• 検索結果がありません。

平成27年度国立国会図書館活動実績評価:全体

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "平成27年度国立国会図書館活動実績評価:全体"

Copied!
30
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

「私たちの使命・目標 2012-2016」を実現する

「戦略的目標」の実現の度合いを数値に基づい

て客観的に評価するために「評価指標」と「参

考指標」を設ける。

事業の

実施

指標の達成状況や重点的に取

り組む事業の実施状況を評価

し、課題を抽出して次年度以

降の改善につなげる。

前年度以上のサービスレベルを目指すた め、前年度の実績値を基準とし、その値 を目標値として設定するもの 3か年平 均基準 型 前年度 基準型

平成27年度国立国会図書館活動実績評価

 国立国会図書館は、「私たちの使命・目標2012-2016」及びこれを実現する中期的目標である

「戦略的目標」を掲げています。戦略的目標の下に、毎年度「重点的に取り組む事業」を決定し、

年度終了後にこれらの事業の取組状況を評価します。当館が行う事業は多岐にわたりますが、特に

優先して実施する事業をより明確にするため、平成27年度に重点的に取り組む事業を厳選しまし

た。

 戦略的目標の実現の度合いを数値に基づいて客観的に評価するために設定したのが「評価指標」

と「参考指標」です。評価指標については、近年の実績値とその増減の傾向、事業の規模・性質等

を踏まえ、年度当初に数値目標を設定し、達成に努めます。参考指標については目標値を設定しま

せんが、当館の活動の動向を把握するために用います。

 各指標は年度終了後に実績値を測定し、経年変化等に着目して評価を行います。

 平成27年度の評価指標の目標値は、指標を次の三つに類型化した上で、それぞれの基準に基づい

て設定しました。

1 3か年平均基準型

 サービスレベルを維持するため、直近3年の実績値(特殊要件のある年度を除く。)の平均値を

基準とし、基準のプラスマイナス10パーセント以内を目標値として設定するもの。

2 前年度基準型

 前年度以上のサービスレベルを目指すため、前年度の実績値を基準とし、その値を目標値として

設定するもの。

3 既定目標値型

 協力して事業を行う他機関との調整の結果等、既定の値を目標値として設定するもの。

 なお、評価に当たっては、「国立国会図書館活動実績評価に関する有識者会議」において聴取し

た、活動実績評価の結果及び手法についての意見等を反映しています。

目標、計画

(Plan)

実施

(Do)

評価

(Check,Act)

中期的目標

毎年度の計画

協力して事業を行う他機関との調整の 結果等、既定の値を目標値として設定す るもの

実績値

既定目 標値型 サービスレベルを維持するため、直近3 年の実績値(特殊要件のある年度を除 く。)の平均値を基準とし、基準のプラ スマイナス10パーセント以内を目標値と して設定するもの

私たちの使命・

目標

2012-2016

戦略的目標

評価指標

当館が果たすべき使命 と、その使命の下でお おむね5年間にわたっ て取り組む6つの目標 を掲げる。 自律的に成果を挙げることが可能な業務や、利用者へ のサービスの提供に係る日数等を対象とする指標。以 下の類型に基づいて目標値を設定する。

当館が、平成

27年度に行う

各種業務・事業

の計画

指標の達成

状況

/動向

「国立国会図書館活動

実績評価に関する有識

者会議」において聴取し

た、活動実績評価の結

果及び手法についての

意見等を反映

(2)

目標2:収集・保存

 納本制度を一層充実させて、国内出

版物の網羅的収集に努めるとともに、

印刷出版物にとどまらず、電子的に流

通する情報を含め、様々な資料・情報

を文化的資産として収集し、保存しま

す。

 納本による資料収集の強化に関しては、納入率調査を実施し、個別の出

版社へ督促したり、納本制度の広報に力を入れることにより、未納入資料

の収集に一定の効果がありました。

 有償オンライン資料の収集制度化に関しては、関係団体、出版社、著作

権者等と協議を進め、平成27年12月から電子書籍・電子雑誌収集実証実験

事業を開始しました。

 科学技術資料・情報の整備に関しては、知識インフラの深化のため、今

後5年間にわたって当館が取り組むべき事項をまとめた「第四期国立国会

図書館科学技術情報整備基本計画」を平成28年3月に策定しました。

 林光氏旧蔵資料の手稿譜及びその関連資料約600点を収集し、平成28年3

月に提供を開始したほか、一部をデジタル化して国立国会図書館デジタル

コレクションで公開しました。

 また、資料の保存のためのデジタル化については、平成26年度補正予算

(第1号)に係る分(図書約6万冊、雑誌約2.5万冊)を含め、着実に実施

しました。

 以上から、「国内出版物の網羅的収集に努め、様々な資料・情報を収

集・保存」するという目標2の実現に向けて、平成27年度は5件の「重点的

に取り組む事業」を遂行し、着実に成果を挙げました。

7-12

目標3:情報アクセス

 国立国会図書館の収集資料を簡便に

利用し、また必要な情報に迅速かつ的

確にアクセスできるように、新しい情

報環境に対応して、資料のデジタル

化、探索手段の向上など、誰もが利用

しやすい環境・手段を整備します。

 利用環境の整備に関しては、国民に対する図書館サービスの提供方針で

ある「国立国会図書館利用者サービス基本計画2016」を平成28年3月に策

定すると共に、館内閲覧利用体制の整備を行いました。

 資料のデジタル化、インターネット提供に関しては、デジタル化資料の

図書館等への送信サービスへの参加館が順調に増え、全ての都道府県立図

書館の参加が実現しました。

 障害者サービスの向上に関しては、視覚障害者等の電子情報へのアクセ

スを向上するため、日本点字図書館と協力し、テキスト作成及び送信の実

証実験を行いました。また、必要な制度を整え、平成28年4月から郵送等

による視覚障害者等個人の利用者登録受付を開始できるようになりまし

た。

 レファレンス情報の充実に関しては、主題情報のコンテンツ整備につい

て年度計画の進捗管理を行い、平成26年度の実績値を大幅に上回りまし

た。

 書誌情報等の利活用の促進に関しては、開発イベントの開催や外部の

データ利活用コンテストへの協力等を行い、普及活動に努めました。

 以上から、「誰もが利用しやすい環境・手段を整備」するという目標3

の実現に向けて、平成27年度は8件の「重点的に取り組む事業」に取り組

み、利用者からの情報アクセスの改善に資することができました。

13-20

平成27年度国立国会図書館活動実績評価の概要

 国立国会図書館は、「私たちの使命・目標2012-2016」及び「戦略的目標」の下で各種事業を行い、平成27年度の各種事業

の実施状況や「指標」の経年変化・達成状況及び外部有識者の意見を踏まえて、次のとおり自己評価を行いました。

目標2012-2016

評価

目標1:国会の活動の補佐

 国政課題に関する信頼性の高い専門

的調査・分析と迅速かつ的確な情報提

供を一層強化して、国会の活動を十全

に補佐します。

 国会サービスの高度化に関しては、依頼調査において、国会議員の要望

に即して面談・会議参加を前年度より高い割合で実施するなど、付加価値

の高い回答を行いました。予測調査においても、目標値に達する記事件数

の刊行物を刊行し、政策セミナーを幅広い分野で開催しました。また、総

合調査、科学技術に関する調査プロジェクト及び国際政策セミナーを実施

し、その成果を刊行物や政策セミナーを通じて国会議員や国会関係者に提

供しました。

 外部との連携強化に関しては、ベトナム国会図書館の発展のための助

言・研修を積極的に実施するなどして、各国議会図書館等との連携を強化

しました。

 以上から、「国会の活動の補佐」という目標1の実現に向けて、平成27

年度は2件の「重点的に取り組む事業」を適切に実施し、「国会の活動を

十全に補佐」しました。

4-6

(3)

