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小・中学生の走巾跳に関する研究(3) : 短距離疾走の反復におけるストライドについて

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Academic year: 2021

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(1)Title. 小・中学生の走巾跳に関する研究(3) : 短距離疾走の反復におけるスト ライドについて. Author(s). 須見, 芳紀; 押切, 由夫. Citation. 北海道学芸大学紀要. 第二部. C, 家庭・体育編, 13(1・2): 21-23. Issue Date. 1962-11. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5834. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . ● ′.北海道学芸大学紀要 (第二部). 第1 3巻 第1号. 昭和3 7年9月. 小 ・ 中 学 生 の 走 中 跳 に 関 す る 研 究′( 3 ) 短距離疾走の反復 におけるス トライ ドについて 須 見 芳 紀 ・ 押 切 由 夫 北海道学芸大学旭川分校体育研究室 Yoshinor i SUM・ and Yoshi o osH・GIRI Stud i he Runn i i eson t t ng-Br oadJump Pr t t ces Demons ac i ra ed by E1ment ary and Jun or Hi gh Schoo IBoysand Gi l r s{ 3 ) on t he St i dei i i t t fSpr i r on o n Repe nt. l.. 序. 小・中学生に適する走中跳の助走 距離は, 既に第 2報によって報告された この助走距離のき め , 方は, 踏切に入る速度と跳躍距離とによった ものである, しか し, 走中跳の競技に老いては踏切線 を超えて跳躍 してはならないとい う規則があるから, 踏切線を超えないために, 個人によって助走 . 距離を正確にきめなければならない. したがって, 陸上競技のあらゆる指導者や研究者は助走路に 目印をつけて, これに足をあわせて助走する練習を必ず取入れている. しか し, 助走に際 してストライ ドが一定でなければ, このように詳細に助走距離をきめること は 不可能であろう. したがって, 走中跳の上達のために, ストライ ドを一定にするための特殊な練習 1955 が必要となる, これに関 して金原 ( ) は, 低障害を一定間隔で超える練習や, 一定間隔に右か れた低障害に足をあわせて疾走するというクロムウェル等の意見を紹介 している, この他 助走の , ス トライ ドを一定にする練習方法と して, 3 歩の助走から次第に増加 しながら練習する方法 (デ・ ) ァ・セ ミ ヨ ーノ フ,1959 ) , 助 走 の リ ズ ム を 一 定 に して 疾 走 す る 方 法 (G, V. コ ロ ー ブコ フ 1957 , 短 距 離疾 走 で ス トライ ドが 一 定 す る よ う に, 特 に 努 力 して 練 習 す る 方 法(デ ・ ァ ・ セ ミ ョ ーノ フ1959 ). 等が考えられている, しか し, 助走の反復 によって, 或は短距離疾走の反復によって, どの程度ス トライ ドが乱れるかについての報告は選手のものさ え, 勿論, 小・中学生のものは見られな い , 30m) を反復 ( 4回) した際, ストライ ドにどれ程の乱れ1 ) 本論文は, 小・中学生が短距離疾走 ( が見られるかを調査 し, 検討 したものである. 報告にあたって, 種々有益な助言を与えられた本校体育教官, 並 びに被験者の動員に際 して積極 的な御協力を頂 いた大有小学校, 北門中学校の各教官に対 して厚く御礼を申上げる, 11.. 方. 法. 3 日から同年10月 28 日 ま で の 間 の 6 日間 実験月日: 昭和36 年9月 1. 実験場:北海道学芸大学旭川分校運動場 ) 被験者:大有小学校, 北門中学校児童生徒, 本学旭川分校男子陸上競技部員2 抽出方法及び人員: 第2報と同様. 準備運動:計画通り実施した 1 ) ストライ ドの乱れとは例えば出発線から第5歩目が4回の反復によって生ずる距離的差である . 2 ) この部員のうちには走中跳又は三段跳の選手は1名も含まれていない.. - 21 一.

