協力を得て運営しました。
(設置年月:平成9年3月) <建築概要>
・床面積 54平方メートル ・構 造 鉄骨造平屋建
利用状況 (単位:人)
区 分 一般利用人数 おもちゃライブラリー人数 合 計
25 年度 148 1,649 1,797
26 年度 95 1,688 1,783
27 年度 121 2,233 2,354
※おもちゃライブラリー人数には、打合せ人数を含む。
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(4)地区ボランティアセンター(助けあいセンター)の実施
(伊丹市委託事業)
817,196 円 近隣共助の精神で、助けあいの輪を広げるため、地区社協等と協働して地区ボランティア
センターを設置しその活動を支援しました。
1)地区ボランティアセンター(助けあいセンター)設置状況
区 分 名 称 設 置 日 窓口ボランティア設置日
1 稲 野 稲小地区助けあいセンター 平成 17 年 7 月 1 日 平成 19 年 8 月 1 日 2 神 津 神津ボランティアセンター 平成 17 年 8 月 1 日 -
3 伊 丹 伊丹小地区助け合いセンター 平成 18 年 7 月 19 日 -
4 鴻 池 鴻池小地区助けあいセンター 平成 18 年 8 月 1 日 平成 19 年 8 月 1 日 5 笹 原 笹原ボランティアセンター 平成 18 年 10 月 18 日 -
6 鈴 原 鈴原ボランティアセンター 平成 19 年 6 月 1 日 平成 21 年 6 月 2 日 7 有 岡 有岡ハートボランティア
センター 平成 19 年 9 月 10 日 平成 22 年 9 月 1 日 8 天神川 天神川地区ボランティア
センター 平成 20 年 7 月 15 日 -
9 花 里 花里地区ボランティアセンター 平成 24 年 2 月 5 日 -
10 摂 陽 せつよう助け愛センター 平成 25 年 12 月 2 日 平成 26 年 2 月 3 日 11 昆陽里 こやのさとボランティア
センター 平成 27 年 11 月 9 日 平成 27 年 11 月 9 日
※「窓口ボランティア」設置地区は、相談受付及びコーディネートを登録ボランティア自身で実施し ています。
※昆陽里においては、携帯電話(平日の日中)を使用して、受付を行っている。
①ボランティア登録者数 (単位:人)
区 分 男性 女性 合計
26 年度 27 年度 26 年度 27 年度 26 年度 27 年度 1 稲 野 14 13 32 32 46 45 2 神 津 26 25 37 35 63 60 3 伊 丹 22 21 49 49 71 70 4 鴻 池 12 13 21 20 33 33 5 笹 原 8 9 25 24 33 33 6 鈴 原 29 31 37 37 66 68 7 有 岡 21 20 27 22 48 42 8 天神川 18 18 39 39 57 57 9 花 里 21 27 30 36 51 63 10 摂 陽 37 47 49 50 86 97
11 昆陽里 - 17 - 27 - 44
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②相談実績 (単位:件)
区 分 26 年度 27 年度
1 稲 野 11 3
2 神 津 11 19
3 伊 丹 8 14
4 鴻 池 9 5
5 笹 原 14 7
6 鈴 原 31 31
7 有 岡 23 19
8 天神川 5 1
9 花 里 1 25
10 摂 陽 33 45
11 昆陽里 - 13
③ボランティア活動実績
区 分 26 年度 27 年度
活動件数(延べ) 活動人数(延べ) 活動件数(延べ) 活動人数(延べ)
1 稲 野 190 件 200 人 164 件 269 人
2 神 津 38 件 42 人 57 件 61 人
3 伊 丹 236 件 237 人 91 件 93 人 4 鴻 池 311 件 315 人 174 件 241 人
5 笹 原 72 件 79 人 24 件 29 人
6 鈴 原 58 件 103 人 42 件 75 人 7 有 岡 139 件 161 人 47 件 138 人
8 天神川 2 件 2 人 1 件 1 人
9 花 里 76 件 152 人 113 件 206 人 10 摂 陽 355 件 402 人 193 件 244 人
11 昆陽里 - - 31 件 64 人
④窓口ボランティア活動実績
区 分 26 年度 27 年度
開設日数 活動人数(延べ) 開設日数 活動人数(延べ)
1 稲 野 42 日 83 人 42 日 65 人 2 鴻 池 239 日 442 人 235 日 352 人 3 鈴 原 232 日 407 人 232 日 599 人 4 有 岡 181 日 214 人 179 日 199 人 5 摂 陽 241 日 926 人 239 日 478 人