目標6:運営管理

 透明性が高く効率的な運営管理を行

い、高度なサービス提供を担うことが

できる人材を育成し、また必要な施設

を整備します。

 「戦略的目標」の下に重点的に取り組む事業を決定し、進捗管理を行

い、当館のサービス及び業務の点検を行いました。また、平成26年度遠隔

利用者アンケートから、具体的な改善要望を抽出し、改善可能な事項につ

いて平成27年度に対応しました。

 人材育成に関しては、職員の能力の開発・向上のためにより専門的な知

識が得られるIT研修や役職段階別研修等を実施し、また、職員の意欲の維

持・増進を図るための支援として明るい健康な職場づくりに向けた取組を

実施しました。

 施設整備に関しては、国際子ども図書館アーチ棟を予定どおりしゅん工

し、児童書専門図書館としての機能を向上し、利用者の利便性を高めまし

た。また、関西館第2期施設整備に関わる設計業務を完了し、必要な工事

費を確保し、平成28年度から始める工事の準備を進めることができまし

た。

 以上から、平成27年度は、「透明性が高く効率的な運営管理を行い、高

度なサービス提供を担うことができる人材を育成し、また必要な施設を整

備」するという目標に向けて、4件の「重点的に取り組む事業」を行い、

いずれも着実に進捗しました。

28-30

目標4:協力・連携

 国内外の関係機関と連携して、知

識・文化の基盤を一層豊かにし、人々

の役に立つものとします。

 国内関係機関との連携協力の推進に関しては、図書館員向けの研修の実

施や、図書館に関する情報発信を進めています。また、被災資料の修復支

援活動の一環として、東日本大震災被災資料の補修に関する研修も行いま

した。

 国際的な連携協力の推進に関しては、海外日本研究者等に向けた日本研

究支援のポータルページを開設したり、ホームページコンテンツの英訳作

業や英文Twitter配信の開始等、海外に向けた情報発信を強化し、海外日

本研究支援の改善に取り組みました。

 本や図書館の魅力を伝える活動に関しては、国際子ども図書館がリ

ニューアル準備のため休室していた影響もあり、イベントの回数や参加者

数、展示会の入場者数が減りましたが、関西館においては展示会の入場者

数が昨年に比べて大幅に増加し、また、関西館のイベントの参加者数は昨

年度並みの水準を維持しました。東京本館では新しい試みとして閲覧ス

ペース内で特集展示「1945-終戦の前後、何を読み、何を記したか」を行

い、多くの利用者に閲覧いただきました。電子展示会は累積42テーマ と

なり、アクセス数(参考指標17参照)も増加しています。今後も、当館資

料を活用した魅力あるイベントや展示会等の実施に努めます。

 以上から、「知識・文化の基盤を一層豊かにし、人々の役に立つもの」

とするという目標4の実現のため、平成27年度は、4件の「重点的に取り組

む事業」に取り組み、「国内外の関係機関と連携」するとともに、本や図

書館の魅力を伝える活動に着実に取り組みました。

21-25

目標5:東日本大震災アーカイブ

 未曽有の災害の記録・教訓を後世に

確実に伝えるための東日本大震災アー

カイブを構築します。

 第180回国会までの衆議院・参議院の審議中継動画を収集するなど、各

種アーカイブとの連携やコンテンツの収集・公開を引き続き進めました。

被災地域の資料収集推進のため、県立図書館との協力連絡会議を開催した

ほか、公共図書館や学校図書館、海外の国際交換機関等、多方面への広報

活動に努め、震災関連資料の収集について協力依頼を行いました。

 また、維持が困難となり平成26年度に閉鎖した陸前高田アーカイブNAVI

のコンテンツを、権利許諾を得た上で「東日本大震災アーカイブ」に継承

しました。

 その他防災教育等へのコンテンツ活用事例として、宮城県多賀城高校の

協力を得て、モデル授業を実施しました。

 以上から、平成27年度は「未曽有の災害の記録・教訓を後世に確実に伝

えるための東日本大震災アーカイブを構築」するという目標に向けて、着

実に成果を上げました。

26-27

(4)

① ② ③ ④ ●国会サービスの高度化に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 307~375件 337件 337件 363件 324件 17~21回 20回 19回 17回 20回 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 90% 94% 91% 86% 82% 85% 83% 77% 3,286人 3,007人 2,548人 3,169人 40,993件 41,167件 41,267件 36,552件 5 調査報告 等作成 (注3) 5,234件 6,452件 7,277件 6,599件 6 面談 620件 520件 638件 538件 7 会議参加 91件 95件 59件 111件 重点的に 取り組む 事業 2 国会関係者を対象とした政策セミ ナー(国際政策セミナーを含む。)の 開催回数 1 予測調査の総件数(注1) (注2)年度末までの議員有資格者のうち、年度内に2回以上、調査を依頼したことのある議員の割合

平成27年度国立国会図書館活動実績評価

目標 目標1:国会の活動の補佐  国政課題に関する信頼性の高い専門的調査・分析と迅速かつ的確な情報提供を一層強化して、国会の活動 を十全に補佐します。 1-1 国会サービスの高度化 指標 迅速的確かつ高度な調査回答ができるように、国政課題に沿って、計画的に刊行物等を取りまとめ、調 査回答には、これらの刊行物等の成果を充分に生かしていきます。 また、インターネット経由の各種電子情報を含め、当館の蔵書・情報資源を活用し、依頼の趣旨に即し た方法で適切に回答します。 戦略的 目標 1 利用率(注1) 国権の最高機関である国会の活動を補佐するため、「立法府のブレーン」・「議員のための情報セン ター」としての役割をより一層強化します。 実績値 指標名 国会議員の利用 (注3)翻訳を含む。 3 議員閲覧室・研究室(東京本館・国 会分館)の延べ利用議員数 (注1)刊行物『レファレンス』『調査と情報-ISSUE BRIEF-』『外国の立法』等のほか、『調査資料』として刊行される総合調 査、科学技術調査プロジェクト、外国憲法の翻訳等。 指標名 2 再利用率(注2) 依頼調査の処理件数 (注1)年度末までの議員有資格者のうち、年度内に調査を依頼したことのある議員の割合 実績値 4 全数 各種の調査の実施に当たっては、外国の制度、政策及び立法の動向の紹介・分析、高度な統計・データ 処理を活用した現状・政策分析等の領域を更に強化します。 国の基本的政策課題について各種の調査プロジェクトを実施し、その成果を刊行するとともに、調査回 答に活用します。 目標値 (3か年平均 基準型) ○国会議員の要望に即し、文書回答の作成等付加価値の高い依頼調査回答、国政課題に関する有用な調査 の適時の刊行等による調査サービスの高度化

(5)

