奈良教育大学学術リポジトリNEAR
はしがき
著者 松本 喜一郎
雑誌名 奈良学芸大学教育研究所紀要
巻 2
発行年 1966‑03‑29
URL http://hdl.handle.net/10105/6102
は し が き
奈良学芸大学教育研究所長松本喜一郎
本年度の当研究所の研究活動の成果を内容とした研究紀要第2号を刊行する運
びになったことは喜ばしいことである。
第2号の収録論文も第1号同様本学教官が研究所のメムバーとして各担当領域
での研究テーマで研究された成果である。今回も共通のテーマで研究する方法を とらなかった。それは研究費の不足と、各教官の研究領域の多彩であることによ る。将来は共通のテーマで共同研究を行なうことのできる諸条件を早く整えたい と思っているO
六号に収録した論文はしたがって別々のテーマによるものである。ただ共通す るところは教育の内容や方法に関するもの、いわゆる教科ないし教育の方法や教 育内容に関するものであることである。
この領域に関する研究についての関心は次第に高まりつつある。これは理由の ないことではない。それは教育の進歩においてはもちろんのこと、間接的には学 術の進歩に対しても密接な関係をもつことの認識が深まりつつあるためである。
今回の紀要に収録された論文は経費の関係で紙数にきびしい制限を加えたので 研究内容をじゅうぶん盛りこむことができず、執筆された各位にご迷惑をかけた
ことと思 っている。
終りにこの領域の研究の重要性をみとめられ、すすんで論文をお出し願った各 位に対し、そのご努力に敬意を表し、今後もこの領域の研究活動が盛んになるよ
うにご協力をいただくことを期待する次第であります。