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⑤その他
区 分 内 容
1 稲 野 登録ボランティア連絡会 1 回
交流事業(映画&講演会、映画鑑賞会 12 回、アイ愛センター夏祭りへの協力)
2 神 津 連絡会 1 回、啓発イベント 1 回、交流事業(子どもと高齢者の地域交流)
3 鴻 池 連絡会 5 回、交流事業(鴻池小地区助けあいセンターフェスタ)
ゆうゆうスマイル喫茶 24 回 4 鈴 原 登録ボランティア連絡会 1 回
5 有 岡 連絡会 3 回、交流事業(夏祭り出店)
6 摂 陽 連絡会・研修会 1 回
2)地域福祉活動ボランティア養成スクールの実施
地区ボランティアセンター(助けあいセンター)において、窓口担当をされるボランティ アが、知識や経験を得ることで、相談者やボランティアが安心して相談の出来る窓口体制を 整えることや、コーディネートを担えるボランティアリーダーを養成することを目的に実施 しました。
対 象:伊丹市内地区ボランティアセンター登録ボランティア 地域でのボランティア活動に興味のある市民
実 施 日:8月5日・8月12日・8月19日(3回)
実施場所:いきいきプラザ
参 加 者:30人(延べ58人)
講 師:ライター コミュニケーションアドバイザー 波多江 みゆき氏 内 容:第1回:ボランティアの心構え
・住民ボランティアの役割、「お互い様」を大切に ・個人情報の保護とボランティア活動
・相手の話を「聴く」こと 第2回:電話対応スキルアップ ・窓口ボランティアの役割
・事例検討:相談者の「課題」に気づくには?
「本当のニーズ」は何?
第3回:地域を活かすコーディネート力
・住民ボランティアだからできること(地域のアンテナ役に)
・事例検討:地域の力を活かすコーディネート力!
「コーディネートの際の注意」
「課題から活動をどうつくるか」
2.地域福祉ネット会議の推進
(伊丹市委託事業) 1,068,839 円(1)地域福祉ネット会議
地域住民が身近な福祉課題について話し合い、課題の共有や解決に向けた仕組み づくりなど、住民主体で地域福祉を推進していくために、市及び地区社協等と協働 し、地域福祉ネット会議を開催しました。
- 12 - 地域福祉ネット会議開催状況
区 分 開催回数 (準備会を含む)
参加延べ人数
(準備会を含む) 設 置 日 1 神 津 5 回 82 人 平成 14 年 5 月 7 日 2 稲 野 6 回 108 人 平成 14 年 6 月 28 日 3 笹 原 6 回 74 人 平成 14 年 8 月 26 日 4 天 神 川 7 回※1 143 人 平成 14 年 11 月 13 日 5 昆 陽 里 6 回 133 人 平成 15 年 2 月 5 日 6 伊 丹 4 回 106 人 平成 16 年 1 月 22 日 7 有 岡 13 回 211 人 平成 16 年 3 月 16 日 8 鴻 池 5 回 57 人 平成 17 年 10 月 21 日 9 鈴 原 7 回 186 人 平成 18 年 2 月 16 日 10 緑 丘 5 回 142 人 平成 21 年 8 月 20 日 11 花 里 5 回 103 人 平成 21 年 10 月 6 日 12 瑞 穂 5 回 139 人 平成 23 年 4 月 4 日 13 池 尻 6 回 84 人 平成 23 年 7 月 15 日 14 摂 陽 8 回※2 235 人 平成 24 年 3 月 14 日 15 南 1 回 30 人 平成 26 年 3 月 24 日
計 89 回 1,833 人
※1 ネット会議を開催した 7 回の内、全体会を 4 回、企画会を 3 回実施
※2 先進地視察を含む
(2)地域福祉ネット会議連絡会の実施
1 回目:対 象:各地区地域福祉ネット会議委員、各地区社会福祉協議会等代表者 実施日:11月5日
参加者:51人
内 容:報告「伊丹市地域福祉計画の進捗状況について」
「伊丹市社会福祉協議会 第 6 次発展計画について」
意見交換「各地区の今年度の取り組み状況について」
2 回目:対 象:各地区地域福祉ネット会議代表者 実施日:2月12日
参加者:25人
内 容:報告「各地区での取り組み・課題について」
意見交換「今後の地域福祉ネット会議代表者連絡会の内容について」
(3)その他
地域福祉ネット会議での協議から立ち上げた活動に対して、コミュニティワーカーが 支援を行いました。
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区 分 団 体 日 程 内 容
1 摂 陽 木ノ本自治会 9月30日
12月 2日 防災・支え合いマップづくり 2 摂 陽 堀池自治会 10月 8日 防災・支え合いマップづくり 3 池 尻
池尻小学校区 まちづくり協議会
(ふれあい福祉部)
11月20日