⑤ ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 3,214,244 ページ 3,187,678 ページ 3,157,306 ページ 3,129,432 ページ 7,419,717件 7,537,272件 9,105,692件 6,274,393件 2,210件 2,295件 2,269件 1,998件 10 「国会関連情報」の立法情報ド キュメント追加掲載件数 9 国会会議録検索システムのデータへ のインターネット経由のアクセス数 実績値 指標名 8 国会会議録検索システムの累積デー タ数 指標 戦略的 目標 国会の活動から日々生み出される会議録を始めとする様々な資料・情報を関係諸機関と連携しつつ幅広く収集し、国民が、過去及び現在の国会発生情報に容易にアクセスすることができるようにします。こ れによって資料・情報の面で「国会と国民をつなぐ」役割の一翼を担っていきます。 [参考指標]  指標5は前年度より減少、指標6は増加したものの、依頼調査の処理全数(指標4)は前年度 並みの水準を維持しました。 1-2 国会発生情報への国民のアクセスの整備 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 評価 国会議員の要望に即し、文書回答の作成等付加価値の高い依頼調査回答、国政課題に関する 有用な調査の適時の刊行等による調査サービスの高度化  依頼調査は、依頼の趣旨に即して、文献・情報の提供から、専門的知識に基づく調査報告等 の作成、面談の実施、会議参加といった高度な調査回答まで適切な方法を選択して対応してい ます。その処理件数(40,993件:参考指標4参照)は、例年並みの水準を維持しました。  処理件数全体に占める調査報告等作成の割合(12.8%)は、前年度(15.7%)より低下しまし たが、より高度な対応を要求される面談・会議参加を通じた調査回答の割合(1.7%)は前年度 (1.5%)より上昇しました。第189回国会(常会)では調査依頼が平和安全法制に集中し、面 談・会議参加を求められることが相次いだことが影響しています。  他の政策分野でも、専門的かつ回答期限の短い依頼が増加傾向にある中、短時間に分析を行 い、また事例の蓄積に基づく効率的な調査を行うなど、質の高い回答を迅速に提供することに 努めています。  調査及び立法考査局刊行物の提供件数(2,254件)は前年度(2,196件)より増加し、調査報 告等作成、面談・会議参加、調査及び立法考査局刊行物の提供を合わせた回答件数の割合は全 体の2割を占めています。  予測調査については、依頼調査で作成した調査報告を積極的に『調査と情報-ISSUE BRIEF-』や『国政の論点』に発展させるなど、国政審議に有用な成果物を適時に刊行することに努 め、記事件数(337件:評価指標1参照)は目標値に達しました。また、政策セミナーを幅広い 分野で開催し、予測調査の成果を効果的に伝え、開催回数(評価指標2参照)は目標値に達し ました。  重要な国政課題に関する各種の調査プロジェクトとして、以下のとおり実施しました。  ・総合調査「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた諸課題」  ・科学技術に関する調査プロジェクト「ライフサイエンスのフロンティア―研究開発の動向   と生命倫理―」  ・国際政策セミナー「グローバル化の中の議会の役割―欧州の経験から日本への示唆」 指標の 達成状況 /動向

(6)

⑥ ⑦ ●外部との連携の強化に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 38~47回 44回 45回 39回 44回 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 10回 7回 6回 ― 目標1 の 評価  国会サービスの高度化に関しては、依頼調査において、国会議員の要望に即して面談・会議参加を前年度 より高い割合で実施するなど、付加価値の高い回答を行いました。予測調査においても、目標値に達する記 事件数の刊行物を刊行し、政策セミナーを幅広い分野で開催しました。また、総合調査、科学技術に関する 調査プロジェクト及び国際政策セミナーを実施し、その成果を刊行物や政策セミナーを通じて国会議員や国 会関係者に提供しました。  外部との連携強化に関しては、ベトナム国会図書館の発展のための助言・研修を積極的に実施するなどし て、各国議会図書館等との連携を強化しました。  以上から、「国会の活動の補佐」という目標1の実現に向けて、平成27年度は2件の「重点的に取り組む事 業」を適切に実施し、「国会の活動を十全に補佐」したと評価します。 評価 指標の 達成状況 /動向 [参考指標]  指標12は、ベトナム国会図書館への助言・研修を訪越・訪日を通じ計4回行ったことなどに より、平成26年度より増加しました。 重点的に 取り組む 事業 指標 12 国際会議への参加及び海外との業 務交流の回数(注1) 3 調査及び立法考査局が主催する説明 聴取会の開催回数 実績値 目標値 (3か年平均 基準型) 実績値 指標名 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 内外の調査機関・研究者等と連携して、その知見を調査に生かすとともに、様々な情報源から幅広く資 料・情報を収集して調査に生かし、国会に提供します。 内外の調査機関・研究者等及び議会図書館等との連携の強化  外部機関・有識者との連携事業として、説明聴取会や共同政策セミナーを開催し、系統的に 外部専門家の意見を聴取して、その知見を調査業務に活用し、国会議員・国会関係者に提供す ることができました。説明聴取会の開催回数(評価指標3参照)は目標値に達しました。  また、ベトナム国会図書館への助言・研修、韓国国会図書館及び韓国国会立法調査処との業 務交流等を通じて、各国議会図書館等との連携の維持・強化を図りました。 指標名 (注1)平成25年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始 ○内外の調査機関・研究者等及び議会図書館等との連携の強化 世界各国の議会図書館等と国会サービスの高度化に関する様々なテーマについて情報を交換し、調査能 力の向上に役立て、併せて国際的な議会図書館の発展に寄与します。 1-3 外部との連携の強化 戦略的 目標

(7)

① ●国内出版物の網羅的収集に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 99%以上 99% 99% 99% 97% 88%以上 88% 88% 86% 82% 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 69% - 70% - - 81% - 85% 97% - 95% - - 94% - 92% 648,386点 654,645点 664,798点 640,196点 41,881,649点 41,074,863点 40,286,843点 39,430,946点 納入率(注1) 実績値 ●参考指標 (注3)東京本館、関西館及び国際子ども図書館の合計 重点的に 取り組む 事業 (注1)各年度の納入率は、それぞれの前年に発行された出版物を対象として算出した。 (注3)当該年度版の『雑誌新聞総かたろぐ』(メディア・リサーチ・センター)を基に算出した。(一部官庁出版物も含 む。) 指標 目標値 (前年度 基準型) 遠隔利用者アン ケート(個人) (注2)来館利用者アンケート又は遠隔利用者アンケート(個人)において「満足」「どちらかといえば満足」と回答した人の 割合。なお、来館利用者アンケートは東京本館への来館者のみを対象とした数値 国内資料充実度の満足 度(注2) 遠隔利用者アン ケート(個人) 1 来館利用者 アンケート (注4)納入、購入及び寄贈の合計 納入強化のために出版物の種類・流通形態に応じた適切な方策をとり、国内出版物の網羅的収集に 一層努めます。 2 来館利用者 アンケート (注2)民間出版物の流通等に用いられているデータをもとに算出した。なお、平成27年度の官庁出版物の納入率(参考値) は、国99%、地方88%であった。この参考値は、前年に発行された出版物を対象とし、各府省庁(一部除く)、各都道府県、各 政令指定都市(一部除く)の図書館の所蔵データを基に算出した。 1 図書(注2) 目標 目標2:収集・保存  納本制度を一層充実させて、国内出版物の網羅的収集に努めるとともに、印刷出版物にとどまらず、 電子的に流通する情報を含め、様々な資料・情報を文化的資産として収集し、保存します。 戦略的 目標 2-1 国内出版物の網羅的収集 (注1)認知度は、利用者アンケートにおいて「知っている」と回答した人の割合 ○納本による資料収集の強化 指標名 実績値 納本制度の認知度(注1) 指標名 2 逐次刊行物 (注3) 3 国内出版物の受入資料点数   (注3) (注4) 4 全所蔵資料数(注3)

(8)

② ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 8,395,965点 8,238,785点 8,086,610点 7,892,269点 46,418件 45,623件 43,816件 35,709件 評価 指標の 達成状況 /動向 [参考指標]  指標5の内訳は、洋書2,764,368点、外国雑誌3,755,280点、外国新聞1,876,317点でした。  指標6の内訳は、欧文が33,698点、アジア言語が12,720点でした。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 今後の蔵書構築と情報整備の在り方の検討  国際交換業務の見直しや関西館の複本構築について、調査に基づいて検討を行うなど、今 後の蔵書構築の方向性について検討し、当館が収集する資料の範囲や優先順位等を示す「資 料収集方針書」の改定に向けて作業を開始しました。 指標名 国会サービスの強化に資するため、外国の資料を始め必要な資料・情報を幅広く収集します。 指標  指標は例年の水準を維持しています。 納本による資料収集の強化  NDLサーチ、支部図書館OPACを用いて、官庁出版物の納入率調査を実施しました。逐次刊 行物については、広報コンクールや『雑誌新聞総かたろぐ』、第三者寄贈資料等を情報源と して、未所蔵のタイトルを調査しました。  また、調査により、未納入資料が多いことが判明したコミックスや分冊百科、社史等につ いて、分野別に個別の出版社へ督促した結果、成果を得ました。  納本制度の周知のため、「納本制度の日」(5月25日)に合わせ、月報の企画記事、ホー ムページのスポットライト及びTwitterによる広報を行いました。  なお、納本による資料収集を強化する一方で、高額出版物が納入された場合は、納入義務 の対象に当たるかどうか的確に判断し、納入出版物代償金の支払いについて、一層厳正な運 用に努めてまいります。 評価 指標の 達成状況 /動向 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 (注1)中国語・朝鮮語の図書を除く。 6 外国電子ジャーナルの提供タイトル数 戦略的 目標 2-2 国会サービスのための情報基盤の整備 重点的に 取り組む 事業 ○今後の蔵書構築と情報整備の在り方の検討 実績値 5 外国図書・逐次刊行物の所蔵数 (注1)

(9)

③ ④ ●電子的に流通する情報の収集に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 12,540~ 15,326件 17,127件 16,315件 13,700件 11,784件 53,219~ 65,045点 72,780点 67,085点 61,050点 49,261点 重点的に 取り組む 事業 実績値 指標名 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 有償オンライン資料収集実証実験事業  出版団体を対象とする関係者会議を開催し、協議を進めてきましたが、平成27年12月から 東京本館及び関西館に設置する計20台の利用者端末において、電子書籍・電子雑誌収集実証 実験事業を開始しました。この実証実験では、①電子書籍・電子雑誌の収集及び長期的な保 管・利用の技術的検証を行うこと、②国立国会図書館内で電子書籍・電子雑誌を閲覧に供す ることによる電子書籍・電子雑誌ビジネスへの影響の検証や納入時の費用の調査分析を行う ことを主な目的としています。 2-3 電子的に流通する情報の収集 戦略的 目標 電子書籍・電子雑誌の網羅的収集に向けて、段階的に法制度を整備し、収集・保存に着手します。 国等の公的機関のウェブサイトの収集・保存に引き続き取り組み、それらのサイトで提供されてい る動画を収集します。 指標 ○有償オンライン資料収集実証実験事業 目標値 (3か年平均 基準型) (注1)平成25年7月から民間で出版されたオンライン資料の制度収集を開始 4 電子書籍・電子雑誌の新規データ数 (注1) 3 ウェブサイト・アーカイブ(WARP)の 新規データ数 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標3と4は、目標値を上回る高い水準となりました。指標3は政党サイトをWARPで公開す るなど、平成27年度も着実に増加しました。指標4は無償かつDRM(技術的制限手段)のない 電子書籍・電子雑誌の制度収集を引き続き安定的に運用しました。 評価

(10)

⑤ ●科学技術資料・情報の整備に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 1,548~ 1,892件 2,837件 1,720件 ― ― ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 29,439件 29,375件 29,270件 ― 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 第四期科学技術情報整備基本計画の策定  平成27年12月の第7回科学技術情報整備審議会において国立国会図書館長に手交された 「イノベーションを支える『知識インフラ』の深化のための提言」を受けて、「第四期国立 国会図書館科学技術情報整備基本計画」を平成28年3月に策定しました。この基本計画は、 平成28~32年度の5か年にわたり、当館が科学技術情報整備に関して取り組むべき事項をま とめたものです。当館ホームページで公開しています。 評価 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標5は平成26年度に発生した滞貨を解消するなど、目標値を大きく上回りました。 [参考指標]  指標7は前年度より増加しました。その内訳は欧文が27,739件、中国語、朝鮮語が1,700件 でした。 戦略的 目標 ○第四期科学技術情報整備基本計画の策定 国の科学技術振興に関する施策に対応して、科学技術関係資料・情報の整備に努めます。 実績値 2-4 科学技術資料・情報の整備 目標値 (3か年平均 基準型) 7 科学技術分野の外国雑誌総タイトル数 (注1) 指標 (注1)平成25年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始 指標名 重点的に 取り組む 事業 実績値 5 科学技術論文誌・会議録データベース の会議録新規データ数(注1) (注1)平成25年度から採録基準を変更したため、目標値は新たな基準で採録を開始した平成26年度実績値を基準値として設定 した。 指標名

(11)

⑥ ⑦ ●文化的資産の収集に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 10,000 コマ以上 10,250コマ 57,231コマ 57,279コマ 54,159コマ 100,000 コマ以上 140,056コマ 82,225コマ 93,134コマ 154,849コマ 6 米国国立公文書館所蔵資料の収集画像 コマ数 評価 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標6は「極東軍文書」、指標7は社会科学分野・人文科学分野の図書(検閲新聞ゲラ含 む)の画像収集を着実に行いました。 指標 我が国の文化的資産としての価値を有する手稿等の非公刊の貴重な資料を関係機関と協力して収 集・保存します。 7 プランゲ文庫「図書」の収集画像 コマ数 目標値 (既定目標 値型) 戦略的 目標 2-5 文化的資産の収集 実績値 指標名 我が国の歴史的に貴重な音源・映像その他の資料には散逸の危機にさらされているものもあり、こ うした資料のデジタル化による収集・保存に取り組みます。

(12)

⑧ ⑨ ●資料の保存に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 84,019~ 102,689点 70,033点 79,371点 95,534点 105,157点 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 12,101,246 コマ 620,357コマ 688,865コマ 529,072コマ 1,087点 ― ― ― 目標2 の 評価  納本による資料収集の強化に関しては、納入率調査を実施し、個別の出版社へ督促したり、納本制度 の広報に力を入れることにより、未納入資料の収集に一定の効果がありました。  有償オンライン資料の収集制度化に関しては、関係団体、出版社、著作権者等と協議を進め、平成27 年12月から電子書籍・電子雑誌収集実証実験事業を開始しました。  科学技術資料・情報の整備に関しては、知識インフラの深化のため、今後5年間にわたって当館が取り 組むべき事項をまとめた「第四期国立国会図書館科学技術情報整備基本計画」を平成28年3月に策定しま した。  林光氏旧蔵資料の手稿譜及びその関連資料約600点を収集し、平成28年3月に提供を開始したほか、一 部をデジタル化して国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。  また、資料の保存のためのデジタル化については、平成26年度補正予算(第1号)に係る分(図書約6 万冊、雑誌約2.5万冊)を含め、着実に実施しました。  以上から、「国内出版物の網羅的収集に努め、様々な資料・情報を収集・保存」するという目標2の実 現に向けて、平成27年度は5件の「重点的に取り組む事業」を遂行し、着実に成果を挙げたと評価しま す。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 平成26年度国立国会図書館補正予算(第1号)に係る資料デジタル化の実施  災害対応力強化のための資料デジタル化については、平成27年2月に実施本部を立ち上 げ、平成27年度末までに、図書約6万冊、雑誌約2.5万冊のデジタル化を完了しました。 評価 ○平成26年度国立国会図書館補正予算(第1号)に係る資料デジタル化の実施 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標8は平成24年度から実績値は減少してきているものの、引き続きより優先度の高いも のから、必要な保存対策を実施しました。 [参考指標]  指標8は平成26年度補正予算(第1号)による予算措置もあり、1,200万コマを超えるデジ タル化を実施することができました。  指標9はカセットテープなどのデジタル化を実施しました。 戦略的 目標 指標 指標名 8 資料保存対策を行った資料点数 (注1)平成27年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始 実績値 8 紙資料・マイクロ資料のデジタル化実 施画像コマ数 指標名 (3か年平均目標値 基準型) 9 録音資料のデジタル化実施点数 (注1) 実績値 所蔵資料の保存のために、引き続き劣化対策を行うとともにデジタル化を進めます。 重点的に 取り組む 事業 2-6 資料の保存 デジタル資料や録音・録画資料を長く利用することができるようにするため、それらの再生環境の 整備及び電子情報の長期保存に取り組みます。