(3) . 3 ) 小中学生の走中跳に関する研究 (. , - ・. 疾走距離と反復回数: 決勝線は出発線 から30m のところに為いた, 疾走の所要時間は2箇のス トッ プウォッチによって計時された. 4 回の疾走を反復 した, ) 休息時間: 各疾走間の休 息時間は約13分から50 分の間であった3 . . づつ よ ら一歩 出発線か って ルメ 5 0 ジャーに 測定方法: m スチー , 足跡の足先から足先まで測 , 定 した.. J ・学生はスタンディン グスター ト, 中学 生と本学旭川分校 陸上競技部員は, スターテ 出発方法:ノ. ィ ン グ ブ ロ ッ ク を 使 用 し, ク ラ ウ チ ン グ ス タ ー トで 出 発 した,. 1 1, 結果並びに考察 1 1. 出発線から決勝線ま でのス トライ ドの乱れ 小・中学生に30 m 疾走が4回与えられ, 学年及び性別のストライ ドの乱れが第1図及び第2 図 に示された. 第1 図によって, 出発線附近の ス トライ ドの乱れは, 各学年男女共, 比較的大きいこ とが知 られる. そ して, この乱れは出発線 を離れるにつれて次第に小さくなる傾向を示 している. これは, 小・中学生に限られたことではなく, 彼等に比 べ 4り て遥 かに疾走速度の大きい本学旭川分校陸上競技部員にも ‘m △ 明 瞭 に 見 られ る.. . 出 発 して か ら ス トライ ,ドの 乱 れ の 大 き い 数 歩 間 の 後 に は. 男 30. トー 。,. o. 』 ・. . . ▲\ /▲-▲ ▲ 5. ′0. ′5. 20. 20. れ れ. ′0. 5 ′0 出# 練 胴. 20歩. ′づ 決勝 煮. 0 1 1 1疾走の20歩までのストライ ドの乱れ 第1図 3. ′0歩 . 0 0 1 1 1疾走の決勝線側1 第2図 3 歩のストライ ドの乱れ. 比較的に乱れの小さい区間がある. 決勝線附近の ストライドの 乱れを示した第2図によって, 男子の小・中学生も本学旭川分校陸上 競技部員も決勝線の 2歩叉は3歩前から, 再びス トライ ドの乱れが大きくなる ことが知 られる. し か し女子の小・中学生にはこの傾向が見 られない, 叉, 男子のこの 乱れは,低学年である小学1・3 年よりも, 高学年に著 しく, 本学旭川分校陸上競技部員も小学1・3年よりも大きい. 3 ) 低学年は比較的長い, 高学年は比較的短い 休息時間であった.. - 22 一.

(4) . 須・見 芳・ 紀 ・ 押切 由夫 出発線から決勝線までのストライ ドの乱れを総括 して考察すれば, 男子のそれはU字形であり, 女子のそれはL字形であると云えよう. 2 . 出発線からある地点における足跡の乱れ 走中跳の競技においては, 跳躍の際に正確に足が踏切線とあわなければならない, 踏切線に足が あうためには, 毎回の助走でストライ ドの長さが常に「定であることが最ものぞま しい. しか し或 程度ス トライ ドに乱れがあっても, 結局, 踏切線に足があえばよい. 例えば, 助走の前半で前の回 より も 比 較 的 大 き な ス トライ ドで 走 っ た と して も, 後 半 で 前 の 回 よ.り も 小 さ な ス トラ イ ドで 疾 走 す. れば, 結局, 前の回の踏切点と あまり離れないところから跳躍することが出来る, 第3図は, 各学年男女の出発線から第. ; き 蔓: :. 男. 5 歩, 10 歩, 15 歩, 2 0歩の各地点の足. . 跡が, 4回の短距離疾走の反復によって どの程度乱れるかを示 したものである.. /. これによって, 出発線からの歩数が増せ ば足跡の乱れも大きくなるこ と が わ か る. 出発線から数えて足跡の数が増せば 当然, 距離も長く なるから, 出発線から 遠い地点の足跡の乱れは, 近いものより′ も乱れの距離が大きくなる↓ したがって. ▲ 多:/▲/. 走中跳助走においても, 踏切線に近い所 か ら こ れ に 足 を あ わ せ る こ と よ り も, 遠. いところから助走 してあわせる方が, よ り 困 難 で あ る こ と が この こと か ら も 察 せ. 0歩の足跡の乱れ 第3図 出発線から5 ,10,15,2. ら れ る. IV. 一. 般. 考. 察. 本実験によって, 小・中学生のストライ ドの乱れは出発線附近に著 しいことが知られた, 踏切線 で跳躍するということを除いて考えれば, 走中膨もの助走においても同様な傾向が見られると推察さ れ る. ・ ・ ,. .. ・. 出発線からより遠く離れた地点の足跡は, 近 いものより・ も乱れの距離が大きいから, 走中跳を行 なう際にも, 助走距離が長くなれば, 踏切線に足をあわせることも次第に困難になるであろう, V.. 論. 結. 小・中学生に30m 疾走が4回与えられ, ス トライ ドの乱れに関 して次のような結果が得られた. 1) 各学年男女共, 出発線附近のス トライ ドの乱れが比較的大であった. 2) 決勝線附近のそれは男子高学年に著 しい. 3) 出発線から離れるにつれて, 足跡の乱れの 距離が大きくなる , 引 用. 文 献. 1 ) デ ・7 ・セ ミ ヨー ノ フ 編 : 大島・南訳;1 957, 陸上競技教本. 2 ノ G, V, コ ロ ー ブコ フ : 大鳥訳,1 95 7, 若い人々のための陸上競技.. 955, 走中跳と練習法の分析, 陸上競技マガジン, 3 ノ 金原勇 : 1 4 ) エ ム ・ ァ ・ チ ェ レフ コ フ 編 : 岡本訳,1 96 0 , 小・中学生の陸上競技,. - 25 -.

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