12月18日 支え合いマップづくり 4 摂 陽 昆陽双葉南自治会 1月10日 防災・支え合いマップづくり 5 有 岡 ネット会議 1月30日
2月 7日
LODEマップ研修(防災福祉マップ を使用した防災研修会)
3.地域における住民組織
(1)地区社会福祉協議会等(地区社協等)との連携・支援
地区社協等が、住民共助の考え方を基本に、地域の特性を活かしながら、住民参 加の福祉のまちづくり活動を創意と工夫をもって展開できるよう、次のような支援 を行いました。
1)地区社協等連絡会(4回)
実施日:7月28日、11月5日、12月18日、2月6日 内 容:各地区社協等間の情報交換
※12月18日「地区社協等連絡会研修会」と兼ねる
※2月6日「伊丹市社会福祉大会」と兼ねる
2)地区社協等連絡会研修会 実施日:12月18日
内 容:「これからの地域福祉活動のあり方について考える」
講 師:種智院大学人文学部社会福祉学科 教授 明石 隆行 氏
参加者:地区長(会長)・福祉部長等・地域福祉ネット会議委員等 71人
3)活動助成金の交付
地区社協等の活動を支援するため、17地区に活動助成金を交付しました。
地区社協等事業助成金(定額分) 5,100,000 円 地区社協等事業助成金(世帯数分) 1,376,000 円
自治会活動を支援するため、自治会連合会に活動助成金を交付しました。
(201自治会) 201,000 円
(2)住民の地域福祉活動への参加促進
1)ふれ愛交流事業の実施 1,910,600 円 地区社協等が地区内のひとり暮らし高齢者等を対象に実施する「ふれ愛バスツア
ー」に対し、バス借上料の一部を助成しました。(15地区)
2)地域福祉講座の実施
支え合い、助け合う“共に生きるまちづくり”について学習する機会として、地区社協 等の地域住民と協働し、地域福祉講座を開催しました。
実施団体:12団体 参加人数:延べ518人
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団 体 参加人数 内 容
宮西自治会 19 人 身近な地域の見守り・支え合い活動について 中野西自治会 29 人 孤立をなくす地域づくりのコツ
稲野小学校地区 社会福祉協議会
30 人 伊丹市社会福祉協議会の紹介 20 人 認知症について学ぼう 池尻小学校区
まちづくり協議会
(ふれあい福祉部)
37 人 生活困窮者って誰? ~生活困窮者自立支援制度について~
鈴原小学校地区 社会福祉協議会
49 人 第 1 回: 誤嚥と肺炎なるほど講座
35 人 第 2 回:高齢による体の不調と自分にできること 49 人 第 3 回:知って納得!身近な介護予防と福祉用具 伊丹市老人クラブ
連合会 25 人 介護予防(生き生きと毎日元気で過ごしましょう)
南小学校地区
まちづくり協議会 60 人 体を動かしながら、脳を鍛える認知症予防の簡単エクササイズ 伊丹小学校地区
自治協議会
34 人 第 1 回:詐欺被害に遭わない~気にかけあえる地域へ~
30 人 第 2 回:個人情報保護について学ぼう アルビス千僧
きさらぎ会
(老人会)
14 人 孤立をなくす地域づくりのコツ 鴻池小学校地区
社会福祉協議会 24 人 認知症について学ぼう 下河原自治会
(日日想サロン) 25 人 いつまでも元気に暮らすコツ~健康体操と見守り活動について~
神津地区地域福祉
ネット会議 38 人 認知症サポーター養成講座
認知症になっても安心して暮らしていける地域へ
3)その他の支援
地区社協等や民生委員児童委員連合会の校区ブロック等の研修会や会合等に本 会職員が出向き、地域福祉活動についての助言や説明等の支援を行いました。
(3)民生委員児童委員連合会との連携
民生委員児童委員連合会と連携しながら、地域の高齢者、障がい者、児童等に対 する地域福祉活動を展開しました。
①事務局
民生委員児童委員連合会の事務局を地域福祉推進室で担当しました。
②助成金の交付
民生委員児童委員連合会に、助成金を交付しました。
(249 人) 249,000 円
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(4) こんにちは赤ちゃん事業 (伊丹市委託事業) 4,925,036 円 おおむね生後4ヶ月以内の乳児がいるすべての家庭を民生委員児童委員が訪問し、親子 の心身の状況や養育環境の把握を行い、併せて子育て初期の不安や悩みを持つ子育て家庭 に対し、適切な情報やサービス等の提供を行うことを目的とした「こんにちは赤ちゃん事 業」を市委託事業として実施しました。(27年出生数:1,754人)
①訪問結果 (単位:件)
訪問受入 訪問辞退 留守 転居 その他 訪問未報告 合計
1,657 14 49 24 10 0 1,754
※出生数は、27 年 1 月から 12 月、訪問結果は 27 年 4 月から 28 年 3 月までの数字とな っています。