(13)

① ② ●利用環境の整備に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年 度 5.0日以内 4.0日 3.9日 4.5日 4.4日 3.0日以内 2.3日 2.6日 3.2日 3.3日 8.7日以内 8.8日 8.7日 11.7日 11.3日 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 722,062人 708,877人 682,399人 697,239人 122,614人 112,946人 114,193人 128,764人 2,259,227点 2,247,755点 2,183,652点 2,154,690点 2,330,045件 1,983,360件 1,445,632件 1,266,281件 121,891件 126,504件 44,473件 31,772件 2,208,154件 1,856,856件 1,401,159件 1,234,509件 1,249,042件 1,228,492件 1,144,357件 1,099,547件 256,938件 257,497件 254,115件 256,647件 91% ― 89% ― 59% ― 55% ― 20,698点 22,232点 21,750点 22,590点 7,332件 5,345件 5,711件 5,373件 7 来館複写の処理件数(注1) 12 文書(注8) 4 国立国会図書館デジタルコレクショ ンの館内からのアクセス数 (注1) (注4) 3 閲覧点数 (注1) (注3) 2 利用者登録数(注1) 5 電子書籍・電子雑誌 目標 目標3:情報アクセス  国立国会図書館の収集資料を簡便に利用し、また必要な情報に迅速かつ的確にアクセスできるように、新しい 情報環境に対応して、資料のデジタル化、探索手段の向上など、誰もが利用しやすい環境・手段を整備します。 戦略的 目標 3-1 利用環境の整備 (1)次期利用者サービス基本計画の策定 (2)館内閲覧利用体制の整備 重点的に 取り組む 事業 来館した利用者が、的確な案内を受けられ、効率よく、快適に資料を利用できる環境を整備します。 来館しないで利用できる複写等のサービスの一層の向上を図ります。 6 電子書籍・電子雑誌以外の デジタル資料 (注4) (注5) 8 遠隔複写の処理件数(注1) 館内複写サービスの 満足度(注6) 9 品質 1 インターネット経由申込み複写につ いて、受理から発送までに要した日数 (注1)(注2) 2 図書館間貸出しについて、受理から 発送(又は謝絶)までに要した日数(注 1)(注3)(注4) 1 来館者数(注1)(注2) 実績値 実績値 3 図書館経由の文書レファレンスにつ いて、受理から回答までに要した日数 (注1)(注5) (注2)休館日を除く。 (注3)平成27年度以降、国際子ども図書館から東京本館への移送に要する日数を加算しない。 (注4)平成26年度以降については、東京本館及び関西館については休館日及び土曜日を、国際子ども図書館については日曜日及び祝日を 除く。平成25年度以前については、休館日を除く。 (注5)休館日を含む。 目標値 (既定目標 値型1,2) (前年度 基準型3) (注1)処理件数のうち、80%以上を提供した日数 指標名 指標 指標名 10 料金 11 図書館等への貸出点数 (注1) (注7) レファレンス処理件数

(14)

評価 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標3は点検体制の業務合理化を図り、運用手順を改善した平成26年度と同様の水準でしたが、目 標値をわずかに達成できませんでした。 [参考指標]  指標4は累積データ数が増加しアクセス数も増加しました。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 (1) 次期利用者サービス基本計画の策定  東京本館、関西館、国際子ども図書館の3施設が共通して取り組むべき国民に対する図書館サービ スの提供方針である「国立国会図書館利用者サービス基本計画2016」を平成28年3月に策定し、概要 を当館ホームページで公開しました。 (2) 館内閲覧利用体制の整備  東京本館では、ホール等における案内要員を適正に配置し、利用案内のノウハウの蓄積と共有を 図り、サービスの改善等に一定の成果をあげることができました。また、利用者端末や閲覧席を増 設するなどして、混雑緩和を図りました。  関西館では、より利用者のニーズに沿った来館サービスを提供できるようにするため、「ビジネ ス情報」や「医療健康情報」のコーナーを設置するなど、総合閲覧室の資料配置を変更しました。

(15)

③ ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 2,895,219点 (790,703点) 2,781,262点 (721,540点) 2,577,155点 (652,954点) 2,416,315点 (600,878点) 344,250点 (281,564点) 271,470点 (225,222点) 204,385点 (169,360点) 143,334点 (124,766点) 2,550,969点 (509,139点) 2,509,792点 (496,318点) 2,372,770点 (483,594点) 2,272,981点 (476,112点) 94,616,597件 65,677,135件 30,012,145件 13,205,987件 23,355,927件 8,777,338件 3,727,572件 846,217件 71,260,670件 56,899,797件 26,284,573件 12,359,770件 1,431,866点 1,385,864点 1,320,396点 ― 675館 468館 104館 ― 332,278件 246,981件 29,461件 ― 86,420件 71,515件 52,814件 40,215件 245,937件 287,879件 1,558,557件 (1,144,193件) 指標 19 国立国会図書館デジタルコレク ションのインターネット経由のアクセ ス数 (注3) 23 図書館向けデジタル化資料送信 サービスの参加館数(注4) 17 電子書籍・電子雑誌 18 電子書籍・電子雑誌以外 のデジタル資料(注2) [参考指標]  指標16,17,18の累積データ数は着実に増加し、指標19,20,21のアクセス数は急増しています。国 立国会図書館デジタルコレクションの利用がさらに広まっていると考えられます。 戦略的 目標 26 ウェブサイト・アーカイブ (WARP)のインターネット経由のアク セス数(注5) 24 図書館向けデジタル化資料送信 サービスの参加館からのアクセス数(注 4) 25 ウェブサイト・アーカイブ (WARP)のインターネット提供分の累 積データ数 重点的に 取り組む 事業 ○当館デジタル化資料の図書館送信・二次利用整備等、利活用の推進 3-2 資料のデジタル化・インターネット提供 指標名 誰でも当館の収集資料を利活用できるようにするため、資料のデジタル化を進めます。 また、著作権者や出版者とも協力しながら、デジタル資料をより利用しやすくし、インターネットによる提 供を拡充します。 実績値 16 国立国会図書館デジタルコレク ションの累積データ数(注1) ※()内はインターネット提供数 (注4)平成26年1月、公共図書館等に対し、館内限定公開資料のうち絶版等の理由により入手困難な資料の送信サービスを開始した。 (注5)平成24年度の実績値は、インターネット経由のアクセス数と館内からのアクセス数の合計を参考値として記した。 (注2)図書、雑誌、古典籍、博士論文、官報、新聞、憲政資料、日本占領関係資料、プランゲ文庫、科学映像、歴史的音源、手稿譜及び脚本 (注1)「近代デジタルライブラリー」で提供していた明治期~昭和前期のデジタル化資料を含む。なお、「近代デジタルライブラリー」は、平 成24年5月7日、現在の国立国会図書館デジタルコレクションに統合された。 22 図書館向けデジタル化資料送信 サービスの対象資料数(注4) (注3)館内・館外に分けずに画像へのアクセス数の合計値のみを採取していたため、平成24年度の数値は、「近代デジタルライブラリー」に対 するアクセス数を含まない。 20 電子書籍・電子雑誌 21 電子書籍・電子雑誌以外 のデジタル資料 (注2) (注3)

(16)

