そ こで本研究では、トンネル切羽前方の地層可視化技術であ
2
0
0
全文
(2) 平成17年度土木学会関西支部年次学術講演会. 立坑. 軸の延長線からどれだけ傾斜しているかを2軸で捉えるこ とによって、地層境界面の傾斜度の推定が可能になると考 えられる。このことから式(1) 、(2)を用いて直線 SPc が. 150m θ1. θ2. zx 面上、zy 面上でそれぞれ何度傾斜しているかが推定可能 である。 地層 境界 面. zx面上での推定傾斜: θ1=arctan(Zr‑Zs/Xr‑Xs). (1). 150m. zy面上での推定傾斜: θ2=arctan(Zr‑Zs/Yr‑Ys). Y. X. (2). Z. 4.シミュレーション結果 本研究で用いたシミュレーション地盤モデルと振源・受 振器配置が図‑4、図‑5である。地層境界面は ZX 方向にθ 1、ZY 方向にθ2 傾斜させており、受振器はトンネル側壁周. 図‐4. シミュレーション地盤モデル. X. 辺に4個ずつ、計24個配置した。傾斜角度θ1 およびθ2. Z. の値を変化させ、計4パターンの地盤モデルで上節に示し た地層角度の推定方法の検証を行った。4パターン全ての. 立抗 (φ=6.5m). イメージング結果から得られた地層角度が表‑1 である。こ. 5m 5m 5m 5m 5m 10m. れらの結果よりモデル地盤と非常に近い精度の良い値が得 られていることから、本研究で提案した定量的評価手法の 妥当性が示された。 5.まとめ 本研究は、地層傾斜角度の定量的推定方法を提案し、立 坑掘削現場を想定したモデル地盤に適用した。その結果、 地層の傾斜角度を正確に把握することができ、本手法の妥. 地盤モデル パターン 1. パターン 2. θ1:60° θ2:60°. パターン 3. θ1:80° θ2:70°. パターン 4. θ1:90° θ2:70°. 受振器. 振源・受振器配置. 地層傾斜度推定結果. 地層傾斜度 最大振幅値座標(m). θ2:80°. 5m 5m. 振源. 図‐5. θ1:60°. y. (X,Y,Z)=(75,75,10). 当性が確認された。 表−1. X. (62,79,32). (65,86,28). (70,84,34). (75,83,32). arctan. 推定傾斜度. 誤差. arctan(22/13). 59.42°. ‑0.58°. arctan(22/4). 79.70°. ‑0.30°. arctan(18/10). 60.95°. 0.95°. arctan(18/11). 58.57°. ‑1.43°. arctan(24/5). 78.23°. ‑1.77°. arctan(24/9). 69.44°. 0.56°. arctan(22/0). 90.00°. 0.00°. arctan(22/8). 70.02°. 0.02°. 参考文献 1) 芦田. 讓、松岡俊文、楠見晴重:弾性波の 3 成分受振によるトンネル切羽前方の高精度イメージング、土. 木学会論文集、No.680、Ⅲ-55、pp123-129、2001.. 2)楠見晴重、芦田譲、松岡俊文、野口哲史、佐野信夫、伊熊俊幸:破砕帯が連続した岩盤におけるトンネル 切羽前方探査の適用、土木学会論文集、NO.743、Ⅲ-64、pp229-pp234、2003.. III - 22.
(3)
関連したドキュメント
都市部の沖積層のような未固結地盤や地形等の 悪い場所において、山岳トンネル工法 注1) により
「NT-Support」は,図―1 および写真―1 に示すように トンネル軸方向に接地面積を確保するための「脚部ベー
下り線トンネル掘削完了時と上り線トンネル下半掘削 中の地山塑性領域の分布状況を図―2, 3 に示す. 下り線
今回,適用実験を行ったトンネルは和歌山県南部の朝来トンネルであり,地山は砂岩と泥
まず図上でトンネルのカーブや縦断勾配の基準線を適当
ここでは、切羽荷重の差異の検討にあたって、切羽に作 用する初期荷重にばらつきが見られたためトンネル引抜 き前の初期荷重を1.. l H
図 5-23 Case-2 アルミ棒変位.. 図 5-23 より,トンネル模型(直径 60mm)に内空変位 1.2mm
塑性領域は、case1,case2