②訪問調査結果 (単位:件)
*わからないことがある時、相談できるご親族やお知り合いがいますか。
いる いない 無回答 合計
1,629(98.3%) 22(1.3%) 6(0.4%) 1,657(100%)
*保護者の体調が悪い時や急用ができた時に、お子様を預かってくれるところはありますか。
ある ない 無回答 合計
1,466(88.5%) 184(11.1%) 7(0.4%) 1,657(100%)
*子育てについて悩んでいることはありますか。
ある ない 無回答 合計
215(12.9%) 1,425(85.9%) 17(1.0%) 1,657(100%)
(5)友愛電話訪問事業 〔共同募金配分金充当〕 208,138 円 ひとり暮らし高齢者の安否の確認と孤独感・不安感を解消するため、おおむね週1回ボラ
ンティアの協力を得て電話により友愛訪問を実施しました。
①訪問実績
区 分 25 年度 26 年度 27 年度 対 象 者 62 人 59 人 58 人 実 施 日 数 240 日 239 日 233 日 訪 問 回 数 (延) 2,743 回 2,314 回 1,901 回
ボランティア数 53 人 53 人 53 人 ボランティア数(延) 768 人 769 人 769 人
②友愛電話訪問ボランティア研修会 <第1回>
実 施日:8月19日 実施場所:いきいきプラザ
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内 容:研修「電話訪問スキルアップ研修~相手が安心できる「聴き方」とは~」
講師:ライター コミュニケーションアドバイザー 波多江 みゆき氏 参 加者:15人
<第2回>
実 施日:3月30日 実施場所:アイ愛センター
内 容:研修「友愛電話訪問・緊急通報システムの仕組みと、ボランティアの役割」
参 加者:13人
(6) 緊急通報システム(命のペンダント)事業(伊丹市委託事業)2,128,165 円 虚弱なひとり暮らしの高齢者等に緊急事態が生じた場合に、あらかじめ依頼し ている近隣協力員(利用者 1 人に対して2~3人)へ通報され、救援が求められ るよう緊急通報システム事業を実施しました。
また、月1回、機器の作動テストを兼ね、安否の確認と孤独感の解消を図るた め電話による友愛訪問を実施しました。
① 設置台数 (単位:台)
区 分 既設置数 新規設置数 取り外し数 年度末設置数
25 年度 729 91 118 702
26 年度 702 58 116 644
27 年度 644 50 77 617
② 設置者の区分別設置数 (単位:台)
区 分 独 居 ねたきり 高齢世帯 重度障がい その他 合 計
25 年度 638 1 25 16 22 702
26 年度 578 1 25 17 23 644
27 年度 549 1 32 17 18 617
③ 作動テスト・友愛訪問
区 分 実施日数 テスト依頼 友愛訪問
不在者に対する近隣 協力員等確認依頼
テスト通報による 監視センター確認
25 年度 240 日 6,733 人 75 件 6,619 回 26 年度 241 日 6,410 人 135 件 6,405 回 27 年度 233 日 5,826 人 129 件 5,728 回
④ 通報等の件数 (単位:件)
区 分 通報件数 受 信 内 容
25 年度 230 内容:急病 19・転倒 3・不安 2・誤報 99・他 107 26 年度 348 内容:急病 18・転倒 6・不安 0・誤報 99・他 225 27 年度 196 内容:急病 15・転倒 7・不安 3・誤報 68・他 103 ※誤報とは、機器の異常発信と発信意識なく通報された件数
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⑤ 協力員等(各年度末現在) (単位:人)
区 分 近隣協力員数 友愛訪問ボランティア延人数
25 年度 1,453 768
26 年度 1,150 769
27 年度 1,166 749
5.企業、事業所等との連携
(1) 伊丹市高齢者地域見守り協定事業〔共同募金配分金充当〕 230,442 円
「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるまち・いたみ」を目指して、
地域住民だけでなく、さまざまな事業所と連携した見守り活動のネットワークを構築するこ とを目的に「地域見守り協定」を実施しました。
協力いただける企業・事業者が登録を行い、気になる世帯を発見(安否確認や生活の異変 の察知)したときに、本会に連絡をいただき、状況に応じて各関係機関と連携して速やかに 対応し、ひとり暮らし高齢者などの見守り強化に取り組みました。
①伊丹市高齢者地域見守り協定事業所連絡会
本事業の経過及び実績報告や、認知症の理解に関する研修を行いました。