④ 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年 度 2,194~2,682 件 1,468件 2,438件 (1,073件) ― ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 66館 48館 20館 ― 指標名 27 送信承認 館数 指標名 視覚障害者等用DAISY データ送信事業(注1) 指標 評価 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標4はデジタルデポジットシステムのリプレース作業に伴い、平成27年7月から12月までデータ 登録作業を停止したため、目標値を達成できませんでした。 [参考指標]  指標27は関係機関や団体への説明や広報等を積極的に実施し66館に達しました。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 視覚障害者等の電子情報へのアクセスの向上  視覚障害者等に対するデジタル化資料の可読性確保に向けた検討のため、社会福祉法人日本点字 図書館と協力し、共同作業による図書校正システムを用いた当館デジタル資料のテキストDAISY化と 視覚障害者等への提供を行い、有効性を検証しました。成果物はサピエ図書館等を通じて提供しま した。  また、個人からの郵送等による視覚障害者等用データ送信サービスに係る利用者登録の受付を平 成28年4月から開始できるようになりました。  平成27年8月に、当館が送信する視覚障害者等用データについて、サピエ図書館の「DAISYオンラ インサービス」を通じた送信を開始しました。  そのほか、視覚障害者等用データの収集対象機関に大学等を追加し、収集対象データ種別をマル チメディアDAISY等に拡大しました。 ●障害者サービスの向上に関する評価指標 目標値 (3か年平均 基準型) (注1)平成26年1月から送信事業を開始したため、目標値は平成26年度実績値を基準値として設定した。 戦略的 目標 実績値 実績値 4 新規データ 数 重点的に 取り組む 事業 ○視覚障害者等の電子情報へのアクセスの向上 障害者が利用しやすいデジタル資料の提供に取り組みます。 3-3 障害者サービスの向上 視覚障害者等用DAISY データ送信事業(注1) (注1)平成26年1月から送信事業開始

(17)

⑤ ●レファレンス情報の充実に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年 度 56~68件 62件 62件 ― ― 1,083~1,323 件 2,201件 1,203件 ― ― 12,450~ 15,217件 45,952件 12,452件 15,215件 (41,397件) ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 3,961,183回 3,844,423回 3,644,409回 4,198,241回 [評価指標]  指標5,6,7はコンテンツ整備年度計画の進捗管理を強化し、指標6,7は目標値を大幅に上回りまし た。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 レファレンス業務・情報の整備と充実  記事掲載箇所の特定のためのオンラインレファレンスの試行を平成27年4月から開始し、約1,300 件受理しました。平成28年3月に第一次評価を行いました。  主題情報のコンテンツ整備に関しては、調べ方案内の更新データ数(評価指標6参照)が平成26年 度の実績値の倍近く伸び、主題書誌の新規書誌数(評価指標7参照)は、一括登録した近代日本刊行 楽譜総合目録洋楽編のデータ11,300件や平成27年5月に外部公開に切り替わった目次データベースの データ20,291件を除いても、目標値を達成しました。また、リサーチ・ナビのサイトリニューアル を実施し、平成28年3月に公開しました。 3-4 レファレンス情報の充実 ○レファレンス業務・情報の整備と充実 目標値 (3か年平均 基準型) 調べ方案内(注1) 7 リサーチ・ナビ搭載コンテンツのう ち、主題書誌の新規書誌数(注2) (注1)平成26年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始したため、目標値は平成26年度実績値を基準値として設定した。 実績値 5 追加データ   数 実績値 指標名 指標 評価 指標の 達成状況 /動向 戦略的 目標 重点的に 取り組む 事業 6 更新データ   数 指標名 的確で効率的な調べ物ができるようにデータベースその他の情報を整備します。 (注2)平成24年度は「新聞紙名変遷情報」のデータ約3万件を一括登録したため、例外とみなし、目標値は平成25・26年度実績値の平均値 を基準値として設定した。 28 リサーチ・ナビの訪問数

(18)

⑥ ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 85% ― ― ― ― 84% ― 79% 2,190,438件 5,479,444件 4,507,130件 2,475,130件 176,273,202件 202,973,064件 239,364,585件 123,692,695件 69機関 68機関 65機関 65機関 119,505,161件 134,944,938件 94,357,505件 49,469,832件 指標 評価 指標の 達成状況 /動向 [参考指標]  指標30で、新規データ数が平成26年度に比べ減少しているのは、平成26年度に新規連携先で大量 のデータ追加があったためです。  指標33は情報探索サービスシステムから仮想化基盤システムへの切り替えの影響で24日分の統計 数値を採取できなかったため、平成26年度実績値より減少しましたが、これを除外すると平成26年 度と同様の水準を維持しています。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 中国関係資料の電子図書館プロジェクトへの参加  平成27年度は、技術面及び国内機関の検討状況についての調査、プロジェクト参加に必要な提供 候補コンテンツの検討、及び正式参加前の検証として平成28年度に行うトライアルの実施準備を行 いました。 33 国立国会図書館サーチの外部 提供インタフェース経由の検索件数 (注2)NDL-OPACの全体としての満足度を尋ねた設問に対して、「満足」「どちらかといえば満足」と回答した人の割合 NDL-OPACの満足度 遠隔利用者 アンケート (個人)(注2) ○中国関係資料の電子図書館プロジェクトへの参加 (注1)平成27年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始。利用者端末の使いやすさとしてNDL-OPACの満足度を尋ねた設問に対して、 「満足」「どちらかといえば満足」と回答した人の割合。なお、東京本館への来館者のみを対象とした数値を記載している。 (注3)国立国会図書館サーチが検索対象としているデータベースを運営する組織・機関の数 3-5 国内外の情報資源へのアクセス 国内外の有用な情報資源に簡便にアクセスできるようにします。 32 国立国会図書館サーチの連携機関 数 (注3) 30 国立国会図書館サーチの 新規データ数 31 国立国会図書館サーチの ページビュー数 指標名 実績値 29 来館利用 者アンケート (注1) 戦略的 目標 重点的に 取り組む 事業

(19)

⑦ ⑧ ⑨ ●書誌情報の利活用の促進に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年 度 前年度 基準型 34日 (29日) (30日) (45日) 前年度 基準型 16日 (21日) (17日) ― 8日以内 10日 8日 ― ― ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 3,963,037件 4,092,166件 4,591,446件 4,938,019件 16,426件 19,901件 17,469件 30,026件 175,024件 116,973件 154,946件 114,846件 433,610件 235,599件 214,611件 192,523件 (注1)全国書誌のRSS配信は平成25年1月開始 35 NDL-OPACの「全国書誌提供サービ ス」の検索数 指標名 実績値 (注3)平成26年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始 3-6 書誌情報の利活用の促進 出版・流通業界等との連携を強化し、書誌作成及び提供を迅速化、効率化します。 実績値 戦略的 目標 重点的に 取り組む 事業 当館の書誌情報を多様な方法で容易に入手し利活用できるようにします。 従来の印刷出版物などの資料に加え、インターネットなどで電子的に流通する情報も合わせて一元的に書誌 を作成します。 (1)新しい目録規則策定と普及に向けた準備 (2)当館データの利活用促進 目標値 (前年度 基準型) 指標名 10 索引誌当該号の受入れから雑誌記 事索引でデータ校了までに要した日数 (注1) (注3) (注1)処理件数のうち、80%以上を提供した日数 36 国立国会図書館サーチの新着書誌 情報及び全国書誌のRSS配信のページの アクセス数(注1) 34 NDL-OPACのトップページのアクセス数 指標 東京本館で受け入れた 資料の受入れから書誌 データ校了までに要し た日数(注1)(注2) 8 和図書 9 和非図書 (録音・映像 資料) 37 Web NDL Authoritiesのトップペー ジのアクセス数 (注2)平成27年度以降「NDL-OPACで利用可能となるまでに要した日数」から「書誌データ校了までに要した日数」へと指標名を変更し た。平成26年度以前の実績値は、NDL-OPACで利用可能となるまでに要した日数を参考値として記した。

