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遺伝子変異症例の臨床的特徴の検討

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Academic year: 2021

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分担研究報告4

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厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業

多系統蛋白質症(MSP)患者の全国実態調査と診療体制構築に関する研究班 分担研究報告書

VCP 遺伝子変異症例の臨床的特徴の検討

研究分担者 髙橋祐二 国立精神・神経医療研究センター・病院・脳神経内科 共同研究者 森 まどか1)、西野 一三2)、大矢 寧1)、木村 円1)

研究協力者所属:1) 国立精神・神経医療研究センター 病院 脳神経内科

2) 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第一部

研究要旨 VCP遺伝子変異症例5例の臨床的特徴、筋病理所見、遺伝子変異部位を、後方視的に検討し た。診断前の疑い病名は封入体筋炎、遠位型ミオパチー、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症であ った。筋病理所見は施行された3例全例において縁取り空胞と神経原性変化を認めた。VCP遺伝子変異 は骨格筋、末梢神経、骨、中枢神経など幅広い障害を来し、臨床像は多彩である。

A. 研究目的

VCP遺伝子変異症例を集積し、多系統蛋白症の 臨床的特徴や筋病理所見、遺伝子変異部位を明ら かにする。

B. 研究方法

VCP 遺伝子変異症例の臨床的特徴、筋病理所見、

遺伝子変異部位を後方視的に検討した

(倫理面への配慮)

臨床研究・ゲノム解析に関して倫理申請を行い、

倫理委員会による承認を得た。

C. 研究結果

自験例のVCP変異陽性例は5例であった。診断 前の疑い病名は封入体筋炎、遠位型ミオパチー、

筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症と多彩で あった。末梢神経障害は3/5例に認めたが、明ら かな認知機能障害・骨病変の合併は認めなかっ た。筋病理所見は施行された3例全例において縁 取り空胞と神経原性変化を認めた。VCP遺伝子変 異は、全例ミスセンス変異でありN末端側に認 めた。

D. 考察

VCP 陽性例は臨床像が多彩でありしばしば診 断が難しい。筋病理所見が特徴的であり診断に有 用であると考えられる。

E. 結論

VCP遺伝子変異は骨格筋、末梢神経(運動神経、

感覚神経、自律神経)、骨、中枢神経など幅広い障 害を来し、臨床像は多彩である。

F. 健康危険情報 なし

G. 研究発表

1. 論文発表 なし

2. 学会発表 なし

H. 知的財産権の出願・登録状況(予定を含む)

1. 特許取得 なし

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分担研究報告4

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2. 実用新案登録 なし

3. その他 なし

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