実 施 日:10月19日 場 所:いたみホール 参加者数:43人
②登録事業所件数 (平成 28 年 3 月 31 日現在)
宅配 飲食 新聞 郵便局 金融機関 介護事業所
15 9 23 18 20 29
コンビニ スーパー 販売店 病院 その他 合計 (前年度)
24 11 34 12 30 225( 211 )
③通報件数… 14 件
通報内容 登録事業所から 未登録事業所から その他
安否確認 7 1 0
認知症相談 5 0 0
その他相談 1 0 0
※その他相談とは、安否確認や認知症相談以外に、登録事業所が来店者等について気にな ると相談があったもの
④対応件数
救急搬送 0 家族・関係機関等への連
絡・連携 10
死亡確認 1 所在確認 3
住民等の見守り支援 0 合計 14
- 18 -
⑤対応後の支援状況
関係機関による見守り 5
地域住民による見守り 6
関係機関の連携にとどまるもの 2
※1件は死亡確認であったため、除く。
[一人ひとりの強みを活かせる社会参加の場づくり]
1.新たな活動の場づくり
(1)当事者会(家族会)の支援 〔共同募金配分金一部充当〕 90,000 円 要援護者を抱える家族や当事者の福祉の向上を図るため、情報交換、研修会、
親睦、交流等の活動を展開している当事者会(家族会)の活動を支援しました。
活動助成(1団体) 20,000 円 バスツアー助成(1団体) 70,000 円
区 分 実施回数 参加延人数 内 容
ほほえみの会(伊丹市認
知症等介護者家族の会) 162 回 1,121 人
介護者支援講演会の開催、定例会(座談会)、リフレッ シュ活動の実施、食事会、友愛訪問・電話訪問、講演会
(勉強会)への参加・派遣、若年認知症のつどいへの参 加、高齢者施設へのボランティア活動等
お花し会
(伊丹市失語症の友の会) 92 回 1,061 人
脳血管障がい者リフレッシュツアー、料理教室、健康体 操、日帰り交流バスツアー、集団言語訓練、食事会、他団 体行事への参加等
きたいの会
(伊丹市男性介護者きた いの会)
13 回 95 人
定例会(座談会)、「男性介護ネットワークひょうご」、
「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」の企画への 参加等
(2)若年認知症の本人と家族への支援 〔共同募金配分金一部充当〕
若年認知症の本人と家族への支援について考える「若年認知症の会『ふらっと』」
の活動を支援しました。その活動の一環として、「若年認知症映画会&座談会」を 開催しました。
※若年認知症の本人と家族が気軽に集える場「若年認知症のつどい」は、今年度よ り支援について考える「若年認知症の会『ふらっと』」となりました。
実施回数:11回 参 加 者:69人
内 容:若年認知症の啓発映画の内容について意見交換など
○若年認知症映画会&座談会 実 施 日:2月20日
会 場:阪神シニアカレッジ 参 加 者:37人
内 容:「これからもあなたのままで~ある夫婦の物語~」
- 19 -
(3)コミュニケーションが苦手な方や、引きこもりがちな方の居場所として
「ゆうゆうクラブ」を開催 実施期間:毎月1回開催
場 所:いきいきプラザ 他
内 容:夏祭り出店のお手伝い、散歩、料理等
(28年3月から、「(仮称)ゲームカフェ」へ移行)
参 加 者:延べ35人(ボランティアを含む。)
(4)「(仮称)ゲームカフェ」の開催
特定非営利活動法人 ICCC、伊丹市くらし・相談サポートセンター、特定非営利活 動法人宝塚 NPO センター、伊丹市ボランティア・市民活動センターが共催で、ひき こもりがちな方の“ゲームを通した交流”をテーマとした集いの場を開催。
実 施 日:3月23日 <今後、月1回開催予定>
場 所:古本カフェ「コラージュ」
内 容:テレビゲーム、トランプ等 参 加 者:6人
[市民福祉活動の活性化]
1.市民福祉活動の活性化
13,988,928 円(1)「気軽に楽しくボランティア(KTV)」をテーマとした活動振興 1)ボランティア養成講座
No 講座名 開催目的
実 施 回 数
(回)
参 加 実 人 数
(人)
延 参 加 人 数
(人)
1 ボランティアきっかけ講座
(裁縫編)
ボランティア活動のきっかけ作りを 行い、今後の活動に結びつけていく ことを目的に開催した。
1 10 10
2 災害ボランティア養成講座
災害が起こったとき、自分たちの地 域でできることを考え、災害時の支 援として活動するボランティアを育 成することを目的に開催した。
1 15 15
3
団塊世代向け講座
「一度きりの人生をより豊かに生 きるために」
団塊世代や定年退職された方の、ボ ランティア活動を推進していくこと を目的に開催した。
1 32 32
4
団塊世代向け講座
「生涯現役!地域デビューしてみ ませんか?」