(20)

目標3 の 評価  利用環境の整備に関しては、国民に対する図書館サービスの提供方針である「国立国会図書館利用者サービス 基本計画2016」を平成28年3月に策定すると共に、館内閲覧利用体制の整備を行いました。  資料のデジタル化、インターネット提供に関しては、デジタル化資料の図書館等への送信サービスへの参加館 が順調に増え、全ての都道府県立図書館の参加が実現しました。  障害者サービスの向上に関しては、視覚障害者等の電子情報へのアクセスを向上するため、日本点字図書館と 協力し、テキスト作成及び送信の実証実験を行いました。また、必要な制度を整え、平成28年4月から郵送等によ る視覚障害者等個人の利用者登録受付を開始できるようになりました。  レファレンス情報の充実に関しては、主題情報のコンテンツ整備について年度計画の進捗管理を行い、平成26 年度の実績値を大幅に上回りました。  書誌情報等の利活用の促進に関しては、開発イベントの開催や外部のデータ利活用コンテストへの協力等を行 い、普及活動に努めました。  以上から、「誰もが利用しやすい環境・手段を整備」するという目標3の実現に向けて、平成27年度は8件の 「重点的に取り組む事業」に取り組み、利用者からの情報アクセスの改善に資することができたと評価します。 評価 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標8は、平成27年度から指標名を「NDL-OPACで利用可能となるまでに要した日数」から「書誌 データ校了までに要した日数」に変更したため、平成26年度までは参考値ですが(上記(注2)参 照)、昨年度の調査対象時期と比較し、書誌データ作成対象資料が急増したため、所要日数が前年 度を上回っています。  指標10は調査対象時期に、並行して遡及採録資料の雑誌記事索引データを作成していたこともあ り、2日の増加となりました。 [参考指標]  指標37は平成27年12月と平成28年1月に通常月の2倍程度のアクセス数があったため、平成26年度 より大幅に増加しましたが、これを除外しても、着実に増加してきています。当館作成の典拠情報 の検索サービスの窓口として認知されてきていると考えられます。 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 (1)新しい目録規則策定と普及に向けた準備  新しい『日本目録規則』の一部の策定作業を、日本図書館協会目録委員会と連携して実施しまし た。適用細則の作成について、検討作業の準備に着手しました。また、平成28年3月に「新しい『日 本目録規則』:記述の規定を中心に」をテーマとした書誌調整連絡会議を開催し、策定分について 図書館関係者との情報共有や有識者の意見聴取、出席者間での意見交換を行いました。 (2) 当館データの利活用促進  国立国会図書館がウェブで提供するデータの周知及び利活用の促進を目的として、データ利活用 コンテスト2件に参加し、データ提供を行うとともに、関連イベントで当館データの紹介をしまし た。平成27年8月には、当館主催イベント「NDLデータ利活用ワークショップ~「国立国会図書館デ ジタルコレクション」のお宝資料248万点から地域の歴史・文化を掘り起こそう~」を行いました。 また、当館がウェブで提供する各種データ及びNDLサーチのAPI等を使って、ツールやアプリケー ションの開発を行うイベント(ハッカソン)を平成27年11月に実施しました。これらの結果、各種 コンテストで当館データを使った事例数は12件となり、前年度に比べて大幅に増加しました。

(21)

① ② ③ ④ ●国内関係機関との連携協力の推進に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 71~ 87回 94回 99回 79回 59回 18,413~ 22,505件 20,401件 16,321件 21,468件 23,587件 139~ 170件 144件 141件 162件 161件 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 93% 97% 95% 95% 38,238,175件 24,085,167件 17,274,501件 8,223,630件 2 レファレンス協同データベースの データへのアクセス数 3 カレントアウェアネスの記事数(注 3) (注1)東京本館、関西館及び国際子ども図書館の合計 (注3)「カレントアウェアネス」及びメールマガジン「カレントアウェアネス-E」の記事数の合計 指標名 実績値 1 図書館員向け研修の満足度 (集合 研修/遠隔研修/講師派遣)(注1) 重点的に 取り組む 事業 ○研修等を通じた図書館協力の推進 指標名 (3か年平均目標値 基準型) 実績値 指標 (注2)平成25年度から統計採取対象の基準を変更した。 1 図書館員向け研修の実施回数 (集 合研修/遠隔研修/講師派遣)(注1) (注2) 2 レファレンス協同データベースの新 規データ数 目標 目標4:協力・連携  国内外の関係機関と連携して、知識・文化の基盤を一層豊かにし、人々の役に立つものとしま す。 戦略的 目標 4-1 国内関係機関との連携協力の推進 電子情報及び情報通信技術を活用して、全国の各種図書館と協力事業を推進するとともに、図 書館に関する情報発信を充実させ、図書館員のためのレファレンス等の研修及び情報提供を強 化します。 電子情報資源の収集・保存・利用において、博物館・美術館、文書館等の類縁機関との連携を 推進するとともに、大学・研究機関との研究協力、官民の関係機関との連携に取り組みます。 情報へのアクセスを保障するため、著作権者、出版者等幅広い範囲の関係者との協力・連携を 進めます。 被災資料の修復支援活動を始めとする東日本大震災からの復興支援に継続して取り組みます。

(22)

評価 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 [評価指標]  指標1は目標値を大きく上回りました。講師派遣型研修については、研修テーマをレ ファレンス業務以外の分野にも拡張して実施しました。内訳は、集合研修15回、遠隔 研修14回、講師派遣型研修65回でした。 [参考指標]  指標2は平成26年度より大幅に上回りました。ほぼ毎月300万件を超えるアクセスが あり、累積データ数の増加(平成27年度時点:約16.5万件)とともに、データが活用 されていると考えられます。  指標3は図書館及び図書館情報学に関する情報提供を順調に進め、平成26年度を大幅 に上回りました。  指標5は冊数ベースで2,281冊貸し出しました。震災後4年が経過し、岩手県・宮城県 からの申込みが減少しました。 指標の 達成状況 /動向 研修等を通じた図書館協力の推進    図書館員向け研修は、経済社会、古典籍等の専門分野毎に行うレファレンス業務以 外にも資料保存や障害者サービス、全国書誌データの利活用等、様々な分野のテーマ を用意し、目標値を上回る回数(94回。評価指標1参照)を実施しました。受講者や主 催者から高評価(93%。参考指標1参照)を得ました。遠隔研修では、「動画で見る資 料保存:簡易補修」など新規に5つの講座の提供を開始しました。

(23)

⑤ ●国際的な連携協力の推進に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 2~2回 2回 2回 2回 2回 6~7件 6件 7件 7件 6件 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 660,206件 (うち 雑誌記事索引 406,820件) 670,623件 (うち 雑誌記事索引 404,016件) 11,794,353 件 (うち 雑誌記事索引 11,357,861 件) 184,522件 50,164件 50,445件 50,973件 1,998,183件 10件 10件 30件 30件 25人 32人 44人 27人 11件 17件 16件 11件 9人 9人 9人 8人 655人 631人 444人 649人 302,081件 (254,713件) (228,614件) (224,251件) 298点 754点 1,055点 517点 (注3)平成26年度以前は、国際子ども図書館ホームページを除く。平成26年度以前の実績値は、参考値として記した。 [参考指標]  指標14は展示会出品資料貸出しがなく図書館間貸出しのみの298点となりました。 (1) 海外に向けた情報発信の強化等、海外日本研究支援の改善 14 外国の図書館等への貸出点数(注4) (注1)平成24年度から提供開始 (注2)当館職員が務めているIFLA PACアジア地域センター長、IFLA常任委員会委員等の合計数 国際会議への参加 指標の 達成状況 /動向 9 参加者数 (注4)展示会出品資料の貸出しを含む。 12 外国からの来訪者数 13 国立国会図書館ホームページ(日本語以 外)のデータへのアクセス数(注3) 実績値 6 OCLCへの書誌データ新規提供数(典 拠データ提供数を除く。) 7 VIAFへの典拠データ新規提供数(注1) 8 ワールドデジタルライブラリーで新 規に提供した当館資料数 重点的に 取り組む 事業 (1)海外に向けた情報発信の強化等、海外日本研究支援の改善 (2)日中韓電子図書館イニシアチブに基づく協定事業の推進 戦略的 目標 4-2 国際的な連携協力の推進 国際的な業務交流の実 施 4 回数 5 ペーパー 発表数 世界の国立図書館、議会図書館、図書館関係その他の国際機関と密接に連携して、情報の共 有・交換に努めるとともに、電子情報時代における海外との協力事業を推進します。 10 ペーパー 発表数 11 IFLA委員等人数(注2) 指標名 (3か年平均目標値 基準型) 実績値 指標 指標名