団塊世代や定年退職された方の、ボ ランティア活動を推進していくこと を目的に開催した。
1 20 20
- 20 -
No 講座名 開催目的
実 施 回 数
(回)
参 加 実 人 数
(人)
延 参 加 人 数
(人)
5
団塊世代向け講座
「第二の人生応援講座
~今を楽しくいきる秘訣~」
団塊世代や定年退職された方の、ボ ランティア活動を推進していくこと を目的に開催した。
4 32 79
6 子どもボランティアクラブ
小学校4年生~6年生までの子ども を対象に、継続したボランティア活 動の機会を持ってもらうことで、ボ ランティア活動の楽しさと思いやり の心を育むことを目的に開催した。
11 9 47
7 夏休みこども手話教室
夏休みの期間に小学生を対象に、手 話学習を通じた交流の機会を設け、
聴覚障がいに対する理解等を深める ことを目的に開催した。
3 21 37
8 みんなで学ぼう!認知症予防 In ネッツテラス伊丹
ボランティアグループ「D クラブあか ずきんちゃん」、ネッツテラス伊丹 が主催で、認知症予防講座を後援し、
開催した。
3 50 83
9 認知症サポーター養成講座
「オレンジリングをみんなの手に」
伊丹市立女性・児童センターと共催 で、認知症サポーター養成講座を開 催した。
3 49 76
10
障がい者支援ボランティア養成講 座
(アイ愛センターと共催事業)
障がいのある方との市内ウォーキン グを通して、障がいへの理解を深め、
今後、障がいのある方への余暇支援 ボランティアを養成することを目的 に開催した。
4 8 19
11 朗読ボランティア入門講座
(アイ愛センターと共催事業)
朗読の基本的技術から、視覚に障が いのある方への理解や手引きの仕方 などを学び、朗読ボランティアとし て活動される方を養成することを目 的に開催した。
8 5 40
12 朗読ボランティア応用講座
(アイ愛センターと共催事業)
登録朗読ボランティアグループメン バー対象に、技術向上を目的に、図 表の読み方について、デイジー編集 フォローアップについて実施した。
3 16 23
※アイ愛センター講座は、アイ愛センター研修事業項目に掲載
- 21 -
2)「MIV48(みんないたみでボランティアしよーやプロジェクト)」の実施
伊丹市のボランティア活動がより元気に活性化することで、誰もがいきいきと暮らせ るまちづくりを目的に、いきいきプラザを使用して、ボランティア同士の意見交換会や ロビーイベント等を実施
①意見交換会(ボラカフェ)
<1回目>
実 施 日:6月1日
対 象:高齢者分野、趣味を生かした活動分野のボランティア 内 容:①交流会
②ワールドカフェ
生きづらさを抱えた方への支援・居場所づくりについて 参 加 者:12人
<2回目>
実 施 日:2月18日
内 容:料理を通じた交流 参 加 者:13人
②ロビーイベントの実施
ボランティアグループの横の繋がりと、ボランティア活動の啓発を目的に、イベン トを開催
<1回目>
実 施 日:7月8日
内 容:みんなでジブリを歌おう!
企画・運営:スノーエンジェル(歌)、カメラ小僧(写真撮影)
<2回目>
実 施 日:2月18日
内 容:朗読と二胡とピアノのコラボレーション 企画・運営:朗読ボランティアグループ玉手箱(朗読)
四つ葉のクローバー(二胡、ピアノ、司会)
カメラ小僧(写真撮影)、個人ボランティア
③その他
ボランティア企画による、いきいきプラザのロビーを活用した季節行事や集いの場 ができ、ボランティア同士の繋がりが広がっています。
・季節行事、イベントの開催
(こどもの日、七夕、お月見、クリスマス、餅つき、ひな祭り)
・バルーンひねろう会 ・手芸カフェ ・将棋サロン ・エコバッグ作り
・アロマハンドトリートメント
3)かけはしバンクの実施
市まちづくり推進課、市民まちづくりプラザ、中央公民館と協同し、各施設登録ボラン ティア団体を横断的に把握し、市民同士のつながり作りを応援する「かけはしバンク」を、
今年度も引き続き、開催 登録団体数:39グループ
- 22 - 4)登録ボランティアグループ連絡会議の実施
実 施 日:3月5日、3月11日 実施場所:いきいきプラザ 参加人数:延べ76人
内 容:ボランティアグループ登録、ボランティアグループ助成金、兵庫県ボランテ ィア・市民活動災害共済保険、ロビーの活用について など
5)登録ボランティア研修会の開催 実 施 日:9月2日
実施場所:いきいきプラザ 参加人数:27人
内 容:認知症を知ろう!
講 師:ボランティアグループ D クラブあかずきんちゃん 代表 宮本節子 氏
6)施設ボランティアコーディネーター研修会の開催
市内福祉施設等のボランティア受け入れ担当者を対象に、市内福祉施設等におけるボ ランティアを受け入れる意義を改めて考える機会として、開催
実 施 日:3月15日 実施場所:いきいきプラザ 参加人数:19人
内 容:①ボランティアがたくさん集まる施設とは?
②生活困窮者支援における、ボランティア活動の意義
講 師:①社会福祉法人京都福祉サービス協会 高齢者福祉施設「本能」
総務部長兼介護部長 森 賢一 氏 ②伊丹市くらし・相談サポートセンター 主任相談員 森川 隆彦 氏
(2)市民へのボランティア活動の啓発 1)ボランティアまつりの開催
「第19回いたみボランティアまつり実行委員会」に本会も参画し実施しました。
実 施 日:10月24日
実施場所:イオンモール伊丹他 参加人数:約1,000人
内 容:・ボランティアグループ活動発表ステージ・体験コーナー ・ボランティアグループパネル展
・ボランティア相談コーナー
・若者企画「こどものあそびば」など
2)市内小・中・高等学校福祉学習活動紹介冊子の作成〔共同募金配分金充当〕
市内の学校で創意工夫されている福祉学習やボランティア活動を広く市民に啓発する とともに、福祉学習の大切さを共に考える機会として活動紹介冊子を作成しました。
掲載校:5校
作成数:1,500部
- 23 -
(3)ボランティア・市民活動センターの拠点機能の強化
1)ボランティア相談 (単位:件)
2)ボランティア支援
①ボランティアグループ助成金 〔共同募金配分金充当〕 658,600 円 ボランティア活動の振興を図るため、ボランティアグループ活動助成金及び新規ボラ ンティアグループ応援助成金を交付しました。
27年度:ボランティアグループ活動費助成金 634,800 円 (17 グループ) 新規ボランティアグループ応援助成金 23,800 円( 1 グループ)
②ボランティア育成助成事業〔伊丹ロータリークラブ基金充当〕
伊丹市内の社会福祉施設・団体などが、今後必要とされるボランティアの養成・育成 を目的に行事や事業を実施する際、その必要な経費の一部を助成しました。
・助成施設:1団体1事業 ・助 成 額:33,910円
③ボランティア研修費助成事業〔伊丹ロータリークラブ基金充当〕
伊丹市内の個人ボランティア・ボランティアグループが、福祉ボランティア活動に関 する講習会・研修会等に対し、参加費および交通費・宿泊費の一部を助成しました。
・助成人数:5人(3グループ4人、個人1人)
・助 成 額:112,635円
④ボランティア情報支援
貸出・閲覧用福祉関係書籍・ビデオ・紙芝居・機材を充実させ、貸出を行いました。
・貸出件数 31件
⑤ボランティア・市民活動センター昆陽池分室(アイ愛センター内)
ボランティアの登録及び情報提供をはじめ、送迎ボランティアのコーディネート他、
アイ愛センターが取り組む障がい者に関するボランティア養成事業を連携して開催し、
アイ愛センターを拠点に活動するボランティアグループ等の窓口として開設しました。
3)ボランティア共済保険等の取り扱い
兵庫県社会福祉協議会の依頼を受け各種ボランティア共済保険の受付業務を行いました。
・ボランティア・市民活動共済保険 3,557件(内災害型特例型9件)
・ボランティア活動等行事保険 110件
・ボランティア移送サービス・交通傷害保険 18件
・事故受付対応件数 10件
区 分 指導助言 情報提供 活動照会 ボランティア派遣 活動機材等 その他 合計
25 年度 15 16 10 213 4 1 259
26 年度 16 55 32 194 4 28 329
27 年度 11 65 20 190 2 30 318
- 24 - 4)ボランティアの登録状況
区 分 25 年度 26 年度 27 年度
個 人 ― 270 人 ― 272 人 ― 271 人
グループ 124G 1,993 人 109G 1,776 人 100G 1,689 人 計 124G 2,263 人 109G 2,048 人 100G 1,960 人
5)ボランティア派遣状況
区分 個人 施設 社協 行政 団体 学校 その他 合計
介助
派遣件数
(件) 1 62 0 0 0 0 0 63
延人数
(人) 1 269 0 0 0 0 0 270
運転
派遣件数
(件) 101 0 0 0 0 0 0 101
延人数
(人) 101 0 0 0 0 0 0 101
通訳
派遣件数
(件) 0 0 0 0 0 0 0 0
延人数
(人) 0 0 0 0 0 0 0 0
保 育
派遣件数
(件) 0 238 0 74 10 0 0 322
延人数
(人) 0 383 0 151 15 0 0 549
技術 派遣件数
(件) 0 2,757 3 0 53 0 0 2,813
延人数
(人) 0 6,011 14 0 140 0 0 6,165
援助
派遣件数
(件) 0 2,166 22 0 13 0 0 2,201
延人数
(人) 0 3,700 100 0 27 0 0 3,827