(24)

⑥ ⑦ ●本や図書館の魅力を伝える活動に関する評価指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 48~ 58回 49回 56回 55回 48回 6~ 8回 8回 7回 8回 6回 23~ 28回 21回 25回 23回 28回 143~ 175件 147件 163件 156件 157件 ●参考指標 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 4,515人 5,437人 5,554人 4,470人 31,652人 74,571人 73,244人 79,700人 5,526,865件 5,109,209件 (4,514,505件) (4,865,184件) 6,931人 8,399人 8,306人 9,026人 35回 41回 42回 54回 1,135回 1,035回 1,130回 ― 337件 329件 318件 276件 1,185人 1,831人 1,344人 1,238人 224件 248件 253件 265件 (注1)東京本館、関西館及び国際子ども図書館の合計 (注3)「新着情報」のうち、イベント、展示会、電子展示会及び刊行物に関するニュースの掲載数。国際子ども図書 館ホームページを除く。 指標名 19 記者発表数(注1) 20 取材対応数 (注1) (注5) 実績値 15 イベントの総参加者数(注1)(注2) 8 子ども読書活動推進に関するイベン トの開催回数 9 国立国会図書館ホームページへの ニュース掲載数 (注1) (注3) イベント、展示会、電子展示会及び刊行物の充実を図り、所蔵資料と当館の活動を広く紹介し 指標 指標名 6 イベントの開催回数(注1)(注2) (注3)平成27年度は、東京本館では、展示室ではなく閲覧スペースで展示を実施したため、解題の配布数を入場者に計上 した。 17 電子展示会のデータへのアクセス 数(注4) 重点的に 取り組む 事業 ○国際子ども図書館のリニューアル開館に伴う、記念展示会や記念講演会等の実施 本に親しむ環境を整備し、子どもの読書活動を推進します。 実績値 目標値 (3か年平均 基準型) 戦略的 目標 4-3 本や図書館の魅力を伝える活動 21 主要紙における当館関連報道数 (注6) 22 子ども読書活動推進に関するイベ ントの総参加者数 7 展示会の開催回数(注1) (注4)平成25年度以前の実績値は国際子ども図書館ホームページを含まないため、参考値として記し た。 (注2)「子ども読書活動推進に関するイベントの開催回数」を含む。 (注2)「子ども読書活動推進に関するイベントの総参加者数」を含む。 16 展示会の総入場者数(注1)(注3) (注1)東京本館、関西館及び国際子ども図書館の合計 23 国際子ども図書館学校図書館セッ ト貸出件数 18 見学者数(注1) (注5)平成25年度から新規に指標とし、実績値の採取を開始 (注6)読売、朝日、毎日、日経及び産経の5紙において「国会図書館」の語が掲載された記事数

(25)

目標4 の 評価  国内関係機関との連携協力の推進に関しては、図書館員向けの研修の実施や、図書館に関する情 報発信を進めています。また、被災資料の修復支援活動の一環として、東日本大震災被災資料の補 修に関する研修も行いました。  国際的な連携協力の推進に関しては、海外日本研究者等に向けた日本研究支援のポータルページ を開設したり、ホームページコンテンツの英訳作業や英文Twitter配信の開始等、海外に向けた情 報発信を強化し、海外日本研究支援の改善に取り組みました。  本や図書館の魅力を伝える活動に関しては、国際子ども図書館がリニューアル準備のため休室し ていた影響もあり、イベントの回数や参加者数、展示会の入場者数が減りましたが、関西館におい ては展示会の入場者数が昨年に比べて大幅に増加し、また、関西館のイベントの参加者数は昨年度 並みの水準を維持しました。東京本館では新しい試みとして閲覧スペース内で特集展示「1945-終 戦の前後、何を読み、何を記したか」を行い、多くの利用者に閲覧いただきました。電子展示会は 累積42テーマ となり、アクセス数(参考指標17参照)も増加しています。今後も、当館資料を活 用した魅力あるイベントや展示会等の実施に努めます。  以上から、「知識・文化の基盤を一層豊かにし、人々の役に立つもの」とするという目標4の実 現のため、平成27年度は、4件の「重点的に取り組む事業」に取り組み、「国内外の関係機関と連 携」するとともに、本や図書館の魅力を伝える活動に着実に取り組みました。 指標の 達成状況 /動向 [評価指標]  指標8は国際子ども図書館のリニューアル開館のため、イベントの開催回数を減らし ました。  指標9の内訳は、イベント・展示会36件、電子展示会5件、刊行物106件となり、目標 値に達しました。 [参考指標]  指標15はイベントの開催回数も減少したため、減少しました。  指標16は4年8か月にわたり開催してきた展示会「日本の子どもの文学-国際子ども 図書館所蔵資料で見る歩み」が平成27年10月末をもって終了したため減少しました。  指標18は平成26年度と比較して、海外からの見学者数はわずかに増加したものの、 個人や団体、図書館関係者等の見学者数は、国際子ども図書館の改修工事の間、見学 を休止していたこともあり、全体的に減少しました。  指標19は国際子ども図書館のリニューアル開館のため、講演会等のイベントの開催 回数を減らしたことや電子展示会の新規作成数の減少などにより、平成26年度に比べ て減少しました。  指標22は国際子ども図書館のリニューアル開館のため、イベントの開催回数を減ら したので、平成26年度実績値より減少しています。  指標23は小学校を中心に、合計約10,800点の貸出しを実施しました。 評価 重点的に 取り組む 事業の 実施状況 国際子ども図書館のリニューアル開館に伴う、記念展示会や記念講演会等の実施  英国から絵本作家エミリー・グラヴェット氏を招へいし、平成28年2月に国際子ども 図書館でリニューアル記念講演会を開催しました。その後、せんだいメディアテーク (宮城県)及び大阪府立中央図書館で共催による関連講演会を、宮城県亘理町立荒浜 小学校及び大阪府立中央図書館で子ども向けのワークショップを開催しました。ま た、平成28年3月22日からリニューアル記念展示会「現実へのまなざし、夢へのつば さ:現代翻訳児童文学の半世紀」を開催しています。

参照

関連したドキュメント

※短期:平成 31 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

インド インド インド インド インド インド インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア インドネシア 日本 日本 日本 日本 日本 日本

平成 28 年度については、介助の必要な入居者 3 名が亡くなりました。三人について

市内15校を福祉協力校に指定し、児童・生徒を対象として、ボランティア活動や福祉活動を

平成25年度.

(単位:千円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,772 決算 2,509 2,286 1,891 1,755 事業費 予算 2,722 2,350 2,000. 1,772 決算

 福島第一廃炉推進カンパニーのもと,汚 染水対策における最重要課題である高濃度

連結会計 △ 6,345 △  2,963 △ 1,310 7,930 724 普 通会計 △ 6,700 △  2,131 △ 3,526 6,334 △ 970. 基礎的財政収支