指導
派遣件数
(件) 0 52 0 0 49 1 0 102
延人数
(人) 0 59 0 0 57 3 0 119
合計
派遣件数
(件) 102 5,275 25 74 125 1 0 5,602 延人数
(人) 102 10,422 114 151 239 3 0 11,031
- 25 - 6)ボランティア派遣依頼情報
個人登録ボランティアの活動の活性化とボランティア派遣の効率化を図るため、ボランテ ィア依頼情報「VACI情報」を適時発行し、個人ボランティア・ボランティアグループ・
関西スーパー各店舗・郵便局などへ送付しました。
発行回数:23回
発行部数:第 1 週目…約640部、第3週目…約680部 送付方法:郵送・FAX・Eメール等
7)ボランティア情報の提供
市民活動情報紙「社協だより」(年4回発行)及びアイ愛センター情報紙「ポテトサラダ」
(年11回発行)に様々なボランティアに関する記事を掲載し、情報の提供に努めました。
(4)福祉啓発・福祉学習としてのボランティア活動の推進 1)福祉学習への支援
学校およびPTA等からの各種相談に対応しました。 (単位:件)
項目 件数
ボランティア派遣 11(延べ 25 人)
情 報 提 供 1
活 動 機 材 貸 出 20
指 導 助 言 0
その他 1
合 計 33
2)福祉学習担当者等研修会の開催
学校における福祉教育の考え方・方法などを改めて考える機会にするとともに、地域の 福祉活動者との情報交換・情報共有を通じ、福祉学習に対する理解を深め、地域と学校が 福祉学習を通じて連携を強めることを目的として開催しました。
対 象:市内小・中・高校の福祉学習担当教諭及び関心のある教諭、地域福祉活動者 および興味のある市民
実 施 日:8月21日
実施場所:伊丹市立図書館「ことば蔵」
内 容:①講義「学校と地域が協働で生み出す、豊かな学び」
講師:京都光華女子大学健康科学部医療福祉学科社会福祉専攻 講師 南 多恵子 氏
②意見交換会「共に考える!学校と地域がつながることで広がる取り組み」
参加人数:29人(学校関係者7人、地域関係者22人)
3)夏季ボランティア体験学習(明日に架ける橋)の開催
児童・生徒が夏休み期間中に地域において実施している様々な地域福祉活動等に、地域 の一員として参加することにより、地域ボランティアを経験する機会として実施しました。
- 26 - 対 象:市内在住・在学の小~大学生 実施期間:7月27日~9月30日
実施場所:各地域で実施している地域ふれ愛福祉サロン、ボランティアグループ、
おもちゃライブラリー、障害者デイサービスセンター、市内高齢者施設等 実施ケ所:27ヶ所
参加人数:57人 活動実績:30日
4)トライやるウィークの受け入れ
市内中学生の社会参加の場として「トライやるウィーク」の生徒の受け入れを 行い、地域のボランティア活動やボランティアグループでの活動体験を行いまし た。
<受け入れ中学校>北中学校 2人( 5月11日~ 5月14日)
松崎中学校 1人( 5月25日~ 5月28日)
笹原中学校 5人(11月 9日~11月13日)
(5)災害時に備えた支援体制づくり
1)災害ボランティアセンター立ち上げ・運営訓練の実施
南海トラフ巨大地震に備えて、災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営訓 練を、ボランティアグループ「いたみ災害支援ボランティアネットワーク」と共
催で開催
実 施 日:11月29日 場 所:いきいきプラザ
内 容:災害ボランティアセンターの立ち上げシミュレーション 各役割に分かれての反省会・意見交換会等
参 加 者:56人
2)伊丹市総合防災訓練への参画
伊丹市が主催する「伊丹市総合防災訓練」が1月24日に開催されるにあたり、市危機 管理室並びに健康福祉部との協働による要援護者確認訓練並びに福祉避難所設置訓練等 に職員が参画しました。
[総合相談支援体制の推進]
1.総合相談支援体制(たよれるネット)の推進
(1)地域福祉推進室の機能強化
地域福祉推進担当(コミュニティワーカー)と各支援センター(個別支援ワーカー)との 連携強化
公的サービスからインフォーマルサービスを包括的に支援する総合相談支援体制(たよれ るネット)を推進するため、地域福祉推進担当や地域包括支援センター、地域生活支援セン ター、ボランティア・市民活動センター等の一体的体制として「地域福祉推進室」を設置す るとともに、職員においても多様な福祉相談に対応する「ふれ愛福祉相談」を実施しました。
また、地域福祉推進室内の連携強化を図るため、課題調整会議(事例検討会)や自主勉強 会を開催しました。